JP2020202256A - 撮影装置 - Google Patents

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光章 黒川
Mitsuaki Kurokawa
光章 黒川
亨 武田
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亨 武田
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Abstract

【課題】撮影装置のコンパクト化を図りつつ放熱性を高める。【解決手段】撮影装置(1)の筐体(5)後部には、複数の放熱フィン(53)を有する凹部(51)が設けられている。撮像基板(77)は、前後方向に対して垂直な姿勢で凹部(51)の前側に配置されている。通信基板(57)は、前後方向に平行な姿勢で凹部(51)に対して下側に配置されている。撮像基板(77)に設けられた撮像制御回路(107)と通信基板(57)に設けられた通信制御回路(57)とは、筐体(5)の後部とそれぞれ熱的に接続されている。【選択図】図4

Description

本開示は、撮影装置に関する。
デジタルビデオカメラなどの撮影装置に用いられる撮像素子は、撮像動作に伴って発熱しやすく、高温になるとノイズが増える性質を有する。また、撮影装置に搭載される画像処理プロセッサなどの制御回路も、高画質化や高性能化に伴い、消費電力が大きくなり、発熱量が増してきている。制御回路が高温になると、それ自体の信頼性が低下すると共に、制御回路で発生した熱が撮像素子に伝達することで、撮像素子にも悪影響を及ぼす。
そこで、撮影装置においては、様々な放熱構造が提案されている。例えば、特許文献1には、筐体の後部に複数の放熱フィン(ヒートシンク)を有する撮影装置が開示されている。この撮影装置では、筐体を構成するフロントケース(第1のケース)とリアケース(第2のケース)とが互いに固定されている状態において、制御回路(発熱体)がリアケース内の後面に設けられた放熱板部と当接し、制御回路で発生した熱が放熱板部を介して放熱フィンに伝えられるようになっている。
特開2018−73953号公報
ところで、近年、画像処理技術や通信技術の発達に伴い、次世代の映像コンテンツを提供するシステムとして、任意の視点における映像を三次元的に再現する自由視点映像システムが注目されている。自由視点映像システムは、多数の撮影装置をネットワークで繋いで構築される。そのため、自由視点映像システムに用いられる撮影装置には、撮像制御用の制御回路の他に外部機器との通信用の制御回路も必要であるから、発熱源となる制御回路が増加する。
しかし、撮像制御用および通信用の両方の制御回路を同一の基板に設ける場合には、基板面積を大きくせざるを得ない。この場合において、特許文献1に開示されるような放熱構造を採用すると、筐体の放熱板部が設けられる伝熱面を同一平面上に広くしなくてはならず、撮影装置が大型化してしまう。また、両方の制御回路の放熱のための熱伝導が筐体の前後方向における同じ位置で行われるため、撮影装置の放熱性が損なわれるといった問題がある。
本開示の技術は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、撮影装置のコンパクト化を図りつつ放熱性を高めることにある。
上記の目的を達成するために、本開示の技術では、2つの制御回路を別々の基板に設け、両基板の配置と放熱フィンの設け方を工夫した。
具体的には、本開示の技術は、筐体と、筐体に収容された第1基板および第2基板とを備え、第1基板および第2基板に、撮像動作の制御に関わる制御回路がそれぞれ設けられた撮影装置を対象とする。
本開示の技術に係る撮影装置において、第1基板は、前後方向に対して垂直な方向に沿う姿勢で配置されている。第2基板は、前後方向に沿う姿勢で第1基板の後方に臨む位置に配置されている。第1基板の制御回路と第2基板の制御回路とは、筐体の後部とそれぞれ熱的に接続されている。そして、筐体の後部における第1基板の後方で第2基板が臨む側には、放熱フィンが設けられている。
ここでいう第1基板についての「前後方向に対して垂直な方向に沿う姿勢」とは、第1基板が前後方向に垂直な姿勢とされている場合のみならず、前後方向に垂直な姿勢から若干傾斜した前後方向に対して略垂直な姿勢とされている場合をも含む。また、第2基板についての「前後方向に沿う姿勢」とは、第2基板が前後方向に平行な姿勢とされている場合のみならず、前後方向に平行な姿勢から若干傾斜した前後方向に対して略平行な姿勢とされている場合をも含む。また、「熱的に接続」とは、熱伝導による熱移動が可能なように接続されていることを意味し、物理的に直接接続されている場合の他、両者が熱伝導を妨げない物(部材)を介して接続されている場合をも含む。
この構成によると、第1基板と第2基板とを互いに交差する姿勢で筐体内に配置し、筐体の後部における第1基板および第2基板が共通に臨む側に放熱フィンを設けるようにしたから、第1基板および第2基板の位置関係によるとデッド空間となり易い箇所を放熱構造に有効活用して、撮影装置をコンパクトに構成することができる。また、第1基板の制御回路の放熱のための熱伝導と、第2基板の制御回路の放熱のための熱伝導とが、筐体の前後方向においてずれた位置で行われるので、撮影装置の放熱性を高めることができる。
上記撮影装置において、第2基板は、当該撮影装置が所定の撮影姿勢にあるときに、放熱フィンよりも下側に位置することが好ましい。
この構成によると、撮影装置が所定の撮影姿勢にあるときに、第2基板が放熱フィンよりも下側に位置するようにしたから、第2基板の制御回路で発生した熱を放熱板に伝えて効率的に放散することができる。このことは、撮影装置の放熱性を高めるのに有利である。
上記撮影装置において、第1基板の制御回路および第2基板の制御回路のうち一方の制御回路は、撮像素子の動作を制御すると共に撮像素子からの出力信号を処理する撮像制御回路であってもよい。また、第1基板の制御回路および第2基板の制御回路のうち他方の制御回路は、外部機器との通信を制御する通信制御回路であってもよい。
この構成によると、制御回路として撮像制御回路の他に通信制御回路を備えるようにしたから、撮影装置が外部機器と接続するための通信機能を必要とする用途に使用することができる。そのような撮影装置は、自由視点映像システムなどのネットワークを利用したシステムを構築するネットワークカメラとして有用である。
上記撮影装置において、第1基板の制御回路は、撮像制御回路であってもよい。そして、第2基板の制御回路は、通信制御回路であって、当該撮影装置での電力の供給を制御するようになっていてもよい。
この構成によると、撮影装置での電力の供給に関する制御を通信制御回路により行うようにしたから、撮影動作に伴う通信制御回路での発熱量が、撮像制御回路での発熱量に比べて大きくなる傾向にある。そのことで、筐体の後部で放熱フィンよりも下側に位置する壁部が、通信制御回路から伝えられる熱によって高温になり、放熱フィンの周囲において空気の自然対流により空気の流動を生じ易くすることができる。このことは、撮影装置の放熱性を高めるのに有利である。
上記撮影装置において、放熱フィンは、複数設けられ、当該撮影装置が所定の撮影姿勢にあるときに、上下方向に真っ直ぐ延びる形状とされていることが好ましい。
この構成によると、各放熱フィンを撮影装置が撮影を行っているときは上下方向に真っ直ぐ延びる形状としたから、第1基板の制御回路および第2基板の制御回路から伝えられた熱により筐体後部で放熱フィンの間の空気が温められた際、その温められた空気の自然対流により放熱フィンの間に上昇する空気の流動をスムーズに発生させることができる。これにより、撮影装置が所定の撮影姿勢で使用されるときの放熱性を高めることができる。
また、上記撮影装置において、放熱フィンは、複数設けられ、当該撮影装置が所定の撮影姿勢にあるときに、鉛直方向および水平方向に対して傾斜した方向に延びる形状とされていることが好ましい。
この構成によると、各放熱フィンを撮影装置が撮影を行っているときは鉛直方向および水平方向に対して傾斜した方向に延びる形状としたから、撮影装置の撮影姿勢が縦撮りの撮影姿勢であるかまたは横撮りの撮影姿勢であるかに関わらず、筐体後部で放熱フィンの間の空気が温められた際、その温められた空気の自然対流により放熱フィンの間に上昇する空気の流動を発生させることができる。これにより、撮影装置に撮影姿勢に依らない安定した放熱性を得ることができる。
本開示の技術によれば、撮影装置のコンパクト化を図りつつ放熱性を高めることができる。
図1は、実施形態に係る撮影装置の第1撮影姿勢を左前方斜め上側から見た斜視図である。 図2は、実施形態に係る撮影装置の第1撮影姿勢を右後方斜め下側から見た斜視図である。 図3は、図1のIII−III線における撮影装置の断面図である。 図4は、図1のIV−IV線における撮影装置の断面図である。 図5は、図1のV−V線における撮影装置の断面図である。 図6は、変形例に係る撮影装置の第1撮影姿勢を右後方斜め下側から見た斜視図である。 図7は、変形例に係る撮影装置の第1撮影姿勢での背面図である。 図8は、変形例に係る撮影装置の第2撮影姿勢での背面図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明の便宜上、撮影装置について、撮影方向における正面側を「前」、背面側を「後」と称し、所定の撮影姿勢である第1撮影姿勢での高さ方向における上側を「上」、下側を「下」と称し、同じく第1撮影姿勢での撮影方向の正面側を向いて左側を「左」、右側を「右」と称する。
この実施形態では、本開示の技術に係る撮影装置について、任意の視点における映像を三次元的に再現する自由視点映像システムに用いられる撮影装置を例に挙げて説明する。
図1に、撮影装置1の第1撮影姿勢を左前方斜め上側から見た斜視図を示す。図2に、撮影装置1の第1撮影姿勢を右後方斜め下側から見た斜視図を示す。図3に、図1のIII−III線における撮影装置1の断面図を示す。図4に、図1のIV−IV線における撮影装置1の断面図を示す。図5に、図1のV−V線における撮影装置1の断面図を示す。なお、図3および図4では、説明の便宜上、支持装置201、断面手前側の構成および空気の流れを二点鎖線で示している。
図1および図2に示す撮影装置1は、例えば、スポーツの競技場の周囲に多数設置されて、競技場内を同じタイミングで多方向から撮影するのに使用される。自由視点映像システムは、それら多数の撮影装置1をネットワークで繋いで構築される。自由視点映像システムでは、各撮影装置1で撮影した動画データから個々の被写体の識別および追跡を行う共に三次元空間での位置を推定することにより、擬似的な三次元空間のデータを構築して任意の視点における映像を生成する。
撮影装置1は、図示しない交換式のレンズユニットと、図1〜図5に示す装置本体3とを備えている。
レンズユニットは、複数枚のレンズからなるレンズ群と、光量を調整する絞りと、レンズを移動させると共に絞りを調整するレンズ制御部と、これらレンズ群、絞りおよびレンズ制御部を収容するレンズ鏡筒とを備えている。レンズユニットは、装置本体3に対して着脱可能に構成されている。レンズユニットには、公知のズームレンズを用いることが可能である。
装置本体3は、直方体の正面視で四隅を切り欠いたような形状とされた筐体5と、筐体5内に収容された通信モジュール7、レンズ接点モジュール9、撮像モジュール11および放熱部品13とを備えている。
筐体5は、前側に位置するフロントケース15と、後側に位置するリアケース17とによって構成されている。フロントケース15は、奥行きが相対的に短く、後方に臨む外周縁部を有している。リアケース17は、奥行きが相対的に長く、前方に臨む外周縁部を有している。これらフロントケース15とリアケース17とは、外周縁部同士を突き合わせた状態で複数箇所をねじ19で止めることにより互いに固定されている。
フロントケース15およびリアケース17は、金属製または樹脂製のケースであって、撮影装置1の放熱性の観点からは金属製であることが好ましい。
筐体5の下面には、撮影装置1を支持する三脚などの支持装置201(図3に示す)が取り付けられる第1取付部21が3つ設けられている。これら3つの第1取付部21は、前後方向において互いに間隔をあけて配置されている。撮影装置1は、いずれか1つの第1取付部21にて支持装置201を用いて上下方向に支持されることにより、後述する放熱部品13の第1開口117が上方に臨み、第2開口119が下方に臨む第1撮影姿勢とされる。第1撮影姿勢は、例えば横撮りの撮影姿勢である。
さらに、筐体5の下面において、前側に位置する2つの第1取付部21の間で第1取付部21の右側方位置には、吸込み口23が設けられている。吸込み口23は、第1取付部21とは異なる側である右側方に向けて開放されている。そのことで、支持装置201がいずれの第1取付部21に取り付けられても、吸込み口23が右側方で開放されていることにより空気の流通経路を確保して、支持装置201により完全には塞がれないようになっている。
また、筐体5の右側面には、支持装置201が取り付けられる第2取付部25が設けられている。撮影装置1は、第2取付部にて支持装置201を用いて上下方向に支持されることにより、後述する放熱部品13の第1開口117が右方に臨み、第2開口119が左方に臨む第2撮影姿勢とされる。第2撮影姿勢は、例えば縦撮りの撮影姿勢である。
第1取付部21および第2取付部25はそれぞれ、ねじ受け部品27によって構成されている。後側に位置する2つの第1取付部21と第2取付部25とを構成するねじ受け部品27は、リアケース17にねじ29によって取り付けられている。前側に位置する1つの第1取付部21を構成するねじ受け部品27は、フロントケース15とリアケース17との境界部分に設けられ、両方のケース15,17にねじ29によって取り付けられている。
フロントケース15の前面には、円形の開口31が設けられている。フロントケース15の開口31の周縁部前側には、レンズユニットを着脱可能なリング状のレンズマウント33が設けられている。レンズユニットは、レンズマウント33に対して取り付けられる。リアケース17の上面には、閃光装置(ストロボ)などの撮影用アクセサリを取り付け可能なアクセサリシュー35が設けられている。リアケース17は、アクセサリシュー35の前側に、放熱部品13が挿入された挿入口37を有している。
リアケース17の後部における下側の一部には、自由視点映像システムのネットワークに接続するための通信インタフェース部39が設けられている。通信インタフェース部39には、LAN(Local Area Network)ケーブルとの接続に用いられるLANコネクタ41の接続口43が設けられている他、SD(Secure Digital)カードなどのメモリカードが装着されるカードソケットの挿入口45、その他の入出力装置の接続部47、リセットスイッチなどの押しボタン式の各種スイッチ49が設けられている。
リアケース17のうち通信インタフェース部39の上側で筐体5の後部を構成する部分には、前方に向かって凹んだ凹部51が設けられている。凹部51は、上方および後方に開放されており、後方に臨む第1壁部52と、上方に臨む第2壁部54と、左右方向に互いに対向する一対の側壁部56とによって区画されている。第1壁部52は、凹部51の前面を構成し、リアケース17の前後方向における中程に位置している。第2壁部54は、凹部51の下面を構成し、リアケース17の上下方向における中程に位置している。
凹部51は、筐体5の後部において撮像モジュール11を構成するプリント基板77の後方で通信モジュール7を構成するプリント基板55が臨む側に設けられている。凹部51には、筐体5の後部に伝えられた熱を放散する複数の放熱フィン53が設けられている。これら複数の放熱フィン53は、撮影装置1の内部(特に後述する通信制御回路57および撮像制御回路107)で発生した熱を外部に放散する役割を担う。放熱フィン53は、前後方向および上下方向に延びる板状片であって、撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときに、上下方向に真っ直ぐ延びる形状とされている。
この放熱フィン53は、凹部51の左右両側にも設けられている。凹部51に設けられた各放熱フィン53は、第1壁部52から後方に向かって突出している。これら各放熱フィン53は、図3に示す態様では凹部51から後方にはみ出しているが、全体が凹部51内に収まっていてもよく、少なくとも一部が凹部51内に位置していればよい。凹部51の左右両側に設けられた各放熱フィン53は、リアケース17の後面から後方に突出し、通信インタフェース部39の側方位置にまで延びている。これら複数の放熱フィン53は、左右方向に互いに間隔をあけて対向しており、互いの間に空気の流路となり得る空間を形成している。
撮影装置1の内部で発生した熱により筐体5後部にある凹部51内の空気が温められると、放熱フィン53の間を自然対流により上昇する空気の流動が生じ、温められた空気が放熱フィン53の間から撮影装置1の上方へ流出する。それと共に放熱フィン53の間に新たな空気が流入して、放熱フィン53の間を空気が流通する。これにより、放熱フィン53が空冷されて、撮影装置1の内部で発生した熱が外部に放散される。
通信モジュール7は、自由視点映像システムのネットワークとの通信と電力制御とを行う機能部品である。この通信モジュール7は、筐体5内の後部下側にある収容スペースでリアケース17の通信インタフェース部39の前方位置に配置されている。通信モジュール7は、LANコネクタ41と、通信制御用のプリント基板(以下、「通信基板」と称する)55とを備えている。通信基板55は、第2基板の一例である。
通信基板55は、板厚方向を上下方向に向けて前後方向に沿う姿勢で、凹部51に対して撮像モジュール11を構成する後述のプリント基板77とは異なる側でそのプリント基板77の後方に臨む下側位置に配置されている。通信基板55には、LANコネクタ41が接続されると共に、撮像動作の制御に関わる通信制御回路57が搭載されている。通信制御回路57は、撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときに、筐体5後部に設けられた凹部51およびその内部の放熱フィン53よりも下側に位置する。
通信制御回路57は、外部機器との通信および撮影装置1での電力の供給を制御する制御回路であって、DC/DCコンバータなどの電源IC(Integrated Circuit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などからなる通信プロセッサ、その他の電力供給や通信制御のための電子回路部品を含む。この実施形態に例示する撮影装置1は、通信制御回路57の機能により、PoE(Power over Ethernet(登録商標))に対応し、LANコネクタ41に接続されるLANケーブルで通信と電力供給とを行うようになっている。
通信制御回路57は、撮影装置1の動作に伴って発熱する発熱源の1つである。通信制御回路57での発熱は、撮影装置1の性能低下や動作不良といった不具合を招く。そのため、この実施形態では、通信制御回路57の熱を外部に逃がすように熱対策を講じている。具体的には、通信制御回路57の発熱箇所を、リアケース17の下側部位から内方(前方)に延びる突出片59と放熱部品13の段部137下面とに伝熱シート61を介してそれぞれ接触させている(図3および図4参照)。このように、通信制御回路57は、リアケース17の後部および放熱部品13と熱的に接続されている。そのことで、通信制御回路57で発生した熱をリアケース17の後部および放熱部品13に伝えて放熱するようになっている。
レンズ接点モジュール9は、レンズマウント33の後側でフロントケース15の開口31内側に設けられた接点ホルダ63と、接点ホルダ63に設けられた複数の接点部65(端子)とを備えている。接点ホルダ63は、矩形の四隅を切り欠いたような形状の開口67を中央部に有し、レンズマウント33の内周側に迫り出している。複数の接点部65は、接点ホルダ63のうちレンズマウント33の内周側に位置する部分に開口67に沿って整列した状態に設けられている。
レンズ接点モジュール9の各接点部65は、FPC(Flexible Printed Circuit)69および中継ぎ基板71を介して撮像モジュール11と接続されている。撮像モジュール11に含まれる撮像制御回路107は、レンズユニットがレンズマウント33に装着されると、レンズユニットに含まれるレンズ制御部と電気的に接続されて通信を行い、レンズ制御部を通じて絞りやレンズなどの撮像光学系の駆動を制御するようになっている。
撮像モジュール11は、レンズユニットを通して入射した光の赤外線をカットするIR(Infrared Radiation)フィルタ73と、レンズユニットのレンズ群による結像を電気信号に変換する撮像素子75と、撮像制御用のプリント基板(以下、「撮像基板」と称する)77とを備えている。撮像基板77は、第1基板の一例である。
IRフィルタ73は、撮像素子75の前方に配置されている。IRフィルタ73は、センサホルダ79により撮像素子75と共にプリント基板81上に保持されている。これらIRフィルタ73、撮像素子75およびプリント基板81はユニット化されてセンサユニット83を構成している。
接点ホルダ63の外周後側には、センサユニット83を取り囲むセンサシャーシ85が配置されている。センサユニット83は、そのセンサシャーシ85に対してねじ91で固定されたブラケット89に支持されている。センサユニット83と接点ホルダ63との間には、フランジバックを初めとする寸法を補足するためのシャッタスペーサ93が配置されている。
撮像素子75は、撮像面を接点ホルダ63の開口67に対応させて設けられており、装置本体3からレンズユニットを取り外した状態においてはレンズマウント33の内側で撮像面が露出する。撮像素子75は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサによって構成されている。
撮像素子75は、撮影装置1の動作に伴って発熱する発熱源の1つである。撮像素子75での発熱は、撮影画像におけるノイズの増大といった不具合を招く。そのため、この実施形態では、撮像素子75の熱を外部に逃がすように熱対策を講じている。具体的には、後述する放熱部品13を設け、撮像素子75を放熱部品13に熱的に接続することとしている。
撮像基板77は、板厚方向を前後方向に向けて前後方向に対して垂直な方向に沿う姿勢で、センサユニット83(撮像素子75)と前後方向に間隔をあけて対向し、リアケース17内の後部における凹部51の前側位置に配置されている。撮像基板77の前面には、FPC95が接続される配線コネクタ97などが設けられている。撮像基板77は、FPC95および中継ぎ基板99を介してセンサユニット83のプリント基板81と接続されており、撮像素子75と通信するようになっている。中継ぎ基板99は、フロントケース15にねじ101で固定されたブラケット103に対しねじ105で締結されることにより支持されている。
撮像基板77の後面には、カードソケットやLANコネクタ41以外の入出力装置などが電気的に接続されると共に、撮像動作の制御に関わる撮像制御回路107が搭載されている。撮像制御回路107は、撮像素子75の駆動を制御すると共に撮像素子75からの出力信号を処理する制御回路であって、A/Dコンバータなどの信号処理回路やバッファメモリ、ASICなどからなる撮像プロセッサ、その他の撮像動作における信号処理のための電子回路部品を含む。撮像制御回路107は、FPC109および中継ぎ基板111などを介して通信制御回路57から電力が供給されると共に、通信制御回路57と通信する。
撮像制御回路107は、撮影装置1の動作に伴って発熱する発熱源の1つである。そのため、この実施形態では、撮像制御回路107の熱を外部に逃がすように熱対策を講じている。具体的には、撮像制御回路107は、リアケース17の放熱フィン53が設けられた第1壁部52がなす後部壁面との間に伝熱シート113を挟み込んでいる。このように、撮像制御回路107は、リアケース17の後部と熱的に接続されている。そのことで、撮像制御回路107で発生した熱をリアケース17の後部に伝えて、各放熱フィン53を通じて放熱するようになっている。
伝熱シート113は、シリコーンゴムやアクリル樹脂などからなり、高い柔軟性と優れた熱伝導性を併せ持っている。リアケース17の後部壁面において、撮像制御回路107に対応する各箇所には、リアケース17の内方(前方)に突出した突出部115が設けられている。伝熱シート113は、それら突出部115と撮像制御回路107との間に挟み込まれることで、両者に密着している。そのことで、撮像制御回路107の放熱性が高められている。
放熱部品13は、薄型ケース状の中空部品であって、筐体5の外部に通じる開口117,119を両端側に有している。放熱部品13は、撮像基板77とセンサユニット83(撮像素子75)との間に配置されて、それら撮像基板77およびセンサユニット83の両方に対向している。このように、放熱部品13は、撮像素子75および撮像制御回路107の近傍に配置されている。放熱部品13は、撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときに、上下方向に延びる姿勢とされて、一方の開口である第1開口117が上方に位置すると共に、他方の開口である第2開口119が下方に位置する。この放熱部品13は、空気が流れる流路129を構成している。
放熱部品13は、第1開口117および第2開口119を有する部品本体121と、部品本体121の開放された側部開口を覆うサイドカバー123とによって構成されている。部品本体121には、サイドカバー123で覆われる側部開口に向けて突出する複数のボス125が設けられている。サイドカバー123は、部品本体121に対して、各ボス125にねじ127で締結されることにより取り付けられている。これら部品本体121およびサイドカバー123はそれぞれ、金属製または樹脂製の部材であって、撮影装置1の放熱性の観点からは金属製であることが好ましい。
放熱部品13は、センサユニット83寄りの位置に配置されている。放熱部品13の前面には、伝熱シート131の一方側が貼り付けられている。伝熱シート131の他方側は、センサユニット83の後面を支持するブラケット89に貼り付けられている。このように、放熱部品13は、伝熱シート131およびブラケット89を介してセンサユニット83に接続されていることで、撮像素子75と熱的に接続されている。放熱部品13は、撮像基板77および撮像制御回路107とは離間している。
放熱部品13(部品本体121)の第1開口117の周縁部分には、外周に突出したフランジ133が設けられている。放熱部品13は、リアケース17の挿入口45から筐体5の内部に挿入されて、リアケース17における挿入口45の周縁部分にフランジ133をねじ135で締結することにより、筐体5に取り付けられている。放熱部品13の第2開口119は、筐体5の下部に設けられた吸込み口23に接続されている。
放熱部品13のうち第2開口119側で左側部位の内部には、放熱部品13の流路断面積を第1開口117側に向かって段階的に大きくする段部137が複数(図3に示す例では2つ)設けられている。これら複数の段部137は、放熱部品13において撮像素子75に対向する位置よりも第2開口119側に配置されている。そのことで、放熱部品13の流路断面積は、撮像素子75に対向する位置で相対的に大きく、撮像素子75に対向する位置よりも第2開口119側の位置で相対的に小さくなっている。
このように、放熱部品13のうち第2開口119側の部位は、第1開口117側の部位に比べて流路断面積が小さい部分を有している。放熱部品13の流路断面積は、第2開口119が設けられた端部またはその開口端寄りの部分で最も小さくなっている。そして、放熱部品13の第2開口119は、放熱部品13の第1開口117に比べて開口面積が小さく、第1開口117に対して筐体5のうち第2取付部25が設けられた右側部側に偏在している。
この実施形態の撮影装置1によると、撮像基板77と通信基板55とが互いに交差する姿勢で筐体5内に配置され、筐体5の後部における撮像基板77と通信基板55が共通に臨む側に、前方に向かって凹んだ凹部51とその内部に位置する複数の放熱フィン53とが設けられているので、撮像基板77と通信基板55の位置関係によるとデッド空間となり易い箇所を放熱構造に有効活用して、撮影装置1をコンパクトに構成することができる。また、撮像基板77に設けられた撮像制御回路107の放熱のための熱伝導と、通信基板55に設けられた通信制御回路57の放熱のための熱伝導とが、筐体5の前後方向においてずれた位置で行われるので、撮影装置1の放熱性を高めることができる。
また、この実施形態の撮影装置1によると、撮影装置1での電力の供給に関する制御が通信制御回路57により行われるので、撮影動作に伴う通信制御回路57での発熱量が、撮像制御回路107での発熱量に比べて大きくなる傾向にある。そのことで、筐体5後部で凹部51の下側に位置する第2壁部54が、通信制御回路57から伝えられる熱によって高温になり、凹部51内において温められた空気の自然対流により空気の流動を生じ易くすることができる。このことは、撮影装置1の放熱性を高めるのに有利である。
また、この実施形態の撮影装置1によると、筐体5後部に設けられた複数の放熱フィン53が、撮影装置1が第1撮影姿勢で撮影を行っているときは上下方向に真っ直ぐ延びる形状であるので、撮影装置1の内部で発生した熱により筐体5後部の凹部51内の空気が温められた際、その温められた空気の自然対流により放熱フィン53の間に上昇する空気の流動をスムーズに発生させることができる。これにより、撮影装置が第1撮影姿勢で使用されるときの放熱性を高めることができる。
− 変形例 −
図6に、この変形例に係る撮影装置1の第1撮影姿勢を右後方斜め下側から見た斜視図を示す。図7に、この変形例に係る撮影装置1の第1撮影姿勢での背面図を示す。図8に、この変形例に係る撮影装置1の第2撮影姿勢での背面図を示す。この変形例に係る撮影装置1は、筐体5の後部に設けられた複数の放熱フィン53の向きが、上記実施形態の撮影装置1と異なる。
具体的には、この変形例に係る撮影装置1における複数の放熱フィン53は、図6に示すように、撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときに、鉛直方向および水平方向に対して傾斜した方向に延びる形状とされている。撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときの各放熱フィン53の傾斜角度は、例えば、水平方向に対して30度〜60度の範囲(図6〜図8に示す例では45度)に設定される。複数の放熱フィン53は、第1撮影姿勢においてそれぞれ板厚方向を右斜め上方および左斜め下方に向ける姿勢で、互いに間隔をあけて平行に配置され、互いの間に空気の流路となる空間を形成している。
撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときには、撮影装置1の内部で発生した熱により筐体5後部にある凹部51内の空気が温められると、図7に二点鎖線の矢印で示すように、放熱フィン53の間を自然対流により左斜め上方に上昇する空気の流動が生じ、その空気の流動により放熱フィン53が空冷されることで、撮影装置1の内部で発生した熱が放散される。
また、撮影装置1が第2撮影姿勢にあるときには、撮影装置1の内部で発生した熱により筐体5後部にある凹部51内の空気が温められると、図8に二点鎖線の矢印で示すように、放熱フィン53の間を自然対流により右斜め上方に上昇する空気の流動が生じ、その空気の流動により放熱フィン53が空冷されることで、撮影装置1の内部で発生した熱が放散される。
この変形例の撮影装置1によると、筐体5後部に設けられた複数の放熱フィン53が、撮影装置1が撮影を行っているときは鉛直方向および水平方向に対して傾斜した方向に延びる形状であるので、撮影装置1の姿勢が第1撮影姿勢であるかまたは第2撮影姿勢にあるかに関わらず、筐体5後部の凹部51内で空気が温められた際、その温められた空気の自然対流により放熱フィン53の間に上昇する空気の流動を発生させることができる。これにより、撮影装置1に撮影姿勢に依らない安定した放熱性を得ることができる。
以上のように、本開示の技術の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、本開示の技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須でない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを以て、直ちにそれらの必須でない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
例えば、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、撮像基板77が板厚方向を前後方向に向けて前後方向に対して垂直な方向に沿う姿勢で凹部51の前側に配置され、通信基板55が板厚方向を上下方向に向けて前後方向に沿う姿勢で凹部51に対して下側に配置されているとしたが、これに限らない。例えば、通信基板55は、撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときに、板厚方向を左右方向に向けて前後方向に沿う姿勢で凹部51に対して左右一方の側方に位置するように配置されていてもよいし、板厚方向を上下方向に向けて前後方向に沿う姿勢で凹部51に対して上側に位置するように配置されていてもよい。
また、撮像基板77と通信基板55との配置は逆であってもよい。例えば、通信基板55は、撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときに、前後方向に対して垂直な方向に沿う姿勢で凹部51の前側に位置するように配置され、撮像基板77は、撮影装置1が第1撮影姿勢にあるときに、前後方向に沿う姿勢で凹部51に対して上下一方または左右一方の側方に位置するように配置されていてもよい。
上記実施形態では、撮影装置1が第1基板として撮像基板77を、第2基板として通信基板55をそれぞれ備えるとしたが、これに限らない。撮像基板77は第1基板の一例、通信基板55は第2基板の一例に過ぎず、第1基板および第2基板としては、撮像動作の制御に関わる制御回路が設けられたものであれば、任意の基板が採用され得る。
上記実施形態では、撮影装置1について、放熱部品14A,14Bの第1開口117が上方に臨み、第2開口119が下方に臨む第1撮影姿勢が横撮りの撮影姿勢であり、放熱部品14A,14Bの第1開口117が右方に臨み、第2開口119が左方に臨む第2撮影姿勢が縦撮りの撮影姿勢であることを例示としたが、これに限らない。撮影装置1について、第1撮影姿勢が縦撮りの撮影姿勢であり、第2撮影姿勢が横撮りの撮影姿勢であってもよい。
上記実施形態では、撮影装置1は、交換式のレンズユニットを装置本体3と別体で備えるとしたが、これに限らない。撮影装置1は、レンズユニットが装置本体3と一体的に構成されたものであってもよい。
上記実施形態では、筐体5の下部に3つの第1取付部21、筐体5の側部に1つの第2取付部25が設けられている形態を例示したが、これに限らない。第1取付部21は、2つ以下であってもよいし、4つ以上設けられていてもよい。また、第2取付部25についても、2つ以上設けられていても構わない。撮影装置1が支持装置201を用いて固定設置する用途で使用されない場合、第1取付部21および第2取付部25は設けられていなくてもよい。
上記実施形態では、本開示の技術に係る撮影装置について、自由視点映像システムに用いられる撮影装置1を例に挙げて説明したが、これに限らない。本開示の技術は、高解像度動画の連続撮影などにより発熱量が大きくなる撮影装置全般に適用することが可能であり、特定の用途に限定されない。例えば、工場や建設現場、公共施設などの監視カメラにも適用することが可能である。
以上説明したように、本開示の技術は、放熱構造を要する撮影装置について有用である。
1 撮影装置
3 装置本体
5 筐体
7 通信モジュール
9 レンズ接点モジュール
11 撮像モジュール
13 放熱部品
15 フロントケース
17 リアケース
19 ねじ
21 第1取付部
23 吸込み口
25 第2取付部
27 ねじ受け部品
29 ねじ
31 開口
33 レンズマウント
35 アクセサリシュー
37 挿入孔
39 通信インタフェース部
41 LANコネクタ
43 接続口
45 挿入口
47 接続部
49 スイッチ
51 凹部
52 第1壁部
53 放熱フィン
54 第2壁部
55 通信基板(第2基板)
56 側壁部
57 通信制御回路
59 突出片
61 伝熱シート
63 接点ホルダ
65 接点部
67 開口
69 FPC
71 中継ぎ基板
73 IRフィルタ
75 撮像素子
77 撮像基板(第1基板)
79 センサホルダ
81 プリント基板
83 センサユニット
85 センサシャーシ
89 ブラケット
91 ねじ
93 シャッタスペーサ
95 FPC
97 配線コネクタ
99 中継ぎ基板
101 ねじ
103 ブラケット
105 ねじ
107 撮像制御回路
109 FPC
111 中継ぎ基板
113 伝熱シート
115 突出部
117 第1開口
119 第2開口
121 部品本体
123 サイドカバー
125 ボス
127 ねじ
129 流路
131 伝熱シート
133 フランジ
135 ねじ
137 段部
201 支持装置

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容された第1基板および第2基板と、を備え、
    前記第1基板および前記第2基板に、撮像動作の制御に関わる制御回路がそれぞれ設けられた撮影装置であって、
    前記第1基板は、前後方向に対して垂直な方向に沿う姿勢で配置され、
    前記第2基板は、前後方向に沿う姿勢で前記第1基板の後方に臨む位置に配置され、
    前記第1基板の前記制御回路と前記第2基板の前記制御回路とは、前記筐体の後部とそれぞれ熱的に接続され、
    前記筐体の後部における前記第1基板の後方で前記第2基板が臨む側には、放熱フィンが設けられている
    ことを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載された撮影装置において、
    前記第2基板は、当該撮影装置が所定の撮影姿勢にあるときに、前記放熱フィンよりも下側に位置する
    ことを特徴とする撮影装置。
  3. 請求項1または2に記載された撮影装置において、
    前記第1基板の前記制御回路および前記第2基板の前記制御回路のうち一方の制御回路は、撮像素子の動作を制御すると共に該撮像素子からの出力信号を処理する撮像制御回路であり、他方の制御回路は、外部機器との通信を制御する通信制御回路である
    ことを特徴とする撮影装置。
  4. 請求項3に記載された撮影装置において、
    前記第1基板の前記制御回路は、前記撮像制御回路であり、
    前記第2基板の前記制御回路は、前記通信制御回路であって、当該撮影装置での電力の供給を制御する
    ことを特徴とする撮影装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された撮影装置において、
    前記放熱フィンは、複数設けられ、当該撮影装置が所定の撮影姿勢にあるときに、上下方向に真っ直ぐ延びる形状とされている
    ことを特徴とする撮影装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された撮影装置において、
    前記放熱フィンは、複数設けられ、当該撮影装置が所定の撮影姿勢にあるときに、鉛直方向および水平方向に対して傾斜した方向に延びる形状とされている
    ことを特徴とする撮影装置。
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