JP4059975B2 - カメラシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はビデオカメラシステムのようなカメラシステムに係り、特に、ケーブルレスを可能ならしめるカメラシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のビデオカメラのようなカメラシステムにあっては、図4に示すようにカメラ本体40の後部に、このカメラ本体40と一体に入出力ユニット41が設けてあり、また、このカメラ本体40には三脚取付座42が設けてあった。そして、入出力ユニット41には映像用ケーブル43、制御用ケーブル44及び電源用ケーブル45が接続してあって、これらの映像用ケーブル43、制御用ケーブル44及び電源用ケーブル45はむき出し状態にしてあった。そして、カメラ本体40を、その三脚取付座42を用いて三脚(図示せず)もしくは天井や壁面等の取付体(図示せず)にセットしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカメラシステムにあっては、映像用ケーブル43、制御用ケーブル44及び電源用ケーブル45がむき出し状態にしてあるために、外観の見栄えが悪く、また、設置場所のレイアウト変更に柔軟に追従することができず、また、カメラ本体の標準化が難しく、各仕向地、電源タイプ別に機種が発生する等の問題点があった。
【0004】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、その目的とするところは、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、電気接点、例えば、電源用接点、映像用接点、制御用接点の位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するようになるし、また、カメラ本体の標準化が可能になるカメラシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係るカメラシステムは、電源、映像信号及び制御信号の入出力を行う入出力ユニットを分離し、カメラ本体側接点を備えるカメラ本体と、入出力接点を有する前記入出力ユニットとベース側接点を有するベースとを備えるカメラ姿勢制御手段と、保持台側接点を備える保持台とを備え、前記カメラ本体側接点と前記入出力接点とは電気接点接続により電気接続を行い、前記ベース側接点と前記保持台側接点とは電気接点接続により電気接続を行い、前記入出力接点と前記ベース側接点とは配線で電気接続を行うことを特徴とする。
【0009】
また、上記の課題を解決するために、請求項2の発明に係るカメラシステムは、請求項1に記載のカメラシステムにおいて、カメラ姿勢制御手段が、ベースの下部にパン作動手段を介して上側アームを取り付け、上側アームの端部に、入出力ユニットを取り付けた下側アームを、チルト作動手段を介して連結して構成した。
【0010】
また、上記の課題を解決するために、請求項3の発明に係るカメラシステムは、カメラ姿勢制御手段はベースの回転台支持部に回転可能に支持されて回転駆動部の駆動により回転する回転台と、回転台に設けられてチルト駆動部によりチルト作動し且つ入出力ユニットを保持するアームとで構成した。
【0012】
また、上記の課題を解決するために、請求項4の発明に係るカメラシステムは、請求項1乃至請求項3の何れか一の発明において、入出力接点とベース側接点との配線をカメラ姿勢制御手段の内部に収納したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照して説明する。
【0014】
請求項1の発明に係るカメラシステムは、カメラ本体から、このカメラ本体に電源、映像信号及び制御信号の入、出力を行う入出力ユニットを分離して、この入出力ユニットと前記カメラ本体との接続を電気接点接続構成にしたことを特徴とする。
【0015】
かかる構成により、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、電気接点、例えば、電源用接点、映像用接点、制御用接点の位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するようになる。また、入出力ユニットに電源を持たせれば、カメラ本体の標準化が可能になって、各仕向地、電源タイプ別に機種が発生することを無くすことができる。
【0017】
また、かかる構成により、カメラ本体と入出力ユニットとを分離して、この入出力ユニットとカメラ本体との接続を電気接点接続構成にすることにより、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、電気接点、例えば、電源用接点、映像用接点、制御用接点の位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するし、また、入出力ユニットにカメラ姿勢制御手段を組み合わせることにより拡張性を有するようになる。
【0019】
また、かかる構成により、カメラ本体と入出力ユニットとを分離して、この入出力ユニットとカメラ本体との接続を電気接点接続構成にすることにより、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、電気接点、例えば、電源用接点、映像用接点、制御用接点の位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するし、また、入出力ユニットにカメラ姿勢制御手段を組み合わせることにより拡張性を有するようになる。しかも、天井や壁面等に設けた保持台に着脱可能にカメラ姿勢制御手段を保持し得て、カメラ設置場所のレイアウト変更に柔軟に追従することができる。
【0021】
また、かかる構成により、カメラ本体と入出力ユニットとを分離して、この入出力ユニットとカメラ本体との接続を電気接点接続構成にすることにより、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、電気接点、例えば、電源用接点、映像用接点、制御用接点の位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するし、また、入出力ユニットにカメラ姿勢制御部を組み合わせることにより拡張性を有するようになる。
【0022】
また、請求項2の発明に係るカメラシステムは、請求項1に記載のカメラシステムにおいて、カメラ姿勢制御部を、ベースの下部にパン作動手段を介して上側アームを取り付け、この上側アームの端部に、入出力ユニットを取り付けた下側アームを、チルト作動手段を介して連結して構成した。
【0023】
かかる構成により、上記した請求項1の発明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、パン作動手段により、入出力ユニットに連なるカメラ本体をパンし、チルト作動手段によりカメラ本体をチルト動作させ得て、より現実的に拡張性を有するようになる。
【0024】
また、請求項3の発明に係るカメラシステムは、請求項1に記載のカメラシステムにおいて、カメラ姿勢制御手段はベースの回転台支持部に回転可能に支持されて回転駆動部の駆動により回転する回転台と、回転台に設けられてチルト駆動部によりチルト作動し且つ入出力ユニットを保持するアームとで構成した。
【0025】
かかる構成により、上記した請求項1の発明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、回転駆動部を駆動して回転台を回転して入出力ユニットに連なるカメラ本体を回転し、チルト駆動部の駆動によりアームをチルト作動してカメラ本体をチルト動作させ得て、より現実的に拡張性を有するようになる。
【0026】
また、請求項4の発明に係るカメラシステムは、請求項1乃至請求項3の何れか一の発明において、入出力接点とベース側接点との配線をカメラ姿勢制御手段の内部に収納したことを特徴とする。
【0028】
(実施の形態例1)
本発明に係るカメラシステムの実施の形態例1を図1に示す。
図1の(1)は本発明に係るカメラシステムの実施の形態例1の分解状態の説明図、図1の(2)は同カメラシステムののカメラ本体の後方から見た斜視図である。
【0029】
本発明に係るカメラシステム(実施の形態例1)は、天井1や壁面等の主要箇所に設置された保持台2と、この保持台2に着脱可能に保持されたカメラ姿勢制御手段であるカメラ姿勢制御機構部3と、このカメラ姿勢制御機構部3に接続されたカメラ本体4とを備えている。
【0030】
前記保持台2は、天井1や壁面等に固着された台本体5を有しており、この台本体5にの接合面部5Aには複数の保持台側接点6が設けてあり、これらの保持台側接点6は、電源用接点6a、映像用接点6b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点等)6cである。また、台本体5には、カメラ姿勢作動手段3を着脱可能に保持するための、例えば、ねじ止め、引っ掛け等の保持手段(図示せず)が設けてある。
【0031】
そして、保持台側接点6である電源用接点6a、映像用接点6b、制御用接点6c等はコネクタ(図示せず)に接続してあって、このコネクタは天井1の裏側に配線されたケーブル(映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブル)(図示せず)によりメイン処理装置(図示せず)に接続してある。
【0032】
前記カメラ姿勢制御機構部3は、ベース7と入出力ユニット(I/Oユニット)8とを備えており、ベース7は、前記保持台2に前記保持手段により固着されるものであって、このベース7の接合面部7Aには、保持台側接点6に対応したベース側接点9が配置してあり、このベース側接点9は、電源用接点9a、映像用接点9b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点等)9cである。また、ベース7の下部には、パン作動手段(図示せず)を介して上側アーム10が取り付けてあり、この上側アーム10の端部には、チルト作動手段であるチルト作動用ヒンジ機構部11を介して下側アーム12が連結してあり、この下側アーム12の端部には入出力ユニット8が取り付けてある。
【0033】
前記パン作動手段は、ベース7に対して上側アーム10を図1の(1)の矢印に示すようにパン作動させ得るし且つその状態の姿勢を保持するものであり、また、チルト作動用ヒンジ機構部11は、入出力ユニット8を図1の(1)の矢印に示すようにチルト作動させ得るし且つそのチルト状態の姿勢を保持するものである。
【0034】
前記入出力ユニット8の接合面部8Aには、ベース側接点9に対応した入出力接点13が配置してあり、この入出力接点13は、電源用接点13a、映像用接点13b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点)13c等である。そして、ベース側接点9と入出力接点13とは、それぞれの同じもの同士(電源用接点9aと電源用接点13a、映像用接点9bと映像用接点13b、制御用接点9cと制御用接点13c等)がコネクタ及び配線(いずれも図示せず)により互いに接続してあり、これらのコネクタ及び配線は、上側アーム10とパン作動手段、チルト作動用ヒンジ機構部11と下側アーム12とのそれぞれの内部に収納及び挿通してあって、外部には表出していない。また、入出力ユニット8には、カメラ本体4を着脱可能に保持するための、例えば、ねじ止め、引っ掛け等の保持手段(図示せず)が設けてある。
【0035】
カメラ本体4は、その後面部が接合面部4Aにしてあり、この接合面部4Aには、入出力接点13に対応したカメラ本体側接点14が配置してあり、この入出力接点14は、電源用接点14a、映像用接点14b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点等)14cである。
【0036】
そして、前記保持台2には、カメラ姿勢制御機構部3のベース7が保持手段を介して連結してあり、また、カメラ姿勢制御機構部3の入出力ユニット8にはカメラ本体4が保持手段を介して連結してある。この場合、保持台2の接合面部2Aとベース7の接合面部7Aとが互いに接合していて、保持台側接点6とベース側接点9とは、それぞれの同じもの同士(電源用接点6aと電源用接点9a、映像用接点6bと映像用接点9b、制御用接点6cと制御用接点9c等)が互いに接触し導通し、また、入出力接点13とカメラ本体側接点14とは、それぞれの同じもの同士(電源用接点13aと電源用接点14a、映像用接点13bと映像用接点14b、制御用接点13cと制御用接点13c等)が互いに接触し導通してい手、いづれも電気接点接続構成になっている。
【0037】
したがって、前記パン作動手段は、ベース7に対して上側アーム10を図1の(1)の矢印に示すようにパン作動させて、その状態の姿勢を保持するし、また、チルト作動用ヒンジ機構部11は、入出力ユニット8を図1の(1)の矢印に示すようにチルト作動させて、そのチルト状態の姿勢を保持するために、カメラ本体4を、例えば、カメラ本体4を移動体に追従させて、その姿勢角度を変えることができる。
【0038】
上記したカメラシステムの実施の形態例1にあっては、カメラ本体4と入出力ユニット8とを分離して、この入出力ユニット8とカメラ本体4との接続を電気接点接続構成にすることにより、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、電気接点、すなわち、入出力接点14は、電源用接点14a、映像用接点14b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点等)14cの位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するし、また、入出力ユニット8にカメラ姿勢制御機構部3を組み合わせることにより拡張性を有するようになる。また、入出力ユニット8に電源を持たせれば、カメラ本体4の標準化が可能になって、各仕向地、電源タイプ別に機種が発生することを無くすことができる。
【0039】
(実施の形態例2)
本発明に係るカメラシステムの実施の形態例2を図2に示す。
図は本発明に係るカメラシステムの実施の形態例2の分解状態の斜視図である。
【0040】
本発明に係るカメラシステム(実施の形態例2)は、天井1や壁面等の主要箇所に設置された保持台20と、この保持台20に着脱可能に保持されたカメラ姿勢制御手段であるカメラ姿勢制御機構部21と、このカメラ姿勢制御機構部21に接続されたカメラ本体22とを備えている。
【0041】
保持台20及びカメラ本体22は、上記したカメラシステムの実施の形態例1における保持台2及びカメラ本体4と同構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。
【0042】
前記カメラ姿勢制御機構部21はベース23と入出力ユニット(I/Oユニット)24とを備えており、ベース23は、前記保持台20に保持手段(図示せず)により固着されるものであって、このベース23の接合面部23Aには、保持台側接点6に対応したベース側接点9が配置してあり、このベース側接点9は、電源用接点9a、映像用接点9b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点等)9cである。
【0043】
また、ベース23の下部には回転台支持部27が固設してあり、この回転支持部27に回転台25が回転可能に支持されており、回転支持部27には回転台25を回転駆動する回転駆動部(図示せず)が設けてある。また、回転台25の下部にはチルト駆動部(図示せず)によりチルト作動するアーム26が設けてあり、このアーム26の端部には入出力ユニット24が取り付けてある。この入出力ユニット24は上記したカメラシステムの実施の形態例1における入出力ユニット8と同構成であって、この入出力ユニット24の接合面部24Aには、ベース側接点9に対応した入出力接点13が配置してあり、この入出力接点13は、電源用接点13a、映像用接点13b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点)13c等である。
【0044】
そして、ベース側接点9と入出力接点13とは、それぞれの同じもの同士(電源用接点9aと電源用接点13a、映像用接点9bと映像用接点13b、制御用接点9cと制御用接点13c等)がコネクタ及び配線(いずれも図示せず)により互いに接続してあり、これらのコネクタ及び配線は、回転台支持部27、チルト駆動部の中心部及びアーム26に挿通及び収納してあって、外部には表出していない。
【0045】
そして、前記保持台20には、カメラ姿勢制御機構部21のベース23が保持手段を介して連結してあり、また、カメラ姿勢制御機構部21の入出力ユニット24にはカメラ本体22が保持手段を介して連結してある。この場合、保持台20の接合面部20Aとベース23の接合面部2Aとが互いに接合していて、保持台側接点6とベース側接点9とは、それぞれの同じもの同士(電源用接点6aと電源用接点9a、映像用接点6bと映像用接点9b、制御用接点6cと制御用接点9c等)が互いに接触し導通し、また、入出力接点13とカメラ本体側接点14とは、それぞれの同じもの同士(電源用接点13aと電源用接点14a、映像用接点13bと映像用接点14b、制御用接点13cと制御用接点13c等)が互いに接触し導通している。
【0046】
そして、回転駆動部を駆動することにより、回転台支持部27に回転可能に支持された回転台25を回転(旋回)させて、カメラ本体22を回転(旋回)し、また、チルト駆動部を駆動してカメラ本体22を上下方向にその姿勢角度を変えることができる。
【0047】
上記したカメラシステムの実施の形態例2にあっては、カメラ本体22と入出力ユニット24とを分離して、この入出力ユニット24とカメラ本体22との接続を電気接点接続構成にすることにより、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、接点、すなわち、入出力接点14は、電源用接点14a、映像用接点14b、制御用接点(同期信号用接点、アラーム出力用接点、通信信号用接点等)14cの位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するし、また、入出力ユニット24にカメラ姿勢制御機構部22を組み合わせることにより拡張性を有するようになる。
【0048】
(実施の形態例3)
本発明に係るカメラシステムの実施の形態例3を図3に示す。
図3は本発明に係るカメラシステムの実施の形態例3の斜視図である。
【0049】
本発明に係るカメラシステム(実施の形態例3)は、カメラ本体32と入出力ユニット34とを分離して、この入出力ユニット34とカメラ本体32との接続を電気接点接続構成にし、入出力ユニット34に既存のカメラシステムと同様にコネクタ(BNC)35や電源コード接続用の端子台36を設けることで、既存のカメラシステムと互換性を持たしたものである。
【0050】
この場合の入出力ユニット34とカメラ本体32との接続構成である電気接点接続構成は上記したカメラシステムの実施の形態例1における電気接点接続構成と同じである。なお、カメラ本体32のボディには三脚取付座37が設けてあり、この三脚取付座37を使用して、カメラ本体32を設置する。
【0052】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るカメラシステムによれば、カメラ本体から、このカメラ本体に電源、映像信号及び制御信号の入、出力を行う入出力ユニットを分離して、この入出力ユニットと前記カメラ本体との接続を電気接点接続構成にしたことにより、映像用ケーブル、制御用ケーブル、電源用ケーブルが外に出ないようになって、外観の見栄えをよくすることができるし、また、電気接点、例えば、電源用接点、映像用接点、制御用接点の位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するようになる。また、入出力ユニットに電源を持たせれば、カメラ本体の標準化が可能になって、各仕向地、電源タイプ別に機種が発生することを無くすことができる。
【0053】
また、入出力ユニットをカメラ姿勢制御手段により保持するようにしたことにより、入出力ユニットにカメラ姿勢制御手段を組み合わせることにより拡張性を有するようになる。
【0054】
また、入出力ユニットを天井や壁面等に設けた保持台と、この保持台に着脱可能に保持されたカメラ姿勢制御手段により保持し、保持台とカメラ姿勢制御手段との接続を電気接点接続構成にしたことにより、電気接点、例えば、電源用接点、映像用接点、制御用接点の位置、並び、方式を規格化することにより汎用性が向上するし、また、入出力ユニットにカメラ姿勢制御手段を組み合わせることにより拡張性を有するようになる。しかも、天井に設けた保持台に着脱可能にカメラ姿勢制御手段を保持し得て、カメラ設置場所のレイアウト変更に柔軟に追従することができる。
【0055】
また、カメラ姿勢制御手段を、天井に設けた保持台に電気接点接続構成で接続されるベースと、このベースに対して入出力ユニットに連なるカメラ本体を移動体に追従させ且つその姿勢を保持するカメラ姿勢制御部とで構成することにより、拡張性を有するようになる。
【0056】
また、カメラ姿勢制御部を、ベースの下部にパン作動手段を介して上側アームを取り付け、この上側アームの端部に、入出力ユニットを取り付けた下側アームを、チルト作動手段を介して連結して構成することにより、パン作動手段により、入出力ユニットに連なるカメラ本体をパンし、チルト作動手段によりカメラ本体をチルト動作させ得て、より現実的に拡張性を有するようになる。
【0057】
また、カメラ姿勢制御部を、ベースの回転台支持部に回転可能に支持されて回転駆動部に駆動により回転する回転台と、この回転台に設けられてチルト駆動部によりチルト作動し且つ入出力ユニットを保持するアームとで構成することにより、回転駆動部を駆動して回転台を回転して入出力ユニットに連なるカメラ本体を回転し、チルト駆動部の駆動によりアームをチルト作動してカメラ本体をチルト動作させ得て、より現実的に拡張性を有するようになる。
【0058】
また、本発明に係るカメラシステムによれば、入出力ユニットに既存のカメラシステムと同様にコネクタ及び端子台を設けることで、既存のカメラシステムと互換性を持たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は本発明に係るカメラシステムの実施の形態例1の分解状態の斜視図
(2)は同カメラシステムののカメラ本体の後方から見た斜視図
【図2】本発明に係るカメラシステムの実施の形態例2の分解状態の斜視図
【図3】本発明に係るカメラシステムの実施の形態例3の分解状態の斜視図
【図4】従来のカメラシステムの斜視図
【符号の説明】
1 天井
2 保持台
3 カメラ姿勢制御機構部(カメラ姿勢制御部)(カメラ姿勢制御手段)
4 カメラ本体
7 ベース
8 入出力ユニット
10 上側アーム
11 チルト作動用ヒンジ機構部(チルト作動手段)
Claims (4)
- 電源、映像信号及び制御信号の入出力を行う入出力ユニットを分離し、カメラ本体側接点を備えるカメラ本体と、
入出力接点を有する前記入出力ユニットとベース側接点を有するベースとを備えるカメラ姿勢制御手段と、
保持台側接点を備える保持台とを備え、
前記カメラ本体側接点と前記入出力接点とは電気接点接続により電気接続を行い、
前記ベース側接点と前記保持台側接点とは電気接点接続により電気接続を行い、
前記入出力接点と前記ベース側接点とは配線で電気接続を行うことを特徴とするカメラシステム。 - 前記カメラ姿勢制御手段は、前記ベースの下部にパン作動手段を介して上側アームを取り付け、前記上側アームの端部に、前記入出力ユニットを取り付けた下側アームを、チルト作動手段を介して連結して構成した請求項1に記載のカメラシステム。
- 前記カメラ姿勢制御手段は、前記ベースの回転台支持部に回転可能に支持されて回転駆動部の駆動により回転する回転台と、前記回転台に設けられてチルト駆動部によりチルト作動し且つ前記入出力ユニットを保持するアームとで構成した請求項1に記載のカメラシステム。
- 前記入出力接点と前記ベース側接点との配線を前記カメラ姿勢制御手段の内部に収納したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のカメラシステム。
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