JP4063943B2 - 駐車場管制端末装置における精算取消の方法 - Google Patents
駐車場管制端末装置における精算取消の方法 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、駐車場で用いる精算機などの端末装置であって、駐車料金の精算途中で利用者から何らかの理由で精算取消があった場合、取消までに金券により支払った情報を駐車券に保持し、再度精算を行なう際に前回の精算の継続を可能とし、利用者に不利益が無いように処理することができる精算取消の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から各種施設に備える駐車場の利用について、金券等(サービス券、割引券、プリペイドカード等)の使用が可能で、これにより精算できるものがあった。このときの精算処理は、サービス券、割引券、精算後の残り金額のないプリペイドカードを使用した場合は当該金券等に使用済みとして回収し、またはプリペイドカードを使用した場合は磁気記録してある元の金額から使用した分を差し引いて返却していた。このような駐車場の端末装置で料金精算を行なっている途中で、例えば済ませていない用事があったときや、金券でなく現金で精算しようとする場合に、金券により行なった精算の取消を必要とする場合がある。駐車場によっては、取消そのものを認めないところがある。また取消を認める場合でも、精算の開始から取り消しまでの間に金券等を使用して料金精算をする場合、回収された金券は返却されず、または減額処理された金券についてはその減額した分を元に戻すことなく返却され、取消処理がされていた。このとき、回収されまたは返却された金券について減額された分の金券の内容を印字したレシート等を発行し、取消の証明としていた。そのため、利用者にとっては、駐車場によっては取消ができない、あるいは取消を行なった後は金券等は回収されてしまい取消前の金券等により再度の精算を行なうことができない、あるいは返却された場合でも取消を行なった後は再度の精算を、減額されたままの金券等により行なわざるを得ず、またはレシート等を受け取った場合は再度の精算をする場合はレシートを提出して駐車係員等にその旨を告げねばならず、係員が不在の場合にはレシートを用いた精算が不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明が解決しようとする課題は、金券等を用いた精算の途中で取消がされた駐車券を用いて再度の精算があった場合に簡単に前回の精算を継続させることが出来、利用者に不利益が生じさせないようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係る駐車場管制端末装置における精算取消の方法は、駐車場に設置する駐車料金を計算して精算する装置において、現在時刻と書き込み読み取り可能な駐車券から読み取った入庫情報とにより駐車料金を計算するとともに、当該駐車券に領収済の減額情報が記録されているかを判断する第1の過程と、前記第1の過程で前記駐車券に減額情報が記録されている場合は、当該減額情報による金額を前記駐車料金から減額して新たな駐車料金とする第2の過程と、金券から読み取った金額情報を駐車料金の一部または全部として前記第1の過程または第2の過程で計算された駐車料金から減額するとともに前記金券を使用済みとした後、駐車料金精算の取消がされるか否かを判断する第3の過程と、駐車料金精算の取消がされた場合は、第3の過程で減額した金額を前記駐車券に減額済みの金額情報として記録して返却し精算を終了し、駐車料金精算の取消がされない場合は精算を終了する第4の過程とを有するものである。
【0005】
【作用】
駐車券を用いた精算をしている途中で取消を行なうと、駐車券に金券等に応じたサービスの内容(無料、割引の内容、プリペイドカードによる精算額等)を記録して、精算の取消を終了する。その後、再度精算をするときに前回に用いた駐車券を用いると、駐車料金を算出した後、前回の精算時の取消時に記録されたサービスの内容が減額情報として読まれ、新たな駐車料金から当該減額情報に応じて料金が減額または新たな駐車料金が無料とされる。
【0006】
【実施例】
以下本発明の実施例について図により説明する。図1、図3及び図4は実施例を説明する手順のフローチャートの例、図2はこの実施例を使用する料金精算機の機能ブロック図の例である。
【0007】
図2において、1は料金精算機装置全体を制御するMPU(microprocessor unitまたはCPU(central processing unit))、2は駐車券の読み取り/書き込みを行なう磁気券リーダ/ライタ、3は取消を行なう場合に押下する取消スイッチ、4は取消内容を印字するレシートプリンタ、5はMPU1のバス、7は現在の時計情報を得るための時計装置、8は表示器、9はアンプ装置を含むスピーカを示している。
【0008】
図1、図3及び図4のフローチャートにより説明する。駐車場利用者が、入庫時刻が磁気記録された駐車券を磁気券リーダ/ライタ2に読み取らせる(S1)と、当該磁気券リーダ/ライタ2はその駐車券を内部保留しておく。MPU1は予め設定された料金体系情報に基づき、入庫時刻と時計装置7から得た現在時刻とにより、入車時刻から現在時刻までの駐車料金を計算する(S2)。さらに、MPU1は、前記駐車券に前回の精算時に記録された減額情報があるか否かを判断する(S3)。減額情報が無い場合は、S2で計算した駐車料金を表示する(S4)。その後、金券等が挿入されたか否か判定し(S5)、挿入されたときは磁気券リーダ/ライタ2で金券等の内容を読み取り、金券等の金額情報に従った処理をする(S6)。S6の手順を図3に示す。すなわち、金券等の種別すなわち無料券か、割引券か、プリペイド券により減額されたかの金額情報により(S6−1)、次のように処理する。金券等が無料券の場合は精算済にし(S6−2)、金券の回収をする(S6−3)。または金券等が割引券の場合はその割引券による割引金額または割引率に応じた金額が入金されたものとみなし、S2の駐車料金に対する不足分の計算をし(S6−4)、金券の回収をし(S6−5)、さらに残金を投入するように表示する(S6−6)。または金券等がプリペイドカードの場合は当該カードから読み取った金額情報相当の金額から駐車料金分を差し引く(S6−7)。残金がプラス(+)の時は当該プリペイドカードには残金分の金額情報が記録されるように記録しなおす(S6−9)。残金がゼロ(0)になるときは当該プリペイドカードには残金分が0となるように記録し、カードを利用者に返却するかまたは回収する(S6−10)。残金がマイナスになるときは不足分を投入するように表示する(S6−11)。S5において、金券等が挿入されない場合は、S6の金券等サービス処理はされない。S5で金券等が挿入されない場合及びS5で金券等が挿入されてS6を経過した場合は、これらの後、所定の時間内に取消がされたか否かを判断する(S7)。取消スイッチ3が押下されると、MPU1は取消処理をする。すなわち、無料券を用いた場合は、無料サービスを受けられる情報を減額情報として磁気券リーダ/ライタ2が内部保留している駐車券に追加磁気書き込みを行ない(S8)、駐車場利用者に返却する(S9)。または、割引券を用いた場合は、その割引券により使用された割引金額または割引率の情報を減額情報として磁気券通知するようにしてもよく、さらにレシートプリンタ4と表示器8の手段に代えてまたはこれとともにスピーカ9により音声で通知してもよい。
【0009】
S7において、所定の時間内に取消スイッチが押下されない場合は、不足分の投入がされるのを待ち(S10)、その後取消(S11)が有ればS8,S9と経過して前述のように処理される。S11で取消がなければ、清算金に不足があるか否か判断され(S12)、不足が有ればS10に戻る。不足がなければ、精算が済んだものとして駐車券が回収され、ENDになる。
【0010】
前回取消がされた駐車券を用いて再度の精算をするため、入庫時刻が磁気記録された駐車券を磁気券リーダ/ライタ2に読み取らせる(S1)と、当該磁気券リーダ/ライタ2はその駐車券を内部保留しておく。MPU1は予め設定された料金体系情報に基づき、入庫時刻と時計装置7から得た現在時刻とにより、入車時刻から現在時刻までの駐車料金を計算する(S2)。さらに、MPU1は、磁気券リーダ/ライタ2で読み取った駐車券に前回の減額情報があるか否かを判断する(S3)。減額情報が有る場合は、磁気券リーダ/ライタ2にその駐車券を内部保留させる。このとき、MPU1は、今回のS2で計算した駐車料金から前回当該駐車券に追加書き込みされた金額情報に応じた処理をする(S14)。S14の手順を図4に示す。すなわち、減額情報による金券等の種別により(S14−1)、次のように処理する。無料券を用いて前回のS6を経過した場合は、新たな駐車料金は0とし(S14−2)、精算済を表示する(S14−3)。または割引券を用いて前回のS6を経過した場合は、今回の駐車料金から駐車券に記録されている減額情報を差し引いて新たな駐車料金とし(S14−4)、当該新たな駐車料金を表示する(S14−5)。またはプリペイドカードを用いて前回のS6を経過した場合は、、今回の駐車料金から駐車券に記録されている減額情報を差し引いて新たな駐車料金とし(S14−6)、当該新たな駐車料金を表示する(S14−7)。
【0011】
この後、S5以下に移行し、前回と同様に処理される。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、取消を行なったとき、駐車券に駐車料金精算済の情報を書き込んでいるため、再度の精算の時に前回の精算取消を行なった時点からの料金精算の継続が可能となり、精算の取消時に利用者に不利益が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する手順のフローチャートの例である。
【図2】この実施例を使用する料金精算機の機能ブロック図の例である。
【図3】実施例の一部を説明する手順のフローチャートの例である。
【図4】実施例の一部を説明する手順のフローチャートの例である。
【符号の説明】
1…MPU、2…磁気券リーダ/ライタ、3…取消スイッチ、4…レシートプリンタ、5…バス、7…時計装置、8…表示器、9…スピーカ。
Claims (1)
- 駐車場に設置する駐車料金を計算して精算する装置において、現在時刻と書き込み読み取り可能な駐車券から読み取った入庫情報とにより駐車料金を計算するとともに、当該駐車券に領収済の減額情報が記録されているかを判断する第1の過程と、
前記第1の過程で前記駐車券に減額情報が記録されている場合は、当該減額情報による金額を前記駐車料金から減額して新たな駐車料金とする第2の過程と、
金券から読み取った金額情報を駐車料金の一部または全部として前記第1の過程または第2の過程で計算された駐車料金から減額するとともに前記金券を使用済みとした後、駐車料金精算の取消がされるか否かを判断する第3の過程と、
駐車料金精算の取消がされた場合は、第3の過程で減額した金額を前記駐車券に減額済みの金額情報として記録して返却し精算を終了し、駐車料金精算の取消がされない場合は精算を終了する第4の過程とを有することを特徴とする駐車場管制端末装置における精算取消の方法。
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JP05740098A JP4063943B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 駐車場管制端末装置における精算取消の方法 |
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-
1998
- 1998-02-24 JP JP05740098A patent/JP4063943B2/ja not_active Expired - Fee Related
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