JP4062642B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IC等の電気部品の電気的テストを行うために、電気部品側端子と外部回路基板とをコンタクトピンを介して接続するように構成された電気部品用ソケット、特に、下面に複数の端子を配列してなる電気部品の電気的テストに使用される電気部品用ソケットに関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、ICの電気的テストを行う際に使用される電気部品用ソケットは、IC側電極に対応するように複数のコンタクトピンが装着されており、このコンタクトピンが電気部品用ソケットにセットされたICの電極と外部電気的テスト回路とを接続するようになっている。
【0003】
このような電気部品用ソケットのうちで、例えば、図21に示すように、下面に格子状にバンプ(半田ボール)24が配列されたICパッケージ(BGA)10の電気的テストを行うために使用されるオープントップタイプの電気部品用ソケット100は、ICパッケージ10を着脱可能に支持するトッププレート(電気部品載置体)101を有しており、このトッププレート101にICパッケージ10のバンプ24に接触するコンタクトピン102a、102bが収容されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電気部品用ソケット100は、トッププレート101の全面でICパッケージ10の下面を支持するようになっていたため、図22及び図14に示すように、ICパッケージ10が上に凸形状となるように大きく変形していた場合、ICパッケージ10の最も浮き上がりの大きな中央部のバンプ24とコンタクトピン102a、102bとが接触しなくなるか、又は、接触状態(接触圧力)が不安定となり、ICパッケージ10の電気的テスト結果に不都合を生じる虞れのあることが指摘されていた。
【0005】
そこで、本発明は、トッププレートの形状を工夫し、ICパッケージが上に凸形状に変形していても、バンプとコンタクトピンとの良好な接触状態が得られる電気部品用ソケットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、下面に複数の端子を配列してなる電気部品が着脱可能に載置され、前記複数の端子を受容するように端子受容孔が形成された電気部品載置体を有するソケット本体と、該ソケット本体に配設され、前記電気部品の端子に接触する弾性変形可能なコンタクトピンとを有し、このコンタクトピンで前記端子と外部回路基板とを電気的に導通させる電気部品用ソケットに関するものである。この発明において、前記電気部品載置体は、(1)前記電気部品の前記複数の端子の最外縁に位置する端子よりも外側の前記端子以外の部分に接触して前記電気部品を支持し且つ前記電気部品を前記コンタクトピンに対して位置決めする支持部が形成されるとともに、(2)前記支持部の前記電気部品を支持する面に対して上に凸形状に変形した前記電気部品の前記端子以外の部分が前記支持部に接触したときに前記電気部品の外縁部を前記電気部品載置体に接触させないようにした逃がし部が前記支持部の外側に形成されたことを特徴としている。
【0007】
又、請求項の発明は、請求項の発明の電気部品用ソケットにおいて、前記端子がバンプであり、前記コンタクトピンが前記バンプを挟持するように構成されたことを特徴としている。
【0008】
又、請求項の発明は、請求項の発明の電気部品用ソケットにおいて、前記端子がバンプであり、前記コンタクトピンが前記バンプの最大直径部分を挟持するように構成されたことを特徴としている。
【0009】
又、請求項の発明は、請求項1又は2の発明の電気部品用ソケットにおいて、前記コンタクトピンと前記バンプが2点で接触するように、前記コンタクトピンの前記バンプを挟持する部分が二股状に形成されたことを特徴としている。
【0010】
又、請求項の発明は、請求項の発明の電気部品用ソケットにおいて、前記電気部品載置体上に載置された電気部品を、ソケット本体に開閉自在に取り付けられた押圧部材で電気部品載置体側へ押圧することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面基づき詳述する。
【0012】
[第1の実施の形態]
以下、本発明第1の実施の形態として、オープントップタイプの電気部品用ソケットを例に採って説明する。先ず、本実施の形態に係る電気部品用ソケットの構成を作動状態と共に説明する。
【0013】
(電気部品用ソケットの全体構成)
図1〜図3に示すように、この電気部品用ソケット1は、ソケット本体2にバネ3を介して支持されたカバー4が押し下げられると、カバー4の押圧部5がラッチ6のレバー部7を押圧し、ラッチ6を押し拡げるため、トッププレート(電気部品載置体)8の上面が図4に示すICパッケージ(BGA)10を載置できる状態になる。又、カバー4が押し下げられると、図5に示すように、トッププレート8の下面側に配置されたスライドプレート11が、トッププレート8に沿ってスライドし、図6に示す一対のコンタクトピン12(12a,12b)のうちの一方のコンタクトピン12aの係合突起12cを押圧する。
【0014】
ここで、スライドプレート11には図3及び図5に示すように、中央がピン13によって回動可能に支持されたX字状のリンク14の一端がピン15を介して回動可能に且つスライド可能に連繁されている。尚、このX字状のリンク14は、一方のリンク部材16の一端がソケット本体2にピン17を介して回動可能に連繁され、その他端の長孔18がカバー4に固定したピン20にスライド可能に連繁されている。又、X字状のリンク14は、他方のリンク部材21の一端がピン22を介してカバー4に回動可能に連繁され、その他端がスライドプレート11の長孔23にピン15を介して連繁されている。即ち、カバー4が所定位置まで押し下げられた場合に、スライドプレート11がピン15によって矢印Y方向へ所定量移動させられ、スライドプレート11が上記したようにコンタクトピン12の係合突起12cを押圧することができるようになっている(図6参照)。
【0015】
その結果、スライドプレート11に押圧された一方のコンタクトピン12aは、捻られるように弾性変形し、図7に示すAの位置からBの位置まで変位し、他方のコンタクトピン12bとの間にICパッケージ10の球状のバンプ24を受容できるようになる。尚、コンタクトピン12は、図7及び図8に示すように、その先端部分がトッププレート8に形成された端子受容孔25内に収容されている。又、図3及び図5において、コンタクトピン12の下端部が図外の外部回路基板に電気的に接続されるようになっている。
【0016】
このような状態において、ICパッケージ10がカバー4の開口部からトッププレート8上に挿入されると、そのICパッケージ10がガイド27a,27bに案内されて所定位置に載置されるようになっている(図1及び図5参照)。尚、ガイド27a,27bは、ICパッケージ10の4隅を位置決めするようになっており、ICパッケージ10のセットが容易になるように、傾斜面28が形成されている。
【0017】
トッププレート8上にICパッケージ10が載置され、カバー4を押圧する外力が除去されると、カバー4がバネ3の弾性力で元の状態に戻される。カバー4が初期位置に復帰すると、ラッチ6のレバー部7とカバー4の押圧部5との係合状態が解除され、ラッチ6がバネ30の弾性力で初期位置に移動し、ラッチ6の爪6aがバネ30の弾性力でもってICパッケージ10をトッププレート8との間に挟持する(図1及び図2参照)。
【0018】
又、上記のようにカバー4が初期位置に復帰すると、スライドプレート11がリンク14によって図5中左方向へ移動させられる。その結果、一方のコンタクトピン12aが図7のB位置からC位置へ変位し、一方のコンタクトピン12aと他方のコンタクトピン12bとの間にICパッケージ10のバンプ24を挟持する。
【0019】
ここで、図7に示すように、初期位置(A)における一方のコンタクトピン12aと他方のコンタクトピン12bの間隔は、バンプ24の直径よりも小さくなるように設定されている。したがって、両コンタクトピン12a,12bの間にバンプ24が挟持されると、バンプ24が両コンタクトピン12a,12bを押し拡げることになり、この両コンタクトピン12a,12bが変形した分の弾性力がバンプ24に作用することになる。又、バンプ24には、初期位置に復帰しようとする一方のコンタクトピン12aの弾性力も作用することになる。したがって、バンプ24は、両コンタクトピン12a,12bによって確実に挟持されることになる。
【0020】
しかも、本実施の形態においては、バンプ24を挟持する各コンタクトピン12の先端部12d,12eが、図6及び図7に示すように、2点でバンプ24を支持することができるように、略V字形状又は略U字形状に形成されている。したがって、本実施の形態によれば、両コンタクトピン12a,12bは、自動調芯機能を発揮し、確実にバンプ24の中心部(直径部)24aを挟持することになり、バンプ24に対する接触安定性が向上する。尚、コンタクトピン12a,12bの先端12d,12eは、2又状に分岐して、バンプ24に2点で接触するものであればよく、必ずしもV字状又はU字状でなくてもよい。
【0021】
又、本実施の形態は、図7に示すように、コンタクトピン12a,12bが球状のバンプ24の中心部(直径部)24aを挟持するようにその先端部12d,12eが形成されており、上記支持部位置をICパッケージ10の大きさや反り量に応じて適宜調整することにより、ICパッケージ10の反りに関係なく、上記バンプ24の中心部をコンタクトピン12a,12bで挟持でき、バンプ24とコンタクトピン12a,12bとの接触状態がより一層安定する。
【0022】
(トッププレートの詳細)
次ぎに、本実施の形態に係るトッププレート(電気部品載置体)8を詳細に説明する。尚、図9は、このトッププレート8の平面図である。又、図10は、図9のS1−S1線に沿って切り取って示す断面図である。更に、図11は、図9のS2−S2線に沿って切り取って示す断面図である。
【0023】
これらの図に示すように、本実施の形態に係るトッププレート8は、電気部品(ICパッケージ10)の端子配列に対応する領域31に、ICパッケージ10を支持する支持部32が形成されている。そして、この支持部32の周囲には、ICパッケージ10に接触しない逃がし部33が形成されている。この逃がし部33は、支持部32よりも低くなるように形成されており、図12に示すように、ICパッケージ10が上に凸になるように歪みを生じていても、ICパッケージ10に接触することがない深さに形成されている。
【0024】
図13は、トッププレート8の一部(図12のE部)を拡大して示すものである。この図13に示すように、ICパッケージ10が上に凸状に反っていても、ICパッケージ10を支持する部分32aがICパッケージ10の中心よりにあるため、ICパッケージ10の反りの影響(L1)を少なくすることができる。したがって、ICパッケージ10の各バンプ24とコンタクトピン12a,12bとが好ましい接触圧で接触し、各バンプ24と図外の外部回路基板とが確実に電気的に導通される。
【0025】
尚、図14は、従来のトッププレート34の一部を拡大して示すものであり、上記本発明の実施の形態と比較するために示すものである。この図14に示すように、トッププレート34の全面でICパッケージ10を支持する構成の場合、ICパッケージ10が凸状に反りを生じていると、ICパッケージ10の外縁部分10aが支持されることになり、トッププレート8の支持面35からのバンプ24の浮き上がり量が大きくなる(L2>L1)。そのため、バンプ24とコンタクトピン36a,36bとの接触圧が不安定になるか、又はバンプ24とコンタクトピン36a,36bとが接触しなくなる虞がある。
【0026】
バンプ24とコンタクトピン36a,36bとの接触圧が不安定になると、電気抵抗が変化し、電気的テスト結果もそれに応じて変動することになるため、正確な電気的テストが困難になる。しかし、本実施の形態によれば、上記のように、ICパッケージ10の反りの影響を少なくすることができるので、このような従来例の問題点を改善することができる。
【0027】
以上のように、本実施の形態によれば、ICパッケージ10が上に凸状に変形していても、端子(バンプ)配列に対応する領域31でICパッケージ10を支持し、その周囲にICパッケージ10に接触しない逃がし部33を形成してあるため、ICパッケージ10の反りの影響を少なくすることができ、バンプ24とコンタクトピン12a,12bとの接触状態を好ましい状態にすることができ、所望の電気的テストを確実に行うことが可能となる。
【0028】
[第の実施の形態]
上記第1の実施の形態は、いずれもICパッケージ10の端子配列に対応する領域31に支持部32,37,38,40,41を形成する対応を示したが、図15に示すように、端子配列に対応しない領域(端子配列に対応する領域31の外縁の外側)50に支持部51を形成するようにしてもよい。ただし、この場合も、ICパッケージ10の反り量や支持部51の位置を考慮して、バンプ24とコンタクトピン12a,12bとの接触状態を良好に保てる位置に形成される。
【0029】
本実施の形態によっても上記実施の形態と同様に、ICパッケージ10の反りの影響を少なくすることができ、バンプ24とコンタクトピン12a,12bとの接触状態を良好にすることができ、正確な電気的テストを可能とする(図13参照)。
【0030】
尚、この場合も支持部51を散点状に形成する場合には、少なくとも3個の端子受容孔25の近傍に形成することが望ましい。端子受容孔25に近ければ近い程ICパッケージ10の反りの影響が少なくなり、又、3点で支持すればICパッケージ10を安定して支持することができるからである。
【0031】
[第の実施の形態]
上記の各実施の形態は、オープントップタイプの電気部品用ソケット1にて説明したが、本発明は、以下に示すクラムシェルタイプの電気部品用ソケット60に対しても適用することができる。
【0032】
16〜図19は、クラムシェルタイプの電気部品用ソケット60の構成を示す図であり、これらの図に示すように、電気部品載置体としてのフローティングプレート61上にICパッケージ(電気部品(BGA))62を載置し、第1カバー63を閉じた後、第2カバー64を閉じることにより、フローティングプレート61と第2カバー64との間にICパッケージ62を挟み込み、ICパッケージ62のバンプ65をコンタクトピン66に押圧するようになっている。
【0033】
ここで、フローティングプレート61は、図示しないスプリングによって図17中常時上方へ付勢されている。このフローティングプレート61は、ICパッケージ62の端子配列に対応する領域に、ICパッケージ62を支持する支持部67が形成され、その支持部67の周囲にICパッケージ62との接触を回避する逃がし部68が形成されている。そして、この支持部67に複数のバンプ65を収容する端子受容孔70が形成されている。尚、このフローティングプレート61の支持部67と逃がし部68の関係は、上記第1〜第の実施の形態と同様にすることができる。
【0034】
又、コンタクトピン66は、図19にその詳細を示すように、その先端部分にICパッケージ62のバンプ65に接触する接触部71が形成されており、この接触部71がフローティングプレート61に形成された端子受容孔70内に所定の隙間をもって収容されている。尚、コンタクトピン66は、その接触部71に球状のバンプ65に係合する孔72が形成されている。又、このコンタクトピン66は、接触部71がバンプ65によって押圧されると、図中下方へ弾性変形できるように構成されており、その下端部が図外の外部回路基板に電気的に接続されるようになっている。
【0035】
このように構成された本実施の形態によれば、ICパッケージ62が上に凸状に反っていると、第2カバー64は、ICパッケージ62の反り量分だけフローティングプレート61を押し下げて閉じられることになる。したがって、ICパッケージ62には、その反り量に応じて押し縮められたフローティングスプリングのバネ力が余分に作用することになり、そのバネ力に対応する余分な歪みが生じるため、コンタクトピンの寿命が短くなる等の不具合が発生する。そのため、電気部品用ソケット60でICパッケージ62の電気的テストを行う際に、なるべくICパッケージ62に生じる余分な歪みを少なくするには、ICパッケージ62の反りの影響を少なくする必要がある。
【0036】
よって、本実施の形態のように、支持部67の周囲に逃がし部68を形成する構成にすれば、ICパッケージ62の反りの影響を少なくすることができ、ICパッケージ62に生じる余分な歪みを少なくすることができる。又、本実施の形態のように、ICパッケージ62の反りの影響を少なくすることにより、バンプ65とコンタクトピン66との接触圧が安定し、コンタクトピンの寿命への影響も少なくなる。又、バンプ65とコンタクトピン66の接触部の電気抵抗値を長期に亘って安定化することができるので、正確な電気的テストが可能になる。
【0037】
尚、上記各実施の形態は、逃がし部33,42,43,44,45,68を支持部32,37,38,40,41,67に対して所定寸法だけ一様に低くして、逃がし部33等とICパッケージ10,62とが接触しないように工夫した態様を示したが、これらに限られず、図20に示すように、支持部73から傾斜面74を形成することにより、逃がし部75を形成するようにしてもよい。
【0038】
又、上記実施の形態は、電気部品としてBGAを例に採って説明したが、これに限られず、下面に端子を備えたLGA,PGAの各ICパッケージにも適用ができる。これらのLGAやPGAに適用すれば、ICパッケージの端子とコンタクトピンとの接触状態が安定するため、正確な電気的テストが可能となる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、電気部品載置体には、電気部品の端子以外の部分に接触して電気部品を支持し且つ電気部品を弾性変形可能なコンタクトピンに対して位置決めする支持部が形成されるとともに、電気部品の複数の端子の最外縁に位置する端子よりも外側の端子以外の部分が支持部に接触したときに電気部品の外縁部が接触しない逃がし部が支持部の外側に形成されているため、電気部品が上に凸状に反っていても、その電気部品のうちの支持部よりも外側に位置している部分の反りの影響を受けないで電気テストができ、電気部品の端子とコンタクトピンとの接触状態を安定させることができる。したがって、本発明によれば、電気部品が反っていても正確な電気テストを行うことが可能になる。
【0040】
又、請求項の発明は、バンプをコンタクトピンで挟持する構成を採用するため、オープントップタイプの電気部品用ソケットに適用することができる。
【0041】
又、コンタクトピンの形状を工夫して、電気部品のバンプの中心(最大直径部分)位置をコンタクトピンで挟持する請求項の発明によれば、前記各発明の効果と相俟って、より一層安定してバンプとコンタクトピンを接触させることができる。
【0042】
又、請求項の発明のように、コンタクトピンとバンプとが2点で接触するように、コンタクトピンのバンプを挟持する部分を二股状に形成すれば、コンタクトピンが一層確実にバンプを挟持することができるので、上記各発明の効果と相俟って、更に一層安定してバンプとコンタクトピンとを接触させることができる。
【0043】
又、請求項の発明は、電気部品載置体上に載置された電気部品を、ソケット本体に開閉自在に取り付けられた押圧部材で電気部品載置体側へ押圧する構成を採用しているため、クラムシェルタイプの電気部品用ソケットに適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す電気部品用ソケットの平面図である。
【図2】 図1のG方向矢視図である。
【図3】 図1のH方向矢視図である。
【図4】 ICパッケージの下面図である
【図5】 図1のS0−S0線に沿って切り取って示す断面図である。
【図6】 コンタクトピンとバンプとの関係を部分的に拡大して示す斜視図である。
【図7】 コンタクトピン,バンプ及び端子受容孔の関係を示す図である。
【図8】 ICパッケージとトッププレートとの係合状態を示す第1状態図である。
【図9】 トッププレートの平面図である。
【図10】 図9のS1−S1線に沿って切り取って示す断面図である。
【図11】 図9のS2−S2線に沿って切り取って示す断面図である。
【図12】 ICパッケージとトッププレートとの係合状態を示す第2状態図である。
【図13】 図12のE部拡大図である。
【図14】 従来のICパッケージとトッププレートとの係合状態を示す状態図である。( 図22のF部拡大図である)。
【図15】 本発明の第の実施の形態に係るICパッケージとトッププレートとの関係図である。
【図16】 本発明の第の実施の形態に係るクラムシェルタイプの電気部品用ソケットの第1作動状態図である。
【図17】 本発明の第の実施の形態に係るクラムシェルタイプの電気部品用ソケットの第2作動状態図である。
【図18】 本発明の第の実施の形態に係るフローティングプレートとICパッケージとの関係を示す図である。
【図19】 本発明の第の実施の形態に係るバンプとコンタクトピンとの接触状態図である。
【図20】 逃がし部の応用例を示すトッププレート(フローティングプレート)の断面図である。
【図21】 従来のICパッケージとトッププレートとの第1係合状態図である。
【図22】 従来のICパッケージとトッププレートとの第2係合状態図である。
【符号の説明】
1,60・・・・・・電気部品用ソケット、8・・・・・・トッププレート(電気部品載置体)、10,62・・・・・・ICパッケージ(電気部品用)、12a,12b,66・・・・・・コンタクトピン、24,65・・・・・・バンプ(端子)、25,70・・・・・・端子受容孔、31・・・・・・端子配列に対応する領域、31,37,38,40,41,47,51,67,73・・・・・・支持部、33,42,43,44,45,48,68,75・・・・・・逃がし部、61・・・・・・フローティングプレート(電気部品載置体)、64・・・・・・第2カバー(押圧部材)

Claims (5)

  1. 下面に複数の端子を配列してなる電気部品が着脱可能に載置され、前記複数の端子を受容するように端子受容孔が形成された電気部品載置体を有するソケット本体と、
    該ソケット本体に配設され、前記電気部品の端子に接触する弾性変形可能なコンタクトピンとを有し、
    このコンタクトピンで前記端子と外部回路基板とを電気的に導通させる電気部品用ソケットにおいて、
    前記電気部品載置体は、
    前記電気部品の前記複数の端子の最外縁に位置する端子よりも外側の前記端子以外の部分に接触して前記電気部品を支持し且つ前記電気部品を前記コンタクトピンに対して位置決めする支持部が形成されるとともに、
    前記支持部の前記電気部品を支持する面に対して上に凸形状に変形した前記電気部品の前記端子以外の部分が前記支持部に接触したときに前記電気部品の外縁部を前記電気部品載置体に接触させないようにした逃がし部が前記支持部の外側に形成された、
    ことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記端子がバンプであり、前記コンタクトピンが前記バンプを挟持するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記端子がバンプであり、前記コンタクトピンが前記バンプの最大直径部分を挟持するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記コンタクトピンと前記バンプが2点で接触するように、前記コンタクトピンの前記バンプを挟持する部分が二股状に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケット。
  5. 前記電気部品載置体上に載置された電気部品を、ソケット本体に開閉自在に取り付けられた押圧部材で電気部品載置体側へ押圧することを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
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