JP4065970B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子スチルカメラに関し、詳しくは、電気回路部品及び画像表示系部品の配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被写体からの撮影光を影像素子により光電変換して被写体像を電子データとして保存する電子スチルカメラは、周知である。電子スチルカメラの一種として一眼レフレックス式電子スチルカメラがある。この一眼レフレックス式電子スチルカメラについても、銀塩カメラと同様に、小型化,操作性,画質向上等の機能が要求されている。一眼レフレックス式電子スチルカメラは、銀塩カメラとは一部共通点はあるが、被写体像を電子データとして保存することから原理的に構造が相違している。例えば、一眼レフレックス式電子スチルカメラとして図5に示すものが知られている。なお、図中において、左右方向,前後方向は、それぞれ一眼レフレックス式電子スチルカメラにおける左右方向,前後方向を示している。
【0003】
図において、符号101は一眼レフレックス式電子スチルカメラで、一眼レフレックス式電子スチルカメラ101は、筐体102を備えている。
筐体102の前面壁103の左側部分に、開口部が形成されている。開口部と一体に筒状部が設けられ、筒状部内にレンズ104が固定されている。
筐体102の前後方向略中央部分に、撮像素子105が配置されている。撮像素子105はレンズ104のレンズ光軸及びファインダ光軸を含む面M1に直交し且つ左右方向で対称に位置している。
【0004】
筐体102には、左右方向の右方にグリップ部106が形成されている。グリップ部106は筐体102の前面壁103より前方に曲がり部を突出して形成されている。
このようにして、レンズ光軸及びファインダ光軸を含む面M1に対して右側にはグリップ部106のみが配置されている。従って、左側にはグリップ部106に対応する部分がなく、筐体102は平面視で略L字形状を構成しており、左右アンバランスの形状になっている。
【0005】
撮像素子105の背面に撮像素子基板107,第1電気回路基板108,第2電気回路基板109が順番に配置されている。
第1電気回路基板108,第2電気回路基板109には、例えば、画像表示回路,インバータ回路等の画像表示用駆動回路,記録圧縮回路が搭載されている。
第2電気回路基板109の背面には、撮像素子105の左右方向の位置と略同じ位置に照明用光源110が配置され、さらに、照明用光源110の背面に液晶表示部111が配置されている。
【0006】
グリップ部106内には、電池ボックス112が配置され、電池ボックス112内には電池113が収容されている。
第2電気回路基板109の右側部分に、その後方に位置して外部記録部材用コネクタ114が左右方向に沿って配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の一眼レフレックス式電子スチルカメラ101にあっては、撮像素子105の背面に、第1電気回路基板108,第2電気回路基板109が並んで左右方向に沿って配置されているので、筐体2の全厚みが銀塩一眼レフレックス式カメラに比較して大幅に増していた。そのため、一眼レフレックス式電子スチルカメラ101は大型になって手で握り難く、操作性が大幅に低下したり或いは違和感を生じるという問題があった。
【0008】
また、一眼レフレックス式電子スチルカメラ101は、筐体102は平面視で略L字形状を構成しており、レンズ光軸及びファインダ光軸を含む面M1に対して左右アンバランスの形状になっているので、従来の銀塩一眼レフレックスカメラとは異なる重量バランスになったり、筐体102の左側部分が手で握り難くて操作性が大幅に低下したり或いは違和感を生じるという問題があった。
【0009】
さらに、撮像素子105は、第1電気回路基板108,第2電気回路基板109,照明用光源110に接近して配置されており、第1電気回路基板108,第2電気回路基板109の発熱や、照明用光源110の発熱により、撮像素子105の温度が上昇し、撮像素子105のS/Nが悪化してしまい画質劣化を招いていた。なお、撮像素子105の温度上昇を避けるため、撮像素子105と第1電気回路基板108を前後方向で離すことも考えられるが、この場合には、筐体102の全厚みが増すことになり操作性の点から好ましくない。
【0010】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、筐体の全厚みを薄くして小型化を図り、従来の銀塩一眼レフレックスカメラと同等の操作性を維持する形状を構成し、撮像素子が電気回路基板の発熱の影響を受けずに画質の低下を抑えることができる電子スチルカメラを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、筐体内の、撮影レンズの結像位置に、撮像素子を配置してなる電子スチルカメラにおいて、前記筐体は、後面壁に撮像素子が近接して配置された胴体中央部と、前記胴体中央部に連続して左右方向の一方に形成され、前記胴体中央部の前面聖より前方に突出してなるグリップ部と、前記胴体中央部に連続して左右方向の他方に形成され、収容スペースを有してなる電気部品収納部とで構成され、前記グリップ部材には、記録圧縮回路基板が、前記撮影レンズの光軸と平行に配置され、前記電気部品収納部の内部または外部に1以上の画像表示系部品が配置されていることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子スチルカメラ前記筐体内には、前記撮像素子を挟んで該撮像素子の左右両側に低温発熱性電気回路基板がそれぞれ配置され、前記各低温発熱性電気回路基板より左右方向で各外側に高温発熱性電気回路基板がそれぞれ配置されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の電子スチルカメラ前記画像表示部の照明用光源は筒型に構成され、前記照明用光源は、4角形状の液晶表示部におけるレンズ光軸から最も遠い側の1辺に平行に配置されていることを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の電子スチルカメラにおいて、前記筐体内において、前記胴体中央部は、前記グリップ部及び前記電気部品収納部と、仕切り部材により別空間に仕切られていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4いずれか記載の電子スチルカメラにおいて、前記画像表示系部品は、画像表示回路基板を含み、前記画像表示回路基板は、前記電気部品収納部の内部において、前記撮影レンズの光軸と平行に配置されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の電子スチルカメラにおいて、前記画像表示回路基板は、前記筺体内において、前記撮像素子の配置されている前記胴体中央部を前記電気部品収納部と仕切るように配置されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし請求項6いずれか記載の電子スチルカメラにおいて、前記記録圧縮回路基板は、前記筐体内において、前記撮像素子の配置されている前記胴体中央部を前記グリップ部と仕切るように配置されていることを特徴とする。
【0014】
(作用)
請求項1記載の発明においては、筐体のグリップ部内に記録圧縮回路系部品が配置され、電気部品収納部の内部または外部に多くの画像表示系部品が配置されているので、記録圧縮回路系部品,画像表示系部品が機能ごとに左右に分割され、従来のように筐体の胴体中央部に電気回路基板を配置する必要がなく、筐体の胴体中央部が薄くなり、筐体の厚みが増すことはない。
【0015】
請求項2記載の発明においては、熱による性能変動の少ない2枚の低温発熱性電気回路基板により筐体の内部空間が分割され、温度上昇の大きな高温発熱性電気回路基板の内部空間は撮像素子の配置された内部空間と別空間に仕切られている。
【0016】
従って、高温発熱性電気回路基板で発生した熱は、低温発熱性電気回路基板により、撮像素子の配置された内部空間へ伝達され難くなっている。このため、撮像素子の配置された内部空間は空気対流による撮像素子の温度上昇が抑制される。
請求項3記載の発明においては、画像表示部の照明用光源は筒型に構成され、照明用光源は、4角形状の液晶表示部におけるレンズ光軸から最も遠い側の1辺に平行に配置されているので、照明用光源は撮像素子から遠くなり、画像表示部の照明用光源の発熱による撮像素子の温度上昇が抑えられ、高画質な撮影画像が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1ないし図3により、請求項1ないし請求項7記載の発明の実施の形態に係わる電子スチルカメラについて、一眼レフレックス式電子スチルカメラを例に挙げて説明する。図1は図3のX−X線に沿って切断した断面図である。なお、図中において、左右方向,前後方向,上下方向は、それぞれ一眼レフレックス式電子スチルカメラにおける左右方向,前後方向,上下方向を示している。
【0018】
図において、本実施の形態に係わる一眼レフレックス式電子スチルカメラ1は、筐体2と、筐体2に設けられた交換レンズユニット3とを備えている。なお、一眼レフレックス式電子スチルカメラ1には、周知の銀塩一眼レフレックス式カメラに対してレンズ系,ファインダ装置等の機構部品と同様の機構部品が内蔵されている。
【0019】
筐体2は、胴体中央部4と、胴体中央部4に連続して左右方向の右方に形成されたグリップ部5と、胴体中央部4に連続して左右方向の左方に形成されて収容スペース6Aを有してなる電気部品収納部6とを備えている。
交換レンズユニット3は、円筒体と、円筒体の内壁面に固定したレンズとで構成されている。
【0020】
前面壁7の胴体中央部4における部分には開口部を有するマウント部が形成され、マウント部に交換レンズユニット3が着脱自在に介装されている。
筐体2内には、レンズの結像位置で且つレンズ光軸及びファインダ光軸を含む面Mに直交してCCDからなる撮像素子8が配置されている。撮像素子8は、撮像素子基板9上に搭載され、後面壁10の胴体中央部4における部分に近接して位置している。撮像素子基板9はサイドブラケット2A,2Aを介して胴体取付部2Bに取り付けられている。撮像素子8,撮像素子基板9の温度上昇が画質性能に大きく影響を及ぼすとされている。
【0021】
筐体2の左側部分には、背面からみて4角形状の画像表示用窓11が形成されている(図3)。
グリップ部5は、筐体2の前面壁7の胴体中央部4における部分より前方に突出して形成される曲がり部12を有し、後面壁10のグリップ部5における部分には、上下方向にスロット孔13が形成されるとともに、スロット孔13の右外側に位置して開閉蓋14が回動自在に取り付けられている。開閉蓋14は図1には開状態(2点鎖線で示す)が示されており、閉状態になるとスロット孔13を閉じる程度の長さになっている。
【0022】
図1に示すように、前面壁7の電気部品収納部6における部分には第1ガイドレール15Aが形成されている。図2に示すように、電気部品収納部6の上面壁には第2ガイドレール15Bが形成され、筐体2の電気部品収納部6の側面壁の下部には第3ガイドレール15Cが形成されている。グリップ部5の上面壁には第4ガイドレール15Dが形成されている。図1に示すように、グリップ部5には第5ガイドレール15F,第6ガイドレール15Gが形成されている。
【0023】
第3ガイドレール15Cには、第1撮像回路基板16が水平に挿入されて筐体2の底部に近接した状態で配置されており、第1撮像回路基板16の下方には第2撮像回路基板17が配置されている。第1,第2撮像回路基板17,18には、撮像素子8の画像信号を処理するためのA/D回路等の電気回路が組み込まれている。第1撮像回路基板16は第1配線18Aを介して第2撮像回路基板17に接続されている。第1,第2撮像回路基板17,18で筐体2内の上下方向のスペースを利用している。第1,第2撮像回路基板17,18においては、温度上昇が画質性能に大きく影響を及ぼす。
【0024】
第1撮像回路基板16は第2配線18Bを介して撮像素子基板9に接続されている。
ここで、撮像素子8及び第1,第2撮像回路基板17,18は、撮影時のみ駆動して常時駆動していることはなく、そのため、それ自体も発熱源となるが、発熱量は大きくない。
【0025】
そして、第1ガイドレール15A,第2ガイドレール15B,第1撮像回路基板16上に設けた第7ガイドレール15Eには画像表示回路基板19が挿入されて接続されている。画像表示回路基板19は、低温発熱性電気回路基板で、撮像素子8の左側に位置され、第1撮像回路基板16に対して直角に配置されるとともに、レンズ光軸及びファインダ光軸を含む面Mに平行になっている。
【0026】
画像表示回路基板19の後端から後面壁10の段部10Aにかけて仕切板20が配置されている。このような仕切板20を用いる場合にはプラスチック等の熱伝導率の低い材料を用いることにより、熱遮断の効果が顕著になる。仕切板20による筐体2の内部空間の仕切は、隙間も許容され、内部空間の分離は必ずしも必要ではなく空気の対流を阻害するような構造であれば良い。
【0027】
第5ガイドレール15F,第6ガイドレール15G,第4ガイドレール15Dには、記録圧縮回路系部品として第1記録圧縮回路基板21が挿入されている。第1記録圧縮回路基板21は、低温発熱性電気回路基板で、第1撮像回路基板16に対して直角に配置されるとともにレンズ光軸及びファインダ光軸を含む面Mに平行になっている。第1記録圧縮回路基板21の右側には、該第1圧縮記録回路基板21に平行に第2記録圧縮回路基板22が配置されている。第1記録圧縮回路基板21は第3配線18Cを介して第2記録圧縮回路基板22に接続されている。
【0028】
このようにして、画像表示回路基板19,仕切板20,第1記録圧縮回路基板21,第1撮像回路基板16で筐体2の内部空間を区画することにより、筐体2の内部空間は、ミドルスペース23Aからなる内部空間,第1サイドスペース23B,第2サイドスペース23Cに分割されている。ミドルスペース23Aには撮像素子8が配置されている。
【0029】
筐体2のグリップ部5内は、記録圧縮回路系部品として、第1記録圧縮回路基板21,第2記録圧縮回路基板22,外部記録部材用コネクタ24が順々に左右方向の外側(図1の右側)に配置されている。外部記録部材用コネクタ24の外側には、電源回路基板25が筐体2の側面壁に近接して配置されている。電源回路基板25は第2記録圧縮回路基板22より外側に配置され、放熱用金属板26を介して筐体2のグリップ部5に固定され、高温発熱性電気回路基板とされている。第2サイドスペース23Cには、第2記録圧縮回路基板22,外部記録部材用コネクタ24,電源回路基板25が収容されている。
【0030】
第1記録圧縮回路基板21は、両面実装されており、配線18Dを介して第1撮像回路基板16に接続されている。配線18C,18Dにより信号の授受が行なわれる。両面実装の第1記録圧縮回路基板21を用いることにより、配線の為の空隙は必要なく、第1記録圧縮回路基板21を利用した簡単な構造で筐体2の内部空間の仕切を形成することができる。
【0031】
外部記録部材用コネクタ24は、レンズ光軸及びファインダ光軸を含む面Mに平行に配置され、後面壁10のグリップ部5における部分のスリット孔13に開口している。
外部記録部材用コネクタ24には、スマートメディア等の外部記録部材27が挿入されて、その状態で、開閉蓋14が外部記録部材27の外側から閉じられるようになっている。グリップ部5内にレンズ光軸及びファインダ光軸を含む面Mに平行に外部記録部材用コネクタ24が配置されているので、当該一眼レフレックス式電子スチルカメラ1の使用中はグリップ部5のスリット孔13が常に手で握られた状態となり、不用意に外部記録部材27を取り外す危険を確実に避けることができる。
【0032】
電気部品収納部6の収容スペース6Aは、画像表示回路基板19を介して分割されており、画像表示回路基板19の左側部分は第1サイドスペース23Bを構成し、第1サイドスペース23Bには、画像表示回路基板19の左右方向の外側(図1の左側)に位置して第1インバータ回路基板28,第2インバータ回路基板29が配置されている。第1,第2インバータ回路基板28,29は、高温発熱性電気回路基板とされている。第1,第2インバータ回路基板28,29は、発熱源となるが、筐体2の電気部品収納部6の側面壁に近くに位置しているので、放熱効率を良くするとともに組立性も良好とされている。
【0033】
画像表示回路基板19は、両面実装されており、配線18Eを介して第1撮像回路基板16に接続されるとともに、配線18Fを介して第1インバータ回路基板28に接続されている。画像表示回路基板19を仕切板に用いることにより、配線の為の空隙は必要なく、簡単な構造で筐体2の内部空間の仕切を形成することができる。配線18E,18Fにより信号の授受が行なわれる。第1インバータ回路基板28は配線18Gを介して第2インバータ回路基板29に接続されている。このように、電子回路の各機能毎に電子回路基板が配置され、電子回路基板間の配線数を少なくすることができ、各機能毎に検査することもできる。
【0034】
画像表示回路基板19及び第1,第2インバータ回路基板28,29で画像表示用駆動回路30が構成されている。
また、筐体2内には、仕切板20且つ収容スペース6Aの後方に位置して、画像表示部31が配置されている。画像表示部31は周知の液晶表示部32と照明用光源33とで構成され、撮像素子8に対して左方にずれて配置されている。液晶表示部32は背面方向からみて4角形状に構成され、レンズ光軸Lに直角になっている。照明用光源33は図3の上下方向に沿った筒型に構成され、4角形状の液晶表示部32におけるレンズ光軸Lから最も遠い側である縦辺32Aに平行に配置されている。
【0035】
上述の画像表示用駆動回路30と画像表示部31とで画像表示系34が構成されている。画像表示系34はレンズ光軸及びファインダ光軸を含む面Mを挟んで記録圧縮回路系,電源回路基板25に左右方向で対向している。
また、発熱素子を持つ基板35は、筐体2の電気部品収納部6の側面壁に近く配置され、該発熱素子は筐体2の側面壁に向けて実装されている。筐体2の側面壁に放熱部材36が取り付けられている。これにより、発熱素子を持つ基板35の熱は、放熱部材36等を介して放熱され、効率の良い放熱が行なわれる。
【0036】
また、上述した配線18A,18B,18C,18D,18E,18F,18Gにはリード線・フレキシブル基板或いは基板間コネクタ等が用いられ、これらの配線により上述した各電気回路基板同士が連結されている。また、上述した各電気回路基板は筐体2に固定されている。
第1撮像回路基板16の右端部は、クッション材37を介して第1記録圧縮回路基板21の内側面に接しており、第1撮像回路基板16,第1記録圧縮回路基板21の左右方向のズレを組立時に吸収することもできる。
【0037】
なお、図1,図2において、太い点線部分で示す領域は電気回路基板等の実装が不可能な部分を示し、機構部品や光路に用いられる。例えば、筐体2内には、撮像素子8の前方のスペースに、銀塩一眼レフレックス式カメラのレフレックス式のファインダ装置(ミラーによりファインダ機能と撮影機能を有する),シャッター等の同様の機構部品が装着されている。
【0038】
次に、本実施の形態における作用について説明する。
上述のように、筐体2のグリップ部5内に記録圧縮回路系部品として第1記録圧縮回路基板21,第2記録圧縮回路基板22,外部記録部材用コネクタ24が配置され、電気部品収納部6の内部に画像表示系部品として画像表示用駆動回路30,液晶表示部32と照明用光源33とで構成された画像表示部31が配置されているので、記録圧縮回路系部品,画像表示系部品が機能ごとに左右に分割され、従来のように筐体2の胴体中央部4に、図5に示す第1電気回路基板108,第2電気回路基板109に相当する電気回路基板を配置する必要がなく、筐体2の胴体中央部4が薄くなり、筐体2の厚みが増すことはない。換言すれば、筐体2の厚みは従来のように電気回路基板の影響を受けることはない。
【0039】
従って、一眼レフレックス式電子スチルカメラ1は、電気的に被写体を記録する構造であっても、フィルム送り機構を内蔵して内部構造が相違する銀塩一眼レフレックス式カメラと同様の左右の重量バランスが確保され、また、グリップ部5,電気部品収納部6が手で操作するための部分として利用され、操作性が確保される。
【0040】
次に、撮像素子8に対する熱影響について説明する。
熱やノイズの影響を受け易い撮像素子8は、発熱する画像表示系部品(第1,第2インバータ回路基板28,29,照明用光源33)から離れているので、該画像表示系部品の熱から保護される。
また、熱による性能変動の少ない2枚の低温発熱性電気回路基板(画像表示回路基板19,第1記録圧縮回路基板21)により、筐体2の内部空間は、撮像素子8が配置されたミドルスペース23Aからなる内部空間,第1サイドスペース23B,第2サイドスペース23Cに分割されている。
【0041】
撮像素子8の配置されたミドルスペース23Aからなる内部空間は、高温発熱性電気回路基板(第1,第2インバータ回路基板28,29)の配置された第1サイドスペース23B,高温発熱性電気回路基板(電源回路基板25)の配置された第2サイドスペース23Cとは別空間に仕切られている。
従って、温度上昇の大きな高温発熱性電気回路基板で発生した熱は、2枚の低温発熱性電気回路基板により、撮像素子8の配置されたミドルスペース23Aからなる内部空間へ伝達され難くなっている。従って、撮像素子8の配置されたミドルスペース23Aからなる内部空間は、空気対流による撮像素子8の温度上昇が抑制される。
【0042】
詳しく説明すると、電源回路基板25,第1,第2インバータ回路基板28,29,画像表示部31等は撮影後の画像の確認及び編集等に使用されるために動作している時間が長い。これらの電源回路基板25,第1,第2インバータ回路基板28,29,画像表示部31等は高温の状態で発熱源となり、その発熱の割合が装置全体の大きな部分を占めている。これらの回路基板の駆動により生じた熱は内部温度上昇を引き起して撮像素子8の温度が上昇し、画質の重要な要素である撮像素子8のS/Nの悪化を招くことなる。しかし、本実施の形態においては発熱源となる電源回路基板25,第1,第2インバータ回路基板28,29は撮像素子8及び第1撮像回路基板16より離れた位置に配置され、かつ筐体2の側面壁に近接した位置にあるため、電源回路基板25,第1,第2インバータ回路基板28,29から発生する熱を筐体2に放熱し易い構成となっている。従って、撮像素子8は発熱源の影響を最も受け難い配置となっている。
【0043】
また、筐体2の内部は、2枚の低温発熱性電気回路基板(画像表示回路基板19,第1記録圧縮回路基板21),仕切板20により高温発熱性電気回路基板(第1,第2インバータ回路基板28,29,電源回路基板25)から仕切られているため、撮像素子8は、それ以外の高温発熱性電気回路基板の発熱によって暖められた内部空気の対流による温度上昇はなく、撮像素子8の温度上昇によるS/Nの悪化は少なくなる。なお、筐体2の内部を仕切るため画像表示回路基板19を用いていることにより温度の上昇によりある程度の影響を受けて表示画像にノイズが乗ることも考えられるが、画像情報自体にノイズが乗っているわけではないので、画像情報を他の表示手段で確認すれば、高画質な画像が得られたことを確認できる。このように、低温発熱性電気回路基板として画像表示回路基板19,第1記録圧縮回路基板21を用いて筐体2の内部空間を仕切ることで良い状態での画像情報が記録でき、組立作業性もよく小型化も達成できることになる。
【0044】
次に、画像表示部31の照明用光源33の配置による作用について説明する。さらに、画像表示部31の照明用光源33は筒型に構成され、照明用光源33は、4角形状の液晶表示部32におけるレンズ光軸Lから最も遠い側の縦辺32Aに平行に配置されているので、照明用光源33は撮像素子8から遠くなり、画像表示部31の照明用光源33の発熱による撮像素子8の温度上昇が抑えられ、高画質な撮影画像が得られる。
【0045】
すなわち、画像表示部31の発熱部分である照明用光源33は、液晶表示部32の縦辺32Aに平行に配置されているため、撮像素子8から最も離れた位置となり、且つ、筐体2に2方向から放熱される位置となる。これにより、放熱の効率を良くできるとともに、撮像素子8に与える熱の影響を最も小さくできる。筐体2が金属等の伝導率の高い材質を用いていれば放熱効率はさらに高くなり、外部からのノイズによる撮像素子8のS/Nの悪化を最小限に抑え、安定して高画質を得やすくなる。
【0046】
以上の如き構成によれば、次の効果を奏する。
第1に、筐体2のグリップ部5内に記録圧縮回路系部品として第1記録圧縮回路基板21,第2記録圧縮回路基板22,外部記録部材用コネクタ24が配置され、電気部品収納部6の内部に画像表示系部品として画像表示用駆動回路30,液晶表示部32と照明用光源33とで構成された画像表示部31が配置されているので、従来のように筐体2の胴体中央部4に電気回路基板を配置する必要がなく、筐体2の胴体中央部4が薄いレイアウトを具現できる。
【0047】
第2に、筐体2のグリップ部5には、記録圧縮回路系が配置され、しかも、記録圧縮回路系はレンズ光軸Lに平行になっているので、筐体2の左右方向の幅を狭くして小型化を可能にし、グリップ部5内のスペースを利用することにより第1,第2記録圧縮回路基板21,22の長さが長くても、筐体2の胴体中央部4を薄くできる。
【0048】
また、外部記録部材27の形状や、従来における撮像素子基板背面に重ねた基板の厚さに合わて筐体2の厚みを増すことなく薄型且つ小型に構成することができる。
第3に、グリップ部5内に外部記録部材27を内蔵するように配置したため、外部記録部材27を保持するための突出部分が不要となる。
【0049】
第4に、電気部品収納部6の内部に、画像表示系部品である液晶表示部32が配置されているので、操作者が筐体2のグリップ部5を手で持った時、液晶表示部32は手で隠れることがなく、液晶表示部32を見ることができ、また、液晶表示部32の大きさを充分に確保できる。
【0050】
第5に、一眼レフレックス式電子スチルカメラ1であっても、レンズ光軸及びファインダ光軸を含む面Mの両側に記録圧縮回路系部品,画像表示系部品が配置されているので、銀塩一眼レフレックス式カメラと同様に左右の重量バランスを確保できるとともに操作性を確保できる。
第6に、一眼レフレックス式電子スチルカメラ1においては、銀塩カメラで言うところのフィルム室或いはパトローネ部分を効率よく使用して小型化を図ることができる。
【0051】
第7に、熱やノイズの影響を受け易い撮像素子8は、発熱する画像表示系部品(第1,第2インバータ回路基板28,29,照明用光源33)から離れているので、該画像表示系部品の熱から保護することができる。
第8に、2枚の低温発熱性電気回路基板(画像表示回路基板19,第1記録圧縮回路基板21)を介して、筐体2の内部空間は撮像素子8が配置されたミドルスペース23Aからなる内部空間,第1サイドスペース23B,第2サイドスペース23Cに分割されているので、2枚の低温発熱性電気回路基板の間のミドルスペース23Aからなる内部空間の空気対流を抑え、高温発熱性電気回路基板(第1,第2インバータ回路基板28,29,電源回路基板25)における発熱の影響を受けることなく、撮像素子8の温度上昇を抑制して画質の低下を抑えることができる。
【0052】
第9に、高温発熱性電気回路基板(第1,第2インバータ回路基板28,29)は電気部品収納部6の側面壁に近接して配置され、高温発熱性電気回路基板(電源回路基板25)は筐体2の側面壁に近接して配置されているので、撮像素子8から高温発熱性電気回路基板までの距離を大きくすることができ、高温発熱性電気回路基板の温度上昇の影響によって撮像素子8の温度上昇が生じても、S/Nの悪化を最小限に抑え、画質の低下を抑えることができる。
【0053】
第10に、画像表示系部品である画像表示部31の照明用光源33は撮像素子8から遠くなり、撮像素子8の温度上昇を抑え、画質の低下を抑えることができる。
第11に、撮像素子8の画像信号を処理するためのA/D回路等の電気回路は、撮像素子基板9から第1,第2撮像回路基板17,18に分割されているので、次の効果を奏する。
【0054】
▲1▼撮像素子基板9を必要最小限の大きさにすることができ、撮像素子8の左右位置調整のために必要な左右方向のクリアランスを小さくできる。
▲2▼撮像素子8からの信号は、ノイズの影響も受け易いが、第1撮像回路基板16を筐体2の底部に配置することで配線の距離が短くなり、ノイズの影響を受けずに済む。そのため、熱やノイズの影響による撮像素子8における画像の劣化を少なくすることができ、高画質な画像を得ることができ、同時に筐体2の小型化、薄型化を図ることができる。
【0055】
▲3▼第1撮像回路基板16を筐体2の底部に配置したことにより筐体2の全体の厚みが厚くなることを回避できる。
なお、本実施の形態においては、低温発熱性電気回路基板の例として、第1記録圧縮回路基板21,画像表示回路基板19を挙げて説明したが、これらに限定されることなく、低温発熱性電気回路基板は基板全体の発熱量の多くない他の基板でも良い。
【0056】
また、本実施の形態においては、筐体2の内部空間は、撮像素子8の両側の2枚の低温発熱性電気回路基板(画像表示回路基板19,第1記録圧縮回路基板21)を用いてミドルスペース23A,第1サイドスペース23B,第2サイドスペース23Cに分割されているが、低温発熱性電気回路基板に代えて仕切板を用いることもできる。
【0057】
さらに、本実施の形態においては、画像表示系部品のすべての部品が電気部品収納部6の内部に配置されている例について説明したが、画像表示系部品のうちの画像表示部(液晶表示部及び照明用光源)を電気部品収納部6の外部に配置することもできる。
そして、本実施の形態においては、第1撮像回路基板16の右端部は、クッション材37を介して第1記録圧縮回路基板21の内側面に接しているが、クッション材37は必ずしも必要ではない。
【0058】
加えて、本実施の形態においては、撮像素子基板9は胴体取付部2Bに取り付けられているが、撮像素子基板9を後面壁10に取り付けることもできる。
そして、また、本実施の形態においては、照明用光源33は図3の上下方向に沿って配置され、4角形状の液晶表示部32におけるレンズ光軸Lから最も遠い側である縦辺32Aに平行に配置されているが、図4に示すように、液晶表示部38の位置を図3よりも下方にずらして液晶表示部38の横辺39Aがレンズ光軸Lから最も遠い側になった場合には、横辺39Aに平行に照明用光源39を配置することもできる。
【0059】
そして、さらに、本実施の形態においては、電子スチルカメラの例として、一眼レフレックス式電子スチルカメラを例に挙げて説明したが、これに限定されることはない。
【0060】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、次の効果を奏する。
【0061】
A)筐体のグリップ部内に記録圧縮回路系部品が配置され、電気部品収納部の内部に画像表示系部品が配置されているので、従来のように筐体の胴体中央部に電気回路基板を配置する必要がなく、筐体の胴体中央部が薄いレイアウトを具現できる。
B)筐体のグリップ部には、記録圧縮回路系が配置されているので、筐体の左右方向の幅を狭くして小型化を可能にし、グリップ部の前後のスペースを利用することにより、筐体の胴体中央部を薄くできる。
【0062】
また、外部記録部材の形状や、従来における撮像素子基板の背面に重ねた電気回路基板の厚さに合わせて筐体の厚みを増すことなく薄型且つ小型に構成することができる。
C)電気部品収納部の内部に、画像表示系部品が配置されているので、操作者が筐体のグリップ部を手で持った時、画像表示系部品である液晶表示部は手で隠れることがなく、液晶表示部を見ることができ、また、液晶表示部の大きさを充分に確保できる。
【0063】
D)一眼レフレックス式電子スチルカメラであっても、銀塩一眼レフレックス式カメラと同様に左右の重量バランスを確保できるとともに操作性を確保できる。
【0064】
請求項2記載の発明によれば、対向する2枚の低温発熱性電気回路基板で筐体の内部空間を仕切ることにより、2枚の低温発熱性電気回路基板の間の撮像素子の配置されている内部空間の空気対流を抑えることができ、撮像素子は高温発熱性電気回路基板における発熱の影響を受けることなく、該撮像素子の温度上昇が抑制されて、画質の低下を抑えることができる。
【0065】
また、高温発熱性電気回路基板は筐体の両端の側面壁に近接して配置されているので、撮像素子から高温発熱性電気回路基板までの距離を大きく採ることができ、高温発熱性電気回路基板の温度上昇の影響によって撮像素子の温度上昇が生じることなく、S/Nの悪化を最小限に抑え、画質の低下を抑えることができる。
請求項3記載の発明によれば、画像表示系部品である画像表示部の照明用光源は撮像素子から遠くなり、撮像素子の温度上昇を抑え、画質の低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1ないし請求項3記載の発明の実施の形態に係わる電子スチルカメラを示す断面図である。
【図2】 同電子スチルカメラを示す一部を切り欠いた背面図である。
【図3】同電子スチルカメラを示す背面図である。
【図4】画像表示部の他の配置を示す電子スチルカメラの背面図である。
【図5】従来における電子スチルカメラを示す断面図である。
【符号の説明】
1 一眼レフレックス式電子スチルカメラ
2 筐体
4 胴体中央部
5 グリップ部
6 電気部品収納部
6A 収容スペース
8 撮像素子
19 画像表示回路基板
21 第1記録圧縮回路基板
22 第2記録圧縮回路基板
24 外部記録部材用コネクタ
27 外部記録部材
28 第1インバータ回路基板
29 第2インバータ回路基板
30 画像表示用駆動回路
31 画像表示部
32 液晶表示部
33 照明用光源
Claims (7)
- 筐体内の、撮影レンズの結像位置に、撮像素子を配置してなる電子スチルカメラにおいて、
前記筐体は、
後面壁に撮像素子が近接して配置された胴体中央部と、
前記胴体中央部に連続して左右方向の一方に形成され、前記胴体中央部の前面聖より前方に突出してなるグリップ部と、
前記胴体中央部に連続して左右方向の他方に形成され、収容スペースを有してなる電気部品収納部とで構成され、
前記グリップ部材には、記録圧縮回路基板が、前記撮影レンズの光軸と平行に配置され、
前記電気部品収納部の内部または外部に1以上の画像表示系部品が配置されている
ことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 前記筐体内には、前記撮像素子を挟んで該撮像素子の左右両側に低温発熱性電気回路基板がそれぞれ配置され、前記各低温発熱性電気回路基板より左右方向で各外側に高温発熱性電気回路基板がそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
- 前記画像表示部の照明用光源は筒型に構成され、前記照明用光源は、4角形状の液晶表示部におけるレンズ光軸から最も遠い側の1辺に平行に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子スチルカメラ。
- 前記筐体内において、前記胴体中央部は、前記グリップ部及び前記電気部品収納部と、仕切り部材により別空間に仕切られていることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の電子スチルカメラ。
- 前記画像表示系部品は、画像表示回路基板を含み、
前記画像表示回路基板は、前記電気部品収納部の内部において、前記撮影レンズの光軸と平行に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4いずれか記載の電子スチルカメラ。 - 前記画像表示回路基板は、前記筺体内において、前記撮像素子の配置されている前記胴体中央部を前記電気部品収納部と仕切るように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の電子スチルカメラ。
- 前記記録圧縮回路基板は、前記筐体内において、前記撮像素子の配置されている前記胴体中央部を前記グリップ部と仕切るように配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6いずれか記載の電子スチルカメラ。
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