JP2006254046A - 仲介機能付通信装置、通信システム、仲介機能付通信装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

仲介機能付通信装置、通信システム、仲介機能付通信装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 通信装置が外部装置との間で二重に動作要求を送受信してしまうことを容易かつ効果的に防止できるようにする。
【解決手段】 通信装置に、外部装置との間で動作要求を送受信することにより、その外部装置と連携して処理を行う機能と、動作要求を双方向に転送する通信を仲介する仲介機能とを設ける場合に、仲介機能の有効/無効を切り替えることができるようにし、仲介機能を有効にする場合に(S50)、仲介機能を有する他の仲介装置がアクセスに使用するポートを閉じ、他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否するようにする(S51)。
【選択図】 図6

Description

この発明は、外部装置との間で動作要求を送受信することによりその外部装置と連携して処理を行う機能と、上記外部装置との間で動作要求を双方向に転送する通信を仲介する仲介機能とを有する仲介機能付通信装置、このような仲介機能付通信装置と上記のような仲介機能を有する仲介装置と上記の外部装置とを備えた通信システムと、上記のような仲介機能付通信装置を制御する仲介機能付通信装置の制御方法、コンピュータを上記のような仲介機能付通信装置として機能させるためのプログラム、およびこのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来から、外部装置との間で動作要求を送受信することにより、その外部装置と連携して処理を行う機能を有する通信装置が知られている。
そして、近年、動作要求を双方向に転送する通信を仲介する仲介装置を設け、通信装置と外部装置とが、この仲介装置を介して通信するようにシステムを構成することにより、通信装置が連携して処理を行うべき外部装置との間で直接動作要求の送受信を行う機能を有していない場合でも、外部装置と連携した処理を可能とすることが提案されている。
さらに、上記の外部装置との間で直接動作要求の送受信を行う機能を有していない通信装置に上記の仲介装置の機能を付加して仲介機能付通信装置とすることにより、通信装置本来の機能に大きな変更を加えることなく、その外部装置との間で動作要求を送受信できるようにすることも提案されている。
このような技術については、例えば特許文献1あるいは特許文献2に記載されている。
特開2004−30625号公報 特開2004−180276号公報
ところで、上述のような仲介機能付通信装置を構成する場合、仲介装置の機能を付加する際に、通信装置本来の機能を全てそのまま残しておくと、その仲介機能付通信装置は、自身の仲介機能により外部装置との間で動作要求の送受信が可能であるほか、通信可能な範囲に別の仲介装置が存在する場合、その別の仲介装置を介しても、同じ外部装置との間で動作要求の送受信が可能になってしまうことが考えられる。
そして、このように同じ外部装置との間に2つの通信経路が存在してしまう場合、適切に制御を行わないと、仲介機能付通信装置と外部装置とが動作要求を2つの通信経路でそれぞれ送受信し、結果的に動作要求を二重に送信あるいは受信することになってしまう可能性がある。そして、このような事態が発生すると、仲介機能付通信装置あるいは外部装置を適切に動作させる上で大きな問題が生じることが考えられる。
例えば、ファームウェアの更新要求のように、自機のデータを変更する要求を二重に受信してしまうと、二重に変更を行ってしまうことになり、データを破壊してしまう危険性があるという問題があるし、エラー通知要求のように通知の取得要求を二重に受信してしまうと、二重に通知を行ってしまうことになり、通知を受け取る側の装置において受け取った通知の管理が複雑になってしまうという問題がある。
この発明は、このような問題を解決し、外部装置との間で動作要求を送受信することにより、その外部装置と連携して処理を行う機能を有する通信装置に、動作要求を双方向に転送する通信を仲介する仲介機能を設け、同様な仲介機能を有する他の仲介装置と通信可能な位置に配置する場合でも、上記の通信装置が上記の外部装置との間で二重に動作要求を送受信してしまうことを容易かつ効果的に防止できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の仲介機能付通信装置は、外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段と、上記仲介手段の機能の有効/無効を切り替える切替手段とを設け、上記仲介手段の機能が有効である場合に、上記仲介手段の機能を有する他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否するようにした仲介機能付通信装置である。
このような仲介機能付通信装置において、上記他の仲介装置から送信されてくる動作要求の拒否を、上記仲介装置がアクセスに使用するポートを閉じることによって行うようにするとよい。
さらに、上記仲介手段の機能を有効にすることを示す登録情報を所定の外部装置に送信して登録させる手段を設け、上記切替手段が、上記所定の外部装置に上記登録情報を登録させた場合に上記仲介手段の機能を有効にするようにするとよい。
また、この発明の通信システムは、外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段とを有する仲介機能付通信装置と、上記処理手段の機能を有する通信装置と上記外部装置との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段を有する仲介装置と、上記外部装置とを備えた通信システムにおいて、上記仲介機能付通信装置において、上記仲介手段の機能の有効/無効を切り替える切替手段を設け、上記仲介手段の機能が有効である場合に、上記仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否するようにしたものである。
このような通信システムにおいて、上記仲介装置に、その仲介装置が通信を仲介可能な他の通信装置を検索する機器検索を行う手段と、上記機器検索の結果に基づき、その機器検索で発見された通信装置を上記外部装置に登録する手段とを設け、上記仲介機能付通信装置が、上記仲介手段の機能が有効である場合に、少なくとも上記仲介装置が上記機器検索のために送信する動作要求を拒否するようにするとよい。
また、この発明の仲介機能付通信装置の制御方法は、外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段とを有する仲介機能付通信装置の制御方法において、上記仲介手段の機能の有効/無効を切り替えさせる切替手順と、上記仲介手段の機能が有効である場合に、上記仲介手段の機能を有する他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否させる手順とを含むものである。
このような仲介機能付通信装置の制御方法において、上記仲介装置から送信されてくる動作要求の拒否を、上記仲介装置がアクセスに使用するポートを閉じることによって行わせるようにするとよい。
さらに、上記仲介手段の機能を有効にすることを示す登録情報を所定の外部装置に送信して登録させる手順をさらに含め、上記切替手順において、上記所定の外部装置に上記登録情報を登録させた場合に上記仲介手段の機能を有効にさせるようにするとよい。
また、この発明のプログラムは、コンピュータを、外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段と、上記仲介手段の機能の有効/無効を切り替える切替手段と、上記仲介手段の機能が有効である場合に、上記仲介手段の機能を有する他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否する手段として機能させるためのプログラムである。
また、この発明の記録媒体は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
以上のようなこの発明の仲介機能付通信装置、通信システム又は、仲介機能付通信装置の制御方法によれば、外部装置との間で動作要求を送受信することにより、その外部装置と連携して処理を行う機能を有する通信装置に、動作要求を双方向に転送する通信を仲介する仲介機能を設け、同様な仲介機能を有する他の仲介装置と通信可能な位置に配置する場合でも、上記の通信装置が上記の外部装置との間で二重に動作要求を送受信してしまうことを容易かつ効果的に防止できるようにすることができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータを上記の仲介機能付通信装置として機能させてその特徴を実現し、同様な効果を得ることができる。
この発明の記録媒体によれば、上記のプログラムを記憶していないコンピュータにそのプログラムを読み出させて実行させ、上記の効果を得ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
まず、この発明の通信システムの実施形態である遠隔管理システムの構成について説明する。図1は、その遠隔管理システムの構成を示したブロック図である。
図1に示すように、この遠隔管理システム1は、ユーザ側環境Aに設置された装置と、これらの装置とインターネット70のようなネットワークを介して通信可能な管理装置80とを備えている。管理装置80は、インターネット70あるいはその他の通信経路を介して通信可能な被管理装置を管理する装置である。
なお、ここでいう管理とは、管理対象から情報を取得し、その情報に基づいて何らかの動作を行うことであり、例えば、被管理装置がデジタル複合機のような画像処理装置であれば、管理装置80において管理対象の各画像処理装置における画像形成枚数を集計したり、管理対象の装置からの異常発生通知に対応して適当なサービスセンタに通報を行い、修理担当者の派遣を促したり、管理対象装置のファームウェアのバージョン情報を取得し、そのバージョンが古いものであった場合に新しいファームウェアを送信して更新させたりといった動作が考えられる。また、単に管理対象から取得した情報を蓄積するような動作(例えば動作ログの作成)も含む。そして、このような動作は、管理装置80と、管理対象となる被管理装置とが、相手から動作要求を受信し、その動作要求に基づいて処理を行い、その結果として動作応答を返す処理を行うことにより実現することができる。管理装置と被管理装置の一方がこのような処理を行うようにしてもよいが、両者が動作要求と動作応答とを送受信し、連携して処理を行うようにするとよい。
一方、ユーザ側環境Aには、仲介機能付の通信装置10,仲介装置20,通信装置30a,30b,ファイアウォール40,パーソナルコンピュータ(PC)50を設け、これらをローカルエリアネットワーク(LAN)60によって接続している。
このうち通信装置30a,30bは、それぞれネットワーク通信機能を有する通信装置であり、また、外部装置である管理装置80から動作要求を受信し、その動作要求に基づいて処理を行い、その結果として動作応答を返すことにより、管理装置80による管理を受ける被管理装置としての機能も有する。このような通信装置の具体例としては、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ通信装置、これらの機能を備えたデジタル複合機(MFP)といった画像処理装置等が考えられるが、その他の装置でもよいことはもちろんである。通信装置10についても同様である。
また、ユーザ側環境Aにはファイアウォール40が設置されており、LAN60とインターネット70とはこのファイアウォール40を介して接続し、LAN60の外部へのアクセス及び外部からのアクセスを制限するようにしている。そして、この制限のため、通信装置30a,30bは、通常のプロトコルでは管理装置80と双方向に動作要求を送受信することができない。そこで、通信装置30a,30bと管理装置80との間で動作要求及び動作応答に関する通信を仲介する仲介装置20を設け、これらの間の通信を仲介させるようにしている。
また、通信装置10も、ネットワーク通信機能を設けた通信装置である。そして、通信装置30a,30bの場合と同様、管理装置80による管理を受ける被管理装置としての機能も有する。この被管理装置としての機能は、管理装置80から動作要求を受信し、その動作要求に基づいて処理を行い、その結果として動作応答を返す処理手段により実現されるものである。
そして、通信装置10の場合にはさらに、自身で管理装置80と上記の処理手段との間で動作要求及び動作応答に関する通信を仲介する仲介手段の機能、すなわち仲介装置20が有する機能と同様な仲介機能も設け、仲介装置20を介さず、管理装置80と直接通信して動作要求を双方向に転送することができるようにしている。ただし、自身の仲介機能を利用せず、通信装置30a,30bの場合と同様、仲介装置20により管理装置80との間の通信を仲介させることも可能である。
このような通信装置10は、この発明の仲介機能付通信装置の実施形態である。
また、PC50は、CPU,ROM,RAM,HDD(ハードディスクドライブ),ネットワークインタフェース(I/F)等を備えた公知のコンピュータでよい。そして、ここでは、このPC50からウェブブラウザを用いて通信装置10や仲介装置20等のLAN60内の装置にアクセスし、これらの装置に備えるウェブサービス機能を利用してこれらの装置に関する設定を行うことができるようにしている。
なお、このような遠隔管理システム1において遠隔管理に係る処理を行う際に使用する「動作要求」や「動作応答」としては、例えばRPC(Remote Procedure Call)により送信する、相互の実装するアプリケーションプログラムのメソッドに対する処理の依頼である「要求」と、この依頼された処理の結果である「応答」とが考えられる。
そして、RPCを実現するためには、SOAP(Simple Object Access Protocol:ソープ),HTTP(HyperText Transfer Protocol),FTP,COM(Component Object Model),CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格),技術,仕様などを利用することができる。
次に、図2に、通信装置10のハードウェア構成を示す。
図2に示すように、通信装置10は、CPU101,ROM102,RAM103,不揮発性メモリ(NVRAM)104,ネットワークI/F105,エンジン部106を備えている。
そして、CPU101は、通信装置10全体を統括制御する制御手段であり、ROM102や不揮発性メモリ104に記録された種々のプログラムを実行することにより、処理手段,仲介手段,切替手段等の各手段として機能し、後述するようにこの実施形態の特徴に係る種々の機能を実現する。
ROM102は、不揮発性の記憶手段であり、CPU101が実行するプログラムや、固定的なパラメータ等を記憶する。ROM102を書き換え可能な記憶手段として構成し、これらのデータをアップデートできるようにしてもよい。
RAM103は、一時的に使用するデータを記憶したり、CPU101のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
不揮発性メモリ104は、フラッシュメモリやHDD等による書き換え可能な不揮発性記憶手段であり、CPU101が実行するプログラムや、装置の電源がOFFされた後でも保持しておく必要があるパラメータの値等を記憶する。
ネットワークI/F105は、通信装置10をLAN60等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)方式の通信を行うためのインタフェースである。そして、ネットワークを介して他の装置と通信を行う場合、このネットワークI/F105とCPU101とが通信手段として機能する。なお、ネットワークとしては、有線、無線を問わず種々の方式のものが使用可能であり、ネットワークI/F105は、ネットワークの規格や使用する通信プロトコル等に応じて適切なものを用意する。また、複数の規格に対応させて複数のネットワークI/F105を設けることも当然可能である。
エンジン部106は、通信装置10の外部に対して通信以外の物理的な出力を行うためのユニットであるが、必ずしも設ける必要はない。このエンジン部は、例えば通信装置10がデジタル複合機(MFP)であれば、画像形成部、画像読取部、ファクシミリ通信ユニット等であり、CPU101がこれらの動作を適切に制御することにより、通信装置10にコピー、プリント、スキャン、ファクシミリ通信等の種々の動作を実行させることができる。なお、この部分は、この実施形態の特徴とはあまり関係ないため、図示は簡単なものに留めている。
これらの他にもディスプレイ等による表示部や、タッチパネルあるいはキー等による操作部を設けてもよいことはもちろんである。
なお、通信装置30a,30bについても、これらの装置が持つ機能に応じてエンジン部の構成が異なるが、この点以外は通信装置10の場合と同様なハードウェア構成でよい。また、仲介装置20についても、同様なハードウェア構成でよい。さらに、管理装置80についても、遠隔管理の目的や運用方法に応じて種々の付加的な構成を設けたり、規模の大きい装置にしたりすることが考えられるが、基本的なハードウェア構成は、仲介装置20の場合と同様でよい。
そして、これらの各装置においては、CPUに種々の制御プログラムを実行させることにより、上述した各機能及び以下に説明する各機能を実現するようにしている。
ところで、図1に示した遠隔管理システム1においては、ユーザが管理装置80による画像処理装置の遠隔管理を希望する場合、まず管理装置80の運用者と管理契約を結び、その後管理対象の画像処理装置を管理装置80に登録させるようにしている。そして、この登録があった場合に、管理装置80が登録された画像処理装置を管理対象である適切な通信相手と認識し、動作要求や動作応答の送受信を利用した遠隔管理を開始するようにしている。
そして、上記の登録は、自身の仲介機能を利用して管理装置80と通信を行う直接通信が可能な仲介機能付の画像処理装置の場合は、ユーザの指示により直接管理装置80と通信して行うことができる。しかし、仲介機能を持たず、仲介装置20を介して管理装置80と通信する間接通信行う画像処理装置については、その通信を仲介する仲介装置20が登録を代行すると共に、仲介装置20自身も、登録する画像処理装置が自身の仲介機能を利用して管理装置80と通信すること、すなわちその画像処理装置が仲介装置20の管理下にある旨を記憶するようにしている。
しかし、このような制御を行う場合、通信装置10のように直接通信と間接通信の双方が可能な装置においては、2通りの登録経路が存在してしまうことになる。従って、これらの経路で同じ装置が別々に管理装置80に登録されてしまうと、登録が二重になってしまう恐れがある。この実施形態の特徴の一つは、この二重登録を防止できるようにした点である。
そこで、次に、この点に関連する通信装置10の動作について説明する。
上述したように、通信装置10は、ウェブサービス機能を有する。そして、PC50等に備えるブラウザによって通信装置10に外部からアクセスして画面の表示に必要なデータを取得し、ディスプレイに表示させた画面中のGUIによる通信装置10の設定操作を行うことが可能である。また、通信装置10自身にブラウザの機能を設け、通信装置10自身のディスプレイに同様なGUIを表示させて設定操作を受け付けることができるようにしてもよい。
図3に、このような設定操作を受け付けるための画面の例として、管理用初期画面の表示例を示す。
この図に示す管理用初期画面200は、通信装置10の管理者が種々の設定を行ったり通信装置10の稼動状況を参照したりするための画面である。そして、ユーザがブラウザによって通信装置10にアクセスし、管理者用モードの動作を選択した場合、まずこの管理者用初期画面200を表示させるようにしている。
そして、この画面には、通信装置10に動作を指示するためのボタンとして、状態ボタン201,設定ボタン202,設置ボタン203を設けている。
このうち状態ボタン201は、通信装置10においてなされている設定の状態や、通信装置10の動作状況を確認するための画面の表示を指示するためのボタンであり、設定ボタン202は、通信装置10における種々の設定、例えばネットワーク通信設定やユーザの登録、コピーやプリント等の動作の実行に関する設定を行うための画面の表示を指示するボタンである。なお、これらの機能については、この実施形態の特徴とあまり関係ないため、詳細な説明は省略する。
そして、設置ボタン203が、通信装置10の管理装置80への登録を行うための画面の表示を指示するボタンである。ただし、このボタンの押下に応じてブラウザに表示させる画面は、通信装置10が記憶しているいくつかの情報に従って異なる。
この情報は、表1に示す通り、登録完了フラグ、仲介機能利用フラグ、および設置場所情報である。
Figure 2006254046
そして、登録完了フラグは、通信装置10が管理装置80に管理対象として登録された場合にONにするフラグであり、直接通信を行うか間接通信を行うかに限らず、管理装置80に登録された場合にONにするようにしている。また、仲介機能利用フラグは、通信装置10が自身の仲介機能を利用して(直接通信で)管理装置80と通信を行う旨が管理装置80に登録された場合にONにするフラグである。これらのフラグの内容は、不揮発メモリ104に記憶させ、通信装置10の電源がOFFされても記憶しておくようにする。
また、通信装置10は、動作中に適宜これらのフラグを参照し、登録完了フラグがONの場合に管理装置80による遠隔管理を受ける機能を有効にし、さらに仲介機能利用フラグがONの場合に、自身の仲介機能を有効にするようにしている。また、仲介機能利用フラグがOFFである場合には、仲介機能は無効にし、遠隔管理を受けるための通信は、仲介装置20を介して行うようにしている。従って、仲介機能利用フラグのON/OFFを変更する手順が切替手順であり、この変更を行う手段が切替手段である。
また、設置場所情報は、後述するように通信装置10が登録の準備段階として管理装置80に照会を行った際に通知される情報であり、この情報を記憶している場合には、照会が正常に完了していると判断することができる。なお、この情報は、通信装置10の電源がOFFされた場合には消去するようにする。
なお、通信装置10において仲介機能を有効にする場合でも、通信装置10がクライアントとして機能して通信する場合には、LAN内の通信では仲介機能は使わず、LAN外(管理装置等)との通信でのみ仲介機能を使うようにするとよい。また、通信装置10がサーバとして機能して通信する場合には、通信相手がアクセスしてくるポートにより仲介機能を使うか否かを決定するようにするとよい。従って、仲介機能を利用して通信する相手は、仲介機能を利用するポートにアクセスするようにするとよい。
次に、図4乃至図6に、設置ボタン203の押下に応じて通信装置10のCPU101が実行する処理のフローチャートを示す。
CPU101は、図3に示した管理者用初期画面200において設置ボタン203が押下されたことを検出すると、図4のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、まずステップS11で、表1に示した登録完了フラグがONであるか否か判断する。そして、ONでなければ登録に関する処理を行うべくステップS12に進み、既に設置場所情報を記憶しているか否か判断する。
そして、これを記憶していれば、ステップS13に進み、ブラウザに未登録画面のデータを送信してこの画面を表示させる。一方、ステップS12で設置場所情報を記憶していなければ、ステップS14に進み、ブラウザに照会済み画面のデータを送信してこの画面を表示させる。
ここでは、まず未登録画面の内容及びその画面において受け付けた操作に応じた処理について説明する。
図7に、この未登録画面の表示例を示す。
この未登録画面210は、通信装置10を管理装置80に登録するための準備段階として管理装置80に対して照会を行うための画面である。そして、この照会とは、通信装置10に関する管理契約が既になされており、通信装置10が管理装置80に登録し得る状態であることを確認する処理のことである。なお、管理装置80との間で仲介装置20を介した通信を行おうとする場合には、通信装置10の登録は、通信を仲介させる仲介装置20から行うようにしているため、通信装置10を操作して管理装置80への登録を行うということは、通信装置10が自身の仲介機能を利用して管理装置80と通信する旨の登録を行おうとしていることを意味する。
また、ユーザが管理者用初期画面200において設置ボタン203が押下した場合にこの画面に移行するということは、通信装置10は管理装置80に登録されておらず、照会もなされていないということを示すものである。
そして、このような未登録画面210には、照会ボタン211,状態表示部212,および登録番号入力部213を設けている。
このうち状態表示部212は、通信装置10の現在の状態を表示する部分であるが、未登録画面210においては、通常は、未だ登録も照会もなされていないことを示す「未登録」である。
また、登録番号入力部213は、照会を行なうため、ユーザが管理装置80の運用者から予め通知されている登録番号を入力する部分である。この登録番号としては、例えば管理契約の契約書番号等が考えられるが、パスワードのような、番号以外の識別情報でもよい。
そして、照会ボタン211は、通信装置10に照会動作の実行を指示するためのボタンであり、ユーザが登録番号入力部213に必要な情報を入力した後でこのボタンを押下すると、通信装置10は、管理装置80に対して、登録番号入力部213に入力された情報を用いた照会を要求する。
フローチャートの説明に戻ると、図4のステップS13の後、処理は図5のステップS21に進むが、この図5に示す部分の処理が、未登録画面210で受け付ける操作に応じた処理である。
そして、CPU101は、図5のステップS21において、未登録画面210の照会ボタン211が押下されるまで待機し、押下されると、ステップS22に進み、登録番号入力部213に入力された情報を管理装置80に送信して照会を要求する。このとき、必要があれば、機番等、通信装置10自身の識別情報も共に送信するようにしてもよい。
なお、通信先アドレス等の管理装置80との通信に必要な情報は予め設定しておくものとする。また、この照会要求と以下に説明する登録要求については、通信装置10側から管理装置80側に一方的に送信して応答を取得すればよく、通信装置10側で管理装置80側からの要求を受信して処理する必要はないので、仲介機能を有効にしなくても、通常のネットワーク通信機能により対応可能な内容である。通信先アドレス等の情報は予め設定しておく必要はあるが、このような設定は図示しない公知の手法により予め行っておくものとする。
そして、ステップS22において管理装置80から応答を受信すると、ステップS23で照会結果を判断し、OKであれば、ステップS24で、管理装置80から照会結果と共に取得した設置場所情報を記憶し、ステップS25でブラウザに照会済み画面のデータを送信してこの画面を表示させる。ここで表示させる照会済み画面は、図4のステップS14で表示させるものと同様な形式の画面である。
また、ステップS23で照会失敗(NG)であった場合には、ステップS26に進み、ブラウザに登録失敗画面のデータを送信してこの画面を表示させる。
図11に、この登録失敗画面の表示例を示すが、この登録失敗画面250は、ユーザに登録の過程(ステップS26の場合は照会処理)で不具合が起きたことを通知するためのものであり、ユーザがOKボタン251を押下すると、図3に示した管理用初期画面200に戻る。
フローチャートにおいては、この処理を図4のステップS18及びS19に示しており、図5のステップS26の後は、図4のステップS18に進んでOKボタン251が押下されるまで待機し、その後ステップS19でブラウザに管理用初期画面200のデータを送信してこの画面を表示させ、設置ボタン203の押下に応じた一連の処理を終了して、管理用初期画面200における操作受け付けの処理に戻る。
次に、図4のステップS14又は図5のステップS25で表示させる照会済み画面の内容及びその画面において受け付けた操作に応じた処理について説明する。
図8に、この照会済み画面の表示例を示す。
この照会済み画面220は、上述した照会が完了した通信装置10を管理装置80に登録する指示を受け付けるための画面である。なお、ユーザが管理者用初期画面200において設置ボタン203が押下した場合にこの画面に移行するということは、通信装置10は管理装置80に登録されていないが照会は既に完了しているということを示すものである。
そして、このような照会済み画面220には、照会ボタン221,登録ボタン222,状態表示部223,登録番号入力部224,照会結果表示部225,設置場所表示部226,OKボタン227を設けている。
このうち状態表示部223は、通信装置10の現在の状態を表示する部分であるが、照会済み画面220においては、通常は、照会が完了していることを示す「照会済」である。
また、登録番号入力部224には、当初はユーザが照会時に入力した登録番号を表示するが、新たな照会を要求するため、別の登録番号を入力することもできるようにしている。
照会結果表示部225は、最新の照会処理の結果を表示する部分であるが、通常は「OK」となる。設置場所表示部226は、照会時に管理装置80から受信した通信装置10の設置場所情報を表示する部分である。
そして、照会ボタン221は、通信装置10に照会動作の実行を指示するためのボタンであり、ユーザが登録番号入力部213に新たな登録番号を入力した後でこのボタンを押下すると、通信装置10は、管理装置80に対して、登録番号入力部213に入力された情報を用いた照会を要求する。この処理は、未登録画面210で照会ボタン211を押下した場合と同様なものである。
また、登録ボタン222は、通信装置10に登録動作の実行を指示するためのボタンであり、ユーザがこのボタンを押下すると、通信装置10は、管理装置80に対して自機の登録を要求する。
また、OKボタン227は、登録を行わずに管理用初期画面200に戻る指示を行うためのボタンである。
フローチャートの説明に戻ると、図4のステップS14又は図5のステップS25の後、処理は図6のステップS41に進むが、この図6に示す部分の処理が、照会済み画面220で受け付ける操作に応じた処理である。
そして、CPU101は、図6のステップS41,S47,S53において、照会済み画面220の照会ボタン221,登録ボタン222,OKボタン227のいずれかがが押下されるまで待機する。
そして、照会ボタン221が押下されると、ステップS41からステップS42以降に進み、照会に係る処理を行うが、この処理は図5のステップS22乃至S26で説明したものと同様な処理であるから、説明を省略する。
また、登録ボタン222が押下されると、ステップS47からステップS48以降に進み、登録に係る処理を行う。そして、ステップS48では、管理装置80に必要な登録情報を送信して自機の登録を要求し、これに対する応答を取得する。なお、上述したように、ここでの登録は、通信装置10が自身の仲介機能を有効にし、この機能を利用して管理装置80と通信する旨の登録を意味する。またこのとき、自機の識別情報である機番や、登録番号入力部224に入力されている登録番号を送信し、管理装置80に自機の確認を行わせるようにしてもよい。
なお、管理装置80側での登録は、通信装置10を、被管理装置として登録すると共に、被管理装置としての通信装置10と通信するための仲介装置としても登録して行うようにし、後述する間接通信の場合の登録と、データ形式を統一できるようにするとよい。
その後、ステップS49で登録が成功したか否か判断し、登録成功(OK)であれば、ステップS50に進んで登録完了フラグ及び仲介機能利用フラグをONにして、管理装置80に対して自身の仲介機能を利用して直接通信を行う旨の登録が完了した直接通信登録済み状態であることを示し、仲介機能を有効にする。
また、ステップS51で仲介装置20が自機へアクセスする(通信を要求する)際に使用するポートを閉じ、以後仲介装置20から送信されてくる動作要求を拒否するようにする。例えば、サーバとして機能する際の通信に使用するポートと閉じるようにすればよい。具体的にどのポートを閉じればよいかは、仲介装置20と通信装置10を同じメーカーが供給していたり、仲介装置20の仕様が公開されていたりすれば、通信装置10を設計する際に必要な情報を参照して特定できる。また、動作要求の拒否は、仲介機能利用フラグがONである間、すなわち仲介機能を有効にしておく間は継続するようにする。
このような処理を行うことにより、後述するように、仲介装置20が通信装置10を管理装置80に登録してしまう事態を防止することができる。
そして、以上で登録に係る処理を終了し、ステップS52でブラウザに登録完了画面のデータを送信してこの画面を表示させる。
図9に、この登録完了画面の表示例を示すが、この登録完了画面230は、ユーザに通信装置10の管理装置80への登録が完了したことを通知するためのものであり、ユーザがOKボタン231を押下すると、図3に示した管理用初期画面200に戻る。
フローチャートにおいては、この処理を図4のステップS18及びS19に示しており、図6のステップS52の後は、図4のステップS18に進んでOKボタン251が押下されるまで待機し、その後ステップS19でブラウザに管理用初期画面200のデータを送信してこの画面を表示させ、設置ボタン203の押下に応じた一連の処理を終了して、管理用初期画面200における操作受け付けの処理に戻る。
また、図6のステップS49で登録失敗(NG)であった場合には、ステップS46に進み、ブラウザに登録失敗画面のデータを送信してこの画面を表示させる。その後の処理については、図5のステップS26の場合と同様である。
次に、設置ボタン203が押下された時点で既に通信装置10の管理装置80への登録が完了していた場合の処理について説明する。
この場合、登録完了フラグはONになっているので、ステップS11の判断はYESになり、処理はステップS15に進む。そして、ステップS15では、仲介機能利用フラグがONか否か判断する。
そして、ONであれば、通信装置10は、管理装置80に対して自身の仲介機能を利用して直接通信を行う旨の登録が行われていることがわかり、図6のステップS52の場合と同様な状態であるので、ステップS16で、ブラウザに図6のステップS52の場合と同様な登録完了画面230のデータを送信してこの画面を表示させる。そして、OKボタン231が押下された場合に管理用初期画面200に戻ることも、上述した通りである。
すなわち、このケースでは、新たに照会や登録の指示を受け付けることはない。
また、ステップS15で仲介機能利用フラグがOFFであれば、通信装置10は、管理装置80に対して仲介装置20を介した間接通信を行う旨の登録が行われ、間接通信登録済み状態になっていることがわかる。この場合、新たに直接通信を行う旨の登録を可能としてしまうと、二重登録が行われることになってしまうので、ステップS17に進んでブラウザに未登録画面ではなく間接通信登録済み画面のデータを送信し、この画面を表示させるようにしている。
図10に、この間接通信登録済み画面の表示例を示すが、この間接通信登録済み画面240は、既に通信装置10が管理装置80に登録されていることを通知するためのものであり、ユーザがOKボタン241を押下すると、図3に示した管理用初期画面200に戻る。このために実行する処理は、上述した登録完了画面230の場合と同様なものである。
次に、図12乃至図15に、上述したような処理を行う通信装置10と、通信装置10がアクセスする管理装置80との、種々のケースにおける動作シーケンス例を示す。
図12に示すのは、ユーザが未登録状態の通信装置10にブラウザ51を用いてアクセスし、通信装置10を管理装置80に登録する際の動作シーケンス例である。
この場合、ユーザがブラウザ51により通信装置10にアクセスし、管理者モードでの操作を要求すると(S101)、通信装置10は管理用初期画面200のデータをブラウザ51に渡し(S102)、ブラウザ51はこのデータに基づき管理用初期画面200を表示する(S103)。
そして、ユーザがこの画面で設置ボタン203を押下すると、そのイベントを通信装置10に伝達し(S104)、ここでは通信装置10は未登録状態であるので、通信装置10がフラグや設置場所情報の状態からその旨判断し(S105)、未登録画面210のデータをブラウザ51に渡す(S106)。そして、ブラウザ51はこのデータに基づき未登録画面210の表示を行う(S107)。
そして、ユーザがこの画面において登録番号を入力すると共に照会ボタン211を押下すると、ブラウザ51はこのイベント及び入力された登録番号を通信装置10に伝達する(S108)。
すると、通信装置10は、管理装置80に対して照会要求と共にその受け取った登録番号を送信する(S109)。そして、管理装置80はその情報に基づき照会処理を行い(S110)、その結果を示す照会応答と、照会成功の場合には通信装置10の設置場所情報を返す(S111)。そして、通信装置10はこれに応じて照会済み画面220のデータを生成してブラウザ51に送信し(S112)、ブラウザ51はこのデータに基づき照会済み画面220の表示を行う(S113)。
そして、ユーザがこの画面において登録ボタン222を押下すると、ブラウザ51はこのイベントを通信装置10に伝達する(S114)。
すると、通信装置10は、管理装置80に対して登録要求を送信する(S115)。このとき、自機の識別情報である機番や、照会済み画面220の登録番号入力部224に入力されている登録番号を取得して送信するようにしてもよい。そして、管理装置80は登録要求に応じて通信装置10の登録処理を行い(S116)、その結果を示す登録応答を返す(S117)。そして、通信装置10はこれに応じて必要なフラグを設定すると共に仲介装置20が通信を要求してくるポートを閉じて直接通信登録済み状態に移行し(S118)、登録完了画面230のデータを生成してブラウザ51に送信し(S119)、ブラウザ51はこのデータに基づき登録完了画面230の表示を行う(S120)。
以上のような動作を行うことにより、通信装置10の管理装置80への登録を完了することができる。
また、図13に示すのは、ユーザが照会済み状態の通信装置10にブラウザ51を用いてアクセスし、通信装置10を管理装置80に登録する際の動作シーケンス例である。
この場合も、ユーザがブラウザ51により通信装置10にアクセスし、管理者モードでの操作を要求すると(S131)、通信装置10は管理用初期画面200のデータをブラウザ51に渡し(S132)、ブラウザ51はこのデータに基づき管理用初期画面200を表示する(S133)。
そして、ユーザがこの画面で設置ボタン203を押下すると、そのイベントを通信装置10に伝達し(S134)、ここでは通信装置10は照会済み状態であるので、通信装置10がフラグや設置場所情報の状態からその旨判断し(S135)、照会済み画面220のデータをブラウザ51に渡す(S136)。そして、ブラウザ51はこのデータに基づき照会済み画面220の表示を行う(S137)。
そして、この照会済み画面220においてユーザが新たな登録番号を入力して照会ボタン211を押下すると、ステップS138乃至S143において、図12のステップS108乃至S113の場合と同様な動作シーケンスにより、新たに入力された登録番号を用いた照会動作を行う。
また、ステップS137又はS143の後、ユーザが登録ボタン222を押下すると、ステップS144乃至S150で、図12のステップS114乃至S120の場合と同様な動作シーケンスにより、既に照会済みの内容に基づいた登録動作を行う。
以上のような動作を行うことにより、通信装置10の管理装置80への登録を完了することができる。
図14に示すのは、ユーザが直接通信登録済み状態の通信装置10に対して登録操作を行おうとした場合の動作シーケンス例である。
この場合も、ユーザがブラウザ51により通信装置10にアクセスし、管理者モードでの操作を要求すると、図12のステップS101〜S103の場合と同様に、ブラウザ51に管理用初期画面200を表示させることができる(S171)。
そして、ユーザがこの画面で設置ボタン203を押下すると、ブラウザ51はそのイベントを通信装置10に伝達するが(S172)、ここでは通信装置10は直接通信登録済み状態であるので、通信装置10がフラグの状態からその旨判断し(S173)、登録完了画面230のデータをブラウザ51に渡す(S174)。そして、ブラウザ51はこのデータに基づき登録完了画面230の表示を行う(S175)。そして、この画面は、既になされている登録の内容を表示するものであり、この画面において登録を指示することはできない。
従って、通信装置10が直接通信登録済み状態である場合には、ユーザが更に登録操作を行おうとした場合でも、登録を指示することができないようにしている。
図15に示すのは、ユーザが間接通信登録済み状態の通信装置10に対して登録操作を行おうとした場合の動作シーケンス例である。
この場合も、ユーザがブラウザ51により通信装置10にアクセスし、管理者モードでの操作を要求すると、図12のステップS101〜S103の場合と同様に、ブラウザ51に管理用初期画面200を表示させることができる(S181)。
そして、ユーザがこの画面で設置ボタン203を押下すると、ブラウザ51はそのイベントを通信装置10に伝達するが(S182)、ここでは通信装置10は間接通信登録済み状態であるので、通信装置10がフラグの状態からその旨判断し(S183)、間接通信登録済み画面240のデータをブラウザ51に渡す(S184)。そして、ブラウザ51はこのデータに基づき間接通信登録済み画面240の表示を行う(S185)。そして、この画面は、既に登録がなされていること表示するものであり、この画面において登録を指示することはできない。
従って、通信装置10が間接通信登録済み状態である場合にも、ユーザが更に登録操作を行おうとした場合でも、登録を指示することができないようにしている。
通信装置10においては、CPU101に以上説明したような処理や動作を行わせることにより、自身が管理装置80と直接通信する旨を管理装置80に登録して仲介機能を有効にした場合には、仲介装置20からの動作要求を拒否し、仲介装置20を介して管理装置80に登録されてしまわないようにしている。また、既に仲介装置20を介して管理装置80に登録されている場合には、自身が管理装置80と直接通信する旨の登録を試みることができないようにしている。従って、通信装置10が管理装置80に二重に登録されてしまうことを防止し、このことにより、通信装置10と管理装置80とが二重に動作要求を送受信してしまうことを容易かつ効果的に防止することができる。
また、二重登録の防止を通信装置10側の処理により行うことができるので、管理装置80側における二重登録防止の監視負担を低減することができる。管理装置80に登録される通信装置(被管理装置)の数は、数万、数十万あるいはそれ以上といった膨大な数になる場合もある上、管理開始前はユーザ側の詳細な事情は把握できないため、二重登録の排除を管理装置80側で行おうとすると、監視負担が非常に大きくなる場合がある。従って、上述したように、登録する通信装置の側に二重登録防止のための機能も設けることが効果的なのである。
さらに、管理装置80側で二重登録登録の排除を行うようにする場合、例えば、二重登録となる登録要求に対してエラーを返すようにすることが考えられる。しかし、エラーが返されると、登録要求元の装置において人手でエラーに対する対処を行う必要が生じる。従って、上述のように、二重登録となるような登録要求を試みることができないようにし、初めからエラーが発生しないようにすることが好ましいといえる。
また、通信装置10において、管理装置80に自身の仲介機能を利用して通信を行う旨を登録した場合のみ仲介機能利用フラグをONにして仲介機能を有効にするようにしているので、例えば仲介装置20を介して管理装置80と通信を行う旨の登録がなされているにも関わらず誤って自身の仲介機能を利用してしまうといった事態を防止でき、管理装置80との間で二重に通信を行ってしまうような事態を防止できる。
次に、図16乃至図21を用いて、通信装置10に仲介装置20を介して管理装置80と通信させる場合の通信装置10の管理装置80への登録処理について説明する。
図1に示した遠隔管理システム1においては、このような場合、通信を仲介させる仲介装置20が管理装置80に未登録であれば、まず仲介装置20を管理装置80に登録させるようにしている。
そこで、図16に、ユーザが仲介装置20にブラウザ51を用いてアクセスし、仲介装置20を管理装置80に登録する際の動作シーケンス例を示す。
図1に示した例においては、仲介装置20にもウェブサービス機能を設けており、PC50等に備えるブラウザによって仲介装置20にアクセスして画面の表示に必要なデータを取得し、ディスプレイに表示させた画面中のGUIにより仲介装置20の設定操作を行うことが可能である。そして、図16に示すように、この場合の動作シーケンスは、図12に示した、管理装置80と直接通信する通信装置10を管理装置80に登録する際の動作シーケンスと概ね同様なものである。
すなわち、まず未登録画面を表示させ(S201〜S203)、登録番号を入力して照会動作を実行させ(S204〜S209)、その後登録動作を実行させる(S210〜S216)という手順になる。なお、ステップS214では、仲介装置20は所定のフラグを立てて自身が管理装置80に登録されたことを記憶するようにしているが、通信装置10の場合のようにポートを閉じる動作は行わない。また、これらの動作においてブラウザ51に表示させる画面は、仲介装置20用であることに伴って通信装置10の場合とは若干異なるが、図7乃至図9に示したものと概ね同様であるので、図示は省略する。
そして、以上の動作により仲介装置20を管理装置80に登録した後では、ユーザは、仲介装置20に、通信を仲介可能な他の通信装置を検索させ、その通信装置の管理装置80への登録を行わせることができる。
図17に、この動作シーケンスを示す。なお、この図に示すのは、通信装置10が未登録状態の場合の動作である。
仲介装置20が既に管理装置80に登録されている場合、ユーザがブラウザ51により仲介装置20にアクセスして登録に関する操作を要求すると、仲介装置20はブラウザ51に機器登録画面のデータを送信し、この画面を表示させる(S221〜S224)。
図18にこの機器登録画面の表示例を示すが、機器登録画面310には、仲介装置20に対して、通信を仲介可能な他の通信装置の検索を指示するための、機器検索ボタン311を設けている。また、図18には示していないが、仲介装置20の識別情報や設置場所情報等もこの画面に表示させるようにしてもよい。
図17の説明に戻ると、以上のような機器登録画面310においてユーザが機器検索ボタン311を押下すると、ブラウザ51はそのイベントを仲介装置20に伝達する(S225)。
そして、仲介装置20はこれに応じて、通信装置の検索のための機器検索要求(動作要求の一種である)の送信を行う(S226)。なお、検索を行うまで実際にどのような機器が存在するかはわからないので、この要求は、所定のIPアドレス範囲、同一ネットワーク内等の所定の範囲内にブロードキャストし、その範囲内の任意の装置から応答を受け取ることができるようにするとよい。
ここでは通信装置10が機器検索要求の送信範囲内にあるとすると、通信装置10は、機器検索要求を受信した際、自機が未登録状態であり、仲介装置20に通信の仲介を受けることができると判断するので(S227)、機器検索応答と共に自機の識別情報を仲介装置20に返す(S228)。機器検索要求の送信範囲内に他にも仲介装置20が通信を仲介可能な装置があれば、仲介装置20はその装置からも同様に応答を受け取る。
そして、仲介装置20は、受信した応答を基に検索結果画面のデータを生成してブラウザ51に送信し(S229)、この画面を表示させる(S230)。
図19に、この検索結果画面の表示例を示す。
この検索結果画面320は、ステップS226で仲介装置20が行った検索の結果を表示すると共に、発見された機器のうち登録が可能なものについて、仲介装置20を介して管理装置80と通信する旨管理装置80に登録する指示を行うための画面である。
そして、このような検索結果画面320には、登録ボタン321及び、発見された各機器についての機器情報表示部322を設けている。また、機器情報表示部322内には、該当機器の識別情報である機番を表示する機番表示部323と、該当機器の現在の状態を表示する状態表示部324と、登録を行なうため、ユーザが管理装置80の運用者から予め通知されている登録番号を入力する登録番号入力部325とを設けている。登録番号としては、直接通信の場合と同様、契約番号等を使用するようにすることができる。
そして、登録ボタン321は、仲介装置20に、登録番号を入力した機器の登録実行を指示するためのボタンであり、ユーザが登録を希望する機器についての登録番号入力部325に必要な情報を入力した後でこのボタンを押下すると、仲介装置20は、管理装置80に対して、その機器の登録(及びこれに先立つ照会)を要求する。
シーケンス図の説明に戻ると、ユーザが検索結果画面320において登録を行いたい機器に係る登録番号を入力し、登録ボタン321を押下すると、ブラウザ51はそのイベント及び登録番号を仲介装置20に伝達する(S231)。
すると、仲介装置20は、これに応じて管理装置80に対して照会要求と共にその受け取った登録番号を送信する(S232)。そして、管理装置80はその情報に基づき照会処理を行い(S233)、その結果を示す照会応答と、照会成功の場合には照会した機器の設置場所情報を返す(S234)。
そして、照会が成功した場合、仲介装置20は、管理装置80に対して登録要求を送信する(S235)。このとき、登録しようとする機器の識別情報である機番等も送信するようにしてもよい。そして、管理装置80は登録要求に応じて、該当機器について仲介装置20を介して通信を行う旨の登録処理を行い(S236)、その結果を示す登録応答を返す(S237)。
そして、登録が成功した場合、仲介装置20は、登録された機器(ここでは通信装置10とする)に対して登録通知を送信する(S238)。そして、通信装置10はこの通知を受信すると、登録完了フラグをONにする一方、仲介機能利用フラグはOFFのままにし、また仲介装置20と通信を行うために必要な設定を行って、仲介装置20を介して管理装置80と通信することを示す間接通信登録済み状態に移行し(S239)、仲介装置20に対して登録応答(S240)を送信する。
以上で、通信装置10は、仲介装置20を介して管理装置80と通信を行い、管理装置80による管理を受けることができる状態になる。
なお、ステップS231で複数の機器に関する登録番号が入力されていた場合には、仲介装置20は該当する全ての機器についてステップS232乃至ステップS240の処理を行う。
そして、必要な全ての装置から登録応答を受信すると、ブラウザに登録結果画面のデータを送信し(S241)、この画面を表示させる(S242)。
図20に、この登録完了画面の表示例を示すが、この登録完了画面330は、ユーザに管理装置80への登録が完了した機器の情報を通知するためのものであり、ユーザがOKボタン331を押下すると、登録に関する処理を終了する。
図1に示した遠隔管理システム1においては、以上のような動作シーケンスにより、新たにLAN60に接続された装置等、まだ管理装置80に登録されていない装置の登録を、仲介装置20を介して行うことができる。
ところで、上述したように、通信装置10においては、自身の仲介機能を利用して管理装置80と通信する旨を管理装置80に登録した場合、仲介装置20が通信を要求してくるポートを閉じ、他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否するようにしている。
図21に、このような状態でユーザが図17の場合と同様な操作を行った場合の動作シーケンスを示す。
この場合でも、ステップS221乃至S225の処理は図17の場合と同様である。しかし、ステップS226で仲介装置20が機器検索要求のブロードキャストを行い、通信装置10がこの送信範囲に含まれていたとしても、アクセス先のポートが閉じられているため、通信装置10は機器検索要求を受信しない。
従って、仲介装置20は通信装置10の存在を認識することができないため、検索結果画面320には、通信装置10の情報を記載しないことになる。従って、ユーザは、検索結果画面320から通信装置10の登録を指示することができず、通信装置10を管理装置80に登録することもできない。逆に言えば、通信装置10を、仲介装置20を介して管理装置80に登録されてしまわないようにすることができる。
なお、このような機能を実現するためには、仲介装置20が通信を要求してくるポートを閉じることは必須ではない。そして、例えば以下のような処理を行うようにすることも考えられる。
図22に、その別の処理例のフローチャートを示す。
この処理は、通信装置10のCPU101に他の仲介装置からの動作要求を受信した場合に実行させるものである。そして、ステップS251で登録完了フラグと仲介機能利用フラグの双方がONであるか否か、すなわち通信装置10が直接通信設定済み状態であるか否か判断する。
そして、YESであればステップS252に進んで受信した動作要求に応答しないようにし、NOであればステップS253に進んで受信した動作要求に応答するようにする。なお、応答を生成するための処理は、別途行うものとする。
このような処理を行うようにしても、直接通信設定済み状態である場合に仲介装置20からの機器検索要求に対して通信装置10が応答を返さないことは同様であるので、ポートを閉じる場合と同様な効果を得ることができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、以上説明してきた実施形態及び変形例において、システムの構成、具体的な処理内容、通信に使用する通信プロトコル等が上述の実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。例えば、LAN内に複数の仲介機能付通信装置が配置されていてもよいし、仲介機能付通信装置の仲介機能を、仲介装置20の場合と同様に、すなわち他の通信装置と管理装置との間の通信を仲介するために利用できるようにしてもよい。外部装置の配置位置についても、ファイアウォールを間に挟むような位置である必要はない。また、通信に使用する通信経路も、有線、無線を問わず、任意のものを使用可能である。
ここで、図23に、通信システムである遠隔管理システムの、図1とは異なる構成例を示す。
この図に示した遠隔管理システムは、管理装置80によって被管理装置である上述したような通信装置10を複数遠隔管理する遠隔管理システムである。
この遠隔管理システムは、管理装置80と、複数の通信装置10と、これらの間の通信を仲介する仲介装置20を備える。そして、このうち仲介装置20及び通信装置10をユーザ側の設置環境に配置し、これらと管理装置80とがインターネット70を介して通信可能な構成としている。そして、管理装置80が各通信装置10と通信を行って各通信装置10を集中的に遠隔管理する遠隔管理システムを構成している。
また、このシステムにおいて、各設置環境内の仲介装置20と通信装置10は、互いにLANによって接続し、LANを介して通信可能としている。そして、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール40を介してLANをインターネット70に接続している。また、図示は省略したが、図1に示したPC50と同等なPCも、そのLANに接続して設けている。
そして、通信装置10は、設置環境Aにおいては、管理装置80との間の通信を仲介装置20に仲介させて間接通信を行い、設置環境Cでは、自身の仲介機能を利用して直接通信を行うようにしている。また、設置環境Bにおいては、両者を混在させている。
この発明は、このような通信システムについてももちろん適用可能である。
また、この発明が、ネットワークを介した通信が可能な通信装置であれば、どのような通信装置にも適用可能であることはもちろんである。適用対象としては、例えば、プリンタ,FAX装置,デジタル複写機,スキャナ装置,デジタル複合機等の画像処理装置のほか、汎用コンピュータ,ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム,自動車,航空機等の電子機器にネットワーク通信機能を持たせた通信装置が考えられる。
例えば、図23に示した遠隔管理システムにおいて、これらの各通信装置を被管理装置とし、図24に示すような遠隔管理システムを構成することが考えられる。この図においては、被管理装置である通信装置の例としてテレビ受像機91や冷蔵庫92のようなネットワーク家電、MFP93,自動販売機94,計量システム95,空調システム96,航空機97,自動車98を挙げている。また、自動車97や航空機98のように広範囲を移動する装置においては、ファイアウォール(FW)40の機能も併せ持つようにすることが好ましい。
このような通信システムや通信装置にも、この発明はもちろん適用可能である。
また、仲介機能付通信装置あるいは通信装置とその通信相手となる外部装置との関係や通信の目的も、遠隔管理に限られることはない。例えば、処理の負荷分散のための分散処理システムを構成するノードとしてもよい。また、仲介機能付通信装置あるいは通信装置の情報をその通信相手となる外部装置に登録することも、必須ではない。
また、この発明によるプログラムは、コンピュータを、上述した通信装置10のような仲介機能付通信装置として機能させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上説明してきたように、この発明の仲介機能付通信装置、通信システム、仲介機能付通信装置の制御方法、プログラム又は記録媒体によれば、外部装置との間で動作要求を送受信することにより、その外部装置と連携して処理を行う機能を有する通信装置に、動作要求を双方向に転送する通信を仲介する仲介機能を設け、同様な仲介機能を有する他の仲介装置と通信可能な位置に配置する場合でも、上記の通信装置が上記の外部装置との間で二重に動作要求を送受信してしまうことを容易かつ効果的に防止できるようにすることができる。
従って、この発明を利用することにより、管理が容易な通信システムを構成することができる。
この発明の通信システムの実施形態である遠隔管理システムの構成を示すブロック図である。 図1に示した通信装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図1に示した通信装置に関する設定を行うための管理用初期画面の例を示す図である。 図1に示した通信装置のCPUが設置ボタンの押下に応じて実行する処理の一部を示すフローチャートである。 その別の一部を示すフローチャートである。 そのさらに別の一部を示すフローチャートである。 図4乃至図6に示した処理においてブラウザに表示させる未登録画面の例を示す図である。 同じく照会済み画面の例を示す図である。 同じく登録完了画面の例を示す図である。 同じく間接通信登録済み画面の例を示す図である。
同じく登録失敗画面の例を示す図である。 ユーザが未登録状態の通信装置にブラウザを用いてアクセスし、その通信装置を管理装置に登録する際の動作シーケンス例を示す図である。 ユーザが照会済み状態の通信装置にブラウザを用いてアクセスし、その通信装置を管理装置に登録する際の動作シーケンス例を示す図である。 ユーザが直接通信登録済み状態の通信装置に対して登録操作を行おうとした場合の動作シーケンス例を示す図である。 ユーザが間接通信登録済み状態の通信装置に対して登録操作を行おうとした場合の動作シーケンス例を示す図である。 ユーザが仲介装置にブラウザを用いてアクセスし、その仲介装置を管理装置に登録する際の動作シーケンス例を示す図である。 ユーザはが仲介装置に他の通信装置を検索させ、その通信装置の管理装置への登録を行わせる際の動作シーケンス例を示す図である。 図17に示した動作においてブラウザに表示させる機器登録画面の例を示す図である。 同じく検索結果画面の例を示す図である。 同じく登録完了画面の例を示す図である。 通信装置が直接通信登録済みの状態でユーザが図17の場合と同様な操作を行った場合の動作シーケンスを示す図である。 実施形態の変形例において、他の仲介装置からの動作要求を受信した場合に通信装置のCPUに実行させる処理のフローチャートである。 この発明の通信システムの実施形態である遠隔管理システムの図1とは別の構成例を示すブロック図である。 その更に別の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10:通信装置、20:仲介装置、30a,30b:通信装置、
40:ファイアウォール、50:PC、60:LAN、70:インターネット、
80:管理装置、101:CPU、102:ROM、103:RAM、
104:不揮発性メモリ、105:ネットワークI/F、106:エンジン部、
200:管理用初期画面、210:未登録画面、220:照会済み画面、
230:登録完了画面、240:間接通信登録済み画面、250:登録失敗画面、
310:機器登録画面、320:検索結果画面、330:登録完了画面

Claims (10)

  1. 外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、
    前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段と、
    前記仲介手段の機能の有効/無効を切り替える切替手段とを設け、
    前記仲介手段の機能が有効である場合に、前記仲介手段の機能を有する他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否するようにしたことを特徴とする仲介機能付通信装置。
  2. 請求項1記載の仲介機能付通信装置であって、
    前記他の仲介装置から送信されてくる動作要求の拒否を、前記仲介装置がアクセスに使用するポートを閉じることによって行うようにしたことを特徴とする仲介機能付通信装置。
  3. 請求項1又は2記載の仲介機能付通信装置であって、
    前記仲介手段の機能を有効にすることを示す登録情報を所定の外部装置に送信して登録させる手段を設け、
    前記切替手段が、前記所定の外部装置に前記登録情報を登録させた場合に前記仲介手段の機能を有効にするようにしたことを特徴とする仲介機能付通信装置。
  4. 外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段とを有する仲介機能付通信装置と、
    前記処理手段の機能を有する通信装置と前記外部装置との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段を有する仲介装置と、
    前記外部装置とを備えた通信システムであって、
    前記仲介機能付通信装置において、
    前記仲介手段の機能の有効/無効を切り替える切替手段を設け、
    前記仲介手段の機能が有効である場合に、前記仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否するようにしたことを特徴とする通信システム。
  5. 請求項4記載の通信システムであって、
    前記仲介装置が、
    当該仲介装置が通信を仲介可能な他の通信装置を検索する機器検索を行う手段と、
    前記機器検索の結果に基づき、該機器検索で発見された通信装置を前記外部装置に登録する手段とを有し、
    前記仲介機能付通信装置が、
    前記仲介手段の機能が有効である場合に、少なくとも前記仲介装置が前記機器検索のために送信する動作要求を拒否するようにしたことを特徴とする通信システム。
  6. 外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段とを有する仲介機能付通信装置の制御方法であって、
    前記仲介手段の機能の有効/無効を切り替えさせる切替手順と、
    前記仲介手段の機能が有効である場合に、前記仲介手段の機能を有する他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否させる手順とを含むことを特徴とする仲介機能付通信装置の制御方法。
  7. 請求項6記載の仲介機能付通信装置の制御方法であって、
    前記仲介装置から送信されてくる動作要求の拒否を、前記仲介装置がアクセスに使用するポートを閉じることによって行わせるようにしたことを特徴とする仲介機能付通信装置の制御方法。
  8. 請求項6又は7記載の仲介機能付通信装置の制御方法であって、
    前記仲介手段の機能を有効にすることを示す登録情報を所定の外部装置に送信して登録させる手順をさらに含み、
    前記切替手順において、前記所定の外部装置に前記登録情報を登録させた場合に前記仲介手段の機能を有効にさせるようにしたことを特徴とする仲介機能付通信装置。
  9. コンピュータを、
    外部装置から動作要求を受信し、該動作要求を処理し、動作応答を送信する処理手段と、
    前記外部装置と前記処理手段との間で前記動作要求及び前記動作応答に関する通信を仲介する仲介手段と、
    前記仲介手段の機能の有効/無効を切り替える切替手段と、
    前記仲介手段の機能が有効である場合に、前記仲介手段の機能を有する他の仲介装置から送信されてくる動作要求を拒否する手段として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070001A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 管理システム及び管理方法並びに管理プログラム
JP2013037545A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Ricoh Co Ltd 通信装置と通信システムとプログラム
JP7456160B2 (ja) 2020-01-08 2024-03-27 ブラザー工業株式会社 仲介プログラム、管理プログラム及びデバイス管理システム

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