JP4077136B2 - 組電池の電圧調整装置及び組電池の電圧調整方法 - Google Patents

組電池の電圧調整装置及び組電池の電圧調整方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の単位セルを直列に接続してなる組電池について、各単位セル間の端子電圧のばらつきを調整する組電池の電圧調整装置及び組電池の電圧調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、低公害性と高い走行性能との両立を目的として、電気自動車とガソリンエンジンとのメカニズムを組み合わせたハイブリッド電気自動車(以下、HEVと称す)が開発されている。HEVは、ガソリンエンジンを搭載しているため電気自動車ほど大容量のバッテリを使用せずともガソリン車並みの走行性能が確保できる一方、エンジンの効率が低く二酸化炭素や窒素酸化物などの排出量が増加する低回転時にはバッテリによりモータを駆動して走行するため、低公害性をも達成し得るようになっている。
【0003】
斯様なHEVにおいても、発進時やフル加速時にはバッテリから供給される電力を使用するため、バッテリには高い出力が要求される。また、HEVは、エンジンやモータ/ジェネレータ,バッテリなど多くの構成部品を搭載しなければならず、自動車全体の重量が増加することから、バッテリについては電気自動車と同様に高性能且つ軽量であることが要求されている。
【0004】
そこで、鉛,ニッカドやニッケル水素電池などに代わるものとして、リチウム電池が注目されている。リチウム電池は、同容量の鉛やニッカド電池に比して約3〜4倍もの高い重量エネルギ密度を有しており、小形軽量化が要求されるHEVには好適であるとして応用が期待されている。
【0005】
しかし、リチウム二次電池は過充電や過放電に弱く、一定の電圧範囲内で使用しないと材料が分解して著しく容量が減少したり異常に発熱するなどして使用不能となるおそれがある。従って、リチウム二次電池を使用する場合は、上限電圧及び下限電圧を明確に規定して端子電圧がその範囲内となるように充放電制御したり、電圧範囲を制限する保護回路とセットで使用するのが一般的である。
【0006】
ところで、電気自動車やHEVに使用されるバッテリは、モータを駆動するために高い電圧が要求されるため、通常、複数個の単位セルを直列に接続して構成される。例えば、300Vのバッテリ電圧を得るには、単位セル当たり2Vの鉛電池では150個程度のセルを直列接続し、単位セル当たり3.6Vのリチウム二次電池では80個程度のセルを直列接続することになる。
【0007】
この場合に、各単位セルの残存容量(State Of Charge,以下、SOCと称す)に基づく各単位セル間の端子電圧のばらつきが問題となる。直列接続された状態では各単位セルを流れる電流値は等しいが、各単位セル毎の残存容量には必ずばらつきがあるため、これに起因して各単位セルの端子電圧が異なる。この残存容量のばらつきは、主としてセルごとの自己放電や充放電効率の違いによって生じるもので、時間と共に蓄積され拡大して行く。
【0008】
即ち、組電池の端子間電圧を監視して充放電制御しても、各単位セルでは、端子電圧が(組電池の端子間電圧)/(単位セル個数)で得られる平均電圧とは異なるものが存在するため、上限電圧まで充電すれば過充電となり、下限電圧まで放電すれば過放電となる単位セルが発生することになる。
【0009】
しかし、鉛電池やニッカド電池或いはニッケル水素電池のような水溶性電解液を使用するものは、過放電や過充電となっても多少性能が劣化するだけで使用不能の状態にはならない。また、過充電の場合は、水の電気分解と置換反応(密閉化反応)とを利用してセル毎のばらつきを解消することができるので(均等充電)、コストの上昇を抑制するため組電池の両端電圧のみを参照して制御することが一般に行われている。
【0010】
一方、リチウム二次電池を多直列組電池として使用する場合は、前述のように使用不能となるおそれがあるため、各単位セル夫々が過充電または過放電状態とならないように対策しなければならない。例えば、実開平2−136445号公報には、充電時には各単位セルの端子電圧の内最高値を検出してその最高電圧に基づいて制御を行い、放電時には同最低値を検出してその最低電圧に基づいて制御を行う技術が開示されている。この従来技術では、全ての単位セルを所定電圧範囲内で充放電制御できるが、各単位セル毎のSOCにずれが生じると、SOCが最高,最低である単位セルで充電,放電が制限されるため、SOCがずれた分だけ容量が少なくなるという問題がある。
【0011】
また、リチウム二次電池は電解液が有機系であることから、電解液が水溶性の場合のような密閉化反応がなく、均等充電ができない。従って、上記従来技術をリチウム二次電池に適用すると、各単位セル間のばらつきは解消せずに次第に拡大して行き、最終的には使用不能の状態に陥るおそれがある。
【0012】
このような問題を解決するものとして、例えば、特開平6−253463号公報には、各単位セルに放電回路(バイパス回路)を並列に接続し、単位セルの電圧にばらつきが生じると電圧が高くなっている単位セルを放電回路を介して放電させ、或いは、充電時における充電電流を分流させるバランス充放電を行い単位セル間の電圧差を調整する技術が開示されている。また、特開平8−213055号公報には、各単位セルの充電状態を監視し、満充電状態に達した単位セルの充電電流をバイパス回路に分流させて全ての単位セルを満充電状態に揃え、ばらつきを解消する技術が開示されている。
【0013】
これらの従来技術の具体構成例を図7に示す。組電池1は、複数(n)個の単位セル2(1),…,2(n)を直列接続して構成されており、それらの各単位セル2の両端には、放電用の抵抗3a及びトランジスタやFETなどからなるスイッチ3bを直列に接続して構成された放電回路3並びに電圧検出器4が夫々接続されている。電圧検出器4の出力信号は、マルチプレクサ5及びA/Dコンバータ6を介してCPU7に与えられる。
【0014】
CPU7は、一定時間毎に各単位セル2の端子電圧を参照してメモリ8に記憶させ、各単位セル2の内で端子電圧が高くなったものを放電させるため、或いは、充電電流をバイパスさせるために制御信号をデコーダ9に出力する。当該制御信号はデコーダ9によりデコードされ、対応する単位セル2の放電回路3のスイッチ3bにフォトカプラ(図示せず)などを介して出力される。すると、そのスイッチ3bは閉じられ、抵抗3aを介して単位セル2の放電或いは充電電流のバイパスが行われる。
【0015】
このような構成では、放電回路3,電圧検出器4やフォトカプラなどが単位セル2の個数分必要となり、全体の部品数が多くなってしまうという問題がある。加えて、実際に、1つのCPU7によって制御することが可能な単位セル2の数は、絶縁(耐圧)性や制御性などの制限により10〜20個程度が限度である。従って、HEV等に適用するには、組電池1全体を10〜20個程度の単位セル2のグループに分けて各グループの制御を夫々対応するCPU7に分担させるように構成し、更にそれら複数のCPU7を統括制御するための上位CPU7Hを配置する、という構成にする必要がある。
【0016】
例えば、組電池1に80個のリチウム電池を用いた場合には、10個×8グループ,または20個×4グループの構成となる。その結果、高価な部品であるCPU7が5個または9個必要となり、加えて、各CPU7と上位CPU7Hとの間で通信を行うために通信インターフェイス10,10Hも必要となって、コストアップすることが避けられない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、CPUのような高価な電子部品を使用することなく、各単位セルの電圧ばらつきを調整する技術が、例えば、特開平11−262188号公報や特開2000−83327号公報などに開示されている。これらの従来技術では、電圧ばらつきの調整回路をハードウエアのみで構成して各単位セルに常時接続することによって、調整時に流れる単位セルの放電電流を小さくすることが可能になる。従って、安価で小形の電子部品で構成することができる。
【0018】
しかしながら、これらの従来技術では、調整回路が故障した場合の対策が何ら取られていないため、故障などの原因によって端子電圧のばらつきが調整しきれなくなると、その状態が放置されてしまうという問題があった。
【0019】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電圧調整手段が故障した場合でも、安全を確保することができる組電池の電圧調整装置及び組電池の電圧調整方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の組電池の電圧調整装置によれば、複数の電圧調整手段は、組電池を構成する各単位セルの端子電圧のばらつきを、夫々異なる範囲内で調整するように構成されている。即ち、複数の電圧調整手段夫々の調整範囲が異なっていると、その調整範囲が最も狭く設定されている電圧調整手段(1)が最初に動作して各単位セルの端子電圧のばらつきを調整する。
【0021】
そして、動作中の電圧調整手段(1)が何らかの原因によって故障して動作不能となった場合には、各単位セルの端子電圧のばらつきは、電圧調整手段(1)の調整範囲を超えるようになる。すると、電圧調整手段(1)の次に調整範囲が広く設定されている電圧調整手段(2)が代わって動作するようになる。従って、1つの電圧調整手段が機能しなくなっても他の電圧調整手段が自動的に切り替わって動作するので、単位セルが過充電状態や過放電状態となって使用不能になることを防止して、組電池を保護することができる。
【0022】
また、例えば、組電池を構成する単位セルの一部を交換した直後の状態では、端子電圧のばらつきは最初から広い範囲で発生することになる。そのような場合には、調整範囲がそのばらつきの範囲内となる複数の電圧調整手段が同時に動作する。従って、何れの電圧調整手段にも故障が発生していない通常の動作状態においても、大きなばらつきをより速く収束させるように調整できるという効果を奏する。
【0023】
請求項2記載の組電池の電圧調整装置によれば、報知手段は、複数の電圧調整手段の内、実際に動作しているものが切り替わったことを検出して報知するので、ユーザは、何れかの電圧調整手段が機能しなくなったことを知ることによって、該電圧調整手段を交換するなどの措置を取ることができる。
【0024】
請求項3記載の組電池の電圧調整装置によれば、複数の電圧調整手段は、調整範囲の大きさに応じて端子電圧のばらつきを調整する能力の大きさが夫々設定される。ここで、ばらつきを調整する能力とは、例えば、その調整を行うために単位セルを充放電させる電流の容量などを意味する。従って、実際に動作している電圧調整手段が切り替わり調整範囲が広くなることに伴ない、ばらつきを調整するのに要する時間がより多く必要となることを防止して、調整時間が常に同等となる。
【0025】
請求項4記載の組電池の電圧調整装置によれば、電圧調整手段は各単位セルに常時電気的に接続されるので、ばらつきの調整を迅速に行うことができる。また、調整に要する時間が限定されないため、調整能力(電流容量)を小さくすることができ、低コストの部品を使用することができる。
【0026】
請求項5記載の組電池の電圧調整装置によれば、電圧調整手段は、何れかの単位セルの端子電圧が、複数の単位セルの端子電圧について求めた平均電圧よりも高いと判定すると、その単位セルを放電させてその端子電圧が平均電圧にほぼ等しくなるように調整する。従って、各単位セルの端子電圧が平均電圧に近付くように調整することができる。
【0027】
請求項6記載の組電池の電圧調整装置によれば、電圧調整手段は、何れかの単位セルの端子電圧が複数の単位セルの端子電圧の最低電圧よりも高いと判定すると、該単位セルを放電させてその端子電圧が最低電圧にほぼ等しくなるように調整する。従って、各単位セルの端子電圧が最低電圧に近付くように調整することができる。
【0028】
請求項7記載の組電池の電圧調整装置によれば、高いエネルギ密度を有するが、より厳密な過充電,過放電対策が必要とされるリチウム電池を単位セルとする組電池に適用することによって、充放電を安全に制御した上でリチウム電池の性能を十分に引出して活用することができる。
【0029】
請求項8記載の組電池の電圧調整装置によれば、多数の単位セルが直列接続された組電池を駆動用バッテリとする電気自動車またはハイブリッド電気自動車に適用することで、駆動用バッテリの使用効率を十分向上させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明を、ハイブリッド電気自動車(HEV)の駆動用バッテリに適用した場合の第1実施例について図1乃至図3を参照して説明する。電気的構成の概略を示す図1において、リチウム二次電池で構成される単位セル11は、直列接続された4個毎にセルグループ12を構成している。また、単位セル11の正極には、リチウムニッケル酸化物が活物質として使用されている。そして、各セルグループ12の正極12p,負極12n間には、電圧調整装置13及び電圧検出器14が並列に接続されている。各電圧検出器14の検出信号は、マルチプレクサ(MPX)15及びA/Dコンバータ16を介してCPU(報知手段)17に与えられるようになっている。
【0031】
CPU17は、各マルチプレクサ15に切り替え制御信号を与えて、電圧検出器14が検出する各セルグループ12の端子電圧VG を順次参照するようになっている。また、CPU17は、RAMなどで構成されるメモリ18にデータを書き込んで記憶させ、必要に応じて読み出すようになっている。
【0032】
セルグループ12は、20個が直列に接続されて組電池19を構成しており、その組電池19は、HEVの駆動用バッテリとして、正極19p,負極19nが主電流路L+,L−を介して充電器やHEVのモータを駆動するインバータ(何れも図示せず)等に接続されるようになっている。
【0033】
また、各セルグループ12の電圧検出線W+,W−間には、抵抗20aとCPU17よりデコーダ21を介して与えられる制御信号によって開閉制御されるスイッチ20bとの直列回路で構成される放電回路20が接続されている。そして、CPU17は、各セルグループ12間における出力電圧のばらつきは、夫々に対応する電圧検出器14より得た値に基づいて放電回路20のスイッチ20bを閉じることで、セルグループ12を放電させたり、或いは充電電流をバイパスさせることで調整するようになっている。
【0034】
そして、各電圧調整装置13より出力される信号SC は、各電圧調整装置13毎に設けられているインターフェイス回路22に与えられており、各電圧検出器22の出力信号は、マルチプレクサ23及びA/Dコンバータ24を介してCPU17の入力ポートに与えられている。インターフェイス回路22は、CPU17に対して信号を伝達するために、入出力間の電気的絶縁及び信号レベルの変換を行う回路である。
【0035】
図2は、電圧調整装置13の詳細な電気的構成を示すものである。本実施例の電圧調整装置13は、特開2000−83327号公報に開示されているものを用いているが、説明を簡単にするため図2では簡略化して示している。
【0036】
即ち、セルグループ12の負側端子をJc0,正側端子をJc4として、その間にある単位セル11(1)及び11(2)の連結点をJc1,単位セル11(2)及び11(3)の連結点をJc2,単位セル11(3)及び11(4)の連結点をJc3とする。また、セルグループ12には、抵抗25,26,27及び28を直列に接続してなる分圧回路29が並列に接続されている。そして、分圧回路29の負側端子をJr0,正側端子をJr4として、その間にある抵抗25及び26,26及び27,27及び28の共通接続点を夫々Jr1,Jr2,Jr3とする。
【0037】
尚、電圧調整装置13は、2組の電圧調整回路(電圧調整手段)13A,13Bを備えており、これら2組の電圧調整回路13A,13Bは、セルグループ12及び分圧回路29に対して夫々並列に接続されている。そして、図2においては、電圧調整回路13A,13Bの各構成要素には、夫々符号に“A”,“B”を付して図示しているが、以降の説明において両者を区別する必要がない場合には、符号に“A”,“B”を付さずに記述する。
【0038】
電圧調整回路13を構成する差動増幅器30,31,32の反転入力端子は、セルグループ12の連結点Jc1,Jc2,Jc3に夫々接続されており、非反転入力端子は、分圧回路29の共通接続点Jr1,Jr2,Jr3に夫々接続されている。また、差動増幅器30,31,32の出力端子は、論理回路部33の入力端子I1,I2,I3に夫々接続されている。
【0039】
放電回路34は、放電用の抵抗34a及び常開型のスイッチ34bを直列接続してなるものである。そして、4つの放電回路34(1)〜34(4)は、各単位セル11(1)〜11(4)に対応するように直列接続されて、セルグループ12の両端に並列に接続されている。また、放電回路34(1)及び34(2)の共通接続点は端子Jc1に接続され、放電回路34(2)及び34(3)の共通接続点は端子Jc2に接続され、放電回路34(3)及び34(4)の共通接続点は端子Jc3に接続されている。
【0040】
スイッチ34bは、例えばトランジスタやFETなどで構成されており、制御信号端子にハイレベルの制御信号が与えられると接点を閉じる(導通する)ようになっている。そして、各スイッチ34b(1)〜34b(4)の制御信号端子は、論理回路部33の入力端子O1〜O4に夫々接続されている。
【0041】
ここで、図3は、論理回路部33の入力段について、実際に特開2000−83327号公報に開示されているものと同様の構成を示すものである。例えば、差動増幅器30の出力端子は、2つのコンパレータ35Hの非反転入力端子及びコンパレータ35Lの反転入力端子に接続されている。
【0042】
また、端子Jc2,Jc0間には、抵抗36H,定電圧源37H及び37L,抵抗36Lの直列回路が接続されており、定電圧源37Hの負側端子及び37Lの正側端子(共通接続点)は、端子Jc1に接続されている。そして、コンパレータ35Hの反転入力端子は定電圧源37Hの正側端子に接続され、コンパレータ35Lの非反転入力端子は定電圧源37Hの負側端子に接続されている。他の差動増幅器31,32についても同様である。定電圧源37H,37Lは、例えばダイオードやバンドギャップリファレンスなどで構成される。
【0043】
例えば、差動増幅器30は、端子Jr1における電位Er1と端子Jc1における電位Ec1との電位差Vd1(=Eri−Eci)を増幅して増幅信号α・Vd1をコンパレータ35H及び35Lに出力する。コンパレータ35Hは、増幅信号α・Vd1のレベルが、定電圧源37Hの電圧VL よりも高い場合、即ち、
α・Vd1>VL
の時に“H”を出力する。
【0044】
また、コンパレータ35Lは、増幅信号α・Vd1のレベルが負(即ち、Eri<Eci)の場合において、その負の電位が、端子Jc1の基準電位から定電圧源37Lの電圧−VL を下回った電位よりも小となる場合、即ち、
α・Vd1<−VL (Vd1<0)
の時に“H”を出力する(絶対値では、|α・Vd1|>VL )。尚、差動増幅器31,32に対応して配置されたコンパレータについても、夫々対応する電位について同様に動作する。そして、コンパレータ35H及び35L等の出力信号はANDゲートやORゲートなどで構成される図示しない論理回路に与えられ、図4に示す真理値表に従うように論理合成される(尚、これらの動作の詳細については、特開2000−83327号公報を参照)。
【0045】
ここで、本実施例では、Vop=α・Vd1,端子Jc1における電位Ec1を基準として電圧VL 分だけ高い電位を+VL ,電位Ec1を基準として電圧VL 分だけ低い電位を−VL として表している。また、図4に示す真理値表では、差動増幅器28,29,30によって3つの入力端子I1,I2,I3に出力される信号レベルを“+”,“0”,“−”で表記している。これらの信号レベルは、論理回路部31の内部では以下のような電位の大小関係に対応すると共に、その電位の大小関係によって、各コンパレータ××H,××Lの出力レベルは以下のように定まる。
Figure 0004077136
【0046】
図4の真理値表における出力端子O1〜O4には、差動増幅器28〜30の出力レベルに基づき、夫々に対応して配置されたコンパレータが出力するハイレベル(H),ロウレベル(L)の信号を論理合成した信号が出力される。そして、出力端子O1〜O4の何れかがハイレベルになると、対応する放電回路34(1)〜34(4)のスイッチ34bがONとなり、単位セル11は抵抗34aにより放電されて電位が低下するようになる。
【0047】
即ち、論理回路部33においては、差動増幅器28〜30の出力レベルの組み合わせによって、各単位セル11の端子電圧が平均電圧よりも高いか否かを判定し、高いと判定された単位セル11を放電させる。図4の真理値表に示すように、セルグループ12において端子電圧が平均電圧よりも高いと判定される単位セル11は、4つの内1つ或いは2つまでである。そして、最終的に、セルグループ12の全ての単位セル11の端子電圧が平均電圧にほぼ等しくなると、差動増幅器28〜30の出力レベルは何れも“0”となり、コンパレータ××H,××Lの出力レベルは何れも“L”となって、全てのスイッチ34bがOFFとなった状態で電圧調整動作は終了する。
【0048】
従って、“−VL ≦Vop≦+VL ”が端子電圧の調整範囲に対応する。そして、電圧調整回路13Aの調整範囲(例えば、±10mV)に対して、電圧調整回路13Bの調整範囲は2〜5倍程度広くなるように設定されている。調整範囲の設定は、差動増幅器28〜30の増幅率や定電圧源37の電圧を変化させて行う。また、電圧調整回路13Bの電圧調整能力(ここでは、放電回路34に流すことができるバイパス電流の大きさとする)は、電圧調整回路13Aの調整能力(例えば、10mA)よりも大きくなるように設定されている。電圧調整能力は,放電回路34における抵抗34aの抵抗値によって設定される。
【0049】
再び図2を参照して、電圧調整回路13Bにおける論理回路部33Bの出力端子O1〜O4は、4入力のORゲート38の入力端子に夫々接続されている。そして、ORゲート(報知手段)38の出力信号SC は、インターフェイス回路22を介してCPU17に与えられている。
【0050】
次に、本実施例の作用について図5及び図6をも参照して説明する。例えば、HEVが走行中であり、組電池19は、主電流路L+,L−を介して小刻みに充放電が繰り返し行われており、その端子電圧は変動している状態にあるとする。簡単のため、セルグループ12の単位セル11(1),11(2)のみについて考え、単位セル11(2)の端子電圧が最低電圧となっている(自己放電が最も大きい)状態を想定する。
【0051】
この時、単位セル11(2)の端子電圧VC2を基準として、調整範囲が狭く設定されている電圧調整回路13Aが調整動作を行う。即ち、単位セル11(1)の端子電圧VC1が、単位セル11(2)の端子電圧VC2(この場合、平均電圧)に対して10mVを超えて大きくなると、放電回路34(1)のスイッチ34b(1)がONとなり、単位セル11(1)は抵抗34aを介して放電されて電圧が低下する。調整範囲がより広く設定されている電圧調整回路13Bは、電圧調整回路13Aが調整動作を行っている間は動作しない。
【0052】
そして、図5に示す時刻tx において異常が発生したとする。発生が想定される異常としては、例えば、電圧調整回路13Aの故障や単位セル11の内部において微短絡が生じて自己放電が大きくなった場合などがある。ここでは、電圧調整回路13Aに故障が発生して、単位セル11(1)を放電回路34(1)によってバイパス電流を流すことができなくなった場合を考える。
【0053】
すると、単位セル11(1)の端子電圧が11(2)に対して相対的に上昇し、電圧調整回路13Aの調整範囲を超えて、更に、電圧調整回路13Bの調整範囲を超えるようになると電圧調整回路13Bが調整動作を開始する。電圧調整回路13Bの調整範囲は、前述のように電圧調整回路13Aの調整範囲よりも2倍〜5倍程度に広く設定されているため各単位セル11間の電圧のばらつきは大きくなるが、異常の発生による電圧ばらつきの拡大に一定の歯止めを掛けることができる。
【0054】
電圧調整回路13Bが調整動作を開始することにより、論理回路部33Bの何れかの出力端子O1〜O4のレベルがハイレベル“H”になるとORゲート38の出力端子のレベルが“H”となり、CPU17は、インターフェイス回路22を介して異常が発生したセルグループ12を検出することができる。
【0055】
そして、例えば、CPU17が、車内LANなどを介してHEVのボディECU(図示せず)などに異常が発生したことを示す情報を送信し、ボディECUがその情報をインストルメントパネルに反映させるようにすれば、HEVの乗員は、組電池19に異常が発生したことを知ることができるので、HEVを整備工場などに持ち込んで点検修理を行うことが可能となる。
【0056】
また、図6は、例えば、セルグループ12の単位セル11を1本だけ交換した直後の状態において、各単位セル11間の電圧ばらつきが最初から大きく、電圧調整回路13Bの調整範囲を超えている場合を想定した調整動作の例である。図5と同様に、2つの単位セル11(1),11(2)において、単位セル11(2)の端子電圧が最低電圧となっており、また、HEVは停車中で、HEVの運転に伴う組電池19の充放電はないものとする。
【0057】
この場合、電圧調整回路13A,13Bが同時に調整動作を行うことになるので(図6の期間▲1▼)、単位セル11(1)は、放電回路34A(1),34B(1)によって放電される。即ち、電圧ばらつきの調整能力は両者の和となるため、単位セル11(1)は急速に放電され、単位セル11(2)との電圧差がより速く収束する。そして、両者の電圧差が電圧調整回路13Aの調整範囲内となると(図6の期間▲2▼)電圧調整回路13Aのみが動作するので、狭い調整範囲で高精度の調整を行うことができる。
【0058】
以上のように本実施例によれば、電圧調整回路13A,13Bを、組電池19を構成する各単位セル11の端子電圧のばらつきを夫々異なる範囲内で調整するように構成した。従って、例えば、動作中の電圧調整回路13Aが何らかの原因によって故障し動作不能となった場合でも、電圧調整範囲がより広く設定されている電圧調整回路13Bが自動的に切り替わって動作するので、単位セル11が過充電状態や過放電状態となって使用不能になることを防止して、組電池19を保護することができる。
【0059】
そして、高いエネルギ密度を有するが、より厳密な過充電,過放電対策が必要とされるリチウム電池を単位セル11とする組電池19に適用することで、充放電を安全に制御した上でリチウム電池の性能を十分に引出して活用することができる。また、組電池19をHEVに適用することで、駆動用バッテリの使用効率を十分向上させることができる。
【0060】
更に、本実施例によれば、組電池19を構成する単位セル11の一部を交換した直後の状態のように、端子電圧のばらつきが最初から広い範囲で発生する場合には、調整範囲がそのばらつきの範囲内に含まれる電圧調整回路13A,13Bが同時に動作するので、大きな電圧ばらつきをより速く収束させるように調整できる。
【0061】
また、CPU17は、電圧調整回路13Aに代わって、電圧調整回路13Bが動作を開始したことを検出して報知するので、ユーザは、電圧調整回路13Aが機能しなくなったことを知ることによって、その電圧調整回路13Aを交換するなどの措置を取ることができる。
【0062】
そして、電圧調整回路13A,13Bは、その調整範囲の大きさに応じて放電回路34A,34Bにおけるバイパス電流の大きさが夫々設定されているので、電圧調整回路13が切り替わり調整範囲が広くなることに伴ないばらつきを調整するのに要する時間がより多く必要となることを防止して、調整時間が常に同等となるようにできる。また、電圧調整回路13A,13Bは各単位セル11に常時電気的に接続されるので、ばらつきの調整を迅速に行うことができる。また、調整に要する時間が限定されないため、調整能力(電流容量)を小さく設定することができ、低コストの部品を使用することができる。
【0063】
加えて、電圧調整回路13A,13Bは、何れかの単位セル11の端子電圧が、複数の単位セル11の端子電圧について求めた平均電圧よりも高いと判定すると、その単位セル11を放電させ、或いは充電電流をバイパスさせて端子電圧が平均電圧にほぼ等しくなるように調整するので、各単位セル11の端子電圧が平均電圧に近付くように調整することができる。
【0064】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
セルグループを構成する単位セルの直列接続数は4個に限ることなく、設計条件に応じて適宜変更して良い。
電圧調整手段を、3つ以上設けても良い。
電圧調整手段を単位セルに一定周期毎に接続して、端子電圧のばらつき調整を間欠的に行うようにしても良い。
端子電圧が平均電圧よりも高いと判定した単位セルにコンデンサのような蓄電手段を接続して放電させ、その蓄電手段を端子電圧が平均電圧よりも低いと判定した単位セルに接続することで、前記放電によって充電された電荷を該単位セルに対して充電させるように構成しても良い。
【0065】
電圧調整手段を、複数の単位セルの内から、端子電圧が最低となっているものを検出して、端子電圧が前記最低電圧よりも高いと判定した単位セルを放電させて、最低電圧にほぼ等しくなるように調整する構成としても良い。
単位セルは、リチウム電池に限らず、鉛電池やニッケル系電池であっても同様に適用が可能である。
電気自動車やHEVに限ることなく、その他、ノート型パーソナルコンピュータや携帯用VTR等の小形民生機器や電力貯蔵用の二次電池設備などのように、複数の単位セルを直列に接続して構成されるバッテリを使用するものであれば適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をハイブリッド電気自動車の駆動用バッテリに適用した場合の一実施例であり、電気的構成を示す機能ブロック図
【図2】電圧調整回路の詳細な電気的構成を示す図
【図3】論理回路部の入力段の詳細な電気的構成を示す図
【図4】論理回路部の真理値を示す図
【図5】組電池の1つのセルグループ内における2つの単位セルについて、端子電圧のばらつき調整動作の一例であり、(a)は単位セルの端子電圧、(b)は単位セルのバイパス電流を示す図
【図6】各単位セル間の電圧ばらつきが最初から大きい場合を想定した調整動作の一例であり、(a)は単位セルの端子電圧、(b)は単位セルのバイパス電流を示す図
【図7】従来技術を示す図1相当図
【符号の説明】
11は単位セル、12はセルグループ、13A,13Bは電圧調整器(電圧調整手段)、17はCPU(報知手段)、19は組電池、20は放電回路、38はORゲート(報知手段)を示す。

Claims (9)

  1. 二次電池からなる単位セルを複数個直列に接続して構成される組電池について、各単位セルの端子電圧のばらつきを調整するための電圧調整手段を備えてなる組電池の電圧調整装置において、
    前記電圧調整手段を複数備え、
    これら複数の電圧調整手段は、前記端子電圧のばらつきを夫々異なる範囲内で調整するように構成されていることを特徴とする組電池の電圧調整装置。
  2. 前記複数の電圧調整手段の内、実際に動作しているものが切り替わったことを検出して報知するための報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の組電池の電圧調整装置。
  3. 前記複数の電圧調整手段は、前記端子電圧のばらつきを調整する範囲の大きさに応じて、前記端子電圧のばらつきを調整する能力の大きさが夫々設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の組電池の電圧調整装置。
  4. 前記電圧調整手段は、各単位セルに常時電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の組電池の電圧調整装置。
  5. 前記電圧調整手段は、複数の単位セルの端子電圧について平均電圧を求め、何れかの単位セルの端子電圧が前記平均電圧よりも高いと判定すると、該単位セルを放電させてその端子電圧が前記平均電圧にほぼ等しくなるように調整することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の組電池の電圧調整装置。
  6. 前記電圧調整手段は、複数の単位セルの端子電圧の内から最低電圧を検出し、何れかの単位セルの端子電圧が前記最低電圧よりも高いと判定すると、該単位セルを放電させてその端子電圧が前記最低電圧にほぼ等しくなるように調整することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の組電池の電圧調整装置。
  7. 前記単位セルは、リチウム電池であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の組電池の電圧調整装置。
  8. 前記組電池は、電気自動車またはハイブリッド電気自動車の駆動用バッテリとして用いられることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記
  9. 二次電池からなる単位セルを複数個直列に接続して構成される組電池について、各単位セルの端子電圧のばらつきを電圧調整手段によって調整する組電池の電圧調整方法において、
    前記電圧調整手段を複数備えて、これら複数の電圧調整手段が、前記端子電圧のばらつきを夫々異なる範囲内で調整することを特徴とする組電池の電圧調整方法。
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