JP4054165B2 - 着脱装置及び定着装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定位置に対して着脱可能であって、該所定位置で軸芯中心に回転自在な回動部材と、該回動部材の外周に対向する動作位置と前記回動部材から待避する待避位置とを選択的に取得可能な可動部材とを備え、前記回動部材を着脱する際には、前記可動部材を前記待避位置に保持させた状態で、前記回動部材を前記所定位置へ装着、または前記所定位置から脱着する着脱装置、このような着脱装置が適用される定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、画像形成装置に設けられた定着装置においては、記録媒体の画像が形成される側が定着ローラの表面に巻き付くのを防止するために、記録媒体を定着ローラ表面から分離する分離爪が定着ローラに対向して配設されている。
よって、定着ローラを定着装置に対して着脱する際には、該分離爪が邪魔となって両者が衝突して破損するという問題があった。
【0003】
したがって、定着ローラの着脱の際には、分離爪が配置されていない状態で行うことが必要となり、すなわち、定着装置に定着ローラを取付後に、分離爪を取付たり、また、分離爪を取り外した後に定着ローラを取り外す作業を必要とした。また、分離爪は定着ローラ側に付勢力を付与するバネも必要であり、それらをバラバラで定着装置に組み込むのは作業が繁雑となるために、それらを組部品として予め部組して用意して行うが、そのためにはそれらを組み込む基体が必要となり、コストアップとなる。
【0004】
また、定着ローラのみでなく、感光体ドラム、中間転写体ドラムなどにおいても、それらの表面に対向して配置されるクリーニング部材なども、ローラの着脱においては障害となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の事情に鑑み、本発明は、所定位置で軸芯中心に回転可能な回動部材と、該回動部材の外周に対向する動作位置と前記回動部材から待避する待避位置とを選択的に取得可能な可動部材とを備え、前記回動部材を着脱する際には、前記可動部材が障害とならない着脱装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、定着ローラの着脱の際に、分離爪が障害とならない定着装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本第1発明は、着脱装置にかかり、所定位置に対して着脱可能であって、該所定位置で軸芯中心に回転自在な回動部材と、該回動部材の外周に対向する動作位置と前記回動部材から待避する待避位置とを選択的に取得可能な可動部材とを備え、
前記回動部材が前記所定位置に載置時には、前記可動部材を前記動作位置に保持させ、
前記回動部材を着脱する際には、前記可動部材を前記待避位置に保持させた状態にすることを第1の要旨とする。
【0007】
かかる技術によると、回動部材の外周に対向する動作位置と前記回動部材から待避する待避位置とを選択的に取得可能な可動部材を備えているので、前記回動部材を着脱する際には、前記可動部材を前記待避位置に保持させた状態で行うことにより、可動部材が回動部材から離間しているので、可動部材が障害となって両者が衝突し、傷が発生したり、破損したりすることがない。
【0008】
そして、前記回動部材は、外周部にラチェット歯が設けられたラチェット体であり、前記可動部材は前記ラチェット歯に係合可能なラチェット爪であり、両者で爪車装置を構成することができる。
【0009】
また、前記回動部材は、画像形成装置における定着ローラであり、前記可動部材は前記定着ローラ表面から記録媒体を分離する分離部材とすることができる。
【0010】
また、前記回動部材は、画像が形成もしくは転写されるドラム体を用いることができる。
【0011】
また、一対の壁面で該壁面に上方幅空間が下方幅空間よりも狭く溝部を設けた保持部材と、前記可動部材の両端に前記溝部に装着される基部と、前記可動部材を回動させる付勢手段とを有し、
前記基部が前記溝部の上方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記基部が上方幅空間内で停止して前記待避位置での保持状態となり、前記基部が前記溝部の下方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記可動部材が回動して前記動作位置での保持状態になるように構成することを本第1発明の特徴とする(請求項1)。
【0012】
かかる技術手段によると、一対の壁面で該壁面に上方幅空間が下方幅空間よりも狭く溝部を設けた保持部材を備えているので、前記基部が前記溝部の上方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記基部が上方幅空間内で停止して前記待避位置での保持状態となり、可動部材の組立て及び前記待避位置と前記動作位置間の移動のための操作を容易に行うことができ、前記基部が前記溝部の下方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記可動部材が回動して前記動作位置での保持状態になる。
【0013】
また、前記可動部材は、前記動作位置に向かって付勢されるとともに、略小判型または楕円型に形成された基部を有し、
該基部を嵌合保持する溝部を前記所定位置に、一方側から他方側に連設して配置するとともに、前記一方側は他方側より狭く形成し、
前記動作位置においては前記略小判型または楕円型の長幅部分が前記他方側の溝部と嵌合し、前記待避位置においては前記略小判型または楕円型の短幅部分が前記一方側の溝部と嵌合するように構成することを本第1発明の別異な特徴とする(請求項2)。
【0014】
かかる技術的手段によると、略小判型または楕円型に形成された基部の狭い幅を有する形状部分が、一方向側溝の狭い部分で嵌合して、可動部材の動作位置への移動を阻止し、前記基部の幅の長い部分が他方側溝の広い部分と嵌合して動作位置への移動を許容し、前記溝は一方側から他方側に連通して容易に基部の移動が行われるので、可動部材の組立て及び前記待避位置と前記動作位置間の移動のための操作を容易に行うことができる。
【0015】
また、本第2発明は、定着装置にかかり、 所定位置に対して着脱可能であって、該所定位置で軸芯中心に回転自在な定着ローラと、該定着ローラの外周に対向して、記録媒体を前記定着ローラ表面から分離する動作位置と前記定着ローラから待避する待避位置とを選択的に取得可能な分離部材とを備え、
前記定着ローラが前記所定位置に載置時には、前記分離部材を前記動作位置に保持させ、
前記定着ローラを着脱する際には、前記分離部材を前記待避位置に保持させた状態にすることを第1の要旨とする。
【0016】
かかる技術によると、定着ローラの外周に対向する動作位置と前記定着ローラから待避する待避位置とを選択的に取得可能な分離部材を備えているので、前記所定位置に対して前記定着ローラを着脱する際には、前記分離部材を前記待避位置に保持させた状態で行うことにより、分離部材が定着ローラから離間しているので、分離部材が障害となって両者が衝突し、傷が発生したり、破損したりすることがない。
【0017】
また、一対の壁面で該壁面に上方幅空間が下方幅空間よりも狭く溝部を設けた保持部材と、前記分離部材の両端に前記溝部に装着される基部と、前記分離部材を回動させる付勢手段とを有し、
前記基部が前記溝部の上方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記基部が上方幅空間内で停止して前記待避位置での保持状態となり、前記基部が前記溝部の下方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記分離部材が回動して前記動作位置での保持状態になる構成することを本第2発明の特徴とする(請求項6)。
も本第2発明の有効な手段である。
【0018】
かかる技術手段によると、一対の壁面で該壁面に上方幅空間が下方幅空間よりも狭く溝部を設けた保持部材を備えているので、前記基部が前記溝部の上方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記基部が上方幅空間内で停止して前記待避位置での保持状態となり、可動部材の組立て及び前記待避位置と前記動作位置間の移動のための操作を容易に行うことができ、前記基部が前記溝部の下方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記可動部材が回動して前記動作位置での保持状態になる。
【0019】
また、前記分離部材は、前記動作位置に向かって付勢されるとともに、略小判型または楕円型に形成された基部を有し、
該基部を嵌合保持する溝部を前記所定位置に、一方側から他方側に連設して配置するとともに、前記一方側は他方側より狭く形成し、
前記動作位置においては前記略小判型または楕円型の長幅部分が前記他方側の溝部と嵌合し、前記待避位置においては前記略小判型または楕円型の短幅部分が前記一方側の溝部と嵌合するように構成することを本第2発明の別異な特徴とする(請求項7)。
【0020】
かかる技術的手段によると、略小判型または楕円型に形成された基部の狭い幅を有する形状部分が、溝の狭い部分で嵌合して、可動部材の動作位置への移動を阻止し、前記基部の幅の長い部分が溝の広い部分と嵌合して動作位置への移動を許容し、前記溝は一方側から他方側に連通して容易に基部の移動が行われるので、可動部材の組立って及び前記待避位置と前記動作位置間の移動のための操作を容易に行うことができる。
【0021】
尚、前述した略小判型または楕円型に形成された基部の狭い幅を有する形状部分が、溝の狭い部分で嵌合する際には、溝の狭い部分では前記形状分を摩擦力を有して嵌合することが望ましい。かかる技術手段によると溝の上方開口から基部が抜けることがない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0023】
図1は、定着ローラを基体に組み込んで上定着器部組を完成する操作を説明する説明図、図2は、分離部材の組立を説明する説明図、図3は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置全体の断面図である。
【0024】
図3を用いて、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図示しない給紙カセット、感光体ドラム1、光走査ユニット2、帯電器3、現像剤容器を含んだ4個の現像装置4〜7、中間転写体12、2次転写ローラ13、下定着器部組14及び上定着器部組16で構成される定着器38、画像が転写された記録媒体8を前記2次転写ローラ13から定着器38に搬送する無端ベルを用いた搬送装置9等よりなる。
【0025】
印刷時は各色毎に、感光体ドラム1を帯電器3より帯電し、光走査ユニット2から露光、各現像装置4〜7で現像した画像を中間転写体12に転写し、図示しない給紙カセットから搬送される記録媒体8に2次転写ローラ13で転写し、定着器33で加熱・加圧して定着させ排紙を行う。
【0026】
次に、定着器38を説明する。定着器38は下定着器部組14と上定着器部組16とで構成される。
加圧ローラ19を有する下定着器部組14の組立が完成された後に、上定着器部組16が下定着器部組14に図示しない方法で取付て定着器38が完成する。
上定着器部組16は、図1に示すように強化PET合成樹脂で形成された基体17に、最終的に加熱ヒータを内蔵した定着ローラ18を図示しない方法で取り付けて完成するが、基体17における定着ローラ18の保持手段は、特別のものではなく公知の手段が用いられるので説明は省略する。
【0027】
上定着器部組16の部組工程においては、図1(b)に示すようにサーモスタット21が取付られた後には該サーモスタット21の上方には定着ローラ18が回転可能に保持される。
定着ローラ18はアルミによって円筒状に形成され、表面はフッ素コーティングされている。画像が定着された記録媒体が定着ローラ18へ巻き付くことを防止する分離部材20が定着ローラ18の表面に対向して配置されていると、定着ローラ18を基体17に取り付ける際に邪魔になり、定着ローラ18の表面を傷つけたり、分離部材20が破損する恐れがある。
本実施の形態は、それを防止することを特徴としている。
【0028】
図2に示すように、分離部材20はPEK、ポリイミド、PPS等の合成樹脂で形成され、爪部20dはフッ素コーティングされている。爪部20dを回動可能に保持する腕部20a、20aは爪先と反対側の基部に爪部20dと直角方向に円筒腕として形成され、該円筒腕の端部には小判状の突起20b、20cが突設されている。
尚、本実施の形態においては、小判型の突起20b、20cとしたが、楕円状でも良く、長辺と短辺を有する形状であればよい。
【0029】
一方、基体17には、前記小判状突起20b、20cを挟持して分離部材20を保持する保持部29A、29Bが植設されている。該保持部29A、29Bには、上端縁から下方に向かって前記小判状突起20b、20cを挟持する溝30、31が設けられている。溝30は前記小判状突起20b、20cの短幅Rを若干摩擦力を持って挟持できるように、前記溝31より狭く形成され、また、前記溝31は前記小判状突起20b、20cの長幅Lが嵌合回動可能な寸法に形成されている。
【0030】
前記腕部20a、20aには、ねじりコイルバネ22が巻回され、該バネ220の一方側22aは爪部20dに掛けられ、他方側22bは基体17の内面17aに当接して図2上半時計方向の付勢力が付与されるように構成される。
この分離部材20の基体17への取付方法は、図2(a)に示すように分離部材20にバネ22を取付て、(b)に示すように分離部材20を左行させ、(c)に示すように突起20b、20cの短幅Rを溝30に挿入する。
この状態では、突起20b、20cは矢印32方向へ付勢力を有するが該付勢力は溝30により阻止され、また、矢印33方向への付勢力は溝30の摩擦力により突起20b、20cが溝30から外れることはない。
【0031】
この状態で、図1(a)に示すように、定着ローラ18を上方から降ろして仮想線に示すような位置に取り付ける。その際には、分離部材20は定着ローラ18の表面から待避して離間しているので、分離部材20が定着ローラ18の表面に衝突して傷が生じることがない。
【0032】
図1(a)の仮想線の位置に定着ローラ18が保持された後に、矢印34方向に分離部材20を押すと、分離部材20の突起20cは溝31内に入り、バネ22の付勢力で反時計方向に回動し、(b)に示すように分離部材20は定着ローラ18の表面に対向して保持される。
【0033】
尚、定着ローラ18を取り外す場合は、図1(b)の状態から、分離部材20を仮想線の如く時計方向に回動させ、爪部分を挟んで突起20cの短い幅部分を狭い溝30内に入れる。該溝30内では摩擦力により保持される。
【0034】
部組が完了された上定着器部組16は図5に示すように、上下逆にして下定着器部組14に図示しない方法で取付て定着器38が完成する。
【0035】
以上説明したように、本実施の形態は、定着ローラを着脱時に分離部材を定着ローラ表面から待避して保持できるので、両者が衝突して定着ローラ表面に傷が発生したり、分離部材が破損することを防止することができる。
また、分離部材の待避と定着ローラ表面への対向配置をワンタッチで行うことができ、作業性が向上する。
また、メンテナンスにおける定着ローラ交換時においても、分離部材を外すことなく定着ローラ表面から待避でき、作業性が向上する。
【0036】
尚、本実施の形態においては、定着ローラは図1上、上下方向に着脱したが、定着ローラの軸芯と平行に着脱してもよい。この場合においても、分離部材は定着ローラとは待避して離間しているので、分離部材が障害となることはない。
【0037】
また、本実施の形態においては、定着ローラと分離部材とを事例として説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、感光体ドラムの分離爪や、分離部材の爪幅を長くしてローラ表面の不要物を排除するクリーニング装置に適用できることは勿論であり、また、ラチェットなどの爪車に前記分離部材を係合させ、爪車装置に適用することも可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本第1及び第2発明は、回動部材の外周に対向する動作位置と前記回動部材から待避する待避位置とを選択的に取得可能な可動部材を備えているので、前記回動部材を着脱する際には、前記可動部材を前記待避位置に保持させた状態で行うことにより、可動部材が回動部材から離間しているので、可動部材が障害となって両者が衝突し、傷が発生したり、破損したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 定着ローラを基体に組み込んで上定着器部組を完成する操作を説明する説明図である。
【図2】 分離部材の組立を説明する説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置全体の断面図である。
【符号の説明】
18 定着ローラ(回動部材)
20 分離部材(可動部材)
22 バネ
Claims (7)
- 所定位置に対して着脱可能であって、該所定位置で軸芯中心に回転自在な回動部材と、該回動部材の外周に対向する動作位置と前記回動部材から待避する待避位置とを選択的に取得可能な可動部材とを備え、
前記回動部材が前記所定位置に載置時には、前記可動部材を前記動作位置に保持させ、
前記回動部材を着脱する際には、前記可動部材を前記待避位置に保持させた状態にし、
更に一対の壁面で該壁面に上方幅空間が下方幅空間よりも狭く溝部を設けた保持部材と、前記可動部材の両端に前記溝部に装着される基部と、前記可動部材を回動させる付勢手段とを有し、
前記基部が前記溝部の上方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記基部が上方幅空間内で停止して前記待避位置での保持状態となり、前記基部が前記溝部の下方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記可動部材が回動して前記動作位置での保持状態になることを特徴とする着脱装置。 - 所定位置に対して着脱可能であって、該所定位置で軸芯中心に回転自在な回動部材と、該回動部材の外周に対向する動作位置と前記回動部材から待避する待避位置とを選択的に取得可能な可動部材とを備え、
前記回動部材が前記所定位置に載置時には、前記可動部材を前記動作位置に保持させ、
前記回動部材を着脱する際には、前記可動部材を前記待避位置に保持させた状態にし、
更に前記可動部材は、前記動作位置に向かって付勢されるとともに、略小判型または楕円型に形成された基部を有し、
該基部を嵌合保持する溝部を前記所定位置に、一方側から他方側に連設して配置するとともに、前記一方側は他方側より狭く形成し、
前記動作位置においては前記略小判型または楕円型の長幅部分が前記他方側の溝部と嵌合し、前記待避位置においては前記略小判型または楕円型の短幅部分が前記一方側の溝部と嵌合することを特徴とする着脱装置。 - 前記回動部材は、外周部にラチェット歯が設けられたラチェット体であり、前記可動部材は前記ラチェット歯に係合可能なラチェット爪であり、両者で爪車装置を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の着脱装置。
- 前記回動部材は、画像形成装置における定着ローラであり、前記可動部材は前記定着ローラ表面から記録媒体を分離する分離部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の着脱装置。
- 前記回動部材は、画像が形成もしくは転写されるドラム体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の着脱装置。
- 所定位置に対して着脱可能であって、該所定位置で軸芯中心に回転自在な定着ローラと、該定着ローラの外周に対向して、記録媒体を前記定着ローラ表面から分離する動作位置と前記定着ローラから待避する待避位置とを選択的に取得可能な分離部材とを備え、
前記定着ローラが前記所定位置に載置時には、前記分離部材を前記動作位置に保持させ、
前記定着ローラを着脱する際には、前記分離部材を前記待避位置に保持させた状態にし、
更に一対の壁面で該壁面に上方幅空間が下方幅空間よりも狭く溝部を設けた保持部材と、前記分離部材の両端に前記溝部に装着される基部と、前記分離部材を回動させる付勢手段とを有し、
前記基部が前記溝部の上方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記基部が上方幅空間内で停止して前記待避位置での保持状態となり、前記基部が前記溝部の下方幅空間に位置する場合は、前記付勢手段により前記分離部材が回動して前記動作位置での保持状態になることを特徴とする定着装置。 - 所定位置に対して着脱可能であって、該所定位置で軸芯中心に回転自在な定着ローラと、該定着ローラの外周に対向して、記録媒体を前記定着ローラ表面から分離する動作位置と前記定着ローラから待避する待避位置とを選択的に取得可能な分離部材とを備え、
前記定着ローラが前記所定位置に載置時には、前記分離部材を前記動作位置に保持させ、
前記定着ローラを着脱する際には、前記分離部材を前記待避位置に保持させた状態にし、
更に前記分離部材は、前記動作位置に向かって付勢されるとともに、略小判型または楕円型に形成された基部を有し、
該基部を嵌合保持する溝部を前記所定位置に、一方側から他方側に連設して配置するとともに、前記一方側は他方側より狭く形成し、
前記動作位置においては前記略小判型または楕円型の長幅部分が前記他方側の溝部と嵌合し、前記待避位置においては前記略小判型または楕円型の短幅部分が前記一方側の溝部と嵌合することを特徴とする定着装置。
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