JP4068069B2 - バックコーラス音量を自動制御するカラオケ装置 - Google Patents
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Description
ところが、せっかく歌唱者との合唱のハーモニーを楽しもうと参加したのに、自分の声とは無関係に録音されたバックコーラスが画一的に出力されるのでは、バックコーラスを熱唱する意欲も半減し、却って白けてしまう。
(1)バックコーラス再生利得可変手段と、制御手段を備え、バックコーラス付きのカラオケ音楽を再生してマイクロホンからの歌声入力と混合して音響出力するカラオケ装置であること、
(2)バックコーラス再生利得可変手段は、再生されるバックコーラス音を他の伴奏音とは別に、指示された利得で増幅すること、
(3)制御手段は、バックコーラス再生期間認知処理と、バックコーラス歌声検出処理と、バックコーラス音量制御処理とを可能とすること、
(4)バックコーラス再生期間認知処理は、カラオケ音楽におけるバックコーラスの再生期間を認知すること、
(5)バックコーラス歌声検出処理は、バックコーラス再生期間においてマイクロホン歌声入力のピッチ変化パターンを分析し、バックコーラスに近似した旋律成分が含まれているか否かを比較することで、バックコーラス音の有無を判定すること、
(6)バックコーラス音量制御処理は、マイクロホン歌声入力にバックコーラス音が含まれていると判定したことを契機として、バックコーラス再生利得可変手段によりバックコーラス音量を低減させること。
図1はカラオケ装置の機能ブロック図である。カラオケ装置は周知の通信タイプのカラオケ装置と同様の構成である。中央制御部11は、各周辺構成部を制御してこのカラオケ装置1を統括し、ハードディスク装置12には多数のカラオケ楽曲について、MIDIデータを主体とした伴奏音楽データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データと、ボーカリストが歌唱したバックコーラスを録音したADPCM形式のバックコーラスデータを含むカラオケデータが蓄積されている。
また、ADPCMデコーダ20においてバックコーラスの再生処理をしてバックコーラスの音声をリアルタイムにゲインコントローラ21に出力する。ゲインコントローラ21はADPCMデコーダ20からの音声信号を、前述したバックコーラス指定情報に含まれる音量パラメータに基づいて中央制御部11から指示された設定ゲインに調節して、調節した音声信号をミキシングアンプ17に出力する。
一般に、カラオケ装置には複数のマイクロホン19が備わっており、各マイクロホン19から入力された歌声信号は、ミキシングアンプ17にて混合されスピーカ18から音響出力される。いずれのマイクロホン19も、メインボーカル(主旋律)用・バックコーラス用といった区別がなされたものではない。参加者の座席配置の状況などに応じて、あるときはメインボーカル用に使用されたり、また別の機会にはバックコーラス用に使用されたりする。複数人が同じマイクロホン19に向かって同時にメインボーカルとバックコーラスとを歌唱する場合もある。したがって、例えばマイクロホンを識別してそこから入力される歌声信号の有無を判別しただけでは、バックコーラスが歌唱されているか否かを知ることはできない。
以上のようにして中央制御部11がバックコーラス音が含まれていると判定した場合には、前述のバックコーラスの音量パラメータを、音量を低減させるような値に変更する。例えば、初期設定値が「大」であるものを「小」に変更したりする。これにより、先に述べたように、バックコーラスを再生する際にこの値に基づいて出力音量が制御される。
リクエスト曲の指定情報とともにバックコーラス音量制御機能を動作させる旨の指示情報を利用者が入力が可能に構成しておき、この指示情報をともなったリクエスト曲の楽曲番号を受け付けた場合にのみ、上述したバックコーラス音量の低減等を行うようにすることも可能である。カラオケ装置では、中央制御部11がこのバックコーラス音量制御機能の起動指示を含んだ演奏予約コマンドを受け付けると、このリクエスト曲の楽曲番号を、バックコーラス音量制御機能の起動フラグを付加して待ち行列に登録する。このようなカラオケ装置によれば、中央制御部11は、バックコーラス音量制御機能の起動フラグがオンになっている楽曲の演奏準備を開始した場合にのみ、バックコーラス音の有無を判定する機能を起動することができるので、バックコーラス音量制御機能の具備に伴う処理負荷の増大を抑制することができる。
12 ハードディスク装置
16 シンセサイザ
17 ミキシングアンプ
21 ゲインコントローラ
Claims (2)
- バックコーラス再生利得可変手段と、制御手段を備え、バックコーラス付きのカラオケ音楽を再生してマイクロホンからの歌声入力と混合して音響出力するカラオケ装置であって、
バックコーラス再生利得可変手段は、再生されるバックコーラス音を他の伴奏音とは別に、指示された利得で増幅し、
制御手段は、バックコーラス再生期間認知処理と、バックコーラス歌声検出処理と、バックコーラス音量制御処理とを可能とし、
バックコーラス再生期間認知処理は、カラオケ音楽におけるバックコーラスの再生期間を認知し、
バックコーラス歌声検出処理は、バックコーラス再生期間においてマイクロホン歌声入力のピッチ変化パターンを分析し、バックコーラスに近似した旋律成分が含まれているか否かを比較することで、バックコーラス音の有無を判定し、
バックコーラス音量制御処理は、マイクロホン歌声入力にバックコーラス音が含まれていると判定したことを契機として、バックコーラス再生利得可変手段によりバックコーラス音量を低減させ、
バックコーラス音量制御処理は、あるフレーズのバックコーラス音が含まれていると判定した場合、楽曲の後続部分に含まれる同じフレーズのバックコーラスの再生期間を音量低減状態とする
カラオケ装置。 - バックコーラス音量制御処理は、バックコーラス音が含まれていると判定した時点から当該バックコーラスのフレーズ終了まで、音量低減状態を続ける
請求項1に記載のカラオケ装置。
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