JP4071245B2 - 地盤注入装置 - Google Patents
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Description
<請求項1記載の発明>
セメント粒子を含有するグラウトを圧送する圧送ポンプと、
この圧送ポンプにより圧送されるグラウトに含まれるセメント粒子を粉砕する粉砕装置と、
この粉砕装置によりセメント粒子を粉砕した後のグラウトを地盤内に注入する注入手段と、
を備えた地盤注入装置であって、
前記粉砕装置は、一端部が流入口とされ、他端部が流出口とされた管体と、この管体内における流れ方向に複数段設けられた粉砕部とを有しており、
各前記粉砕部は、前記管体内に同心的に配置された筒状体からなる噴射ノズルと、この噴射ノズルの下流側に設けられた衝突部材とからなり、
各前記衝突部材は、管体内面から離間して中央に支持された衝突部分を含む本体部と、本体部外面と管体内面との間に形成された、本体部の上流側及び下流側を繋ぐ流路とを備えており、
前記セメント粒子の粉砕に際して、前記粉砕装置の流入口から管体内に高圧で送り込まれたグラウトが前記流出口に向かって流れる過程で、各前記粉砕部において前記噴射ノズルから前記衝突部材に向かって噴射・衝突され、この衝突の衝撃によりスラリー中のセメント粒子が粉砕されるとともに、前記衝突部材の上流側に跳ね返ったグラウトが前記衝突部材の周囲にある流路を通って衝突部材の下流側に排出されるように構成されている、
ことを特徴とする地盤注入装置。
前記粉砕装置によりセメント粒子を粉砕した後のグラウトを分級処理し、粗粒分を分離除去する分級装置を備え、この分級装置により粗粒分を分離除去したグラウトを地盤内に注入する、請求項1記載の地盤注入装置。
前記粉砕装置は、前記粉砕部の数が増減可能なように構成されている、請求項1または2記載の地盤注入装置。
前記グラウトが、セメントミルクに分散剤を添加したものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の地盤注入装置。
前記圧送ポンプによる供給圧のみにより、前記粉砕装置における前記噴射・衝突がなされるとともに前記地盤への注入もなされるように構成されている、請求項1、3又は4記載の地盤注入装置。
図1は、溶液型の瞬結性グラウトと浸透性グラウトとを併用し、瞬結性グラウトの脈状注入により注入管の周りの間隙をパックし、グラウトの流出を防いだ上で、細かい間隙に対して浸透性グラウトを注入する、いわゆる2相注入工法への適用例を示している。
(イ)上記例では、ボーリングロッドをそのまま注入管として用いる方式を想定しているが、ボーリング後に多連の注入管を建て込んで注入する方式も採用できる。この場合は、スィーベルが必要ないことから、細い注入管を束ねた多連管配置が容易になり、ポンプユニットは増えるが、複数のステップを同時に注入でき、大量注入が可能になるというメリットもある。
Claims (5)
- セメント粒子を含有するグラウトを圧送する圧送ポンプと、
この圧送ポンプにより圧送されるグラウトに含まれるセメント粒子を粉砕する粉砕装置と、
この粉砕装置によりセメント粒子を粉砕した後のグラウトを地盤内に注入する注入手段と、
を備えた地盤注入装置であって、
前記粉砕装置は、一端部が流入口とされ、他端部が流出口とされた管体と、この管体内における流れ方向に複数段設けられた粉砕部とを有しており、
各前記粉砕部は、前記管体内に同心的に配置された筒状体からなる噴射ノズルと、この噴射ノズルの下流側に設けられた衝突部材とからなり、
各前記衝突部材は、管体内面から離間して中央に支持された衝突部分を含む本体部と、本体部外面と管体内面との間に形成された、本体部の上流側及び下流側を繋ぐ流路とを備えており、
前記セメント粒子の粉砕に際して、前記粉砕装置の流入口から管体内に高圧で送り込まれたグラウトが前記流出口に向かって流れる過程で、各前記粉砕部において前記噴射ノズルから前記衝突部材に向かって噴射・衝突され、この衝突の衝撃によりスラリー中のセメント粒子が粉砕されるとともに、前記衝突部材の上流側に跳ね返ったグラウトが前記衝突部材の周囲にある流路を通って衝突部材の下流側に排出されるように構成されている、
ことを特徴とする地盤注入装置。 - 前記粉砕装置によりセメント粒子を粉砕した後のグラウトを分級処理し、粗粒分を分離除去する分級装置を備え、この分級装置により粗粒分を分離除去したグラウトを地盤内に注入する、請求項1記載の地盤注入装置。
- 前記粉砕装置は、前記粉砕部の数が増減可能なように構成されている、請求項1または2記載の地盤注入装置。
- 前記グラウトが、セメントミルクに分散剤を添加したものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の地盤注入装置。
- 前記圧送ポンプによる供給圧のみにより、前記粉砕装置における前記噴射・衝突がなされるとともに前記地盤への注入もなされるように構成されている、請求項1、3又は4記載の地盤注入装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005079242A JP4071245B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 地盤注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005079242A JP4071245B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 地盤注入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006257809A JP2006257809A (ja) | 2006-09-28 |
JP4071245B2 true JP4071245B2 (ja) | 2008-04-02 |
Family
ID=37097372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005079242A Expired - Fee Related JP4071245B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 地盤注入装置 |
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JP (1) | JP4071245B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009179973A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Asanuma Corp | 液状化防止工法 |
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2005
- 2005-03-18 JP JP2005079242A patent/JP4071245B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006257809A (ja) | 2006-09-28 |
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