JP4076122B2 - プーリ回転・保持治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、既に組み付けられたプーリを回転或いは所定位置に固定保持するプーリ回転・保持治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、既に組み立てられたエンジンのバルブクリアランス調整等の際に、クランクシャフトを所定位置に回転及び固定保持する作業は、クランクシャフトに設けられたプーリを回転及び、所定の位置に固定保持することによって行われる。
【0003】
このようなプーリの回転及び固定保持は、一般にプーリに開口する複数のサービスホールの位置に合致するピンが固設されたアダプタをプーリに取り付け、アダプタをレンチ等の工具で回転或いは保持することによって行われる。
【0004】
この種のプーリを回転或いは所定位置に固定保持する工具としては、例えば特開2001−138256号公報に開示されるように、棒状の本体の先端に突出可能に取り付けられてプーリの外周に当接するプーリ押え、及び環状に形成されて本体の先端に設けられた締め付けバンドを備え、締め付けバンドをプーリの外周に位置させた状態でプーリ押えをプーリの外周に当接させ、この状態からプーリ押えをプーリの外周に押し付けて締め付けバンドとプーリ押えによってプーリを挟持することによって本体をプーリに固定し、この本体を回動させることによってプーリを回転させ、かつ本体を固定することによってプーリを固定保持するものがある。
【0005】
また、同様にプーリの外周にベルトを巻き付けて、プーリに工具を固定してプーリを回転させ、或いはプーリを固定保持する工具が特開2000−24939号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記プーリの側面からサービスホールにピンを挿入してアダプタを装着し、アダプタを介してプーリを回転或いは固定保持する方法にあっては、アダプタにピンが固設されることから、サービスホールからピンが抜け出してアダプタがプーリから外れ易く、安定した作業に影響を及ぼすおそれがある。また、作業上の要求によりプーリにアダプタを装着したまま放置することが困難で、不要の工数の増加が発生することがある。特にアダプタにレンチ等の工具が取り付けられた状態ではよりプーリから外れ易くなる。
【0007】
また、特開2001−138256号公報や特開2000−24939号公報に開示される工具にあっては、放置してもプーリから工具が外れることはないが、プーリの外周に締め付けバンドを巻き付けることから、プーリにベルトが張設された状態では使用することができず、張設されたベルトを外す必要があり作業が煩雑になり効率的な作業が妨げられることが懸念される。
【0008】
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、プーリにベルトが張設された状態でかつ、安定した状態でプーリに保持されて優れた作業性が得られるプーリ回転・保持治具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載のプーリ回転・保持治具の発明は、プーリに穿設された複数のサービスホールに各々間隙をもって挿通可能な軸部及び該軸部の基端に一体に形成された頭部を有する複数のピンと、上記各ピンの軸部が間隙をもって挿通して先端が前面から突出すると共に上記頭部を係止する複数のピン係止孔が穿設された円板状のピン保持部及び円筒部が同心状に連続形成された円筒部を有するハウジングと、上記円筒部に嵌合すると共に上記各ピンの頭部と当接可能に対向するリング状のストッパと、上記ハウジングに連結される操作部とを備え、上記ハウジングのピン保持部から突出する各ピンの軸部を上記プーリのサービスホールに挿入して上記操作部の回動操作に伴うハウジングの回動によって上記プーリを回転させ、かつ上記操作部の固定によって上記プーリを固定保持することを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明によると、ピンをプーリのサービスホールに挿入してプーリを回動させる際、操作部の回動操作によりハウジングを回動すると、ピンが傾動して軸部がプーリのサービスホールの両端縁に押接され、その圧接力によってサービスホールからピンの抜け出しが防止され、安定した状態でプーリを回転させることができる。
【0011】
また、操作部を固定することによって、ハウジングを介してピンがサービスホールに係合してプーリの回転が阻止される。この際においても、プーリの反力によってピンが傾動して軸部がサービスホールの両端縁に押接され、この圧接力によってサービスホールからピンの抜け出しが防止され、安定した状態でプーリを固定することができる。
【0012】
更に、プーリにプーリ回転・保持治具を装着した状態で放置すると、プーリ回転・保持治具それ自体の重量によってピン係止孔に支持されたピンが傾動して軸部がプーリのサービスホールの両端縁に押接されて抜け出しが防止され、安定した状態でプーリにプーリ回転・保持治具が保持される。
【0013】
従って、プーリの回転、固定及びプーリに装着したまま放置した際にも、安定した状態でプーリに保持されて優れた作業性が得られ、かつプーリの側面にプーリ回転・保持治具が装着されることからプーリにベルトを張設した状態での作業が行え、作業の効率化が得られると共に作業者の負担が大幅に軽減される。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1のプーリ回転・保持治具において、上記ハウジングは、該ハウジングの中心軸線上に上記操作部が着脱自在に連結される操作部用嵌合部を有することを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明によると、ハウジングに操作部が着脱自在に連結することから、ハウジングの簡素化が得られると共に、操作部として市販のラチェットレンチ等の工具を使用することが可能になる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のプーリ回転・保持治具において、上記ピンは、上記軸部の周面に凹凸状の滑り止めが形成されたことを特徴とする。
【0017】
請求項3の発明によると、ピンの軸部の周面に滑り止めが形成されることから、プーリに形成されたサービスホールの端縁とピンの係合がより確実になり、プーリの回転及び固定作業の作業性が向上すると共に、プーリにプーリ回転・保持治具を装着した状態での放置がより確実に保持される。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかのプーリ回転・保持治具において、上記ピン保持部に穿設されるピン係止孔は、上記中心軸線から径方向に異なるオフセット量で複数の同心状に配置されたことを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明によると、ピン係止孔を中心軸線から径方向に異なるオフセット量で複数の同心状に配設することによって、ピンの位置を変えることが可能になりサービスホールが異なるプーリの回転、固定等に使用することが可能になり、プーリ回転・保持治具の汎用性が拡大される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるプーリ回転・保持治具の実施の形態を、側面にサービスホール51が同心状に等間隔で4個穿孔されたプーリ50を回動してクランクシャフトを回転させて所望の回転位置に固定する場合を例に、図1乃至図11を参照して説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態によるプーリ回転・保持治具1の概要を示す全体斜視図、図2は要部を示す拡大図、図3は要部を示す分解斜視図である。プーリ回転・保持治具1は、治具本体10と、治具本体10に装着される操作部40を有している。
【0022】
治具本体10は、図4に側面図、図5に図4のI−I線断面図を示すように、ハウジング11と、複数、本実施の形態では4本のピン21及びストッパ31によって構成される。
【0023】
ハウジング11は、図6(a)に平面図を示し、(a)のII−II線断面図を同図(b)に示すように、プーリ50の側面に接面可能なリング状でかつ円板状のピン保持部12と、ピン保持部12の内周縁に一端が連続形成された円筒部13と、円筒部13の他端に操作部用嵌合部14が中心軸線a上に同心状で連続して一体形成された断面略ハット形状に形成されている。
【0024】
ピン保持部12には、中心軸線aから径方向にプーリ50のサービスホール51に相応したオフセット量L1で同心状に等間隔で複数、本実施の形態では4個の円孔状のピン係止孔15が穿設され、更に同様に他種類のプーリのサービスホールに相応して中心軸線aからオフセット量L2で同心状に4個のピン係止孔16が穿設されている。一方、操作部用嵌合部14には操作部連結手段となる断面矩形状の操作部用嵌合孔17が穿設され、操作部用嵌合孔17の相対向する面にはディテント穴18aが開口している。
【0025】
ピン21は、図7(a)に側面図を示し、かつ(a)のA矢視図を同図(b)に示すように、先端22aがテーパ状に面取りされてピン保持部12に穿孔されたピン係止孔15、16及びプーリ50のサービスホール51に間隙を有して挿通可能な円柱状の軸部22と、軸部22の基端に一体形成され、大径でかつピン係止孔15、16の端縁に係止可能な略円板状或いは円柱状の頭部23によって略ボルト状に形成され、頭部23の外周に円筒部13との干渉を回避するために平坦な切欠き部23aが形成されている。
【0026】
ストッパ31は、図8(a)に平面図を示し、かつ(a)のIII−III線断面図を同図(b)に示すように、ハウジング11の円筒部13の外径より若干大径の内孔32を有し、かつ外径がピン保持部12の外径と略同じリング状の円板に形成されている。
【0027】
このように形成されたハウジング11、ピン21、ストッパ31は、図2及び図4、図5に示すようにハウジング11のピン保持部12に穿孔されたピン係止孔15或いは16の一方、本実施の形態ではプーリ50のサービスホール51に対応する4個のピン係止孔15にピン21の軸部22を挿通して、ピン保持部12の後面12aに頭部23が当接するまで挿入して前面12bから軸部22の先端22aを突出させる。更に、ハウジング11の円筒部13にストッパ31の内孔32を嵌合させて、ピン21の頭部23との間に若干の間隙を有して当接可能に対向するように装着して治具本体10を組立てる。
【0028】
一方、操作部材40は、例えば市販のラチェットレンチ41によって構成される。ラチェットレンチ41の軸部42は、図3に示すように操作部用嵌合孔17に嵌合可能な断面矩形であって、その軸部42の対向する面に操作部用嵌合孔17に形成されたディテント穴18aに係合するディテント18bが配設されている。
【0029】
このラチェットレンチ41の軸部42を、組み立てられた治具本体10のハウジング11に形成された操作部用嵌合孔17に挿入し、ディテント穴18aにディテント18bを係合させて治具本体10にラチェットレンチ41を一体的に連結することによって、図1及び図2に示すようにプーリ回転・保持治具1が組み立てられる。
【0030】
このように構成されたプーリ回転・保持治具1は、ストッパ31及びラチェットレンチ41のハンドル部43を把持してストッパ31によってピン係止孔15からピン21の抜け出しを阻止しつつ、図1及び図2に示す状態から、ピン保持部12の前面12bから突出する各ピン21の軸部22を、各々プーリ50に穿孔されたサービスホール51に挿入することによって図9に示すようにプーリ50に装着される。
【0031】
そしてラチェットレンチ41のハンドル部43を図9に矢印で示すように往復回動操作してハウジング11を一方向に回転させることによって、ハウジング11の各ピン係止孔15に各々装着されたピン21を介してプーリ50を回転させてクランクシャフトの角度を合わせる。
【0032】
このプーリ50の回動の際、ピン21の軸部22がハウジング11のピン保持部12に穿孔されたピン係止孔15及びプーリ50のサービスホール51より小径に形成されてハウジング11に間隙をもって支持されることから、図10に図9のIV−IV線断面図を示すようにハンドル部43の回動操作により、例えばハウジング11のピン保持部12が矢印R方向に回動する。その回動に伴ってピン係止孔15に間隙をもって支持されたピン21が傾動して軸部22がプーリ50に穿設されたサービスホール51の両開口端部の対向する端縁51a、51bに押接され、その圧接力Pによってピン21がサービスホール51から抜け出すのが有効的に防止され、かつ傾動するピン21の頭部23によってハウジング11のピン保持部12の前面12bがプーリ50の側面に圧接保持され安定した状態でプーリ50を回転させることができる。
【0033】
また、ラチェットレンチ41のハンドル部43を固定することによって、ハウジング11を介してピン部21がサービスホール51に係合するプーリ50の回転が阻止され、プーリ50がその位置に固定される。この固定の際においても、プーリ50の反力によってピン係止孔15に支持されたピン21が傾動して軸部22がプーリ50に穿設されたサービスホール51の両開口端部の対向する端縁51a、51bに押接され、その圧接力Pによってピン21のサービスホール51からの抜け出しが防止され、かつ傾動するピン21の頭部23によってハウジング11のピン保持部12の前面12bがプーリ50の側面に圧接保持された安定した状態でプーリ50を固定することができる。
【0034】
一方、作業上の要求等によりプーリ50にプーリ回転・保持治具1を装着した状態で放置すると、プーリ回転・保持治具1それ自体の重量Gによって図11に示すようにピン係止孔15に支持されたピン21が傾動して軸部22がプーリ50に穿設されたサービスホール51の両開口端部の対向する端縁51a、51bに押接され、その圧接力Pによってピン21のサービスホール51からの抜け出しが防止され、かつ傾動するピン部21の頭部23によってハウジング11のピン保持部12の前面12bがプーリ50の側面に圧接保持されて安定した状態でプーリ回転・保持治具1がプーリ50の側面に保持される。
【0035】
従って、プーリ50の回転、固定保持にあたり、プーリ回転・保持治具1のハウジング11に支持されたピン21の傾動によってサービスホール51からの抜け出しが防止され、かつハウジング11をプーリ50の側面に圧接保持されてプーリ50の回転及び固定保持作業が安定した状態で行え、かつプーリ50の側面にプーリ回転・保持治具1が装着されることからプーリ50にベルト53を張設した状態で作業が行えることと相俟って優れた作業性が優れる。また、プーリ50にプーリ回転・保持治具1を安定した装着した状態で放置することができ、不要な工数の発生を抑制することができ、作業の効率化が得られると共に、作業者の負担が大幅に軽減される。
【0036】
一方、同様にピン21を他方の各ピン係止孔16に挿通することによって、ハウジング11に支持されたピン21の位置が変えられ、上記プーリ50と異なる位置にサービスホールが穿設されたプーリの回転、固定等に使用することができる。即ち、ハウジング11のピン保持部12に穿設される各ピン係止孔を中心軸線aから径方向に異なるオフセット量で複数の同心状に配設する簡単な構成によって、サービスホールが異なる種類のプーリの回転及び固定作業等に使用することが可能でき、汎用性が拡大できる。
【0037】
また、プーリ回転・保持治具1が比較的簡単な形状のハウジング11、ピン部21、ストッパ31及び市販のラチェットレンチ41により容易に構成され、かつ各部材間を溶接やボルト等で結合する必要がなく生産性に優れ、安価に得ることができる。
【0038】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、ピン21の軸部22の周面にねじ状や複数のリング状或いは他の形状の凹凸状の滑り止めを形成することによって、プーリ50に形成されたサービスホール51の端縁51a、51bとの係合がより確実になり、上記プーリ50の回転及び固定作業の作業性が向上すると共に、プーリ50にプーリ回転・保持治具1を装着した状態での放置がより安定した状態で保持できる。
【0039】
また、上記実施の形態ではハウジング11に断面矩形の操作部用嵌合孔17を形成したが、断面六角形等他の多角形の操作部用嵌合孔を形成することも可能である、操作部40は、ラチェットレンチ41に代えて操作部用嵌合孔に係合可能な他の工具を使用することもできる。また、ハウジング11の操作部用嵌合孔17に操作部を嵌合するように構成したが、ハウジング11にレバー状の操作部を一体に連結することもできる。
【0040】
なお、上記実施の形態ではエンジンのクランクシャフトに連結されたプーリの回転作業等に使用した場合を例に説明したが、他のプーリの回転作業等に広く使用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明した本発明のプーリ回転・保持治具によると、ピンの軸部がハウジングのピン保持部に穿孔されたピン係止孔及びプーリのサービスホールに間隙をもって嵌合することから、操作部の回動操作によるハウジングの回動によって、ピンが傾動してその軸部がプーリのサービスホールの両端縁に押接されてサービスホールからの抜け出しが有効的に防止されて、安定した状態でプーリを回転させることができる。
【0042】
また、操作部を固定することによって、プーリの反力によってピンが傾動して軸部がサービスホールの両端縁に押接され、サービスホールからピンの抜け出しが防止されて、安定した状態でプーリを固定することができる。
【0043】
更に、プーリにプーリ回転・保持治具を装着した状態で放置する際においても、プーリ回転・保持治具それ自体の重量によってピン係止孔に支持されたピンが傾動してプーリのサービスホールの両端縁に押接されて抜け出しが防止され、安定した状態でプーリにプーリ回転・保持治具が保持される。また、プーリの側面にプーリ回転・保持治具が装着されることからプーリにベルトを張設した状態で作業が行え、作業の効率化が得られると共に、作業者の負担が大幅に軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプーリ回転・保持治具の実施の形態の概要を示す全体斜視図である。
【図2】図1の要部を示す拡大図である。
【図3】要部を示す分解斜視図である。
【図4】治具本体の側面図である。
【図5】図4のI−I線断面図である。
【図6】ハウジングの説明図であり、(a)はハウジングの平面図、(b)は(a)のII−II線断面図である。
【図7】ピンの説明図であり、(a)はピンの側面図、(b)は(a)のA矢視図である。
【図8】ストッパの説明図であり、(a)はストッパの平面図、(b)は(a)のIII−III線断面図である。
【図9】プーリ回転・保持治具の使用状態を示す説明図である。
【図10】図9のIV−IV線断面図である。
【図11】使用状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 プーリ回転・保持治具
10 治具本体
11 ハウジング
12 ピン保持部
12a 後面
12b 前面
13 円筒部
14 操作部材嵌合部
15、16 ピン係止孔
17 操作部嵌合孔
21 ピン
22 軸部
23 頭部
31 ストッパ
32 内孔
40 操作部
41 ラチェットレンチ
50 プーリ
51 サービスホール
53 ベルト
a 中心軸線

Claims (4)

  1. プーリに穿設された複数のサービスホールに各々間隙をもって挿通可能な軸部及び該軸部の基端に一体に形成された頭部を有する複数のピンと、
    上記各ピンの軸部が間隙をもって挿通して先端が前面から突出すると共に上記頭部を係止する複数のピン係止孔が穿設された円板状のピン保持部及び円筒部が同心状に連続形成された円筒部を有するハウジングと、
    上記円筒部に嵌合すると共に上記各ピンの頭部と当接可能に対向するリング状のストッパと、
    上記ハウジングに連結される操作部とを備え、
    上記ハウジングのピン保持部から突出する各ピンの軸部を上記プーリのサービスホールに挿入して上記操作部の回動操作に伴うハウジングの回動によって上記プーリを回転させ、かつ上記操作部の固定によって上記プーリを固定保持することを特徴とするプーリ回転・保持治具。
  2. 上記ハウジングは、該ハウジングの中心軸線上に上記操作部が着脱自在に連結される操作部用嵌合部を有することを特徴とする請求項1に記載のプーリ回転・保持治具。
  3. 上記ピンは、上記軸部の周面に凹凸状の滑り止めが形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のプーリ回転・保持治具。
  4. 上記ピン保持部に穿設されるピン係止孔は、上記中心軸線から径方向に異なるオフセット量で複数の同心状に配置されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプーリ回転・保持治具。
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