JP4065477B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス板などの複数の平板を平面度を劣化させずに加熱することができる加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より板状の部材を加熱するための加熱装置が種々の生産工程に用いられているが、従来の加熱装置は、図14に示すように、薄型の熱板1が、支持脚2a〜2cなどによりベース4上に支持、固定され、熱板1に設置された温度センサ5で熱板1の温度を検出することにより、制御手段7がヒーター6の出力を調整し、熱板1の温度を制御している。熱板1が加熱されると、支持脚2a〜2cが熱伝導率の小さいステンレスなどを用いた断熱構造をとっているため、ベース4の温度上昇に比べ、熱板や支持脚の温度上昇は大きい。その結果、図15に示すように熱板は単純な熱膨張の他に反るように変形する。図15においては、ベース4に対する熱板1の変形量を室温時を破線、高温時を実線で示している。
【0003】
従来、ガラス板などの被加熱物を上下一対の熱板により挟み、被加熱物の両側から加熱し加圧する方法が知られている。熱板は、加熱冷却速度を早くするために熱容量が小さくなるよう薄型化され、支持脚で固定された構造になっている。
【0004】
特にディスプレイやガラスパネルなどの被加熱物を加熱・接合するときには、一対の熱板の平行度を0.2mm以下にすることが必要とされている。さらに平行度を0.2mm以下にするには、おのおのの熱板の平面度は0.1mm以下にする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように熱板の温度が上がり、熱板とベースの温度差により熱板が反るように変形すると、熱板の平面度が0.1mm以内に収まらなくなる。特に小型軽量化、低熱容量化のために薄型化された熱板はより変形しやすくなる。また、反りの変形は曲げモーメントを発生させ構造部材の大きな応力となり、破損を招くおそれもある。
【0006】
一方、被加熱物であるガラスパネルが大判化すると、熱板もメーターサイズへと面積も大きくなり、上記理由による平面度劣化も大きくなる。
【0007】
また、熱板のワークとの接触面(被加熱物側)の平面度を上げるには、熱板の板厚や支持脚の長さ、ベースの平面度などいくつかの部材の加工精度を厳しくする必要があり、加工時間やコストなどが増してしまう。
【0008】
さらに、支持脚の温度環境(放熱状態)は熱板の位置により異なるので、それぞれの支持脚の温度は加熱時に差が生じ、熱膨張の違いにより長さが異なってくるので熱板の平面度が劣化することもある。
【0009】
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱した状態においても熱板の平面度の低下を防止することができる加熱装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる加熱装置は、ベースと、温度を制御可能な熱板と、前記ベース上に前記熱板を支持するための複数の支持脚と、該支持脚を、前記熱板の熱膨張に追従して移動可能とする可動手段とを具備することを特徴としている。
【0011】
また、この発明に係わる加熱装置において、前記支持脚の1つが前記熱板と前記ベースとを固定する固定脚であると共に、他の支持脚の前記可動手段が一軸ガイドであり、前記一軸ガイドの滑り方向が前記熱板の面内方向に平行で、かつ前記固定脚の軸方向に対して放射状であることを特徴としている。
【0012】
また、この発明に係わる加熱装置において、前記支持脚の1つが前記熱板と前記ベースとを固定する固定脚であると共に、他の支持脚の前記可動手段が前記他の支持脚の軸方向に重ねられた2つの一軸ガイドであり、該2つの一軸ガイドの滑り方向が平行でないことを特徴としている。
【0013】
また、この発明に係わる加熱装置において、前記支持脚の一部に該支持脚の長さを調整する調整具を有することを特徴としている。
【0014】
また、この発明に係わる加熱装置において、前記支持脚の一部に該支持脚の長さを変える駆動機構を有することを特徴としている。
【0015】
また、この発明に係わる加熱装置において、前記駆動機構がアクチュエータであり、前記支持脚の長さ又は基準面から前記熱板までの距離を計測し、前記アクチュエータの駆動量を制御することを特徴としている。
【0016】
また、この発明に係わる加熱装置において、被加熱物を2つの熱板で挟んで加熱し、該2つの熱板を支持する2つのベース間の距離を計測し、アクチュエータの駆動量を制御することを特徴としている。
【0017】
また、この発明に係わる加熱装置において、前記駆動機構がアクチュエータであり、被加熱物を2つの熱板で挟んで加熱し、該2つの熱板の距離を計測し、前記アクチュエータの駆動量を制御することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係わる加熱装置の第1の実施形態を示す側面図である。
【0020】
図1において、1は熱板、2a,2b,2a’,2b’は支持脚、2cは固定脚、3a,3bは伸び吸収機構、4はベース、6はヒーターである。
【0021】
伸び吸収機構3a,3bは、その上下の部材を、支持脚の方向(z方向)には拘束するが、支持脚と垂直な方向(x方向やy方向)には自由に動けるように結合するものである。
【0022】
熱板1に設置された温度センサ(不図示)から得られる温度情報を元に制御部がヒーター6の出力を調整し、熱板の温度を制御し、熱板上の被加熱物45を加熱する。このとき、熱板1の温度はベース4に対して高く、熱板1の方がベース4より膨張するが、伸び吸収機構3a,3bの作用により、熱板1の面内方向の動き、すなわち支持脚2a,2bのxy方向の動きを拘束しないので、熱板は反ることはない。ここで、伸び吸収機構3a,3bは支持脚の中央付近に支持脚を二分する形で設置されているが、支持脚の上端部または下端部に設置してもよい。
【0023】
伸び吸収機構3a,3bとしては、図2、図3に示すような一軸ガイドを用いることができる。
【0024】
図2に示す構造では、ブロック10にブッシュ11を挿入し、そのブッシュに対し、バー12が滑るようになっている。ブロック10が支持脚2aに、バー12が支持脚2a’にそれぞれ固定されている。
【0025】
図3に示す構造は、部材13,14から構成され、部材13と部材14の間にコロやボールなどを配置して滑りをよくしたリニアガイド16を用いた例である。部材13が支持脚2aに固定され、部材14が設置された取り付け板15が支持脚2a’もしくはベース4に固定されている。
【0026】
図4は、熱板1を9つの支持脚2a〜2iで支持した場合のxy面内の配置の一例と、一軸ガイドの滑り方向とを示す図である。
【0027】
中央の支持脚2cを固定脚とし、他の支持脚には一軸ガイドからなる伸び吸収機構を設け、図4の矢印の方向が一軸ガイドの滑り方向となるように、つまり、固定脚に対して滑り方向が放射状となるように一軸ガイドを配置した。
【0028】
従って、熱板は固定脚2cを中心に熱膨張するが、その熱膨張の方向と一軸ガイドの方向が一致しているので、熱膨張の小さいベース4に固定された支持脚に動きを拘束されることが非常に少なく、熱板の反りの発生を抑えることができる。
【0029】
なお、図4では、固定脚を中央の支持脚4cとしたが、他の支持脚としてもよく、そのときも、一軸ガイドは、その滑り方向が固定脚を中心に放射状になるように配置すればよい。
【0030】
図5は、伸び吸収機構の別の例で、2つの一軸ガイドを90度方向を変えて重ねたものである。ここでは一軸ガイドとしてリニアガイドの例を示した。取り付け板15にリニアガイド16,16’が固定され、さらに、リニアガイド16,16’はそれぞれ支持脚2a,2a’に固定されているので、支持脚2aと2a’は支持脚の長さ方向に垂直な面内には相対的に自由に動くことができる。
【0031】
よって、固定脚以外の支持脚にこの伸び吸収機構を設ければ、熱板は固定脚を中心に熱膨張するが、熱膨張の小さいベースに固定された支持脚に動きを拘束されることが非常に少なく、熱板の反りの発生を抑えることができる。さらに、この場合、伸び吸収機構を設置する方向を任意に設定することができ、また、熱板が均一な伸びをしないとき、すなわち、熱板が固定脚を中心に放射状に膨張しないときにも対応できる。
【0032】
2つの一軸ガイドの角度は、平行でさえなければ、90度にかぎられるものではない。
【0033】
以上のように、本実施形態によれば、熱板1とベース4の熱膨張差により発生する熱変形を吸収し、熱板1の平面度劣化を防ぐことができる。また、熱変形により発生する構造部材の大きな応力を抑えることができ、破損を防ぐことができる。
【0034】
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態を示す図であり、17は調整具である。支持脚の長さを精密に調整するために、予めブロックなどの調整具17を入れておき、このブロックを支持脚の長さが仕様を満たすように加工し、寸法を出すことができる。また、調整具17としてシムなどのシートを使い、熱板や支持脚を組み立てた後にいくつかの厚さのシムの抜き差しにより、支持脚の長さを調整できるようにしてもよい。
【0035】
図7及び図8は、支持脚の長さを調整するための調整具の交換方法を示す図である。
【0036】
図7及び図8に示すように、支持脚2a’は、スペーサーブロックである調整具17を介して、ベース4に固定ボルト102により固定されている。支持脚2a’には、固定ボルト102とは別に、調整具17を交換するときに使用する交換用ボルト104がねじ込まれている。
【0037】
このような構成において、支持脚2a’は、図7に示すように通常は固定ボルト102によりベース4に固定されている。そして、調整具17を交換するときには、図8に示すように固定ボルト102を緩めるか取り外し、代わりに交換用ボルト104をねじ込んで、支持脚2a’を調整具17から浮かせる。この状態で、調整具17を支持脚2a’の下から引き抜き、別の寸法の調整具17と交換する。その後、再び交換用ボルト104を緩めて支持脚2a’を調整具17の上に降下させ、固定ボルト102を締め込んで固定する。このようにすることにより、調整具を交換して支持脚の長さを調整する作業を容易に行うことができる。
【0038】
図9は、調整具17の形状を示す平面図である。
【0039】
調整具17は、図9に示すように略直方体状のブロックであるが、固定ボルト102及び交換用ボルト104が装着されている状態でも支持脚2a’の下に抜き差しできるように、ボルトを逃げるためのスリット17aを有している。
【0040】
また、図10は、調整具17の別の例を示す図であり、同じ厚さの2つの調整具17b,17cに分割されている。このような構成でも、固定ボルト102及び交換用ボルト104が装着されている状態で調整具を支持脚2a’の下に容易に抜き差しすることができる。
【0041】
なお、図7乃至図10では、調整具17をブロック状のものとして説明したが、シムのようなシート状のものでも同様の方法で交換を行うことができる。
【0042】
以上により、寸法の長い支持脚2cなどの長さの精度(例えば300±0.05mm)を上げる必要がなくなる。また、複数の部材がある支持脚2aの部分(2a’や3aなど)では、すべての寸法を高精度に加工もしくは製作する必要がなくなる。したがって、従来よりも支持脚の寸法精度が上がり、熱板の平面度が向上し、さらに、熱板の組立後にスペーサーブロックだけを交換したり、シムだけを挿入すればいいので、加熱装置の製作時間短縮を図ることができる。
【0043】
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態を示す図であり、支持脚に駆動機構を設けた例を示している。駆動機構として、精密ねじやマイクロメーターヘッドなどを用いている。支持脚2aに固定された部材21と支持脚2a’に固定された部材22はリンク23によって支持脚の方向(図の上下方向)にガイドされ、マイクロメータヘッド25を回すと精密ねじ24が回り、部材21と部材22の間隔が変わる。よって、マイクロメータの目盛りで支持脚の長さの調整量がわかる。
【0044】
以上のように構成することにより、非常に容易に支持脚の長さを調整することができ、熱板の平面度を上げることができる。
【0045】
(第4の実施形態)
図12は、第4の実施形態を示す図であり、駆動機構がアクチュエータである例を示している。本実施形態では、被加熱物45を2枚の熱板1,1’で挟んで加熱しているが、図の上方の熱板1’についてはその付属部品を一部省略している。
【0046】
支持脚2’に固定された部材31とベース4に固定された部材32の間にアクチュエータであるところの圧電素子33が配置され、部材31にz方向のガイドである板バネ34が取り付けられている。板バネ34は部材31の部材32に対するxy面内の相対的な動きを拘束し、z方向のみの動きを許しているガイドである。測長器であるレーザ変位計35のレーザ36で支持脚の長さ変化、もしくはベース4と熱板1との間の長さ変化を測定し、その測定結果に基づいて、制御部7が圧電素子33のz方向長さを変えるように制御する。図には測長器のアンプやアクチュエータの駆動装置は省略してある。全ての支持脚でその長さを調整できるので、熱板の平面度を上げることができる。
【0047】
一方、熱板1にブロック43を介して設置されたレーザ変位計41が、熱板1に対向した熱板1’に取り付けたターゲット42との距離を測定し、これより得られた2つの熱板の距離を制御部7が支持脚のアクチュエータを駆動して制御する。ブロック43は、熱板1からレーザ変位計41への熱の流れを抑えるため、セラミックなどの低熱伝導率の材料から形成されていることが望ましい。図12のように2つの熱板1,1’の距離を複数箇所で測定することで、2つの熱板の平行度が測定できる。制御部7は複数の支持脚の長さを制御することにより2つの熱板の平行度の調整が容易にできる。
【0048】
さらに、熱板の温度が上昇すると支持脚の温度環境(放熱状態)の差で、それぞれの支持脚の温度が異なり熱膨張量つまり長さに違いが生じてくるが、制御部7が支持脚の長さを調整できるので熱板の平面度や平行度を温度上昇時もリアルタイムで制御することができる。
【0049】
上記のアクチュエータとガイドの構成は一例であり、アクチュエータが磁歪素子などでもよい。また、アクチュエータにステッピングモータ、ガイドにボールねじを用いてもよいし、また、ロック機構を設けてリニアモータやリニアガイドなどを組み合わせてもよい。
【0050】
ここで、測長器はレーザ変位計以外のものでもよい。また、図12においてレーザ変位計のターゲットは熱板でもよいし、支持脚の一部でもよく、さらに熱板もしくは支持脚に固定した部材でもいい。
【0051】
上側の熱板についても、支持脚に駆動機構を設け平面度や平行度を制御してもよい。
【0052】
図13は測長器の配置を示す図であり、2つの熱板1,1’の位置をそれぞれベース4,4’に設置した測長器35,51がそれぞれ測り、ベース4’の位置をベース4に設置した測長器52が測っている。熱板1とベース4との間の支持脚、および熱板1’とベース4’との間の支持脚は図示していないが、それぞれの支持脚に対応して測長器を設置し(図12参照)、一直線上にない少なくとも3カ所で2つのベース4,4’の距離を測ることで、2つの熱板の平行度の変化を測定できる。ベースは熱板の温度が上昇しても、熱板からの距離があり、熱変形を起こしにくい。また、ベースは板厚を大きくし剛性を上げることで変形を最小限に抑えることができる。よって、変形のないベースを基準とすれば、直接2つの熱板の距離を測らなくても平行度を間接的に求めることができる。この場合、測長器を熱板に取り付けないので、断熱対策を施す必要がなくなる。
【0053】
以上のように測長器を配置すれば、複数の支持脚の長さを制御することにより2つの熱板の平面度の調整とともに平行度の調整も容易にできる。
【0054】
以上により、熱板の平面度、平行度を容易に向上させることができる。さらに、熱板の温度が上昇し、支持脚の長さが変わっても対応でき、熱板の平面度などが向上する。
【0055】
以上説明したように、上記の実施形態によれば、熱板とベースの熱膨張差により発生する熱変形を吸収し、熱板の平面度劣化を防ぐことができる。また、支持脚の長さを容易に調整できるので、装置製作のコスト、時間を節約することができ、さらに加熱途中でも熱板の平面度や平行度を制御することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、加熱した状態においても熱板の平面度の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる加熱装置の第1の実施形態を示す側面図である。
【図2】一軸ガイドの一例を示す図である。
【図3】一軸ガイドの他の例を示す図である。
【図4】一軸ガイドの配置例を示す図である。
【図5】一軸ガイドの組み合わせ例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図7】調整具の交換方法を示す図である。
【図8】調整具の交換方法を示す図である。
【図9】調整具の形状の一例を示す図である。
【図10】調整具の形状の他の例を示す図である。
【図11】駆動機構の一例を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施形態を示す図である。
【図13】長さ計測の一例を示す図である。
【図14】従来例を示す図である。
【図15】従来例の熱変形状態を示す図である。
【符号の説明】
1 熱板
2,2a,2b 支持脚
2c 固定支持脚
3a〜3i 伸び吸収機構
17 調整具
26 駆動機構
33 アクチュエータ
35,41,51,52 測長器
45 被加熱物

Claims (8)

  1. ベースと、
    温度を制御可能な熱板と、
    前記ベース上に前記熱板を支持するための複数の支持脚と、
    該支持脚を、前記熱板の熱膨張に追従して移動可能とする可動手段とを具備することを特徴とする加熱装置。
  2. 前記支持脚の1つが前記熱板と前記ベースとを固定する固定脚であると共に、他の支持脚の前記可動手段が一軸ガイドであり、前記一軸ガイドの滑り方向が前記熱板の面内方向に平行で、かつ前記固定脚の軸方向に対して放射状であることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記支持脚の1つが前記熱板と前記ベースとを固定する固定脚であると共に、他の支持脚の前記可動手段が前記他の支持脚の軸方向に重ねられた2つの一軸ガイドであり、該2つの一軸ガイドの滑り方向が平行でないことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  4. 前記支持脚の一部に該支持脚の長さを調整する調整具を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  5. 前記支持脚の一部に該支持脚の長さを変える駆動機構を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  6. 前記駆動機構がアクチュエータであり、前記支持脚の長さ又は基準面から前記熱板までの距離を計測し、前記アクチュエータの駆動量を制御することを特徴とする請求項5に記載の加熱装置。
  7. 被加熱物を2つの熱板で挟んで加熱し、該2つの熱板を支持する2つのベース間の距離を計測し、アクチュエータの駆動量を制御することを特徴とする請求項6に記載の加熱装置。
  8. 前記駆動機構がアクチュエータであり、被加熱物を2つの熱板で挟んで加熱し、該2つの熱板の距離を計測し、前記アクチュエータの駆動量を制御することを特徴とする請求項5に記載の加熱装置。
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