JP4067695B2 - 携帯用集塵丸のこ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はのこ刃側面に対してベースを傾斜させて切断する、いわゆる傾斜切りが可能な携帯用集塵丸のこに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯用集塵丸のこは、切断時に発生する切粉が飛散しないようにするためにソーカバーによりベース上方ののこ刃のほぼ全体を覆うようにしている。
【0003】
しかしながら、このような構成の携帯用集塵丸のこでは、ソーカバーの下端がベース上面と当接あるいは近接している構成のために、のこ刃に対してベースを傾斜させることができず、傾斜切りができないものであった。
【0004】
上記したような傾斜切りを行うことができるようにした携帯用集塵丸のこの一例を図12に示す。図12は従来の携帯用集塵丸のこの一例を示す要部断面側面図であり、1は図示しない電動機を内蔵する本体、2はのこ刃、10はギヤカバー、4はギヤカバー10に取付けられたソーカバー、6は本体1に回動可能に取付けられたベース、18はギヤカバー10とソーカバー4とにより形成される切粉排出通路、19は本体1内の電動機の回転軸、20は回転軸19にのこ刃2を取付ける固定部材であり、一点鎖線は傾斜切りに設定した際のベース6を示す。
【0005】
図に示すようにベース6上方ののこ刃2の本体1側の面がギヤカバー10により覆われていると共に、本体1反対側の面がソーカバー4によりほぼ覆われており、これにより切断時に発生する切粉が飛散することを防止するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような携帯用集塵丸のこは、図に示すようにベース6を傾斜させることができるようにするためにソーカバー4の下端がベース6上面から離れた個所に位置するよう構成されている。このため、通常の切断時すなわちベース6を傾斜させない状態での切断時にはソーカバー4の下端とベース6上面との間に隙間が生じ、この隙間から切粉が飛散してしまい、集塵率が悪いという欠点があった。
【0007】
なお、図に示す携帯用集塵丸のこは一点鎖線で示したようにベース6を約45°傾斜させることができるようにした構成であるが、ベース6を更に傾斜させることができる構成とした場合には、ソーカバー4下端とベース6上面との間に生じる隙間が大きくなり、集塵率が更に低下してしまうものである。
【0008】
本発明の目的は、上記欠点を解消し、集塵率の良い傾斜切り可能な携帯用集塵丸のこを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、ソーカバー下端部に着脱可能又はベースの傾斜に連動して上方に移動する防塵カバーを設けることにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明携帯用集塵丸のこの一実施形態を図1〜図4を用いて以下説明する。図1は本発明携帯用集塵丸のこの一実施形態を示す正面図、図2は図1のC−C線拡大断面図、図3は図1の要部断面側面図、図4は本体1に対してベース6を傾斜させた状態を示す要部断面側面図である。
【0011】
本体1の内部に内蔵された図示しない電動機により駆動されるのこ刃2により被切断材3を切断する際に発生する切粉は、ソーカバー4内において空気流と共に矢印A方向に吹き上げられ、切粉排出口5から排出される。切粉排出口5には図示しない集塵機の接続ホースや集塵袋が切粉収納のため接続される。また、本体1下方にはベース6が本体1に対し回動可能に設けられている。
【0012】
図に示すようにソーカバー4下端部には着脱可能な防塵カバー8が設けられている。図2に示すように防塵カバー8の両端部には弾性を有するフック9が設けられており、フック9はソーカバー4に設けられた固定部11と係合可能となっている。
【0013】
ソーカバー4の固定部11にフック9を係合させることにより、防塵カバー8はソーカバー4下端部に取付けられ、フック9を図示B方向に付勢し弾性変形させることにより固定部11とフック9との係合を解除し防塵カバー8をソーカバー4下端部から取外すことができる。
【0014】
図1、図3はソーカバー4下端部に防塵カバー8を取付けた状態を示し、図に示すように防塵カバー8によってソーカバー4下端とベース6上面との間には隙間がなくなり、集塵率の低下を抑制することができる。
【0015】
また、本体1に対してベース6を傾斜させた傾斜切りを行う際には、図4に示すように防塵カバー8を取り除くことにより従来同様傾斜切りが可能となる。
【0016】
本発明携帯用集塵丸のこの他の実施形態を図5〜図7に示す。
【0017】
図に示すようにソーカバー4下端部には長穴12を有する防塵カバー8がネジ14を介して上下動可能に取付けられている。また、防塵カバー8上方には防塵カバー8を常時ベース6側に付勢する板ばね15が設けられており、これによって防塵カバー8下端は常にベース6上面と当接するようになっている。
【0018】
このため、通常の切断時すなわちベース6を傾斜させない状態での切断時には防塵カバー8は図5、図6に示すように下方に位置しソーカバー4下端とベース6上面との間の隙間をなくして集塵率の低下を抑制している。
【0019】
ベース6を本体1に対して傾斜させた傾斜切りを行う際には、ベース6の回動時に防塵カバー8はベース6上面によって上方に押し上げられソーカバー4に対して上昇位置に位置するようになり、この際においても防塵カバー8はソーカバー4下端とベース6上面との間の隙間をなくしている。
【0020】
また、図7に示すようにベース6を本体1に対して傾斜させた状態から図6に示す状態にベース6を回動させる際には、板ばね15の付勢力により防塵カバー8はベース6回動に連動して下降し、防塵カバー8は下端が常にベース6上面と当接した状態を保つ。
【0021】
このように、ソーカバー4下端部にベース6の回動に連動してソーカバー4に対し上昇・下降する防塵カバー8を設けた構成としたので、常にソーカバー4下端とベース6上面との間に隙間が発生するのを防止することができ、集塵率の低下を抑制することができると共に傾斜切り作業前に防塵カバー8を取り外す等の煩わしい作業を行う必要がなく、作業性を向上させることができる。
【0022】
また、ベース6を本体1に対して傾斜させない状態とベース6を最大に傾斜させた状態以外の状態、すなわちベース6を僅かに傾斜させたような状態の時にもソーカバー4下端部とベース6上面との間に隙間が発生するのを防止して集塵率の低下を抑制することができる。
【0023】
本発明携帯用集塵丸のこの他の実施形態を図8〜図11に示す。
【0024】
本実施形態は図5〜図7に示した実施形態と同様に傾斜切りを行う際に防塵カバー8を取り外す等の作業を行わなくとも良い構成としたものであり、図に示すように長穴12を介してソーカバー4に取付けられるネジ14によりソーカバー4下端部に上下動可能に保持された防塵カバー8の下端部をベース6上面に回動可能に取付けた構成をしている。
【0025】
詳細に説明すると防塵カバー8の下端両端には外側方向に突出する凸部16がそれぞれ設けられており、凸部16はベース6上面のソーカバー4下端付近に設けられた貫通穴17に回動可能に係合され、これによって防塵カバー8は凸部16を支点として回動可能となっている。
【0026】
防塵カバー8は、通常の状態すなわちベース6が本体1に対して傾斜していない状態では図8、図9に示すように下降位置に位置し、ベース6が本体1に対して傾斜されると凸部16を支点として回動し図11に示すようにソーカバー4に対して上昇位置に位置する。
【0027】
図11に示すように傾斜したベース6を図8に示すように通常の状態に復帰させると防塵カバー8は凸部16を支点として回動し、ソーカバー4に対して下降位置に復帰する。
【0028】
このように防塵カバー8はベース6の回動に連動してソーカバー4に対し上昇・下降するものであるので、常にソーカバー4下端とベース6上面との間に隙間が発生することを防止すると共に、傾斜切りの際に防塵カバー8を取り外さなくともよく作業性が良い。
【0029】
なお、上記実施形態では本体1に対してベース6を約45°傾斜させることができるようにした構成を示したが、45°よりも大きい角度傾斜させることができる構成とした場合には、防塵カバー8の幅寸法を大きくすれば対応することができ、ソーカバー4に対して上下動可能に取付ける構成の場合には更に上下動範囲を大きく設定する必要がある。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ソーカバー下端部に着脱可能又はベースの傾斜に連動して上方に移動する防塵カバーを設けたことにより、ソーカバー下端部とベース上面との間に隙間が発生することを防止し、集塵率の良い傾斜切り可能な携帯用集塵丸のこを提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯用集塵丸のこの一実施形態を示す正面図。
【図2】図1のC−C線拡大断面図。
【図3】図1の要部断面側面図。
【図4】ベースを傾斜させた状態を示す要部断面側面図。
【図5】本発明携帯用集塵丸のこの他の実施形態を示す正面図。
【図6】図5の要部断面側面図。
【図7】ベースを傾斜させた状態を示す図5の要部断面側面図。
【図8】本発明携帯用集塵丸のこの他の実施形態を示す正面図。
【図9】図8の要部断面側面図。
【図10】図9の要部拡大図。
【図11】ベースを傾斜させた状態を示す図9の要部断面側面図。
【図12】従来の携帯用集塵丸のこの一例を示す要部断面側面図。
【符号の説明】
1は本体、2はのこ刃、3は被切断材、4はソーカバー、6はベース、8は防塵カバー、10はギヤカバー、14はネジ、15はバネである。

Claims (2)

  1. 電動機を内蔵した本体と、本体に回転可能に取付けられ、電動機により駆動されるのこ刃と、本体下方に回動可能に取付けられのこ刃下部が下面より突出するようにしたベースと、本体に設けられベース上方ののこ刃の本体側面をほぼ覆うギヤカバーと、ギヤカバーと相対しベース上方ののこ刃の本体反対側面をほぼ覆うソーカバーとを有し、本体に対してベースを傾斜させた傾斜切りが可能な携帯用集塵丸のこであって、
    前記ソーカバー下端部と前記ベースとの間の隙間をソーカバーに対して上下動可能に設けられると共に、前記ベース上面に対して回動可能に取付けられ、前記本体に対して前記ベースを傾斜させる際の前記ベースの回動に連動して上方に移動可能な防塵カバーによって覆うようにしたことを特徴とする携帯用集塵丸のこ。
  2. 前記防塵カバーを前記ソーカバー下端に設けると共に、前記防塵カバーを前記ベース側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の携帯用集塵丸のこ。
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