JP4076139B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、缶や瓶などの収納物を縦横に整列して収納する小容器部を複数集合した段ボールなどからなる包装箱であって、小容器部に分離することができる分割可能な包装箱や把持ベルト部を備えた包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲料缶などを2×3列に並べて簡易包装するマルチパック(例えば実用新案登録第3083494号など)が用いられている。
このマルチパックでは、包装体の短手方向の両端面が開放されているので、店頭に並べるまでは飲料缶が汚れたり損傷したりしないように、マルチパックを複数組み合わせてラップラウンドケースなどの外箱に収納して、保管したり運搬したりしている。
そのため、マルチパックと外箱の二重包装となり、また、マルチパックを使用する場合には外箱は不要となるため無駄が多かった。
一方、小容器部を複数集合させ分割可能に組み合わせて1つの包装箱とした構造も知られている(実開昭57−159635号、実開昭59−28020号)が、各小容器部は独立した箱体構造となっており、構造が複雑となって手間がかかり、また、製函の自動化に際しては特別の機械を必要とするなどの問題点があった。
【0003】
【特許文献1】
実開昭59−28020号(明細書7頁19行から8頁最終行、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、二重包装することなく、小容器部を仕切らずに複数連続させた中容器部を基本形状として小容器部に分割することができるようにした分割可能な包装箱を提供することにある。
この発明の別の課題は、中容器部の端面を端面壁部で塞いで収納物を密封するので、保管時や運搬時においても収納物が汚れたり破損したりすることがない安全な分割可能な包装箱を提供することにある。
この発明の更に別の課題は、把持ベルト部を有する包装箱を提供することにある。
【0005】
前記課題を達成するために、請求項1に記載の発明では、
上面が開口した箱体と、上記開口を塞ぐ蓋片とからなる角柱体で、少なくとも一方の端面が端面壁部により塞がっている箱容器であって、
箱体が、底面壁部および該底面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する下段片と、前記底面壁部の左右に連接する左右一対の側面壁部および各側壁面部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する左右一対の折曲片とを有しており、
蓋片が上面壁部および該上面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する端面貼付片を有しており、
前記左右一対の折曲片が、端面壁部を形成する端面開口を左右に二分する形状からなって、組立時に内向きに折り曲げられて前記端面開口を隙間無く塞いでなり、
各折曲片には、一対の切離し部によって囲まれる把持ベルト構成部が該折曲片の中央で全長に亘って延びると共にその延出端部が側面壁部の一部まで延びて、前記端面開口を塞いだ際に前記左右一対の把持ベルト構成部が同一直線状に揃うように形成されており、
前記下段片が組立時に底面壁部から上向きに折り曲げられて、前記折曲片の把持ベルト構成部を除く下半分に重なる形状となっており、
前記端面貼付片は、その先端縁部に沿って1条の切離し部を介して前記折曲片に形成された把持ベルト構成部と同じ形状の把持ベルト連設部が形成されており、組立時に上面壁部から下向きに折り曲げられて、前記折曲片の上半分に重ねて、前記把持ベルト連設部が前記一連となる一対の把持ベルト構成部の上に重なる形状となっており、
前記蓋片を箱体に貼り付けることにより、前記左右一対の把持ベルト連設部が、一対の把持ベルト構成部の上に重なって一体に接着され、前記切離し部および切離し部に沿って把持ベルト構成部およびその上に接着された把持ベルト連設部を切り離して把持ベルト部を形成してなる、という技術的手段を講じている。
また、請求項2の発明では、
前記各把持ベルト構成部の先端の両側には、切欠部の半分の形状からなる一対の切欠構成部が形成されており、前記一対の折曲片を端面開口側に折り曲げた際に対向する折曲片の切欠構成部が整合して内面側の切欠部となり、
下段片には、その先端縁部の中央に切抜き用の表面側切取部が形成されており、
把持ベルト連設部の内側となる切離し部の中央には前記整合した切欠構成部の外側に重なる切抜き用の表面側切取部が形成されている、という技術的手段を講じている。
請求項3の発明では、
上面が開口した箱体と、上記開口を塞ぐ蓋片とからなる角柱体で、少なくとも一方の端面が端面壁部により塞がっている箱容器であって、
箱体が、底面壁部および該底面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する下段片と、前記底面壁部の左右に連接する左右一対の側面壁部および各側壁面部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する左右一対の折曲片とを有しており、
蓋片が上面壁部および該上面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する端面貼付片を有しており、
前記左右一対の折曲片が、端面壁部を形成する端面開口の全面を覆う形状からなって、
組立時に内向きに折り曲げられて前記端面開口を二重に塞いでなり、
各折曲片には、一対の切離し部によって囲まれる把持ベルト構成部が該折曲片の中央で全長に亘って延びると共にその延出端部が側面壁部の一部まで延びて、前記端面開口を塞いだ際に前記左右一対の把持ベルト構成部が端面壁部上で二重に重なるように配置されており、
前記下段片が組立時に底面壁部から上向きに折り曲げられて、前記折曲片の把持ベルト構成部を除く下半分に重なる形状となっており、
前記端面貼付片は、組立時に上面壁部から下向きに折り曲げられて、前記折曲片の把持ベルト構成部を除く上半分に重なる形状となっており、
蓋片を箱体に貼り付けることにより、前記左右一対の把持ベルト構成部が上下に重なって一体に接着され、前記切離し部に沿って一体となった把持ベルト構成部を切り離して把持ベルト部を形成してなる、という技術的手段を講じている。
また、請求項4の発明では、
前記折曲片の先端および端面貼付片の先端に切抜部が形成されている、という技術的手段を講じている。
また、請求項5の発明では、
把持ベルト部を有する包装箱が、小容器部に分割可能な中容器部からなっている、という技術的手段を講じている。
【0006】
請求項6の発明では、
前記中容器部をその周壁の一方の側面壁部が接して仕切部となるように複数並べると共に、各中容器部の上面壁部または下面壁部が一体に繋がった蓋片で形成されており、前記蓋片を前記仕切部に沿って中容器部に分割しうる第2切断誘導部が形成されている、という技術的手段を講じている。
また、請求項7の発明では、
前記掛止片が、中容器部の上面を覆う上面壁部または下面を覆う底面壁部に設けられている、という技術的手段を講じている。
更に、請求項8の発明では、
分割可能な包装箱が、上面を開口した中容器部に対応する複数の第1箱体と、該第1箱体の上面を一連に覆って前記第1箱体に固着される蓋片とからなっている、という技術的手段を講じている。
また、請求項9の発明では、
分割可能な包装箱が、上面を開口した中容器部に対応する第1箱体と、該第1箱体と同一形状の中箱体と該中箱体に連設されて前記第1箱体および中箱体の上面を一体に覆う蓋片を備えた第2箱体とからなっている、という技術的手段を講じている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の包装箱の好適実施例を図面を参照して説明する。
図1の参考例は、段ボールなどからなる紙製の分割可能な包装箱1を模式的に示したものであり、(a)は、基準となる中容器部20を示す。
中容器部20は、最小単位となる小容器部10の周壁を仕切らずに延出すると共に前後の端面を端面壁部で覆った箱体とし、複数(図示例では2つ)の小容器部10を連続して形成されている。
この発明で、分割可能な包装箱1は、中容器部20単独であってもよいし、(b)に示すように複数の中容器部20からなるものでもよい。
【0008】
そして、この中容器部20の周壁には、小容器部10毎に分割するための第1切断誘導部31が形成されている。
また、この第1切断誘導部31で分割された小容器部10の開口端部に面する収納物を掛止めるための掛止片5が前記第1切断誘導部31を挟んで前後に形成されている。
なお、前記中容器部20の周壁の両端面は端面壁部で塞がずに開放してもよく、その場合は開放した端面側にも前記掛止片と同様の掛止片を設けることが好ましい(図示せず)。
【0009】
図1(b)に示す中容器部20は、その左右の側面を塞ぐ側面片部22同士で隙間無く壁面を重ね合わせて仕切部Sとなし、複数(図示例では2つ)の中容器部20を上面を蓋片Cで一連に塞いで単一の分割可能な包装箱1として形成される。
即ち、この場合、各中容器部20の上面を覆う上面壁部21は、分離せずに仕切部Sを超えて一連につながった蓋片Cで形成されている。
この中容器部20の下面を覆う底面壁部24は分離しているので、底面壁部24、24相互を繋ぐように接着テープなどで分離可能に貼り合わせる(図示せず)。
【0010】
なお、この参考例では、前記小容器部10は、縦横の一方が2列、他方が3列となるように6個の収納物、一例としての缶ビールGを整列して収納しうる形状となっている。
即ち、縦横の列の一方を他方よりも少なく並べ、後述の第1切断誘導部31で分割された際に、小容器部10の開口端部に少ない列の収納物が面するように配置して、掛止部5にかかる負担を小さくしている。
また、中容器部20は、その前後の端面、即ち、小容器部10の外側に向いた端面は端面壁部25によって塞がれており、収納物Gを密封している。
【0011】
次ぎに、前記蓋片Cには、前記仕切部Sの上部に沿って、中容器部20を分割するための第2切断誘導部32が形成されている。
従って、この第2切断誘導部32に沿って切断することにより、前記蓋片Cを2つの上面壁部21に分離し、中容器部20毎に切り離して分割することができる。
【0012】
また、中容器部20は、前記連続する小容器部10の連設部(境界部分)に沿って、前記第2切断誘導部32に直交する第1切断誘導部31が、上面壁部21、左右の側面壁部22および底面壁部24にほぼ連続して環状に切断しうるように形成されている。なお、壁部間の切断誘導部相互には多少のずれがあってもよく、要するに分離可能に切断できればよい。
従って、この第1切断誘導部31に沿って切断することにより、小容器部20毎に切り離して、2つの小容器部10に分割することができる。
【0013】
次ぎに、中容器部20が、第1切断誘導部31で分割すると、分断面は開口するので、
その開口端部に面する収納物を掛止めるために上下に掛止片5、6が設けられている。
この掛止片5、6は、上面壁部21と底面壁部24において、前記第1切断誘導部31を中心にしてその両側に配置されている。
【0014】
この参考例では、図2に示すように、小容器部10には、2列にビール缶が収納されているので、その上下の凹部に掛止められるように上下それぞれに左右一対の掛止片5、6が設けられている。
この掛止片5、6は図示例では点線状の切込線で爪形状に形成されており、この切込線を下に押し込むことにより、缶ビールGの上下の凹部に掛止められる構成からなっている。
【0015】
従って、中容器部20を小容器部10に分割する際に、この掛止片5、6を内側に押し込んで、開口端面側の缶ビールGを脱落しないように掛止めることができる。
この掛止片5、6の掛止めは、上記参考例に限らず、予め一方または双方を収納物に掛け止めておくものでもよい。
【0016】
また、前記掛止片5の切込線に沿って空く穴5aは、小容器部10を運ぶ際の指掛け部として用いることができるが、これとは別に指掛け用に切込線を形成しておき、これを押し込んで指掛け部7とする構成でもよい(図1参照)。
これは上面に限らず、底面壁部に設けてもよい(図示せず)。
また、前述のように予め前記の穴を空けておく場合は、穴を使用するまでシールやラベル、接着テープなどで塞いでいてもよい。
【0017】
分割可能な包装箱1は、上記のように構成されているので、第2切断誘導部32に沿って切断して、複数の中容器部20に分割し、この中容器部20を更に第1切断誘導部31によって単独の小容器部10に分割することができる。
あるいは、分割可能な包装箱1は、先に第1切断誘導部31に沿って切断して多連(2連)の小容器部10に分割し、次ぎにこれを第2切断誘導部32に沿って切断して小容器部10の連結を切って単独の小容器部10に分割することができる。
【0018】
次ぎに、図3に示す分割可能な包装箱1では、上面を開口し、左右の側面を塞ぐ側面壁部22と前後の端面を覆う端面壁部25と、底面を覆う底面壁部24とを有して、中容器部20に対応した第1箱体20Aを複数(2つ)成型し、該第1箱体20Aの上面を別体の蓋片Cで一連に覆って各中容器部20の上面壁部21としている。
ここで、図中、符号26は、左右の側面壁部22に連接して上面で内向き折り曲げられる上部貼付片であって、蓋片Cを接着させるための片である。
【0019】
また、この蓋片Cは、図示例の場合、中容器部20の延出方向に延びた端面貼付片C2を有しており、中容器部20の両方の端面壁部25に固着される。
ここで、端面壁部25では、中容器部20の各側面壁部22から延びて、組立時に内向きに折り曲げられ一対となって端面を塞ぐ折曲片25aと、底面壁部24から延びて組立時に上向きに折り曲げられ、前記折曲片25aにその外側から下半分に重なって接着される下段片25bを有している。
【0020】
そして、前記蓋片Cの貼付片C2が下向きに折り曲げられて、前記折曲片25aの外側で上半分に重なって接着され、前記折曲片25aおよび下段片25bとで端部を塞いで端面壁部25を構成している。
この端面壁部25の構成や貼付片C2の形状などは、上記参考例に限定されるものではなく、適宜形成することができる。
【0021】
上記構成からなるので、まず、図示しないがブランクから第1箱体20Aを製函し、各第1箱体20Aに缶ビールGを12本づつ収納する。
この第1箱体20Aを2つづつ揃えて搬送し、その上面に蓋片Cの連続するシートをかぶせて切断し、蓋片Cとする。
そして、蓋片Cの両端の貼付片C2を折り曲げて第1箱体20Aの端部に接着して中容器部20を形成し、同時に分割可能な包装箱1が完成する。
【0022】
ここで、Lは、分割可能な包装箱1の上下に貼り付けられるラベルであって、上下またはいずれかにそれぞれ設けられた掛止部5、6の穴5a、6aを塞いで外部からのゴミなどの侵入を防ぐと共に、中容器部20相互を連結することができる。 図4には、底面壁部24に設けた掛止部6の孔6aをラベルLでシールすると共に中容器部20相互をラベルLで接続した一例を示す。
【0023】
次ぎに、図5に示す異なる参考例の分割可能な包装箱1は、図6(b)に展開図を示す中容器部に対応する上面を開口した第1箱体20Aと、図6(a)に展開図を示す第2箱体20Bとからなっている。
ここで、第2箱体20Bは、前記第1箱体20Aとほぼ同じ構成の中箱体20A’と、
該中箱体20A’の一方の側面壁部に連設された蓋片Cとからなっている。
【0024】
そして、第2箱体20Bで組み立てられる中箱体20A’に、前記第1箱体20Aを並べ、蓋片Cで前記中箱体20A’と第1箱体20Aの上面を覆うと共に貼付片C2を折り曲げて中箱体20A’と第1箱体20Aの端部に接着して、それぞれ中容器部20を形成し、同時に分割可能な包装箱1が完成する。
【0025】
なお、第1箱体20Aは、前記参考例の中容器部20に準じるので同一構成には同一符号を付して、その説明を省略する。
また、第2箱体20Bの中箱体20A’は上記第1箱体20Aとほぼ同じ(蓋片Cが側面22の延長上にあるため一方の上部貼付片26が形成されていない点を除く)であり、該中箱体20A’と一体の蓋片Cも前記参考例の蓋片Cと同様の構成であるので、同一構成には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0026】
次ぎに、図7および図8には、単体の紙製容器であって、図示例では前記参考例の中容器部20に相当する形状で複数の小容器部に分割しない把持ベルト部40付きの包装箱20’についての実施例を示す。
この包装箱20’は、上面が開口した箱体20A’と、上記開口を塞ぐ蓋片C’との組合せからなっている。
箱体20A’は、折曲片25aが端面壁部25を左右に二分する形状からなっており、
下段片25bは端面壁部25を上下に二分した下半分を占める形状からなっている。
【0027】
そして、一方の端面壁部25を構成する一対の折曲片25aには、その中央で中容器部の長手方向に延びる一対の切離し部41、41が形成されており、その端部は側面壁部22の一部にまで延びて折曲げ線46で繋がっており、把持ベルト構成部40a、40bを形成している。
また、各把持ベルト構成部40a、40bの先端の左右両側には、切欠部の半分の形状からなる切欠構成部42、43が形成されている。
そこで、前記折曲片25aは、図8(a)に示すように端面が接するように折り曲げると把持ベルト構成部40a、40bが同一線上に並んで配置され、同様に切欠構成部42、43がそれぞれ繋がって一連の切欠部となる。
なお、下方の切欠部42,43は下段片25bで覆われ、後述の表面側切取部45が上に重なっている。
【0028】
次ぎに、前記蓋片C’の端面貼付片C2には、その先端縁部に沿って1条の切離し部41’が形成されて、蓋体C側の把持ベルト連設部40cが形成されている。
また、上記把持ベルト連設部40cの内側の中央には、切抜き用の表面側切取部44が形成されている。
同様に、一方の下段片25bには、その先端縁部の中央に切抜き用の表面側切取部45が形成されている。
【0029】
従って、蓋片C’を箱体20A’に貼り付けることにより、前記把持ベルト連設部40cが、並んだ一対の把持ベルト構成部40a、40bの上に重なって一体に接着され、把持ベルト部40となる(図8(b)参照)。
なお、表面側切取部44、45は、前記切欠部構成部42、43の上にそれぞれ重なって塞いでおり、搬送時にゴミなどの侵入を防ぐことができる。
そして、商品を持ち帰る際などの使用時には、表面側切取部44、45を切り抜き、把持ベルト部40部分を引き上げるようにして切り離して把持ベルト部40を完成させることができる。なお、図中50は、開封口である。
【0030】
この実施例では、切離し部41は、左右の側面壁部22の一部にまで延びているが、いずれか一方だけに延びる構成、あるいは端面壁部25だけに形成される構成であってもよい。
また、この実施例では、包装箱20’は、単体であって小容器部に分割する構成を採らないが、図9に示すように、包装体20’は前記参考例の中容器部のように第1切断誘導部31や掛止片5を設けて小容器部10に分割しうる構造としてもよい。
また、図示しないが、このような包装体20’を中容器部として、その側面壁部22が仕切部となるように複数並べて蓋片で一体に繋げた分割可能な包装箱としてもよい。
それらの場合の構成については前記参考例と同様であるので、説明を省略する。
【0031】
次ぎに、図10に示す実施例では、小容器部に分割可能な把持ベルト部付きの包装箱となる中容器部20を示す。
この中容器部20には、一方の端面壁部25を中心にしてその左右の側面壁部22の一部に延びる一対の線状の切離し部41を設けており、この切離し部41に沿って帯状の把持ベルト部40を形成している。
この把持ベルト部40は、図10(a)に示すように、引っ張ることにより、その基端が中容器部20の角部の空間側に撓み、収納された端面壁部25に面する収納物G’の外周面に沿って湾曲するので、中容器部20の端面より外側に突出しうるようになっている。
【0032】
従って、この把持ベルト部40を用いて中容器部20または分割可能な包装箱1自体を持ち運ぶことができる。
図10(b)は、把持ベルト部40を有する中容器部20の展開図であって、一対の切離し部41、41の中央には半円形状の切抜部42を設けており、把持ベルト部40を引き出しやすいようにしている。
ここで、図10(b)に示すように、切抜部42は、折曲片27、下段片25bと、蓋片の貼付片C2に形成される。
また、この実施例では折曲片27は、端部を塞いで先端が側面壁部22に接着可能に延びており、その中央に前記切離し部41,41が形成されており、対向する折曲片27を二重に重ねて把持ベルト部40の強度を高める構成となっている。
その他の構成は前記実施例や参考例に準じているので説明を省略する。
【0033】
この実施例では、中容器部20を複数接続した分割可能な包装箱1の中容器部20に把持ベルト部を設けた場合について説明したが、分割可能な包装箱1が中容器部20だけからなる場合であってもよい。
即ち、図10(a)は、分割した中容器部20ではなく、単体で分割可能な包装箱1となる中容器部20を示した図となる。
構造は全く同じであるので説明は省略する。
なお、組み立てに際しては、図10(b)の展開図では、蓋片Cの点線で示した分割された上面片部21が不要となり、実線で示した上面片部21だけが用いられる。その他の構成は前記実施例や参考例と同じである。
また、図8(b)の実施例のように中容器部20が分割されず1つの包装箱となるものでもよい。
【0034】
次ぎに、図11および図12に示す参考例の分割可能な包装箱1’は、中容器部20の端面を開放したままの簡易タイプを示す。
この場合、箱体の前記参考例で端面壁部25を設けておらず、簡便に成型することができる。
【0035】
そして、中容器部20の両端面、即ち、両端に配置された小容器部10の端面では、端面壁部に代えて開口端部に面する収納物Gを掛止める第1掛止片8、9を上下に設けている。
また、前記参考例や実施例で、第1切断誘導部31で分割された開口端部に面する収納物を掛止めるための掛止片(前記掛止片5、6)を第2掛止片5’、6’として設け、上記第1切断誘導部を中心にしてその両側に配置している(底面側は図示せず)。
その他の構成は前記実施例や参考例に準ずるので、同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
【0036】
上記の分割可能な包装箱1’の実施例(前記分割可能な包装箱1の参考例でも同じ)で、中容器部20の上面壁部21の構成は、前述のように蓋片Cだけの構成でもよいが、一部を二重に片を重ねた構成としてもよい。
即ち、図12に示すように、上面を開口した中箱体20A”を組み立て、その上に第1および第2掛止部5’,8を形成した上片21Aを貼り付けておく。
【0037】
この上片21Aは、その左右両端に上部貼付片26に対応してこれに接着するための貼付片部21aを有し、前後方向の両端側にはやや内側に第1掛止片8、8を突設している。
また、中央には切欠孔21bを設け、該孔21bの中央に向かってそれぞれ第2掛止部5、5を突設した図示例の構成からなっている。
【0038】
蓋片Cは、第2切断誘導部32と、第1切断誘導部31を中央でクロスするように配設した構成からなっている。
そして、蓋片Cを上片21Aの上から重ねて接着することにより、中容器部20の上面壁部21が形成される。
この場合は、予め第1および第2の掛止部5,8を予め折り曲げて缶ビールなどの収納物に掛け止めておいても、上面に穴が開口することはない。
【0039】
その他、この分割可能な包装箱1、1’の把持ベルト部が形成される一方の端面壁部を除く組み立て構造は前記実施例や参考例に限定されるものではなく、収納物の種類や用途に応じて、適宜設計変更することができる。
また、第2切断誘導部や第1切断誘導部は、紙材を切断しやすくするものであればよく、点線状の切込線や、向かい合う鉤状に切り込みを入れて中間部分をテープ状に引き剥がす構造、あるいはこれらの組み合わせなど、要するに箱体を分離しうる構成であればよい。
また、把持部その他の付加的構成を適宜に加えてもよい。
更に、小容器部を連続させる数、および中容器部を組み合わせる数は前記実施例の2つに限定されないことは勿論であり、任意の組合せとすることができる。
また、掛止部は上下いずれか一方に設けたものでもよい。
【0040】
【発明の効果】
この発明は、小容器部を仕切らずに複数連続させた中容器部を基本形状とし、小容器部毎に分割することができるようにし、その分割した際の端面に接する収納物は掛止片で掛止めることができるようにしたので、二重包装の必要がなく、中容器部を切断することで簡単に小容器部に分割することができる。
そのため、保管や運搬時には一体の分割可能な包装箱として取り扱うことができ、販売時には、中容器部や小容器部に適宜分割して持ち帰ることができるので、保管や運搬時に収納物が損傷したり汚れたりする虞れがなく、また販売時には切り離されても掛止片により収納物が小容器部から抜落する虞れがない。
そして、従来のような二重に包装する必要がなく、簡単な構造で包装コストを抑えることができる。
また、蓋片と箱体からなる中容器部を基準として組み合わせるので、従来の製函装置を用いることも可能であって、製作が容易となる。
この蓋片は、各中容器部の上面壁部または下面壁部のいずれか一方を一体に形成したものでも、あるいは上面壁部および下面壁部の双方をそれぞれ一体に形成したものでもよい。
更に、この発明で、切断誘導部が切り離し部分に設けられるが、この切断誘導部は、予め切断された個所に接着テープを掛け渡して貼り付けておき、この接着テープを剥がして双方を分離させる構造であってもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は分割可能な包装箱の参考例の中容器部の模式図を示す斜視図、(b)は分割可能な包装箱の模式図を示す斜視図である。
【図2】 (a)は参考例としての小容器部の斜視図、(b)は掛止片の掛止め状態を示す斜視図である。
【図3】 参考例としての分割可能な包装箱の組み立て状態を示す分解斜視図である。
【図4】 参考例としての分割可能な包装箱の孔にラベルを貼付けた状態を示す斜視図である。
【図5】 分割可能な包装箱の別の参考例の組み立て状態を示す分解斜視図である。
【図6】 図5の分割可能な包装箱の展開図であって、(a)は第2箱体、(b)は第1箱体を示す。
【図7】 把持ベルト部付きの包装箱に係る実施例の展開状態を示す斜視図である。
【図8】 (a)は把持ベルト部付きの包装箱の組み立て状態を示す斜視図、(b)は組み立てられた包装箱の斜視図である。
【図9】 図7の把持ベルト部付きの包装箱を小容器部に分割可能とした実施例を示す斜視図である。
【図10】 (a)は異なる実施例の把持ベルト部付き包装箱の斜視図、(b)は展開図である。
【図11】 簡易タイプの分割可能な包装箱の斜視図である。
【図12】 図11の組み立て状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 分割可能な包装箱
1’ 簡易タイプの分割可能な包装箱
5、6 上下の掛止片
5’、6’ 上下の第2掛止片
7 指掛け用の穴部
8、9 上下の第1掛止片
10 小容器部
20 中容器部
20’ 把持ベルト部付きの包装箱
20A 第1箱体
20A’ 中箱体
20A” 中箱体
20B 第2箱体
21 上面壁部
21A 上片
22 側面壁部
24 底面壁部
25 端面壁部
31 第1切断誘導部
32 第2切断誘導部
40 把持ベルト部
41 切離し部
C 蓋片
C2 貼付片
G 収納物の一例として示す缶ビール
S 仕切部

Claims (9)

  1. 上面が開口した箱体と、上記開口を塞ぐ蓋片とからなる角柱体で、少なくとも一方の端面が端面壁部により塞がっている箱容器であって、
    箱体が、底面壁部および該底面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する下段片と、前記底面壁部の左右に連接する左右一対の側面壁部および各側壁面部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する左右一対の折曲片とを有しており、
    蓋片が上面壁部および該上面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する端面貼付片を有しており、
    前記左右一対の折曲片が、端面壁部を形成する端面開口を左右に二分する形状からなって、組立時に内向きに折り曲げられて前記端面開口を隙間無く塞いでなり、
    各折曲片には、一対の切離し部によって囲まれる把持ベルト構成部が該折曲片の中央で全長に亘って延びると共にその延出端部が側面壁部の一部まで延びて、前記端面開口を塞いだ際に前記左右一対の把持ベルト構成部が同一直線状に揃うように形成されており、
    前記下段片が組立時に底面壁部から上向きに折り曲げられて、前記折曲片の把持ベルト構成部を除く下半分に重なる形状となっており、
    前記端面貼付片は、その先端縁部に沿って1条の切離し部を介して前記折曲片に形成された把持ベルト構成部と同じ形状の把持ベルト連設部が形成されており、組立時に上面壁部から下向きに折り曲げられて、前記折曲片の上半分に重ねて、前記把持ベルト連設部が前記一連となる一対の把持ベルト構成部の上に重なる形状となっており、
    前記蓋片を箱体に貼り付けることにより、前記左右一対の把持ベルト連設部が、一対の把持ベルト構成部の上に重なって一体に接着され、前記切離し部および切離し部に沿って把持ベルト構成部およびその上に接着された把持ベルト連設部を切り離して把持ベルト部を形成してなることを特徴とする包装箱。
  2. 各把持ベルト構成部の先端の両側には、切欠部の半分の形状からなる一対の切欠構成部が形成されており、前記一対の折曲片を端面開口側に折り曲げた際に対向する折曲片の切欠構成部が整合して内面側の切欠部となり、
    下段片には、その先端縁部の中央に切抜き用の表面側切取部が形成されており、
    把持ベルト連設部の内側となる切離し部の中央には前記整合した切欠構成部の外側に重なる切抜き用の表面側切取部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 上面が開口した箱体と、上記開口を塞ぐ蓋片とからなる角柱体で、少なくとも一方の端面が端面壁部により塞がっている箱容器であって、
    箱体が、底面壁部および該底面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する下段片と、前記底面壁部の左右に連接する左右一対の側面壁部および各側壁面部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する左右一対の折曲片とを有しており、
    蓋片が上面壁部および該上面壁部の端部から一方に延出して端面壁部の一部を形成する端面貼付片を有しており、
    前記左右一対の折曲片が、端面壁部を形成する端面開口の全面を覆う形状からなって、
    組立時に内向きに折り曲げられて前記端面開口を二重に塞いでなり、
    各折曲片には、一対の切離し部によって囲まれる把持ベルト構成部が該折曲片の中央で全長に亘って延びると共にその延出端部が側面壁部の一部まで延びて、前記端面開口を塞いだ際に前記左右一対の把持ベルト構成部が端面壁部上で二重に重なるように配置されており、
    前記下段片が組立時に底面壁部から上向きに折り曲げられて、前記折曲片の把持ベルト構成部を除く下半分に重なる形状となっており、
    前記端面貼付片は、組立時に上面壁部から下向きに折り曲げられて、前記折曲片の把持ベルト構成部を除く上半分に重なる形状となっており、
    蓋片を箱体に貼り付けることにより、前記左右一対の把持ベルト構成部が上下に重なって一体に接着され、前記切離し部に沿って一体となった把持ベルト構成部を切り離して把持ベルト部を形成してなることを特徴とする包装箱。
  4. 折曲片の先端および端面貼付片の先端に切抜部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
  5. 把持ベルト部を有する包装箱が、小容器部に分割可能な中容器部からなっていることを特徴とする請求項1または3に記載の分割可能な包装箱。
  6. 中容器部をその周壁の一方の側面壁部が接して仕切部となるように複数並べると共に、各中容器部の上面壁部または下面壁部が一体に繋がった蓋片で形成されており、前記蓋片を前記仕切部に沿って中容器部に分割しうる第2切断誘導部が形成されていることを特徴とする請求項1または3に記載の分割可能な包装箱。
  7. 掛止片が、中容器部の上面を覆う上面壁部または下面を覆う底面壁部に設けられていることを特徴とする請求項1または3に記載の分割可能な包装箱。
  8. 分割可能な包装箱が、上面を開口した中容器部に対応する複数の第1箱体と、該第1箱体の上面を一連に覆って前記第1箱体に固着される蓋片とからなっていることを特徴とする請求項1または3に記載の分割可能な包装箱。
  9. 分割可能な包装箱が、上面を開口した中容器部に対応する第1箱体と、該第1箱体と同一形状の中箱体と該中箱体に連設されて前記第1箱体および中箱体の上面を一体に覆う蓋片を備えた第2箱体とからなっていることを特徴とする請求項1または3に記載の分割可能な包装箱。
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