JP4072813B2 - フォーマー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装原紙(紙あるいは樹脂製フィルムあるいはフィルム状のプリント前の原紙をいう)を連続的に略Uの字状に屈曲させるとともに転向させて包装装置本体側に供給するためのフォーマーに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
連続紙状の包装紙を用いて被包装品(製品)を包装する自動包装装置の場合、図4に図示するように、包装装置本体Aの下方部位にロール状に巻装された包装紙Dを回転自在に支持し、この包装紙Dを包装装置本体Aに供給する際に、包装紙送り方向側面から見て所定の角度(図4では略60度)だけ転向させて、包装紙Dの長手方向を包装装置本体A上での包装紙送り方向に一致させて供給する。そして、その後センターローラ9で略U字状の上端を筒状体状にして、その下流側(搬送方向の下流側)でセンターシーラ10によって前記略U字状の両側の上端をシールして筒状体にする。そして、さらに下流側で、トップシーラ11で前記筒状体になった前後方向の両端部をシールして、被包装品Bの周囲を包装し、最終的に包装紙Dで包装した被包装品Bを搬送コンベヤ12で搬出する。
【0003】
前記包装紙Dの転向は、図5に略視的に且つ立体的に図示する如きフォーマーFを用いて所定の角度だけ転向させていた。このフォーマーFは、連続的に供給される包装紙Dを受け入れるガイド部2と、これに連接された基部1とを有する。この基部1の底部1bは、前記ガイド部2に対して包装紙送り方向(図5の矢印X参照)側面から見て所定の角度αを有し、受け入れた包装紙Dを略Uの字状に屈曲させるとともに転向させて包装装置本体A側に供給する。そのため、包装紙送り方向(図5の矢印X参照)後方から見て、側壁1aが底部1bに対して立設され、且つ該側壁1aの縁部1c′が包装紙送り方向(図5の矢印X参照)前方に斜めに立ち上がっている。
このように構成されたフォーマーFは、図5あるいは図4に図示するように、ロール状に保持された包装紙Dを、供給側から転向して包装装置本体A側に図5に図示する如くUの字状の底部がフォーマーの底部に一致したような形状に、略Uの字状に屈曲させて供給する。
【0004】
ところが、前記フォーマーの場合には、図5に図示するように、フォーマーの基部1の後端1b′の両端に角Gが形成されるため、フォーマーFを通過する包装紙Dに長手方向に「スジ」が付き、包装された状態での製品の美観を損なうことになる。
また、包装紙の種類によってはその「スジ」部分から包装紙が破れることにもなり、あるいは破れないまでも円滑な供給が損なわれ、この点から自動包装装置に使用できる包装紙の種類が限定されてしまうことにもなっていた。
【0005】
このような状況に鑑みて、本出願人は、前記課題を解決した図6に図示するような構成のフォーマーを提供した(特許第2781356号)。
【0006】
しかしながら、前記フォーマーの場合、厚さ2mm程度の鋼板を用いて、専ら、板金加工によって成形される。板金加工は量産には適しているものの、該板金加工の特性として、機械加工品と異なり、製品寸法あるいは形状のバラツキが必然的に生じる。従って、このような製品寸法および形状が所定の範囲を越えると、包装紙に前記「スジ」が付くことになっていた。特に、包装紙としてアルミ箔フィルムや金属蒸着フィルムを用いた場合に、鳥の足跡状の「スジ」が付くことになる。
【0007】
このような状況下、本発明者は、板金加工後に製品寸法あるいは形状を測定すると、アルミ箔フィルムや金属蒸着フィルムを用いた場合に鳥の足跡状の「スジ」が付くようなフォーマー、つまり厳密な意味において製品寸法および形状が所定の範囲から外れたフォーマーが、全生産数の50パーセント近くまであり、製品の歩留りが非常に悪い状態となっていた。
【0008】
本発明は、このような状況に鑑みて行われたもので、製品寸法あるいは形状のバラツキが必然的に生じる板金加工で製造しても、製品の歩留りが高くなる「スジ」の付かないフォーマーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明にかかるフォーマーは、連続紙の形態を有する包装紙を連続的に受け入れるガイド部と、このガイド部に対して包装紙送り方向側面から見て所定の角度を有し、受け入れた包装紙を略Uの字状に屈曲させるとともに転向させて包装装置本体側に供給するため、包装紙送り方向後方から見て側壁が底部に対して立設され、且つ該側壁の縁部が包装紙送り方向前方に向かって斜めに立ち上がってなる基部とを有し、前記基部の底部が平面視において、その後端が幅方向の両端でラウンド状に湾曲しているとともに、前記底部と側壁との連接部がラウンド状に湾曲し、且つ、前記側壁の縁部が、前記底部の前記ラウンド状に湾曲している始点部分から包装紙送り方向前方に向かって斜めに立ち上がっている形態を有するフォーマーであって、
前記基部の包装紙送り方向の後方端の底部及び側壁を、前記ガイド部のガイド面を基部側に延長した仮想面より該包装紙送り方向前方よりの位置に形成するとともに、
前記基部の包装紙送り方向後方から見て該包装紙送り方向後方端の該基部の一方の側壁から底部を経て他方の側壁に掛けて形成される連続した略Uの字状のラインに沿って、該基部の後端から該後端の該略Uの字状のラインに略平行に、且つ、底部から後方への張り出しが前記ガイド部のガイド面を基部側に延長した仮想面上に略一致するような状態で後方に張り出すよう、薄板を該基部後端部に一体に取着したことを特徴とする。なお、この明細書において、薄板とは、0.2〜1.2mm程度以下の厚さの板をいう。
【0010】
しかして、このように構成されたフォーマーによると、薄板の後方への張り出し具合を調整することによって、フォーマーの基部およびガイド部が所定の寸法範囲および形状になっていなくとも、該薄板の取着状態を調整することによって、結果的に、所定の寸法あるいは形状にすることができる。特に、包装紙に前記「スジ」が付くか否かにとって重要な、フォーマー後端の寸法および形状が薄板の取着によって調整できるため、製品の歩留りをほぼ100パーセントに向上させることができる。また、薄板であることから、簡単に加工することができる。加えて、この薄板の後端が、転向するフィルムに対して転向の際のエッジ部として作用するため、「スジ」が付き易いアルミ箔フィルムあるいは蒸着フィルムであっても、「スジ」が付くことなく転向させ略U字状に屈曲させることが可能となる。
【0011】
また、前記フォーマーにおいて、包装紙を略U字状に屈曲する際に、前記薄板が、基部の内面側に取着されていることが望ましい形態となる。
【0012】
また、前記フォーマーにおいて、前記薄板が、基部の側壁に対して、前後に移動可能となるよう、該薄板側あるいは側壁側のいずれか一方に長穴が形成されることによって取着され、且つ薄板と側壁の他の部位および底部でこれら両者の相対的位置を決定する固定手段で、基部に薄板を一体に取着し、該取着によって前記薄板内面からの突出物が無いように取着した構成にすると、実用状優れた構成となる。この固定手段としては、リベット止め、ボルト止め、スポット溶接止め等の溶接等が考えられる。また、固定手段としては、リベット止めと溶接のように、複数の固定手法を複合的に用いてもよい。
【0013】
また、前記フォーマーにおいて、前記薄板の板厚が、0.3mm〜1.0mmであると、加工し易く、且つ包装紙の張力が薄板に作用しても所謂「ビビる」ことのない点で優れた構成となる。特に、薄板の板厚が、0.5mm程度であると好ましい。
【0014】
また、前記フォーマーにおいて、前記ガイド部が、包装紙の送り方向後方から見て、該ガイド部の、頭部の幅が基部の底部の幅より狭くなり且つ下端部の幅が前記包装紙の幅より広くなった、断頭三角形状をしていると、ガイド部から基部側に円滑に包装紙を供給できる構成となる。
【0015】
また、前記フォーマーにおいて、前記ガイド部から前記薄板側へ搬送される包装紙を、屈曲される包装紙の内側から内側に変形しないよう支持する、先端の外側の部位がラウンド状になった補助ガイド板を、前記基部の底部の下端面に取着した構成とすると、さらに円滑にガイド部から基部側に包装紙を「スジ」が付かないように転向させて供給することができる構成となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明にかかる実施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施形態にかかるフォーマーの構成を示す全体斜視図、図2は図1の後方(送り方向後方)やや上方位置から見た斜視図、図3は図1の側面図である。
図1〜図3において、1はフォーマーFの基部で、この基部1は、断面Uの字状の溝部材を傾斜面1cが前方で上方に傾くよう(図1において左側で下がるように傾くよう)な直線状の傾斜線Eで切断された如く形状を有する。従って、図1において水平板状の底部1bと該底部1bに対して立設された側壁1aとがラウンド状に湾曲した連接部分Rで接合された如き形状を有する。また、図2に図示するように、前記底部1bが平面視においてその後端1b′が幅方向の両端1b″でラウンド状に湾曲した形状に形成されている。そして、図1に図示するように、前記側壁1aの縁部つまり上端は、前記底部1bのラウンド状に湾曲している始点部分aからフォーマーFの包装紙送り方向前方(図1において右方)に向かって斜めに立ち上がった構成を具備している。さらに、前記側壁1aの前記傾斜面1cの外面1Bの縁部1c′は、小さなラウンド状の角取り(面取り)処理がなされている。
【0018】
また、前記基部1の底部1bの後端1b′には、該底部1bに対して略60度の挟み角度をなすように、ガイド板(ガイド部)2が付設されている。このガイド板2は、包装紙送り方向後方から見て、全体が断頭三角形状をしており、ガイド板2の上端(基部1との接続端)2aの幅は、基部1の底部1bの幅、正確には一方の前記始点部分aから他方の前記始点部分aまでの幅に略等しく構成されている。そして、このガイド板2の上端2aは、底部1bの後端1b′よりやや後方(図1において左方)に出っ張っており、従って、ガイド板2のガイド面2Aを延長した仮想面Vr(図3参照)より、前記底部1bの後端1b′は包装紙搬送方向において前方に位置するよう構成されている。また、ガイド板2の上端2aは基部1側に小さな曲率半径(この実施形態では2〜3mm程度の曲率半径)でもってラウンド状に湾曲し、基部1側へ一体に取着された状態において、該湾曲した箇所からガイド板2の基部1側への取着部2B(図3参照)が、前記底部1bの下端面と平行になるよう形成されている。
この実施形態では、前記ガイド板2は基部1とは物理的に別体で形成されている。
【0019】
そして、前記基部1の包装紙送り方向後方端(図1において左方端)に沿って、つまり一方の側壁1aの傾斜面1cから前記底部1bの後端1b′を経て他方の側壁1aの傾斜面1cに掛けて形成される連続した略Uの字状のラインLaに沿って、該略Uの字状のラインLaに略平行に、基部1の後方側へ張り出すように薄板3が取着されている。
【0020】
また、図3に図示するように、前記薄板3の底部1bから後方側への張り出し端が、前記仮想面Vrと一致するような状態で後方に張り出すよう構成されている。また、この薄板3の後端の縁部は全てラウンド状に角取り処理がなされており、且つこの実施形態の場合には、この薄板3の縁部を含む全体に摩擦係数を低下させる表面処理がなされている。この表面処理としては、例えば、アルバックテクノ(株)(本社所在地:神奈川県茅ヶ崎市)のニダックス処理等である。しかし、この表面処理に限定されるものでなく、同じように摩擦係数を低下させるような表面処理であれば、他の表面処理であってもよい。
【0021】
そして、この実施形態の場合、前記基部1およびガイド板2は表面が鏡面処理された1.6mm厚さのステンレス鋼で構成され、前記薄板3は0.5mm厚さのステンレス鋼で構成されている。
【0022】
また、前記薄板3は、図1に図示するように、基部1に対して、包装紙送り方向において前後方向に調整可能に仮止めされるよう構成されている。つまり、この実施形態では、薄板3側に前記傾斜面1cの傾斜方向に長軸が平行になった長穴3dが形成され、この長穴3dに該長穴3dの短径と等しい軸径のリベット4が、該薄板3と基部1とを仮止めするよう取着されている。
【0023】
そして、図示しない基準となる治具あるいは定規を用いて、前記薄板3の後端側の縁部が、フォーマーの後端の正規の寸法および形状をなす状態で、リベット5を用いて、該薄板3を基部1側に固定するとともに、この実施形態の場合にはスポット溶接6によって両者を強固に固定する。そして、前記リベット4あるいは5は、その頭が、基部1の内面から突出しないように研削等の加工が取着後に施される。
【0024】
そして、このフォマーFの場合、前記ガイド板2が基部1に対して、所定の挟み角度となるよう、両者の間に設けられた、調整ボルト7によって挟み角が調整可能に構成されている。
【0025】
さらに、このフォマーFの場合、前記ガイド部2から前記薄板3側へ搬送される包装紙(図示せず)を、転向時に屈曲される包装紙をフォーマーFの内側から保持するために、先端の外側の部位8aがラウンド状になった補助ガイド板8を、前記基部1の底部1bの下端面に取着している。つまり、この補助ガイド板8は、ガイド板2から基部1側へ図示しない包装紙が転向する際に、その転向状態、つまり転向時に包装紙の縁部が内側に凹まないないように該包装紙を内側から支持する。
そして、この補助ガイド板8は、長穴8bによって、前後方向に調整可能に基部1に取着されている。
【0026】
また、図1〜図3において、10は包装装置(図示せず)側にフォーマーFを取着するためのブラケット部である。
【0027】
しかして、このように構成されたフォーマーFは、包装紙Dを転向させる際に以下のように作用する。つまり、図1から図3に二点鎖線で示すように、いま図1の斜め下方から包装紙Dが供給されるとすると、前記ガイド板2でガイドされて、包装紙Dの両端部分は、前記基部1の側壁1aの外面1Bを経て前記薄板3の縁で接触して、この実施形態の場合水平方向に転向して、略U字状に形成された包装紙Dの底部がフォーマーFの底部1bに且つ側部がフォーマーFの側壁1aの内面に接触した状態になる。また、転向屈曲しようとする包装紙Dの、ガイド板2と側壁1aとの間では、前記補助ガイド板8によって内側から支持された状態となっている。
【0028】
前記屈曲・転向に際し、上述のように、前記底部1bの後端1b′が幅方向においてその両端1b″が平面視においてラウンド状に湾曲していることに起因して、角部分がなく、しかも局部的にも、外面1Bの縁部1c′がラウンド状の角取り処理がなされているため、且つ薄板3によって基部1の後端の寸法および形状が所定寸法および形状になり、しかも薄板3の縁がラウンド状に角取り処理がなされているため、包装紙は単に反転のみの挙動で円滑に転向がおこなわれる。前記所定寸法および形状とは、板金加工による歪み等による変形あるいは寸法誤差が転向の際に包装紙に「スジ」を形成しない程度の寸法状態および形状になっていることをいう。
この結果、「スジ」が付き易いアルミ箔フィルムあるいは蒸着フィルムであっても、転向・屈曲された包装紙Dに「スジ」が形成されることはない。
【0029】
ところで、前記実施形態では、薄板として、鏡面仕上げされたステンレス板が使用されているが、材質的に限定されるものでなく、これに代えて、メッキ仕上げした鋼板あるいは、摩擦係数の低い樹脂性の板を使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】
しかして、本願発明にかかるフォーマーによれば、製品寸法あるいは形状のバラツキが必然的に生じる板金加工で製造しても、製品の歩留りが高くなる「スジ」の付かないフォーマーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかるフォーマーの構成を示す、該フォーマーを斜め側後方から見た全体斜視図である。
【図2】 図1の送り方向後方やや上方位置から見た斜視図である。
【図3】 図1に示すフォーマーの側面図である。
【図4】 包装装置全体の概念的な構成を示す図である。
【図5】 従来のフォーマーの構成とフォーマーを通過する包装紙の状態を示す斜視図である。
【図6】 従来のフォーマーの構成とフォーマーを通過する包装紙の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
D…包装紙
F…フォーマー
1…基部
1a…側壁
1b…底部
2…ガイド板(ガイド部)
2A…ガイド面
3…薄板

Claims (6)

  1. 連続紙の形態を有する包装紙を連続的に受け入れるガイド部と、このガイド部に対して包装紙送り方向側面から見て所定の角度を有し、受け入れた包装紙を略Uの字状に屈曲させるとともに転向させて包装装置本体側に供給するため、包装紙送り方向後方から見て側壁が底部に対して立設され、且つ該側壁の縁部が包装紙送り方向前方に向かって斜めに立ち上がってなる基部とを有し、前記基部の底部が平面視において、その後端が幅方向の両端でラウンド状に湾曲しているとともに、前記底部と側壁との連接部がラウンド状に湾曲し、且つ、前記側壁の縁部が、前記底部の前記ラウンド状に湾曲している始点部分から包装紙送り方向前方に向かって斜めに立ち上がっている形態を有するフォーマーであって、
    前記基部の包装紙送り方向の後方端の底部及び側壁を、前記ガイド部のガイド面を基部側に延長した仮想面より該包装紙送り方向前方よりの位置に形成するとともに、
    前記基部の包装紙送り方向後方から見て該包装紙送り方向後方端の該基部の一方の側壁から底部を経て他方の側壁に掛けて形成される連続した略Uの字状のラインに沿って、該基部の後端から該後端の該略Uの字状のラインに略平行に、且つ、底部から後方への張り出しが前記ガイド部のガイド面を基部側に延長した仮想面上に略一致するような状態で後方に張り出すよう、薄板を該基部後端部に一体に取着したことを特徴とするフォーマー。
  2. 前記薄板が、基部の内面側に取着されていることを特徴とする請求項1記載のフォーマー。
  3. 前記薄板が、基部の側壁に対して、前後に移動可能となるよう、該薄板側あるいは側壁側のいずれか一方に長穴が形成されることによって取着され、且つ薄板と側壁の他の部位および底部でこれら両者の相対的位置を決定する固定手段で、基部に薄板を一体に取着し、該取着によって前記薄板内面からの突出物が無いように取着したことを特徴とする請求項1又は2記載のフォーマー。
  4. 前記薄板の板厚が、0.3mm〜1.0mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の項に記載のフォーマー。
  5. 前記ガイド部が、包装紙の送り方向後方から見て、該ガイド部の、頭部の幅が基部の底部の幅より狭くなり且つ下端部の幅が前記包装紙の幅より広くなった、断頭三角形状をしていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載のフォーマー。
  6. 前記ガイド部から前記薄板側へ搬送される包装紙を、屈曲される包装紙の内側から内側に変形しないよう支持する、先端の外側の部位がラウンド状になった補助ガイド板を、前記基部の底部の下端面に取着したことを特徴とする請求項5記載のフォーマー。
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