JP4364820B2 - Ofdmダイバーシティ受信装置 - Google Patents

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Description

本発明はOFDM受信装置に関する。詳しくは、複数のアンテナを利用してOFDM送信信号を受信するダイバーシティ受信技術に関する。
日本の地上波デジタルテレビ放送では、伝送方式としてOFDM(直交周波数分割多重;Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が採用されている。OFDM方式は、送信信号を複数の搬送波に分割して送信するマルチキャリア伝送方式の1つであり、マルチパス伝送路の周波数選択性フェ−ジングに強い、各サブチャネルのスペクトルが密に配置でき、周波数利用効率が高い、などの利点がある。
また、日本の規格では、6MHz〜8MHzの帯域幅をもつシンボル信号のスペクトラムを複数の階層に分割して伝送するという、所謂「階層伝送」が可能である。また、OFDM受信装置においては、これら複数の階層の中から一部の階層のみを部分的に抽出して受信する「部分受信」という受信形態も行われる。そして、移動通信端末や携帯通信端末においては、これら複数の階層の中で1セグメントのみかなる階層を受信する「1セグメント方式」の受信形態も行われている。
一方、OFDM方式を採用した車載用受信装置などにおいて、デジタル放送を移動受信する場合には、受信信号の品質向上を図るためダイバーシティ受信が行われる。このダイバーシティ受信された複数のブランチの信号を合成するアルゴリズムとして最大比合成(MRC:Maximum ratio combining)法がある。
そして、最近では、上記のようにダイバーシティ受信を行う車載用受信装置においても、1セグメント方式の受信形態の需要が生じている。また、従来空間ダイバーシティ性が乏しいと考えられていた携帯通信端末においても、新しいアンテナの開発により空間ダイバーシティ性を持つことが可能となっている。このような理由から空間ダイバーシティ性を利用した高性能の1セグメント方式受信アルゴリズムの需要が高まっている。
MRC法は各ブランチのサブキャリアごとの伝送路伝達関数のパワーに基づいて、各ブランチのサブキャリアへの重み付け係数を決定し、重み付けられたサブキャリアごとの信号を合成する方法である。MRC法は、ブランチの伝送路応答(伝達関数)の振幅が大きい=そのブランチのC/N比(Carrier to Noise ratio)が良いという前提で信号を合成する方法である。
具体的に従来のMRC法による合成方法を説明する。FFT演算されたp番目のブランチのi番目のシンボルのk番目のサブキャリア信号を、Xp(i,k)と表す。そして、各信号Xp(i,k)に対しては、それぞれ重み付け係数Wp(i,k)が算出され、各信号Xp(i,k)に重み付け係数Wp(i,k)が乗算されて合成される。
この重み付け係数Wp(i,k)は数1式で表される。数1式中、Hp(i,k)は、p番目のブランチのi番目のシンボルのk番目のサブキャリアの伝送路応答であり、Hp *(i,k)は、その複素共役を表す。また、Nはブランチの総数である。
Figure 0004364820
また、重み付け係数Wp(i,k)が乗算された各ブランチの信号を合成した合成信号、つまり、i番目のシンボルのk番目のサブキャリア合成信号をY(i,k)とすると、Y(i,k)は、数2式で表される。ここで、S(i,k)×Hm(i,k)=Xm(i,k)より、数2式が成立することが分かる。S(i,k)は受信信号X(i,k)に含まれる希望信号である。つまり、合成信号Y(i,k)=S(i,k)であり、希望信号S(i,k)は完全に復元される。
Figure 0004364820
数1式で表されるように、重み付け係数Wp(i,k)は、伝送路応答Hの振幅に依存している。つまり、伝送路応答Hの振幅の大きい信号に大きな重み付け係数Wを乗算し、そのブランチの信号が強調されるのである。しかし、実際には、伝送路応答Hの振幅が大きい場合であっても、当該ブランチの信号が強いあるいは当該ブランチのC/N比が良いとは限らない場合がある。
例えば、あるブランチの信号のC/N比が悪く、振幅も小さいが、受信するときにAGC(automatically gain control)の働きで、振幅が大きくなり、伝送路応答Hの振幅も大きくなる場合がある。このような場合、従来のMRC法で合成すると、C/N比の良いブランチがC/N比の悪いブランチに足を引っ張られ、合成後のC/N比が悪くなる。
実際に車載用受信装置で13セグメントOFDM信号をダイバーシティ受信し、MRC法により受信信号を合成する実験を行った場合、合成するブランチ信号のC/N比に大きな差があると、ダイバーシティ合成後のBER(bit error rate)が、C/N比のよいブランチでシングル受信した場合のBERより悪いという問題が発生した。
移動受信の場合、アンテナの位置によって、C/N比が大きく変わる場合があるので、その場合はMRC合成ブランチのC/N比に大きな差が出る。MRC合成アルゴリズムでは合成するブランチのC/Nに大差がないという仮定で開発されたアルゴリズムなので、ブランチのC/Nに大差がある場合には対応し切れないのである。
そこで、未だ公知となっていない技術であるが、本願出願人によって出願された特願2004−259634号においては、C/N比に基づいて各ブランチ信号に重み付けを行った上で信号合成を行う方法が提案されている。しかし、この方法は、13セグメント方式のOFDM受信装置において適用可能な方法であり、1セグメント方式には向いていない。
図6は、OFDNシンボル信号のスペクトルを示す図である。図中、横軸は周波数f、縦軸は信号強度を示している。図に示すように、1シンボルのOFDM信号の中に、無信号区間がある。モード3では、1シンボルに8192本のサブキャリアがあり、その中で、5617本は、データ信号(ここで言うデータ信号には、実データのほかに、SP(Scattered pilot)信号などのパイロット信号やAC(Auxiliary Channel)信号などの制御信号も含まれる。)が搬送されるキャリアであり、残り2575本は、送信装置側でIFFT変換する際に、ゼロ埋めされたダミーデータが搬送されるキャリアである。図2は、1シンボルの信号中、中央の2575本のサブキャリアはダミーデータを搬送するキャリアであり、両端に合わせて5617本のデータ信号搬送用のサブキャリアが存在することを示している。
OFDM送信装置においてデータ信号およびダミーデータ信号が埋められたOFDM信号は、伝送路を経て受信装置において受信され、再びFFT演算され復調される。したがって、ダミーデータ信号が埋められたサブキャリアの復調された信号は、純粋なノイズ信号である。
そして、13セグメント方式のOFDM受信装置では、図に示すような周波数帯域Faをカバーするフィルタが用いられる。したがって、13セグメント方式では、ゼロ埋めされたキャリアの信号も一部受信することとなる。そこで、特願2004−259634号においては、このゼロ埋めされたキャリアの信号をノイズ信号として利用してC/N比を算出し、このC/N比に基づいて各ブランチの重み付け係数を決定するようにしているのである。
しかし、1セグメント方式のOFDM受信装置では、図に示すような周波数帯域Fbをカバーするフィルタが用いられる。したがって、1セグメント方式では、ゼロ埋めされたキャリアの信号を受信することができない。このため、1セグメント方式では、特願2004−259634号で提案されている方法を利用することができない。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、1セグメント方式のOFDM受信装置においても、受信環境に適応性の強いダイバーシティ受信が可能であり、安定的な受信品質が得られる受信装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、OFDM方式の伝送信号をダイバーシティ受信する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにより受信された各ブランチの信号をそれぞれFFT演算する手段と、前記FFT演算後の各ブランチの信号についてC/N比を算出するC/N演算手段と、各ブランチについて算出されたC/N比の相対比に基づいて各ブランチの第1の重み付け係数を算出する手段と、各ブランチの伝送路応答を算出する手段と、前記FFT演算後の各ブランチの信号に各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの第1の重み付け信号を算出する手段と、各ブランチの伝送路応答に対して各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの重み付け伝送路応答を算出する手段と、各重み付け伝送路応答と各第1の重み付け信号を用いてMRC合成を行う合成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、前記第1の重み付け係数を算出する手段は、前記相対比と各ブランチの第1の重み付け係数とを対応付けたテーブルを参照することにより、各ブランチのC/N比を第1の重み付け係数に変換して出力するルックアップテーブル、を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、さらに、前記FFT演算後の各ブランチの信号に含まれるパイロット信号について周波数領域の伝送路伝達関数を算出する手段と、前記周波数領域の伝送路伝達関数をIFFT変換し、時間領域の伝送路応答を算出する手段と、を備え、前記C/N演算手段は、前記周波数領域の伝送路伝達関数からノイズを含む信号の信号パワーを算出し、前記時間領域の伝送路応答からノイズパワーを算出し、前記信号パワーと前記ノイズパワーとからC/N比を算出することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、前記C/N演算手段は、前記時間領域の伝送路応答の中で信号強度が所定の閾値以下の信号をノイズに対応した信号であると判定し、前記所定の閾値以下の信号のパワーを前記ノイズパワーとして算出することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、OFDM方式の伝送信号をダイバーシティ受信する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにより受信された各ブランチの信号をそれぞれFFT演算する手段と、前記FFT演算後の各ブランチの信号に含まれるパイロット信号を用いて、各ブランチの周波数領域の伝送路伝達関数を算出する手段と、各ブランチの周波数領域の伝送路伝達関数をIFFT変換し、各ブランチの時間領域の伝送路応答を算出する手段と、各ブランチの周波数領域の伝送路伝達関数からノイズを含む信号の信号パワーを算出し、各ブランチの時間領域の伝送路応答からノイズパワーを算出し、前記信号パワーと前記ノイズパワーとから各ブランチのC/N比を算出するC/N演算手段と、各ブランチについて算出されたC/N比に基づいて各ブランチの第1の重み付け係数を算出する手段と、各ブランチの伝送路応答を算出する手段と、前記FFT演算後の各ブランチの信号に各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの第1の重み付け信号を算出する手段と、各ブランチの伝送路応答に対して各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの重み付け伝送路応答を算出する手段と、各重み付け伝送路応答と各第1の重み付け信号を用いてMRC合成を行う合成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、前記C/N演算手段は、前記時間領域の伝送路応答の中で信号強度が所定の閾値以下の信号をノイズに対応した信号であると判定し、前記所定の閾値以下の信号のパワーを前記ノイズパワーとして算出することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5または請求項6に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、前記第1の重み付け係数を算出する手段は、各ブランチについて算出されたC/N比の相対比に基づいて各ブランチの第1の重み付け係数を算出することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、前記第1の重み付け係数を算出する手段は、前記相対比と各ブランチの第1の重み付け係数とを対応付けたテーブルを参照することにより、各ブランチのC/N比を第1の重み付け係数に変換して出力するルックアップテーブル、を含むことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、さらに、前記C/N演算手段において算出された各ブランチのC/N比を複数のシンボルに亘って平均化し、平均C/N比を出力するスムージング手段、を備え、前記第1の重み付け係数を算出する手段は、各ブランチのC/N比として前記平均C/N比を用いて第1の重み付け係数を算出することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、前記合成手段は、各重み付け伝送路応答の共役複素数値を、全てのブランチの重み付け伝送路応答の二乗和で除算することにより各ブランチの第2の重み付け係数を算出する手段と、各第1の重み付け信号に各第2の重み付け係数を乗算することにより、各ブランチの第2の重み付け信号を算出する手段と、各ブランチの第2の重み付け信号を加算することにより、合成受信信号を算出する手段と、を含むことを特徴とする。
本発明は、各ブランチの相対C/N比により各ブランチの重み付け係数を決定し、受信信号と伝送路応答に重み付けを行った上で、MRC合成を行うので、C/N比の良いブランチの信号に大きな重み付けを割り当てて、あるいはC/N比の悪いブランチの信号に小さい重み付けを割り当てて合成信号を出力することが可能である。これにより、合成信号の品質が向上する。また、相対C/N比に基づいて重み付け係数を決定するので、絶対C/N比の信頼性が低い場合であっても、品質の高い合成信号を得ることが可能である。
また、本発明は、各ブランチの信号に含まれるパイロット信号から周波数領域の伝送路伝達関数と時間領域の伝送路応答とを算出する。そして、周波数領域の伝送路伝達関数から信号パワーを、時間領域の伝送路応答からノイズパワーを計算し、これらの値から求めたC/N比に基づいてMRC合成を行う。これにより、ゼロ埋めされたキャリア信号を受信できない場合であっても、C/N比の計算精度を向上させることが可能である。
以下、図面を参照しつつ本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るOFDMダイバーシティ受信装置DRのブロック図である。
本実施の形態のダイバーシティ受信装置DRは、ブランチ数2の受信装置である。つまり、2本のアンテナ111,112を備え、各アンテナ111,112から受信した2系統のブランチ信号をそれぞれ受信装置DR1,DR2で処理することにより、合成信号を出力する。
受信装置DR1,DR2の構成および処理内容について説明する。なお、受信装置DR1,DR2の構成は同様であるので、以下においては、各ブランチの構成および処理内容について共通の説明を行う。
アンテナ111,112から受信した信号は、それぞれ、フロントエンド処理部121,122で処理される。フロントエンド処理部121,122では、受信信号は、周波数変換やフィルタ処理が施された後、AD変換される。フロントエンド処理部121,122から出力された受信デジタル信号は、FFT演算部131,132に入力される。FFT演算部131,132では、時間領域のOFDMシンボル信号は、周波数領域のOFDMシンボル信号に変換される。ここで、出力された周波数領域の信号をXp(i,k)で表す。ただし、pはブランチ番号(1or2の整数)であり、iはシンボル番号、kはサブキャリア番号である。なお、図中、信号Xや伝送路応答Hについては、ブランチ番号のみを付記し、i、kなどの表記は省略している。FFT演算後の信号Xp(i,k)は、乗算回路211,212に対して出力される。また、FFT演算後の信号Xp(i,k)のうち、SP(Scattered Pilot)信号が、除算回路141,142に対して出力される。SP信号は、OFDM信号に埋め込まれたパイロット信号である。パイロット信号は、その埋め込まれるサブキャリア位置、振幅、位相が既知のPRBS(Pseudo Random Binary Series)信号である。
除算部141,142は、FFT演算部131,132からSP信号を入力するとともにメモリに格納されているパイロットパターンを読み込み、伝送路応答を算出する。パイロットパターンは、既知の複素振幅を持つパイロット信号の位置と振幅とが記録されたデータである。そして、既知の複素振幅を持つパイロット信号を用いて、受信パイロット信号であるSP信号をこの複素振幅で除算することにより、伝送路応答を算出する。
除算部141,142は、算出した伝送路応答をIFFT演算部151,152、伝送路推定部161,162およびC/N演算部171,172に対して出力する。
IFFT演算部151,152では、除算部141,142から入力した伝送路応答がIFFT変換され、時間領域の信号に変換される。つまり、IFFT演算部151,152は、周波数領域の伝送路伝達関数を時間領域の伝送路応答に変換する。図2は、ノイズが混入されていない仮想的な受信OFDMシンボル信号の周波数領域の伝送路伝達関数を示す図である。しかし、受信OFDMシンボルには、一般にはノイズが混入されている。図3は、ノイズが混入された信号の周波数領域の伝送路伝達関数を示す図である。そして、図4は、ノイズが混入されていない仮想的な受信OFDMシンボル信号の時間領域の伝送路応答を示す図である。つまり、図2で示した伝送路応答をIFFT変換したものである。そして、図5は、ノイズが混入された受信OFDMシンボル信号の時間領域における伝送路応答を示す図である。つまり、図3で示した伝送路応答をIFFT変換したものである。
伝送路推定部161,162は、除算部141,142から入力した伝送路応答を、シンボル方向およびキャリア方向に補間することにより、各受信データ信号の伝送路応答Hp(i,k)を算出する。つまり、除算部141,142において算出された伝送路応答は、SP信号に対するものであるが、SP信号の埋め込まれるサブキャリア位置はパイロットパターンにより既知であるので、このSP信号の伝送路応答を補間処理することによって、他のデータ信号に対する伝送路応答を推定して算出するのである。求められた伝送路応答Hp(i,k)は、乗算回路221,222に対して出力される。
C/N演算部171,172は、除算部141,142から伝送路応答を入力するとともに、IFFT演算部151,152から時間領域に変換された伝送路応答を入力する。そして、C/N演算部171,172は、以下に示す処理を行うことにより、SP信号のC/N比を算出する。
図2に示したように、ノイズが混入しない場合、周波数領域の伝送路伝達関数は正弦波あるいは多数の正弦波の和で表される。そして、図3に示したように、ノイズが混入した周波数領域の伝送路伝達関数には、ノイズが乗って波形が崩れる。したがって、このような波形からノイズと正弦波のパワーを分離して計算することは困難である。
一方、図4で示したように時間領域の伝送路応答は、特定の時間にピークが発生する。したがって、図5で示したようにノイズが混入された場合にも、実信号である部分とノイズ部分とを分離することが可能である。本実施の形態においては、この特性を利用するのである。
具体的には、まず、C/N演算部171,172は、IFFT演算後の周波数応答の絶対値の自乗を計算し、その最大値を求める。そして、その最大値から閾値を決定する。たとえば、最大値に対する50%の強度を閾値として設定する。そして、その閾値よりも小さい信号はすべてノイズであると判定し、このノイズの信号のパワーを算出するのである。なお、ここでは、最大値の50%を閾値としているが、このパーセンテージは、経験、テストなどを通じて適宜最適なものに変更すればよい。
一方、図5に見られるように、閾値以下のデータの信号数に比較して、閾値以上のデータの信号数は少ない。したがって、閾値以下の信号のパワーを計算することでノイズパワーを計算することができるが、実信号のデータ数が少ないので、実信号の信号パワーを計算したとしても、その計算結果の信頼性は低い。特に、C/N比が低い場合や、レイリーフェーディングがある場合には、計算精度の信頼性を欠く。
そこで、本実施の形態においては、IFFT演算前の信号、つまり、図3で示した周波数領域の伝送路伝達関数のデータから実信号とノイズの信号パワーを計算し、その計算結果からIFFT演算後のデータから算出したノイズパワーを差し引くことで、信頼性の高い実信号の信号パワーを算出するのである。
数3式は、C/N比を算出する計算式である。数3式中、Wspは、実信号とノイズの信号パワーである。つまり、IFFT演算前の周波数領域の周波数伝達関数のデータを用いて算出された信号パワーである。これに対して、Wnは、ノイズの信号パワーである。つまり、IFFT演算後の時間領域の伝送路応答のデータを用いて算出された信号パワーである。したがって、数3式において、分母は、ノイズパワーであり、分子は、実信号の信号パワーとなり、C/N比が算出されるのである。このような計算が可能となるのは、IFFT演算の前後において信号のパワーは変化しないという性質があるからである。
Figure 0004364820
このような計算により、シンボルごとのC/N比が計算されると、C/N演算部171,172は、計算されたC/N比をスムージング処理部181,182に出力する。1セグメント方式のOFDM信号は、13セグメント方式のOFDM信号に比べて信号の数が1/13と少ないので、数3式において求められたC/N比は、諸外乱により不安定になる場合もある。そこで、スムージング処理部181,182において、数十シンボル分のC/N比を蓄積し、このC/N比の平均値を算出することで、C/N比の信頼度をより高めるようにしているのである。つまり、重み計算用のC/N比は、カレントシンボルだけでなく、その以前の数十シンボルのC/N比が平均された平均C/N比である。
スムージング処理部181,182において、平均C/N比が算出されると、この平均C/N比が第1重み計算部19に出力される。
第1重み計算部19は、C/Nテーブル191を備えている。C/Nテーブル191は、ルックアップテーブルであり、表1に示すように、受信装置DR1に対応するブランチのC/N比(CN1)と受信装置DR2に対応するブランチのC/N比(CN2)との相対比と、第1重み付け係数(σ12)とを対応付けたテーブルである。なお、第1重み付け係数σ1は受信装置DR1に対応するブランチの重み付け係数であり、第1重み付け係数σ2は、受信装置DR2に対応するブランチの重み付け係数である。
Figure 0004364820
第1重み計算部19は、各ブランチのC/N比を入力すると、そのC/N比から相対C/N比を算出する。ここでは、相対C/N比として、CN1をCN2で除算した値を採用している。第1重み計算部19は、相対C/N比を算出すると、その相対C/N比に対応する各ブランチの重み付け係数を出力する。この実施例では、相対C/N比(CN1/CN2)を10の範囲に分けて、各範囲に第1重み付け係数σ1としてw10〜w19を対応させ、第1重み付け係数σ2としてw20〜w29を対応させている。このように、相対C/N比−第1重み付け係数をルックアップテーブル方式とすることにより、煩雑な計算を省略し、回路規模を小さくするようにしている。
第1重み計算部19において、各ブランチの第1重み付け係数σ12が算出されると、この係数σ12が乗算回路211,212および乗算回路221,222に対して出力される。
次に、それぞれ乗算回路211,212において、信号X1(i,k),X2(i,k)と第1重み付け係数σ12が乗算される。そして、その演算結果である第1重み付け信号σ1122をそれぞれ乗算回路241,242に出力する。
また、乗算回路221,222において、伝送路応答H1,H2と第1重み付け係数σ12が乗算される。そして、その演算結果として重み付け伝送路応答σ1122は、それぞれ全てのブランチの第2重み計算部231,232に出力される。つまり、乗算回路221から出力されたσ11は、各ブランチの第2重み計算部231,232に対して出力され、乗算回路222から出力されたσ22は、各ブランチの第2重み計算部231,232に対して出力されるのである。
そして、各第2重み計算部231,232は、各ブランチの乗算回路221,222から出力された演算結果σ1122を入力し、これら2個の値を元に第2重み付け係数W1,W2を算出する。つまり、第2重み計算部231は、乗算回路221,222から出力された演算結果σ1122を入力して第2重み付け係数W1を算出し、第2重み計算部232は、乗算回路221,222から出力された演算結果σ1122を入力して第2重み付け係数W2を算出するのである。
数4式は、第2重み計算部231,232で求められた第2重み付け係数W1,W2の計算式を示す図である。なお、数4式において、HP *(i,k)は、HP(i,k)の複素共役である。
Figure 0004364820
第2重み計算部231,232から第2重み付け係数W1,W2が出力されると、乗算回路241,242は、この第2重み付け係数W1,W2と乗算回路211,212からの出力値σ1122を乗算し、乗算結果W1σ11,W2σ22を出力する。
そして、加算回路25は、各乗算回路241,242の出力値W1σ11,W2σ22を加算し、数5式で示す合成信号Y(i,k)を出力する。
Figure 0004364820
出力された合成信号Y(i,k)は、デマッピング部26においてデマッピング処理により整数信号に戻された後、FEC(forward error coding)部に対して出力される。FEC部においては、ビダビ復号化やリードソロモン復号化が施される。
このように、本実施の形態によれば、受信OFDM信号のシンボルごとのC/N比を算出し、ブランチ間の相対C/N比に基づいて第1重み係数σ12を求め、この第1重み係数σ12を受信信号Xと伝送路応答Hの双方に乗算させた後、第2重み係数W1,W2を算出する。つまり、ダイバーシティ合成において、ブランチごとの相対C/N比に基づいて重み付けが行われるので、C/N比の良いブランチの信号に対して大きなウェイト値Wが割り当てられる。これにより、従来のように、伝送路応答Hの振幅は大きいが、C/N比の悪いブランチによって信号品質が低下するという問題を解決できるのである。また、C/N比の値が小さくても、小さいウェイト値Wを割り当てて合成することにより、合成した信号のBERが必ずシングル受信の場合よりも改善されるようにしている。そして、相対C/N比に基づいて重み付け係数を決定するので、絶対C/N比の精度が劣る場合であっても、重み付け係数の信頼度を向上させることが可能である。
また、本実施の形態においては、周波数領域の伝送路伝達関数から実信号とノイズのパワーを算出し、時間領域の伝送路応答からノイズのパワーを計算し、これらの値から各ブランチのC/N比を算出する。したがって、ゼロ埋めされたサブキャリアを受信しない1セグメント方式の受信装置においても、精度の高いC/N比の計算が可能である。
なお、本実施の形態において、受信装置DRを構成する各機能部はハードウェア回路で構成されているが、これらの一部または全部がソフトウェア処理で実現されていてもよい。
また、上記の実施の形態においては、ブランチ数が2の場合を説明したが、本発明は、ブランチ数が3以上の場合にも適用可能である。たとえば、ブランチ数が4の場合、4つの受信装置でそれぞれC/N比としてCN1、CN2、CN3、CN4を算出する。そして、CN1とCN2の平均をCN5とし、CN3とCN4の平均をCN6とし、まず、CN5とCN6との間で、上述した実施の形態と同様の方法で第1重み係数σ56を算出する。つまり、相対C/N比(CN5/CN6)を用いて第1重み係数σ56を算出する。そして、次に、CN1とCN2との相対C/N比に基づいて第1重み係数σ5をさらに2つのブランチに割り振り、CN3とCN4との相対C/N比に基づいて第1重み係数σ6をさらに2つのブランチに割り振るなどの方法をとればよい。
また、上記の実施の形態において、伝送路応答を算出するためのパイロット信号としてSP信号を利用したが、その他にもCP(Continual Pilot)信号を利用してもよい。
OFDMダイバーシティ受信装置のブロック図である。 ノイズがない仮想的な周波数領域の伝送路伝達関数を示す図である。 ノイズが含まれる周波数領域の伝送路伝達関数を示す図である。 ノイズがない仮想的な時間領域の伝送路応答を示す図である。 ノイズが含まれる時間領域の伝送路応答を示す図である。 OFDMシンボル信号のスペクトルを示す図である。
符号の説明
DR OFDMダイバーシティ受信装置
111,112 アンテナ
121,122 フロントエンド処理部
131,132 FFT演算部
141,142 除算部
151,152 IFFT演算部
161,162 伝送路推定部
171,172 C/N演算部
181,182 スムージング処理部
19 第1重み計算部
211,212 乗算回路
221,222 乗算回路
231,232 第2重み計算部
241,242 乗算回路
25 加算回路
26 デマッピング処理部

Claims (10)

  1. OFDM方式の伝送信号をダイバーシティ受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにより受信された各ブランチの信号をそれぞれFFT演算する手段と、
    前記FFT演算後の各ブランチの信号についてC/N比を算出するC/N演算手段と、
    各ブランチについて算出されたC/N比の相対比に基づいて各ブランチの第1の重み付け係数を算出する手段と、
    各ブランチの伝送路応答を算出する手段と、
    前記FFT演算後の各ブランチの信号に各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの第1の重み付け信号を算出する手段と、
    各ブランチの伝送路応答に対して各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの重み付け伝送路応答を算出する手段と、
    各重み付け伝送路応答と各第1の重み付け信号を用いてMRC合成を行う合成手段と、
    を備えることを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  2. 請求項1に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、
    前記第1の重み付け係数を算出する手段は、
    前記相対比と各ブランチの第1の重み付け係数とを対応付けたテーブルを参照することにより、各ブランチのC/N比を第1の重み付け係数に変換して出力するルックアップテーブル、
    を含むことを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、さらに、
    前記FFT演算後の各ブランチの信号に含まれるパイロット信号について周波数領域の伝送路伝達関数を算出する手段と、
    前記周波数領域の伝送路伝達関数をIFFT変換し、時間領域の伝送路応答を算出する手段と、
    を備え、
    前記C/N演算手段は、前記周波数領域の伝送路伝達関数からノイズを含む信号の信号パワーを算出し、前記時間領域の伝送路応答からノイズパワーを算出し、前記信号パワーと前記ノイズパワーとからC/N比を算出することを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  4. 請求項3に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、
    前記C/N演算手段は、前記時間領域の伝送路応答の中で信号強度が所定の閾値以下の信号をノイズに対応した信号であると判定し、前記所定の閾値以下の信号のパワーを前記ノイズパワーとして算出することを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  5. OFDM方式の伝送信号をダイバーシティ受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにより受信された各ブランチの信号をそれぞれFFT演算する手段と、
    前記FFT演算後の各ブランチの信号に含まれるパイロット信号を用いて、各ブランチの周波数領域の伝送路伝達関数を算出する手段と、
    各ブランチの周波数領域の伝送路伝達関数をIFFT変換し、各ブランチの時間領域の伝送路応答を算出する手段と、
    各ブランチの周波数領域の伝送路伝達関数からノイズを含む信号の信号パワーを算出し、各ブランチの時間領域の伝送路応答からノイズパワーを算出し、前記信号パワーと前記ノイズパワーとから各ブランチのC/N比を算出するC/N演算手段と、
    各ブランチについて算出されたC/N比に基づいて各ブランチの第1の重み付け係数を算出する手段と、
    各ブランチの伝送路応答を算出する手段と、
    前記FFT演算後の各ブランチの信号に各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの第1の重み付け信号を算出する手段と、
    各ブランチの伝送路応答に対して各第1の重み付け係数を乗算し、各ブランチの重み付け伝送路応答を算出する手段と、
    各重み付け伝送路応答と各第1の重み付け信号を用いてMRC合成を行う合成手段と、
    を備えることを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  6. 請求項5に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、
    前記C/N演算手段は、前記時間領域の伝送路応答の中で信号強度が所定の閾値以下の信号をノイズに対応した信号であると判定し、前記所定の閾値以下の信号のパワーを前記ノイズパワーとして算出することを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、
    前記第1の重み付け係数を算出する手段は、各ブランチについて算出されたC/N比の相対比に基づいて各ブランチの第1の重み付け係数を算出することを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  8. 請求項7に記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、
    前記第1の重み付け係数を算出する手段は、
    前記相対比と各ブランチの第1の重み付け係数とを対応付けたテーブルを参照することにより、各ブランチのC/N比を第1の重み付け係数に変換して出力するルックアップテーブル、
    を含むことを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、さらに、
    前記C/N演算手段において算出された各ブランチのC/N比を複数のシンボルに亘って平均化し、平均C/N比を出力するスムージング手段、
    を備え、
    前記第1の重み付け係数を算出する手段は、各ブランチのC/N比として前記平均C/N比を用いて第1の重み付け係数を算出することを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のOFDMダイバーシティ受信装置において、
    前記合成手段は、
    各重み付け伝送路応答の共役複素数値を、全てのブランチの重み付け伝送路応答の二乗和で除算することにより各ブランチの第2の重み付け係数を算出する手段と、
    各第1の重み付け信号に各第2の重み付け係数を乗算することにより、各ブランチの第2の重み付け信号を算出する手段と、
    各ブランチの第2の重み付け信号を加算することにより、合成受信信号を算出する手段と、
    を含むことを特徴とするOFDMダイバーシティ受信装置。
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