JP4074289B2 - コネクタを備えた信号伝送ケーブルおよびその製造方法 - Google Patents

コネクタを備えた信号伝送ケーブルおよびその製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、コネクタを備えた信号伝送ケーブルおよびその製造方法に関し、特に、インピーダンス特性を有する信号伝送用のコネクタを備えた信号伝送ケーブルおよびその製造方法に関する。
電気コネクタ(単にコネクタともいう。)は、絶縁体を除去された絶縁被覆電線の導体の端末を有する。電気コネクタは、この端末に導通接続された接続端子を有する。導体の端末と接続端子との接続部が、プラスチック製のコネクタハウジング(プラスチックカバー)、又は、塩化ビニル樹脂(PVC)モールド等によって、保護される。
導体が絶縁体によって被覆されていると、絶縁被覆電線のインピーダンスは、その絶縁体の誘電率により決まる。しかし、電気コネクタの接続端子と導通接続するために、絶縁被覆電線の端末で絶縁体は除去され、導体が露出される。よって、この端末のインピーダンスは、絶縁被覆部分のインピーダンスとは異なったものになる。
この導体の端末部と接続端子との接続部が樹脂モールドによって被覆しても、接続部のインピーダンスは、接続部の形状、端子配置やモールド樹脂材の誘電率等の複合要因により決まる。接続部のインピーダンスを絶縁被覆部分のインピーダンスに合わせる等、インピーダンスの所定値への調整は、難しい。
加えて、コンピュータのインタフェースケーブルにおける伝送速度の高速化に伴い、ハイスピードケーブルと云われる高速伝送用の信号伝送ケーブルが使用される。このケーブルは、従来にない電気特性として、電気コネクタのインピーダンスの適正化も要求する。したがって、電気コネクタのインピーダンスは、適切な所定値に、必要的に調整される。
モールドの構造は、導体の端末と接続端子との接続部をプリモールド(1次モールド)を含む。その構造は、プリモールドの上に、2次モールドを有し、コネクタの製品となる。1次モールドの樹脂には、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)を使用し、あるいは、2次モールド樹脂材と同質の塩化ビニル樹脂(PVC)を使用する。
この2重モールドの基本目的は、2次モールドより電気特性のよい材料で、且つ、低温成形できる樹脂材料を選択して1次モールドを成形することである。別の基本目的は、導体の端末部と接続端子との接続部の機械的強度を安定することである。この目的は、主に2次モールドの成形外観を良くすることでもある。2重モールドは、まれに、1次モールドの要求特性として絶縁抵抗や耐圧を良くする目的で使用される。
この発明の目的は、適切な所定値のインピーダンスに電気コネクタを調整でき、電気コネクタのインピーダンスを適正化するコネクタを備えた信号伝送ケーブルおよびその製造方法を提供することである。
請求項1によるこの発明のコネクタを備えた信号伝送ケーブルは、導体を絶縁体で覆った絶縁電線を2本接触して並列に設けた絶縁被覆電線と、この絶縁被覆電線の並列方向の両側における各絶縁体に接触して設けたドレンワイヤと、前記絶縁被覆電線およびドレンワイヤを被覆するジャケットを備え、
前記絶縁体及びジャケットが除去されて露出された各導体と、
前記ジャケットが除去されて露出された各ドレンワイヤとを有する信号伝送ケーブルと、
互いに並列に配置された接続端子及び接地端子と、これら各端子をその先端部を露出させて収容するコネクタハウジングとを備えたコネクタと、
前記導体と接続端子との接続部と、
前記ドレンワイヤと接地端子との接続部と、
これら各接続部及び前記導体、ドレンワイヤ、接続端子、接地端子の各露出部の周りに配置された発泡樹脂と、
前記発泡樹脂から信号伝送ケーブルの端部及びコネクタの端部にわたって、これらの周りに配置されたモールド樹脂とを備え、
前記発泡樹脂のインピーダンスが前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致させてなることを特徴とするものである。
請求項2によるこの発明のコネクタを備えた信号伝送ケーブルは、請求項1記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブルにおいて、前記発泡樹脂の発泡度が20〜60%であることを特徴とするものである。
請求項3によるこのコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法は、導体を絶縁体で覆った絶縁電線を2本接触して並列に設けた絶縁被覆電線と、この絶縁被覆電線の並列方向の両側における各絶縁体に接触して設けたドレンワイヤと、前記絶縁被覆電線およびドレンワイヤを被覆するジャケットとを含む信号伝送ケーブルと、
互いに並列に配置された接続端子及び接地端子と、これら各端子をその先端部を露出させて収容するコネクタハウジングとを備えたコネクタとを用意し、
前記各導体と前記接続端子とを接続するとともに、前記ドレンワイヤと前記接地端子とを接続し、
これら接続部及び前記導体、ドレンワイヤ、接続端子及び接地端子の各露出部の周りに、前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致させた発泡樹脂を配置し、
前記発泡樹脂から信号伝送ケーブル端部及びコネクタ端部にわたって、これらの周りに樹脂をモールド被覆したことを特徴とするものである。
請求項4によるこのコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法は、請求項3記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法において、前記発泡樹脂の配置は、発泡剤が混合された樹脂を圧力と熱を加えながら押し出し成型し、押し出し成型中の発泡剤の反応により気泡を発生させて、前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致するインピーダンスになる発泡度に達するまで発泡させることによることを特徴とするものである。
請求項5によるこのコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法は、請求項3記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法において、前記発泡樹脂の配置は、前記各接続部及び各露出部の上半分形状及び下半分形状に合う形状であって、両者を合わせたときのインピーダンスが前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致するインピーダンスになる発泡度を有する2分割型の発泡樹脂モールド体を前記各接続部及び各露出部の周りに配置させることを特徴とするものである。
請求項6によるこのコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法は、請求項3記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法において、前記発泡樹脂の配置は、前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致するインピーダンスになる発泡度を有する発泡樹脂テープの巻回によることを特徴とするものである。
請求項1および3の発明によれば、前記導体と端子との接続部のインピーダンスを発泡体の誘電率により調整することができる。発泡体の誘電率は、母材の誘電率と発泡度合により定量的に決まるので、発泡体の発泡度合によって前記接続部のインピーダンスを任意に設定できる。したがって、前記接続部での損失を低減でき、電気的に安定した電気コネクタを供給できる。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1を参照して、第1の実施形態のケーブル1Aは、互いに接続された電気コネクタ5と集合ケーブル20とを含む。コネクタ5は、樹脂製のコネクタ本体又はコネクタハウジング10を含む。コネクタ5は、コネクタハウジング10内に並列に配置された複数の接続端子11を含む。接続端子11は、コネクタハウジング10から突出するコンタクト11aを有する。
コネクタハウジング10の寸法は、例えば、端子11の長手方向に12×10−3m、横方向に14×10−3m、厚さ、3.5×10−3mである。端子11のコンタクト11aは、コネクタハウジング10から突出し、その長さは、例えば、2.6×10−3mである。コンタクト11a間の間隔は、例えば、1.27×10−3mである。
図4Aを参照して、ケーブル20は、互いに並列に配置された2対の絶縁被覆電線21を含む。絶縁被覆電線21は、導体23を絶縁体22で覆った絶縁電線を2本接触して並列に設けられている。絶縁被覆電線21は、その側における各絶縁体22に裸線のドレンワイヤ24が接触して並列に設けられている。ドレンワイヤ24と絶縁被覆電線21とは、アルミニウムのフォイル27によって、囲まれている。ケーブル20は、フォイル27の周りを覆うジャケット29を含む。絶縁被覆電線21の端部において、絶縁体22の除去により、導体23の端末部を露出させる。図2、3を参照するに、導体23の端末部も、対応する接続端子11に、はんだ付け又はスポット溶接によって、接続される。ドレンワイヤ24の端末部は、対応する接地端子11に、はんだ付け又はスポット溶接によって、接続される。図4B、図4Cを参照して、接続端子11のコンタクト11aと導体23の端末部とは接続部81を有する。接地端子11とドレンワイヤ24の端末部は、接続部を有する。接続部81とは、被覆(ケーブルのジャケットも含む)の一部又は全部を除去したケーブル又は絶縁被覆電線の部位、及び、その部位の導体と接続されるコネクタの端子の部位を含む。
接続端子11と導体23との接続部81及び接地端子11とドレンワイヤ24の接続部は、1次モールドとして、モールド成形された発泡樹脂31によって、その全体を一括してモールド被覆される。つまり、発泡樹脂31は、導体23、ドレンワイヤ24、接続端子11、及び接地端子11の周りに充填される。発泡樹脂31は、均一に分散された気泡31aを含む。気泡31aは、キャパシタンス或いはインピーダンス調整手段として機能する。
ケーブル1Aは、更に、2次モールドとして塩化ビニル等のモールド樹脂32によって被覆され、製品形状をなす。
発泡樹脂31は、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡塩化ビニル、発泡ABS樹脂、発泡ユリア樹脂、発泡フェノール樹脂等である。発泡樹脂31の発泡度合は、必要とされるインピーダンスに応じて、設定される。発泡度合とは、全体積に対する気泡の割合(%)である。発泡度合は、気孔率と同様に、アルキメデス法によって測定する。
発泡樹脂31の誘電率は、発泡樹脂31の樹脂材自体の誘電率と発泡度合により定量的に決まる。よって、発泡樹脂31の発泡度合によって、導体23の端末部と接続端子11のコンタクト11aとの接続部81のインピーダンスを任意値に設定できる。また、接続部81におけるインピーダンスを被覆22、29のインピーダンスに近似又は一致させると、接続部81での損失が低減される。
図5を参照して、ケーブル1Aの一次モールドにおける発泡樹脂の発泡度合とインピーダンスとの関係について実験した。原料としてポリプロピレンと発泡剤とを、所定の重量比で、混合し、これを発泡させた。この実験例では、ポリプロピレンと発泡剤の重量比が100:0、97:3、95:5、93:7の場合、発泡度合は、順に、0、5、10、20(%)である。インピーダンスは、測定値のうち最小値を採用した。
その結果、インピーダンスは、発泡度合0〜15%にかけて一定の傾きで上昇した。発泡度合15%を越えると、イピーダンスの傾きが徐々に小さくなった。発泡度合が60%を越えると、インピーダンスは略一定になった。
発泡度合20%以上の発泡樹脂のインピーダンスは、被覆のインピーダンスの標準値としての約100Ωに近づく。よって、20%以上の発泡度合が好ましい。一方、発泡樹脂の高い強度を実現する観点から、60%以下の発泡度合が好ましい。発泡度合が80%を越えると、強度不足のために、発泡樹脂のモールド構造を維持できない。
以上から、発泡樹脂の発泡度合を調整することにより、インピーダンスが調整されることが確認された。これは、一般に、特性インピーダンスが√ε(誘電率)に反比例する関係に基づく。つまり、発泡樹脂の形状ファクタが予め特定できれば、発泡度合によって発泡樹脂の誘電率を選択することにより、インピーダンスを一義的に決定できる。
図6を参照して、ケーブル1Aのインピーダンスのプロファイルを説明する。タイム・ドメイン・リフレクトメトリ(TDR)を用いて、ケーブル1Aの長手方向に沿って、インピーダンスを測定した。
横軸は、左から右に向かって、基板、コネクタハウジング10、ケーブル20、一次モールドされた接続部81、絶縁体22、ケーブル20に対応した位置を示す。縦軸は、インピーダンスを示す。P1は、発泡樹脂31によって被覆されたケーブル1Aのインピーダンス・プロファイルである。基板のインピーダンスは、107.8Ωである。ケーブル20のインピーダンスは、99.5Ωである。接続部81およびその周辺のインピーダンスは、ケーブル20のインピーダンスに、近い値を示す。コネクタハウジング10内での大きなインピーダンス変化は、接続端子11と基板の接続のために生じる。他方、P0は、接続部81の接続端子11と導体23が被覆していないケーブル1Aのインピーダンス・プロファイルである。接続端子11および導体23の接続部81及びその周辺で、ケーブルに対して5Ω以上のピークが確認された。
図7を参照して、接続部の被覆方法を述べる。
発泡剤と樹脂とを所定の重量比で混合して、発泡性樹脂を調整する(S1)。発泡剤には例えば、ADCA(Azoducarbonamide)、DPT(Dinitrosopentamethyleneterami
n)、又は、OBSH(benzenesulfonylhydrazide)を用いる。
ケーブル20の端部において、ジャケット29に切り込みを与え、端部のジャケット29を取り去り、絶縁被覆電線21を露出させる。絶縁被覆電線21の絶縁体22を取り去り、導体23を露出させる(S2)。導体23の端末と端子11のコンタクト11aとをはんだ付けし、接続部81を形成する。ドレンワイヤ24と接地端子11とをはんだ付けして、接続部を形成する(S3)。
上記接続部81をダイの中に配置する。圧力と熱(約150℃〜250℃)を加えながら、前記発泡性樹脂をダイの中に送り、押し出し成形する。押し出し成形中の発泡剤の反応により気泡が発生し、発泡性樹脂は発泡樹脂31となる。接続部81の接続端子11および導体23の周り並びにドレンワイヤ24及び接地端子11の周りに発泡樹脂31が充填される。この工程により、一次モールドを成形する(S4)。次に、発泡樹脂31、絶縁被覆電線21及びコネクタハウジング10の周りにPVC(ポリ塩化ビニル)をモールディングし、所定形状の2次モールド32を成形する(S5)。
他の方法として、接続端子11および導体23とをスポット溶接して、接続部81を形成する(S6)。
図8A、8Bを参照して、スポット溶接を説明する。図8Aにおいて、接続装置は、互いに離隔した正の電極71aと負の電極71bを有する一対の電極71を含む。電極71a、71bは、上下方向に移動自在である。又は、図8Bにおいて、一対の電極71a、71bが、接続すべき端子11および導体23をそれぞれ上下から挟んでもよい。一対の電極71a、71bは、それぞれ上下に移動自在である。
電極71a、71bは、接続端子11に導体23を押圧しながら、導体23と接続端子11を通じて、電極71a、71bの間に通電する。この過程で、導体23及び接続端子11間の表面接触抵抗の通電により、高熱が発生する。高熱は、接続端子11と導体23との接触表面を溶融し、所謂ナゲット(溶融合金層(ケーブル導体23が銀めっきされている場合、溶融合金は、銀と銅の合金となる))を形成する。このナゲットにより、接続端子11と導体23とを相互に接続して、接続部81を形成する。
その後ステップS4で、上記接続部81をダイの中に配置し、圧力と熱(約150℃〜250℃)を加えながら、前記発泡性樹脂をダイの中に送り、押し出し成形することにより、一次モールドが成形される。次に、ステップS5で、発泡樹脂31の周りにPVC(ポリ塩化ビニル)をモールディングし、所定形状の2次モールド32を成形する。
なお、モールディング(S4)の代りに、この接続部81及びその周辺の端子11及び導体23の周りに、発泡樹脂製のテープを巻き付けてもよい(S7、図11、12参照)。
以上より、発泡樹脂31の発泡度合の設定によって電気コネクタ5のインピーダンスを適切な所定値に調整できる。この調整によって、要求に合わせて、電気コネクタ5のインピーダンスを適正化できる。
また、上記スポット溶接によるコネクタによれば、半田溶接によるコネクタに比較して以下の利点が得られる。
1.コンタクト内に溶接による合金層が形成されるため、ケーブル導体とコンタクトとの間の組織或いは組成が、徐々に或いは連続的に変化する。従って、上記導体とコンタクトとの間で高周波数信号が伝送される場合、信号の反射等が抑制され、減衰が低減される。
2.特に、伝送信号の周波数が1000MHz(1GHz)以上の場合、半田付ケーブルに比較して溶接ケーブルでは、接続損失が著しく小さくなる。周波数が2500MHz(2.5GHz)以上では、両者の差がさらに顕著になる。
3.信号線間のクロストークを著しく低減することができる。より詳細には、たとえば隣接する信号線へ電圧6Vのノイズ信号を流すとき、半田付け接続信号線でのエラーの発生割合が、約1000bitに対して1bitであるとすると、溶接信号線でのエラーの発生割合は、約10の7乗bitに対して1bitとなる。従って、溶接信号線におけるエラーの発生割合は、半田付け信号線でのエラーの発生割合よりも著しく低減される。
4.接続強度が増大する。
5.電気的ロスが少ないために伝送速度がより高速となる。
6.伝送特性(インピーダンス、クロストーク等)を安定化させることができる。
第2の実施形態
図9、図10を参照して、第2の実施形態のケーブル1Bを説明する。以下、図2、図3に対応する部材・部分は、同一の符号を付けて、その説明を省略する。
電気コネクタ5は、半分に分離された一対の被覆部品33A、33Bを含む。部品33A、33Bは、接続端子11と導体23の端末部との接続部81および接地端子11とドレンワイヤ24の端末部との接続部の形状に合う形状に予め成形された。被覆部品33A、33Bがそれぞれの接続部81の全体に被覆装着されている。
この実施形態でも、被覆部品33A、33Bを構成する発泡樹脂の発泡度合の設定によって電気コネクタ5のインピーダンスを適切な所定値に調整することができる。この形態は、実施形態1と同様に、要求に合わせて、電気コネクタ5のインピーダンスを適正化できる。
第3の実施形態
図11、図12を参照して、第3の実施形態のケーブル1Cを説明する。
電気コネクタ5では、接続端子11と導体23の端末部との接続部81及び接地端子11とドレンワイヤ24の端末部との接続部に、発泡樹脂製のテープ34が巻き付け装着される。接続部81全体が発泡樹脂テープ34によって被覆される。
この実施形態でも、発泡樹脂テープ34を構成する発泡樹脂の発泡度合の設定によって電気コネクタ5のインピーダンスを所定値に適切に調整することができる。この形態は、実施形態1と同様に、要求に合わせて電気コネクタ5のインピーダンスを適正化できる。
第4の実施形態
図13を参照して、第4の実施形態のケーブル1Dを説明する。
ケーブル1Dは、絶縁体42によって覆われた導体41からなる絶縁被覆電線40を含む。被覆電線40の端部の絶縁体42は、除去され、導体41を露出させる。露出の導体41の端末部に圧着端子51が圧着される。圧着端子51と共に被覆電線40の端末部がコネクタハウジング60に嵌め込み装着されている。
被覆電線40の導体41の端末部と圧着端子(接続端子)51との接続部がコネクタハウジング60内に収容されている。コネクタハウジング60は、発泡度合を調整された発泡樹脂で作られる。
したがって、この実施形態でも、コネクタハウジング60を構成する発泡樹脂の発泡度合の設定によって、電気コネクタ5のインピーダンスを所定値に適切に調整することができる。よって、この形態は、実施形態1と同様に、要求に合わせて電気コネクタのインピーダンスを適正化できる。
この発明の電気コネクタおよびケーブルは、情報通信、エレクトロニクス、自動車の分野の電気機器との接続に有用である。また、小さな損失を備えた電気コネクタは、多くの接続箇所を有する電気機器に有効である。
本発明は、実施の形態に限定されず、その変形、修正が当業者の知識水準で可能である。
日本国特許出願2002−231440(2002年8月8日出願)の内容は、本出願に文献として援用される。
図1は、発明の第1の実施形態に係わるケーブルの斜視図である。
図2は、図1の電気コネクタの平面図である。
図3は、図1の電気コネクタの側面図である。
図4Aは、図2のIVA−IVAに沿った断面図である。
図4Bは、図2のIVB−IVBに沿った断面図である。
図4Cは、図4Bの接続部の拡大図である。
図5は、発泡樹脂の発泡度合に対するインピーダンスを示したグラフである。
図6は、図3の電気コネクタのインピーダンスプロファイルを示した図である。
図7は、図3の接続部の被覆方法を示すブロック図である。
図8Aおよび8Bは、図7のスポット溶接を説明するための側面図である。
図9は、発明の第2の実施形態に係わる電気コネクタの平面図である。
図10は、図9の電気コネクタの側面図である。
図11は、発明の第3の実施形態に係わる電気コネクタの平面図である。
図12は、図11の電気コネクタの側面図である。
図13は、発明の第4の実施形態に係わる電気コネクタの斜視図である。
符号の説明
1A、1B、1C ケーブル
5 電気コネクタ(コネクタ)
10 コネクタ本体(コネクタハウジング)
11a コンタクト
20 集合ケーブル
21 絶縁被覆電線
22 絶縁体
23 導体
24 ドレンワイヤ
27 フォイル
29 ジャケット
31 発泡樹脂
31a 気泡
32 2次モールド樹脂
33A、33B 一対の被覆部品
34 発泡樹脂テープ
40 被覆電線
41 導体
42 絶縁体
51 圧着端子
60 コネクタハウジング
71 電極
71a 正の電極
71b 負の電極
81 接続部

Claims (6)

  1. 導体を絶縁体で覆った絶縁電線を2本接触して並列に設けた絶縁被覆電線と、この絶縁被覆電線の並列方向の両側における各絶縁体に接触して設けたドレンワイヤと、前記絶縁被覆電線およびドレンワイヤを被覆するジャケットを備え、
    前記絶縁体及びジャケットが除去されて露出された各導体と、
    前記ジャケットが除去されて露出された各ドレンワイヤとを有する信号伝送ケーブルと、
    互いに並列に配置された接続端子及び接地端子と、これら各端子をその先端部を露出させて収容するコネクタハウジングとを備えたコネクタと、
    前記導体と接続端子との接続部と、
    前記ドレンワイヤと接地端子との接続部と、
    これら各接続部及び前記導体、ドレンワイヤ、接続端子、接地端子の各露出部の周りに配置された発泡樹脂と、
    前記発泡樹脂から信号伝送ケーブルの端部及びコネクタの端部にわたって、これらの周りに配置されたモールド樹脂とを備え、
    前記発泡樹脂のインピーダンスが前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致させてなることを特徴とするコネクタを備えた信号伝送ケーブル。
  2. 前記発泡樹脂の発泡度が20〜60%であることを特徴とする請求項1記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブル。
  3. 導体を絶縁体で覆った絶縁電線を2本接触して並列に設けた絶縁被覆電線と、この絶縁被覆電線の並列方向の両側における各絶縁体に接触して設けたドレンワイヤと、前記絶縁被覆電線およびドレンワイヤを被覆するジャケットとを含む信号伝送ケーブルと、
    互いに並列に配置された接続端子及び接地端子と、これら各端子をその先端部を露出させて収容するコネクタハウジングとを備えたコネクタとを用意し、
    前記各導体と前記接続端子とを接続するとともに、前記ドレンワイヤと前記接地端子とを接続し、
    これら接続部及び前記導体、ドレンワイヤ、接続端子及び接地端子の各露出部の周りに、前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致させた発泡樹脂を配置し、
    前記発泡樹脂から信号伝送ケーブル端部及びコネクタ端部にわたって、これらの周りに樹脂をモールド被覆したことを特徴とするコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法。
  4. 前記発泡樹脂の配置は、発泡剤が混合された樹脂を圧力と熱を加えながら押し出し成型し、押し出し成型中の発泡剤の反応により気泡を発生させて、前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致するインピーダンスになる発泡度に達するまで発泡させることによることを特徴とする請求項3記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法。
  5. 前記発泡樹脂の配置は、前記各接続部及び各露出部の上半分形状及び下半分形状に合う形状であって、両者を合わせたときのインピーダンスが前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致するインピーダンスになる発泡度を有する2分割型の発泡樹脂モールド体を前記各接続部及び各露出部の周りに配置させることを特徴とする請求項3記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法。
  6. 前記発泡樹脂の配置は、前記信号伝送ケーブルの被覆のインピーダンスに近似又は一致するインピーダンスになる発泡度を有する発泡樹脂テープの巻回によることを特徴とする請求項3記載のコネクタを備えた信号伝送ケーブルの製造方法。
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