JP4062893B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上のWWWサーバに存在するデータを取得して印刷等の処理を行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィス環境はネットワーク化が進み、各種データを複数のホストが分散して保持している。図12は、プリントシステムの構成例を説明するブロック図である。例えば、ホスト1001のユーザが、ホスト1002に格納されたデータ1012をプリンタ1004に印刷する場合、まず、ホスト1001は、FTPプロトコル(File Transfer Protocol )(RFC959)にてホスト1002よりデータ1012を取得する。
【0003】
続いて、プリンタ1004に取得したデータをLPRプロトコル(Line Printer Daemon Protocol)(RFC1179)にて送信し、印刷する。同様に、ホスト1003に格納されたデータ1013をプリンタ1004に印刷する場合、まず、ホスト1001は、FTPプロトコルにてホスト1003よりデータ1013を取得する。
【0004】
続いて、プリンタ1004に取得したデータをLPRプロトコルにて送信し、印刷する。このように、他ホストのデータを印刷する場合、データ取得(図12に示す▲1▼矢印参照)、データ送信(図12に示す▲2▼矢印参照)と、1回の印刷で同一データが2回ネットワーク上を流れるため、ネットワークの負荷が増してしまうし、ホスト1001にデータを一時格納するための領域も必要である。
【0005】
これを改善するため、ホスト1001のユーザは他ホスト1002のデータを指定して、プリンタ1004に印刷要求する。これはプルプリントと呼ばれ、プリンタ1004はユーザからの要求に、他ホストのデータ指定を検知すると、他ホストより該当のデータを取得し、印刷する。
【0006】
つまり、図12において、ホスト1001のユーザが、ホスト1002に格納されたデータ1012をプリンタ1004に印刷する場合、例えば、ホスト1001は、ホスト1002のデータ1012をURI(Uniform Resource Identifiers)(RFC2396)にて指定し、IPPプロトコル(Internet Printing Protocol)(RFC2565,RFC2566)にてプルプリント要求すると、印刷できる。
【0007】
このように1回の印刷で、データはネットワーク上を1回流れるだけで済む(図12に示す▲2▼矢印参照)し、ホスト1001にデータを一時格納するための領域も必要でない。しかも、HTTPプロトコル(RFC2616,RFC2617)を使用しているため、オフィス内のイントラネットだけでなく、インターネットを介したプリントも可能である。
【0008】
最近では、自宅や外出先で、携帯端末を使って、コンビニエンスストアなどにあるプリンタに印刷するといったサービスも可能となってきた。例えば、特開平10−222527号公報に開示されている技術によると、携帯端末を使用して、所望の情報をサービスセンターから検索し、指定した場所(プリンタ)で、検索結果(データ)を出力することができる。
【0009】
また、特開平11−327861号公報に開示されている技術では、認証を受けたユーザがパーソナルコンピュータまたはプリンタからURIを指定して、プリンタがデータを取得して印刷するといったように、プルプリントするユーザの制限を設けることも可能となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平10−222527号公報、特開平11−327861号公報に開示されている技術では、プリンタがデータを取得する際、サーバから認証を要求された場合は、印刷できないことになる。この場合、再度認証情報とともにプルプリント要求を行なう必要がある。
【0011】
本発明は、上記欠点を改善するため、プルプリント要求を受けたプリンタがデータを取得する際、サーバから認証を要求された場合、一旦保留しておき、改めて認証情報が入力された時に、優先度を上げてジョブを再開する情報処理システムを提供する。また、サーバからの認証要求に対し、プリンタの認証情報を使って一旦蓄積して保留しておき、ユーザの認証情報でジョブを再開する情報処理システムを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために成されたものである。すなわち、本発明は、ネットワークに接続されるサーバから所望のデータを取得して処理する情報処理装置において、サーバに蓄積されたデータの参照情報を入力する入力手段と、サーバに自装置の認証情報である第1の認証情報を送信し、サーバでの認証結果を判断する認証手段と、認証手段で第1の認証情報がサーバで正しいと判断された場合、入力手段で入力された参照情報を用いてデータをサーバから取得する取得手段と、取得手段で取得したデータを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段に蓄積されたデータの処理に関するユーザの認証情報である第2の認証情報が正しいと判断された場合、データを処理する処理手段とを備えている。
【0013】
このような本発明では、サーバからの認証要求に対し、情報処理装置からサーバに対して認証情報を送ることができるため、この認証情報による認証を経てサーバからデータを取得することができる。また、取得したデータを一旦蓄積しておき、ユーザの認証情報でジョブを印刷処理を優先的に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図に基づき説明する。本実施形態では、ユーザがPC(パーソナルコンピュータ)などからインターネット上のデータ(文書データや画像データ、これらの混成データ等)をURIで指定し、本実施形態に係るプリンタへ印刷するシステムを例に挙げて説明する。なお、本実施形態ではプリンタを例とするが、他の機器(ネットワーク複写機やネットワークスキャナ等)であっても同様である。
【0015】
図1は、本実施形態で用いられるシステム構成の一例を示す概略図である。プリンタ100a、プリンタ100bは、インターネットに接続され、プリンタ100cはファイアーフォールを介してイントラネット(オフィス内ネットワーク)に接続されている(以下、それぞれのプリンタを区別しない場合は単にプリンタ100またはプリンタと記述する)。
【0016】
また、端末200a〜200cは、専用回線に接続し、ゲートウェイを介してインターネットに接続され、端末200d、200eはファイアーフォールを介してイントラネットに接続されている(以下、それぞれの端末を区別しない場合は単に端末200または端末とする)。
【0017】
そして、ウェブサイト、またはホームページと呼ばれる情報を発信するWWWサーバ300a、300bも複数インターネットに接続されている(以下、それぞれのWWWサーバを区別しない場合は単にWWWサーバ300またはWWWサーバとする)。
【0018】
プリンタ100は、図2に示すように、CPU101と、ROM102と、RAM103と、ページメモリ104と、NVRAM105と、印刷部106と、U/I(ユーザインタフェース)107と、I/F(外部インタフェース)108と、ハードディスク109とから構成される。
【0019】
CPU101は、プリンタ100のROM102と、RAM103と、ページメモリ104と、NVRAM105と、印刷部106と、U/I107と、I/F108を司る中央演算処理装置である。本プリンタ100の各種処理はこのCPU101のもとで行なわれる。
【0020】
ROM102は、読み取り専用メモリであり、プリンタ100を制御するプログラムのうち、基本的な動作を行なうためのプログラムが格納される。例えば、電源投入直後のプリンタ100の各ハードウェアを診断したり、NVRAM105に記憶された制御プログラムを起動するといったプログラムである。
【0021】
RAM103は、読み書き可能メモリであり、プリンタ100で動作する各プログラムが作業用として使用するデータ記憶領域である。
【0022】
ページメモリ104は、文書データを用紙に印刷可能なデータに変換した結果を記憶する領域である。
【0023】
NVRAM105は、不揮発性RAMであり、プリンタ100を制御するプログラムのほとんどが格納される。本領域のデータは電源を切った後も保持される。
【0024】
印刷部106は、ページメモリ104に格納された用紙に印刷可能なデータを用紙に印刷する手段である。印刷については公知の技術のため説明は省略する。
【0025】
U/I107は、ユーザに情報を通知したり、ユーザからの情報を取得するといった手段である。特に本プリンタは、液晶モニターとタッチパネルで実現しており、いわゆるInternet ExplorerやNetscape Navigatorといったウェブブラウザを使用する時と同様に、WWWサーバのホームページを閲覧し、所望の文書データを選択して、印刷するといった操作が可能である。
【0026】
I/F108は、外部インタフェースであり、本実施形態では、ネットワーク(イントラネット)と直接接続するためのネットワークインタフェースや、公衆網を介してインターネットに接続するためのモデムなどに接続するシリアルインタフェースを備える。
【0027】
ハードディスク109は、外部よりI/F108を介して受信した印刷(指示)情報、WWWサーバから取得した文書データや、文書データを印刷可能なデータに変換するためのフォントや、プリンタの設定情報、状態情報等を格納しておく記憶媒体である。一般に単位当たりのコストがRAMやページメモリに比べ安価なため、RAMやページメモリの補助記憶域としても使用される。
【0028】
端末200は、プリンタ100に対し、各種要求を実行する装置である。ユーザは端末200を使って専用回線網やインターネットを介し、プリンタ100にWWWサーバ300内の所望のデータの印刷指示を実行することができる。端末200上のソフトウェアは主にInternet Explorer、Netscape Navigatorといったウェブブラウザや、Outlook Express、Netscape Messengerといったメーラである。
【0029】
WWWサーバ300は、大容量の記憶装置(図示せず)を備え、各種情報、文書が格納されている。ユーザは端末200、PC(パーソナルコンピュータ:図示せず)、または、本プリンタのタッチパネルからHTTPプロトコルにてWWWサーバ300内の情報を参照する。一般にWWWサーバ300内の情報はHTML(Hypertext Markup Language)(RFC1866)で記述されており、グラフィカルなユーザインタフェースでWWWサーバ300の情報や文書を取得することができる。
【0030】
次に、本発明の各種手段と装置のハードウェア構成との対応を説明する。プリンタの各種手段としては、図3に示すように、入力手段、記憶手段、認証手段、取得手段、蓄積手段、制御手段、表示手段、指示手段、入力元識別手段、メール送受信手段を備えている。
【0031】
入力手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、U/I107、I/F108で構成され、後述の指示手段を介して端末200や本プリンタのタッチパネルからネットワーク上の文書データを参照する参照情報を入力する。
【0032】
本実施形態では、入力手段によって、WWWサーバ内の特定の文書を参照するURI、および参照した文書を印刷するための印刷情報(用紙サイズ、カラー/白黒、両面/片面、ホチキス止め、パンチ指定など)を入力する。
【0033】
記憶手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、I/F108、ハードディスク109で構成され、WWWサーバから文書データを取得するための認証情報を記憶する。
【0034】
本実施形態では、ユーザ名、パスワードが図4に示すような表形式で記憶されている。ここで種別とは、プリンタの情報(装置)なのか、ユーザの情報(ユーザ)なのかを示すものである。なお、プリンタのサーバに対する認証情報が第1の認証情報、ユーザのプリンタに対する認証情報が第2の認証情報に該当する。ユーザの情報については後述の指示手段などで入力されたものを履歴として逐次記憶していく。
【0035】
認証手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、I/F108、ハードディスク109で構成され、記憶手段で記憶した認証情報をWWWサーバへ送信し、WWWサーバでの認証結果を判断する。
【0036】
本実施形態では、HTTPプロトコルのBASIC認証を用いて図5に示すような手順で実現するため、後述の取得手段の中で行なわれる。まず、▲1▼認証失敗例:プリンタ100は、認証情報をHTTPのヘッダ(Authorization: Basic dXNlcjpORw==)に含めてデータ取得要求コマンド(GET /contents/sample1.pdf HTTP/1.1)をWWWサーバ300に対し発行する。
【0037】
WWWサーバ300は、コマンドを受信し、WWWサーバ側で予め登録されたアカウント(ユーザとパスワードとの組)であるかどうかチェックし、登録されたアカウントでなければ認証失敗メッセージ(401 Unauthorized)を返すとともに、HTTPのヘッダ(WWW-Authenticate: Basic realm="conts.fx")で認証情報送信を要求する。
【0038】
次に、▲2▼認証成功例:プリンタ100は、認証情報をHTTPのヘッダ(Authorization: Basic dXNlcjpPSw==)に含めてデータ取得要求コマンド(GET /contents/sample1.pdf HTTP/1.1)をWWWサーバ300に対し発行する。
【0039】
WWWサーバ300は、コマンドを受信し、WWWサーバ側で予め登録されたアカウント(ユーザとパスワードとの組)であるかどうかチェックし、登録されたアカウントであれば成功メッセージ(200 OK)を返すとともに、文書データを送信する。BASIC認証、HTTPヘッダなどHTTPプロトコルの詳細については省略する。
【0040】
取得手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、U/I107、I/F108で構成され、WWWサーバ内の文書データを取得する。本実施形態では、HTTPプロトコルにて図6に示すような手順で実現する。
【0041】
まず、プリンタ100は、データ取得要求コマンド(GET /contents/sample1.pdf HTTP/1.1)をWWWサーバ300に対し発行する。WWWサーバ300は、コマンドを受信し、データが存在すればメッセージ(200 OK)を返し、続いてデータを送信する。HTTPプロトコルの詳細については省略する。
【0042】
蓄積手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、ハードディスク109で構成され、取得手段で取得した文書データを蓄積する。NVRAM105またはハードディスク109に蓄積させ、電源断でもデータは保持される。
【0043】
本実施形態では、図7に示すように、文書データの他、要求したユーザ情報、印刷情報なども関連付けて蓄積する。
【0044】
制御手段は、CPU301、ROM302、RAM303、ページメモリ104、NVRAM305、印刷部106、U/I107、I/F108、ハードディスク109で構成され、認証結果によって、ジョブの実行、保留、再開、削除といった制御を行なう。
【0045】
本実施形態では、WWWサーバに対し、本プリンタの認証情報で予め文書データを取得、蓄積し、印刷はせず、ユーザからの認証情報入力待ちとする。そして、ユーザからの認証情報が入力され、正しいと判断されると、印刷処理を開始する。
【0046】
表示手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、U/I107、I/F108で構成され、ユーザへの情報を表示する。本実施形態では、液晶モニターで実現しており、いわゆるInternet ExplorerやNetscape Navigatorといったウェブブラウザでのホームページを閲覧するような画面構成でユーザに情報を提供する。
【0047】
指示手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、U/I107、I/F108で構成され、ユーザへの指示を入力する。本実施形態では、表示手段である液晶モニターに取り付けられたタッチパネルで表示手段と一体型に形成されており、いわゆるInternet ExplorerやNetscape Navigatorといったウェブブラウザを使用する時と同様な操作で、所望の文書データを選択したり、認証情報を入力したりといった操作が可能である。
【0048】
入力元識別手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、I/F108で構成され、参照情報の入力元を識別する。本実施形態では、図7で示しているような、ユーザ名、メール(電子メールかどうか)などを識別する。
【0049】
メール送受信手段は、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM105、I/F108で構成され、電子メールを送受信する。本実施形態では、参照情報の入力をメールで受信し、端末200のユーザへ情報(認証情報入力要求、ジョブ完了など)をメールで送信する。本手段のメール送受信は、POP3、SMTP両プロトコルで実現している。プロトコルの詳細は省略する。ただし、各手段は、物理的に独立したものではなく、プログラムで論理的に実現されるものである。
【0050】
以下、本実施形態の情報処理装置における動作について説明する。図8は、動作の一例であるプルプリント時のフローチャートである。先ず、プリンタが起動すると、初期化処理を行なう(図示せず)。プリンタ100では、内部ハードウェアであるCPU101、ROM102、RAM103、ページメモリ104、NVRAM105、印刷部106、U/I107、I/F108、ハードディスク109のチェックを行なった後、各種処理を実行するソフトウェア(図示せず)を起動し、プリント処理可能な状態にするとともに、タッチパネル(U/I107)、端末200からのユーザ指示を待つ。
【0051】
ここで、タッチパネルを操作したユーザから、または端末200によるリモートのユーザからプルプリント要求があると、要求の解釈を行なう(ステップS101)。
【0052】
本実施形態では、▲1▼プリンタのプルプリントページからプルプリント要求(端末およびタッチパネルとも)、▲2▼端末からIPPプロトコルにてプルプリント要求、▲3▼端末からメールにてプルプリント要求、の3通りを受け付ける。
【0053】
▲1▼のプリンタのプルプリントページからプルプリント要求は、端末のブラウザ、またはタッチパネルから、本プリンタにHTTPプロトコルでアクセスし、プルプリントページを表示する(図示せず)。このページでURI、印刷情報を指定して、プリント要求する。
【0054】
▲2▼の端末からIPPプロトコルにてプルプリント要求は、端末のIPPクライアント(IPPプロトコルを使用して要求を発行する発行元アプリケーション)から、印刷指示コマンド(POST /print_request HTTP/1.1)、続いて、印刷情報、URIを送信することでプリント要求する。IPPプロトコルの詳細については省略する。
【0055】
▲3▼の端末からメールにてプルプリント要求は、端末のメーラから所定のフォーマットで記載した内容のメールを本プリンタ宛に送信することでプリント要求する。フォーマットは特に本発明では特定しない。本プリンタはSMTPサーバにて、またはPOP3クライアントにて要求を受信する。SMTP、POP3プロトコルの詳細については省略する。
【0056】
次に、ステップS102で、プリント要求で指定されたURIが参照する文書を取得する。本実施形態では、HTTPプロトコルにて実現する。プリンタ100は、データ取得要求コマンド(GET /contents/sample1.pdf HTTP/1.1)をURIで示されるホスト、WWWサーバ300に対し発行する。
【0057】
WWWサーバ300は、コマンドを受信し、データが存在すればメッセージ(200 OK)を返し、続いてデータを送信する。ここで、認証情報が必要であれば、WWWサーバ300は、認証要求(401 Unauthorized)を返す(図5参照)。HTTPプロトコルの詳細については省略する。
【0058】
ステップS102で認証要求が返されると(ステップS103)、プリンタ認証を行なう(ステップS104)。プリンタ認証は図9に示すような手順で行なう。先ず、記憶手段で予め記憶した認証情報リスト(図4参照)から種別が装置のものを検索する(ステップS201)。
【0059】
ここで、種別が装置の認証情報とは、請求項記載の第1の認証情報のことである。認証情報があれば(ステップS202)、図5に示すようなフローで認証を行なう。
【0060】
WWWサーバ300からの返答をチェックし(ステップS204)、認証不可が返答された場合、他の認証情報でステップS203、ステップS204を繰り返し、認証成功であれば、データを取得する(図6参照)。
【0061】
プリンタ認証が成功すると、データを蓄積する(ステップS105)。本実施形態では、データそのものの他に、図7のような種々の情報もデータに関連付けて蓄積しておく。ここで、印刷処理に移行せず、処理は一旦保留される。実際には、本プリンタ内の処理はマルチタスクで実行されているため、蓄積処理に並行して次のステップを実行する。
【0062】
続いて、一旦保留されたジョブに対してユーザ認証を行なう(ステップS106)。ユーザ認証は図10に示すような流れで実行されるが、前述のプリント要求の方法によって異なる。
【0063】
▲1▼の本プリンタのプルプリントページからプルプリント要求では、タッチパネルでの要求に限り、液晶パネル上にユーザ、パスワードの入力を促すウィンドウを表示する。ここで、入力されると(ステップS301)、プリンタ認証と同様、図5のようなフローでユーザ認証が行なわれる(ステップS302、S303)。端末のブラウザでの要求であれば、ジョブは保留のままである。ここで、処理を再開するには、後述のジョブ操作を行なう。
【0064】
次に、▲2▼の端末からIPPプロトコルにてプルプリント要求では、▲1▼の端末のブラウザからの要求と同様である。
【0065】
そして、▲3▼の端末からメールにてプルプリント要求では、メール送受信手段を利用して要求元ユーザに対し、ユーザ認証が必要である旨を返信する。ユーザは返信されたメールを読み、所定のフォーマットにユーザ、パスワードを加えて、再度プルプリント要求する。本プリンタは、蓄積されたジョブリスト(図7参照)から、同一ジョブを検索し、該当ジョブに関して、プリンタ認証と同様、図5に示すようなフローでユーザ認証を行なう(ステップS302、S303)。
【0066】
このユーザ認証が失敗した場合、本実施形態では、再度ユーザ認証待ちとなるが、蓄積処理中(データ取得中)であれば、処理を中断したり、蓄積済みデータを削除したりといった処理であっても構わない。
【0067】
ステップS106でユーザ認証が完了すると、蓄積したデータを印刷可能なイメージに変換し、用紙に像形成する(ステップS107)。印刷処理の詳細は公知技術のため省略する。
【0068】
さて、ユーザ認証が未実施で保留されているジョブについては、タッチパネル、または端末のブラウザから、本プリンタにHTTPプロトコルにてアクセスし、ジョブリストを表示し、操作することができる。
【0069】
図11に保留ジョブに対する処理のフローチャートを示す。まずは、ジョブリストを本プリンタ上の液晶パネルにタッチパネルで操作し表示する。端末からであれば、ブラウザを操作し、ジョブリストを要求することで、本プリンタはジョブリストを送信し、ブラウザ上にジョブリストが表示される(ステップS401)。
【0070】
表示されたジョブリストから所望のジョブを選択すると、ユーザ、パスワードの入力を促すウィンドウが表示される。ここで、ユーザ、パスワードを入力すると(ステップS402)、前述した図10に示すユーザ認証が行なわれ、印刷処理が再開される。ここで、再開するジョブに関しては、優先度を上げて処理を行なう。なお、ジョブリスト画面からは、ジョブの削除、保留といった操作も可能である。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サーバからの認証要求に対し、情報処理装置の認証情報を使って一旦蓄積して保留しておき、ユーザの認証情報でジョブを再開するため、ユーザ認証入力後の印刷時間が短縮できる。また、プルプリント要求を受けた情報処理装置がデータを取得する際、サーバから認証を要求された場合、一旦保留しておき、改めて認証情報が入力された時に、優先度を上げてジョブを再開するため、ユーザの再プリント要求の手間も軽減し、ユーザ認証後の印刷時間も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態で用いられるシステム構成の一例を示す概略図である。
【図2】 本実施形態を説明するブロック図である。
【図3】 プリンタの各種手段を説明するブロック図である。
【図4】 認証情報リストの例を示す図である。
【図5】 HTTPプロトコルのBASIC認証の流れを説明する図である。
【図6】 HTTPプロトコルによるデータ取得の流れを説明する図である。
【図7】 文書データの蓄積例を説明する図である。
【図8】 プルプリント時の処理を説明するフローチャートである。
【図9】 プリンタ認証の処理を説明するフローチャートである。
【図10】 ユーザ認証の処理を説明するフローチャートである。
【図11】 保留ジョブに対する処理を説明するフローチャートである。
【図12】 プリントシステムの構成例を説明するブロック図である。
【符号の説明】
100a〜c…プリンタ、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…ページメモリ、105…NVRAM、106…印刷部、107…U/I(ユーザインタフェース)部、108…I/F(ネットワークインタフェース)、109…ハードディスク、200a〜e…端末、300a〜b…WWWサーバ

Claims (11)

  1. ネットワークに接続されるサーバから所望のデータを取得して処理する情報処理装置において、
    前記サーバに蓄積されたデータの参照情報を入力する入力手段と、
    前記サーバに自装置の認証情報である第1の認証情報を送信し、該サーバでの認証結果を判断する認証手段と、
    前記認証手段で前記第1の認証情報が前記サーバで正しいと判断された場合、前記入力手段で入力された参照情報を用いて前記データを前記サーバから取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得したデータを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されたデータの処理に関するユーザの認証情報である第2の認証情報が正しいと判断された場合、前記データを処理する処理手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、前記第1の認証情報が不正である場合、または前記第1の認証情報がない場合、前記データの取得を保留する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記取得手段は、処理を保留したデータに対応する第1の認証情報が前記指示手段より入力された場合、処理の優先度を上げて処理を再開する
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の認証情報が不正であると判断された場合、前記処理手段による前記データの処理を中断する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記処理手段は、処理を中断したデータに対応する第2の認証情報が前記指示手段より入力された場合、処理の優先度を上げて処理を再開する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 請求項1から5記載のうちいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    ユーザに対して情報を表示する表示手段と、
    前記ユーザからの指示を入力する指示手段とを備えており、
    前記第2の認証情報の入力を要求する旨を前記表示手段に表示し、その表示に応じて前記指示手段により前記第2の認証情報を入力する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項6記載の情報処理装置において、
    前記表示手段と前記指示手段とは一体型である
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項6または7記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、ネットワークに接続された複数の外部端末装置のユーザへ情報を表示し、前記指示手段は、前記外部端末装置のユーザから指示できる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項8記載の情報処理装置において、
    前記参照情報の入力元を識別する入力元識別手段を備えており、
    前記蓄積手段は、少なくとも前記入力元識別手段で識別した入力元に関する情報と関連付けて前記データを蓄積する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記入力元識別手段は、前記参照情報の入力が、前記指示手段を介して入力されたものか、前記外部端末装置から入力されたものかを判断し、前記指示手段を介したものであれば、前記表示手段に第2の認証情報の入力を要求する旨を表示する
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 電子メールを送受信するメール送受信手段を備え、
    前記入力元識別手段は、前記参照情報の入力が、電子メールであるか否かを判断し、電子メールである場合、第2の認証情報の入力を要求する旨を前記メール送受信手段により電子メールで返信する
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
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