JP4079137B2 - ネットワーク管理プログラム,デバイスおよびネットワーク管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークに接続された状態で使用されるデバイスにインストールされるネットワーク管理プログラムに関する。
ネットワークデバイス(以降、単に「デバイス」という)を、ネットワークに接続して使用するためには、各種パラメータを設定する必要があるが、このようなパラメータのうち、一部のパラメータについては、ユーザが直接入力する操作を行わなくても、所定の通信手順に従って自動的に設定することができる。具体的にいうと、ネットワークにおけるデバイスの識別情報(例えば、IPアドレス)については、ネットワーク上に設置されたサーバ(例えば、DHCPサーバ;Dynamic Host Configuration Protocol )からの配布を受けてデバイス自身の識別情報として設定することができる。
とはいえ、ネットワーク経由で利用可能な機能それぞれを利用するために必要な複数のパラメータ(以降、「利用パラメータ」という)全てを自動的に設定するようなDHCPサーバの運用はあまり実施されていないため、自動的に設定できないパラメータについては、結局、ユーザの手入力により設定しているのが現状である。
また、近年では、ネットワークに接続されているデバイスから、新たにネットワークに接続したデバイスにおける利用パラメータを遠隔操作により設定する(いわゆるリモートセットアップ)などといった処理を実現可能なネットワーク管理プログラムが普及しており、これにより、多種多様な操作を行うことのできる操作部を有していないプリンタなどのデバイスに対しても、利用パラメータの設定を容易ならしめることができる。
ただ、このようなネットワーク管理プログラムを用いたとしても、ユーザが入力すべきパラメータであることを認識したうえで入力操作を行わなければならないため、パラメータの設定に関する充分な知識を有しないユーザにとって、利用パラメータの設定が容易に行えるとはいえない。
そこで、このような利用パラメータの入力をより容易ならしめるために、例えば、ネットワーク上を流通する通信データを取得し、この通信データからデバイスに対して設定すべきパラメータ(ネットワークアドレス)を特定(解析)して、そのパラメータを候補として報知(表示)する(さらには、このパラメータを設定する)、といった技術などが提案されている(特許文献1参照)。このような技術であれば、設定すべきパラメータの候補が報知されるため、ユーザは、この報知内容に基づいてパラメータを入力する操作を行うことにより、適切にパラメータの入力操作および設定を行うことができる。
特開2000−194513号公報
しかし、特許文献1においては、ネットワーク上を流通する通信データから、この通信データの送信元または送信先に関する情報(ネットワークアドレス)を特定し、この情報を報知することは開示されているが、それ以外のパラメータを特定することは記載および示唆されていない。
近年では、ネットワーク経由で様々な機能を利用できるようになっており、これら機能それぞれを利用するために必要なパラメータについても、容易に入力操作および設定を行えるようにすることが望ましい。
本発明は、この課題を解決するためになされたものであり、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータについて、この利用パラメータを設定する操作を容易ならしめるための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載のネットワーク管理プログラムは、ネットワーク経由で利用可能な機能を第1モードで利用するための第1の利用パラメータ及び第2モードで利用するための第2の利用パラメータのうちいずれかの利用パラメータを、少なくとも一部の利用パラメータが設定されていない設定対象デバイスに送信可能な管理装置を制御するコンピュータが読み取り可能なネットワーク管理プログラムである。
具体的には前記コンピュータに、前記第1,第2の利用パラメータがそれぞれ設定された特定の設定済デバイスから該設定済デバイスにおいて設定されている前記第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを取得するパラメータ取得手順と、該パラメータ取得手順にて取得された第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されており、前記利用パラメータを設定すべき設定対象デバイスに対して設定すべき第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータの候補として報知する候補報知手順と、前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの入力,および,該利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせるための入力指示手順と、該入力指示手順にて設定指示がなされた際に、該設定指示に先立って入力された利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信する設定指令手順と、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するためのモードとして、前記設定対象デバイス側において設定されているモードを特定可能なモードパラメータを、該設定対象デバイスから取得するモードパラメータ取得手順と、該モードパラメータ取得手順により取得されたモードパラメータが、第1モード又は第2モードの何れであるかを特定するモード特定手順と、該モード特定手順により特定されたモードが第1モードであることを条件として、前記設定指令手順により送信される利用パラメータを第1の利用パラメータとする一方、前記モード特定手順により特定されたモードが第2モードであることを条件として、前記設定指令手順により送信される利用パラメータを第2の利用パラメータとする利用パラメータ特定手順と、を実現させるためのものである。
このようなネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイスは、候補報知手順にて候補となる利用パラメータを報知することができるが、ここで報知する利用パラメータは、パラメータ取得手順にて設定済デバイスから取得したものであって、この設定済デバイスに対して設定されている利用パラメータである。すなわち、このとき報知される利用パラメータは、設定済デバイスに対して実際に設定されているものであり、この利用パラメータを設定対象デバイスに対して設定することによって、このネットワーク管理プログラムによって特定され現実に当該機能を利用するために用いられている利用パラメータを精度良く確実に報知することが可能となる。
また、このとき報知される利用パラメータは、設定済デバイスに対して実際に設定されているものであるため、この利用パラメータを設定対象デバイスに対して設定することによって、これにより利用可能な機能を確実に利用可能とすることができる。
このように、候補報知手順での利用パラメータの報知を行った以降、実際に設定対象デバイスに対して設定を行えるように構成するためには、例えば、請求項2に記載のような構成を考えることができる。
請求項2に記載のネットワーク管理プログラムにおいて、前記入力指示手順は、設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの入力,および,該利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせて、前記設定指令手順は、前記入力指示手順にて設定指示がなされた際に、該設定指示に先立って入力された利用パラメータの設定を前記設定対象デバイスに指令して、前記候補報知手順は、前記入力指示手順にて利用パラメータを入力させる際に、該入力させるべき利用パラメータの候補として、前記パラメータ取得手順にて取得された利用パラメータを報知する。
このように構成すれば、入力指示手順にて入力された利用パラメータの設定を設定対象デバイスに対して指令することができる。そして、入力指示手順にて利用パラメータの入力および設定指示を行う際には、候補報知手順にて候補となる利用パラメータが報知されるため、ユーザは、こうして報知される利用パラメータをそのまま入力して設定指示することもできる。
この構成における入力指示手順は、利用パラメータの入力および設定指示を行う手順であり、その入力方法および設定指示の方法については特に限定されない。入力方法の例として、例えば、デバイス(ネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイス)の表示部に利用パラメータを入力するための入力欄を表示させ、デバイス(同前)の操作部により入力欄に利用パラメータを入力する操作を行わせる、といった構成が考えられ、この場合、請求項に記載のように構成すればよい。
請求項に記載のネットワーク管理プログラムのうち、前記入力指示手順においては、前記利用パラメータを入力するための入力欄の設けられた設定画面を、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスの表示部に表示させ、前記設定指令手順においては、前記入力指示手順にて設定画面が表示された以降、前記入力欄に入力された利用パラメータの前記設定対象デバイスへの設定を指示する操作がユーザにより行われた際に、前記入力欄に入力された前記利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信して、前記候補報知手順においては、前記入力指示手順にて表示部に表示させる設定画面を、前記パラメータ取得手段にて取得された利用パラメータが前記入力欄に入力させるべき利用パラメータの候補である旨を示す表示態様とすることにより報知を行う、ことを特徴とする。
このように構成すれば、ユーザは、入力指示手順にて表示される設定画面に設けられた入力欄に利用パラメータを入力し、設定を指示する操作を操作部で行うことによって、入力欄に入力した利用パラメータの設定を設定対象デバイスに指令することができる。
ところで、ネットワーク接続されたデバイスは、それぞれネットワーク経由で利用可能な機能として、例えば、電子メールの送受信を行う機能(この場合、メールサーバの識別情報(IPアドレス)が利用パラメータ)、通信相手となるデバイスの識別情報をドメイン名から特定する機能(この場合、DNS(Domain Name System)サーバの識別情報が利用パラメータ)、外部のネットワークとの通信を行う機能(この場合、ゲートウェイの識別情報が利用パラメータ)など複数種類の機能を利用可能に構成されていることが一般的である。そして、この構成における設定画面としては、ユーザの選択操作により表示対象が切り替えられる複数の画面からなり、それぞれの画面毎に異なる機能に対応する利用パラメータの設定が可能となっているものが用いられている。
この構成においては、パラメータ取得手順にて複数の利用パラメータを設定済デバイスから取得し、候補報知手順によって、このような設定画面の各画面それぞれを、利用パラメータの候補を報知する表示態様とすればよい。ただ、この場合、設定画面の表示対象となる画面を切り替える毎に利用パラメータの候補が報知される構成になるため、ユーザにとっては、設定済デバイスから取得された利用パラメータ全ての候補が、画面を切り替えなければ確認できないことから使い勝手のよいものとはいえない。
そこで、例えば、前記パラメータ取得手順においては、前記設定済デバイスに対して設定されている複数の利用パラメータそれぞれを取得して、前記入力指定手順においては、前記パラメータ取得手順にて取得された複数の利用パラメータを入力するための入力欄それぞれが設けられた設定画面を表示部に表示させる、ように構成するとよい。
このように構成すれば、入力指定手順にて表示される設定画面は、設定済デバイスから取得された複数の利用パラメータを入力するための入力欄それぞれが設けられた単一のものとなる。そして、候補報知手順においては、この単一の画面について、設定済デバイスから取得された利用パラメータそれぞれが入力欄に入力すべき候補である旨の表示態様とすればよいため、画面の切り替えを伴わずに利用パラメータの候補全てを一覧して確認可能な表示態様とすることができ、これにより、ユーザにとって使い勝手のよいものとすることができる。さらに、この設定画面は、報知された候補それぞれを入力すべき全ての入力欄が設けられたものであるため、各利用パラメータの入力欄それぞれへの入力を容易に行うことができ、より一層使い勝手を向上させることができる。
また、上述した設定対象デバイスについては、設定済デバイスから取得された利用パラメータが設定対象デバイスにおいて既に設定されていることも考えられ、この利用パラメータをそのまま設定対象デバイスに対して設定してしまうと、設定対象デバイス側で利用できていた機能が正常に利用できなくなってしまう虞がある。このようなことを防止するためには、設定対象デバイス側で既に設定されている利用パラメータを特定できるようにし、その虞をユーザに認識させることができるようにすることが望ましい。
このためには、例えば、請求項に記載のように、前記設定対象デバイスに対し、前記利用パラメータが設定されているか否か,および,該設定されているパラメータを問い合わせる設定問合手順が含まれており、前記入力指示手順においては、前記利用パラメータを入力させる際に、該入力すべきパラメータが、前記設定問合手順による問い合わせで設定されている旨の確認された利用パラメータであるか,設定されていない旨の確認された利用パラメータであるかを特定可能な態様によって、利用パラメータの入力および前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせる、ように構成すればよい。
このように構成すれば、入力指示手順での入力および設定指示を、設定問合手順による問い合わせで確認された内容に応じた態様,つまり利用パラメータが設定対象デバイス側で既に設定されているか否かを特定できる態様にて行わせることができる。そのため、ユーザは、この態様の違いにより、その利用パラメータが設定対象デバイス側で設定されているものであるか否かについて認識したうえで、利用パラメータの入力および設定指示を行うことができる。
この構成において、「設定されている旨の確認された利用パラメータであるか,設定されていない旨の確認された利用パラメータであるかを特定可能な態様」とは、例えば、設定されている旨または設定されていない旨を示す情報を、デバイスの表示部に表示させる、といった態様を考えることができる。また、入力指示手順が、利用パラメータを入力するための入力欄が設けられてなる設定画面をデバイスの表示部に表示させるように構成されていれば、設定されている旨の確認された利用パラメータについては、この確認済みの利用パラメータが入力欄に入力された状態の設定画面を表示させる、といった態様が考えられる。
また、上述したように、入力指示手順において、設定されている旨または設定されていない旨の確認された態様で入力および設定指示を行わせる構成では、候補報知手順による候補である旨の報知を、設定されている旨の確認された利用パラメータであるか否かに拘わらず行うように構成すればよいが、設定されていない旨の確認された利用パラメータである場合のみ行うように構成してもよい。
この後者のためには、例えば、請求項に記載のように、前記候補報知手順においては、前記入力指示手順にて前記利用パラメータを入力させる際、前記設定問合手順による問い合わせで設定されていない旨が確認された利用パラメータであって、前記パラメータ取得手順にて取得された利用パラメータを、前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの候補として報知する、ように構成すればよい。
このように構成すれば、候補報知手順による候補である旨の報知が、設定されていない旨の確認された利用パラメータである場合のみ行われるようにすることができる。
なお、この構成において、候補報知手順にて報知される利用パラメータは、設定されていない旨が確認された利用パラメータであるが、これは、パラメータ取得手順にて設定されていない旨が確認された利用パラメータのみを取得する構成であれば、こうして取得されたものであり、また、設定されているか否かに拘わらずパラメータ取得手順にて利用パラメータを取得する構成であれば、こうして取得した利用パラメータの中から設定されていない旨が確認された利用パラメータを抽出したものである。
また、上述した候補報知手順にて報知する際の報知方法は、利用パラメータの候補である旨を報知することができれば、その具体的な態様について特に限定されないが、例えば、表示部(具体的には、入力欄への入力を伴う構成であれば、この入力欄付近の表示領域など)に候補となる利用パラメータを表示させる、といったことが考えられる。
この構成であれば、ユーザは、表示部に表示された候補となる利用パラメータを確認しながら、間違いなく利用パラメータを入力する操作(例えば、パラメータの手入力、表示された利用パラメータのコピー・ペーストなど)を行うことができる。
また、請求項に記載されたように、前記入力指示手順にて前記利用パラメータを入力させる際、前記パラメータ取得手順にて取得された利用パラメータそれぞれを、ユーザの操作を受けて選択的に入力された状態とすることができるようにすることで報知を行う、といったことを考えることもできる。
この構成であれば、ユーザは、利用パラメータを直接入力する操作を行わなくても、候補となる利用パラメータを選択的に入力された状態(または、入力されていない状態)とすることができる。そのため、設定済デバイスから取得した利用パラメータを間違いなく、かつ、容易に入力することができる。
この構成において「選択的に入力された状態とすることができる」とは、例えば、入力欄への入力を伴う構成であれば、この入力欄付近にボタンを表示させ、このボタンを選択する操作が行われた際に、利用パラメータが入力された状態とする構成や、入力欄を利用パラメータの入力された状態,および,入力されていない状態のうちいずれかにプルダウンメニュー形式で択一的に選択可能とした構成などのことである。
また、上述した候補報知手順にて報知する際の報知方法としては、請求項に記載されたように、前記入力指示手順にて前記利用パラメータを入力させる際、前記パラメータ取得手順にて取得された1以上の利用パラメータを、一括して入力する操作を行うことのできる状態とすることで報知を行う、といったことを考えることもできる。
この構成であれば、ユーザは、利用パラメータそれぞれを個別に入力する操作を行わなくても、候補となる利用パラメータ全てが入力された状態(または、入力されていない状態)とすることができる。そのため、設定済デバイスから取得した利用パラメータを間違いなく、かつ、容易に入力することができる。
この構成において「一括して入力する操作を行うことができる」とは、例えば、入力欄への入力を伴う構成であれば、特定の操作(例えば、表示部に表示されたボタンを選択する操作など)が行われた際に、設定済デバイスから取得された利用パラメータそれぞれを該当する入力欄に入力された状態となるように構成した場合における「所定の操作」が定められた状態などのことである。
以上説明したネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイスとしては、設定済デバイスを含む1以上のデバイスのうちのいずれかのデバイスであれば、設定済デバイスであってもよく、この場合、パラメータ取得手順においては、自身に対して設定(所定の記憶領域に記憶)されている利用パラメータを取得するように構成すればよい。
このためには、例えば、請求項に記載のように、前記パラメータ取得手順においては、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスに対して設定されている前記利用パラメータを、該利用パラメータが記憶されている記憶部から読み出すことにより前記利用パラメータを取得する、といった構成が考えられる。
このように構成すれば、ネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイス自身に対して設定されている利用パラメータを、設定対象デバイスに対して設定すべき候補となる利用パラメータとして精度よく確実に報知することができる。
また、ネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイスを、設定済デバイス以外のデバイスとした場合、パラメータ取得手順においては、設定済デバイスに対して利用パラメータを問い合わせ、この問い合わせに応じて通知された利用パラメータを取得するように構成すればよい。
このためには、例えば、請求項に記載のように、前記パラメータ取得手順においては、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイス以外のデバイスに対し、該デバイスに対して設定されている前記利用パラメータを要求して、該要求に応じて送信されてきた前記利用パラメータ(または、利用パラメータを示す情報)を取得(または、取得して利用パラメータを特定)する、といった構成が考えられる。
このように構成すれば、ネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイス以外のデバイスに対して設定されている利用パラメータを、設定対象デバイスに対して設定すべき候補となる利用パラメータとして精度よく確実に報知することができる。
なお、請求項,請求項では、本ネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイスが設定済デバイスであるか否かによって、パラメータ取得手順の構成が異なっているため、共に利用パラメータを報知する目的のネットワーク管理プログラムであるにも拘わらず、利用パラメータの取得元が異なるだけで、別のネットワーク管理プログラムとなっている。ただ、現実的には、利用パラメータの取得元となる設定済デバイスをユーザが任意に選択できるように構成することが、デバイスの種類によって別のネットワーク管理プログラムを用意しなくてもよくするためには望ましい。
このためには、例えば、請求項10に記載のように、前記パラメータ取得手順にて前記利用パラメータを取得する際の取得元を、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスとするか、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイス以外のデバイスとするかについて、ユーザに指定させる第1取得元指定手順が含まれており、前記パラメータ取得手順においては、前記第1取得元指定手順にて指定されたデバイスが当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスであれば、該デバイスの記憶部から読み出すことにより前記利用パラメータを取得し、また、前記第1取得元指定手順にて指定されたデバイスが当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイス以外のデバイスであれば、該デバイスに対して前記利用パラメータを要求した後で該要求に応じて送信されてきた前記利用パラメータを取得する、ように構成すればよい。
このように構成すれば、ユーザが任意に利用パラメータの取得元となるデバイスを、ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスとするか否かを選択でき、こうして選択されたデバイスに応じた処理により利用パラメータを取得できるため、デバイスの種類によって別のネットワーク管理プログラムを用意しなくてもよい。
また、上述したように、ネットワーク管理プログラムを実行するデバイス以外のデバイスから利用パラメータを取得する場合においては、この取得元となるデバイスについてもユーザが任意に指定できるように構成することが望ましい。
このためには、例えば、請求項1に記載のように、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスのうち、前記パラメータ取得手順にて前記利用パラメータを取得する際の取得元となるデバイスをユーザに指定させる第2取得元指定手順が含まれている、とよい。
このように構成すれば、ユーザが任意に指定したデバイスを設定済デバイスとして、この設定済デバイスから利用パラメータを取得することができる。
また、この構成においては、請求項1に記載のように、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスを検索するデバイス検索手順が含まれており、前記第2取得元指定手順においては、前記デバイス検索手順にて検出されたデバイスの中から、前記利用パラメータを取得する際の取得元となるデバイスをユーザに指定させる、ように構成するとよい。
このように構成すれば、ユーザが設定済デバイスとして指定可能なデバイスは、ネットワーク経由でデータ通信可能なデバイスであるため、間違ってデータ通信不能なデバイスを指定してしまうことを防止することができる。
なお、この構成においてデバイス検索手順がデバイスを検索する際には、データ通信可能なデバイス全てを検索するように構成しておけばよいが、これらデバイスそれぞれが、例えば、ワークグループ,デバイス名,ブロードキャストドメインなどといった基準でグループ分けされている場合には、特定のグループに属するデバイスのみを検索するように構成してもよい。
この後者のためには、例えば、請求項1に記載のように、前記デバイス検索手順においては、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスのうち、特定のグループに属するデバイスのみを検索する、ように構成するとよい。
このように構成すれば、デバイス検索手順では、特定のグループに属するもののみが検索されるため、検索対象を絞り込むことができ、不必要に多くのデバイスを検出してしまうといったことを防止できる。
ところで、上述した設定対象デバイスとしては、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されたデバイスであれば、いずれのデバイスであってもよい。そのため、例えば、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスのうち、設定対象デバイスとすべきデバイスをユーザに指定させる手順(対象指定手順)を含めるとよい。この場合、ユーザが任意に指定したデバイスを設定対象デバイスすることができる。
また、この構成においては、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスを検索する手順(デバイス検索手順)を含めておき、対象指定手順において、デバイス検索手順にて検出されたデバイスの中から設定対象デバイスとすべきデバイスをユーザに指定させるようにするとよい。この場合、ユーザが設定対象デバイスとして指定可能なデバイスは、ネットワーク経由でデータ通信可能なデバイスであるため、間違ってデータ通信不能なデバイスを指定してしまうことを防止することができる。
なお、上述した各ネットワーク管理プログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、例えば、FD,CD−ROM,メモリーカードなどの記録媒体やインターネットなどの通信回線網を介して、デバイス,または,デバイスを利用するユーザに提供されるものである。また、これらプログラムをユーザに提供する形態としては、デバイスのハードディスクやメモリにプレインストールされた状態で提供する形態であってもよい。
また、請求項1に記載の管理デバイスは、請求項1から1のいずれかに記載のネットワーク管理プログラムを動作可能な状態で記憶したことを特徴とする。このように構成された管理デバイスによれば、請求項1〜1のいずれかに記載のネットワーク管理プログラムにより制御されるデバイスの一部を構成することができる。
なお、この構成においては、請求項1から1のいずれかに記載のネットワーク管理プログラムを動作可能な状態で記憶している構成だけでなく、例えば、請求項1から1のいずれかに記載のネットワーク管理プログラムに含まれる全ての手順と同様に機能する手段を備えてなるデバイスとして構成することもできる。
また、請求項1に記載の設定管理システムは、請求項1に記載のデバイスと、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータが前記デバイスにより設定される設定対象デバイスと、が含まれていることを特徴とする。このように構成された設定管理システムによれば、請求項1に記載のデバイスにより、設定対象デバイスの利用パラメータを管理することができる。
また、請求項16に記載の設定管理システムは、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータとして、その機能を第1モードで利用するための第1の利用パラメータ,および,第2モードで利用するための第2の利用パラメータがそれぞれ設定された設定済みデバイスを含む複数のデバイスからなる設定管理システムである。
そして、前記複数のデバイスのうち、少なくとも1のデバイスは、特定の前記設定済デバイスから該設定済デバイスにおいて設定されている前記第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータをそれぞれ取得するパラメータ取得手段と、該パラメータ取得手段により取得された第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されており、前記利用パラメータを設定すべき設定対象デバイスに対して設定すべき第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータの候補として報知する候補報知手段と、前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせるための入力指示手段と、該入力指示手段により設定指示がなされた際に、該設定指示に係る利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信する設定指令手段と、を備えている。
また、前記複数のデバイスのうち、前記設定対象デバイスは、他のデバイスから前記利用パラメータが送信されてきた際に、当該デバイス自身において、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するためのモードとして設定されているモードが、第1モード又は第2モードの何れであるかを特定するモード特定手段と、該モード特定手段により特定されたモードが第1モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記利用パラメータが第1の利用パラメータであることを条件として、該利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行う一方、前記特定されたモードが第2モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記利用パラメータが第2の利用パラメータであることを条件として、該利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行うパラメータ設定手段と、を備えている。
また、請求項17に記載のデバイスは、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータとして、その機能を第1モードで利用するための第1の利用パラメータ,および,第2モードで利用するための第2の利用パラメータがそれぞれ設定された設定済みデバイスを含む複数のデバイスからなり、前記複数のデバイスのうち、少なくとも1のデバイスが、特定の前記設定済デバイスから該設定済デバイスにおいて設定されている前記第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータをそれぞれ取得するパラメータ取得手段と、該パラメータ取得手段により取得された第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されており、前記利用パラメータを設定すべき設定対象デバイスに対して設定すべき第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータの候補として報知する候補報知手段と、前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせるための入力指示手段と、該入力指示手段により設定指示がなされた際に、該設定指示に係る利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信する設定指令手段と、を備えてなる設定管理システムにおける前記設定対象デバイスとして機能するデバイスである。
そして、このデバイスは、他のデバイスから前記利用パラメータが送信されてきた際に、当該デバイス自身において、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するためのモードとして設定されているモードが、第1モード又は第2モードの何れであるかを特定するモード特定手段と、該モード特定手段により特定されたモードが第1モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記第1の利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行う一方、前記特定されたモードが第2モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記第2の利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行うパラメータ設定手段と、を備えている。
以下に、複数のパーソナルコンピュータ(以降、「PC」という)10(10_1〜10_n),複数のプリンタ20(20_1〜20_m),ゲートウェイ30,メールサーバ40,プライマリDNS(Domain Name System)サーバ50_1,セカンダリDNSサーバ50_2などが、図1に示すように、それぞれネットワーク経由でデータ通信可能に接続された実施形態について説明する。
PC10は、それぞれCPU11,ROM12,RAM13,ハードディスク14,プロトコルスタック15,ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)16,表示部17,入力部18などがバス19を介して接続され、ネットワークI/F16によりネットワークと接続された状態でネットワークデバイスとして機能する周知のコンピュータシステムである。
これらのうち、プロトコルスタック15は、図1において、ネットワークI/F16をバス19に接続する構成要素として示しているが、これは、ネットワークI/F16によるデータ通信がプロトコルスタック15に従った処理を経て行われる状態を概念的に示したものであり、実際は、IPv4(Internet Protocol version 4 )およびIPv6(Internet Protocol version 6 )両方に従ったデータ通信を実現するために実装(ハードディスク14に記憶)されたプログラムモジュールである。
これらPC10それぞれには、ネットワーク上においてPC10を識別するために割り当てられたIPアドレス、メールサーバ40のIPアドレス(SMTPおよびPOPサーバのアドレス;Simple Mail Transfer Protocol ,Post Office Protocol)、DNSサーバ50のIPアドレス、ゲートウェイのアドレス(いわゆるデフォルトゲートウェイ)、PC10(のOS;Operating System)において用いられる言語、PC10が用いられる地域(タイムゾーンの基準となる地域)、ユーザ名、PC10において対応可能な通信規格(プロトコル)などといった各種パラメータが設定されている。これらは、ネットワーク経由で利用可能となる機能(通信,メールの送受信,名前解決,言語の表示,タイムゾーンの決定,PC10のユーザを特定,対応する通信規格の決定)を利用するために必要なパラメータ(以降、「利用パラメータ」という)である。
また、このPC10のうち、PC10_1には、後述する各種処理を実行するためのネットワーク管理プログラムがインストールされている。
プリンタ20は、それぞれCPU21,ROM22,RAM23,NVRAM(Non Volatile RAM)24,プロトコルスタック25,ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)26,ユーザインタフェース(ユーザI/F)27,印刷部28などがバス29を介して接続され、ネットワークI/F26によりネットワークと接続された状態でネットワークデバイスとして機能する周知のネットワークプリンタである。
これらのうち、プロトコルスタック25については、PC10のプロトコルスタック15と同様、NVRAM24に記憶されたプログラムモジュールである。
これらプリンタ20それぞれには、少なくともプリンタ20を識別するために割り当てられたIPアドレスが設定されている。
メールサーバ40は、SMTPサーバおよびPOPサーバそれぞれとしての機能を有している。
○PC10_1による設定画面表示処理
以下に、PC10_1(のCPU)により実行される設定画面表示処理の処理手順を、図2に基づいて説明する。この設定画面表示処理は、上述したネットワーク管理プログラムに従って実行される処理である。
まず、ネットワーク上のプリンタ20を検索し、その結果を表示部に一覧表示する(s102)。ここでは、まず、ネットワーク上のプリンタ20に対して一般情報を要求するための要求データを、IPv4およびIPv6それぞれにより送信(ブロードキャストおよびマルチキャスト)する(図3における矢印A参照)。ここでいう「一般情報」とは、各プリンタ20に対して設定された情報であり、例えば、プリンタ20のデバイス名(Node Name ),プリンタ20に割り当てられたIPアドレス(Node Address),プリンタ20の動作状態(Printer Status)などの情報である。そして、この要求データを受信したプリンタ20それぞれから送信された情報を一定時間収集した後(図3における矢印B参照)、図4に示すように、これらの情報をプリンタ20(デバイス名;Node Name)毎に
配列した表形式の一覧表示画面を表示部に表示する。なお、この一覧表示画面には、その下側領域に、後述する処理でパラメータを取得する取得元とすべきPC10をIPアドレスで直接指定するための入力欄102,この入力欄102への入力内容を決定するための決定ボタン104,取得元とすべきPC10を検索するための検索ボタン106が設けられている。このように一覧表示画面が表示された後、ユーザは、入力部18により、一覧表示されたうちのいずれかのプリンタ20を指定する操作、上述した入力欄102にIPアドレスを入力して決定する操作(決定ボタン104を選択する操作)、または、PC10を検索するための操作(検索ボタン106を選択する操作)などを行うことができる。
こうして、一覧表示画面が表示されたら、ユーザによる操作が行われるまで待機する(s104:NO)。
その後、ユーザによる操作が行われた際(s104:YES)、その操作が一覧表示画面に設けられた決定ボタン104を選択する操作であれば(s106:YES)、この時点で入力欄102に入力されているIPアドレスを登録した後(s108)、s104の処理へ戻る。このs108の処理では、ハードディスクに記憶された取得元変数に、入力欄102に入力されていたIPアドレスをセットすることで登録を行う。なお、この取得元変数は、本ネットワーク管理プログラムがインストールされた際に初期化(「0」がセット)される変数である。
また、一覧表示画面が表示された後にユーザにより行われた操作が一覧表示画面に設けられた検索ボタン106を選択する操作であれば(s106:NO,s110:YES)、後述する「PC検索処理」を行った後(s112)、s104の処理へ戻る。このs112の処理は、PC10_1が自身とデータ通信可能な他のPC10を検索し、こうして検出したPC10のうち、いずれかのPC10をユーザに指定させ、この指定されたPC10のIPアドレスを登録(取得元変数にセット)する、といった処理であり詳細は後述する。
また、一覧表示画面が表示された以降、ユーザにより行われた操作がいずれかのプリンタ20を指定する操作であれば(s110:NO,s114:YES)、こうして指定されたプリンタ(以降、「設定対象プリンタ」という)20に対して設定情報を問い合わせる(s116)。ここでは、設定対象プリンタ20の設定情報として、以降の処理で表示される設定画面のうちの表示対象となる画面に対応する情報を問い合わせるために、この設定対象プリンタ20に問合データを送信する(図3における矢印C参照)。この問合データを受信した設定対象プリンタ20からは、デバイス名からなる設定情報を示す設定データが返信されてくる(図3における矢印D参照)。このとき、設定対象プリンタ20は、問い合わせを受けた情報がプリンタ20自身において設定されていない場合、設定されていない旨を特定可能な状態(例えば、空のパラメータなど)で設定データを返信してくるように構成されている。なお、一覧表示画面が表示された以降、ユーザにより行われた操作が上述したいずれの操作でもない場合(s114:NO)、この操作に対応する処理(その他の処理)を行った後(s117)、s104の処理へ戻る。
次に、s116の処理による問い合わせに対して返信されてきた設定データに基づいて、この設定対象プリンタ20に対して利用パラメータを設定(リモートセットアップ)するための設定画面を表示部に表示する(s118)。ここでは、図5〜図7に示すように、複数の画面それぞれに対応するタブを選択する操作を行うことで表示対象となる画面が切り替えられ(図5〜図7の各画面は、それぞれ別のタブを選択したときに表示される画面を示す)、それぞれの画面毎に異なる機能に対応する利用パラメータを入力するための入力欄の設けられてなる設定画面が表示される。
ここで、各画面について説明すると、まず、設定画面における画面としては、図5(a)に示すように、本設定画面表示処理が開始された以降、s116の処理が最初に実行される場合に表示され、他の画面からは「General」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、設定対象プリンタ20固有の情報を表示させるための第1の画面がある。ここでいう「固有の情報」とは、上述したs102の処理で収集したデバイス名(Node Name ),設定対象プリンタ20のインタフェース部に割り当てられたMACアドレス(MAC Address )などのことである。また、この第1の画面には、この設定対象プリンタ20のユーザ名等を入力するための入力欄202が設けられており、ここにユーザ名を入力し、いずれかの画面に設けられた「OK」ボタンを選択する操作を行うことにより、後述のように、この入力されたユーザ名が設定対象プリンタ20に対して設定されることとなる。さらに、この第1の画面には、入力欄202に入力すべき候補となるパラメータを、この入力欄202に自動的に入力するための候補ボタン402が設けられている。なお、この第1の画面に対応する情報は、設定対象プリンタ20のデバイス名(Node Name )などであり、上述したs116の処理で送信する問合データにおいては、このデバイス名などのパラメータを問い合わせることとなる。
また、設定画面における画面としては、図5(b)に示すように、「POP/SMTP」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、電子メールの送受信に関する利用パラメータを設定するための第2の画面がある。近年のプリンタの中には、エラーなどを電子メールによりあらかじめ定められた宛先に通知する機能や、印刷データが添付された電子メールをネットワーク経由で受信し、この電子メールに添付された印刷データを印刷する機能(ネットワーク印刷機能)を有するものがあり、これら機能を利用するために電子メールの送受信に関するパラメータを利用パラメータとして設定できるように構成されたものがある。この第2の画面には、これら機能を実現するためにネットワーク上に設置されたメールサーバ40のIPアドレスを入力するための入力欄204,206などが設けられており、ここにIPアドレスを入力し、いずれかの画面に設けられた「OK」ボタンを選択する操作を行うことにより、後述のように、この入力されたIPアドレスが設定対象プリンタ20に対して設定されることとなる。さらに、この第2の画面には、入力欄204,206に入力すべき候補となるパラメータを、この入力欄204,206それぞれに自動的に入力するための候補ボタン404,406と、この入力欄204,206全てに自動的に入力する候補一括表示ボタン504と、が設けられている。なお、この第2の画面に対応する情報は、メールサーバ40のIPアドレスなどであり、上述したs116の処理で送信する問合データにおいては、このIPアドレスなどのパラメータを問い合わせることになる。
また、設定画面における画面としては、図5(c)に示すように、「Control」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、この設定対象プリンタ20で対応可能とする通信規格などを設定するための第3の画面がある。この第3の画面には、設定対象プリンタ20で対応可能とする通信規格をチェックボックスへの入力(チェック)により指定する入力欄208などが設けられており、この入力欄208のチェックボックスへの入力を行い、いずれかの画面に設けられた「OK」ボタンを選択する操作を行うことにより、後述のように、この入力された通信規格が設定対象プリンタ20に対して設定されることとなる。さらに、この第3の画面には、入力欄208に入力すべき候補となる利用パラメータを、この入力欄208に自動的に入力するための候補ボタン408が設けられている。なお、この第3の画面に対応する情報は、設定対象プリンタ20で対応可能とされた通信規格などであり、上述したs116の処理で送信する問合データにおいては、この通信規格などのパラメータを問い合わせることになる。
また、設定画面における画面としては、図6(a)に示すように、「TCP/IP」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、プリンタ20に割り当てられたIPアドレス、ゲートウェイのIPアドレス、DNSサーバ(プライマリおよびセカンダリDNSサーバ;Primary DNS Server , Secondary DNS Server )のIPアドレスなど、ネットワークを介してのデータ通信を実現するために必要な利用パラメータを設定するための第4の画面がある。この第4の画面には、上述した各IPアドレスを入力するための入力欄210〜216などが設けられており、これらのIPアドレスを入力し、いずれかの画面に設けられた「OK」ボタンを選択する操作を行うことにより、後述のように、この入力されたIPアドレスが設定対象プリンタ20に対して設定されることとなる。さらに、この第4の画面には、各入力欄210〜216のうち、DNSサーバのIPアドレスを入力するための入力欄214,216に入力すべき候補となる利用パラメータを、これら入力欄214,216それぞれに自動的に入力するための候補ボタン414,416と、この入力欄214,216全てに自動的に入力する候補一括表示ボタン514と、が設けられている。なお、この第4の画面に対応する情報は、上述した各IPアドレスなどであり、上述したs116の処理で送信する問合データにおいては、これらIPアドレスなどのパラメータを問い合わせることになる。
また、設定画面における画面としては、図6(b)に示すように、「Notification」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、第2の画面の説明において述べた「エラーなどを電子メールによりあらかじめ定められた宛先に通知する機能」に関する利用パラメータを設定するための第5の画面がある。この第5の画面には、通知を行う際の宛先となるメールアドレスを入力するための入力欄218などが設けられており、このメールアドレスを入力し、いずれかの画面に設けられた「OK」ボタンを選択する操作を行うことにより、後述のように、この入力されたメールアドレスが設定対象プリンタ20に対して設定されることとなる。さらに、この第5の画面には、入力欄218に入力すべき候補となる利用パラメータを、この入力欄218に自動的に入力するための候補ボタン418が設けられている。なお、この第5の画面に対応する情報は、上述したメールアドレスなどであり、上述したs116の処理で送信する問合データにおいては、このメールアドレスなどのパラメータを問い合わせることになる。
また、設定画面における画面としては、図7(a)に示すように、「Local setting」タブを選択することにより切り替えられた画面であって、設定対象プリンタ20において用いられる言語(language),および,設定対象プリンタ20が用いられる地域(Time zone )を設定するための第6の画面がある。この第6の画面には、言語および地域を選択的に入力する(プルダウンメニュー形式で1つを選択する)ための入力欄220,222などが設けられており、これら言語および地域を選択的に入力し、いずれかの画面に設けられた「OK」ボタンを選択する操作を行うことにより、後述のように、この入力された言語および地域が設定対象プリンタ20に対して設定されることになる。さらに、この第6の画面には、入力欄220,222に入力すべき候補となる利用パラメータを、この入力欄220,222に自動的に入力する(いずれかが自動的に選択された状態とする)ための候補ボタン420,422と、この入力欄420,422全てに自動的に入力する候補一括表示ボタン520と、が設けられている。なお、この第6の画面に対応する情報は、上述した言語および地域などであり、上述したs116の処理で送信する問合データにおいては、この言語および地域などのパラメータを問い合わせることになる。
また、設定画面における画面としては、図7(b)に示すように、「設定候補」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、他の画面に設けられた候補ボタンに対応する入力欄を候補ボタンと共に集約させてなる第7の画面がある。この第7の画面には、他の画面において候補ボタンと共に設けられている入力欄232〜244,これら入力欄それぞれに対応する候補ボタン432〜444、入力欄232〜244に入力すべき候補となるパラメータを入力欄232〜244全てに自動的に入力するための候補一括表示ボタン532などが設けられており、各入力欄に該当する利用パラメータを入力し、いずれかの画面に設けられた「OK」ボタンを選択する操作を行うことにより、後述のように、この入力された利用パラメータが設定対象プリンタ20に対して設定されることになる。なお、この第7の画面に対応する情報は、ここに設けられる入力欄それぞれに入力すべき利用パラメータであり、図2におけるs116の処理で送信する問合データにおいては、これら利用パラメータを問い合わせることになる。
このように、設定画面が表示された後、ユーザは、タブを選択する操作,各入力欄に利用パラメータを入力する操作,候補ボタンを選択する操作,候補一括設定ボタンを設定する操作,「OK」ボタンを選択する操作などを行うことができる。
こうして、s118の処理で設定画面が表示された以降、ユーザによる入力部18の操作が行われるまで待機する(s120:NO)。
その後、ユーザによる操作が行われたら(s120:YES)、その操作が入力欄への入力を行う操作であれば(s122:YES)、こうして入力された内容を入力欄に表示(反映)させた後(s124)、s120の処理へ戻る。
また、ユーザによる操作が候補ボタンを選択する操作であれば(s122:NO,s126:YES)、その候補ボタンに対応する入力欄へ入力すべき利用パラメータを、PC10_1自身または他のPC10から取得し、こうして取得した利用パラメータを入力欄に入力された状態とした後(s128)、s120の処理へ戻る。このs128の処理では、上述したs108またはs112の処理で取得元変数にセットされたIPアドレスのPC10に対し、候補ボタンに対応する入力欄へ入力すべき利用パラメータを問い合わせるための問合データを送信することにより(図3における矢印E参照)、この問い合わせに応じてPC10から返信されてきた利用パラメータを取得する(図3における矢印F参照)。このとき、取得した利用パラメータが1つであれば、その利用パラメータが入力欄に入力された状態とし、また、取得した利用パラメータが複数であれば、図8に示すように、候補絞り込み画面を表示させ、取得した複数の利用パラメータのうち、いずれの利用パラメータを候補とすべきかをユーザに選択させた上で(いずれかを指定した後で「OK」ボタンを選択する操作を行わせる)、こうして選択された利用パラメータが入力欄に入力された状態とするように構成されている(図8においては、プライマリDNSサーバのIPアドレスが複数取得(それぞれ内容の異なる複数の利用パラメータが取得)された場合を例示する)。ただし、このs128の処理を行う時点で、取得元変数に「0」がセットされている状態、つまりs108,s112の処理によるIPアドレスの登録が行われていない状態である場合には、PC10_1自身に対して設定されている利用パラメータを、この利用パラメータが記憶されているハードディスク14の記憶領域から読み出すことにより取得することになる。
また、ユーザによる操作が候補一括表示ボタンを選択する操作であれば(s126:NO,s130:YES)、この時点での第nの画面(nは任意の数字)に設けられた候補ボタンそれぞれに対応する入力欄へ入力すべき全ての利用パラメータを、PC10_1自身または他のPC10から取得し、こうして取得した利用パラメータを入力欄に入力された状態とした後(s132)、s120の処理へ戻る。このs132の処理では、上述したs128の処理と同様、取得元変数に基づいて、全ての候補ボタンに対応する入力欄へ入力すべき利用パラメータそれぞれを問い合わせることにより、これら利用パラメータを取得する。また、ここでも同じ候補ボタンに対応する入力欄へ入力すべき利用パラメータを複数取得した場合であれば、候補絞り込み画面を順次表示させ、候補とすべき利用パラメータをユーザに順次選択させるように構成されている。さらに、このs132の処理を行う時点で、取得元変数に「0」がセットされている状態である場合にも、PC10_1自身に対して設定されている利用パラメータを記憶領域から読み出すことにより取得することになる。なお、s128,s132の処理では、設定対象プリンタに適合しないパラメータ,例えば、設定対象プリンタがIPv6で動作するものに対して、IPv4で動作するDNSサーバのIPアドレスなどは表示しないようにすると無用な設定をすることがないため好適である。
また、ユーザによる操作が設定画面における表示対象となる画面を切り替えるための操作,つまりタブを選択する操作であれば(s130:NO,s134:YES)、s116の処理へ戻り、このs116の処理にて、上述したように、選択されたタブの画面に対応する設定情報を設定対象プリンタ20に対して問い合わせたうえ、s118の処理で設定画面を表示する。
こうして、s116〜s134の処理を繰り返した後、s120の処理によるユーザの操作が、設定画面におけるいずれかの画面の「OK」ボタンを選択する操作であれば(s134:NO,s136:YES)、設定画面における全ての画面の入力欄に入力された利用パラメータの設定を設定対象プリンタ20に指令するための設定指令データを、この設定対象プリンタ20へ送信した後(s138)、本設定画面表示処理を終了する。この設定指令データを受信(図3における矢印G参照)した設定対象プリンタ20は、この設定指令データに基づいて自身に対して利用パラメータを設定,または,自身に設定されている利用パラメータを更新した後、設定または更新が終了した旨を示す設定終了データを送信してくるように構成されている(図3における矢印H参照)。なお、本実施形態においては、設定指令データを送信した後、設定画面表示処理を終了するように構成されたものを例示したが、複数の設定対象プリンタ20に対する設定指令を繰り返し行うことを実現するために、s138の処理で設定指令データを送信した後、s102の処理へ戻るように構成してもよい。
また、s120の処理によるユーザの操作が上述した操作以外の操作である場合には(s134:YES,s136:NO)、その操作に対応する処理(その他の処理)を行った後(s140)、s120の処理へ戻る。また、本設定画面処理では、設定画面におけるいずれかの画面の「キャンセル」ボタンを選択する操作が行われた際には、設定画面および一覧表示画面の表示を消去して、s102の処理へ戻るように構成されているが、本発明を理解する上では重要ではないため、ここでは省略する。
○PC10_1によるPC検索処理
以下に、図2におけるs112の処理の詳細な処理手順であるPC検索処理について図9に基づいて説明する。
まず、検索すべきPC10のグループをユーザに入力させるためのグループ入力画面を表示部に表示する(s212)。本実施形態においては、各デバイスに対し、デバイス自身の所属するネットワーク上のグループ(Work Group:ワークグループ)が設定されており、このs212の処理では、図10(a)に示すように、検索すべきPC10のグループを入力するための入力欄252,この入力欄252に入力したグループを決定するための「OK」ボタン254などが設けられたグループ入力画面を表示する。このグループ入力画面が表示された以降、ユーザは、入力欄252にグループ名を入力し、検索すべきグループとして決定する(「OK」ボタン254を選択する)操作、「Cancel」ボタン256を選択する操作を行うことができる。
このs212の処理でグループ入力画面を表示した以降、ユーザにより操作部の操作が行われるまで待機する(s214:NO)。
その後、ユーザにより操作部の操作が行われたら(s214:YES)、その操作が入力欄252にグループ名を入力するための操作であれば(s216:YES)、こうして入力された内容を入力欄252に表示(反映)させた後(s218)、s214の処理へ戻る。
また、ユーザによる操作がグループ入力画面に設けられた「Cancel」ボタン256を選択する操作であれば(s216:NO,s220:NO)、グループ入力画面の表示を消去した後(s222)、本PC検索処理を終了して、図2におけるs104の処理へ戻る。
また、ユーザによる操作がグループ入力画面に設けられた「OK」ボタン254を選択する操作であれば(s216:NO,s220:YES)、ネットワーク上から、この時点で入力欄252に入力されているグループ名のPC10を検索し、その結果を表示部17に表示する(s224)。ここでは、入力欄232に入力されているグループ名のPC10に対し、例えば、PCのデバイス名(Node Name ),プリンタ20に割り当てられたIPアドレス(Node Address)などの情報を要求するための要求データを送信(ブロードキャストまたはマルチキャスト)する。そして、このデータを受信したPC10それぞれから送信されてきた情報を一定時間収集した後、図10(b)に示すように、これらの情報をPC10(PC名)毎に配列した検索結果画面を表示部17に表示する。このように検索結果画面が表示された後、ユーザは、入力部18により、「Cancel」ボタン262を選択する操作、検索結果画面に表示されたうちのいずれかのPC10を指定した後で「OK」ボタン264を選択する操作などを行うことができる。
こうして、検索結果画面を表示した後、ユーザによる入力部18の操作が行われるまで待機する(s226:NO)。
その後、ユーザによる操作が行われたら(s226:YES)、その操作が検索結果画面に表示されたうちのいずれかのPC10を指定する操作であれば(s228:YES)、こうして入力された内容を検索結果画面に表示(指定されたPC10の領域を異なる色(図10(b)では黒色)にする)させた後(s230)、s226の処理へ戻る。
また、ユーザによる操作が「Cancel」ボタン262を選択する操作であれば(s228:NO,s232:NO)、検索結果画面の表示を消去した後(s234)、s214の処理へ戻る。
また、ユーザによる操作が「OK」ボタン262を選択する操作であれば(s228:NO,s232:YES)、検索結果画面に表示されたPC10のうち、この時点で指定されている(領域が異なる色となっている)PC10のIPアドレスを登録した後(s236)、本PC検索処理を終了して、図2におけるs104の処理へ戻る。このs236の処理では、指定されているPC10のIPアドレスを取得元変数にセットすることで登録を行う。
○ネットワーク印刷処理
以下に、上述したネットワーク印刷機能を有するプリンタ20により実行されるネットワーク印刷処理の処理手順を図11に基づいて説明する。なお、このネットワーク印刷処理は、ネットワーク印刷機能を有するプリンタ20が起動された以降、繰り返し実行される処理である。
まず、POPサーバへのポーリング周期が経過するまで待機する(s402:NO)。本実施形態において、プリンタ20は、自身宛の電子メールが届いているか否かを随時チェックするために、POPサーバ(本実施形態においては、メールサーバ40)へ一定周期でアクセスするように構成されており、このs402の処理では、この周期(ポーリング周期)が経過するまで待機する。
このs402の処理でポーリング周期が経過したら(s402:YES)、プリンタ20側において、POPサーバのIPアドレスが自身のIPモード(IPv4またはIPv6)に対応する形式の文字列で登録されているか否かをチェックする(s404)。
このs404の処理でPOPサーバのIPアドレスが登録されていなければ(s404:NO)、POPサーバのサーバ名を元にDNSサーバ50からPOPサーバのIPアドレスを取得した後(s406)、次の処理(s408)へ移行する一方、POPサーバのIPアドレスが登録されていれば(s404:YES)、s406の処理を行うことなく次の処理(s408)へ移行する。
次に、登録されているIPアドレス,または,s406の処理で取得したIPアドレスで示されるPOPサーバがプリンタ20自身と同一のネットワークに所属しているものであるか否かをチェックする(s408)。チェック方法としては、自身のIPアドレスにおけるネットワークアドレス部と、POPサーバのIPアドレスに含まれるIPアドレスにおけるネットワークアドレス部との比較などが考えられる。
このs408の処理で、POPサーバがプリンタ20自身と同一のネットワークに所属しているものであれば(s408:YES)、このPOPサーバに対して直接アクセスを行う一方(s410)、POPサーバがプリンタ20自身と同一のネットワークに所属しているものでなければ(s408:NO)、ゲートウェイ30を介してPOPサーバに対してアクセスを行う(s412)。
こうして、POPサーバへのアクセスを行った後、所定のタイムアウト時間を経過するまでの間でPOPサーバとの接続が完了するまで待機し(s414:NO,s416:NO)、タイムアウト時間が経過したら(s416:YES)、s402の処理へ戻る一方、タイムアウト時間が経過するまでの間にPOPサーバとの接続が完了したら(s414:YES)、プリンタ20自身宛の電子メールがPOPサーバに受信されているかをチェックする(s418)。
このs418の処理で、プリンタ20自身宛の電子メールがPOPサーバに受信されていなければ(s418:NO)、s402の処理へ戻る一方、プリンタ20自身宛の電子メールがPOPサーバに受信されていれば(s418:YES)、このPOPサーバから自身宛の電子メールを受信する(s420)。
そして、こうして受信した電子メールに含まれる印刷データを抽出し(s422)、この印刷データで示される画像の印刷部28による印刷を行った後(s424)、s402の処理へ戻る。
[効果]
このようなネットワークにおいて、PC10_1は、図2におけるs128,s132の処理で、候補となる利用パラメータを入力欄に入力された状態とすることで報知を行うことができるが、ここで報知される利用パラメータは、PC10から取得したものであって、このPC10に対して設定されている利用パラメータである。そのため、PC10に対して設定された利用パラメータであれば、従来技術のように、通信データの送信元または送信先に関する利用パラメータに限られず、他の機能を利用するための利用パラメータでも候補として報知することができる。
さらに、このとき報知される利用パラメータは、PC10に対して実際に設定されているものであるため、この利用パラメータをプリンタ20に対して設定することによって、これにより利用可能な機能を確実に利用可能とすることができる。
また、図2におけるs118の処理で表示される設定画面に基づいて利用パラメータを設定する際に、候補ボタン,候補一括表示ボタンを選択することで、候補となる利用パラメータが入力欄に入力されるため、ユーザは、利用パラメータを直接入力する操作を行わなくても、候補となる利用パラメータを選択的に入力された状態とすることができる。これにより、PC10から取得した利用パラメータを間違いなく、かつ、容易に入力することができる。また、同図s132の処理では、候補一括表示ボタンを選択することで、候補となる全ての利用パラメータが複数の入力欄それぞれに対して入力された状態とすることができる。そのため、ユーザは、利用パラメータそれぞれを個別に入力する操作を行わなくても、候補となる利用パラメータ全てが入力された状態とすることができる。
そして、ユーザは、こうして利用パラメータが入力された後、そのまま「OK」ボタンを選択することにより、この利用パラメータの設定指令を設定対象プリンタ20に対して行うことができる(同図s138の処理)。
また、図2におけるs128,s132の処理では、候補となる利用パラメータが複数取得された場合、候補絞り込み画面(図8)により、これらのうちのいずれかの利用パラメータを選択的に入力欄へ入力された状態とすることができる。
また、図2におけるs128,s132の処理では、同図s108,s112の処理でPC10の登録が行われていない,つまり利用パラメータの取得元がネットワーク管理プログラムを実行するPC10_1である場合、PC10_1自身に対して設定されている利用パラメータを取得し、設定対象プリンタ20に対して設定すべき候補となる利用パラメータとして報知することができる。
また、同図s108,s112の処理でPC10の登録が行われた,つまり利用パラメータの取得元がネットワーク管理プログラムを実行するPC10以外のPC10である場合、このPC10に対して設定されている利用パラメータを取得し、設定対象プリンタ20に対して設定すべき候補となる利用パラメータとして報知することができる。
ここで、利用パラメータの取得元となるPC10については、設定画面における入力欄102にて指定する(決定ボタン104を選択する),または,設定画面における検索ボタン106を選択することで行われるPC検索処理(図9)にて指定する,ことによりユーザが任意に指定でき、こうして指定されたPC10から利用パラメータを取得することができる。
さらに、設定画面における検索ボタン106を選択することで行われるPC検索処理においては、ネットワーク経由でデータ通信可能なPC10の中から利用パラメータの取得元となるPC10を指定させることとなるため、ユーザが間違ってデータ通信不能なPC10を指定してしまう、といったことを防止することができる。また、このPC検索処理では、図9におけるs212の処理でグループ名を入力させ、このグループに属するPC10のみを検索するため、グループで検索対象を絞り込むことにより、不必要に多くのPC10を検出してしまうといったことを防止できる。
また、図2におけるs118の処理で表示される設定画面のうち、第7の画面は、PC10から取得された複数の利用パラメータを入力するための入力欄それぞれが設けられた単一の画面となる。そして、同図s128,s132の処理では、この単一の画面について、PC10から取得された利用パラメータそれぞれが入力欄に入力された状態とすればよいため、画面の切り替えを伴わずに利用パラメータの候補全てを一覧して確認することができ、これにより、使い勝手のよいものとすることができる。さらに、この第7の画面は、候補となる複数種類の利用パラメータに対応する入力欄それぞれが設けられたものであるため、各利用パラメータの入力欄それぞれへの入力を容易に行うことができ、より一層使い勝手を向上させることができる。
また、図2におけるs128,s132の処理で利用パラメータの取得元となるPC10は、同図s108、s112の処理でPC10を登録するか否かによって、ネットワーク管理プログラムを実行するPC10とするか他のPC10とするかをユーザが任意に選択できることになる。そして、この選択に応じてネットワーク管理プログラムの処理内容が異なったものとなるため、PC10の種類によって別のネットワーク管理プログラムを用意する必要はない。
また、図2におけるs138の処理では、同図s102の処理で一覧表示されたプリンタ20の中から、同図s114の処理により選択されたプリンタ20に対して設定指令を行うことができる。この一覧表示されるプリンタ20は、同図s102の処理でデータ通信可能なプリンタ20として検索されたものであるため、ユーザが間違ってデータ通信不能なプリンタ20を指定してしまう、といったことを防止することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、ネットワーク管理プログラムにより設定指令するデバイス(ネットワークデバイス)がプリンタである構成を例示したが、この設定指令するデバイスとしては、PC10において設定されている利用パラメータを設定可能なデバイスであれば、プリンタ以外のデバイスであってもよい。
また、上記実施形態においては、ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスが、単一のPC10(PC10_1)からなる構成を例示した。しかし、このPC10に替えて、それぞれネットワーク管理プログラムの一部処理を実行する複数のデバイス(例えば、PC10_1およびPC10_2)からなるシステム(ネットワーク管理システム)とすることもできる。この場合、複数のデバイスが協調してデータをやりとりしながら、システム全体として上記実施形態と同様にネットワーク管理プログラムを実行するように構成すればよい。
また、上記実施形態においては、設定画面において候補ボタンまたは候補一括表示ボタンが選択された際に、候補となる利用パラメータを入力欄に入力することにより、報知を行うように構成されたものを例示した。しかし、候補となる利用パラメータを報知するための構成としては、これ以外に、例えば、候補となる利用パラメータを入力欄付近の表示領域に表示させる、といった構成を考えることもできる。この構成であれば、ユーザは、表示された利用パラメータを確認しながら、間違いなく利用パラメータを入力する操作(例えば、パラメータの手入力、表示された利用パラメータのコピー・ペーストなど)を行うことができる。また、候補ボタンおよび候補一括表示ボタンを設けずに、候補となる利用パラメータを、あらかじめ該当する入力欄に入力された状態とするように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、図2におけるs126,s130の処理で、設定画面において候補ボタンまたは候補一括表示ボタンが選択された際に、候補となる利用パラメータが入力欄に入力されるように構成されたものを例示したが、このように利用パラメータの入力された入力欄に対応する候補ボタンが再度選択された際には、この利用パラメータが入力されていない初期状態に戻るように構成してもよい。また、候補ボタンが選択された際に、候補となる利用パラメータが入力欄に入力されると共に、この候補ボタンの表示態様を別の態様に変更される(例えば、「候補」と記載されたボタンを「戻る」と記載されたボタンに変更する)ように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、図9におけるs212〜s224の処理で、グループ名を入力させ、このグループ名で検索するPC10を絞り込むように構成されたものを例示した。しかし、検索するPC10を絞り込む際の条件としては、上述したグループ名以外に、例えば、デバイス名などをユーザに入力させ、これにより検索するPC10を絞り込むように構成してもよい。また、同図s224の処理においては、例えば、PC10_1が所属するブロードキャストドメイン内(ブロードキャストパケットが到達可能な範囲内)のPC10のみを検索するように構成してもよい。
また、上記実施形態において、図2におけるs118の処理では、同図s116の処理の問い合わせにより設定情報を取得しているが、ここでは、利用パラメータが設定されているか否かといった設定情報で特定される事項に拘わらず、設定画面において候補ボタンが設けられた画面が表示される。つまり、同図s128,s132の処理では、既に設定対象プリンタ20に対して設定されている利用パラメータであっても、候補として報知するように構成されている。このように、設定対象プリンタ20において既に設定されている利用パラメータを、候補として報知した別の利用パラメータに設定変更してしまうと、設定対象プリンタ20側で利用できていた機能が正常に利用できなくなってしまう虞がある。そこで、このようなことを防止するために、既に設定対象プリンタ20において設定されている利用パラメータであるか否かを特定できるように構成してもよい。
具体的な例としては、図2におけるs118の処理で、第nの画面(nは任意の数)について、同図s116の処理で問い合わせた結果に基づき、例えば、空のパラメータではない場合,あるいは,デバイスにおける初期値ではない場合に「設定されている旨」を特定し、こうして設定されている旨の特定された利用パラメータに対応する入力欄に対しては候補ボタンを設けず(または、候補ボタンを選択不能な状態とする)、設定されていない旨の特定された利用パラメータに対応する入力欄に対してのみ候補ボタンを設ける(または、候補ボタンを選択可能な状態とする)ように構成するとよい。
このように構成すれば、図2におけるs118の処理で表示する画面を、設定対象プリンタ20側で設定されていない旨の特定された利用パラメータに対応する入力欄にのみ候補ボタンが設けられた(候補ボタンが選択可能な)ものとすることができ、これにより、利用パラメータが設定対象プリンタ20側で既に設定されているか否かを特定可能な態様で表示させることができる。そのため、ユーザは、この態様の違いにより、その利用パラメータが設定対象プリンタ20側で設定されているものであるか否かについて認識したうえで、利用パラメータの入力および設定指示を行うことができる。さらに、s128,s132の処理による候補の報知については、設定されていない旨の特定される利用パラメータに対してのみ行われるようにすることができることとなる。
また、この場合における「利用パラメータが設定対象プリンタ20側で既に設定されているか否かを特定可能な態様」としては、候補ボタンを設けるか否か以外に、設定されているか否かを示す情報そのものを設定画面に表示するように構成してもよい。また、候補ボタンおよび候補一括表示ボタンを設けずに、設定されている旨の特定された利用パラメータを、あらかじめ該当する入力欄に入力された状態とするように構成してもよい。
また、この場合においては、図2におけるs116の処理で問い合わせた結果に基づいて設定対象プリンタ20側で設定されていない利用パラメータであるか否かを特定しているが、上記問い合わせとは別途、設定対象プリンタ20側で設定されていない利用パラメータについてのみ問い合わせる(応答を要求する)ように構成し、この問い合わせの結果に基づいて応答のあった利用パラメータが設定対象プリンタ20側で設定されていない利用パラメータであることを特定するように構成してもよい。
また、上記実施形態の図2におけるs138の処理においては、設定画面における全ての画面の入力欄に入力された利用パラメータの設定を設定対象プリンタ20に指令するように構成されたものを例示した。しかし、このような設定指令は、設定対象プリンタ20がIPv4およびIPv6のいずれか,または,両方により通信を実現するように設定されているか(つまりIPモード)に応じたものについて行うように構成してもよい。このためには、例えば、図2におけるs138の処理の替わりに、以下に示すような処理を行うものとした構成を考えることができる。
まず、図12に示すように、s136の処理で「YES」と判定されたら、設定画面における全ての画面の入力欄に入力された利用パラメータそれぞれについて、設定対象IPモード(IPv4用のパラメータであるか,IPv6用のパラメータであるか,または,両方に対応するパラメータであるかを示す),および,IPアドレス項目(IPアドレスである場合に「1」となることでIPアドレスを示すパラメータであるか否かを示す)を対応づけて登録したデータテーブルを作成する(s702)。
次に、設定対象プリンタに対し、このプリンタのIPモードを確認する(s704)。ここでは、設定対象プリンタに対し、このプリンタのIPモードを問い合わせるための問合データを送信する。この問合データを受信したプリンタからは、後述するように、このプリンタのIPモードを通知するための通知データが送信されてくるため、この通知データで示されるIPモードを設定対象プリンタのIPモードとして確認する。なお、このIPモードについては、図2におけるs116の処理で他の情報と併せて問い合わせるように構成しておき、これをもってIPモードを確認することとしてもよい。
こうして、設定対象プリンタのIPモードを確認したら、データテーブルに登録されている情報のうち、s702の処理で確認したIPモードに応じた情報のみをパラメータとして設定指令するための設定指令データを設定対象デバイスに送信する。
具体的にいうと、まず、確認したIPバージョンがDualであれば(s708:YES)、データテーブルに登録されている「IPバージョン」以外の情報それぞれをパラメータとして設定対象デバイスに反映させるために、これらパラメータの設定を指令するための設定指令データを送信する(s710)。
また、確認したIPバージョンがIPv4であれば(s708:NO,s712:YES)、データテーブルに登録されている情報のうち、設定対象IPモードが「IPv4」となっている情報,「Dual」となっている情報,および,IPアドレス項目が「1」以外つまりIPアドレスではない情報をパラメータとして設定対象デバイスに反映させるために、これらパラメータの設定を指令するための設定指令データを送信する(s714)。
そして、確認したIPバージョンがIPv6であれば(s712:NO,s716:YES)、データテーブルに登録されている情報のうち、設定対象IPモードが「IPv6」となっている情報,「Dual」となっている情報,および,IPアドレス項目が「1」以外つまりIPアドレスではない情報をパラメータとして設定対象デバイスに反映させるために、このパラメータの設定を指令するための設定指令データを送信する(s718)。なお、確認したIPバージョンが上述したいずれでもなければ(s716:NO)、それに対応するためのエラー処理を行う。
また、上記実施形態の図2におけるs138の処理においては、設定画面における全ての画面の入力欄に入力された利用パラメータの設定が設定対象プリンタ20に指令され、全ての利用パラメータについての設定がなされるように構成されたものを例示した。しかし、こうして設定を指令された利用パラメータのうち、設定対象プリンタ20側で対応可能な設定のなされたIPモードに応じたもののみを設定するように構成してもよい。このためには、例えば、図2におけるs138の処理による設定指令については、それぞれ設定を指令すべき利用パラメータに、上述したのと同様に、IPモードおよびIPアドレス項目を対応づけて行うこととしておき、このような設定指令を受けた設定対象プリンタ20が、以下に示すような設定反映処理を行うように構成するとよい。
まず、図13に示すように、設定指令データを受信するまで待機し(s802:NO)、設定指令データを受信したら(s802:YES)、この設定指令データに対応するIPアドレス項目が「1」でない,つまりIPアドレスを示すパラメータでない場合(s808:NO)、この設定指令データで設定を指令されたパラメータ全てをプリンタ20自身の設定内容に反映させる(s810)。ここでは、プリンタ20に設定されているパラメータのうち、設定指令データで設定を指令されたパラメータ全てについての設定および設定変更を行う。
また、設定指令データで特定可能なIPアドレス項目が「1」,つまりIPアドレスを示す情報である場合(s808:YES)、その情報がIPv4の形式で構成された文字列であれば(s812:YES)、プリンタ20自身のIPモードがIPv4またはDualに設定されていることを条件として(s814:YES)、この設定指令データで設定を指令されたパラメータをプリンタ20自身の設定内容に反映させた後(s816)、s802の処理へ戻る。つまり、ネットワーク経由で受信したデータがIPv4に対応するIPアドレスの設定を指令する旨の設定指令データである場合には、プリンタ20自身のIPモードがIPv4またはDualに設定されているときでなければ(s814:NO)、設定内容へのパラメータの反映を行うことなくs802の処理へ戻ることになる。
また、設定指令データで示される情報がIPv4の形式で構成された文字列でなくても(s812:NO)、IPv6の形式で構成された文字列であれば(s818:YES)、プリンタ20自身のIPモードがIPv6またはDualに設定されていることを条件として(s820:YES)、この設定指令データで設定を指令されたパラメータをプリンタ20自身の設定内容に反映させた後(s822)、s802の処理へ戻る。つまり、ネットワーク経由で受信したデータがIPv6に対応するIPアドレスの設定を指令する旨の設定指令データである場合には、プリンタ20自身のIPモードがIPv6またはDualに設定されているときでなければ(s820:NO)、設定内容へのパラメータの反映を行うことなくs802の処理へ戻ることになる。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態においては、図2におけるs128,s132の処理で利用パラメータを取得する際の取得元となるPC10が、本発明における設定済デバイスであり、同図s114の処理で指定されたプリンタ(設定対象プリンタ)20が、本発明における設定対象デバイスである。
また、図2におけるs128,s132の処理は本発明におけるパラメータ取得手順および候補報知手順であり、同図s138の処理は本発明における設定指令手順であり、同図s116の処理は本発明における設定問合手順であり、同図s108,s112(図9におけるs224〜s232の処理のみ)の処理は本発明における第2取得元指定手順であり、図9におけるs224の処理は本発明におけるデバイス検索手順である。
また、図2におけるs118〜s136の処理は、入力欄への利用パラメータの入力および「OK」ボタンの選択による設定指令をユーザに行わせる処理であり、本発明における入力指示手順である。
また、図2におけるs106からs114の処理は、どのようなPC10のIPアドレスを登録させるか否かによって、利用パラメータの取得元となるPC10をPC10_1自身とするか他のPC10とするかを選択する処理であり、本発明における第1取得元指示手順である。
ネットワークの構成を示す図 設定画面表示処理の処理手順を示すフローチャート 設定画面表示処理の処理に伴う各デバイス間におけるデータ通信の様子を示すタイミングチャート 一覧表示画面を示す図 設定画面(第1の画面〜第3の画面)を示す図(1/3) 設定画面(第4の画面,第5の画面)を示す図(2/3) 設定画面(第6の画面,第7の画面)を示す図(3/3) 候補絞り込み画面を示す図 PC検索処理の処理手順を示すフローチャート グループ入力画面(a)および検索結果画面(b)を示す図 ネットワーク印刷処理の処理手順を示すフローチャート 別の実施形態における設定画面表示処理の処理手順を示すフローチャート 別の実施形態における設定反映処理の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
10…パーソナルコンピュータ、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…ハードディスク、15…プロトコルスタック、16…ネットワークインタフェース、17…表示部、18…入力部、19…バス、20…プリンタ、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…NVRAM、25…プロトコルスタック、26…ネットワークインタフェース、27…ユーザインタフェース、28…印刷部、29…バス、30…ゲートウェイ、40…メールサーバ、50…DNSサーバ。

Claims (17)

  1. ネットワーク経由で利用可能な機能を第1モードで利用するための第1の利用パラメータ及び第2モードで利用するための第2の利用パラメータのうちいずれかの利用パラメータを、少なくとも一部の利用パラメータが設定されていない設定対象デバイスに送信可能なデバイスである管理装置を制御するコンピュータが読み取り可能なネットワーク管理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記第1の利用パラメータが設定された特定の設定済みデバイス,および,前記第2の利用パラメータが設定された特定の設定済みデバイスから、該設定済みデバイスそれぞれにおいて設定されている前記第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを取得するパラメータ取得手順と、
    該パラメータ取得手順にて取得された第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されており、前記利用パラメータを設定すべき設定対象デバイスに対して設定すべき第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータの候補として報知する候補報知手順と、
    前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせるための入力指示手順と、
    該入力指示手順にて設定指示がなされた際に、該設定指示に係る利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信する設定指令手順と、
    ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するためのモードとして、前記設定対象デバイス側において設定されているモードを特定可能なモードパラメータを、該設定対象デバイスから取得するモードパラメータ取得手順と、
    該モードパラメータ取得手順により取得されたモードパラメータが、第1モード又は第2モードの何れであるかを特定するモード特定手順と、
    該モード特定手順により特定されたモードが第1モードであることを条件として、前記設定指令手順により送信される利用パラメータを第1の利用パラメータとする一方、前記モード特定手順により特定されたモードが第2モードであることを条件として、前記設定指令手順により送信される利用パラメータを第2の利用パラメータとする利用パラメータ特定手順と、
    を実現させるためのネットワーク管理プログラム。
  2. 前記入力指示手順は、設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの入力,および,該利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせて、
    前記設定指令手順は、前記入力指示手順にて設定指示がなされた際に、該設定指示に先立って入力された利用パラメータの設定を前記設定対象デバイスに指令して、
    前記候補報知手順は、前記入力指示手順にて利用パラメータを入力させる際に、該入力させるべき利用パラメータの候補として、前記パラメータ取得手順にて取得された利用パラメータを報知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理プログラム。
  3. 前記入力指示手順においては、前記利用パラメータを入力するための入力欄が設けられた設定画面を、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスの表示部に表示させ、
    前記設定指令手順においては、前記入力指示手順にて設定画面が表示された以降、前記入力欄に入力された利用パラメータの前記設定対象デバイスへの設定を指示する操作がユーザにより行われた際に、前記入力欄に入力された前記利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信して、
    前記候補報知手順においては、前記入力指示手順にて表示部に表示させる設定画面を、前記パラメータ取得手段にて取得された利用パラメータが前記入力欄に入力させるべき利用パラメータの候補である旨を示す表示態様とすることにより報知を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク管理プログラム。
  4. 前記設定対象デバイスに対し、前記利用パラメータが設定されているか否か,および,該設定されているパラメータを問い合わせる設定問合手順が含まれており、
    前記入力指示手順においては、前記利用パラメータを入力させる際に、該入力すべきパラメータが、前記設定問合手順による問い合わせで設定されている旨の確認された利用パラメータであるか,設定されていない旨の確認された利用パラメータであるかを特定可能な態様によって、利用パラメータの入力および前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせる
    ことを特徴とする請求項からのいずれかに記載のネットワーク管理プログラム。
  5. 前記候補報知手順においては、前記入力指示手順にて前記利用パラメータを入力させる際、前記設定問合手順による問い合わせで設定されていない旨が確認された利用パラメータであって、前記パラメータ取得手順にて取得された利用パラメータを、前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの候補として報知する
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワーク管理プログラム。
  6. 前記候補報知手順においては、前記入力指示手順にて前記利用パラメータを入力させる際、前記パラメータ取得手順にて取得された利用パラメータそれぞれを、ユーザの操作を受けて選択的に入力された状態とすることができるようにすることで報知を行う
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載のネットワーク管理プログラム。
  7. 前記候補報知手順においては、前記入力指示手順にて前記利用パラメータを入力させる際、前記パラメータ取得手順にて取得された1以上の利用パラメータを、一括して入力する操作を行うことのできる状態とすることで報知を行う
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載のネットワーク管理プログラム。
  8. 前記パラメータ取得手順においては、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスに対して設定されている前記利用パラメータを、該利用パラメータが記憶されている記憶部から読み出すことにより前記利用パラメータを取得する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のネットワーク管理プログラム。
  9. 前記パラメータ取得手順においては、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイス以外のデバイスに対し、該デバイスに対して設定されている前記利用パラメータを要求して、該要求に応じて送信されてきた前記利用パラメータを取得する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のネットワーク管理プログラム。
  10. 前記パラメータ取得手順にて前記利用パラメータを取得する際の取得元を、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスとするか、当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイス以外のデバイスとするかについて、ユーザに指定させる第1取得元指定手順が含まれており、
    前記パラメータ取得手順においては、前記第1取得元指定手順にて指定されたデバイスが当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイスであれば、該デバイスの記憶部から読み出すことにより前記利用パラメータを取得し、また、前記第1取得元指定手順にて指定されたデバイスが当該ネットワーク管理プログラムを実行するデバイス以外のデバイスであれば、該デバイスに対して前記利用パラメータを要求した後で該要求に応じて送信されてきた前記利用パラメータを取得する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のネットワーク管理プログラム。
  11. ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスのうち、前記パラメータ取得手順にて前記利用パラメータを取得する際の取得元となるデバイスをユーザに指定させる第2取得元指定手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項または請求項10に記載のネットワーク管理プログラム。
  12. ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスを検索するデバイス検索手順が含まれており、
    前記第2取得元指定手順においては、前記デバイス検索手順にて検出されたデバイスの中から、前記利用パラメータを取得する際の取得元となるデバイスをユーザに指定させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理プログラム。
  13. ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されたデバイスそれぞれが所定の基準に従ってグループ分けされており、
    前記デバイス検索手順においては、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続された他のデバイスのうち、特定のグループに属するデバイスのみを検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理プログラム。
  14. 請求項1から1のいずれかに記載のネットワーク管理プログラムを実行可能な状態で記憶したことを特徴とするデバイス。
  15. 請求項1に記載のデバイスと、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータが前記デバイスにより設定される設定対象デバイスと、が含まれていることを特徴とする設定管理システム。
  16. ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータとして、その機能を第1モードで利用するための第1の利用パラメータ,および,第2モードで利用するための第2の利用パラメータがそれぞれ設定された設定済みデバイスを含む複数のデバイスからなる設定管理システムであって、
    前記複数のデバイスのうち、少なくとも1のデバイスは、
    特定の前記設定済デバイスから該設定済デバイスにおいて設定されている前記第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータをそれぞれ取得するパラメータ取得手段と、
    該パラメータ取得手段により取得された第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されており、前記利用パラメータを設定すべき設定対象デバイスに対して設定すべき第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータの候補として報知する候補報知手段と、
    前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせるための入力指示手段と、
    該入力指示手段により設定指示がなされた際に、該設定指示に係る利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信する設定指令手段と、
    を備えており、
    前記複数のデバイスのうち、前記設定対象デバイスは、
    他のデバイスから前記利用パラメータが送信されてきた際に、当該デバイス自身において、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するためのモードとして設定されているモードが、第1モード又は第2モードの何れであるかを特定するモード特定手段と、
    該モード特定手段により特定されたモードが第1モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記利用パラメータが第1の利用パラメータであることを条件として、該利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行う一方、前記特定されたモードが第2モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記利用パラメータが第2の利用パラメータであることを条件として、該利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行うパラメータ設定手段と、を備えている
    ことを特徴とする設定管理システム。
  17. ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータとして、その機能を第1モードで利用するための第1の利用パラメータ,および,第2モードで利用するための第2の利用パラメータがそれぞれ設定された設定済みデバイスを含む複数のデバイスからなり、
    前記複数のデバイスのうち、少なくとも1のデバイスが、
    特定の前記設定済デバイスから該設定済デバイスにおいて設定されている前記第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータをそれぞれ取得するパラメータ取得手段と、
    該パラメータ取得手段により取得された第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータを、ネットワーク経由でデータ通信可能に接続されており、前記利用パラメータを設定すべき設定対象デバイスに対して設定すべき第1の利用パラメータ及び第2の利用パラメータの候補として報知する候補報知手段と、
    前記設定対象デバイスに対して設定すべき利用パラメータの前記設定対象デバイスに対する設定指示をユーザに行わせるための入力指示手段と、
    該入力指示手段により設定指示がなされた際に、該設定指示に係る利用パラメータの設定を指令するための指令データを前記設定対象デバイスに送信する設定指令手段と、
    を備えてなる設定管理システムにおける前記設定対象デバイスとして機能するデバイスであって、
    他のデバイスから前記利用パラメータが送信されてきた際に、当該デバイス自身において、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するためのモードとして設定されているモードが、第1モード又は第2モードの何れであるかを特定するモード特定手段と、
    該モード特定手段により特定されたモードが第1モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記第1の利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行う一方、前記特定されたモードが第2モードである場合に、前記他のデバイスから送信されてきた前記第2の利用パラメータに基づく利用パラメータの設定または更新を行うパラメータ設定手段と、を備えている
    ことを特徴とするデバイス。
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