JP4062297B2 - 排ガス浄化用触媒 - Google Patents
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Description
コージェライト製の基材と、
基材の表面に被覆され5μm以上の厚さを有するジルコニア層と、
多孔質酸化物と、多孔質酸化物に担持された貴金属及びNO x 吸蔵元素としてのアルカリ金属と、を含み、ジルコニア層の表面に被覆形成された触媒担持層と、
からなることにある。
Siが5重量%含有され、Al(OC4H9)3とSi(OC2H5)4を原料としゾルゲル法によって調製されたアルミナ粉末 100重量部と、ベーマイト3重量部と、硝酸アルミニウム水溶液45重量部と、イオン交換水 180重量部を混合してスラリーを調製した。なお、アルミナ粉末中のSiは、金属Si又はSiO2としてアルミナ粒子中に離脱が防止された状態で含有保持されている。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末 100gと、TiO2粉末 100gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 100gと、Siを10重量%含有しTi(OC3H7)4とSi(OC2H5)4を原料としてゾルゲル法により調製されたTiO2粉末 100gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末 100gと、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末 100gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末 100gと、γ-Al2O3粉末 100gとなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末 100gと、γ-Al2O3粉末50gと、TiO2粉末50gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 100gと、TiO2粉末50gと、Siを5重量%含有する参考例3と同様のTiO2粉末50gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 100gと、参考例7と同様のSiを5重量%含有するTiO2粉末50gと、ZrO2粉末50gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末50gと、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末 100gと、ZrO2粉末50gとの混合粉末 200gからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末50gと、TiO2粉末 100gと、ZrO2粉末50gとの混合粉末 200gからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末 100gとなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして第1コート層を形成した。次いでγ-Al2O3粉末 100重量部と、ベーマイト3重量部と、硝酸アルミニウム水溶液40重量部と、イオン交換水 180重量部とからなるスラリーを用い、第1コート層をもつハニカム基材表面にさらに第2コート層を形成した。第2コート層は、ハニカム基材1Lあたり 100g形成された。その後参考例1と同様にして触媒を調製し、同様に試験した結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりの第2コート層のコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、TiO2粉末50gとからなるようにしたこと以外は参考例11と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりの第1コート層のコート層の種類と量が、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末 100gからなるようにし、かつ第2コート層のコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、TiO2粉末50gとからなるようにしたこと以外は参考例11と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりの第1コート層のコート層の種類と量が、参考例1と同様のSiを5重量%含有するアルミナ粉末50gと、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末50gとからなるようにし、かつ第2コート層のコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、TiO2粉末50gとからなるようにしたこと以外は参考例11と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりの第2コート層のコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、TiO2粉末50gと、ZrO2が50gの割合の混合粉末 100gからなるようにしたこと以外は参考例11と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりの第1コート層のコート層の種類と量が、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末 100gからなるようにし、かつ第2コート層のコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、TiO2粉末50gと、ZrO2が50gの割合の混合粉末 100gからなるようにしたこと以外は参考例11と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりの第2コート層のコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末50gと、TiO2粉末50gと、ZrO2が50gの割合の混合粉末 100gからなるようにしたこと以外は参考例14と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材として、コージェライト製のものに代えて、鋼製の箔状の平板と波板とが重ねられて巻回されてなるメタル基材を用いたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材として、コージェライト製のものに代えて、鋼製の箔状の平板と波板とが重ねられて巻回されてなるメタル基材を用い、メタル基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 100gと、TiO2粉末50gと、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末50gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材として、コージェライト製のものに代えて、鋼製の箔状の平板と波板とが重ねられて巻回されてなるメタル基材を用い、メタル基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 100gと、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末 100gと、ZrO2粉末50gの割合の混合粉末 200gからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材として、コージェライト製のものに代えて、鋼製の箔状の平板と波板とが重ねられて巻回されてなるメタル基材を用い、メタル基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 100gと、TiO2粉末50gと、参考例3と同様のSiを10重量%含有するTiO2粉末50gと、ZrO2粉末50gの割合の混合粉末 200gからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 200gからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 100gとTiO2粉末 100gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
ハニカム基材1Lあたりのコート層の種類と量が、γ-Al2O3粉末 180gとSiO2粉末20gとからなるようにしたこと以外は参考例1と同様にして排ガス浄化用触媒を調製した。そして参考例1と同様に試験し、結果を表3に示す。
例えば参考例1と比較例1との比較、及び参考例3と比較例2の比較より、触媒担持層にケイ素を含むことによって耐久試験A後のNOx 浄化率が著しく向上していることがわかる。しかし比較例3のようにSiO2を単に混合しただけでは、耐久試験A後のNOx 浄化率が低い。これは、比較例3の触媒は初期からNOx 浄化率が低いためである。
ZrO2粉末66重量部と、ジルコニアゾル(ZrO2が20重量%)75重量部とを混合してスラリーを調製した。
得られた実施例1の触媒と比較例1の触媒をそれぞれ実験室用反応器に配置し、表1に示す組成のストイキモデル排ガス( A/F=14.6)を触媒床温度 800℃、ガス空間速度100,000h-1の条件で5時間流す耐久試験を行った。
Claims (1)
- コージェライト製の基材と、
該基材の表面に被覆され5μm以上の厚さを有するジルコニア層と、
多孔質酸化物と、該多孔質酸化物に担持された貴金属及びNO x 吸蔵元素としてのアルカリ金属と、を含み、該ジルコニア層の表面に被覆形成された触媒担持層と、
からなることを特徴とする排ガス浄化用触媒。
Priority Applications (1)
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