JP4063778B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

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この発明は、収納した物品を冷却等する貯蔵庫の開口部を開閉自在に閉成する片開き扉を備える貯蔵庫に関し、特に扉に結露や氷結等を防止するためのヒータを備え、該片開き扉を上下反転することで開き方向が変更可能になっている貯蔵庫に関するものである。
食品や飲料品等の物品を冷蔵・冷凍等して保存する貯蔵庫として、例えば物品出し入れ口を閉成する扉に透明なガラスを嵌め込むことで内部に収納した物品を見通せるようにした冷蔵ショーケースが、ショッピングセンタやコンビニエンスストア等に設置されている。図6に示すように、この冷蔵ショーケース10は、内箱と外箱とで画成される空間部分に断熱材を充填して断熱処理をした筐体12の上方に、圧縮機や凝縮器および凝縮器用ファン等からなる冷却装置(何れも図示せず)が配設される機械室15を画成した構成となっている。また、前記筐体12の内部に画成した収納室14の前面には、前方に開放する矩形状の開口部12aが開設されている。そして前記開口部12aは、筐体12の一側部における上部および下部に配設されたヒンジ部材20,26で回動可能に枢支された片開き扉16により開閉自在に閉成される。
前記片開き扉16は、前記収納室14が冷却等されることにより該片開き扉16の内外で温度差が生じるために、片開き扉16の表面に結露が発生することがある。すなわち、前記冷蔵ショーケース10の片開き扉16は、扉本体17にガラス18を嵌め込んであるので、このガラス18に結露水が付着して内部に収納した商品が視認し難くなる欠点がある。そこで、前記ガラス18を囲繞するようにヒータ32を配設し、このヒータ32の加熱により内外の温度差を解消して結露を防止している(例えば、特許文献1参照)。前記ヒータ32には、前記機械室15に設置された電源ユニット36に接続された配線34,34が夫々接続され、この配線34,34を介して電源ユニット36から給電される。前記配線34,34は、前記扉本体17の内部に埋設されて前記片開き扉16の上端面16aから引き出された後、上部ヒンジ部材20を介して前記機械室15に導入される径路で配設され、外部への露出を最小限に抑えるようになっている。
ところで前記片開き扉16は、前記冷蔵ショーケース10の設置位置等の使用環境により左右両方の開き方向が要求されるため、同一の筐体12に対して右開き用および左開き用に対応する2つのタイプの片開き扉16が製造されていた。このように、前記片開き扉16について、開き方向に対応して2つのタイプを製造すると、部品点数が増えることから、部品管理や製造上の負担が増え、コストが増加するばかりでなく、製品完成後に片開き扉16の開き方向を変更する場合、該片開き扉16自体を変更しなくてはならず、これもコストの増加に繋がってしまう問題が指摘される。
そこで、前記片開き扉16を上下反転させることで、左右両方の開き方向に対応するよう変更可能に構成した貯蔵庫も提案されている。しかし前記片開き扉16が、上または下のどちらか一方の扉端面から配線34,34を引き出す構成であると、該片開き扉16の開き方向を変更した際に、該配線34,34の引き出し位置が上下反転してしまうため、配線34,34の取り回しが煩雑になってしまう難点があった。従って図7に示すように、前記ヒータ32の接続端部で配線34,34を二股に分岐させて、前記片開き扉16の上端面16aと下端面16bとから引き出した2組の配線群を予め備える構成が採用されている。また、片開き扉を上下反転した際に、該片開き扉の配線が臨む位置に対応して、延長配線を予め筐体内に配設した貯蔵庫もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−267329号公報 特開平7−83559号公報
前記片開き扉16または筐体12内に予備の配線34,34を予め配設しておくことで、該片開き扉16の開き方向の変更作業時に、配線34,34の取り回しが容易になるが、予備の配線34,34を配設することによる製造時の手間の増加や、使用しない配線34,34の端部処理が煩雑である等の難点が指摘される。
すなわちこの発明は、従来の技術に係る貯蔵庫に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、ヒータに接続する配線の無駄を最小限に抑えると共に、開き方向の変更作業を容易に実施し得る貯蔵庫を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る貯蔵庫は、
筐体の開口部に上下に設けたヒンジ部材により枢支されて、該開口部を開閉自在に閉成し得る片開き扉と、この片開き扉に配設され、前記筐体に設けた電源ユニットから配線を介して給電されるヒータとを備え、前記片開き扉を上下に反転させることで右開きまたは左開きに変更し得る貯蔵庫において、
前記配線は、
前記片開き扉の上下方向に延在し、その端部を該片開き扉の上下の扉端面から夫々引き出し可能な第1配線と、
一端部が前記ヒータの一方に接続して、他端部が前記片開き扉の一方の扉端面から引き出し可能な第2配線と、
一端部が前記ヒータの他方に接続して、他端部が前記片開き扉の他方の扉端面から引き出し可能な第3配線とからなり、
前記片開き扉を前記筐体に配設した際に、前記電源ユニット側の一方の扉端面に臨む第1配線の端部と第2配線の端部とを前記電源ユニットに接続すると共に、他方の扉端面に臨む第1配線の端部と第3配線の端部とを結線するよう構成したことを特徴とする。
本発明に係る貯蔵庫によれば、片開き扉の上下方向に亘って延在し、その端部を該片開き扉の上下の扉端面から夫々引き出し可能に配設した配線と、ヒータに夫々接続して、その端部を片開き扉における上下の扉端面から一本ずつ引き出し可能に配設した2本の配線とを備え、片開き扉における電源ユニット側の扉端面に臨む配線を該電源ユニットに接続すると共に、他方の扉端面に臨む配線同士を結線することでヒータの給電回路が構成されるので、予備の配線が必要なく、配線の無駄を最小限に抑えると共に、製造時の配線作業の手間を軽減し、予備配線の端部処理の手間を省ける利点がある。また、片開き扉における他方の扉端面に臨む配線同士を予め結線しておくことで、配線作業をより軽減できる。更に、片開き扉に埋設される配線を電線管の内部を挿通させて配設しているから、該片開き扉の回動に合わせて配線の移動が許容されるので、配線のねじれが抑制されて断線が防止される。
次に、本発明に係る貯蔵庫につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、図6に示した貯蔵庫の構成要素と同一の要素については、同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。また実施例においては、冷蔵ショーケースを挙げて説明するが、冷蔵ショーケースに限らず冷蔵庫や冷凍庫等であって、上下反転して開き方向を変更可能な片開き扉で筐体の開口部を開閉自在に閉成する構成を採用するものであれば、特に限定されない。
図1に示すように、冷蔵ショーケース11は、筐体12の内部に食品や飲料品等の物品を収納する収納室14が画成され、前面側に開放して物品の出し入れ口となる開口部12aが該収納室14に連通して開設されている。また前記筐体12には、前記開口部12aにおける右側(図1参照)の上部および下部開口縁に対応して、上部ヒンジ部材20と下部ヒンジ部材26とが夫々配設されている。そして、前記筐体12に片開き扉16が、その右側の上下端面を前記上下のヒンジ部材20,26を介して回動可能に枢支され、前記開口部12aを開閉自在に閉成し得るよう構成される。なお前記片開き扉16は、その右側縁を中心として回動する右開きになっている。実施例では、前記筐体12の上方に機械室15が画成され、該機械室15には圧縮機や凝縮器および凝縮器用ファン等からなる冷却装置(何れも図示せず)が収納されると共に、後述するヒータ32に配線40を介して電力を供給する電源ユニット36が設置されている。
前記片開き扉16は、縦長方形で箱状の外装材の内部空間にウレタン等の断熱材を充填して断熱処理がされた扉本体17と、この扉本体17の略中央部に嵌め込まれたガラス18とから構成されている。前記ガラス18は、ガラス板を重ね合わせた複層体であって、その4辺(外周縁)を扉本体17に配設された図示しない枠部材に嵌め込まれて保持され、前記収納室14に収納された物品を外部より透かして見ることができるようになっている。
前記片開き扉16におけるガラス18の外周縁には、該ガラス18の結露を防止するヒータ32が囲繞するよう配設されている。前記ヒータ32の両端部は、前記ヒンジ部材20,26側(正面視において右側)で、かつ片開き扉16の上下方向の略中間部位に位置して、前記配線40とコネクタ38,38を介して接続されている。また、前記扉本体17における枢支側の内部には、中空円筒状の電線管48,48が上下方向に延在するよう埋設され、この電線管48,48の内部に前記配線40が挿通されている。ここで前記電線管48,48は、前記筐体12の開口縁における右側に偏倚して配設された上下のヒンジ部材20,26に、その夫々の開口端が対応するように片開き扉16の内部に埋設されている。
図2に示すように、前記配線40は、前記片開き扉16の上下方向に亘って延在し、その端部42a,42bを該片開き扉16の上下の扉端面16a,16bから夫々引き出し可能に配設した第1配線42と、一端部が前記ヒータ32の一方に接続して、他端部44aを片開き扉16における前記電源ユニット36の配設側に臨む上端面(一方の扉端面)16aから引き出し可能に配設した第2配線44と、一端部がヒータ32の他方に接続して、他端部46aを片開き扉16における下端面(他方の扉端面)16bから引き出し可能に配設した第3配線46とから構成されている。すなわち前記ヒータ32は、前記扉本体17の内部において、その一端部に第2配線44が接続されると共に、その他端部に第3配線46が接続されている。そして、前記電線管48における片開き扉16の上端面16aに臨む開口からは、前記第1配線42の上端部42aと、前記第2配線44の他端部44aとが引き出し得るようになっている。これに対し、前記電線管48にける片開き扉16の下端面16bに臨む開口からは、前記第1配線42の下端部42bと、前記第3配線46の他端部46aとが引き出し得るようになっている。前記各配線42,44,46は、可撓性を有するものが採用されると共に、前記扉本体17内において該配線42,44,46が配線される距離より十分長い寸法に設定される。前記配線40は、必要に応じて上端面16aまたは下端面16bに臨む端部42a,42b,44a,46aを電線管48内から引き出して、前記電源ユニット36との接続または互いの端部同士の結線等が実施される。更に、前記片開き扉16から引き出した配線40は、前記電線管48の内部に撓ませて収納し得るようになっている。
図3に示すように、前記片開き扉16の上端面16aから引き出された第1および第2配線42,44は、前記上部ヒンジ部材20を介して機械室15に導入されている。前記上部ヒンジ部材20は、断面L字状の形鋼であって、その前側に向けて水平に延在する延出部にヒンジ軸24が下向きに突設されている。このヒンジ軸24には、前記第1および第2配線42,44の挿通を許容する孔部24aが穿設してある。一方、前記片開き扉16の上端面16aに配設される軸受50は、前記電線管48における該片開き扉16の上端面16aに臨む開口端に配設される。前記軸受50は、外径が電線管48の開口と整合する寸法に設定されると共に、前記ヒンジ軸24の挿入を許容する軸孔50aが開設してある。また、前記軸受50における上端縁には、半径方向外方へ延出するフランジ部50bが形成され、該軸受50を前記電線管48の開口に内挿した際、該フランジ部50bが開口縁に掛止することで、該軸受50の移動が規制されるようになっている。前記軸孔50aの底部は開放されて前記電線管48の内部と連通し、前記第1および第2配線42,44の挿通を許容するよう構成される。すなわち、前記軸受50は、前記上部ヒンジ部材20のヒンジ軸24を受容して、前記片開き扉16の上部を回動可能に保持すると共に、前記電線管48の開口端を覆う蓋としても機能する。そして、前記軸受50の軸孔50aに前記上部ヒンジ部材20のヒンジ軸24を嵌合することで、該軸孔50aとヒンジ軸24の孔部24aが連通して、片開き扉16の上端面から引き出された第1配線42の上端部42aおよび第2配線44の他端部44aは、上部ヒンジ部材20の孔部24aを経由して機械室15の前面を覆うカバーに開設された図示しない孔部から機械室15内に導入され、前記電源ユニット36に接続される。
図4に示すように、前記下部ヒンジ部材26は、断面L字状の形鋼であって、その前側に向けて水平に延在する延出部にヒンジ軸30が上向きに突設されている。一方、前記片開き扉16の下端面16bに配設される軸受50は、前記電線管48における該片開き扉16の下端面16bに臨む開口端に配設される。前記軸受50は、前記片開き扉16が上下に反転された際に、兼用できるように上端面16aに配設されたものと同一の構成となっている。そして、前記軸受50の軸孔50aに前記下部ヒンジ部材26のヒンジ軸30を嵌合することで、該下部ヒンジ部材26に片開き扉16の下部が保持されると共に、該ヒンジ軸30が前記電線管48の内方に連通する軸孔50aの蓋して機能している。また、前記片開き扉16の下端に位置している第1配線42の下端部42bと第3配線46の他端部46aとが、コネクタ38を介して着脱自在に結線され、その結線部は電線管48内に収納されている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る貯蔵庫の作用について説明する。先ず、上下に配線40を取出し得るように構成した片開き扉16を、上部に電源ユニット36を有する筐体12に右開きするよう取付けた際の配線工程について説明する。前記電線管48の上部開口を覆っている前記軸受50の軸孔50aから前記第1配線42の上端面16aに臨む端部42aおよび第2配線44の他端部44aを引き出して、この軸孔50aに整合しているヒンジ軸24の孔部24aに挿通させる。そして、前記機械室15の前面を覆うカバーの孔部から機械室15に前記第1配線42および第2配線44を導入して、これらの配線42,44を電源ユニット36に夫々接続する。このとき、前記第1配線42および第2配線44は、十分長く設定されているので、前記電源ユニット36への接続作業を容易に実施できる。次いで、前記電線管48の下部開口を覆っている前記軸受50の軸孔50aから前記第1配線42の下端面16bに臨む端部42bおよび第3配線46の他端部46aを引き出して、これらの端部42b,46aをコネクタ38を介して結線する。結線した後、引き出した配線42,46は、再び電線管48に押し込んで該電線管48内に収納しておく。結線の際、前記配線42,46の端部42b,46aをコネクタ38で着脱可能に接続すると、後述する変更作業の手間を軽減できる。これにより図1に示すように、前記ヒータ32の一方に接続された第2配線44が上部ヒンジ部材20を介して機械室15の電源ユニット36に接続されると共に、他方に接続された第3配線46が片開き扉16の下端近傍で第1配線42の下端部42bに接続し、上下方向に延在する第1配線42の上端部42aが上部ヒンジ部材20を介して電源ユニット36に接続して回路が形成され、ヒータ32に給電し得るようになる。そして、前記片開き扉16と機械室15との間に配設される配線40は、前記上部ヒンジ部材20に挿通されているので、該配線40が外部に露出せず、意匠を損うことがない。なお、前記片開き扉16は、一般的に右開きに設定されるので、該片開き扉16の下端面16bに位置する第1配線42の下端部42bと第3配線46の他端部46aとを予め結線しておく構成も採用し得る。
また、右開きの片開き扉16を上下反転させることで、図5に示すように、左開きに変更することができる。前記電源ユニット36に接続している第1配線42の上端部42aと第2配線44の他端部44aを、該電源ユニット36から取外して機械室15および上部ヒンジ部材20から引き出す。前記片開き扉16を取外して上下反転させて、その上端面16aに位置した第1配線42の下端部42bと第3配線46の他端部46aとの結線状態を解消して、上部ヒンジ部材20を介して電源ユニット36に夫々接続する。また、前記片開き扉16の下端面16bに位置した第1配線42の上端部42aと第2配線44の他端部44aを結線し、電線管48の内部に収納する。このように、前記電源ユニット36の配設された側の一方の扉端面16aに位置する第1配線42の端部が、該電源ユニット36に接続されると共に、第2配線44の他端部44aおよび第3配線46の他端部46aのうち、その端部が該電源ユニット36側に位置する配線が電源ユニット36に接続され、前記片開き扉16における電源ユニット36と離間する他方の扉端面16bに位置する配線が第1配線42に接続される。すなわち、前記片開き扉16における上下両端に前記配線40が導出しているから、該片開き扉16を上下反転した際に、電源ユニット36に臨む一方の端部を該電源ユニット36に接続すると共に、他方の端部を互いに接続することで、回路を構成することができる。従って、一つの型の片開き扉16で左右の開き方向に対応できると共に、少ない労力で該片開き扉16の開き方向を変更することができる。
前記片開き扉16の内部における配線40として、従来(図7参照)にような予備配線が必要なく簡素なため、構造上無駄がなく、製造の手間を軽減できると共に、製造コストの上昇を最小限に抑えることができる。また、前記電源ユニット36が前記筐体12の上下どちらにあっても配線40を接続できるので、片開き扉16自体の汎用性が向上して、部品の共通化によりコストの低減を見込める。更に、前記冷蔵ショーケース11を設置した後に、使用場所において片開き扉16の開き方向を変更するのが容易であって、該片開き扉16の交換等の新たなコストの発生がない利点がある。
前記電線管48内に配管40を収納することで、前記片開き扉16の開閉に伴う配線40のねじれが許容されるので、該配線40の断線を防止できる。前記配線40の端部に着脱自在なコネクタ38を予め配設しておくことで、配線同士の接続または解除作業の容易化を図ることもできる。
実施例では、ガラス結露防止のためにヒータ32を設けたが、片開き扉16と筐体12の開口縁との間に配設されるパッキンの氷結を防止するために配設されるヒータ等、片開き扉16に配設されるヒータ等の被給電部材と電源ユニット36との間に配線40が接続され、片開き扉16の開き方向を左右兼用できる構成であれば、本発明は好適に適用し得る。
本発明の好適な実施例に係る冷蔵ショーケースを示す正面図である。 実施例の片開き扉を示す正面図である。 図1のA部を切り欠いて示す拡大図である。 図1のB部を切り欠いて示す拡大図である。 図1と片開き扉の開き方向を変更した冷蔵ショーケースを示す正面図である。 従来の冷蔵ショーケースを示す正面図である。 従来の冷蔵ショーケースの片開き扉を示す正面図である。
符号の説明
12 筐体,12a 開口部,16 片開き扉,16a 上端面(一方の扉端面),
16b 下端面(他方の扉端面),20 上部ヒンジ部材(ヒンジ部材),
26 下部ヒンジ部材(ヒンジ部材),32 ヒータ,36 電源ユニット,40 配線,
42 第1配線,42a 上端部(端部),42b 下端部(端部),
44 第2配線,44a 他端部,46 第3配線,46a 他端部,48 電線管

Claims (3)

  1. 筐体(12)の開口部(12a)に上下に設けたヒンジ部材(20,26)により枢支されて、該開口部(12a)を開閉自在に閉成し得る片開き扉(16)と、この片開き扉(16)に配設され、前記筐体(12)に設けた電源ユニット(36)から配線(40)を介して給電されるヒータ(32)とを備え、前記片開き扉(16)を上下に反転させることで右開きまたは左開きに変更し得る貯蔵庫において、
    前記配線(40)は、
    前記片開き扉(16)の上下方向に延在し、その端部(42a,42b)を該片開き扉(16)の上下の扉端面(16a,16b)から夫々引き出し可能な第1配線(42)と、
    一端部が前記ヒータ(32)の一方に接続して、他端部(44a)が前記片開き扉(16)の一方の扉端面(16a)から引き出し可能な第2配線(44)と、
    一端部が前記ヒータ(32)の他方に接続して、他端部(46a)が前記片開き扉(16)の他方の扉端面(16b)から引き出し可能な第3配線(46)とからなり、
    前記片開き扉(16)を前記筐体(12)に配設した際に、前記電源ユニット(36)側の一方の扉端面(16a)に臨む第1配線(42)の端部(42a)と第2配線(44)の端部(44a)とを前記電源ユニット(36)に接続すると共に、他方の扉端面(16b)に臨む第1配線(42)の端部(42b)と第3配線(46)の端部(46a)とを結線するよう構成した
    ことを特徴とする貯蔵庫。
  2. 前記配線(40)は、前記片開き扉(16)における他方の扉端面(16b)に臨む第1配線(42)の端部(42b)と第3配線(46)の端部(46a)とが予め結線されている請求項1記載の貯蔵庫。
  3. 前記片開き扉(16)における枢支側の内側に電線管(48)が配設され、該電線管(48)の内部に前記配線(40)が挿通されている請求項1または2記載の貯蔵庫。
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