JP4070625B2 - 発光ダイオード投光装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配光特性を可変にした発光ダイオード投光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、発光ダイオードを光源とする投光装置が開発され、実用に供されだした。この種の投光装置としては、例えば四角形の板状基板に複数の発光ダイオードを実装してなる発光ダイオードモジュール4個を互いに左右上下が隣接するように四角形状に配置するとともに、4個の発光ダイオードモジュールが隣接する中央部において、4個の発光ダイオードモジュールの互いに隣接する隅角部を前後方向へ同時に移動させるように構成されている。そして、各ダイオードモジュールを同一平面内に沿って配置したり、上記の移動により傾斜させたりすることにより、配光を可変にしたビデオ撮影用の小形、軽量のLEDライト(商品名「Nライト」、NEP株式会社販売)が知られている。
【0003】
発光ダイオード投光装置は、従来のハロゲン電球や放電ランプを光源として用いる投光装置に採用されている集光レンズや反射鏡を用いる必要がないので、以下に示す利点がある。
光源が高温にならないので、従来のハロゲン電球や放電ランプにおけるような火傷、火災、光源の短寿命などによる照明演出への支障をきたす虞がない。
光源体積が小さいので、投光装置を小形、軽量化しやすい。そのため、取扱いが容易になる。
使用電力が少なくて済むので、電源容量が小さくなる。特に携帯形の投光装置にあっては、携帯用電源を小形化できるために、動きやすくなり、ビデオ撮影者やその補助者の負担が大幅に軽減される。
使用電力が少なくて済むのに伴って、照明制御のための点滅スイッチや制御回路部品が小形化され、電力損および発熱が少なくなり、これによって照明機材の磨耗故障率が低減し、長寿命で、高信頼性を得やすい。
調光制御においても、そのための制御回路部品が小形化され、電力損および発熱が少なくなり、これによって照明機材の磨耗故障率が低減し、長寿命で、高信頼性を得やすい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記の例のように従来の発光ダイオード投光装置は、上記のように多くの利点があるにもかかわらず、配光特性が変化するものの照度分布の均整度が甚だ低くなる。特にフラッド形の配光特性の場合、配光の中心部の照度低下が顕著になる。そのため、ビデオ撮影用などの照明手段として実用上問題があり、完成度の低いものであった。
【0005】
本発明は、配光特性が可変であるとともに、それぞれの配光特性において照度分布の均整度が良好な発光ダイオード投光装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】
請求項1の発明の発光ダイオード投光装置は、板状の基板および板状の基板に実装された複数の発光ダイオードを備え、中心部に固定的に配設された第1の発光ダイオードモジュールと;板状の基板および板状の基板に実装された複数の発光ダイオードを備えた第2の発光ダイオードモジュールの複数が第1の発光ダイオードモジュールの周囲に環状に配設されるとともに、それぞれの第2の発光ダイオードモジュールが前記中心部からの放射方向に沿って傾動可能になっていて、かつ、多重環状に配置された複数の環状発光ダイオードモジュール群と;複数の第2の発光ダイオードモジュールをそれぞれの環状発光ダイオードモジュール群ごとに同期して傾動させて所望の位置で静止させる配光変更操作手段と;を具備していることを特徴としている。
【0007】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0008】
<第1の発光ダイオードモジュールについて> 第1の発光ダイオードモジュールは、中心部に固定的に配設されており、板状の基板および複数の発光ダイオードを備えている。
【0009】
(板状の基板について) 板状の基板は、発光ダイオードを支持する機能を有していればよく、配線機能を備えていることは必ずしも重要ではない。例えば、板状の基板は、発光ダイオードの支持のみを行い、基板とは別に導線またはフレキシブル配線基板を用いて所要の配線を行うように構成することができる。この場合の一実施の形態として、発光ダイオードの挿入孔を有し、発光ダイオードを当該挿入孔に挿入して支持するようにした整列板を板状の基板として備えることも許容される。しかし、板状の基板として配線基板を用いることにより、発光ダイオードの支持と配線とを同時に行うことができるので、構造が簡単になるとともに、薄形化および軽量化を図るのに都合がよい。
【0010】
また、板状の基板は、円形の配光特性を得る場合、発光ダイオードの実装の輪郭線が円形または正多角形、例えば正四角形などの形状をなしているように発光ダイオードの実装のための配線ランドなどを備えているように構成するのが好ましい。これに対して、四角形の配光特性を得る場合、上記輪郭線が四角形またはほぼ四角形になっているのが好ましい。なお、板状の基板自体の形状は自由である。
【0011】
(発光ダイオードについて) 発光ダイオードは、その発光色が要求される色度に応じて選定される。投光装置において、一般的には白色光を投光するように構成されるので、発光ダイオードの発光によって白色光が投光されるように構成する。しかし、所望によりいわゆる有色光が投光されるように構成されることを許容する。発光ダイオード単体で所要の発光色が得られないとき、または所望により、複数色の発光を加色混光して所望の発光色を得るように構成することができる。例えば、白色光を得るには、RGB3色の発光を行う3種類の発光ダイオードを用いて、これらを同時にまたは時分割的に点灯するように構成すればよい。なお、後者の場合、時分割点灯であっても、人の眼の残像効果により白色光として感じることができる。また、RGB3色に加えて補助的に他の発光色の発光ダイオードを加えて色度を所望に補正することができる。あるいは、単体で白色光を発光する発光ダイオードを用いることもできる。
【0012】
また、複数種の発光色の発光ダイオードを備えている場合に、発光色ごとに選択的に点灯することにより、多色の発光を切り換え可能に発生するように構成することもできる。
【0013】
さらに、発光ダイオードは、レンズ形、表面実装形、集積形など多様な形態のものを用いることができる。なお、本発明において、「レンズ形」とは、プラスチックスレンズの内部に発光ダイオードチップを内蔵し、背面からリードワイヤが延在する構成である。「表面実装形」とは、延在するリードワイヤに代えて表面実装用の端子が背面およびまたは側面に形成されている。「集積形」とは、複数の発光ダイオードが単一の基板に配列されている構成である。
【0014】
さらにまた、発光ダイオードは、狭角配光を有している。そこで、第1の発光ダイオードモジュールが担当する被照面の照度分布の均整度を良好にするために、リードワイヤタイプの発光ダイオードを用いる場合には、発光ダイオードの2本のリードワイヤを発光ダイオード投光装置の発光面の中心部を中心とする円周上にほぼ沿って配置されるように実装することができる。これにより、基板面に対する発光中心軸の向きを上記中心部に対する放射方向に沿って発光ダイオードの発光を分散または求心方向に調整することが可能になる。
【0015】
さらにまた、第1の発光ダイオードモジュールは、発光ダイオードが狭角配光特性を有するので、配光特性のうち中心領域のように局部的で固定的な領域に対する投光を担当するのに好ましい。
【0016】
(第1の発光ダイオードモジュールの配置について) 第1の発光ダイオードモジュールは、後述する複数の環状発光ダイオードモジュール群の中心部に配置されて、投光の配光特性の中央領域を担当するように構成すると設計が容易になる。本発明によれば、投光の際の配光特性は、後述するように例えばスポット形の配光から拡散形の配光までといった具合に、多様に変化させることができる。しかしながら、いずれの種類の配光特性においても配光の例えば中心部のように固定的な領域に対する投光は不変であるから、第1の発光ダイオードモジュールは、固定的に配設されることにより、この不変の固定的な配光領域に対する投光を担当する。しかし、要すれば、第1の発光ダイオードモジュールは、投光の配光特性の中央領域でないが、いずれの配光特性においても固定的に投光するような領域を担当するように構成することができる。
【0017】
<複数の環状発光ダイオードモジュール群について> 複数の環状発光ダイオードモジュール群は、それぞれが後述する複数の第2の発光ダイオードモジュールを環状に配設して構成される。そして、第1の発光ダイオードモジュールの周囲に多重で、しかも、ほぼ同心の環状をなすように配置されている。それぞれの環状発光ダイオードモジュール群を構成する第2の発光ダイオードモジュールの好ましい数は、5個以上、より好適には6個以上である。
【0018】
環状発光ダイオードモジュール群の数は複数であるが、その数を所望により適宜設定することができる。例えば、環状発光ダイオードモジュール群が2つからなる場合、内側の環状発光ダイオードモジュール群は、第1の発光ダイオードモジュールの外側に最も近い位置において第1の発光ダイオードモジュールの周囲に配設される。これに対して、外側の環状発光ダイオードモジュール群は、内側の環状発光ダイオードモジュール群のさらに外側において、内側の環状発光ダイオードモジュール群の外周に接近する位置において、第1の発光ダイオードモジュールの周囲に配設される。その結果、内側の環状発光ダイオードモジュール群と外側の環状発光ダイオードモジュール群とは、多重環状をなすように配置される。
【0019】
また、複数の環状発光ダイオードモジュール群は、第1の発光ダイオードモジュールとともに、ほぼ同一平面内に配置される。なお、「ほぼ同一平面」とは、発光ダイオード投光装置が薄形になる特徴を維持している範囲内で前後に位置がずれていることを許容する意味である。例えば、第1の発光ダイオードモジュールが環状発光ダイオードモジュール群の第2の発光ダイオードモジュールが傾動するのを阻害しないように、両者の位置を相対的に後退または前進させてずらすことができる。
【0020】
さらに、環状発光ダイオードモジュール群の環の形状は、これを円環状、角形状、例えば四角形状など、得ようとする配光特性の形状に合わせて設定することができる。しかし、ビデオ撮影用やスタジオ用の発光ダイオード投光装置の場合、円形状の配光特性が要求されることが多いので、環状発光ダイオードモジュール群の環の形状は、円環状をなしているのが好ましい。
【0021】
さらにまた、環状発光ダイオードモジュール群に配置される発光ダイオードの数は、第1の発光ダイオードモジュールに実装される発光ダイオードの数より多いとともに、一般的に多重環状配置の外側に位置する環状発光ダイオードモジュール群ほど多くなっているのがよい。すなわち、配光特性上の領域と、複数の環状発光ダイオードモジュール群とを正対する関係に構成すると設計が容易になるが、この場合、配光特性の外側の領域であるほど担当する投光領域の面積が大きくなる。したがって、配光特性内の照度の均整度を良好にするためには、面積の大きい投光領域を担当する環状発光ダイオードモジュール群から発生する光量を多くする必要がある。そのためには、例えば発光ダイオードの数を所要の光量に比例して増加するのがよい。これを実現するためには、多重環状配置の外側に位置する環状発光ダイオードモジュール群に用いる第2の発光ダイオードモジュールの面積をより多くの発光ダイオードを実装できるように相対的に大きくするか、第2の発光ダイオードモジュールの数を多くすればよい。以上を要約すれば、本発明において、相対的に内側に位置する環状発光ダイオードモジュール群より外側に位置する環状発光ダイオードモジュール群は、使用する第2の発光ダイオードモジュールの大きさまたは数を多くするのがよい。
(第2の発光ダイオードモジュールについて) 第2の発光ダイオードモジュールは、第1の発光ダイオードモジュールにおけるのと同様に板状の基板および複数の発光ダイオードを備えている。これらについては、第1の発光ダイオードモジュールにおいて説明したのと同様に構成することができる。しかし、基板の形状、大きさまたは第2の発光ダイオードモジュールの数および後述する傾動するための機構などについては、環状発光ダイオードモジュール群との関係において所要に決定することができる。例えば、内側の環状発光ダイオードモジュール群より外側の環状発光ダイオードモジュール群に用いる第2の発光ダイオードモジュールにおける基板の面積を大きするとともに、実装する発光ダイオードの数を多くする。また、所望により、内側の環状発光ダイオードモジュール群より外側の環状発光ダイオードモジュール群に用いる第2の発光ダイオードモジュールの数を多くすることもできる。この場合、基板の面積および発光ダイオードの実装数を内側の環状発光ダイオードモジュール群と外側の環状発光ダイオードモジュール群とでほぼ同じにすることができる。
【0022】
また、第2の発光ダイオードモジュールは、第1の発光ダイオードモジュールが配置されている中心部からの放射方向に沿って傾動可能に構成されている。なお、「中心部からの放射方向に沿って傾動可能」とは、上記中心部からの放射方向に沿ってそこに実装されている発光ダイオードの発光が発散する方向への傾動と、反対に中心部に向かって求心または収斂する方向への傾動とを含む意味である。また、「傾動」とは、傾斜するための動作を意味する。第2の発光ダイオードモジュールを傾動可能に構成するための具体的な構造は、本発明において特段限定されない。例えば、第2の発光ダイオードモジュールをシャーシなどの基体にヒンジを介して軸支したり、スプリングによって片側を押し上げ方向へ偏倚させて上下方向に可動に取り付けたりすることにより、傾動可能に構成することができる。
【0023】
さらに、本発明において、第2の発光ダイオードモジュールに配設される発光ダイオード単体の配光特性は、第2の発光ダイオードモジュールを傾動させることにより、投光装置の配光特性を変更するので、配光特性の変更を効果的に行うために、発光ダイオード単体の配光特性が狭角形である。なお、「狭角形の配光特性」とは、半値幅が20°以内であることを意味する。しかし、好適には10〜20°の範囲である。
【0024】
<配光変更操作手段について> 配光変更操作手段は、複数の環状発光ダイオードモジュール群におけるそれぞれの複数の第2の発光ダイオードモジュールをそれぞれの環状発光ダイオードモジュール群ごとに同期して傾動させて所望の位置で静止させる手段であり、これによりスポット形配光と拡散形配光とを変更可能にする。また、配光変更操作手段は、投光装置の外部から操作して上記の動作を行わせることができるように構成されている。したがって、投光装置の使用者は、その使用に際して予め所望の配光特性になるように操作してから、使用を開始することができる。また、使用中に配光特性を変化し得るよう配光変更操作手段の操作部分を操作しやすい位置に配置することもできる。
【0025】
また、配光変更操作手段は、複数の環状発光ダイオードモジュール群における第2の発光ダイオードモジュールを環状発光ダイオードモジュール群単位で同期して傾動させる。一例として2つの環状発光ダイオードモジュール群が2重環状配置を具備した投光装置における第2の発光ダイオードモジュールの傾動について説明をする。例えば、内側の環状発光ダイオードモジュール群における傾動の程度を相対的に大きく変化させるのに対して、外側の環状発光ダイオードモジュール群における傾動の程度を相対的に小さく変化させることができる。また、ある配光特性の場合には、上記のいずれか一方のみの環状発光ダイオードモジュール群における傾動を行わせ、他方の環状発光ダイオードモジュール群における傾動を行わせないようにすることもできる。しかし、複数の環状発光ダイオードモジュール群を全体として所定の位相関係で同期して傾動させるのが好ましい。そうすれば、複数の環状発光ダイオードモジュール群を単一の操作で所要に行うことができる。
【0026】
さらに、配光変更操作手段は、カム機構を用いて第2の発光ダイオードモジュールの傾動を上述したように操作させるように構成することができる。また、カム機構を外部から操作するために、適当な操作子を配設することができる。例えば、レバー形操作子、ダイアル形操作子、出し入れ形操作子などを適宜選択して用いることができる。
【0027】
さらにまた、配光変更操作手段は、配光特性が連続的に変化したり、あるいは段階的に変化したりするように構成することができる。
【0028】
<その他の構成について> 本発明の必須構成要素ではないが、以下の構成の全部または任意の組み合わせで一部を所望により選択的に付加することにより、投光装置の性能が向上したり、機能が付加されたりする。
1.(ハウジングについて) ハウジングは、第1の発光ダイオードモジュール、複数の環状発光ダイオードモジュール群および配光変更操作手段を内部に収納する手段であり、投光窓および配光変更操作手段の操作子を外部に露出させるための開口部を具備しているとともに、カメラのアクセサリーシューに装着する手段、手によるハンドル支持部またはスタジオ内などに取り付ける吊下げ手段などを備えている。なお、投光窓は、素通しの開口部であってもよいし、保護ガラスなどの透孔パネルを装着していてもよい。
2.(発光ダイオードの駆動回路について) 発光ダイオードの駆動回路は、第1および第2の発光ダイオードモジュールに装着された発光ダイオードを所要に付勢してこれを点灯するための手段であるが、この駆動回路を投光装置の内部に配設することができる。しかし、所望により、発光ダイオードの駆動回路は、投光装置から離間して配設されていてもよい。
3.(調光手段について) 調光手段は、第1および第2の発光ダイオードモジュールに装着された発光ダイオードを調光点灯させるための手段であり、発光ダイオードの駆動回路に並設したり、別体として配設したりすることができる。
4.(カラーフィルターについて) カラーフィルターは、投光の色温度を所望に変換する手段であり、これを発光ダイオード投光装置の投光部に着脱可能に装着することができる。
5.(バーンドアについて) バーンドアは、投光装置の配光をより一層正確に、かつ、強制的に規制する手段であり、投光装置の投光窓部の周囲に開閉自在に配設することができる。
6.(配光変更のリモートコントロール手段について) 配光変更のリモートコントロール手段は、配光変更操作手段を投光装置から遠隔した位置から操作する手段である。配光変更のリモートコントロール手段を備えていることにより、投光装置を所定の位置に配置したままでも、遠隔した位置から配光特性を自在に変更することができる。投光装置と操作位置との間を配線、例えばリモートコントロール専用線、電源線、電話回線または光ケーブルなどを介して行う構成でもよいし、ワイヤレス、例えば赤外線、無線または超音波などを用いて行う構成であってもよい。
<本発明の作用について> 本発明においては、上記の構成を備えていることにより、配光特性変更手段を操作すれば、発光ダイオード投光装置の発光面の中心部に配設されている第1の発光ダイオードモジュールの周囲に多重環状に配置された複数の環状発光ダイオードモジュール群の全体にわたり、しかも、それぞれの環状発光ダイオードモジュール群ごとに複数の第2の発光ダイオードモジュールを同期して、所望の程度に傾動させることが可能であるから、第2の発光ダイオードモジュールによる発光の向きを、発光ダイオード投光装置として配光特性の要求する程度に傾けたり垂直にしたりして、所望に設定することができる。その結果、例えばスポット形の配光特性から拡散形の配光特性までといった具合に幅広く配光特性を設定することができる。
【0029】
しかも、多重環状に配置された複数の環状発光ダイオードモジュール群のそれぞれを構成する第2の発光ダイオードモジュールがそれぞれ複数、好適には5個以上であるから、配光特性の全体領域を多数のセグメントに細分して、そのセグメントごとに配光をきめ細かく調整することが可能になるので、投光により得られた配光は、その照度分布の均整度が良好になっている。
【0030】
また、本発明においては、投光装置の発光面の中心部に固定的に配設された第1の発光ダイオードモジュールからの投光が投光装置から投射される光の一部に含まれているので、第1の発光ダイオードモジュールからの投光が、いずれの種類の配光特性であっても、例えば配光の中心部のように、配光特性の変化にかかわらず必要照度が常に不変の、したがって固定的な領域に対する投光を担当するように作用する。その結果、いずれの配光特性においても、中心部を含めてより一層照度分布が均一になる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0032】
図1ないし図8は、本発明の発光ダイオード投光装置における一実施の形態としての携帯用の発光ダイオード投光装置を示し、図1は正面図、図2は中央縦断面図、図3は第1および第2の発光ダイオードモジュールにおける板状の基板の正面図、図4は配光変更動作を説明するための要部正面図で、図4(a)はスポット形の配光特性時、図4(b)は拡散形の配光特性時、図5は同じく要部底面図で、図5(a)はスポット形の配光特性時、図5(b)は拡散形の配光特性時、図6は同じく要部側面図で、図6(a)はスポット形の配光特性時、図6(b)は拡散形の配光特性時、図7はスポット形の配光特性時における第1および第2の発光ダイオードモジュールを側面から見た配置図、図8は拡散形の配光特性時における第1および第2の発光ダイオードモジュールを側面から見た配置図である。
【0033】
発光ダイオード投光装置は、第1の発光ダイオードモジュール1、第1および第2の環状発光ダイオードモジュール群2、3、シャーシ4、配光変更操作手段5、ハウジング6、回路手段7、ならびに調光操作手段8を具備している。
【0034】
<第1の発光ダイオードモジュール1> 第1の発光ダイオードモジュール1は、板状の基板11および板状の基板11に実装された複数の発光ダイオード12を備え、図1において、発光面の中心部に固定的に配設されている。
【0035】
板状の基板11は、図3に示すように、横長四角形であるが、配線基板からなり、中心部に1組の配線ランド11aおよびその周囲おける円の軌跡に沿って4組の配線ランド11bが形成され、左右に取付孔11cを備えている。
【0036】
複数の発光ダイオード12は、図1に示すように、中心部に1個および周囲に4個が、それぞれ上記配線ランド11a、11bに実装されている。なお、中心部の発光ダイオード12aは、板状の基板11に対して垂直に実装されているが、周囲の4個の発光ダイオード12bは、上記の円の外側へ向かって若干傾斜して実装されている。
【0037】
そうして、第1の発光ダイオードモジュール1は、板状の基板11の取付孔11cを利用して後述するシャーシ4に固定されている。
【0038】
<第1の環状発光ダイオードモジュール群2> 第1の環状発光ダイオードモジュール群2は、図1に示すように、第1の発光ダイオードモジュール1の周囲に環状に配設されていて、8個の第2の発光ダイオードモジュール20を環状に配置することにより構成されている。
【0039】
第2の発光ダイオードモジュール20は、板状の基板21および板状の基板21に実装された複数の発光ダイオード22を備えている。
【0040】
板状の基板21は、図3に示すように、配線基板からなり、やや細い台形をなしている。そして、図3において、4段構成で上から1組、2組、3組、3組と全部で9組の配線ランド21aが形成され、また左右の側縁に傾動の際の枢支用として半円形をなす一対の切欠21bを備えている。
【0041】
複数の発光ダイオード22は、図1に示すように、9個であり、板状の基板21の各配線ランド21aに実装されている。なお、発光ダイオード22は、図7に示すように、上下方向の中間に位置するものは板状の基板21に対して垂直に実装されているが、上限両端部の発光ダイオード22は、中心部に対する放射方向の内側および外側へ向かって若干傾斜して実装されている。また、図7において、上から2段目の発光ダイオードは、図2に示すように、後述するボス部4aのある部位であるため、図示を省略している。
【0042】
そうして、第1の環状発光ダイオードモジュール群2における第2の発光ダイオードモジュール20は、板状の基板21における半円形の切欠21bを利用して後述するシャーシ4に傾動可能に取り付けられている。なお、傾動を可能にする機構については後述する。
【0043】
<第2の環状発光ダイオードモジュール群3> 第2の環状発光ダイオードモジュール群3は、図1に示すように、第1の環状発光ダイオードモジュール群2の周囲に環状に配設されていて、8個の第2の発光ダイオードモジュール30を環状に配置することによって構成されている。
【0044】
第2の発光ダイオードモジュール30は、板状の基板31および板状の基板31に実装された複数の発光ダイオード32を備えている。
【0045】
板状の基板31は、図3に示すように、相対的に大きな配線基板からなり、幅広の台形をなしている。すなわち、板状の基板31は、その台形の上辺の長さが第1の環状発光ダイオードモジュール群2の板状の基板21の底辺の長さにほぼ等しい。そして、図3において、3段構成で上から4組、5組、6組と全部で15組の配線ランド31aが形成され、また左右の側縁に傾動の際の枢支用として半円形をなす一対の切欠31bを備えている。
【0046】
そうして、第1の環状発光ダイオードモジュール群2と、第2の環状発光ダイオードモジュール群3とで楔状に配置された配線基板が形成され、この楔状の配線基板の8組が第1の発光ダイオードモジュール1の周囲に配置され、かつ、それぞれに発光ダイオード12、22、32が実装されることによって、円形の発光面が形成される。
【0047】
複数の発光ダイオード32は、図1に示すように、全部で15個であり、板状の基板31のそれぞれの配線ランド31aに実装されている。なお、発光ダイオード32は、図7に示すように、上下方向の中間に位置するものは板状の基板31に対して垂直に実装されているが、上限両端部の発光ダイオード32は、中心部に対する放射方向の内側および外側へ向かって若干傾斜して実装されている。
【0048】
そうして、第2の環状発光ダイオードモジュール群3における第2の発光ダイオードモジュール30は、板状の基板31における左右の半円形の切欠31bを利用して後述するシャーシ4に傾動可能に取り付けられている。
【0049】
<第2の発光ダイオードモジュール20、30の傾動を可能にする構成> 第2の発光ダイオードモジュール20、30の傾動を可能にする構成は、基本的に同様の構造からなる。以下、第2の発光ダイオードモジュール30の構成を中心にしながら第2の発光ダイオードモジュール20、30の傾動のための構成について説明する。
【0050】
すなわち、図6に示すように、第2の発光ダイオードモジュール30の板状の基板31は、シャーシ4から起立する一対のボス部4aの間に左右の切欠31bの部分で緩く挟持されるとともに、図6において右側の端部の下面とシャーシ4との間に圧縮コイルスプリング4bが介在される。なお、図中符号4b1は、圧縮スプリング4bの座屈防止用のボスで、シャーシ4から起立して、圧縮スプリング4bの内部に緩く挿入している。また、図6において左側の端部の下面には、摺動子31cが固定されている。シャーシ4から互いに離間して起立する一対のボス部4aは、上部に径小のネック部4a1が形成されており、このネック部4a1に板状の基板31の切欠31aを緩く係合させ、さらにネック部4a1の上端にねじ4a2をねじ込んで、板状の基板31が外れないように抜け止めを施している。
【0051】
なお、第1の環状発光ダイオードモジュール群2における第2の発光ダイオードモジュール20を傾動させるための構成は、上述のように基本的に同様であるので、符号の上桁に2を付して下位桁の符号を同じにして示す。
【0052】
そうして、第2の発光ダイオードモジュール30がシャーシ4から起立する一対のボス部4aの間に取り付けられた状態において、板状の基板31は、圧縮コイルスプリング4bによって、図6(b)に示すように、右側が圧縮コイルスプリング4bによって押し上げられて傾くように構成されている。これに対して、図6(a)に示すように、板状の基板31の下面に配設された摺動子31bが圧縮コイルスプリング4bのばね力に抗して押し上げられると、圧縮コイルスプリング4bが圧縮されるので、第2の発光ダイオードモジュール30は、反対側へ傾いてシャーシ4に対して平行になる方向へ傾けることができる。
【0053】
<シャーシ4> シャーシ4は、発光面の中心に配設された回動軸(図示しない。)を中心に回動可能に配設されている。なお、回動軸は、固定板9に取り付けたボス部9aの上部に形成されたネック部により構成されており、さらにネック部に上からねじ9bをねじ込むことにより、シャーシ4の抜け止めを施している。
【0054】
<配光変更操作手段5> 配光変更操作手段4は、第2の発光ダイオードモジュール20、30をそれぞれの環状発光ダイオードモジュール群2、3ごとに同期して傾動させて所望の位置で静止させる手段であるが、図4に示すように、上記シャーシ4、静止板51、2列のカム52、53および回動レバー54からなる。
【0055】
静止板51は、シャーシ4の表面に載置されているが、固定されて静止状態に保持される。また、シャーシ4が回動した際にシャーシ4から起立するボス部4aおよび圧縮コイルスプリング4bの回動動作が静止板51によって阻害されないようにボス部4aおよびボス4b1が緩く通過する通過孔51a、51b、51cなどが形成されている。
【0056】
2列のカム52、53は、シャーシ4が回動したときに、第2の発光ダイオードモジュール20、30における板状の基板21、31の下面に配設されたそれぞれの摺動子21b、31bがそのカム面を摺接するように配設されている。すなわち、カム52は、第2の発光ダイオードモジュール20における摺動子21bに摺接する。また、カム53は、第2の発光ダイオードモジュール30における摺動子31bに摺接する。
【0057】
また、カム52と53とは、シャーシ4の回動角に対してそれぞれ所定の配光特性が得られるように、それぞれに対して適切なカム特性を設定することができるようになっている。例えば、図5(a)に示すように、カム53は、テーパーが相対的に大きく、しかも、長く形成されていて、図において左端が静止板51の板面にほぼ接している。これに対して、カム52は、テーパーが相対的に小さくて、しかも、短く形成されていて、静止板51の板面に達する以前に終了している。
【0058】
回動レバー54は、基端がシャーシ4の周縁と一体になっていて、先端が後述するハウジング6の外部へ延在している。また、回動レバー54の先端には、操作子54aが形成されている。
【0059】
そうして、操作子54aを操作して回動レバー54を時計回りに図4(a)の位置まで回動させると、これと一体化されたシャーシ4も一緒に回動するのに対して、静止板51が静止状態を保持するので、図5(a)に示すように、静止板51のカム52に対して、第1の環状発光ダイオードモジュール群2の第2の発光ダイオードモジュール20の摺動子21bがカム52の最も高い位置に摺接する。また、同様に静止板51のカム53に対して、第2の環状発光ダイオードモジュール群3の第2の発光ダイオードモジュール30の摺動子21bがカム53の最も高い位置に摺接する。その結果、図6(a)に示すように、第2の発光ダイオードモジュール20、30がともにシャーシ4に対して平行となり、傾きがなくなるので、図7に示すようなスポット形の配光が得られる。
【0060】
また、図4(b)の位置まで操作子54aを操作して回動レバー54を反時計回りに回動させると、これと一体化されたシャーシ4が一緒に回動するのに対して、静止板51が静止状態を保持するので、図5(b)に示すように、静止板51のカム52に対して、第1の環状発光ダイオードモジュール群2の第2の発光ダイオードモジュール20の摺動子21bがカム52の最も低い位置で摺接する。これに対して、静止板51のカム53に対して、第2の環状発光ダイオードモジュール群3の第2の発光ダイオードモジュール30の摺動子21bはカム53に摺接しない位置になる。その結果、図6(b)に示すように、第2の発光ダイオードモジュール20がシャーシ4に対して緩く傾斜した状態となり、また、第2の発光ダイオードモジュール30がシャーシ4に対して著しく傾斜した状態となり、傾きが大きくなるので、図8に示すような拡散形の配光が得られる。
【0061】
また、配光変更操作手段5の回動レバー54の操作子54aを操作して図4の(a)と(b)の中間位置に位置させると、図7と図8の中間の配光特性を得ることができる。
【0062】
<ハウジング6> ハウジング6は、図1および図に示すように、第1の発光ダイオードモジュール1、第1および第2の環状発光ダイオードモジュール群2、3およびシャーシ4をその内部に収納し、また配光変更操作手段5の殆どをその内部に収納するとともに、後述する回路手段7および調光操作手段8を収納する。
【0063】
また、ハウジング6は、プラスチックスの成形品からなり、例えば2つ割りなど分割構成として、成形を容易にすると同時に上記の各構成要素の組み込みを容易にしている。本実施の形態においては、図2に示すように、前面枠6aと、箱状部6bとでハウジング6が構成されている。
【0064】
さらに、ハウジング6は、発光面に対向する位置に投光窓6cを備えていて、投光を阻害しないように構成されている。そして、投光窓6cには、透明ガラス板6bを装着している。
【0065】
さらにまた、ハウジング6には、配光変更操作手段5の操作子54aや後述する調光操作手段8の操作子8aが露出する部位を背面下部に備えているとともに、図2における底部に握りなどを取り付けるための凹部6eを備えている。
【0066】
<回路手段7> 回路手段7は、複数の発光ダイオード22、32を駆動および調光するための手段であり、ハウジング6内に配設されている。
【0067】
<調光操作手段8> 調光操作手段8は、回路手段7を制御して発光ダイオード22、32を調光状態に操作するための手段であり、スライド形の可変抵抗器を備えていて、その操作子8aがハウジング6の背面の調光操作手段8の操作子8aの上部に露出している。
【0068】
なお、図1において、40は電源コードであり、図示を省略している電源コードの先端は携帯用バッテリー電源に接続する。
【0069】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、中心部に固定的に配設されて配光特性のうち固定的な領域を投光する第1の発光ダイオードモジュールと、それぞれが複数の第2の発光ダイオードモジュールからなる環状発光ダイオードモジュール群の複数が、第1の発光ダイオードモジュールの周囲に多重でほぼ同心的に配設されており、各環状発光ダイオードモジュール群はそこに実装されている発光ダイオードの数が第1の発光ダイオードモジュールに実装されている発光ダイオードの数より多いとともにそれぞれの第2の発光ダイオードモジュールが前記中心部からの放射方向に沿って傾動可能になっている複数の環状発光ダイオードモジュール群と、それぞれの環状発光ダイオードモジュール群ごとに複数の第2の発光ダイオードモジュールを同期して傾動させて所望の位置で静止させる配光変更操作手段とを具備していることにより、配光特性がスポット形配光と拡散形配光とに変更可能であるとともに、それぞれの配光特性において照度分布の均整度が良好な発光ダイオード投光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の発光ダイオード投光装置における一実施の形態としての携帯用の発光ダイオード投光装置を示す正面図
【図2】 同じく中央縦断面図
【図3】 同じく第1および第2の発光ダイオードモジュールにおける板状の基板の正面図
【図4】 同じく平行変更動作を説明する要部正面図で、図4(a)はスポット形の配光特性時、図4(b)はフラッド形の配光特性時
【図5】 同じく要部底面図で、図5(a)はスポット形の配光特性時、図5(b)はフラッド形の配光特性時、
【図6】 同じく要部側面図で、図6(a)はスポット形の配光特性時、図6(b)はフラッド形の配光特性時
【図7】 同じくスポット形の配光特性時における第1および第2の発光ダイオードモジュールを側面から見た配置図
【図8】 同じくフラッド形の配光特性時における第1および第2の発光ダイオードモジュールを側面から見た配置図
【符号の説明】
1…第1の発光ダイオードモジュール、2…第1の環状発光ダイオードモジュール群、3…第2の環状発光ダイオードモジュール群、4…シャーシ、4a…ボス部、4b…圧縮コイルスプリング、5…配光変更操作手段、6…ハウジング、7…回路手段、8…調光操作手段、11…板状の基板、12…発光ダイオード、20…第2の発光ダイオードモジュール、21…板状の基板、22…発光ダイオード、30…第2の発光ダイオードモジュール、31…板状の基板、31c…摺動子、32…発光ダイオード、51…静止板、52…カム、53…カム
Claims (1)
- 板状の基板および板状の基板に実装された狭角配光特性を有する複数の発光ダイオードを備え、中心部に固定的に配設され、配光特性のうち固定的な領域を投光するように配設された第1の発光ダイオードモジュールと;
それぞれが複数の第2の発光ダイオードモジュールからなる環状発光ダイオードモジュール群の複数が、第1の発光ダイオードモジュールの周囲に多重でほぼ同心的に配置されており、各環状発光ダイオードモジュール群はそこに実装されている発光ダイオードの数が第1の発光ダイオードモジュールに実装されている発光ダイオードの数より多いとともに、第2の発光ダイオードモジュールが、板状の基板および板状の基板に実装された狭角配光特性を有する複数の発光ダイオードを備えており、それぞれの第2の発光ダイオードモジュールが前記中心部からの放射方向に沿って傾動可能になっていて、かつ、配光特性の外側の領域を投光する複数の環状発光ダイオードモジュール群と;
複数の第2の発光ダイオードモジュールをそれぞれの環状発光ダイオードモジュール群ごとに所定の位相関係で同期して傾動させて所望の位置で静止させることによりスポット形配光と拡散形配光とを変更可能な配光変更操作手段と;
を具備していることを特徴とする発光ダイオード投光装置。
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