JP4074344B2 - 実時間プロセス制御システム用の管理図面を自動的に生成するためのシステム及び方法 - Google Patents
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Description
本発明は、1986年8月19日付でヘンツェル(Henzel)に対して発行された「プラント管理システム(Plant Management System)」という名称の米国特許第4,607,256号;1994年6月26日付でブランド(Bland)他に対して発行された「ソース及びデスティネーション情報が入れられたデータファイルを用いることによって外部ソフトウェアパッケージデータを利用可能にする方法(System for Making Data Available to an Outside Software Package by Utilizing a Data File which Contains Source and Destination Information)」という名称の米国特許第5,333,298号;及び1995年1月31日付でスタッグス(Staggs)他に対して発行された「オープンシステム環境でウィンドウディスプレイを制御するための方法(Method for Controlling Window Displays in anOpen Systems Environment)」という名称の米国特許第5,386,503号の関連出願である。上記各特許は本願と同じ譲受人に譲渡され、参照によって本願に編入される。
発明の属する技術分野
本発明は、広義には、コンピュータシステムに関し、より詳しくは、実時間プロセス制御システム用の管理図面で、その制御システムとそれが制御しようとするプラントの要素間の連結性ないしは接続性を表す管理図面を自動的に生成するシステム及び方法に関する。
発明の背景
自動化されたプラント制御システム[例えば米国アリゾナ州フェニックスのハネウェル・インコーポレーテッド(Honeywell Incorporated)社によって製造され、同社より商業ベースで入手可能なTDC3000工業用オートメーションシステムは、例えば製造施設内の種々のプロセスを制御し、監視するためのアルゴリズム及び補助要素一式が完備されている。これらの制御システムは、施設の全体的なあるいはその指定された部分内における広範なプロセス要件を満たすように適応させることができる。従来、これらの制御システムは、各々それ自体のプロセッサまたはファームウェアを有する複数のモジュールよりなる。これらのモジュールは通信バスにより相互にリンクされて、分散型プロセス制御システムを形成する。このようなシステムの分散性のために、設備の増設あるいは改修に応じて制御システムを漸増的に拡張することが可能となることによって高い性能が得られる。
自動化されたプラント管理の第1の目的は、全プロセスのプラント全体に渡る制御を統合し、それによって設備の全体的効率を改良する制御スキームを提供することである。第2の目的は、履歴および実時間データを収集し、起こりうる所望の動作からの偏差に対応させながら設備の運用を監視する、実時間データ取得および監視スキームを提供することにより制御スキームを設備に結合することである。
これらのローバストシステムの設計プロセスは漸進的に進歩してきた技術の一つである。最初は、プロセス制御システムは個々のプラント毎に設計され、実装された。容易に想像されるように、このようなシステムは非常に時間とコストがかかる。後になって、ハネウェル(Honewell)社のようないくつかの会社がコンフィギュレーション可能、あるいは適応型のプロセス制御システムの開発に着手した。これらのシステムは、上に述べたように、通常分散型で、個々の特定プラントの基本的管理方式を実装するようにプログラムすることができるコンフィギュレーション可能なロジックを具備している。
技術者たちは、プラントの設計、あるいは既設の場合はその実際のプラントについて分析するという骨の折れる仕事に煩わされるのが普通であった。分析は、しばしば目視による解釈に基づいて行われ、通常「所定の用紙に記入する」タイプの手法を用いてシステム及びプラントについての管理図面が作成された。管理図面には、通常、弁、容器、熱電対、圧力計、圧力スイッチ等を含め、プラント及びプロセス制御システムを構成する様々な要素が入れられ、これらの要素を結びつけるポイント間接続が線引きされた。
弁を書き忘れたり、容器のパラメータ計算を間違えたり、圧力計のスレッショルド書き間違えたり等、どうしても人的な間違いが起きる。しかしながら、これらの間違いは、通常実際にシステムに取り込まれてしまうまで、悪くすると、プロセス制御システムがオンライン接続されて試験されるまで、気づかないまま看過されてしまう。その場合、技術者たちはプロジェクトをバックチェック、すなわち逆方向にチェックして、プラントあるいはプロセス制御システムの設計を修正するという厄介な仕事をすることになり、その結果、プラントのダウン時間、収入の欠損、プラントの人的資源の浪費を招来する。
従って、この技術分野では、プロセス制御システムのポイント接続及び制御言語スクリプトから自動的に管理図面を生成する方法が必要になっている。
発明の要約
本発明は、上記のような従来技術の問題点に対処するためになされたもので、その主たる目的は、プロセス制御システムの明示的なポイント接続及び制御言語スクリプトから自動的に管理図面を生成する方法を提供することにある。
上記の主たる目的を達成するに際して、本発明は実時間プロセス制御システム及びこれによって制御されるプラントの要素間の相互接続を表す管理図面を生成するシステム及び方法を提供するものである。本発明のシステムは:(1)要素間の明示ポイント接続を表すテキスト入力データ、要素間の暗黙ポイント接続が書かれた制御言語スクリプト及び起点要素に関連したデータを受け取って記憶するメモリと、(2)そのメモリに接続されていて、起点要素に対して明示及び暗黙ポイント接続を分析すると共に、起点要素の関数として管理図面を自動的に生成するプロセッサとを具備し、システムはこれによって相互接続を表す管理図面を生成する。
従って、本発明は、相互接続情報を明示ポイント接続からだけでなく、制御言語スクリプト内に埋め込まれた暗黙ポイント接続からも導出するという広い概念を取り入れたものである。このように導出された相互接続情報は、次いで分析され、プロセス制御システム及びこれによって制御されるプラントを表す管理図面を作成するために用いられる。
一実施態様において、本発明のシステムは、プロセッサで動作可能でプロセス制御システム及び既設プラントの明示ポイント接続及び制御言語スクリプトを自動的に走査する入力データ走査ルーチンをさらに具備し、これによって、システムは既設実時間プロセス制御システム及び既設プラントの要素間の相互接続を表す管理図面を作成することができる。
この実施態様の場合、本発明のシステムは既設のプロセス制御システムとプラントから直接相互接続情報を自動的に抽出する。これは、動作の点でデコンパイラに類似している。すなわち、完全に文書化されていないプロセス制御システムとプラントから選択された情報を抽出することによって、これらから自動的に管理図面を生成することができる。
一実施態様において、本発明のシステムは、さらに、メモリに接続されていて手動でメモリにテキスト入力データを供給することができるキーボードを具備する。あるいは、テキスト入力データは一部を自動的に取り出し、一部を手動で供給することもできる。
本発明の一実施態様においては、メモリはブレークポイントデータを受け取って記憶する。ブレークポイントデータは、本発明にとって必ずしも必要ではないが、プロセッサがプロセス制御システム及びプラントをどの程度まで分析するかをユーザが指定することを可能にする。
本発明の一実施態様では、メモリはプロセスレベルデータを受け取って記憶する。プロセスレベルデータは、本発明にとって不可欠ではないが、プロセッサがプロセス制御システムとプラントをどの程度まで分析するかを制限する階層レベルをユーザが指定することを可能にする。
本発明の一実施態様においては、メモリ、プロセッサ及びシステムは、管理図面の生成に関連して実時間プロセス制御システムのリソースが使われないようにするために、実時間プロセス制御システムから切り離される。あるいは、メモリ、プロセッサ及びシステムの方がプロセス制御システム自体の一部を形成するようにしてもよい。
一実施態様において、本発明のシステムは、さらに、プロセッサで動作可能で、プロセス制御システム及びプラントの選択された一方の指定された要素に関して相互接続をたどって調べるためのロジックポイント分析ルーチンを具備する。ロジックポイント分析ルーチンの動作については後で詳細に説明する。
一実施態様において、本発明のシステムは、さらに、プロセッサで動作可能でプロセス制御システム及びプラントの選択された要素間に自動的に相互接続線を生成するための自動線ルーティングルーチンを具備する。自動線ルーティングルーチン及びその動作は、当業者にとっては周知である。本発明は、自動線ルーティングルーチンを用いて要素間を記号的に相互接続する。
一実施態様において、本発明のシステムは、さらに、プロセッサに接続されていて管理図面の少なくとも一部の表現がその中に書かれるウィンドウを表示する表示装置を具備する。以下さらに詳細に説明するように、本発明は、マイクロソフト(Microsoft)▲R▼ウィンドウズ(Windows)▲R▼、アップル(Apple)▲R▼システム70、あるいはその他同様のウインドウ表示型オペレーティングシステムの下で提供されるようなグラフィカルユーザインタフェース(“GUI”)と共に効果的に使用することができる。
一実施態様において、本発明のシステムは、さらに、プロセッサで動作可能でプロセッサが明示及び暗黙ポイント接続を分析している間にエラーリストを生成するエラー生成ルーチンを具備する。このエラーリストは、ユーザが要素及び相互接続におけるで論理エラーを探し出して修正することを可能にする。
本発明の効果的な実施態様は、ソフトウェアベースのものである。そのソフトウェアは、プロセッサによって実行可能であり、プロセス制御システムの要素間のポイント接続及び制御言語スクリプトから自動的に管理図面を生成するようにプロセッサに命じるよう動作可能である。ソフトウェアは、磁気、光、あるいは電気ベースのデバイス、及びそれらを適切に組み合わせたものを含めて、任意の通常の記憶媒体に記憶することが可能である。別のいくつかの実施態様は、ハードウェアあるいはファームウェアで実施することも可能である。
以上の説明は、当業者が以下の発明の詳細な説明をよりよく理解できるように、本発明の特徴及び技術的な長所を幾分大まかに述べたものである。請求の範囲記載の発明を構成する本発明のその他の特徴及び長所についてはこの後説明する。当業者にとっては、本願で開示する発明の構想及び特定の実施態様に基づいて修正態様実施し、あるいは他の構成を設計することにより本発明と同じ目的を達成することが容易であることは理解されよう。また、当業者は、そのような等価な構成が広義の形態における本発明の範囲から逸脱するものではないということも理解するべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明及びその長所についてのより完全な理解を期すため、以下、添付図面を参照してさらに詳細に説明する。なお、図中、同じ対象物は同じ参照符号で指示されている。
図1は、本発明を適切に関連づけて使用することができるプロセス制御システムの高水準ブロック図である。
図2Aは、本発明の原理に基づき実時間プロセス制御システムのポイント接続及び制御言語スクリプトから自動的に管理図面を生成する手法を得るためにコンピュータシステムを動作させる一例の方法を図解したフローチャートである。
図2Bは、本発明の原理に基づき実時間プロセス制御システムの管理図面を自動的に生成する手法を得るためにコンピュータシステムを動作させる一例の方法を図解したフローチャートである。
図3Aは、本発明を適切に実装し、使用することができる環境が提供される従来のコンピュータを示す斜視図である。
図3Bは、本発明を適切に実装し、使用することができる環境を得るために図3Aのコンピュータと適切に関連づけて使用することができる一例の処理回路を図解した高水準ブロック図である。
図4は、本発明の原理に基づいて生成することが可能な一例の管理図面を示すブロック図である。
詳細な説明
上に述べたように、本発明は、実時間プロセス制御システム及びこれによって制御されるプラントの要素間の相互接続を表す管理図面を生成するためのシステム及び方法にある。本発明のシステムは少なくともメモリ及びプロセッサを具備する。メモリは、要素間のポイント接続を表すテキスト入力データ、要素間の暗黙ポイント接続が書かれた制御言語スクリプト及び起点要素に関連したデータを受け取って記憶する。プロセッサは上記メモリと関連づけられていて、起点要素に関して明示及び暗黙ポイント接続を分析すると共に、管理図面を起点要素の関数として自動的に作成し、これによってシステムは上記相互接続を表す管理図面を生成する。
上に述べたように、本発明は、明示ポイント接続からだけではなく、制御言語スクリプト中に埋め込まれた暗黙ポイント接続からも相互接続情報を導出するという構想を取り入れたものである。このようにして得られた相互接続情報は分析され、実時間プロセス制御システム及びこれによって制御されるプラントを表す管理図面を作成するために用いられる。
本願において、「具備する」、「含む」あるいは「よりなる」等の用語は限定を伴わない非排他的意味で使用される。また、本願において、「・・と関連づける」という文言、あるいはこれから派生した用語は、「・・内に含める」、「・・と相互接続されている」、「入れる」、「・・に内蔵される」、「・・に、あるいは・・と接続する」、「・・に、あるいは・・と結合する」、「・・と通信可能である」、「・・と並置する」、「・・と協同する」、「交互に配置する」、「・・の所有物である」、「・・に、あるいは・・と結びつけられる」等の意味で用いられ、本願で「または」または「あるいは」という用語は非排他的意味で用いられる。すなわち、「及び/または」を意味する。
上に説明した実施形態についてさらに詳細な説明を行う前に、本発明をその原理に基づき適切に関連づけて使用することができる実時間プロセス制御システムについてまず説明することが説明を理解する上において役立つと考えられる。
まず、図1には、本発明を適切に関連づけて使用することが可能な例えばハネウェルのTDC3000工業用オートメーションシステムのような実時間プロセス制御システム(全体を符号10で示す)の高水準ブロック図が示されている。ハネウェルのTDC3000工業用オートメーションシステムは、米国アリゾナ州フェニックスのハネウェル社によって製造され、同社から商業ベースで入手可能である。図示例のプロセス制御システム10は、実施例として、汎用制御ネットワーク(“UCN”)110を介してプロセスコントローラ105と関連づけられた通常のプラント制御ネットワーク100を具備する。
図示例のプラント制御ネットワーク100は、実施例として、実時間プロセス制御システム10によって制御されるプロセス施設の所要の監視・管理機能を実行するために必要に応じてネットワークインタフェースモジュール(“NIM”)115、汎用オペレータステーションモジュール(“UOS”)125、アプリケーションモジュール(“AM”)130、履歴モジュール(“HM”)135、計算モジュール(“CM”)140、プロセスマネージャモジュール(“PM”)150を具備し、場合によっては、これらのモジュールの二重化モジュール(さらにはアプリケーション依存モジュールのような別のモジュール(図示省略))が設けられる。上記のモジュールはローカル制御ネットワーク(“LCN”)145を介して関連づけられる。
図示例のプロセスコントローラ105は、実施例として、アナログまたはデジタルあるいはその他同様の信号のようなデータ信号を送り出し、あるいは受け取るように機能する複数の通信インタフェース120と関連づけられている。図示の実施形態によれば、データ信号の通信は電気的に適切に行うことができるが、別の実施形態においては、データ信号を光あるいは磁気的な方法でやり取りすることも可能である。
図示例の通信インタフェース120は、実施例として、アナログ入力信号(“A/I”)、アナログ出力信号(“A/O”)、ディジタル入力信号(“D/I”)及びディジタル出力信号(“D/O”)を信号を送出し、あるいは受け取るように機能する。これらの図示例の信号は、プロセスコントローラ105及びUCN110を介してプラント制御ネットワーク100と弁、圧力スイッチ、圧力計、熱電対あるいは他の同様の検出/制御デバイスのような通常の種々の現場装置(図示省略)との間で適切に通信することができる。
図示の実施形態によれば、プロセスコントローラ105は、全体的に、あるいは一部、ロジックポイントの役割を果たすようプログラム可能とすることもできる。ロジックポイント一例としては、互いに関連づけられた複数のロジックブロックがある。各ロジックブロックは、適宜ソフトウェアベース、ファームウェアベースあるいはハードウェアベースのものとすることができるが、図示実施形態においては、ハネウェルのTDC3000の各ロジックブロックは複数の普通の離散型デバイス(例えば、“AND”、“OR”、“NAND”、“NOR”、“NOT”、“EOR”等)及びアナログ型デバイス(例えば、“Lte”、“Gte”、“Gt”等)よりなる。プロセス制御システム10に関する基本的管理方式を実施するために用いられる単一の適切に配置されたロジックポイントを構成するこれらの複数のロジックブロック−−すなわち複数のコンフィギュレーション可能なロジックブロックによって、所望の制御挙動を実現するためのロジックブロックパターンの実装が可能になる。
図示の実施形態には、単一のプラント制御ネットワーク100及びプロセスコントローラ105しか含まれないが、プロセス制御システム10の別の実施形態においては、1つ以上のUCN110を介してプラント制御ネットワーク100と関連づけた多数のプロセスコントローラ105、あるいは逆に1つ以上のUCN110を介してプロセスコントローラ105と関連づけられた多数のプラント制御ネットワーク100を適宜含めることも可能である。
図示例のNIM115は、UCN110とLCN145との間にデータ信号を通信することによってこれらの間にインタフェースを講じるよう機能する。
図示例のUOS125は1人以上のプラントオペレータ用のワークステーションであって、1人以上のプラントオペレータとプラントのプロセスとの間のグラフィカルユーザインタフェース(“GUI”)のような、オペレータインタフェースを含み得る。UOS125とプラント制御ネットワーク100のいずれかのモジュールとの間の通信はLCN145によって行われる。UOS125は、LCN145及びリソース上にあるデータ、及びプラント制御ネットワーク100の他のいずれかのモジュールを通してあるいはそれらのモジュールから利用可能なあるいはUCN110を介してプロセスコントローラ105から利用可能なデータにアクセスすることができる。
図示例のAM130は、データ取得、アラーム、バッチ履歴収集、及び必要に応じて連続制御機能を提供するというように、プロセスコントローラ105によって行われるプロセス制御機能をサポートする形の付加的データ処理機能を提供するよう機能する。AM130のデータ処理機能は、適切に構成された通常のプロセッサ及びこれに関連づけられたメモリ(図示省略)によって得られる。
図示例のHM135は大規模データ記憶の手段として機能する。HM135は、例えば、少なくとも1つの適切に構成された普通のディスク型大容量記憶装置を具備したものであってもよい。ディスク型大容量記憶装置は大量のデータを記憶をすることができる。このような大容量記憶装置により記憶されるデータは、通常トレンド履歴あるいはそのようなトレンドがそこから求められるデータ、ディスプレイ、プログラムのコピー、データベース等を構成あるいは形成するデータである。
図示例のCM140は、図示例の物理モジュールの標準的あるいは共通の装置を用いて、中規模乃至大規模汎用データ処理システムがNIM115及びUCN110を介してLCN145上のプラント制御ネットワーク100の他のモジュール及びプロセスコントローラ105と通信することを可能にするよう機能する。CM140の普通のデータ処理システムは、通常高水準プログラミング言語での監視プログラム、最適化プログラム、汎用型ユーザプログラムの作成及びこのようなプログラムの実行という機能を担う。これらのデータ処理システムは、当技術分野において周知のように、通常の通信システム、あるいはネットワークと通信回線を介して他の同様のシステムと通信できるようにすることが可能である。
図示例のCM140は、適切に構成された任意の通常のコンピュータ、または複数のコンピュータを含むことが可能である。コンピュータの例としては、CM140で使用されているが米国ミネソタ州ミネアポリスのハネウェル社より入手可能なハネウェルDP−6、あるいは米国カリフォルニア州94304パロアルト、ハノーバー通り3000のヒューレット・パッカード社から入手可能なヒューレット・パッカード(“HP”)PA-RISCシステムの2つがある。
図示例のPM150は、各々特定タスクを実行させるために専用に割り当てられたプロセッサを持つ処理アーキテクチャを使用してフレキシブルで強力なプロセス走査および制御機能を提供するよう機能する。PM150は、高度プロセスマネージャーモジュール(AdvancedProcessManagerModule;“APMM”)及びI/Oサブシステム(図示省略を)を有する。
APMMは、通信プロセッサとモデム、I/Oリンクインタフェースプロセッサ、及び制御プロセッサで構成されている。通信プロセッサは、ネットワークデータアクセス及びピア・トゥ・ピア通信のような機能を扱う高性能ネットワーク通信のための手段として機能するよう最適化することが可能である。制御プロセッサは、ユーザプログラミング機能を含めて、規定機能、論理機能及びシーケンス機能専用とすることができる。通信とI/O処理は別々の専用のハードウェアによって行われるので、制御プロセッサの全てのパワーを管理戦略の遂行に充当することができる。I/Oリンクインタフェースプロセッサは、I/Oサブシステムとのインタフェースである。
I/Oサブシステムは、リダンダントI/OリンクとI/Oプロセッサで構成されている。これらのI/Oプロセッサは、データ取得及び制御機能の両方のためのフィールドI/Oを処理する。I/Oプロセッサは、例えば、APMMとは独立に工学的単位変換やアラーム限界チェックというような機能を備えることも可能である。制御動作は、全てのデータ取得をI/Oプロセッサで行って、APMM内で行われる。プロセスエンジニアは、ポイントの種類及び管理戦略の割当てという点において、最大のAPM設計限界の範囲内で完全な選択の柔軟性を持つことができる。
図示例のLCN145は、通常の高速通信バスを適宜使用することによって図示例のモジュール(例えば、UOS125、AM130等)を相互接続することができる。このようなバスは、NIM115、AM130、HM135等のようなデータソースとUOS125、AM130及びCM140のようなこの種のデータの主要な利用先との間に主要データ転送パスを設けることになる。また、このバスは、メモリ画像のような大きいデータブロックをHM135のような1つのモジュールからUOS125のようなもう1つのモジュールへそこを介して適切に移動させることができる適切な通信媒体としての役割も提供する。
好適なプロセス制御システム10のより詳細な説明は、この特許出願と同一の所有者の所有になり、全ての目的に関して参照によって本願に編入される米国特許第4,607,256号に記載されている。
次に、図2Aは、本発明の原理に基づき実時間プロセス制御システム10のポイント接続及び制御言語スクリプトから自動的に管理図面を生成する方法を得るためにコンピュータシステムを動作させる一実施形態の方法(全体を200で示す)のフローチャートを示したものである。上に述べたように、本発明の一実施形態はソフトウェアで実施することができるが、別の実施形態においてはファームウェア、ハードウェアあるいはこれらの3つを組み合わせた形で適切に実施することも可能である。従って、図示例の方法200は、従来のコンピュータまたは処理システム(全体を205で示す)内で、より詳細には、通常の処理回路(全体を210で示す)と共に適切に実施し、使用することが可能である。
概括的に言って、図示例の方法200は、プロセス制御システム10あるいはその関連づけられたプラントの要素を表すコンフィギュレーションされたポイント間における制御関連性に適切に基づいた相互接続図を生成するように実行可能である。この実施形態の長所は、例えばバックチェックのためのようなオフラインエンジニアへのフィードバックの手段を提供し、制御関連性等について文書化する手段が得られるということである。方法200は、コンフィギュレーションされたポイントオブジェクト及びそれらの制御関連を示すグラフィカルインタフェースと関連づけることができ、制御関連ビューを生成するための複数の選択肢を生じるよう機能することが可能である。
始めに、ユーザは、例えばキーボードのような通常の入力装置を用いてコンピュータ205にテキスト入力データを入力する(入出力ステップ215)。テキスト入力データは、少なくとも(1)例えばプラント制御ネットワーク100、プロセスコントローラ105、弁、圧力スイッチ、圧力計、熱電対あるいは他の同様の検出/制御デバイスのようなプロセス制御システム10の要素の間の明示ポイント接続、(2)それらの要素間の暗黙ポイント接続を含む制御言語スクリプト、(3)例えば、プラント制御ネットワーク100のような起点要素に関するデータを表す。また、テキスト入力データは、ブレークポイント、プロセスレベルあるいは他の同様のデータを適宜含み得る。
ブレークポイントデータは、コンピュータ205がプロセス制御システム10及びその関連づけられたプラントをどの程度まで分析するかをユーザが指定することを可能にする。従って、ブレークポイントは、制御分析が1つ以上の選択されたブレークポイントについての接続を分析しないようにする1つ以上のエンティティをユーザが効果的に選択できるようにするために用いることができる。ブレークポイントツールは、ユーザがブレークポイントを選択することによって関連する分析をさらに詳細に行いたい管理図面の場合に使用することができる。これは、ユーザがポイントオブジェクトをブレークポイントとして選択することによって行われる。
プロセスレベルデータは、コンピュータ205がどの程度までプロセス制御システム10及びその関連づけられたプラントを分析するかを制限する階層レベルをユーザが指定することを可能にする。プロセスレベルは、大きく結合された世代管理図面の複雑さを低減させるために使用することができる。プロセスレベルは、接続を含んでいる接続ポイントオブジェクトが親レベルで、それらの接続が子あるいは次の処理レベルを表すレベルであると定義することが可能である。
ここで図4を参照して少し説明すると、この図には本発明の原理に基づき生成することが可能な一実施形態の管理図面のブロック図が示されている。この場合、ユーザがブロック RClを分析のための起点として指定し、レベル1のポイントがRC1だけを含み、レベル2のポイントはHL1、RC2、LOG1及びAO1を含み、レベル3のポイントがRC3のみを含み、レベル4ポイントはHL3だけを含むものと仮定する。通常、管理戦略を文書化し、分析された起点に基づいて管理戦略に対するコンフィギュレーションの変更の影響を評価するには、3乃至5レベルが適切であると考えられる。
図2Aに戻って、別の実施形態においては、テキスト入力データは、適宜、例えば実時間プロセス制御システム10(この実施形態は図2Bとの関連で説明している)のような他のコンピュータあるいは処理システム(図示省略)、あるいは自動入力と手動入力の組合せを通して、あるいはこれらから自動的に入力することが可能であるということに留意するべきである。
コンピュータ205(及び含意的には処理する回路210)と関連づけられたメモリがテキスト入力データを受け取り、メモリに記憶する(プロセスステップ220)。コンピュータ205は、起点要素に関して明示及び暗黙ポイント接続を分析して(プロセスステップ225)、プロセッサがエラーを分析する間にエラーが見つかれば、エラーリストを生成する(プロセスステップ235)。このエラーリストによって、ユーザは要素及び相互接続における論理エラーを探しだし、修正することが可能になる。
図示の実施形態によれば、コンフィギュレーションされたリンク接続についての1つ以上のプロジェクトポイントテーブルを検索し、制御接続用の1つ以上の制御言語スクリプトを処理することによって、可能な制御関連が得られるようポイント接続を分析することができる。分析される各接続ポイントは1つ以上のポイントタイプテーブル−−一致が得られるように接続がコンフィギュレーションされたテーブル−−で検索することが可能である。一致が起こった場合、その接続の一致がある接続ポイントは、その後の処理のために未処理スタックの終わりに置くことができる。次に、現在処理されている接続ポイントは、それ自身未処理スタック上に置かれたばかりの接続ポイントとの間のリンクを示すその内部の接続情報で決定されるところにより処理済スタックに加えればよい。この接続ポイントの分析が終了したならば、次いで、未処理スタックを先入れ先出し(“FIFO”)スタックとして処理することができ、未処理スタック上の全てのエンティティーがすぐ上に説明したのと同様にして処理される。
好適な一実施形態においては、コンピュータ205はロジックポイント分析ルーチンを具備することも可能である。このルーチンは、プロセス制御システム10またはその既存のプラントの選択された一方の指定された要素に関して相互接続をトレースして調べるよう機能する。ロジックポイントには、図1のプロセスコントローラ105を適宜関連づけることができるということは前に述べた通りである。
一般的に言って、ロジックポイント分析は、特定のロジックポイント接続がその関連づけられたロジックブロックを通して追跡され、何らかのあるいは全てのポイント接続及び管理図面生成のためのその内部パラメータに対する外部読み出し/書き込みを調べるプロセスであると考えることができる。このルーチンの実行は、検討中の要素あるいは要素のグループが、安全インターロック機能の場合に起こり得るように、多くのロジックポイントを利用する場合、複数の制御関連を生じやすくなることもある。
コンピュータ205は、起点要素の関数として自動的に管理図面を作成し(プロセスステップ240)、その管理図面は相互接続を表す。コンピュータ205は、例えばUCN110のようなプロセス制御システム10及びその関連づけられたプラントの表現の要素間に自動的に相互接続線を生成する自動線ルーティングルーチンを適宜具備することが可能である。当業者にとっては、自動線ルーティングルーチン及びその動作については周知である。本発明は、自動線ルーティングルーチンを用いて要素間を記号的に相互接続することができる。
図示の実施形態によれば、コンピュータ205は、図面上の接続線を表す接続オブジェクトをインスタンス化する接続マップに関して種々の要素を分析する。接続オブジェクトは、ポイントオブジェクトで構成される描画格子中で必要な配置に関して分析される。この分析によって、その後必要な接続に対応するためにポイントオブジェクトを移動させるための必要接続数及びデバイス間隔を知ることができる。これは、2ステッププロセスとして、すなわち(1)ラインオブジェクトを生成し、図面配置に関して分析する、(2)ポイントオブジェクトをラインオブジェクト配置に対応するよう論理ディスプレイウィンドウ内で移動させる、ことによって適切に行うことができる。ポイントオブジェクトは、一意の各プロセス制御システム10のポイントモジュールタイプ及びポントアルゴリズム毎に生成することができる、各々一意とし、特定挙動及び特有の指標と関連づけることができる。
管理図面の生成時には、下記に例示する一組のデータベーステーブルを用いることができる。
上に示すデータベーステーブルは、ポイント相互接続を確立するための必要情報を抽出して、管理図面を生成するため、及びポイントオブジェクトをインスタンス生成するための必要ポイント情報を抽出するため使用することができ、その詳細は下記の通りである。
(1)NIM.DBF:このテーブルは,論理結合/相互接続性関して分析するため、及びポイントの処理状態、ブレークポイント状態及び焦点状態を指示するために利用可能なポイントの範囲を定義するために用いられる。その論理結合を分析するためのポイントを抽出するためには“NAME”フィールドを用いることができ、コンフィギュレーションされるポイントのポイントテンプレートを定義するためには“PNTTYPE”フィールドが用いられる。
(2)UAI.DBF:このテーブルは、分析中のアナログ入力ポイントのタイプを示す“PNTMODTY”フィールドを読み取ることによってアナログ入力ポイントタイプを検知するために用いられる。この情報は、一意にモジュールタイプに基づくアナログ入力ポイントオブジェクトのインスタンス化のために用いることができる。
(3)UDI.DBF:このテーブルは、分析中のディジタル入力ポイントのタイプを指示することができる“PNTMODTY”フィールドを読み取ることによってディジタル入力ポイントタイプを検知するために用いられる。この情報は、一意に状態タイプに基づくことが可能なディジタル入力ポイントオブジェクトのインスタンス化のために用いることができる。
(4)UDO.DBF:このテーブルは、分析中のディジタル入力ポイントのタイプを指示することができる“PNTMODTY”フィールドを読み取ることによってディジタル出力ポイントタイプを検知するために用いられる。この情報は、一意に状態タイプに基づくことが可能なディジタル出力ポイントオブジェクトのインスタンス化のためにのみ使用される。
(5)UDC.DBF:このテーブルは、論理接続をそのコンフィギュレーションされた入出力接続に基づいて生成するために用いられる。
(6)UREGC.DBF:このテーブルは、論理接続をそのコンフィギュレーションされた入出力接続に基づいて生成するために用いられる。
(7)ULOGIC.DBF:このテーブルは、論理接続をそのコンフィギュレーションされた入出力接続に基づいて生成するために用いられる。
(8)ULGBLK.DBF:このテーブルは、ポイント結合をそのブロックコンフィギュレーションに基づいて生成するのにロジックポイントのブロックを分析するため用いられる。
(9)UDVCTL.DBF:このテーブルは、論理接続をそのコンフィギュレーションされた入出力接続に基づいて生成するために用いられる。
(10)CLMAPDB.DBF:このテーブルは、ポイントモジュールコマンド言語シーケンスプログラムで書かれた論理に基づいてポイントモジュールコマンド言語シーケンスプログラムに対する論理接続を生成するために用いられる。このテーブルは、プロセス制御システム10の全てのポイントモジュールコマンド言語ソースファイルについての生成された全てのマップファイル関係を書き込むことができる。
コンピュータ205は、通常の表示装置と関連づけられており、管理図面を表示するよう表示装置に指示するように機能する(入出力ステップ245)。表示装置は、好ましくは複数のタスクと関連づけられたデータを表示するためのエリアを用意するようにし、そのエリアは各々対応するタスクと関連づけられたデータを表示するための領域をエリア内に与える複数のウィンドウに分割可能であるかことが望ましい。好適な一実施形態においては、管理図面の少なくとも一部の表現がその中に入るウィンドウを適宜設けることが可能である。
上記説明から、図示実施形態によれば、実時間プロセス制御システム10及びこれによって制御されるプラントの種々の要素間の相互接続を表す管理図面を生成するようコンピュータ205を動作させる方法が得られるということは明白である。この実施形態は、明示ポイント接続からだけではなく、制御言語スクリプト中に埋め込まれた暗黙ポイント接続からも相互接続情報を得るという本発明の広い概念を具体的に示したものである。
次に、図2Bを参照すると、この図には、本発明の原理に従って自動的に実時間プロセス制御システム10の管理図面を生成する方法が得られるようコンピュータシステム205を動作させるもう一つの実施形態の方法(全体を符号250で示す)のフローチャートが示されている。
まず始めに、コンピュータ205と実時間プロセス制御システム10との間に適切な通信リンクが確立される(プロセスステップ255)。コンピュータ間における適切な通信リンクの確立については周知である。図示実施形態によれば、コンピュータ205は入力データ走査ルーチンを具備しており、そのルーチンを既存の実時間プロセス制御システム10及びその既存のプラントの明示ポイント接続及び制御言語スクリプトを自動的に走査するよう実行する(プロセスステップ260)。
好適な一実施形態においては、コンピュータ205は、機能的に図2Aを参照して説明したものと類似したロジックポイント分析ルーチンを具備し、これを入力データ走査ルーチンと関連づけることが可能である。このロジックポイント分析ルーチンは、プロセス制御システム10あるいはその既存のプラントの選択された一方の指定された要素に関して相互接続をたどって調べるよう機能する。図示実施形態によるロジックポイントは、適宜図1プロセスコントローラ105と関連づけることができるということは前に述べたとおりである。
コンピュータ205は、既存の実時間プロセス制御システム10及び既存のプラントの種々の要素間の相互接続を表す管理図面を作成する(プロセスステップ265)。コンピュータ205は、関連づけられた通常の表示装置に管理図面を表示する(入出力ステップ270)。
図示実施形態では、既存のプロセス制御システム10及び既存のプラントから直接自動的に相互接続情報が抽出される。上に述べられたように、このプロセスは動作の点で幾分デコンパイラに類似している。すなわち、完全に文書化されていないこともあるプロセス制御システム10及びその既存のプラントから選択された情報を抽出することによって、これらから管理図面を適宜自動的に生成することができる。
図示実施形態によれば、コンピュータ205は、実時間プロセス制御システム10から完全に切り離され、これにより管理図面の生成に関連して後者のリソースが利用されるのを防ぐ。別の実施形態においては、コンピュータ205はプロセス制御システム10自身の一部を形成するか、あるいはこれに付属するものであってもよい。すなわち、上に説明した方法を全面的にプロセス制御システム10の内部で走らせることができる。
上記の図2A及び2Bによる説明では、本発明の多くの特徴及び長所について説明した。当業者ならば、上記の発明の構想及び各特定の実施形態を本発明と同じ目的を遂行するために修正し、あるいは他の構成の設計を行うための土台として使用することが容易であり、またそのような等価な構成が最も広い形態における本発明の精神及び範囲から逸脱するものではないということは理解されよう。
次に図3Aを参照すると、この図には、本発明を適切に実装し、使用することが可能な環境を提供する通常のコンピュータ205、すなわちパーソナルコンピュータ(“PC”)の斜視図である。本発明はパーソナルコンピューティング環境における用途に限定されるものではないから、図3Aはもっぱら例示説明のためのものである。
図示例のPC205は、表示装置あるいはモニタ310、内部に種々の電子コンポーネント(図3Bを参照して説明する)が入っている本体320、及びキーボード350やマウス360を含む一例としての複数の通常のユーザインタフェースを具備する。
表示装置310、キーボード350及びマウス360は、互いに協同してPC205とユーザ(図示省略)との間の通信を可能にする。本体320は、実例態様として、専用のハードウェアリセットスイッチ330(ユーザがリセットスイッチ330を押すと、本体320内のハードウェアリセット回路(図示省略)をトリガしてPC205をリブートあるいは再起動するようになっている)及び電源スイッチ340(PC205の電源を遮断し、復旧することができる)を具備している。電源の遮断と復旧は、PC205を再起動する。
表示装置310は、PC205の中で実行される通常のGUIオペレーティングシステム(図示省略)の制御下で図形データを表示するためのエリアを設ける。GUIオペレーティングシステムは、PC205で実行される種々のユーザ選択になるアプリケーションタスクの間でのコンピュータリソースの分割を管理する。これには表示装置310のエリアをユーザ選択になる各アプリケーションタスクに対応したデータを表示する適切に配置された複数のウィンドウに分割することが含まれる。各ウィンドウは、ユーザの意図に応じて、適宜表示装置310上に表示されたエリアの一部あるいはその全体を占めるようにすることが可能である。種々のそれぞれのウィンドウは、全体または部分的に互いに他を適宜遮ることができる。
コンピュータは、PC205を用いて一般的に例示説明したが、本発明の原理は、ラップトップ/ノートブック、ミニ、メインフレーム及びスーパーコンピュータ、並びに例えばローカルエリア、大都市圏及び広域ネットワークのような、コンピュータネットワークを含め、実時間プロセス制御システムのロジックブロックパターンを通る信号の流れをシミュレートするために適切に構成されたコンピュータシステムで実装し、使用することができるということに留意するべきである。
図3Bを参照すると、この図には、PC205のようなコンピュータと適宜関連づけて本発明を適切に実装し、使用することが可能な環境を提供することができる一実施形態の処理回路(全体を符号210で示す)の高水準ブロック図が示されている。
処理回路210は、実施態様として、プロセッサ370、通常のランダムアクセスメモリ(“RAM”)375、バスコントローラ回路380、通常の読み取り専用メモリ(“ROM”)385、通常のビデオランダムアクセスメモリ(“VRAM”)390及び一組の周辺機器ポート395を具備する。図示の一例のホストバス397は、適宜プロセッサ370、RAM375及びバスコントローラ回路380を関連づけるよう機能する。図示の一例の入出力(“I/O”)バス398は、バスコントローラ回路380、ROM385、VRAM390及び上記一組の周辺機器ポート395を関連づけるよう機能する。上記一組の周辺機器ポート395は、I/Oバス398を適切に構成された通常の1つ以上の周辺機器と適宜接続してこれらとの通信を可能にする。上記一組の周辺機器ポート395には、適宜1つ以上のシリアルポートまたはパラレルポートを含めることも可能である。
バスコントローラ回路380は、それによってホストバス397とI/Oバス398を関連づけることができる適切な手段を与え、これによって両者間の通信のためのパス及び管理が確保される。図示例のバス397及び398は各々信号を搬送するための駆動電流を必要とする。従って、図示例の回路は、必要な電流を供給する通常のシステムコントローラ(図示省略)と組み合わせた形で動作する。もちろん、図示例の回路は、適宜、バスが1本しかない場合、あるいは3本以上ある場合についても実施可能である。
図示実施形態によれば、図示例のRAM375は、少なくとも一部を、プロセッサ370によって実されるタスクを記憶するように適宜構成することが可能である。プロセッサ370は、記憶された1つ以上のタスクの実行時に図示例のVRAM390にアクセスして、データを表示装置310上に表示するよう機能する。上に述べたように、それらの1つ以上のタスクは本発明の原理を適宜具体化して、実時間プロセス制御システム及びこれと関連づけられたプラントの要素間の相互接続を表す管理図面を生成することができる。
別の好適な実施形態においては、処理回路210は、その全部あるいは一部を、プログラマブルアレイロジック(“PAL”)やプログラマブルロジックアレイ(“PLA”)のようなプログラム可能ロジックデバイス、デジタル信号プロセッサ(“DSP”)、フィールドプログラムマブル・ゲートアレイ(“FPGA”)、特定用途向け集積回路(“ASIC”)、大規模集積回路(“LSI”)、超大規模集積回路(“VLSI”)等を含む何らかの適切な処理コンフィギュレーションと置き換えるか、あるいはこれと組み合わせることによって、本願で説明し、請求の範囲に記載する種々の形態の回路を形成ことができる。
従来の処理システムのアーキテクチャについては、ウィリアム・スタリングス(William Stallings)による「コンピュータの構成とアーキテクチャ(Computer Organization and Architecture)」、マクミラン・パブリッシング(MacMillan Publishing Co.)社刊(1993年、第3版)により詳細に記載されている。従来の処理システムのネットワーク設計については、ダレン・エル・スポーン(Darren L.Spohn)による「データネットワーク設計(Data Network Design)」、マグロー・ヒル・インク(McGraw−Hill Inc.)社刊(1993年)により詳細に記載されている。従来のデータ通信については、アール・ディー・ギットリン(R.D.Gitlin)、ジェイ・エフ・ヘイズ(J.F.Hayes)及びエス・ビー・ウェインスタイン(S.B.Weinstein)による「データ通信の原理(Data Communications Principles)」、プレナム・プレス(Plenum Press)刊(1992年)、及びジェームズ・ハリー・グリーン(James Harry Green)による、「アーウィン電気通信ハンドブック(The Irwin Handbook of Telecommunications)」、アーウィン・プロフェショナル・パブリッシング(Irwin Professional Publishing)社刊(1992年、第2版)により詳細に記載されている。上記の各刊行物は、全ての目的に関して参照によって本願に編入されるものである。
上記の説明から、本発明によれば、実時間プロセス制御システム及びこれによって制御されるプラントの要素間における相互接続を表す管理図面を生成するためのシステム及び方法が得られるということは明らかである。本発明システムは:(1)上記要素間の明示ポイント接続を表すテキスト入力データ、上記要素間の暗黙ポイント接続が書かれた制御言語スクリプト、及び起点要素に関するデータを受け取って記憶するメモリと、(2)上記メモリに接続されていて、起点要素に関して明示及び暗黙ポイント接続を分析すると共に、起点要素の関数として自動的に管理図面を作成するプロセッサとを具備し、システムはこれによって相互接続を表す管理図面を生成する。
以上、本発明及びその長所を詳細に説明したが、当業者ならば、本発明の最も広い形態における発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の変更、代替態様及び変形の態様をなし得るということは理解されよう。
Claims (24)
- 実時間プロセス制御システム(10)によって制御される既設プラントの要素間の相互接続を表す管理図面を生成するためのシステムにおいて、
前記要素間の明示ポイント接続を表すテキスト入力データ、前記明示ポイント接続に関連する暗黙ポイント接続が書かれた制御言語スクリプト及び起点要素に関連したデータを受信し記憶するメモリ(375,390)と、
前記メモリに接続されていて、前記起点要素に関して前記明示ポイント接続及び前記暗黙ポイント接続を分析すると共に、前記起点要素の関数として前記管理図面を自動的に作成するプロセッサ(210,370)と、そして
前記プロセッサで動作可能で、前記既設プラントのためのプロセス制御システムの前記制御言語スクリプト内に埋め込まれた前記明示ポイント接続及び前記暗黙ポイント接続を自動的に走査すると共にテキスト入力データを供給する入力データ走査ルーチンと
を具備し、
前記既設プラントの前記要素間の実時間相互接続を表す前記管理図面を前記テキスト入力データから前記プロセッサが自動的に作成する、
ことを特徴とするシステム。 - 上記メモリ(375,390)に接続されていて、上記テキスト入力データを手動でメモリに供給できるようにするキーボード(350)を具備したことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 上記メモリ(375,390)がブレークポイントデータを受け取って記憶することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のシステム。
- 上記メモリ(375,390)がプロセスレベルデータを受け取って記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシステム。
- 上記メモリ(375,390)、プロセッサ(210,370)及びシステム(205)が、上記管理図面の上記生成と関連して上記実時間プロセス制御システム(10)のリソースを利用しないようにするために実時間プロセス制御システム(10)から切り離されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)で動作可能で、上記プロセス制御システム(10)及び上記プラントの選択された一方の指定された要素に関して相互接続をトレースして調べるためのロジックポイント分析ルーチンを具備したことを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)で動作可能で、上記プロセス制御システム(10)及び上記プラントの選択された要素間に自動的に相互接続線を生成するための自動線ルーティングルーチンを具備したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)に接続されていて、上記管理図面の少なくとも一部の表現が書かれるウィンドウを表示する表示装置(310)を具備したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)で動作可能で、上記プロセッサが上記明示ポイント接続及び暗黙ポイント接続を分析している間にエラーリストを生成するエラー生成ルーチンを具備したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシステム。
- 実時間プロセス制御システム(10)によって制御される既設プラントの要素間の相互接続を表す管理図面を生成する方法において、
前記要素間の明示ポイント接続を表すテキスト入力データ、前記明示ポイントに関連する暗黙ポイント接続が書かれた制御言語スクリプト及び起点要素に関連したデータを記憶するステップと、
既設プラントのための既設プロセス制御システムの前記制御言語スクリプト内に埋め込まれた前記明示ポイント接続及び前記暗黙ポイント接続を自動的に走査すると共にテキスト入力データを供給するステップと
前記明示ポイント接続、前記暗黙ポイント接続及び前記テキスト入力データを前記起点要素に関して分析するステップと、そして
前記起点要素の関数として前記管理図面を自動的に作成するステップと
を具備し、
これらによって前記既設プラントの前記要素間の前記実時間相互接続を表す前記管理図面を生成することを特徴とする方法。 - 上記テキスト入力データを上記メモリに手動で供給すことを可能にするステップを具備したことを特徴とする請求項10に記載の方法。
- ブレークポイントデータを記憶するステップを具備したことを特徴とする請求項10または11のいずれか1項に記載の方法。
- プロセスレベルデータを記憶するステップを具備したことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の方法。
- 上記管理図面の上記生成と関連して上記実時間プロセス制御システム(10)のリソースが使用されないようにするために実時間プロセス制御システム(10)とは独立して実行されるようにしたことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の方法。
- 上記プロセス制御システム及び上記プラントの選択された一方の指定された要素に関して相互接続をたどって調べるステップを具備したことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の方法。
- 上記プロセス制御システム(10)及び上記プラントの選択された要素間に自動的に相互接続線を生成するステップを具備したことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の方法。
- 上記管理図面の少なくとも一部の表現が書かれるウィンドウを表示するステップを具備したことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1項に記載の方法。
- 上記プロセッサが上記明示ポイント接続及び暗黙ポイント接続を分析している間にエラーリストを生成するステップを具備したことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に記載の方法。
- 既設実時間プロセス制御システム(10)によって制御された既設プラントの要素間の実時間相互接続を表す管理図面を自動的に生成するためのシステムにおいて、
前記システムのプロセッサ(210,370)で動作可能で、前記既設プラントの制御言語スクリプト内に埋め込まれた明示ポイント相互接続及び暗黙ポイント相互接続を自動的に走査してテキスト入力データを供給する、入力データ走査ルーチンと、
前記プロセッサに接続されていて、前記テキスト入力データ、起点要素に関するデータ、ブレークポイントデータ及びプロセスレベルデータを受信し記憶するメモリ(375,390)と、
前記プロセッサで動作可能で、前記起点要素に関して前記明示ポイント接続、前記暗黙ポイント接続及び前記テキスト入力データを分析し、前記起点要素、前記ブレークポイントデータ及び前記プロセスレベルデータの関数として前記管理図面を自動的に作成する分析ルーチンと
を具備し、
前記既設プラントの要素間の前記実時間相互接続を表す前記管理図面を作成することが可能であるシステム。 - 上記メモリ(375,390)、プロセッサ(210,370)及びシステム(205)が、上記管理図面の上記生成に関連して上記既設実時間プロセス制御システム(10)のリソースを利用しないようにするために既設実時間プロセス制御システムから切り離されることを特徴とする請求項19記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)で動作可能で、上記既設プロセス制御システム(10)及び上記既設プラントの選択された一方の指定された要素に関して相互接続をたどって調べるためのロジックポイント分析ルーチンを具備したことを特徴とする請求項19または20のいずれか1項に記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)で動作可能で、上記既設プロセス制御システム(10)及び上記既設プラントの選択された要素間に自動的に相互接続線を生成するための自動線ルーティングルーチンを具備したことを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1項に記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)に接続されていて、上記管理図面の少なくとも一部の表現がその中に書かれるウィンドウを表示する表示装置(310)を具備しことを特徴とするた請求項19乃至22のいずれか1項に記載のシステム。
- 上記プロセッサ(210,370)で動作可能で、上記プロセッサが上記明示ポイント接続及び暗黙ポイント接続を分析している間にエラーリストを生成するエラー生成ルーチンを具備したことを特徴とする請求項19乃至23のいずれか1項に記載のシステム。
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