JP4067214B2 - スイッチ用防滴カバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍・冷蔵ショーケースなどにおいて外部に露出して設けられるスイッチの防滴方法及びそれに好適なスイッチ用防滴カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種低温ショーケースでは、例えば特開平7−294116号公報(F25D29/00)に示される如くショーケースの下部に蛍光灯などを点・消灯するためのスイッチが設けられている。係るスイッチに低温ショーケースに結露した水滴などが付着すると、リード線が接続された充電部がショートを起こしたり、作業者が充電部に触れて感電してしまう危険性があった。
【0003】
そこで、従来では図5に示す如き防滴構造を採っていた。即ち、この図において5は例えば図示しない低温ショーケースの蛍光灯を点・消灯するための所謂プッシュスイッチであり、低温ショーケースの機械室などに設けられた取付壁110に取り付けられるものである。この場合、スイッチ5のスイッチ本体5Aから突出する操作部6は、取付壁110から前方に露出している。また、操作部6の反対側のスイッチ本体5Aに形成された充電部7にはリード線8が接続されている。
【0004】
一方、101は従来の軟質樹脂製防滴カバーであり、その一端は操作部6を含むスイッチ本体5の外形に略沿った形状に突出成形されている。一方、他端側は側面の開口101にて矩形状に開放しており、この開口101からスイッチ本体5Aを防滴カバー101内に押し込み、一端部に操作部6を押し込むと共に、リード線8を開口101から引き出す。これによって、操作部6は防滴カバー101にて覆われるので、操作部6からスイッチ本体5A内に水滴が浸入することは防止されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この開口101から水や作業者の手指が防滴カバー101内に侵入し、充電部7に触れてしまうため、従来では取付壁110の内側に位置するスイッチ本体5Aと充電部7及びリード線8を防滴カバー101の外側から更に箱体109にて覆う必要があり、スイッチの取付コストが高騰してしまう問題があった。
【0006】
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、防滴カバーにて充電部を含むスイッチ本体とリード線の充電部側への水や手指の侵入を防ぐことができるスイッチ用防滴カバーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明のスイッチ用防滴カバーは、スイッチ本体の充電部にリード線が接続されたスイッチを覆うものであって、軟質樹脂から構成されたカバー本体と、このカバー本体の一端部に設けられ、スイッチ本体の外形に略沿った形状に成形された被覆部と、カバー本体の他端部に形成され、スイッチ本体を挿入可能な開口部と、この開口部からスイッチ本体をカバー本体の被覆部内に挿入し、開口部からリード線を引き出した状態で、カバー本体の他端部をリード線に締め付ける結束バンドと、カバー本体の他端部に少なくとも二箇所形成され、結束バンドを通す挿通孔とから成り、この挿通孔は、カバー本体の角部を構成する二面にそれぞれ形成されているものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の防滴カバー1を具備したスイッチ5の側面図、図2は本発明の防滴カバー1の正面図、図3は本発明の防滴カバー1の側面図、図4は本発明の防滴カバー1の平面図である。本発明の防滴カバー1は、例えば図示しない低温ショーケースの下部に設けられ、蛍光灯などを点・消灯を行うためのスイッチ5の周囲に覆い、水滴などによるショートや作業者が感電してしまう事故を防止するもので、カバー本体2と結束バンド4とから構成されている。
【0009】
また、スイッチ5は前述同様の所謂プッシュスイッチであり、スイッチ本体5Aの一端部には段差部5Bを介して操作部6が突設されており、他端部にはリード線8が配線接続される金属端子から成る充電部7が設けられている。そして、操作部6を押圧操作することにより、スイッチ5のリード線8に配線接続された蛍光灯などを点・消灯できるように構成されている。
【0010】
尚、5Cはスイッチ5を取り付けるための取付具で、左右に突出して図示しないネジにより、前述同様の低温ショーケースの取付壁(110で示した。)に同様に取り付けられるように構成されている。
【0011】
一方、防滴カバー1の本体は、軟質塩化ビニルなどの軟質樹脂にて縦長矩形袋状に成形されており、一端部に操作部6を含むスイッチ本体5Aの外形に略沿った形状に成形された被覆部2Aが形成されていると共に、他端部にはスイッチ本体5Aを容易に挿入可能な開口部2Cが形成されている。即ち、被覆部2Aには前記スイッチ5の段差部5Bと操作部6を覆う突出部2Bが形成されている。そして、開口部2C近傍には所定の形状の挿通孔3が穿設されている。
【0012】
この挿通孔3は、カバー本体2の角部を構成する二面を貫通してそれぞれ穿設されている。そして、一方の挿通孔3からカバー本体2内に後述する結束バンド4が挿通され、他方の挿通孔3から引き出す。これにより、カバー本体2の他端部全体を結束バンド4で絞り、開口部2Cを狭めて塞ぐことが可能とされている。
【0013】
また、カバー本体2の一端部に形成された被覆部2Aには、スイッチ5の取付具5Cを挿出させる挿出口2Dが設けられており、この挿出口2Dはスイッチ5の取付具5Cより僅かに狭く形成されている。
【0014】
ここで、結束バンド4は、ひも状で所定の長さの軟性樹脂で構成されたSKBと称されるものであり、一側に設けられた挿入穴部4Aに設けられた挿通穴(図示せず)に他端部が挿入された場合、他端部は挿入穴より抜けなくなるように構成されている。
【0015】
以上の構成で、スイッチ5を低温ショーケースに取り付けるときには、先ず防滴カバー1の開口部2Cから被覆部2A内にスイッチ5を押し込む。このとき、防滴カバー1には操作部6側からスイッチ5が押し込まれて、突出部2Bに操作部6とスイッチ5の段差部5Bとが押し込まれ、押し込んだスイッチ5に設けられた各取付具5Cは挿出口2Dから防滴カバー1内より外に引き出されると共に、リード線8は開口部2Cから引き出される。
【0016】
次に、防滴カバー1に設けられた挿通孔3に結束バンド4を通し、開口部2Cより引き出したリード線8と共に、結束バンド4で防滴カバー1を結束する。即ち、カバー本体2の他端部を結束バンド4にてリード線8周囲に締め付ける。この場合、予め防滴カバー1の挿通孔3に結束バンド4を挿通しておいても差し支えない。
【0017】
これによって、用防滴カバー1の開口部2Cは狭められ、露出する充電部7を含むスイッチ本体5Aとリード線8の充電部7側を一つの防滴カバー1にて覆うことが可能となる。また、リード線8が引き出されたカバー本体2の開口部2C側は結束バンド4にてリード線8に締め付けられるので、取付壁より被覆部2A側からの水滴の浸入は阻止できるようになると共に、開口部2Cから中に手指が入り、充電部7に触ってしまうことも防止される。
【0018】
また、軟質樹脂製の合成樹脂で防滴カバー1を作製し、スイッチ本体5Aと露出する充電部7を含むリード線8を覆うだけのものであるので、極めて簡単な構造でスイッチ5の安全性の確保と、防滴カバー1内の浸水の防止を達成することができるようになる。これにより、著しいコストの削減が図れる。
【0019】
また、防滴カバー1の他端部に、結束バンド4を通す挿通孔3を二箇所設けているので、結束バンド4がカバー本体2よりズレて取れてしまうこともなく、また、予め挿通孔3に結束バンド4を通して準備しておけるので、リード線8を含む防滴カバー1への締め付け作業も容易に行なうことができるようになる。
【0020】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、一端部がスイッチ本体の外形に略沿った形状に成形された被覆部とされ、他端部に開口部を有する軟質樹脂製の防滴カバーを設け、スイッチ本体を開口部から防滴カバー内に挿入して被覆部まで押し込むと共に、スイッチ本体の充電部に接続されたリード線を開口部から引き出し、防滴カバーの他端部を結束バンドにてリード線周囲に締め付けるようにしたので、充電部を含むスイッチ本体とリード線の充電部側を一つの防滴カバーにて覆うことが可能となる。そして、リード線が引き出された開口部は、他端部を結束バンドにてリード線に締め付けることにより閉ざされるので、ここからの手指の充電部への接触も防止される。
【0021】
これにより、本発明によれば極めて簡単な構造でスイッチを防滴・安全構造とすることが可能となる。また、カバー自体の比較的単純な形状で済むので、加工性も優れており、総じて著しいコストの削減を図ることができるようになる。
【0022】
特に、カバー本体の他端部に、結束バンドを通す挿通孔を少なくとも二箇所形成したので、結束バンドが位置ズレすることが無くなり、リード線へのケース本体の締め付け作業も容易となる。
【0023】
また、上記挿通孔を、カバー本体の角部を構成する二面にそれぞれ形成したので、結束バンドはケース本体の二面に渡って挿通されるかたちとなり、ケース本体の開口部をより簡単に閉塞することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防滴カバーで覆われたスイッチの側面図である。
【図2】 本発明の防滴カバーの正面図である。
【図3】 本発明の防滴カバーの側面図である。
【図4】 本発明の防滴カバーの平面図である。
【図5】 従来の防滴カバーで覆われたスイッチの側面図である。
【符号の説明】
1 防滴カバー
2 カバー本体
2A 被覆部
2B 突出部
2C 開口部
3 挿通孔
4 結束バンド
5 スイッチ
5A スイッチ本体
6 操作部
7 充電部
8 リード線
Claims (1)
- スイッチ本体の充電部にリード線が接続されたスイッチの防滴カバーにおいて、
軟質樹脂から構成されたカバー本体と、このカバー本体の一端部に設けられ、前記スイッチ本体の外形に略沿った形状に成形された被覆部と、前記カバー本体の他端部に形成され、前記スイッチ本体を挿入可能な開口部と、この開口部から前記スイッチ本体をカバー本体の被覆部内に挿入し、前記開口部から前記リード線を引き出した状態で、前記カバー本体の他端部を前記リード線に締め付ける結束バンドと、前記カバー本体の他端部に少なくとも二箇所形成され、前記結束バンドを通す挿通孔とから成り、
当該挿通孔は、前記カバー本体の角部を構成する二面にそれぞれ形成されていることを特徴とするスイッチ用防滴カバー。
Priority Applications (1)
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JP05155599A JP4067214B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | スイッチ用防滴カバー |
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Family Applications (1)
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CN109473299B (zh) * | 2018-11-01 | 2024-05-03 | 广东电网有限责任公司 | 一种可调节式防雨罩 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP05155599A patent/JP4067214B2/ja not_active Expired - Fee Related
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