JP4063028B2 - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本のアンテナを備えた移動体通信等に有用なダイバーシチ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信等に有用なダイバーシチ受信装置としては、例えば、下記の特許文献1、特許文献2に記載されているもの等が一般にも広く知られている。
例えば、前者は主に最大比合成法を実行するものであり、後者はOFDM信号を受信して周波数スペクトル信号を生成し、加重平均処理(重み付け等)を行って復調部に出力するものである。
これらの受信方式は、移動体通信において、受信情報の品質を高めるのに一定以上の効果をもたらす。
【0003】
図6は、従来のダイバーシチ受信装置800の論理的なシステム構成図である。チューナ10は、例えばVHFやUHF等の受信帯域を選択する。受信帯域制限機能の他にも周波数変換機能、A/D変換機能、増幅機能等の各種機能を持ったものがある。合成装置20(受信波合成部)は、例えば最大比合成法等により、各アンテテAn (1≦n≦N)からの受信波を合成する。本図6のダイバーシチ受信装置800では、N=4となっている。
【0004】
この合成装置20(受信波合成部)は、下記の特許文献1中に記載されているダイバーシチ回路100(特許文献1の図1)、ダイバーシチ回路200(特許文献1の図2)、或いは特許文献1中に記載されているダイバーシチ回路300(特許文献1の図4)に相当し得る部分である。
尚、本図6の符号30はFFT演算装置(FFT演算部)を示しており、符号50は復調器(復調部)を示している。
【0005】
この方式は信号の全帯域を一括して各アンテナ素子からの受信信号に対して位相を制御して合成する方式であり、構成が簡単である。また、信号の変調方式に依存せず、信号同期が必須ではないことから、低コストで効果が高い。ただし、随時算定すべき複素重み係数W11,W12,W13,W14等の最適値は、厳密には周波数依存性を有するので、受信信号が広帯域に渡る場合には必ずしも最適な制御方式とは言えない。
【0006】
図7は、従来のダイバーシチ受信装置900の論理的なシステム構成図である。FFT演算装置30(FFT演算部)は、離散的なフーリエ変換処理を高速に実行する装置で、前段に直列/並列変換器を、後段に並列/直列変換器をそれぞれ具備(内蔵)して構成することができる。図7のFFT演算装置30(FFT演算部)と、周波数スペクトル合成部40は、それぞれ、例えば下記の特許文献2中に記載されているフーリエ変換部11(特許文献2の図1〜図4)や、特許文献2中に記載されている周波数スペクトル合成部104(特許文献2の図1〜図4)に相当し得る部分である。
【0007】
この方式はOFDM専用の方式で、FFT演算装置30(FFT演算部)によって分離されたTVチャンネル等の各キャリア単位に合成処理を行う。この方式は広帯域の信号に対して各キャリア(或いは各サブキャリア)毎に重みを決定することができるので、ダイバーシチ効果が高い。しかし、同期確立の状態の善し悪しにより受信品質が影響される。また、FFT演算装置30(FFT演算部)がアンテナ数必要なため、アンテナの本数が大きいと装置全体として比較的大きく高価なハードウェア構成となってしまう。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−156689号公報 (第3〜5頁、図1〜図4)
【特許文献2】
特開平11−205208号公報 (第5〜16頁、図1〜図11)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図6、図7に例示される上記の従来技術は、それぞれ動作原理が異なるので、両者を巧く組み合わせることにより、更に受信品質を改善することができるのではないかと期待される。
【0010】
図1は、上記の2つの従来技術から応用が連想され得るダイバーシチ受信装置110の論理的なシステム構成図である。例えばこの様に、上記の2つの従来技術の各々の長所を備えたこの様な装置を構成した場合、勿論、従来よりも更に受信品質を改善することができる。
しかしながら、この様な構成によれば、各FFT演算装置30(FFT演算部)毎にそれぞれ4本ものアンテナが必要となってしまう。
【0011】
より一般には、図1の構成に習えば、(合成装置20の入力配線本数)×(FFT演算装置30の台数)分のアンテナ本数が必要となる。即ち、期待できる受信品質の割に、多くのアンテナが必要となってしまう。
したがって、図1の様な単純な構成では、期待できる受信品質の割に、大きく高価なシステムを構成しなくてはならない。
【0012】
図2は、上記の2つの従来技術から応用が連想され得るもう一つのダイバーシチ受信装置120の論理的なシステム構成図である。この構成は、各合成装置20の間でアンテナ(A1 〜A4 )を共有させたものである。この様な構成に従えば、従来よりも大幅にアンテナ本数を削減することができる。
しかしながら、この様な構成に従えば、各FFT演算装置30(FFT演算部)に入力される信号の周波数特性が全く同じになってしまうため、周波数スペクトル合成を実行する意義が失われてしまう。
【0013】
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、図6、図7に例示される上記の従来技術を巧く組み合わせることにより、従来よりも受信品質の高いダイバーシチ受信装置、或いは、受信品質の割に比較的安価又は小規模なダイバーシチ受信装置を実現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段、並びに、作用及び発明の効果】
上記の課題を解決するためには、以下の手段が有効である。
即ち、本発明の第1の手段は、計N本(N≧3)のアンテナAn (1≦n≦N)を備えた移動体通信等に有用なダイバーシチ受信装置において、入力(受信)された受信波を複素重み係数を用いて合成する計M個(N≧M≧2)の受信波合成部m(1≦m≦M)と、この受信波合成部mにより合成・出力された信号をフーリエ変換する計M個のFFT演算部m(1≦m≦M)と、このFFT演算部mから出力される計M個の信号の周波数スペクトルを1つの出力信号に合成する周波数スペクトル合成部と、この周波数スペクトル合成部の出力信号を復調する復調部とを設け、計N本のアンテナAn (1≦n≦N)より、計M組のそれぞれ相異なるアンテナ群AGm(1≦m≦M)を構成し、アンテナ群AGm(1≦m≦M)をそれぞれ何れも複数本のアンテナから構成し、アンテナAn (1≦n≦N)をそれぞれ何れもアンテナ群AGm(1≦m≦M)の内の少なくとも何れか1組に属させ、計N本のアンテナAn (1≦n≦N)の内の少なくとも1本を複数組のアンテナ群AGmに属させ、何れの受信波合成部m(1≦m≦M)においてもそれぞれ、1対1対応するアンテナ群AGm(1≦m≦M)に属する各アンテナから得られる受信波を入力して、合成・出力し、アンテナ群AGm(1≦m≦M)のグループ構成を動的に変更するアンテナ群動的再構成手段を備えることである。
【0015】
この様な構成に従えば、各アンテナ群AGm(1≦m≦M)はそれぞれ何れも複数本のアンテナから構成されるので、何れの受信波合成部m(1≦m≦M)においても合成ダイバーシチ効果が得られる。
また、この様な構成に従えば、更に、各受信波合成部m(1≦m≦M)のそれぞれにおいて、全てのアンテナAn (1≦n≦N)を使用するのではなく、1対1対応するアンテナ群AGm(1≦m≦M)を構成する一部のアンテナだけを使用するので、各受信波合成部m(合成装置20)から出力される信号の周波数スペクトルは互いに相異なるものとなり、周波数スペクトル合成の効果も大いに得ることができる。
【0016】
即ち、本発明のシステム構成に従えば、複数のアンテナ群AGm(1≦m≦M)の間に置けるアンテナの共有化を図ることにより、アンテナ本数を効果的に削減することができると共に、ダイバーシチ受信と周波数スペクトル合成の両者の効果を同時に引き出すことができる。
したがって、本発明のシステム構成に従えば、従来よりも受信品質の高いダイバーシチ受信装置、或いは、受信品質の割に比較的安価又は小規模なダイバーシチ受信装置を実現することができる。
また、アンテナ群AGm(1≦m≦M)のグループ構成を動的に変更するアンテナ群動的再構成手段を備えるので、アンテナ群AGm(1≦m≦M)のグループ構成を常時、高い受信品質を導き得る最適或いは好適な形に再構成(再定義)することが可能となる。
【0017】
また、本発明の第2の手段は、上記の第1の手段において、整数Mの値を2以上4以下にすることである。
この様な構成に従えば、比較的高価なFFT演算装置30(FFT演算部)を少数に抑えることができるので、受信品質の割に比較的安価で小規模なダイバーシチ受信装置を実現することができる。
【0018】
尚、特別に高い受信品質を要請されることのない、一般車両等に搭載するダイバーシチ受信装置等では、上記の整数Mの値は2程度で十分なことが多い。これは、受信品質が必ずしもFFT演算装置30(FFT演算部)の数に比例しない等の事情によるものである。FFT演算装置30(FFT演算部)の数を少数に抑える程、安価なダイバーシチ受信装置を構成することが容易となる。
【0019】
また、本発明の第3の手段は、上記の第1又は第2の手段において、整数Nの値を3以上8以下にすることである。
この様な構成に従えば、アンテナ素子や配線数を少数に抑えることができるので、受信品質の割に比較的安価で小規模なダイバーシチ受信装置を実現することができる。
【0020】
また、本発明の第4の手段は、上記の第1乃至第3の何れか1つの手段において、何れの受信波合成部m(1≦m≦M)においてもそれぞれ、1対1対応するアンテナ群AGm(1≦m≦M)に属する各アンテナから得られる受信波を最大比合成法に従って合成することである。
この様な構成に従えば、本発明に適合し得る最も合理的な方法(最大比合成法)により、最も高いダイバーシチ効果を得ることができる。
【0022】
上の本発明の手段により、前記の課題を効果的、或いは合理的に解決することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例に限定されるものではない。
〔第1実施例〕
図3は、本第1実施例のダイバーシチ受信装置200の論理的なシステム構成図である。本第1実施例は、本発明の手段において「N=4,M=2」とする1例を示すものである。
【0024】
本発明のダイバーシチ受信装置を構成するアンテナの全体集合をUとする。このとき、本第1実施例のダイバーシチ受信装置200の主要構成の特徴は、以下の式(1)によって表現することができる。
【数1】
Figure 0004063028
【0025】
即ち、本第1実施例のダイバーシチ受信装置200においては、各合成装置20において、全てのアンテナU={A1 ,A2 ,A3 ,A4 }を利用するのではなく、受信波合成部1(合成装置1)では、AG1={A1 ,A2 ,A3 }を用いて、受信波合成部2(合成装置2)では、AG2={A2 ,A3 ,A4 }を用いて、各々最大比合成法にしたがってダイバーシチ処理を実行する。
【0026】
その後、ダイバーシチ処理(最大比合成)された2系統の信号は、それぞれ別々のFFT演算装置30(FFT演算部)に入力されてフーリエ変換処理される。周波数スペクトル合成部40や復調器50(復調部)の各処理については、図7、図1、図2に例示される従来の処理と同様で良い。
【0027】
この様な構成により、2台のFFT演算装置30(FFT演算部)に入力される信号の周波数スペクトルは互いに相異なるものとなるので、本第1実施例のダイバーシチ受信装置200によれば、最大比合成ダイバーシチの効果と周波数スペクトル合成の効果の両方を同時に得ることができる。
【0028】
また、アンテナ群AG1とアンテナ群AG2には共通する要素(C1≡AG1∩AG2={A2 ,A3 })が存在するので、上記の様に全体集合Uが比較的少数のアンテナにより構成されている場合であっても、各受信波合成部m(合成装置m;m=1,2)にそれぞれ、全体集合Uの要素数の1/M倍(=4×1/2=2)よりも多くの受信波を入力することができる。したがって、この様な構成に従えば、全体集合Uを単純に分割して各受信波合成部m(合成装置m)にそれぞれ分配・接続する方式、即ち、アンテナ群AG1とアンテナ群AG2に共通項を持たせない方式よりも、小型のシステム構成(少ないアンテナ台数)の割に、比較的高い受信品質を獲得することができる。
【0029】
〔第2実施例〕
図4は、本第2実施例のダイバーシチ受信装置300の論理的なシステム構成図である。即ち、本第2実施例は、「N=3,M=2」とする1例を示すものである。この様なシステム構成は、上記の式(1)の表記方法に習って以下の様に表現することができる。
【数2】
Figure 0004063028
この様なシステム構成は、本発明を適用し得る最小構成を与える。
【0030】
〔第3実施例〕
図5は、本第3実施例のダイバーシチ受信装置400の論理的なシステム構成図である。即ち、本第3実施例は、「N=5,M=2」とする1例を示すものである。この様なシステム構成は、上記の式(1)の表記方法に習って以下の様に表現することができる。
【数3】
Figure 0004063028
【0031】
この構成に従えば、FFT演算装置30(FFT演算部)を2台に制限でき、かつ、各受信波合成部m(合成装置m;m=1,2)に、それぞれ4つの受信波を入力することができるので、受信品質の高いシステム(ダイバーシチ受信装置400)を比較的安価に構築できる。この構成は、安価に高性能なダイバーシチ受信を実現することができる良い例の一つと言える。
【0032】
〔その他の変形例〕
以下、本発明の実施形態に係わるその他の代表的或いは典型的な変形例を断片的に例示する。
〔i〕「N=6,M=2」とする1例
この様な構成に従うシステム構成例の一つは、例えば、上記の式(1)の表記方法に習って以下の様に表現することができる。
【0033】
【数4】
Figure 0004063028
この構成に従えば、FFT演算装置30(FFT演算部)を2台に制限でき、比較的安価にシステムを構築できる。この構成は、安価に高性能なダイバーシチ受信を実現することができる良い例の一つと言える。
【0034】
〔ii〕「N=5,M=2」とする1例
この様な構成に従うシステム構成例の一つは、例えば、上記の式(1)の表記方法に習って以下の様に表現することができる。
【数5】
Figure 0004063028
【0035】
この様な構成では、同じ「N=5,M=2」なる第3実施例の構成例(図5のダイバーシチ受信装置400)に比べ、2つの合成装置に共有されるアンテナがA4 の1本のみと少ない。また、一方の合成装置においては、AG2に属する2本のアンテナからの受信波だけを合成すれば良く演算量が少ない。即ち、この様な構成に従えば、演算量が抑制でき配線数(又は、プログラムインターフェイス)も少なく構成可能である。
この構成も、安価に高性能なダイバーシチ受信を実現することができる例の一つと言える。
【0036】
〔 iii〕「N=8,M=3」とする1例
この様な構成に従うシステム構成例の一つは、例えば、上記の式(1)の表記方法に習って以下の様に表現することができる。
【数6】
Figure 0004063028
【0037】
〔vi〕「N=8,M=4」とする1例
この様な構成に従うシステム構成例の一つは、例えば、上記の式(1)の表記方法に習って以下の様に表現することができる。
【数7】
Figure 0004063028
【0038】
上記の式(6)や或いは式(7)の構成に従えば、比較的大きく高価なシステム構成となるが、この様な構成は、特に、所望の移動体上において極めて高い電波受信品質を要求する情報システム等に有効である。
【0039】
また、上記のAGm(1≦m≦M)によるグルーピングは、動的に変更しても良い。例えば、「N=5,M=2」なる第3実施例のダイバーシチ受信装置400において、2つの合成装置1,2に共有される3本のアンテナ(前記式(3)のC1=AG1∩AG2={A2 ,A3 ,A4 })の内の1本を、常時最も受信レベルの高いアンテナにする等の方法が考えられる。
【0040】
この様な受信レベルの高いアンテナは、移動体の移動方向や位置等に応じて動的に変化するので、この方式は、AGmに関するグルーピングを動的に変更する手段(本発明のアンテナ群動的再構成手段)により実現可能となる。
この様な方式によれば、例えば第3実施例の周波数スペクトル合成部40(図5)において、2台のFFT演算装置30(FFT演算部)から出力される信号レベルを相対的にも絶対的にも極端に落とすことなく、相異なるものとすることができるので、指向性の強い受信環境下においても安定した良好なスペクトル合成効果が期待できる。
【0041】
一般に、M台のFFT演算装置30(FFT演算部)から出力される各信号の周波数スペクトルの特性を相異なるものとした上で、更に、周波数スペクトル合成部に入力される各信号のレベルに、相対的に大きな強弱(偏り)が生じない様にすると、安定した良好なスペクトル合成効果が期待できる。
この様な方法としては、上記のアンテナ群動的再構成手段の他にも、例えば、各アンテナ群AGm(1≦m≦M)の間に、それぞれ、アンテナの空間的或いは配向的な偏りが小さくなる様にアンテナ群AGm(1≦m≦M)を構成する様にすると良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術から応用が連想され得るダイバーシチ受信装置110の論理的なシステム構成図。
【図2】従来技術から応用が連想され得るダイバーシチ受信装置120の論理的なシステム構成図。
【図3】本発明の第1実施例に係わるダイバーシチ受信装置200の論理的なシステム構成図。
【図4】本発明の第2実施例に係わるダイバーシチ受信装置300の論理的なシステム構成図。
【図5】本発明の第3実施例に係わるダイバーシチ受信装置400の論理的なシステム構成図。
【図6】従来のダイバーシチ受信装置800の論理的なシステム構成図。
【図7】従来のダイバーシチ受信装置900の論理的なシステム構成図。
【符号の説明】
200 … ダイバーシチ受信装置(第1実施例)
300 … ダイバーシチ受信装置(第2実施例)
400 … ダイバーシチ受信装置(第3実施例)
10 … チューナ
20 … 合成装置(受信波合成部)
30 … FFT演算装置(FFT演算部)
40 … 周波数スペクトル合成部
50 … 復調器(復調部)
n … アンテナ(1≦n≦N)
N … 全アンテナ本数
M … 全合成装置台数(受信波合成部の数;N≧M≧2)
m … 各合成装置(受信波合成部)の通し番号(1≦m≦M)
AGm … アンテナ群(1≦m≦M≦N)

Claims (4)

  1. 計N本(N≧3)のアンテナAn (1≦n≦N)を備えた移動体通信等に有用なダイバーシチ受信装置において、
    入力(受信)された受信波を複素重み係数を用いて合成する計M個(N≧M≧2)の受信波合成部m(1≦m≦M)と、
    前記受信波合成部mにより合成・出力された信号をフーリエ変換する計M個のFFT演算部m(1≦m≦M)と、
    前記FFT演算部mから出力される計M個の信号の周波数スペクトルを1つの出力信号に合成する周波数スペクトル合成部と、
    前記周波数スペクトル合成部の前記出力信号を復調する復調部と
    を有し、
    計N本の前記アンテナAn (1≦n≦N)より、計M組のそれぞれ相異なるアンテナ群AGm(1≦m≦M)を構成し、
    前記アンテナ群AGm(1≦m≦M)はそれぞれ何れも、複数本のアンテナから構成され、
    前記アンテナAn (1≦n≦N)はそれぞれ何れも、前記アンテナ群AGm(1≦m≦M)の内の少なくとも何れか1組に属し、
    計N本の前記アンテナAn (1≦n≦N)の内の少なくとも1本は、複数組の前記アンテナ群AGmに属し、
    前記受信波合成部m(1≦m≦M)はそれぞれ何れも、1対1対応する前記アンテナ群AGm(1≦m≦M)に属する各アンテナから得られる受信波を入力して、合成・出力するものであり、
    前記アンテナ群AGm(1≦m≦M)のグループ構成を動的に変更するアンテナ群動的再構成手段を有することを特徴とするダイバーシチ受信装置。
  2. 前記整数Mの値は、2以上4以下であることを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチ受信装置。
  3. 前記整数Nの値は、3以上8以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダイバーシチ受信装置。
  4. 前記受信波合成部m(1≦m≦M)はそれぞれ何れも、1対1対応する前記アンテナ群AGm(1≦m≦M)に属する各アンテナから得られる受信波を最大比合成法に従って合成することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のダイバーシチ受信装置。
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