JP4071076B2 - 自動ドア開閉装置 - Google Patents

自動ドア開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4071076B2
JP4071076B2 JP2002279418A JP2002279418A JP4071076B2 JP 4071076 B2 JP4071076 B2 JP 4071076B2 JP 2002279418 A JP2002279418 A JP 2002279418A JP 2002279418 A JP2002279418 A JP 2002279418A JP 4071076 B2 JP4071076 B2 JP 4071076B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
shaft
drive shaft
rotation range
free rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002279418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004116072A (ja
Inventor
英昭 惣浜
浩巳 刀根川
誠治 早川
英樹 坂尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Tokai Rika Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Chuo Hatsujo KK
Priority to JP2002279418A priority Critical patent/JP4071076B2/ja
Publication of JP2004116072A publication Critical patent/JP2004116072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4071076B2 publication Critical patent/JP4071076B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉と扉枠などの静止部材との間に設けるドアクローザを利用して手動操作でも開閉可能な自動ドア開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の出入口などの開口部を開閉する扉は、扉の左右いずれかの側部が扉枠または壁部といった静止部材にヒンジ結合により回動自在に取り付けられている。扉と静止部材との間には、扉の上部に位置するドアクローザにより、その閉鎖力を主に利用して扉を開放位置から閉鎖位置に回動させ、一方開扉時には開扉方向に自動回動可能な自動ドア開閉装置が設けられている。
【0003】
この種の自動ドア開閉装置については、本願出願人により出願された発明がある(例えば特許文献1参照)。この自動ドア開閉装置によれば、開扉時にモータにより駆動連結具の軸部が円筒穴の左端面を当接により押して被動連結具を左回転させる。このため、扉側アームが回動軸の回動に連動して固定アームも回動して扉を90度だけ開く。閉扉時にモータが逆転して駆動連結具の軸部とともに逆回動してストッパーが係止ピンに係合する位置に戻る。この時、ドアクローザ(または手動操作)による閉扉速度がモータによる閉扉速度よりも小さいと、駆動連結具の軸部と円筒穴の左端面との間に速度差に応じた大きさの遊び間隙が不可避的に生じる。閉扉後には、遊び間隙を減少させて駆動連結具の軸部を原位置に復帰させるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−96915号公報(第3−4頁、第4図)
【0005】
一方、自動ドア開閉装置の据付け時、扉側アームを扉から離間方向に回動調整して、扉側アームと扉との間に非調整時の扉側アームに対して所定の離間角度を形成することにより、Sクローザ、Fクローザがそれぞれの戻し角度を確保している。Sクローザ、Fクローザの設定により扉側アームが固定アームと協働し、扉を閉じる方向に付勢して確実で良好な閉扉状態を維持している。
閉扉状態で扉側アームを扉から離間方向に回動調整する際、被動連結具がSクローザあるいはFクローザの戻し角度に応じて開扉方向に回動する。このため、円筒穴の左端面が駆動連結具の軸部から離れて戻し角度に応じた遊び間隙が不可避的に発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように自動ドア開閉装置にあっては、戻し角度の調整により大小にばらつく遊び間隙が不可避的に生じるので、開扉動作時に駆動連結具の軸部が円筒穴の左端面に当接するまでに時間がかかるようになる。この結果、開扉動作開始から扉が実際に開くまでに時間遅れが生じ、開扉動作の応答性が低下して操作性が劣る不都合がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は開扉動作開始から実際に扉が開くまでに時間遅れが生じず、開扉動作の素早い応答性により操作者の意図どおり円滑に開扉動作が行われて開扉操作性が向上し、それでいて比較的簡素な構成で済みコスト的に有利になる自動ドア開閉装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(請求項1について)
本体には上下方向に指向する回動軸が設けられて回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれている。扉側アームは、基端が回動軸の一端に連結されて一体的に回動する。固定側アームは、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が扉側アームの先端に回動自在に連結されている。ドアクローザには、開扉動作に伴って閉扉方向への位置エネルギーが蓄積される。駆動軸は、回動軸にカップリングを介して連結されて駆動部により駆動される。
伝動機構に設けられた自由回動範囲制限手段は、駆動部の出力軸と駆動軸との間に設けられ、駆動軸と駆動軸を同軸に外嵌する外軸との間に配置されており、外軸に対する駆動軸の自由回動範囲を規制する。
作動制御部は、駆動部への作動制御により外軸の自由回動範囲制限手段および駆動軸を介して回動軸を正逆回動させて扉を開閉させる。開扉動作待機部は、開扉動作に先立って自由回動範囲制限手段と駆動軸との間で、駆動軸が自由回動範囲制限手段を介して外軸と当接して回動するまでの遊びを除去するため、自由回動範囲制限手段と駆動軸との間の遊び角度に対応する遅れ時間分だけ自由回動範囲制限手段を予め開扉方向に進めて待機動作を行う。
【0009】
(請求項2について)
本体には上下方向に指向する回動軸が設けられて回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれている。扉側アームは、基端が回動軸の一端に連結されて一体的に回動する。固定側アームは、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が扉側アームの先端に回動自在に連結されている。ドアクローザには、開扉動作に伴って閉扉方向への位置エネルギーが蓄積される。駆動軸は、回動軸にカップリングを介して連結されて駆動部により駆動される。
伝動機構に設けられた自由回動範囲制限手段は、駆動部の出力軸と駆動軸との間に設けられ、駆動軸と駆動軸を外嵌する外軸との間に配置されており、外軸に対する駆動軸の自由回動範囲を規制する。
作動制御部は、駆動部への作動制御により外軸の自由回動範囲制限手段および駆動軸を介して回動軸を正逆回動させて扉を開閉させる。
開扉動作待機部は、開扉動作に先立って自由回動範囲制限手段と駆動軸との間の遊びを除去するため、扉の開閉試運転に基づいて駆動部の開扉方向の電流対時間特性を求めて得られた遅れ時間分だけ自由回動範囲制限手段を予め開扉方向に進めて待機動作を行う。
【0010】
(請求項3について)
本体には上下方向に指向する回動軸が設けられて回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれている。扉側アームは、基端が回動軸の一端に連結されて一体的に回動する。固定側アームは、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が扉側アームの先端に回動自在に連結されている。ドアクローザには、開扉動作に伴って閉扉方向への位置エネルギーが蓄積される。駆動軸は、回動軸にカップリングを介して連結されて駆動部により駆動される。
伝動機構に設けられた自由回動範囲制限手段は、駆動部の出力軸と駆動軸との間に設けられ、駆動軸と駆動軸を外嵌する外軸との間に配置されており、外軸に対する駆動軸の自由回動範囲を規制する。
作動制御部は、駆動部への作動制御により外軸の自由回動範囲制限手段および駆動軸を介して回動軸を正逆回動させて扉を開閉させる。
開扉動作待機部は、開扉動作に先立って自由回動範囲制限手段と駆動軸との間の遊びを除去するため、開扉動作に先立って駆動負荷対時間特性を求めて得られた遅れ時間分だけ自由回動範囲制限手段を予め開扉方向に進めた後、駆動部の出力軸と伝動機構との噛み合いクリアランスの範囲内で閉扉方向に戻して待機動作を行う。
【0011】
(請求項4について)
本体には上下方向に指向する回動軸が設けられて回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれている。扉側アームは、基端が回動軸の一端に連結されて一体的に回動する。固定側アームは、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が扉側アームの先端に回動自在に連結されている。ドアクローザには、開扉動作に伴って閉扉方向への位置エネルギーが蓄積される。駆動軸は、回動軸にカップリングを介して連結されて駆動部により駆動される。
伝動機構に設けられた自由回動範囲制限手段は、駆動部の出力軸と駆動軸との間に設けられ、駆動軸と駆動軸を外嵌する外軸との間に配置されており、外軸に対する駆動軸の自由回動範囲を規制する。
作動制御部は、駆動部への作動制御により外軸の自由回動範囲制限手段および駆動軸を介して回動軸を正逆回動させて扉を開閉させる。
開扉動作待機部は、開扉動作に先立って自由回動範囲制限手段と駆動軸との間の遊びを除去して待機動作を行うとともに、駆動負荷対時間特性を定期的に点検することにより待機時間の初期設定値からの偏差を求めて待機時間を修正する追加機能を有する。
【0012】
(請求項5について)
伝動機構は、外軸の外周部に固定された扇型ギアを有して扇型ギアの回動変位を規制する回動範囲制限手段と、駆動部の出力軸と扇型ギアとの間に配した減速機構を備える。
【0014】
【発明の作用および効果】
(請求項1について)
自動ドア開閉装置における伝動機構は、駆動軸と外軸との間に配置されて外軸に対する駆動軸の自由回動範囲を規制する自由回動範囲制限手段を備える。作動制御部により駆動部を作動制御すると、外軸の自由回動範囲制限手段および駆動軸を介して回動軸が正逆回動して扉を自動開閉する。開扉動作待機部により、開扉動作に先立って自由回動範囲制限手段と駆動軸との間の遊びを除去する。
すなわち、開扉動作待機部により、自由回動範囲制限手段と駆動軸との間の遊び角度を遅れ時間分に対応させて自由回動範囲制限手段を開扉方向に進めておいて駆動部の初期進み量を設定する。これにより、開扉動作開始から自由回動範囲制限手段を駆動軸に直接当接させた状態とすることができる。
【0015】
この結果、開扉動作開始から実際に扉が開くまでに時間遅れが生じず、開扉動作の素早い応答性により操作者の意図どおり円滑に開扉動作が行われて開扉操作性が向上する。しかも、遊び角度に対応する遅れ時間分は、駆動部に送る回転数や検出パルス数により駆動制御可能なので、比較的簡素な構成で遊びを除去することができてコスト的に有利である。
【0016】
(請求項2について)
開扉動作待機部により、扉の開閉試運転による電流対時間特性を求めて得られた遅れ時間分だけ自由回動範囲制限手段を開扉方向に進めておく。これにより、開扉動作開始から自由回動範囲制限手段を駆動軸に直接当接させた状態とすることができて請求項1と同様な効果が得られる。
【0017】
(請求項3について)
開扉動作待機部により、開扉動作前の駆動負荷対時間特性を求めて得られた遅れ時間分だけ自由回動範囲制限手段を開扉方向に進めている。これにより、開扉動作開始から自由回動範囲制限手段を駆動軸に直接当接させた状態が実現して請求項1と同様な効果が得られる。
また、自由回動範囲制限手段を開扉方向に進めた後、駆動部の出力軸と伝動機構との噛み合いクリアランスの範囲内で閉扉方向に戻しておくので、開扉方向に対して駆動部の噛合状態が中立位置にあって駆動部はゼロ負荷状態になっている。このため、駆動部の起動時に無負荷状態から円滑な起動を行うことができて起動時の負荷を軽減することができる。
【0019】
(請求項4について)
開扉動作待機部により、追加機能を用いて定期的な点検により得られた駆動負荷対時間特性から待機時間の初期設定値からの偏差を求めて待機時間を修正しておく。
長期使用に伴う各部材の経時的変化により、予め設定した待機時間の遅れ時間にずれが生じることがあるが、追加機能により遅れ時間のずれを偏差として待機時間を修正することができる。このため、各部材の経時的変化による待機時間のずれが偏差により補償されて操作者の意図どおり円滑な開扉操作性を維持することができる。この場合、偏差に対応する進み時間分あるいは遅れ時間分は、駆動部に送る回転数や検出パルス数により駆動制御することができる。
【0020】
(請求項5について)
伝動機構は、外軸に固定した扇型ギアを回動範囲制限手段を介して減速機構に連結している。このため、伝動機構を比較的簡素な構造でコンパクトかつコスト的に有利に製作することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の各実施例を図面を参照しながら説明する。
図1ないし図11は本発明の第1実施例を示す。ドア部の正面を示す図1において、静止部材としてのドア枠1には、左側部の上下のヒンジ2、2aを介して回動自在に連結され、紙面の後方に開く扉3が嵌め込まれている。扉3の上部のヒンジ2側とドア枠1の上部桟4との間には、ドアクローザ5が装着されている。ドアクローザ5の下方には、自動ドア開閉装置6が近接状態に取り付けてある。自動ドア開閉装置6とドアクローザ5との間は、図2に示すようにカップリング7により連結されている。
【0024】
ドアクローザ5においては、横長で偏平なケーシング8を備えた本体9が、扉3のヒンジ2側の上部に4本のビスPにより略水平状態に取り付けられている。ケーシング8の中央よりややヒンジ2寄りには、上下両端部10、11を突き出した回動軸12が設けられている。回動軸12の上下両端部10、11には、カップリング7を構成する四角凸部13、14が突設されている。
【0025】
回動軸12は、ケーシング8内に設けられたバネおよび油圧による付勢・減衰手段(図示せず)により、扉3の開閉動作を減衰するとともに、開扉動作に伴ってバネを圧縮することにより閉扉方向の付勢力が位置エネルギーとして蓄積されるようになっている。
【0026】
回動軸12の上端部10には、扉側アーム15の基端15aが四角凸部13に嵌合して連結され、扉側アーム15が回動軸12と一体的に回動するようになっている。ドア枠1の上部桟4にはブラケット16が締結されており、ブラケット16には固定側アーム17の基端17aが略水平面内で回動自在に連結されている。扉側アーム15の先端と固定側アーム17の先端とは、支点18により回動自在に連結されている。
【0027】
自動ドア開閉装置6は、図2ないし図4に示すようにケーシング8と略同一幅を有し、横長で偏平な箱状のハウジング19を備えている。ハウジング19は、ドアクローザ5の取り付けと同時に4本のビスPにより扉3に締結される矩形の基盤20を有する。基盤20の上半部にはケーシング8が4本のビスPにより扉3に取り付けられており、基盤20の下半部にはハウジング19が4本のビスP(図示せず)により基盤20の表面に取り付けられている。
【0028】
ハウジング19は、湾曲状の前面部と平坦な左右側面板21とを有する天板22および底板23とからなる背面開口型の構造を呈している。ハウジング19の中央よりやや左側の回動軸12との対応位置には天板22および底板23に丸穴24、25が開口されている。駆動軸26は、回動軸12と同軸的に取り付けられ、駆動軸26の上下端部26a、26bは丸穴24、25を介して外部にそれぞれ突出している。
【0029】
駆動軸26の上下端部26a、26bには、カップリング7を構成すべく四角凸部13、14に嵌合する四角凹部27、28が設けられている。これにより、自動ドア開閉装置6は、図1に示す右開き扉3に装着する型式のハウジング19を上下反転して図5に示す左開き扉3aのドアクローザ5における本体9の下部に取り付けることができる。
【0030】
駆動軸26は、図6に示すように上部にキー溝29を有する筒状の外軸30内に回動自在に嵌め込まれている。駆動軸26には、図7に示すように中間よりやや下部に径小なカム状の径小部31が切欠き形成されている。径小部31は、円弧状をなす背面部32、並列する側面部33、34および二等辺直角三角形状の頂面部35、36からなる五角柱状部37を形成している。
【0031】
外軸30の下部には、手動操作による扉3の回動範囲(駆動軸26と外軸30との相対回動範囲)を180度に規制する自由回動範囲制限機構38が自由回動範囲制限手段として設けられている。手動操作が可能な自由回動範囲制限機構38は、五角柱状部37とストッパーとしての帯板39とからなる。外軸30には、スリット40を軸芯に対して直交方向(接線方向)で偏芯した位置に貫通状態に形成している。スリット40には、帯板39を嵌入してビス41により外軸30に固定している。
【0032】
外軸30の上部には、外軸30の自動回動範囲を略90度に規制する回動範囲制限機構43を回動範囲制限手段として設け、駆動部としてのモータ42による扉3の回動範囲を同角度に規定する。回動範囲制限機構43は、キー溝29に差し込まれたキー(図示せず)により外軸30に固定され四分円状の扇型ギア44とハウジング19の基盤20とから構成されている。扇型ギア44は、互いに直交する一側辺45および他側辺46を有し、一側辺45が基盤20に当接する位置では扉3が閉じ、他側辺46が基盤20に当接する位置では扉3が90度だけ開く。
【0033】
ハウジング19の外軸30の側方(図2に示す右側の下部)には、モータ42が出力軸47を略垂直上方に突き出して設置されている。出力軸47の上端には出力ギア48が連結されている。出力ギア48と扇型ギア44(外軸30)との間には、減速機構49を伝動機構として設けている。減速機構49は、外軸30とモータ42との間に外軸30と左右に略同一レベルで設置した支軸50〜52に大小のギアを配した減速ギア列で構成されている。
【0034】
モータ42の駆動に伴い、扇型ギア44が図8の(イ)に実線で示す位置と一点鎖線で示す位置との間で略90度の範囲で回動し、一側辺45と他側辺46とがハウジング19の基盤20に交互に当接する。駆動軸26と外軸30とは、図8の(ロ)に示すように側面部33が帯板39に当接した位置から、(ハ)に示すように頂点Axが帯板39に当接した位置を経て、(ニ)に示すように側面部34が帯板39に当接する位置まで略180度だけ回動可能になっている。
【0035】
自動ドア開閉装置6による扉3の開閉動作を説明する。モータ42には、ドア開スイッチ53およびドア閉スイッチ54と商業電源とを含む通電制御回路55が作動制御部として接続されている。扉3を閉じた状態では、図8の(イ)、(ロ)に実線で示すように扇型ギア44の一側辺45が基盤20に当接しているため、扉3は手動操作で略180度だけ開扉方向に回動することができる。
【0036】
閉扉状態でドア開スイッチ53を押すと、モータ42が回転して出力ギア48および減速機構49を介して扇型ギア44が右回動し、図8の(イ)に一点鎖線で示すように略90度回動した位置に変位し、他側辺46が基盤20に当接して停止する。扇型ギア44の回動により外軸30が一体に回動し、駆動軸26は外軸30の回動に連動し、同図の(イ)に一点鎖線で示す略90度回転した位置まで変位する。
【0037】
カップリング7により駆動軸26に連結された回動軸12が回動し、扉側アーム15は駆動軸26と一体に回動するため、固定側アーム17も連動して回動し扉3は略90度だけ開く。この状態では、扉3は手動操作により開扉方向にさらに回動させることができる。
【0038】
回動軸12には、回動に伴いドアクローザ5内のバネに閉扉方向の位置エネルギーが蓄積される。モータ42への通電量を調整することにより、ドアクローザ5による閉扉方向のトルクと釣り合わせて扉3の開放度を例えば略90度に維持することができる。なお、減速機構49内に傘歯車、ウォームギアなどの逆駆動阻止手段を用いて、モータ42への通電を停止させる構成にしてもよい。
【0039】
開いた扉3を閉じる際、ドア閉スイッチ54の押圧操作によりモータ42が逆転する。ドアクローザ5(または手動操作)による閉扉速度がモータ42による閉扉速度より小さい場合、モータ42に支援されることなくドアクローザ5で設定された速度で閉扉される。逆にドアクローザ5(または手動操作)による閉扉速度がモータ42による閉扉速度より大きい場合、扉3はドアクローザ5内で圧縮されたバネの復帰力によりモータ42を加速しながら閉じる。このため、扉3は、ドアクローザ5内のダンパーで減衰された閉扉速度よりさらにゆっくりした閉扉速度で閉じる。いずれの場合も閉扉速度が低くなるように設定して安全性を確保している。
【0040】
図9は開扉動作待機部56の作動を示す。開扉動作待機部56は開扉操作に先立って待機動作を行うために設けている。待機動作により、図10に示すように自由回動範囲制限機構38の帯板39と駆動軸26との間に生ずる遊び角度φS、φFに対応する遅れ時間分だけ自由回動範囲制限機構38を予め開扉方向に進める。
【0041】
開扉動作時、図8の(イ)、(ロ)のように自由回動範囲制限機構38における帯板39が駆動軸26の五角柱状部37の側面部33に当接した状態から回動する場合に対し、ドアクローザ5の扉側アーム15および固定側アーム17の取付け時に図10のように遊び角度φS、φFが生じる場合がある。
この理由として、図11の(イ)に示すように扉側アーム15を取り付けてから固定側アーム17を設置する際、同図の(ロ)、(ハ)に矢印Kで示すように扉側アーム15を開扉方向に若干回動して扉3に閉扉方向の付勢力を付与することが挙げられる。このため、扉側アーム15と固定側アーム17との間に空回り角度θS、θFがSクローザおよびFクローザとして発生し、駆動軸26が開扉方向に回動変位して帯板39と駆動軸26との間に遊び角度φS、φFが生じる。
【0042】
待機動作を行うにあたっては、図9の(イ)に示す待機動作開始部57を操作する。このため、電源Pwが入って遅れ時間検出部58により同図の(ロ)に示す遅れ時間ΔTを遊び角度φSあるいはφFとして検出する。遅れ時間ΔTは、扉3の開閉試運転に基づいてモータ42の開扉方向の電流対時間特性Mの時間差を待機時間として予め算出しておいたものである。遅れ時間ΔTは、演算部59により遊び角度φSあるいはφFに対応する待機回転数あるいは待機パルス数に変換されて通電制御部60によりモータ42を開扉方向に通電してモータ42の初期進み量を設定する(開扉待機モードの実行)。
【0043】
このため、自由回動範囲制限機構38の外軸30が、図10に矢印Lで示す方向に遊び角度φSあるいはφFだけ回動して遊び角度φSあるいはφFを除去する。これにより、自由回動範囲制限機構38の帯板39を駆動軸26の五角柱状部37の側面部33に当接させて待機動作を終了する。待機動作の終了後に開扉動作を行うと、外軸30は当初から帯板39を五角柱状部37の側面部33に直接当接させた状態で回動する。この結果、開扉動作に即応して操作者の意図どおり円滑に扉3が開き始めて開扉操作性が向上する。なお、待機時間は、遊び角度φSあるいはφFに対応する算出値よりも僅かに小さく設定し、扉3の開放を開扉動作に僅差で遅れさせて開扉操作を緩和する余裕を持たせてもよい。
【0044】
図12は本発明の第2実施例を示す。第2実施例では、第1実施例の遅れ時間検出部58に代わって駆動負荷検出部61を設けている。このため、開扉動作に先立ってモータ42の駆動負荷対時間特性を求めて得られた負荷急増部Rpに対する遅れ時間ΔTxを初期設定値として決める。遅れ時間ΔTxを待機時間として図10の遊び角度φSあるいはφFに対応さている。
【0045】
この場合、待機動作は完全に閉扉した状態で行うので、待機動作開始部57を操作すると、全閉扉検出部62により扉3が完全に閉じているかを確認する。扉3の全閉を確認すると、電源Pwが入って駆動負荷検出部61により遅れ時間ΔTxを遊び角度φSあるいはφFとして検出する。遅れ時間ΔTxは、第1実施例で述べたと同様に、演算部59により遊び角度φSあるいはφFに対応する待機回転数あるいは待機パルス数に変換されて通電制御部60によりモータ42を開扉方向に通電する。
【0046】
その後、バックラッシ検出部63により、モータ42の出力ギア48と減速機構49(図2参照)との間のバックラッシをクリアランスとして検出し、バックラッシの例えば1/3〜1/10程度の設定量を戻し時間として算出する。戻し時間は、戻し回転数あるいは戻しパルス数に変換されて通電制御部60によりモータ42を閉扉方向に通電する(開扉待機モードの実行)。
【0047】
第2実施例では、開扉待機モードの実行時にモータ42の出力ギア48と減速機構49との間のバックラッシの範囲内でモータ42を閉扉方向に通電している。これにより、出力ギア48の噛合状態が開扉方向に対して中立位置にあり、モータ42は無負荷状態になっている。この結果、第2実施例では、第1実施例の効果に加えて、モータ42の作動時に無負荷状態から円滑な起動を行えて起動時の負荷を軽減できる利点が得られる。なお、第2実施例においてバックラッシ検出部63は所望に応じて設け、不要な場合は省略することができる。
【0048】
図13は本発明の第3実施例を示す。第3実施例では、第2実施例における駆動負荷対時間特性を例えば定期的に点検することにより、待機時間の初期設定値からの偏差(±ΔD)を求めて待機時間を修正する追加機能を有する。このため、第3実施例では、開扉動作待機部56の電源Pwと演算部59との間に特性更新部64を設け、定期的点検により得られた駆動負荷対時間特性により遅れ時間ΔTxに偏差(±ΔD)を加えて待機時間を更新値(ΔTx±ΔD)に規則的に修正する。
【0049】
長期使用に伴い、ドア部を構成する各部材の経時的変化により、予め設定した待機時間の遅れ時間ΔTxにずれが生じることがあるが、第3実施例では追加機能により各部材に基づく遅れ時間ΔTxのずれを偏差(±ΔD)として待機時間を修正している。この結果、各部材の経時的変化によるずれが偏差(±ΔD)により補正されて操作者の意図どおりの円滑な開扉操作性を維持することができる。
【0050】
上記実施例では、モータ42の起動手段としてドア開スイッチ53およびドア閉スイッチ54を用いたが、これは赤外線、電磁波あるいは超音波を利用した遠隔操作装置であってもよく、扉3を通過するか又は接近した人を検知して作動する近接センサや扉3の把手Np(図1参照)に対する接触を検出するタッチセンサを使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドア部を示す正面図である(第1実施例)。
【図2】ドアクローザの正面図である。
【図3】ドアクローザの平面図である。
【図4】ドアクローザの右側面図である。
【図5】左開き扉のドアを示す正面図である。
【図6】駆動軸と外軸との組付け体の斜視図である。
【図7】駆動軸と外軸との分解斜視図である。
【図8】(イ)〜(ニ)は作動説明のために示す駆動軸および外軸の拡大横断面図である。
【図9】(イ)は開扉動作待機部を示すブロック図、(ロ)は電流対時間特性を示す曲線である。
【図10】(イ)、(ロ)は、作動説明のために示す駆動軸および外軸の拡大横断面図である。
【図11】(イ)〜(ハ)は、遊び間隙が生じる理由として扉側アームと固定側アームとの関係を示す概略図である。
【図12】(イ)は開扉動作待機部を示すブロック図、(ロ)は駆動負荷対時間特性を示す曲線である(第2実施例)。
【図13】開扉動作待機部を示す部分的ブロック図である(第3実施例)。
【符号の説明】
1 ドア枠(静止部材)
3、3a 扉
5 ドアクローザ
6 自動ドア開閉装置
7 カップリング
8 ケーシング
9 本体
12 回動軸
15 扉側アーム
17 固定側アーム
19 ハウジング
26 駆動軸
30 外軸
37 五角柱状部
38 自由回動範囲制限機構(自由回動範囲制限手段)
39 帯板
42 モータ(駆動部)
43 回動範囲制限機構(回動範囲制限手段、伝動機構)
44 扇型ギア
47 出力軸
48 出力ギア
49 減速機構(伝動機構)
55 通電制御回路(作動制御部)
56 開扉動作待機部
15a、17a 基端

Claims (5)

  1. 扉に取り付けられるケーシング内に、上下方向に指向する回動軸が設けられて前記回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれた本体と、基端が前記回動軸の一端に連結されて一体的に回動する扉側アームと、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が前記扉側アームの先端に回動自在に連結された固定側アームとを有して開扉動作時に閉扉方向への位置エネルギーが蓄積されるドアクローザと、
    前記回動軸にカップリングを介して連結された駆動軸を駆動する駆動部と、
    前記駆動部の出力軸と前記駆動軸との間に設けられ、前記駆動軸と前記駆動軸を同軸に外嵌する外軸との間に配置されて前記外軸に対する前記駆動軸の自由回動範囲を規制する自由回動範囲制限手段を備えた伝動機構と、
    前記駆動部への作動制御により前記外軸の前記自由回動範囲制限手段および前記駆動軸を介して前記回動軸を正逆回動させて前記扉を開閉させる作動制御部と、
    前記開扉動作に先立って前記自由回動範囲制限手段と前記駆動軸との間で、前記駆動軸が前記自由回動範囲制限手段を介して前記外軸と当接して回動するまでの遊びを除去するため、前記自由回動範囲制限手段と前記駆動軸との間の遊び角度に対応する遅れ時間分だけ前記自由回動範囲制限手段を予め開扉方向に進めて待機動作を行う開扉動作待機部とを備えることを特徴とする自動ドア開閉装置。
  2. 扉に取り付けられるケーシング内に、上下方向に指向する回動軸が設けられて前記回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれた本体と、基端が前記回動軸の一端に連結されて一体的に回動する扉側アームと、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が前記扉側アームの先端に回動自在に連結された固定側アームとを有して開扉動作時に閉扉方向への位置エネルギーが蓄積されるドアクローザと、
    前記回動軸にカップリングを介して連結された駆動軸を駆動する駆動部と、
    前記駆動部の出力軸と前記駆動軸との間に設けられ、前記駆動軸と前記駆動軸を外嵌する外軸との間に配置されて前記外軸に対する前記駆動軸の自由回動範囲を規制する自由回動範囲制限手段を備えた伝動機構と、
    前記駆動部への作動制御により前記外軸の前記自由回動範囲制限手段および前記駆動軸を介して前記回動軸を正逆回動させて前記扉を開閉させる作動制御部と、
    前記開扉動作に先立って前記自由回動範囲制限手段と前記駆動軸との間の遊びを除去するため、前記扉の開閉試運転に基づいて前記駆動部の開扉方向の電流対時間特性を求めて得られた遅れ時間分だけ前記自由回動範囲制限手段を予め開扉方向に進めて待機動作を行う開扉動作待機部を備えることを特徴とする自動ドア開閉装置。
  3. 扉に取り付けられるケーシング内に、上下方向に指向する回動軸が設けられて前記回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれた本体と、基端が前記回動軸の一端に連結されて一体的に回動する扉側アームと、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が前記扉側アームの先端に回動自在に連結された固定側アームとを有して開扉動作時に閉扉方向への位置エネルギーが蓄積されるドアクローザと、
    前記回動軸にカップリングを介して連結された駆動軸を駆動する駆動部と、
    前記駆動部の出力軸と前記駆動軸との間に設けられ、前記駆動軸と前記駆動軸を外嵌する外軸との間に配置されて前記外軸に対する前記駆動軸の自由回動範囲を規制する自由回動範囲制限手段を備えた伝動機構と、
    前記駆動部への作動制御により前記外軸の前記自由回動範囲制限手段および前記駆動軸を介して前記回動軸を正逆回動させて前記扉を開閉させる作動制御部と、
    前記開扉動作に先立って前記自由回動範囲制限手段と前記駆動軸との間の遊びを除去するため、前記開扉動作に先立って駆動負荷対時間特性を求めて得られた遅れ時間分だけ前記自由回動範囲制限手段を予め開扉方向に進めた後、前記駆動部の前記出力軸と前記伝動機構との噛み合いクリアランスの範囲内で閉扉方向に戻して待機動作を行う開扉動作待機 部とを備えることを特徴とする自動ドア開閉装置。
  4. 扉に取り付けられるケーシング内に、上下方向に指向する回動軸が設けられて前記回動軸に対する付勢・減衰手段が組み込まれた本体と、基端が前記回動軸の一端に連結されて一体的に回動する扉側アームと、基端が静止部材に回動自在に連結されて先端が前記扉側アームの先端に回動自在に連結された固定側アームとを有して開扉動作時に閉扉方向への位置エネルギーが蓄積されるドアクローザと、
    前記回動軸にカップリングを介して連結された駆動軸を駆動する駆動部と、
    前記駆動部の出力軸と前記駆動軸との間に設けられ、前記駆動軸と前記駆動軸を外嵌する外軸との間に配置されて前記外軸に対する前記駆動軸の自由回動範囲を規制する自由回動範囲制限手段を備えた伝動機構と、
    前記駆動部への作動制御により前記外軸の前記自由回動範囲制限手段および前記駆動軸を介して前記回動軸を正逆回動させて前記扉を開閉させる作動制御部と、
    前記開扉動作に先立って前記自由回動範囲制限手段と前記駆動軸との間の遊びを除去して待機動作を行う開扉動作待機部とを備え
    前記開扉動作待機部は、前記駆動負荷対時間特性を定期的に点検することにより待機時間の初期設定値からの偏差を求めて前記待機時間を修正する追加機能を有していることを特徴とする自動ドア開閉装置。
  5. 前記伝動機構は、前記外軸の外周部に固定された扇型ギアを有して前記扇型ギアの回動変位を規制する回動範囲制限手段と、前記駆動部の前記出力軸と前記扇型ギアとの間に配した減速機構を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自動ドア開閉装置。
JP2002279418A 2002-09-25 2002-09-25 自動ドア開閉装置 Expired - Fee Related JP4071076B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002279418A JP4071076B2 (ja) 2002-09-25 2002-09-25 自動ドア開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002279418A JP4071076B2 (ja) 2002-09-25 2002-09-25 自動ドア開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004116072A JP2004116072A (ja) 2004-04-15
JP4071076B2 true JP4071076B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=32274431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002279418A Expired - Fee Related JP4071076B2 (ja) 2002-09-25 2002-09-25 自動ドア開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4071076B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004116072A (ja) 2004-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4802706A (en) Rotary seat for vehicle
JP3735333B2 (ja) ドア開閉装置
US6568720B1 (en) Door lock with roller catch, especially for motor vehicles
EP0897443B1 (en) Power striker with over-ride capabilities
US11454059B2 (en) Vehicle side door opening/closing device
WO2011042018A1 (en) Door control system
JP4071076B2 (ja) 自動ドア開閉装置
JP3300105B2 (ja) 自動車のドア開閉装置
JP3990604B2 (ja) 自動ドア開閉装置
JPH0884692A (ja) 洋式便器における便座や便蓋の自動開閉装置
JP2002121947A (ja) ドアロック装置
US1341775A (en) Door-operating mechanism
JP4024398B2 (ja) 自動ドア開閉装置
KR100279730B1 (ko) 안전 도어클로저
JP3916698B2 (ja) 電気錠
JPH1132945A (ja) 便座や便蓋の開閉装置
JP4295006B2 (ja) バックドア開閉システム
JP3796955B2 (ja) 跳ね上げ式門扉
JP4295007B2 (ja) バックドア開閉システム
JP3475775B2 (ja) 跳ね上げ式門扉
JP3729639B2 (ja) 変速機付き駆動装置を備えたシャッター
JP2003339576A (ja) 便座・便蓋の自動開閉装置
JP2602472Y2 (ja) 自動車用の扉体のクロージャ装置
JP2566732Y2 (ja) 自動車の自動ドア開閉装置
JP3627126B2 (ja) 建築用電動開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080116

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees