JP4077734B2 - 乗り物用洗浄剤組成物及び該洗浄剤組成物を用いた乗り物の洗浄方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌等の乗り物用洗浄剤及び乗り物の洗浄方法に関する。更に詳しくは、特定の洗浄剤組成物及び該洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車輌ボディー等には通常の洗浄剤では除去し難い汚れが付着し、その汚れを洗浄する洗浄剤が検討されている。その汚れは、ガソリン、軽油や重油を燃料とする車輌や工場等から排出される煤煙や油煙にホコリ等が付着して生成されると考えられている。これらの汚れ物質は、油性物質に溶解し易いために、ワックス等と結合して車輌ボディー等に付着するが、洗浄液の噴射やブラシ洗浄だけでは容易に除去され難く、充分に洗浄されないまま、その上にワックスが施されると、更にワックスと結合した汚れが塗装表面に堆積し、塗装面の荒れに加え、光沢が失われ、塗装の褪色や変色を起こす原因となっている。
【0003】
このような汚れを除去するために、無機性のアルカリビルダーを含む洗浄剤を用いることが広く知られている(例えば、特許文献1、2、4、5)。ここに用いられるアルカリビルダーとしては、苛性アルカリ、炭酸ソーダ、珪酸ソーダ、燐酸ソーダ等が挙げられ、これらのうちでアルカリ度が高く、界面活性剤の界面活性能を助長させ、洗浄性を向上させるビルダー効果の高い苛性ソーダ、炭酸ソーダ、メタ珪酸ソーダ、オルソ珪酸ソーダ等が用いられ、更にこれらのアルカリビルダーに界面活性剤として、アニオン性界面活性剤又は及び非イオン性界面活性剤を組合せて用いることが知られている(例えば、特許文献2、4)。
【0004】
上記塗装面に付着した汚れを除去するには、アルカリ度の高いアルカリビルダーとアニオン性界面活性剤等を含む洗浄剤が、最も効果があるとされているが、アルカリ度が高いと塗装面が侵されて、光沢の低下、褪色、変色の起こる問題が指摘されており(例えば、特許文献4、6)、その処置としてワックスの塗布を繰返し行って光沢の回復を行うが、汚れ物質とワックスの結合した生成物がボディー表面へ付着して堆積することとなり、その結果洗浄をいよいよ困難にさせ、除去できない汚れが表面に残って上記状況が更に悪化するという問題が生じている。
【0005】
上記ボディー表面の荒れには、ナトリウム塩等のアニオン活性剤とアルカリビルダーが影響しているが、特に多く含まれるアルカリビルダーの影響が大きく、その影響を抑制する処置として、低いpHとするためにアルカリビルダーの添加量を少なくしたり、上記アルカリビルダーを酸性物質にて中和して用いる洗浄剤が知られている(例えば、特許文献4、5参照)。
【0006】
また、上記のように繰返しワックス掛けを行って汚れの堆積した状態に対し、上記アニオン活性剤等とアルカリビルダーとからなる洗浄剤を車輌表面に噴射したり、塗布したりして、スポンジ等を用いて擦ったり、払拭する洗浄では、到底ボディー表面に付着した汚れを除去することは困難であり、強固な汚れを物理的に研磨して落とすために研磨剤を添加したり、汚れを除去され易くする添加剤を添加した洗浄剤も知られている(例えば、特許文献4、5参照)。
【0007】
また、上記と同様の目的に、有機溶剤や多価アルコール類を配合した洗浄剤も知られている(例えば、特許文献2、3参照)。また、上記界面活性剤の塗装表面性状に与える弊害に対しては、洗浄後高分子化合物を塗布して被膜を形成することも知られている(例えば、特許文献6参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開昭60−260700号公報
【特許文献2】
特開昭62−227998号公報
【特許文献3】
特開平4−268399号公報
【特許文献4】
特開平8−3594号公報
【特許文献5】
特開平11−217586号公報
【特許文献6】
特開平5−58253号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アニオン活性剤とアルカリビルダーを用いる場合に、酸等で中和するとアルカリ分が中和されると同時にアニオン活性剤も同時に中和されて洗浄液のpHが下るためにアニオン活性剤の洗浄力も低下してしまう。それをカバーするために非イオン活性剤等を併用しても充分に洗浄力は得られない。
【0010】
また、界面活性剤、アルカリビルダーと研磨剤を含む洗浄剤を用いた場合に、酸でアルカリ分を中和すると、研磨剤を分散させるのに用いている分散剤、一般に水溶性高分子からなる粘度上昇剤が用いられているが、粘度低下を起こし、分散性が低下するという問題が生じる。また、研磨剤等の分散成分が分離・沈殿を起こし分散系の破壊を起こすという問題も生じる。
【0011】
また、上記洗浄剤の事例における、アニオン系と非イオン系界面活性剤に、メタ珪酸ソーダ、エチレンヂアミン4酢酸(EDTA)とモノエタノールアミン等を組合せた洗浄剤(特許文献4)は、上記活性剤、アルカリビルダー、EDTA等の各原料の添加量が少なく、新車等の比較的汚れの堆積していない状態での洗浄には使用できるが、繰り返しワックス掛けを行って汚れの堆積した車輌の洗浄には充分な洗浄効果が得られない。
【0012】
また、アルカリビルダーよりなるアルカリ成分の酸性中和剤として、EDTA、ニトリロ3酢酸を用い、その他を組合せたアルカリ洗浄剤(特許文献5)は、界面活性剤を含有するものではあるが、そのイオン性や活性剤名の記載もなく、事例は水に上記アルカリビルダーと酸性中和剤を加えたものであり、アルカリ成分に珪酸塩を用いた場合に析出してくる珪酸が分散されず、分散性が不安定であり、粘度が低く塗装面への均一で洗浄に必要な付着性も得られないという欠点がある。
【0013】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤と研磨剤を含む洗浄剤において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸ソーダを、酸性中和剤にニトリロ3酢酸をそれぞれ用い、それに研磨剤を含んでなる洗浄剤組成物が、アルカリビルダーを中和しても、界面活性の変化を受けず、また、研磨剤の分散性にも影響を与えず、珪酸ソーダの中和によって析出する珪酸も充分に分散させることのできる乗り物用洗浄剤組成物が得られ、更に該洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄することによって、従来の洗浄では得られない優れた洗浄効果が得られるという、乗り物用洗浄剤組成物と該洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄する方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(1)界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤、及び研磨性微粒子パウダーを含む乗り物用洗浄剤組成物において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸塩を、酸性中和剤にニトリロ3酢酸をそれぞれ用い、両性界面活性剤、珪酸塩、ニトリロ3酢酸を、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなることを特徴とする乗り物用洗浄剤組成物、(2)両性界面活性剤、珪酸塩及びニトリロ3酢酸を含む洗浄剤成分と研磨性微粒子パウダーを含む研磨剤成分とを各々調製した後、両成分を混合均一化してなる上記(1)記載の乗り物用洗浄剤組成物、(3)洗浄剤成分と研磨剤成分とが、各々重量比にて1:1〜2に混合均一化してなる上記(2)記載の乗り物用洗浄剤組成物、(4)両性界面活性剤が、ベタイン型両性界面活性剤であり、珪酸塩がメタ珪酸ソーダである上記(1)〜(3)のいずれか記載の乗り物用洗浄剤組成物、(5)界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤、及び研磨性微粒子パウダーを含む乗り物用洗浄剤組成物において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸塩を、酸性中和剤にニトリロ3酢酸を、それぞれ用い、両性界面活性剤、珪酸塩とニトリロ3酢酸を、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなる洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄することを特徴とする乗り物の洗浄方法、(6)上記(5)記載の乗り物の洗浄方法において、両性界面活性剤、珪酸塩及びニトリロ3酢酸を含む洗浄剤成分と研磨性微粒子パウダーを含む研磨剤成分とを別々に調製した後、両成分を混合均一化してなる洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄することを特徴とする乗り物の洗浄方法、(7) 洗浄剤成分と研磨剤成分とが、各々重量比にて1:1〜2に混合均一化してなる洗浄剤組成物を用いる上記(6)記載の乗り物の洗浄方法、及び(8)両性界面活性剤がベタイン型両性界面活性剤であり、珪酸塩がメタ珪酸ソーダである洗浄剤組成物を用いる上記(5)〜(7)のいずれか記載の乗り物の洗浄方法、を要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明について、以下に実施例及び比較例を用いて詳細に説明する。
【0016】
本発明の乗り物用洗浄剤組成物は、両性界面活性剤、珪酸塩、ニトリロ3酢酸、及び研磨性微粒子パウダー(以下、研磨剤という。)を含む洗浄剤組成物において、両性界面活性剤、珪酸塩とニトリロ3酢酸を、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなり、更に、上記両性活性剤にベタイン型両性界面活性剤を、珪酸塩にメタ珪酸ソーダを用いることによって極めて優れた性能の乗り物用洗浄剤組成物が得られ、上記洗浄剤組成物を用いて車輌の洗浄を行うことによって、ボデイーの塗装表面を侵すことがなく、従って変色したり、光沢を失ったりすることもなく、また、洗浄後のワックス塗布の繰返しによって生じるワックスと汚染物質とが結合した生成物の堆積も少なく、また、そのような汚れも容易に除去することができ、更に研磨剤の分散性を阻害して分散系を破壊することがなく、珪酸塩の酸中和によって析出する珪酸を適宜に分散することができ、研磨剤の分散系を安定に保持できることに特徴がある。
【0017】
本発明の乗り物用洗浄剤組成物は、上記比率に両性界面活性剤、珪酸塩、ニトリロ3酢酸及び研磨剤を含む洗浄剤組成物であるが、上記成分をすべて同一系に混合しても得られるが、予め両性界面活性剤、珪酸塩及びニトリロ3酢酸を水中に加えて均一に混合してなる洗浄剤成分と、研磨剤を水中に均一に分散させてなる研磨剤成分を別々に調製し、両成分を混合しても得られる。後者の洗浄剤組成物は、前者に比較して研磨剤が均一に分散され、粘性も高く安定していることで塗装面に均一に必要な量の洗浄剤が付着し、洗浄性も優れている。
【0018】
本発明の乗り物用洗浄剤組成物において、両性界面活性剤、珪酸ソーダ及びニトリロ3酢酸を、それぞれ重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなることが必要であり、上記%は水を含むトータル100%となるよう形成された乗り物用洗浄剤組成物に対する重量%を示している。
【0019】
両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤が好ましく、ベタイン型両性界面活性剤としては、アルキルアミドプロピルベタイン、アルケニルアミドプロピルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン等が挙げられ、ラウリン酸アミドプロピルベタインが好ましい。上記アルキルは、C10〜C16であり、アルケニルは、オレイルであるのが好ましい。上記両性界面活性剤は、2種以上を混合して用いることができる。
【0020】
珪酸ソーダとしては、メタ珪酸ソーダ、オルソ珪酸ソーダ等が挙げられ、メタ珪酸ソーダが好ましい。上記珪酸ソーダには、結晶水を有するものをそのまま上記%にて添加して用いることができる。メタ珪酸ソーダには5水塩と9水塩とがあるが、いずれもそのまま上記重量%にて用いることができる。上記珪酸ソーダは、2種以上を混合して用いることもできる。
【0021】
研磨剤としては、粘土類、タルク、アルミナ、シリカ,炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化鉄、酸化クロム、酸化チタン及びセラミック等が挙げられ、アルミナ、シリカが好ましい。上記研磨剤の粒径は、0.1〜40mμのものが用いられ、0.6〜20mμのものが好ましい。
【0022】
本発明の乗り物用洗浄剤組成物には、上記成分以外にキレート化剤、乾燥防止剤、粘度上昇剤等の添加剤を添加して用いることができる。上記キレート剤、乾燥防止剤は、両性界面活性剤、珪酸塩及びニトリロ3酢酸等の洗浄に係る成分に関する添加剤であり、粘度上昇剤は、研磨剤を水中に安定に分散させることに関する添加剤である。
【0023】
キレート化剤には、通常洗浄剤に添加されるものが用いられ、エチレンジアミン4酢酸(EDTA)のナトリウム塩、ニトリロ3酢酸(NTA)のナトリウム塩、クエン酸ナトリウム塩、グルコン酸ナトリウム塩等が挙げられ、EDTAの3塩、4塩、及びNTAの2塩、3塩等を用いることができる。
【0024】
乾燥防止剤は、洗浄後の表面にアルカリビルダーや界面活性剤が残存して塗装面を荒れさせるのを防止するために表面を被覆してアルカリビルダー等の濃縮を防止し、洗浄中及び洗浄後の表面の乾燥を防ぐ作用をなすものであり、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン等が挙げられる。塗装表面を被覆し易く、乾燥防止効果も高いものとして、グリセリンが挙げられる。
【0025】
また、粘度上昇剤としては、カルボキシメチルセルローズ(CMC)、デンプン誘導体、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド等が挙げられ、ポリアクリル酸ソーダが好ましい。
【0026】
【実施例】
実施例1〜6、比較例1〜6
I 洗浄剤組成物の調製
1)両性界面活性剤にラウリル酸アミドプロピルベタインを、珪酸塩にメタ珪酸ソーダ(9水塩)、ニトリロ3酢酸(以下、「NTA」という。)研磨剤にシリカと粘度上昇剤にポリアクリル酸ソーダを用いて表1に示す組成(全体で100%となる。)の洗浄剤組成物を調製した。
2)調製方法の1例を示すと、60重量部の水に上記両性界面活性剤、珪酸ソーダを加えて溶解し、これにNTAを加えて溶解する。次いで粘度上昇剤0.5重量部と残りの水(全体が100重量部となる。)を加えて攪拌して均一化後、研磨剤10重量部を加え均一に分散させた。
II 測定及び試験方法
イ)pHの測定:各洗浄剤組成物を攪拌しながら常温にて測定した。
ロ) 粘性試験:攪拌して均一になった後、スパチュラに取って滴下し、流れ具合から肉眼で下記ランクにより判定した。
・評価ランク:◎:粘度が充分高い。
○:粘度がかなりある。
△:粘度は少しあり。
×:粘度は極めて低い。
ハ) 塗装面試験:JIS−K−2236で規定された黒色塗装テスト板に上記洗浄剤組成物を塗布し、オープンにて60℃、60分間加熱する。加熱後水洗し乾燥させ、肉眼判定にて塗装面の変化を下記ランクにてチェックした。
・評価ランク:○:変化なし。
×:変色、膨れ、剥がれ等の変化有り。
ニ)珪酸析出状態のチェック:静置状態で析出量を肉眼で下記ランクにより判定した。
・評価ランク:a:析出が多い。
b:かなり析出あり。
c:僅かに析出あり。
d:析出なし
ホ)洗浄試験:上記洗浄剤組成物を車輌の塗装面に塗布し、5分後軟らかい白いスポンジを用いて手で擦り、スポンジに付着した汚れより判定した。
・評価ランク:○:汚れが多い(良く除去されている。)
△:汚れ少しあり(ある程度除去されている。)
×:汚れ殆どなし(汚れ除去されていない。)
III 測定及び試験結果
洗浄剤組成物の組成とその測定及び試験の結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
上記測定と試験の結果、両性界面活性剤を2%以上、5%以下、珪酸塩を3%以上、12%以下、更にNTAを2%以上、4.5%以下の範囲で含まれている場合に、良好な結果が得られた。更に上記範囲において、両性界面活性剤を2.5%以上、4%以下、珪酸塩を5%以上、10%以下、更にNTAを2.5%以上、4%以下の範囲で含む場合に、より好ましい結果が得られた。上記組成に対し、研磨剤は10〜30%の範囲で加えるのが好ましい。
【0029】
次に両性界面活性剤、珪酸塩及びNTAを含む洗浄剤成分と研磨剤を含む研磨剤成分とを各々調製し、両成分を混合して用いる乗り物用洗浄剤組成物について説明する。
【0030】
洗浄剤成分と研磨剤成分の調製は次のように行う。
1)洗浄剤成分の調製:水に規定量の両性界面活性剤と珪酸塩を加えて溶解し、次いでNTAを加えて混合し均一化して洗浄剤成分を調製する。
2)研磨剤成分の調製:水に規定量の粘度向上剤を加えて溶解する。得られた水溶液を攪拌しながら研磨剤を徐々に加え、添加終了後攪拌を継続し、研磨剤を均一に分散させる。
3)洗浄剤成分と研磨剤成分の混合:洗浄剤成分と研磨剤成分を容器に一緒に加えながら攪拌を行って均一に混合することもできるが、先に研磨剤成分を容器に入れて攪拌しながら洗浄剤成分を加える方が、粘性の急激な変化も少なくスムーズに混合が行われ、短時間で均一な洗浄剤組成物を得ることができる。
4)混合後の洗浄剤組成物の組成:上記洗浄剤成分と研磨剤成分を混合したトータル中に、上記規定した量の両性界面活性剤、珪酸ソーダ、NTA及び研磨剤を含み、その他の成分と水を合計して100%となるが、合計しても水が不足する場合には、水を洗浄剤成分に加えて調整するのが好ましい。
【0031】
上記洗浄剤成分と研磨剤成分の混合比率は、重量比にて洗浄剤成分1に対し、研磨剤成分を1〜2の比率で加えることが必要であり、上記比率が1:1未満であると、研磨剤の分散性はよいが、粘性が低く付着性が低下して塗装面に洗浄に必要とするに十分な洗浄剤が得られず、洗浄性が低くなる。また、2を超えると、粘性の上昇が大きくなり、スプレーによる吹き付けが困難となり、更に洗浄水の使用量も多くなり、洗浄に時間も掛かるようになる。
【0032】
上記洗浄剤成分と研磨剤成分とを混合して得られる洗浄剤組成物は、混合後なるべく早い時間内に用いるのが望ましいが、分離しても攪拌機等により攪拌することで再び使用できる。攪拌は、急激な強い攪拌を行うと粘性の変化が大きくなることがあるので、緩い速度で攪拌するのが好ましく、継続せずに軽く攪拌することで洗浄剤組成物の均一性は保つことができる。
【0033】
また、本発明の乗り物の洗浄方法は、界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤、及び研磨性微粒子パウダーを含む乗り物用洗浄剤組成物において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸塩を、酸性中和剤にNTAを、それぞれ用い、両性界面活性剤、珪酸塩とNTAを、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなる洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄する方法であり、堆積した汚れ面を強く擦する研磨作業を行わなくても、上記洗浄剤組成物を塗装面等に塗布して所定時間放置した後、スポンジ又は柔軟なブラシ等で軽く擦る程度で容易に除去することができるが、落ち難い汚れの場合には、放置時間を長くするか、強く擦って除去することができる。
【0034】
また、上記乗り物用洗浄剤組成物を用いて車輌等を洗浄する方法は、
1)先ず車輌表面に付着している泥、砂等の落ち易い汚れを水洗して除く。
2)洗浄剤組成物用貯槽から洗浄剤組成物を供給し、車輌表面に均一に塗布する。この作業は機械的又は手作業により行われる。
3)上記洗浄剤組成物を塗布後、5〜10分間程度そのまま静置する。
4)スポンジ等で軽く擦って汚れを除いた後水を噴射して洗う。
5)その後必要に応じて塗装表面にワックスを塗布する。
【0035】
上記洗浄方法においては、洗浄剤成分と研磨剤成分を混合して調製された上記洗浄剤組成物に代えて、洗浄剤成分に研磨剤を添加して分散させた洗浄剤組成物を用いても、上記と同様に洗浄を行うことができる。また、上記洗浄剤組成物を塗布後の静置時間は、汚れの軽い時には短縮ができ、また延長もできる。また、極めて軽い汚れで、短時間で作業を終了したい時には、塗布してすぐ擦った後水洗することで洗浄を行うこともできる。
【0036】
上記洗浄剤組成物及び洗浄方法において、珪酸ソーダの中和により析出した珪酸は、沈殿を起すことがあっても攪拌によって均一に分散させることができるだけでなく、研磨剤と適宜に混合されることによって、研磨作業において緩和された研磨を行うことができる結果、研磨によって塗装表面を傷めることがなくなり、平滑性や光沢を保った研磨作業を行うことができる。また、適宜な粘性を維持できるので塗装面等に対し均一な状態で付着して、汚れへの浸透及び剥離が効果的に行われることによって洗浄効果が向上する。
【0037】
また更に上記組成の洗浄剤組成物において、両性界面活性剤、珪酸塩及びNTAを含む洗浄剤成分と、研磨剤を含む研磨剤成分を各々別に調製し、両成分を均一に混合して得られる洗浄剤組成物を用いて乗り物の洗浄を行う場合に、上記と同様に堆積した汚れ面を強く擦する研磨作業を行わなくても、スポンジたわし又は柔軟なブラシで擦る程度で容易に除去することができる。
【0038】
上記洗浄剤組成物に用いる粘度向上剤は、一般にカルボン酸基等の極性基を有するものが多いので、アルカリビルダー等のアルカリ成分の中和が行われると、洗浄液のpHが低下して粘度向上剤の研磨剤に対する分散能に影響し、粘度の低下等が起こり、同時に珪酸の析出が起こって研磨剤の分散性が低下したり、分散系が破壊されることがある。これに対し、界面活性剤に両性界面活性剤を用い、メタ珪酸ソーダとNTAを組合せて用いることによって、pHが低下し、珪酸の析出が起っても、研磨剤の分散性の低下や分散系の破壊の起こることが防ぐことができ、若干分散系に変動があっても洗浄剤組成物を緩く攪拌することで均一性を保つことができる。
【0039】
また、上記にて析出した珪酸は、適宜に水に対する親和性があり、研磨剤より微細粒子として、研磨剤に対する分散剤として働くと共に、研磨性能においても微細な研磨を行うことが可能となり、塗装面を傷付けることなく平滑で光沢を保った面に研磨できるという働きがある。
【0040】
実施例7〜9、比較例7、8
実施例7
1)洗浄剤組成物の調製:54部の水に3部のラウリン酸アミドプロピルベタイン、10部のメタ珪酸ソーダを溶解し、次いで3.5部のNTAを添加し攪拌溶解する。得られた水溶液にポリアクリル酸ソーダ0.5部を加えて加温溶解し、次いで19部の水を加えて攪拌しながらシリカ10部を加え均一に分散させた。
2)洗浄試験:車輌の塗装表面に洗浄剤組成物供給槽より洗浄剤組成物を供給し、スポンジで塗布して5分間静置する。その間洗浄剤の塗装面への付着状況を観察し、時間経過後スポンジで塗装表面を軽く擦り、次いで水洗して乾燥させて表面形状を変色、光沢の面からチェックした。
3)洗浄剤組成物は塗装面に均一に付着し、洗浄後の表面には変色もなく、光沢も失われていなかった。
【0041】
実施例8
1)洗浄剤組成物の調製
▲1▼洗浄剤成分の調製:37部の水に3部のラウン酸アミドプロピルベタイン、7部のメタ珪酸ソーダを溶解後3部のNTAを添加し、均一に混合した。
▲2▼研磨剤成分の調製:39.5部の水に0.5部のポリアクリル酸ソーダを加えて加温溶解し、次いで攪拌しながら10部の研磨剤を徐々に加え均一に分散させた。
▲3▼上記洗浄剤成分1重量部を攪拌しながら研磨剤成分1.5重量部を加えて均一に分散させて洗浄剤組成物を得た。
2)洗浄試験:上記と同様に洗浄試験を行い、塗装面への付着状況及び洗浄・水洗・乾燥後の表面形状を上記と同様にチェックした。
3)洗浄剤組成物の塗装面への付着は均一で充分な量の付着があり、洗浄後に変色も、光沢の消失なく、洗浄性が良好であった。
【0042】
実施例9
1)洗浄剤組成物の調製
▲1▼洗浄剤成分の調製:30部の水に3.5部のラウリン酸アミドプロピルベタイン、12部のメタ珪酸ソーダを溶解後、4部のNTAを添加し、均一に混合した。
▲2▼研磨剤成分の調製:34.5部の水に0.5部のポリアクリル酸ソーダを加えて加温溶解し、次いで攪拌しながら15部の研磨剤を加えて攪拌し分散させた。
▲3▼上記洗浄剤成分の全量を容器に入れ、攪拌しながら上記研磨剤成分の全量を加えて均一に分散させて洗浄剤組成物(混合比1:1)を得た。
2)洗浄試験:上記と同様に洗浄試験を行い、塗装面への付着状況及び洗浄・水洗・乾燥後の表面形状を上記と同様にチェックした。
3)洗浄剤組成物は塗装面への付着が均一で、充分な量の付着があり、洗浄後の変色も、光沢の消失も無く、付着性、洗浄性が共に良好であった。
【0043】
比較例7
1)洗浄剤組成物の調製:880ccの水に、34gのメタ珪酸ソーダ、1.5gのアルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、1.5gのポリオキシエチレアルキルエーテルとを溶解し、次いで100ccのモノエタノールアミン、20ccのジアセトンアルコール、12gのエチレンジアミン4酢酸を順次添加した後、均等になるまで攪拌した。
2)洗浄試験:上記実施例と同様に塗装表面の洗浄を行い、塗装面への付着状況及び洗浄・水洗・乾燥後の表面形状を上記と同様にチェックした。
3)洗浄剤は塗装面に塗布してもはじけて流れ落ち、均一な付着性が得られず、洗浄後斑に変色が起こり、光沢も失われていた。ワックス塗布の繰返し時の汚れは殆ど除去されず、洗浄性が低かった。
【0044】
比較例8
1)洗浄剤組成物の調製:水73.0gにノニルフェノールポリオキシエチレンエーテル4モル付加体硫酸化物5g、ノニルフェノールポリオキシエチレンエーテル10モル付加体5g、ターピオネール10g、エチレングリコール5g、トリポリ燐酸ソーダ2gを溶解して洗浄剤組成物100gを得た。
2)洗浄試験:上記実施例と同様に洗浄試験を行い、塗装面への付着状況及び洗浄水洗乾燥後の表面形状を上記と同様にチェックした。
3)塗装面への侵蝕は少なく、塗装面への付着性は、溶剤を含むためにある程度均一になるが、粘性が低いので流れ落ちし易く、洗浄後斑状に汚れが残り、変色も起こっていた。
【0045】
【発明の効果】
本発明の乗り物用洗浄剤組成物は、界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤、及び研磨性微粒子パウダーを含む乗り物用洗浄剤組成物において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸塩を、酸性中和剤にニトリロ3酢酸をそれぞれ用い、両性界面活性剤、珪酸塩、ニトリロ3酢酸を、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなることにより、従来のアニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤にメタ珪酸ソーダ等のアルカリ性ビルダーとEDTA等を組合せた場合に比較して、塗装面を侵して表面に凹凸や膨れ等を発生させて、変色、光沢の消失等を起こすことがなく、表面の汚れを洗浄し、光沢ある変色のない塗装面が得られるという効果が得られる。
【0046】
また、上記組成を採用したことにより、従来の界面活性剤、アルカリ性ビルダー、粘度向上剤の組み合わせでは、しばしば起こっていた研磨性微粒子パウダーの分離沈殿等による分散性の低下や分散系の破壊が起こることがなく、沈殿が起こっても緩い攪拌を行うことで分散させることができ、同時に珪酸ソーダの中和により析出する珪酸が、研磨性微粒子パウダーの分散安定化及び塗装面への付着性の向上に寄与し、更に研磨工程において研磨性微粒子パウダーの研磨効果を助け、その微細粒子によってキメ細かい研磨が行われる結果、塗装面に傷を付けることがなく、平滑で光沢ある塗装面が得られるという効果が得られる。
【0047】
上記洗浄剤組成物として、洗浄剤成分と研磨剤成分を別々に調製して混合均一化することで研磨剤がより均一に分散され、安定な洗浄剤組成物が得られ、該洗浄剤組成物を用いることにより、塗装面に均一で、洗浄に必要な十分な量の洗浄剤が付着し、洗浄後の変色や光沢の消失のない、また、ワックスの繰返し使用による堆積した汚れも除去できる優れた洗浄性が得られるという効果が得られる。
【0048】
本発明の洗浄方法は、界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤、及び研磨性微粒子パウダーを含む乗り物用洗浄剤組成物において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸塩を、酸性中和剤にニトリロ3酢酸を、それぞれ用い、両性界面活性剤、珪酸塩とニトリロ3酢酸を、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなる洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄することにより、上記洗浄剤組成物を車輌の塗装面等に塗布して所定時間静置して水洗するか、スポンジたわし等を用いて軽く拭き取る程度で汚れを除去することができ、更に洗浄後は、平滑で光沢ある塗装面が得られるという短時間で効率良く洗浄を行うことができるという効果が得られる。
Claims (8)
- 界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤、及び研磨性微粒子パウダーを含む乗り物用洗浄剤組成物において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸塩を、酸性中和剤にニトリロ3酢酸をそれぞれ用い、両性界面活性剤、珪酸塩、ニトリロ3酢酸を、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなることを特徴とする乗り物用洗浄剤組成物。
- 両性界面活性剤、珪酸塩及びニトリロ3酢酸を含む洗浄剤成分と研磨性微粒子パウダーを含む研磨剤成分とを各々調製した後、両成分を混合均一化してなる請求項1記載の乗り物用洗浄剤組成物。
- 洗浄剤成分と研磨剤成分とが、各々重量比にて1:1〜2に混合均一化してなる請求項2記載の乗り物用洗浄剤組成物。
- 両性界面活性剤が、ベタイン型両性界面活性剤であり、珪酸塩がメタ珪酸ソーダである請求項1〜3のいずれか記載の乗り物用洗浄剤組成物。
- 界面活性剤、アルカリビルダー、酸性中和剤、及び研磨性微粒子パウダーを含む乗り物用洗浄剤組成物において、界面活性剤に両性界面活性剤を、アルカリビルダーに珪酸塩を、酸性中和剤にニトリロ3酢酸を、それぞれ用い、両性界面活性剤、珪酸塩とニトリロ3酢酸を、各々重量%にて2〜5%、3〜12%、2〜4.5%含有してなる洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄することを特徴とする乗り物の洗浄方法。
- 請求項5記載の乗り物の洗浄方法において、両性界面活性剤、珪酸塩及びニトリロ3酢酸を含む洗浄剤成分と研磨性微粒子パウダーを含む研磨剤成分とを別々に調製した後、両成分を混合均一化してなる洗浄剤組成物を用いて乗り物を洗浄することを特徴とする乗り物の洗浄方法。
- 洗浄剤成分と研磨剤成分とが、各々重量比にて1:1〜2に混合均一化してなる洗浄剤組成物を用いる請求項6記載の乗り物の洗浄方法。
- 両性界面活性剤が、ベタイン型両性界面活性剤であり、珪酸塩がメタ珪酸ソーダである洗浄剤組成物を用いる請求項5〜7のいずれか記載の乗り物の洗浄方法。
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