JP4062658B2 - 製品搬出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、箱入り紙巻きタバコの自動販売機などに用いられる製品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タバコなどの寸法が一定の製品を1つずつ搬出する自動販売機では、多数のタバコの箱を上下に積層し、最下層の箱を1つずつ前方へ送り出して排出口に落下させるように作られている。
【0003】
この場合に製品(タバコ)の収容数を増やすためには、搬出機構はできるだけ小型化する必要がある。そこで従来より、積層した製品の下に置いたケース内に製品の送り出し方向と平行に円筒カム(ら旋溝が形成された棒)を収納し、この円筒カムに係合したスライダ(ナット)を前後進させることによってこのスライダに係合する製品を1つずつ前方へ送り、排出口に落下させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の自動販売機では、搬出装置のケースの上に積層された製品(タバコ)のうち少なくとも最下層の製品は、いつでも前方へ押し出して排出口へ導けるようにしていた。すなわち製品の排出動作中でない時には、最下層の製品はケースの上に置かれているだけで、ケース上面との摩擦抵抗あるいはケース上面および2段目の製品との間の摩擦抵抗によってケースの上に保持されていた。このため自動販売機の全体を前後に激しく揺すってこの最下層の製品を排出させるという不正行為が行われるという問題があった。すなわち防犯上の対策が不十分であった。
【0005】
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、自動販売機などを激しく揺すっても製品が意に反して排出されることがなくなり、このような不正行為を未然に防止することができる製品搬出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の構成】
この発明によればこの目的は、上下方向に積層した一定型状の製品を最下層から順に前方へ送り出す製品搬出装置において、前記製品の送り出し方向に長いケースと、このケース内にその長手方向と平行かつケースの幅方向の一側寄りに配設された円筒カムと、前記ケース内の前部に収容されその出力軸により前記円筒カムを回転駆動するモータと、前記円筒カムに係合しこの円筒カムの回転によって前後方向に移動して前記製品を前方へ押し出すスライダと、前記出力軸の駆動反力に連動して前記ケースの上面から退出し製品の排出を許容すると共に前記モータの停止に連動してケースの上面に進出して製品の排出を規制する可動ストッパとを備えることを特徴とする製品搬出装置、により達成される。
【0007】
ここにモータを出力軸回りに僅かに遊動可能に保持しておき、可動ストッパにはケースの上面から退出する方向への復帰習性を付与しておき、モータの動作時には駆動反力による回動に連動して可動ストッパをケース上面から退出させ、モータの停止時には可動ストッパをその復帰習性によりケース上面から進出させるするように構成すればよい。
【0008】
可動ストッパは、合成樹脂製のケース内面に一体成形した上下に揺動可能な略クランク状のレバーで構成することができる。この場合可動ストッパの揺動端をケース上面に対して進退動させ、この可動ストッパのケースへの結合部に可動ストッパをケース上面に進出動させる復帰ばねの機能を持たせることができる。
【0009】
モータを出力軸回りに遊動可能とするためには、例えばケースの前壁とこれに対向するモータの端面との一方に突起を他方に円弧状の長孔をそれぞれ設け、両者の係合によりモータの遊動範囲を制限するように構成すればよい。可動ストッパは、ケースの幅方向の一側面からケースの前壁とこれに対向するモータの端面との間隙に延出し、その延出端がケース上面に対して進退動可能とすることができる。
【0010】
【実施態様】
図1はこの発明の一実施態様における各部の平面配置を示す図、図2はその外観を示す一断面側面図、図3は同じく内部構造を示す側断面図、図4は図3におけるIV-IV線断面図、図5は同じくV−V線断面図、図6はモータ装着工程の説明図、図7、8、9は動作説明図である。また図10は可動ストッパの駆動部を示す平面図、図11はモータの遊動可能な保持部を示す平面図、図12は可動ストッパの動作説明図である。
【0011】
この実施態様は箱入り紙巻きタバコの自動販売機に用いる製品搬出装置である。すなわち図7に示すように、製品搬出装置10は長方形のケース12に収容され、このケース12の上に同一寸法のタバコ14が前後2列にして上方に積層されている。図7では左側がタバコ14の排出側であり、左側が前方である。
【0012】
なおケース12の蓋板16の上面には、前側が後側よりも僅かに高くなるように傾斜した段部16Aが形成されている。この段部16Aは、後記するスライダ20が後列の最下層のタバコ14(図7でBで示す)によって前列の最下層のタバコ14(Aで示す)を前方へ押し出す際に、このタバコ14(B)が前列の2段目のタバコ14(図7でCで示す)も一緒に押し出すことがないようにするためである。また図7〜9で17は固定ストッパであり、積層されたタバコ14の2段目以上のタバコ14が最下層のタバコ14と共に排出されるのを防ぐ。
【0013】
ケース12の中には、その長手方向と平行かつケース12の幅方向の一側(前方に向かって左側)寄りに円筒カム18が収容されている。すなわち円筒カム18の両端は、ケース12の前壁12Aと後壁12Bに保持されている。円筒カム18の外周面には、前後両方向に往復する2本のら旋状の溝が形成されている。これらの2本のら旋溝は両端で連続している。この円筒カム18にはスライダ20が螺合している。スライダ20の下部は、ケース12の内底面に設けた長手方向のリブ12C係合し、スライダ20の回転が規制される。
【0014】
このスライダ20には、垂直な係合ピン22が上方から植設されている。この係合ピン22は垂直線回りに回動可能であり、その下端には舌状の突起22A(図1)が形成されている。この突起22Aはら旋溝に係合する。
【0015】
なお円筒カム18は後記するようにモータ26によって一方向へ回転され、スライダ20は一方のら旋溝に係合する突起22Aによって円筒カム18上を一方向へ送られている。そして突起22Aが円筒カム18の一端に到達すると、突起22Aが逆方向のら旋溝に入り、スライダ20は他方向へ送られる。このスライダ20の移動方向が変わる時に、突起22Aの向きがら旋溝に案内されて変化する。すなわち係合ピン22が回動する。この係合ピン22の回動によって、スライダ20の上面に起倒可能に取付けたレバー24が起倒する。
【0016】
円筒カム18は図4に示すように前方から見て反時計方向に回転する。この時スライダ20の突起22Aが図1に示すように前方へ移動する向きのら旋溝に係合していれば、スライダ20は前方へ移動する。この時係合ピン22の回動によりレバー24が起立する。従ってスライダ20は前方へ移動する時にはレバー24を起立させる。またスライダ20は後方へ移動する時にはレバー24を前方へ倒す(図9参照)。このようにスライダ20の往復動に連動してレバー24が起倒し、スライダ20が前方へ移動する時にレバー24が起立して最下層のタバコ14を前方へ押出す(図7〜9)。
【0017】
円筒カム18はモータ26によって回転駆動される。モータ26は円柱形であり、その出力軸26Aを円筒カム18と平行にしてケース12の前壁12A寄りに収容されている。モータ26の前後の円形の端面には、出力軸26Aを支持する軸受部26B、26Cが突出している。前壁12Aには軸受部26Bが上方から進入するU字状の長溝28が形成されている。またケース12の内底面には前後方向に弾性を持った弾性支持壁30が一体成形されている。この弾性支持壁30には、モータ26の後端面に突出する軸受部26Cが上方から進入するU字状の長溝32が形成されている。
【0018】
モータ26の前端面には、図12に示すように出力軸26Aを中心とする円弧状の長孔34が形成される一方、前壁12Aにはこの小孔34に係合する1つの突起36が形成されている。また蓋板16の下面(内面)には、弾性支持壁30の上部を後方から押えるための支持腕38が下方に向かって突設されている。この支持腕38の下部前面には、弾性支持壁30の上後縁との係合を容易にするために斜面38Aが形成されている(図6参照)。
【0019】
このモータ26は図6に示すような手順で組込まれる。まずモータ26の後端面の軸受部26Cを弾性支持壁30の長溝32に係入する。モータ26を後方へ押して弾性支持壁30を後方へ弾性変形させつつ、モータ26の前端面の軸受部26Bを前壁12Aの長溝28に挿入する(図6の(A)参照)。そしてモータ26の小孔34を前壁12Aの突起36に係入させれば、弾性支持壁30は復帰する。この結果モータ26は、突起36と小孔34の係合によってその回転が規制される。
【0020】
またケース12の蓋板16は、図2に示すように、その周縁から下方へ突出する複数のばね板40を、ケース12に設けた爪42に係合させることによってケース12に固定される。すなわち蓋板16はケース12に対して上方から下方へ押し込むことによりケース12に固定される。この時蓋板16の下面に突設した支持腕38は、その斜面38Aを弾性支持壁30の上後縁に当接させつつ下降する(図6の(B))。
【0021】
このようにして蓋板16をケース12に固定した時には、支持腕38は弾性支持壁30を前方へ押圧することになる。この結果モータ26は、弾性支持壁30と支持腕38の両者の弾性によって前壁12A側へ常に押圧されることになり、モータ26の小孔34が前壁12Aの突起36から脱出することがない(図6の(C))。
【0022】
なおモータ26の後端面には、配線ターミナル44、44が設けられ、これら配線ターミナル44、44に接続された配線コード46、46は、弾性支持壁30の幅方向外側から支持腕38の下方に通される。弾性支持壁30の後方には、ケース12の内底面から起立する起立壁48が一体成形され、その起立壁48の上縁に設けた切欠き48Aを通して配線コード46が後方へ導かれている。このように配線コード46は、弾性支持壁30と、起立壁48と、支持腕38とで囲まれる空間を通るので、配線コード46の遊動が規制され得る。
【0023】
ケース12内のモータ26の後方には図1、3に示すように、支軸50により上下揺動可能な前列のタバコ検出レバー52と、支軸54により上下揺動可能な後列のタバコ検出レバー56とが収容されている。これらのタバコ検出レバー52、56には、トーションコイルばね58によってそれぞれ上方への復帰習性が付与されている。これらのタバコ検出レバー52、56の回動端は、ケース12の蓋板16に設けた窓(図示せず)から蓋板16の上面に突出している。
【0024】
図7〜9に示すように、前列のタバコ14があればタバコ検出レバー52の回動端が下降し、後列のタバコ14があればタバコ検出レバー56が下降する。これらタバコ検出レバー52、56の少なくとも一方が下降していれば、これをセンサ60が検出してタバコ14の排出動作を行うが、センサ60が両方のタバコ検出レバー52、56が共に上昇していることを検出すると、前列にも後列にもタバコ14は無いと判断し、タバコ14の排出動作は停止する。
【0025】
タバコ検出レバー52、56と円筒カム18との間には、円筒カム18と平行に平秤状のレバー62が収容されている。このレバー62はその中央付近が支軸64で揺動自在に保持されている。このレバー62はスライダ20の位置を検出するものである。すなわちレバー62の両揺動端付近の上面には、上方へ立上がる傾斜面62A、62Bが形成され、スライダ20に設けた摺動子66はスライダ20の後退位置で図3に示すように後の傾斜面62Bに摺接してレバー62を後下がりに揺動させる。またスライダ20が前進して前列のタバコ14を排出し始める直前に位置に来ると、スライダ20は前の傾斜面62Aに摺接してレバー62を前下がりに揺動させる。
【0026】
この位置は、スライダ20が後端位置から前進して1個のタバコ14を排出し終わった位置であり、この位置はまたスライダ20が次の排出命令が来るまで待機する位置でもある。レバー62の揺動位置は、センサ68によって検出される。なお図1、3において符号70はレバー62を右下がり位置と左下がり位置とに安定させるディテント歯である。
【0027】
ケース12の前面には、モータ26の出力軸26Aの回転を円筒カム18に伝える歯車群72が収容されている。すなわち図1、4に示すように、モータ26の出力軸26Aの回転は、2つの減速歯車72A、72Bを介して円筒カム18の歯車72Cに伝えられる。この歯車群72は、ケース12の前壁12Aに取付けられる前カバー74の内に収容される。
【0028】
次に図10〜12を用いて可動ストッパ76を説明する。この可動ストッパ76は図10に示すように、ケース12のモータ26側の内面から前壁12Aとモータ26の出力軸26A側の端面との間隙に延出するように、ケース12に一体成形される。なおケース12およびストッパ76は合成樹脂製である。モータ26の軸受部26Bを保持する前壁12Aの長溝28の底付近には、モータ26側へ突出する略U字状のスペーサ部78が形成されている。このスペーサ部78は前壁12Aとモータ26の端面との間にストッパ76が延出するための間隙を形成する。ストッパ76はこのスペーサ部78との干渉を逃げるように略クランク状に形成されている。
【0029】
このストッパ76はその一端のケース12側との結合部76Aが薄肉化されて、ここがストッパ76の揺動端76Bに上向きの復帰習性を付与する復帰ばねとなっている。この揺動端76Bはケース12の蓋板16に設けた開口部80を通してケース12の上面に進出可能であり、モータ26の不作動時には結合部76Aのばね力によってこの揺動端76Bは開口部80から上方へ突出する(図12の(A)参照)。
【0030】
このストッパ76には、結合部76Aの先端付近からモータ26側に向かって突出する突起82が形成されている。この突起82は、モータ26の端面に形成した円弧状の長孔84に係合している。
【0031】
モータ26は前記したように突起36と長孔34によって出力軸26Aの回りに遊動可能であり、出力軸26Aは図12で時計方向に回転するから、この時の駆動反力によりモータ26は図12で反時計方向に回動する。すなわち突起36と長孔34により決まるモータ26の遊動範囲内で、モータ26は反時計方向に回動する。するとモータ26に設けた他の長孔84に係合するストッパ76の突起82が同方向に押される。
【0032】
この結果結合部76Aは変形し、ストッパ76はその揺動端76Bが下降するように揺動する。すなわちストッパ76はケース12の上面から退出する(図12の(B)参照)。このようにモータ26の非動作時にはストッパ76はケース12から突出して、タバコ14の前方へ脱落を防止する(図12(A))。またモータ26の動作時には、ストッパ76はケース12の上面から退出し、タバコ14の排出を可能にする(図12(B))。
【0033】
次にこの実施態様の動作を図7〜9を用いて説明する。まずスライダ20が後端に位置する図7の状態で、モータ26が停止していれば、ストッパ26はケース12の上面に突出し、タバコ14の脱落を防止している。この状態でタバコ排出指令信号が出力されるものとする。この指令に基づいてモータ26が回転を開始すると、円筒カム18は図5に示すように前方に向かって時計方向に回転する。従ってスライダ20は前進する。
【0034】
この時出力軸26Aの駆動反力によってモータ26が回動し、ストッパ74がケース12の上面から退出する。またこの時には係合ピン22の突起22Aがら旋溝に案内されて図1で右に回動し、レバー24を起立させる。レバー24を起立させたままスライダ20が前進すると、後列の最下段のタバコ14(B)を前方へ押し、このタバコ14(B)はさらに前列の最下段のタバコ14(A)を玉突き状に押し出す。
【0035】
この結果タバコ14(A)がケース12の前方から落下し、排出口(図示せず)に導かれる。図8はこの状態を示す。この時スライダ20は平秤状のレバー62の前部を押し下げ、これを検出したセンサ68の出力変化に基づいてモータ26は停止する。モータ26が停止するとストッパ76がケース12から突出し、タバコ14の意に反する脱落が防止される。
【0036】
次に再びタバコ排出指令信号が出力されると、モータ26は再び回転し、スライダ20は前進すると共に、ストッパ76がケース12内へ後退する。このためタバコ14(B)が押し出され、排出口に導かれる。モータ26はそのまま回転し続け、スライダ20の係合ピン22は円筒カム18のら旋溝の前端で逆方向のら旋溝に入り、後退し始める。この時係合ピン22が図1で反時計方向に回動し、レバー24を前方へ倒す。この結果レバー24を倒したままスライダ20は後退する。図9はこの状態を示す。
【0037】
スライダ20は円筒カム18の後端付近で天秤状のレバー62の後端を押し下げる。このレバー62の揺動をセンサ68が検出すると、モータ26は停止し、ストッパ76が再びケース12の上面に突出する。そして次のタバコ排出指令信号が出力されるとレバー24を起立させてスライダ20が前進を開始し、図7に示す動作を繰り返す。このようにスライダ20が往復動することにより、タバコ14は、A、B、C、D、…の順に1個ずつ排出される。
【0038】
【発明の効果】
請求項1の発明は以上のように、モータ出力軸の駆動反力によってケース上面から退出しモータ停止時にケース上面に突出する可動ストッパを設けたから、モータの停止中にはケース上面に載せた製品は前方へ脱落することがなくなり、装置を揺らして製品を排出させる不正行為を防ぐことができる。
【0039】
この場合にモータをその出力軸回りに僅かに遊動可能に保持し、このモータが駆動反力により回動することによってストッパを進退動させるようにすれば、ストッパの動作が確実に行われ得る(請求項2)。可動ストッパは合成樹脂製のケースと一体成形し、この結合部に合成樹脂の弾性を利用した復帰ばねの機能を持たせれば、部品点数が少なく構成が簡単である(請求項3)。
【0040】
モータの端面とケース前壁との一方に突起を他方に長孔を設け、これらを係合させることにより、モータは出力軸回りに遊動可能に保持することができる(請求項4)。可動ストッパはケース前壁とモータ端面との間隙に延出させ、この延出端をケース上面に進退動させるようにすれば、ケース前壁とモータとの間隙を有効利用することにより、ケースが大型化するのを防ぐことができる(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施態様の平面配置図
【図2】その外観を一部断面して示す側面図
【図3】同じく内部構造を示す側面図
【図4】図3におけるIV-IV線断面図
【図5】同じくV−V線断面図
【図6】モータの装着工程の説明図
【図7】製品排出動作の説明図
【図8】製品排出動作の説明図
【図9】製品排出動作の説明図
【図10】可動ストッパを示す平面図
【図11】モータの遊動可能な保持部を示す平面図
【図12】可動ストッパの動作説明図
【符号の説明】
10 製品搬出装置
12 ケース
12A 前壁
12B 後壁
14 タバコ(製品)
16 蓋板
18 円筒カム
20 スライダ
26 モータ
26A 出力軸
26B、26C 軸受部
34 小孔
36 突起
76 可動ストッパ
76A 結合部
76B 揺動端

Claims (5)

  1. 上下方向に積層した一定型状の製品を最下層から順に前方へ送り出す製品搬出装置において、
    前記製品の送り出し方向に長いケースと、このケース内にその長手方向と平行かつケースの幅方向の一側寄りに配設された円筒カムと、前記ケース内の前部に収容されその出力軸により前記円筒カムを回転駆動するモータと、前記円筒カムに係合しこの円筒カムの回転によって前後方向に移動して前記製品を前方へ押し出すスライダと、前記出力軸の駆動反力に連動して前記ケースの上面から退出し製品の排出を許容すると共に前記モータの停止に連動してケースの上面に進出して製品の排出を規制する可動ストッパとを備えることを特徴とする製品搬出装置。
  2. 前記モータはその出力軸回りに僅かに遊動可能に保持され、前記ストッパにはケース上面から退出する方向への復帰習性が付与されると共に前記モータの駆動反力による回動に連動して可動ストッパはケース上面から退出する請求項1の製品搬出装置。
  3. 可動ストッパは合成樹脂製ケースにその内面から上下に揺動可能に一体成形された略クランク状のレバーで形成され、この可動ストッパの揺動端がケース上面に対して進退動すると共に、この可動ストッパのケースへの結合部が可動ストッパをケース上面に進出動させる復帰ばねとなっている請求項2の製品搬出装置。
  4. モータはその出力軸側の端面をケースの前壁に対向させてケース内に収容され、ケースの前壁およびこれに対向するモータの端面の一方に設けた突起と他方に設けた円弧状の長孔との係合によりモータをその出力軸回りに遊動可能に保持する請求項2または3の製品搬出装置。
  5. 可動ストッパはケースの幅方向の一側面からケースの前壁とこれに対向するモータの端面との間隙に延出し、その延出端がケースの上面に対して進退動可能である請求項4の製品搬出装置。
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