JP4064058B2 - さく岩機 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明はドリル工具、特に請求項1の前文に従ったさく岩機に関する。
従来技術:
さく岩用ドリルは、超硬切断プレートを通常備えたドリルヘッド、該ドリルヘッドに隣接する1条の又は多数条のらせん状運搬ねじれ部、及び駆動機械に固定するため、続いて設けられたクランプシャンクから成る。さく岩用ドリルにおいて、運搬ねじれ部の主な役割は、超硬切断エッジによって分離された物質、即ち穿孔屑を穿設孔から搬出することである。この場合、穿孔屑溝のサイズ、即ち運搬部断面の開いた部分が、ドリルの性能にとって重要となる。つまり、良好な穿孔屑の運搬は良好な送りを保証すると共に、穿設孔内でのびびりの発生、詰まりによるドリルへのダメージ及び過熱等を防ぐ。又、穿孔屑溝の良好な運搬特性によって、ドリル工具の耐用年数も左右される。
【0002】
更に、運搬ねじれ部は、穿設孔内でのドリル工具の案内特性も満たすものでなければならない。
1条の又は多数条の運搬ねじれ部の穿孔屑用らせん状排出溝は、その両側で同様にらせん状に延びるウェブによって境界が規定されている。この場合、該ウェブは、穿孔屑用の運搬面又は搬送面を形成し、該面は穿孔屑の搬送方向、即ちクランプシャンクの方向に向けて形成される。ウェブの外周面即ち横面は、所定の突起幅を有するいわゆる突起表面をウェブにおいて形成する。この突起表面が広ければ広いほど、穿設孔におけるドリル工具の案内特性は良好となる。しかしながら、ここで不都合なのは、穿設孔における摩擦が増大すること、及び穿孔屑を搬送するための溝容積が減少することである。従って、一方におけるウェブの突起表面の幅及びその結果生じる溝の容積と、他方における必要とされる案内特性との間で妥協がされなければならない。
【0003】
DE−B 20 13 328の図面には、そのような2条の運搬ねじれ部の基本構造が示されている。
穿孔屑溝内の穿孔屑の運搬特性を向上させるために多くの提案がなされている。例えば、EP 0 126 409 B2には、案内特性を向上させる目的で、クランプ端の方向に運搬ねじれ部のリードの高さを増大させていき、その結果、ドリルヘッド領域により多くのウェブ面が形成されるようにすることが開示されている。又、これによって、クランプ端の方向、即ち穿孔屑の運搬方向に沿って穿孔屑溝が拡大し、その結果ドリルの詰まりが防止される。
【0004】
DE 30 14 693 C2には、運搬ウォームの原理による運搬ねじれ部の良好な運搬特性は、穿設孔の壁面と排出溝に位置した穿孔屑との間の摩擦抵抗が、穿孔屑と排出溝の表面との間の摩擦抵抗よりも大きい場合にのみ与えられることが開示されている。このため、これらの摩擦比を与えるためには、穿孔屑の発生量に対して穿孔屑溝の容積を絶えず適応させることが必要である。しかしながら、これは、ドリル加工条件の違いによって、穿孔屑の発生量が異なってくるため不可能である。このため、クランプ端側の部分で穿孔屑溝の断面を拡大させることが提案されている。
【0005】
DE−43 38 667 A1は、らせん状ウェブの突起表面に溝が導入されているために、壁面摩擦が減少するさく岩用ドリルについて開示している。これらの2次溝は、主としてウェブ突起の表面面積の縮小をもたらし、それによって摩擦が減少する。又、それらの溝は、穿孔屑を排出するという機能をある程度果たすかも知れないが、これは単に二次的効果として与えられるに過ぎない。
【0006】
本発明の目的は、従来のドリル工具に対して壁面摩擦を減少させると共に、穿孔屑の運搬特性を向上させたドリル工具を提供することである。この場合、所望の成果は、可能な限り容易で且つ費用効果性の高い設計手段によってもたらされるべきである。
【0007】
この目的は、請求項1の前文に従ったドリル工具を出発点とし、請求項1の特徴部分に記載された特徴によって達成される。
請求項1によるさく岩機の有利で目的に適った発展は、従属クレームにおいて具体的に述べられている。
【0008】
本発明は、穿孔屑溝における穿孔屑の良好な運搬特性は、使用できる穿孔屑運搬面のサイズによっても少なからず決定されるという発見に基づいている。このサイズは、運搬面を備えた付属ウェブを有する排出溝の数によって決定される。十分な数又は量の穿孔屑運搬面は、らせん状に延びるウェブのフランクにより形成され、該フランクは、ドリルの長手軸に対して本質的に垂直に配置される。本発明によるドリル工具の設計は、対応する運搬面、運搬エッジ又は運搬フランクを有するように設けられた従来からの主ウェブに加えて、2次ウェブ又は2次フランクといったいわゆる2次運搬要素を備え、該2次運搬要素は、当該部分において付加的な穿孔屑運搬面を形成する。この場合、2次ウェブは主ウェブと同様の設計にしても良い。しかしながら、それらの外径は、運搬ねじれ部の外径よりも基本的に小さく、この結果運搬特性の向上と共に、摩擦損失の減少が生じる。又、穿孔屑用の付加的な運搬面又は運搬エッジを形成するために、コア凹部を設けることも可能である。
【0009】
本発明による手段を用いれば、排出溝をいわゆる二重溝又は多重溝として形成することが可能となり、その結果、好ましくは穿孔屑用の付属運搬面を備えた複数の溝が、一つの排出溝の内部に設けられる。
この基本的な発見により、この基本概念を実現するための多数の可能な設計が導き出された。これらの可能な設計は、2次ウェブ及び/又は2次運搬面を2次運搬エッジの形式で配置する様々なバリエーションを含む。又、それらの2次運搬要素の数を変化させることも可能である。このことは、結果的に、同じサイズ又は異なるサイズを有し、同じ溝深さ又は異なる溝深さを有するサブ排出溝に排出溝を分割することになる。
【0010】
本発明の基本概念の他の実施例は、以下の記載及び図面によってより詳細に説明される。
実施例の記載:
図1に示された実施例は、本発明の第一の基本原理を構成している。ここで、主ウェブ及び2次ウェブ形成の原理は、個々の排出溝分割部が既存の排出溝7の内部に形成されることで実現されており、該溝分割部はそれぞれに付加的な穿孔屑運搬面を形成している。この基本原理の変形例は、図2〜13のそれぞれに示されている。
【0011】
図1に示されたさく岩機1は、好ましくは末端側に超硬切断プレート3を備えたドリルヘッド2と、らせん状運搬ねじれ部5を備えたヘリカルシャンク4と、駆動機械への挿入のために隣接して設けられたクランプシャンク6とから成る。
図1による実施例において、らせん状運搬ねじれ部は、リード高さ(h1)を有する1条のものとして設計されている。この結果、周囲に溝高さh2を有するらせん状排出溝7が形成され、該排出溝7はその両側で、同様にらせん状に延びるウェブ8によって境界を規定されている。ウェブ8の外周即ち突起表面9は、ウェブ高さh3にて形成される。突起表面9は、運搬ねじれ部径d1を有する。ドリル工具の公称径は、超硬切断プレート3の直径Dによって形成されている。運搬ねじれ部のドリルコア31の直径は、d2で表されている。
【0012】
穿孔屑溝即ち排出溝7を介して運搬される穿孔屑は、運搬面11上に支持される。該運搬面11は、運搬方向10に向かっており、ドリルの長手軸12に対して略直角の側面を有する。
図1及びその拡大図である図2によれば、いわゆる2次ウェブ13は、排出溝7内に配置されている。この2次ウェブ13は、基本的に主ウェブ8の縮小版である。しかしながら、それは又、幾何学的に変化をもたせたものであっても良い。高さh2を有する排出溝7は、2次ウェブ13によって、高さh4を有する下側溝分割部14と高さh5を有する上側溝分割部15とに分けられる。2次ウェブ13の高さは、h8で表されている。2次ウェブ13の外側突起表面は、22で表されている。外側突起表面22の外径は、d3として規定されている。
【0013】
主ウェブ8に対して付加的な2次ウェブ13は、結果として、ドリルの長手軸10に対して略直角な向きに同様に延びる付加的な運搬面17を形成する。
図1,図2による実施例では、2次ウェブの外径d3は、運搬ねじれ部7の外径d1よりもわずかに小さい寸法となっている。結果として、排出溝7は、溝分割部14,15と穿孔屑用の主運搬面11及び2次運搬面17とを有する一種の二重溝を形成する。従って、2次ウェブ13は、リード高さh7を有するらせん状の2次運搬ねじれ部として排出溝7内で同様に延びている。
【0014】
図1及び図2の実施例によれば、高さh4,h5をそれぞれ有する下側溝分割部14と上側溝分割部15とは、略同じ大きさになるように設計されている。それは、図3に示された実施例にも当てはまる。この場合、同一の部分は同一の参照符号で表されている。しかしながら、図3では、2次ウェブ18の外径d3は、かなり小さくなるように寸法が定められ、この結果、運搬されるべき穿孔屑用の運搬面17が相対的に小さくなっている。図2と同様、図3においても、溝分割部14,15の分割は対称的に行われ、即ちh4≒h5となっている。図2及び図3による実施例では、十分な2次運搬面17を形成するために、d1に対するd3の直径比は、略0.7〜0.95の範囲である。特別な場合には、同外径にすることを選択しても良い。
【0015】
図5〜図11は、上述の図2及び図3による実施例の更なる変形例を示したものである。同一の部分は同一の参照符号で表されている。
図2による実施例と異なり、図4及び図5では、主ウェブ8’と2次ウェブ19とは、どちらも一種の鋸刃の形状で設計されている。即ち、それぞれの運搬面11,17の反対側に位置するそれぞれのウェブの部分は、主ウェブ8’に対しては傾斜面20として、2次ウェブ19に対しては傾斜面21として設計されている。
【0016】
図4において、排出溝分割部14,15は、ここでも対称的な設計、即ちh4≒h5となっている。一方、図5では、溝分割は非対称に行われている。この場合、h4<h5、即ち、排出溝分割部14は排出溝分割部15よりも小さく設計されている。2次ウェブ19の外側突起表面22の直径d3は、図2,図3において図示されたものと同様の設計にしても良い。図4と図5とに図示されたものでは、直径d3が同様に設計されている。
【0017】
本発明の更なる変形例は、図6,7に示されている。ここでは、排出溝7は三つのサブセクション14,15,16に分割されており、それぞれの排出溝分割部は、高さh4,h5,h6を有している。主ウェブ8は、図2,図3の実施例と同様に本質的に直角の設計となっており、2次ウェブ19は、図4,図5の実施例と同様に鋸刃状の設計となっている。
【0018】
図7に示された変形例は、ここでも溝分割部14,15,16が非対称に分割されているという点で図6に示されたものと異なる。即ち、下側溝分割部14と中央溝分割部15とは、略同一の高さh4≒h5を有しているが、上側溝分割部16の溝高さh6は、高さh4,h5の略2倍となっている。
【0019】
図4、図5の場合と同様に、ウェブ8’、9は、図7においても鋸歯状に設計されている。
図6、図7において、外側突起表面の外径d3は、運搬ねじれ部径d1に対して、図2、図3で述べたものと同様の寸法になっている。
【0020】
本発明の図8による実施例は、大部分において図2による実施例に一致している。しかし、排出溝7内で対称的配置となっているものの、2次ウェブ23はアーチ状になっていて一点で末端をなしている。主ウェブ8は、ここでもまた、図2、図3でのべたものと同様に、矩形に構成されている。
【0021】
図9による実施例は、三角形の2次ウェブ24を示す。2次ウェブ24は、ここでもまた、排出溝7内で対称的な配置をされている。主ウェブ8’’は断面において台形状に設計されている。その他、排出溝分割部14,15は、排出溝7内で対称的に配置されている。
【0022】
図2〜図9による実施例の実例では、全ての排出溝分割部でのコア径が、略同じとなるよう設計されている。このコア径はd2として示されている。
反対に、図10及び図11による実施例では、溝分割部14,15が異なるコア径を有しているものを変形例として示す。
【0023】
図10では、下側溝分割部14がコア径d2を有するよう設計され、上側溝分割部15ではコア径d4とされている。ここで、d4<d2である。上側溝分割部15でのコア径を小さくすることにより、穿孔屑を受けるための溝容積がより大きくなる。2次ウェブ13の2次運搬面17もそれに従い大きくなる。これにより、外径d3が小さくされていること(d3<d1であること)が補われる。
【0024】
これと反対なのが図11による実施例である。ここでは、下側溝分割部14で、より小さいコア径d4とされており、上側溝分割部15では標準のコア径d2となっている。
図2〜図11による実施例では、1条の又は多数条の運搬ねじれ部における排出溝7内に、主ウェブ8,8’,8’’に関連して形成された2次ウェブ13,18,19により溝分割部を形成する多くの可能な変形例があることを示した。これらの2次ウェブについての幾何学上の設計には異なる変形例がある。排出溝7内の溝分割部を対称にしたり非対称にしたりして変化させると、排出溝の特性に影響を及ぼすことが可能である。結局、溝分割部のコア径を変えることは、溝容積の大きさを変化させる。
【0025】
本発明の更なる変形例が、図12及び図13による実施例として与えられる。ここでは、主ウェブ8に関連した1つ以上の追加の2次ウェブの代わりに、いわば、ネガティブウェブが、凹部25,26によって形成される。このため、運搬ねじれ部のコア断面は、対応する凹部のために弱められる。凹部は、運搬面27,28に対応している。
【0026】
従って、図12による実施例では、ノーズ状切欠29が運搬ねじれ部のコアに設けられ、その結果、コア断面において径が最大限のd5にまで小さくされる。結果としての斜面はドリルの長手軸12に対して角度α≒15°をなしている。
結果としての追加の運搬面27は、排出溝7を、高さh4を有する下側溝分割部14と高さh5を有する上側溝分割部15とに分割する。ここで、h4≦h5である。
【0027】
図12に示されるノーズ状切欠29は、運搬面27と共に、図13による実施例においては、高さh9を有する半円状切欠30に置き換えられる。半円状切欠30もまた、穿孔屑のための追加の運搬面28を構成する。その結果、図13による実施例においても、排出溝7は、下側溝分割部14と上側溝分割部15とに分割される。
【0028】
全ての図において、矢印10は、穿孔屑溝内での穿孔屑の運搬方向を特定しており、運搬方向はクランプ端部6への方向となっている。
本発明は、一つの既存の排出溝内に排出溝分割部を設けるものの代わりに、複数のらせん状排出溝に対して排出溝分割部を設けるものとしても実現可能である。但し、この場合は夫々の排出溝の境界を規定するウェブが異なった外径を有するものとして設けられる。例えば、2つのらせん状、或いは4つのらせん状ねじれ部の場合では、各2次ウェブの外径をより小さくしても良い。この場合、結果として、外径を小さくすることが壁面摩擦を小さくすることとなる。このウェブの外径の変化は、運搬ねじれ部の長手方向に関して対称的に、或いは非対称的に付けられていても良い。この変化は、また、ウェブ自体において所望に応じてなされていても良い。即ち、ウェブは、例えば、n×360゜(n=1,2,3)の回転の角度毎に、大きな外径や小さな外径を交互に有するようにしても良い。このことは、運搬ねじれ部の運搬特性を実質的に変えることなく、壁面摩擦を絶えず低下させる。
【0029】
図示され、説明された実施例に本発明は限定されない。それどころか、本発明は、請求項の文脈の範囲内で、当該技術の当業者に周知の他の全ての変形例に及ぶ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるドリル工具を全体的に示したものである。
【図2〜図13】 図1によるドリル工具の様々な変形例を示したものである。
【符号の説明】
1 さく岩機
2 ドリルヘッド
3 超硬切断プレート
4 ヘリカルシャンク
5 らせん状運搬ねじれ部
6 クランプシャンク
7 排出溝
8 ウェブ(主)
9 外周(突起表面)
10 運搬方向
11 運搬面(主)
12 長手軸
13 2次ウェブ
14 下側溝分割部
15 上側溝分割部
16 溝分割部
17 運搬面(2次)
18 2次ウェブ
19 2次ウェブ
20 傾斜面
21 傾斜面
22 外側突起表面
23 2次ウェブ
24 2次ウェブ
25 凹部
26 凹部
27 運搬面
28 運搬面
29 ノーズ状切欠
30 半円状切欠
31 ドリルコア
h1 主運搬ねじれ部のリード高さ
h2 溝高さ
h3 8のウェブ高さ
h4 下側溝分割部
h5 上側中央溝分割部
h6 上側溝分割部
h7 2次運搬ねじれ部のリード高さ
h8 13のウェブ高さ
h9 凹部30の高さ
d1 運搬ねじれ部径
D 公称径
d2 コア径
d3 2次運搬ねじれ部の外径
d4 コア径
d5 コア径
t1 溝深さ(d1−d2)
t2 溝深さ(d3−d2)

Claims (12)

  1. 回転式駆動及び/または衝撃式駆動をする、特にさく岩機としてのドリル工具であって、 ドリルヘッド(2)と、1条の又は多数条の運搬ねじれ部であって、前記ドリルヘッドに隣接し、穿孔屑のための少なくとも1つの排出溝(7)を有する運搬ねじれ部(5)と、クランプシャンク(6)と、を備え、前記運搬ねじれ部(5)の排出溝(7)は、らせん状に延びる同じ外径(d1)を有する主ウェブ(8)によって、境界を規定され、少なくとも2つの排出溝部(14,15,16)を形成するために、少なくとも1つの2次ウエブ (13,18,19,23,24)が排出溝(7)内に設けられ、主ウェブ(8)と2次ウェブ(13,18,19,23,24)とが、異なる外径(d1,d3)を有し、全体の運搬ねじれ部の長さに亘ってらせん状に延びる少なくとも1つの2次ウエブ (13,18,19,23,24)は、少なくとも1つの2次運搬ねじれ部(18,19)を形成するために、前記各排出溝(7)に設けられ、少なくとも1つの排出溝部(14,15,16)が円筒状領域を有することを特徴とするドリル工具。
  2. 前記排出溝(7)に境界をつけるウエブ(8,13,18,19,23,24)が、少なくとも前記運搬ねじれ部の長手方向の一部、及び/又は前記運搬ねじれ部の周方向の一部で、異なるウエブ突起幅(h3,h8)を有することを特徴とする請求項1に記載のドリル工具。
  3. 2つのらせん状、或いは4つのらせん状運搬ねじれ部(5)が設けられ、夫々の排出溝(7)に境界をつける前記ウェブが、夫々の場合に交互に、異なる外径(d1,d2)、及び/または異なるウェブ突起幅(h3,h8)を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドリル工具。
  4. 運搬ねじれ部(5)における各排出溝部(14,15,16)が、穿孔屑運搬面(11,17,17',27,28)を有していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のドリル工具。
  5. ドリル工具の縦断面において、排出溝(7)が、2つの主ウェブ(8)によって境界を規定され、かつ該2つの主ウェブ(8)間に配置され、排出溝(7)が、少なくとも1つの2次ウェブ(13,18,19,23,24)の形式の少なくとも1つの追加の穿孔屑運搬面(17,27,28)を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のドリル工具。
  6. 2次ウェブ(13,18,19,23,24)の外径(d3)が、主ウェブ(8,8')の径(d1)に比べて小さくされており、好ましくは、2次ウェブ(13,18,19,23,24)の外径(d3)が、主ウェブ(8,8')の外径(d1)の略70%〜95%であることを特徴とする請求項1に記載のドリル工具。
  7. 2次ウェブ(13,18,19,23,24)の突起幅(h8)が、主ウェブ(8,8')の突起幅(h3)よりも小さいことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のドリル工具。
  8. 穿孔屑運搬面を形成するため、主ウェブ(8,8')及び/または2次ウェブ(13,18,19)の運搬面(11)が、ドリルの長手軸(12)に対して略直角の側面を有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のドリル工具。
  9. 主ウェブ(8,8')及び/または2次ウェブ(13,18,19)の運搬面(11)が、平面の、凸状の、或いはポケット状の外形を有することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のドリル工具。
  10. 主ウェブ(8,8')及び/または2次ウェブ(13,18,19)の断面(11)が、長方形、台形、半台形、三角形、或いは半円形の設計、及び/または、一点の、平面の、或いは曲面の末端をなす構成を有することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のドリル工具。
  11. 排出溝分割部(14,15,16)の溝深さ(t1,t2)が同じ大きさ、或いは異なった大きさとなるよう設計され、運搬方向での排出溝分割部又はドリルビット方向での排出溝分割部で、溝深さ(t1,t2)をより大きくしたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載のドリル工具。
  12. 1条の又は多数条の運搬ねじれ部の1つ以上のウェブが、らせん状の外縁部分で、異なった外径、及び/または異なったウェブ突起幅(h 3 ,h 8 )を有することを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載のドリル工具。
JP2000524551A 1997-12-04 1998-11-25 さく岩機 Expired - Fee Related JP4064058B2 (ja)

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