JP4053831B2 - 鉄板焼き器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、お好み焼、肉類加熱調理に使用する鉄板焼き器に関し、特にバーナーの炎を視認する反射板を有した鉄板焼き器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄板焼き器としては、特開平11−63487号公報に見られる、バーナーを内装した内箱にバーナーの炎の有無を検出するための温度センサが着脱自在に設けられたクッキングテーブルの燃焼装置において、前記温度センサの温度検出部がバーナーの炎口近傍に位置するように前記温度センサを位置決めする位置決め手段を備えたもの、内箱に、バーナーの炎を映す反射板が設けられたもの、バーナーの側方に沿って遮熱板が内箱に対して着脱自在に設けられたクッキングテーブルの燃焼装置が知られている。
そして、内箱の左右の上部両側には、吸排気兼放熱用の複数のスリットが形成されたステンレス製の覆板が配され、内箱の前後の側壁および飾り枠に着脱自在に支持され、覆板の一端は、下方に向かって延設され、スリットの下方に達するように内側に向かって一体的に折曲形成され、この傾斜した部分が鏡面仕上げされ、バーナーの炎を映す反射板とされている。
【0003】
上記反射板を利用して炎を視認するためには、覆板のスリットと反射板の平面視位置が同一であるため、視認者は真上から視認する必要がある。
しかしながら、覆板を取付ける内箱(燃焼装置)は天板中央に取付けられているため、天板を上半身が覆い被さった状態でスリットの真上から視認するという、不安定かつ不自然な姿勢を強いられていた。
【0004】
又、反射板はスリットの下方位置に設けられているが、当該位置は吸排気位置でもあるため、燃焼ガスが反射板に接触して反射板を曇らせて炎視認状態を悪化させていた。
更に、スリットが形成された覆板に隣接するプレートの1辺には屑落下口が設けられているため、調理カス等が落下されて反射板に付着して汚れ易かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、楽な姿勢で炎視認を行えると共に、反射板の汚れを防止する様にした反射板を有した鉄板焼き器を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術に基づく、炎視認に不自然な姿勢を強いられたり、反射板が曇る課題に鑑み、天板の中央に設けた開口部内に調理器本体の上部を位置させ、該調理器本体におけるケーシングの上面開口部に鉄板を配置し、該鉄板の外周縁とケーシングとの間に形成された排気口に、スリットを有する排気口カバーを設け、上記鉄板における排気口カバーに隣接する位置に屑落下口を設け、ケーシングの中間部にバーナーを配置すると共に、屑落下口及び排気口カバーの下方で且つバーナーより下方にダストトレーを抜出し自在に設け、ダストトレーにおけるトレー部材の抜出し方向の後方の立側壁の上端から後方への傾斜板を設けて、該傾斜板を屑落下口より内方にして排気口に対しバーナーより下方に位置させ、且つ傾斜板を反射板として、その角度を、上記屑落下口及び上記スリットから傾斜板を目視する下方傾斜状態の目線でバーナーの炎が映る様に設定することによって、自然で楽な姿勢で炎視認したり、反射板が曇らない様にして、上記課題を解決する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る鉄板焼き器1は、図1〜6に示す様に、長方形状の天板2の中央開口部3に防火帯を介して長方形状の調理器本体4を嵌合支持している。
図3、4、6に示す様に、床面Fに設置され水平調整部5、5a…、左右前後の台板部6、6a、立脚部7から成る台部に一対のU字状受部8、8aを設け、該受部8、8aに上面開口で長方形状のキャビネット9を両端架設状態で取付けると共に受部8、8a上に天板2を取付け、キャビネット9内に調理器本体4の下方部分(上方一部を除いた部分)を収納している。
尚、上面開口で長方形状のキャビネット9は、長手方向の立側壁31、31a の下端を内方折曲すると共に、長手方向中央部に下面開口を有する様に底壁31b 、31c を設けて、キャビネット9底部の下面開口を調理器本体4の放熱用と成し、又キャビネット9の立側壁31、31a 及び底壁31b 、31c を一対の受部8、8a内側部及び底部に取付けると共に、キャビネット9の短手方向に立側壁31d 、31e を設けている。
【0008】
図1、2、4、6に示す様に、調理器本体4は上面開口で長方形状のケーシング10の内部にバーナー11を内装し、長手方向両側の排気口12に所定幅の一対の排気口カバー12a 、12b を図示しない支持具で着脱自在に載置すると共に、該排気口カバー12a 、12b の内側でケーシング10の上面開口部に長方形状の鉄板13を着脱自在に配置している。
【0009】
図5に示す様に、ケーシング10の立側壁14、14a …の上部に折曲板を固定し、該折曲板上端の外方折曲部15を天板2の開口周縁に載置すると共に、折曲板下端は内方下方側に傾斜折曲してガイド板16と成し、該ガイド板16と同等高さ又は下方位置でケーシング10の立側壁14、14a …に多数の吸気孔17、17a …を設けている。
そして、折曲板の内方側にL字状の取付板18の垂直板を取付けると共に、取付板18の水平板に蝶ボルト19を上下動調整自在に螺着し、該蝶ボルト19の上方先端に後述の様に鉄板13を載置している。
【0010】
図5に示す様に、ケーシング10の上面開口部に配置される鉄板13の長手2辺外周部とケーシング10の長手立側壁14、14a …上端に設けた折曲板内面の隙間において、折曲板の内周面にフラットバーから成る支持板 20 を固定すると共に、該支持板20上で折曲板と鉄板13の隙間にチューブパッキン21、21a を圧入嵌合している。
鉄板13は上面略全周に突堤22を突設すると共に、裏面所定個所に突起23を設け、該裏面突起23に固定した水平板24の内縁端側で鉄板13の下面から垂下させた一対の遮熱板25を連結固定すると共に、該遮熱板25の下端を内方側に折曲して遮熱ガイド25a を設け、又鉄板13の下面に設けた水平板24をケーシング10の内方に設けた蝶ボルト19の上端に載置している。
【0011】
図1、6、10に示す様に、鉄板13の長手方向端部の一側中央に矩形状の屑落下口26を設けると共に、鉄板13の表面外周突堤22は屑落下口26の部分において設けていない。
又、鉄板13の長手端部両外側でケーシング10に設けた排気口カバー12a 、12b は断面視門形状で、ケーシング10の立側壁14、14a …上部に設けた折曲板の内面と鉄板13の外周縁との間に嵌合支持すると共に、排気口カバー12a 、12b の上面板に多数のスリット27、27a …を設けている。
そして、折曲板下端から内方下方側に傾斜折曲したガイド板16は長手側両側部において排気口カバー12a 、12b の下方に位置している。
【0012】
図2、4、6に示す様に、調理器本体4に内装したバーナー11は棒状の2本平行のバーナー管28、28a を保持板29、29a …で支持して長手方向に架設し、ガス元栓(ホースエンド)が設置されている方向で、即ち、短手側のケーシング10の立側壁14、14a …、キャビネット9の短手立側壁31d 、31e を貫通して外方突出させている。
又、ケーシング10内におけるバーナー管28、28a の基端側では、2本平行のバーナー管28、28a に連通する中継管32を連結し、2本のバーナー管28、28a 及び中継管32の上面に炎口33、33a …を設けると共に、ガス元栓に接続する器具栓34、メイン連絡管35、レギュレータ36、36a 等のガス供給部37を外方突出したバーナー管28、28a の基端に取付けている。
図2、6に示す様に、バーナー管28、28a を連結した中継管32の近傍に設けた保持板38にパイロット39及びサーモカップル(熱電対)40を炎口33、33a …方向に夫々取付け、パイロット39及びサーモカップル40に接続するガス管等41、電気配線42を基端側に貫通突出させている。
又、器具栓34等の長手方向反対側で天板2の下面にガス点火、消火、火力調整する遠隔操作部43を設け、器具栓34、パイロット39、サーモカップル40、遠隔操作部43等を適宜連結している。
【0013】
図3、4、6、10に示す様に、ケーシング10の底部にはガイド部44、44a を設けてドレインパン45を長手方向で、ガス元栓の反対側で遠隔操作部43側に抜出し自在に設けると共に、ドレインパン45より上方、且つ、バーナー11より下方で、鉄板13に設けた屑落下口26及び排気口12、排気口カバー12a の下方位置にガイド板46上でダストトレー47を遠隔操作部43側の長手方向に抜出し自在に設けている。
かかる構成により、ケーシング10の底部ではバーナー11より下方でドレインパン45の上部にダストトレー47を2層構造で長手方向に抜出し自在に設け、ドレインパン45の一部にダストトレー47が重層する状態となっている。
尚、ケーシング10の立側壁14、14a …、キャビネット9の立側壁31、31a には抜出し用の開口部48、開口部49を設けている。
【0014】
図6、7、8に示す様に、バーナー11の底部に抜出し自在に設けたドレインパン45は、大小複数のパン部材50、50a …に抜出し長手方向に連結分割自在であり、パン部材50、50a …の抜出し方向基端(手前)である一方の立側壁51に抜出し方向外側に門形状の係止部52を突設し、該係止部52の水平上面部53は抜出し方向先端である他方の立側壁51a の上方に位置すると共に、水平上面部53先端から垂下形成した垂下部54の下端位置は他方の立側壁51a の上端より低くし、パン部材50、50a …の抜出し方向先端(奥方)の立側壁51a を被係止部52a と成している。
尚、他方のパン部材50、50a …端部の立側壁51a (被係止部52a )を被覆する門形状の係止部52は抜出し側に設けることが好ましく、且つ、水平上面部53は把手として使用可能な大きさが好ましい。
【0015】
図7、8に示す様に、複数のパン部材50、50a …の抜出し長手方向長さは大小あり、長寸(長さML、LL)のパン部材50は厨房での清掃が可能な長さであり、短寸(長さL)のパン部材50a 、50b は適宜長さとし、長寸のパン部材50は短寸のパン部材50a 、50b の2倍以上の長さ(2L<ML、LL)としている。
図示のものでは、長寸のパン部材50が1枚と短寸のパン部材50a 、50b の2枚を順次係止部52と被係止部52a で連結している。
そして、長寸のパン部材50を、長さML、LLの2種類とした場合の適用例が図7に示されており、鉄板焼き器1(又は鉄板13、ドレインパン45)の全長が2種類のものであった場合、その全長差ΔLと同等の全長差ΔLを有する全長MLとLLのパン部材50の2種類とすることにより、部材を共用化する。
尚、複数のパン部材50、50a …は大小各種長さのものと成したが、全てのパン部材50、50a …を同寸と成しても良い。
【0016】
図9(a) 、(b) 、10に示す様に、ダストトレー47は上面開口箱状のトレー部材55の抜出し方向後方(長手方向内方)の立側壁56の上端から内方下方に傾斜板57を設けて、該傾斜板57を反射板58と成している。
上記説明では、傾斜板57はトレー部材55の後方の立側壁56に設けたが、図示する様に、トレー部材55の手前の立側壁56a にも設け、前後方同一構成と成し、手前の傾斜板57a を把持把手60と成している。
上述の排気口12等との構成により、ダストトレー47は鉄板13の屑落下口26、排気口カバー12a のスリット27、27a …の下方に位置すると共に、ダストトレー47の先端に設けた反射板58となる傾斜板57は鉄板13の屑落下口26より内方に位置することとなり、図10に示す様に、天板2の外側から反射板58を介してバーナー11の炎を見る視線範囲Sは広角度傾斜範囲となり、図示のものでは約45度を中心として前後10度ずつの範囲となっている。
又、図9(c) に示す様に、トレー部材55の手前の立側壁56a に設けた傾斜板57a の先端から垂下板59a を設けて、傾斜板57a 及び垂下板59a で把手60と成しても良く、この場合にもトレー部材55を前後方同一構成と成すべく、後方の傾斜板57にも垂下板59を設けても良い。
【0017】
尚、本発明に係る鉄板焼き器1は無煙鉄板焼き器とすることも出来、例えば、ケーシング10の外部に所定間隔の吸引流路を有する様に吸引作用される外箱を取付け、鉄板13の上面等で発生する焼煙等を吸引流路に吸引して無煙鉄板焼き器としても良い。
【0018】
次に本発明に係る鉄板焼き器の作用について説明する。
遠隔操作部43の点火操作、熱量操作により、バーナー11のバーナー管28、28a 及び中継管32の炎口33、33a …から噴出し燃焼するガス炎が上昇して、鉄板13の下面に到達した燃焼ガスで鉄板13を加熱し、鉄板13の上面でお好み焼、肉類等を加熱調理する。
鉄板13の下面を加熱する際、上昇した燃焼ガスは一対の遮熱板25で拡散を防止されて鉄板13の中央を集中的に効率良く加熱すると共に、ケーシング10の長手方向立側壁14、14a …を加熱せずに排気ガスは長手方向に流動し、排気口12に設けた傾斜状のガイド板16に沿って上昇した排気ガスは排気口カバー12a 、12b のスリット27、27a …及び鉄板13の屑落下口26から排気される。
尚、ガス燃焼に際して、二次空気は吸気孔17、17a …から吸気され、一対の遮熱板25による燃焼ガスの拡散防止流動時に、遮熱板25下端に設けた遮熱ガイド25a により遮熱板25下端からの溢流を抑制したり、遮熱ガイド25a による強度向上で遮熱板25の変形を防止し、又調理器本体4の温度上昇した器体熱はキャビネット9の底壁31b 、31c 間の開口から放熱される。
【0019】
調理開始後のガス炎状態確認、火力調整に際しては、一方のガス燃焼確認(立ち消え確認)はガス炎によるサーモカップル40の熱上昇で行い、立ち消え時はサーモカップル40の温度低下による熱起電力消失(検知異常)でガス供給を自動停止し、他方の火力調整は遠隔操作部43で行い、これらと並行して、排気口カバー12a 、12b のスリット27、27a …及び鉄板13の屑落下口26からガス炎状態を目視確認する。
この視認状態は図10に示す様に、従業員又は飲食客が天板2の外側から目線が下方傾斜状態でスリット27、27a …又は屑落下口26を覗き、該屑落下口26の内方(奥方)下方側に位置するダストトレー47先端に設けた反射板58を介してガス炎を視認する。
【0020】
次に、清掃等について説明する。
鉄板13は水平に配置する必要があるので、鉄板焼き器1の設置時に、台部の水平調整部5、5a…で鉄板焼き器1を水平設置し、鉄板13の載置時には蝶ボルト19の上下調整で鉄板13を水平載置する。
調理器本体4の上端内面と鉄板13の隙間においては、支持板20上に圧入嵌合されたチューブパッキン21、21a の上端が調理器本体4における外方折曲部15及び鉄板13における表面突堤22の上端と略同一となって隙間にカス屑は残留したり落下しない。
又、長時間使用で細屑が残留した時には、チューブパッキン21、21a の一端を引き上げることにより、2辺全長のチューブパッキン21、21a を上方離脱させて、細屑を取り除き、清掃完了後に隙間の支持板20上にチューブパッキン21、21a を圧入し、縦長変形状態で嵌合する。
【0021】
調理時における調理カスは、鉄板13の屑落下口26から下方のダストトレー47に落下させ、飛散油分、ガス燃焼その他の細粒成分はドレインパン45に落下し、燃焼ガスは排気口カバー12a 、12b のスリット27、27a …を通過するため、これらの清掃を行う。
調理カスが落下回収されたダストトレー47は、長手方向の遠隔操作部43側に把手60を利用して抜出・清掃し、ダストトレー47の器体内方側に設けた反射板58はバーナー管28、28a より下方で屑落下口26等より内方側(奥行側)で汚濁は少ないが、汚れ程度に応じて清掃する。
鉄板13の長手方向両側の排気口12に設けた排気口カバー12a 、12b は、上方から着脱して清掃する。
【0022】
又、ダストトレー47と上下2層構造となっているドレインパン45もダストトレー47と同様に、長手方向の遠隔操作部43側に抜出して清掃する。
ドレインパン45の抜出しに際しては、遠隔操作部43側基端の第1段のパン部材50をガイド部44、44a から離脱する位置まで引出し、パン部材50の先端を若干降下させ、ガイド部44、44a で高さ保持されている第2段のパン部材50a の水平上面部53及び垂下部54から成る係止部52から第1段のパン部材50の立側壁51a から成る被係止部52a を離脱させ、第2段のパン部材50a から第1段のパン部材50を分離し、第1段のパン部材50をケーシング10から抜出す。
そして、基端位置に移動した第2段のパン部材50a をガイド部44、44a から離脱する位置まで引出し、同様操作で第3段のパン部材50b から第2段のパン部材50a を離脱させて抜出し、以下同様に最後段のパン部材50c を抜出す。
【0023】
ドレインパン45が短く複数分割されたパン部材50、50a …を厨房等で清掃し、稼働状態への復元設定は、ガイド部44、44a に押し込み載置した最後段のパン部材50c の係止部52と1段前段のパン部材50b の被係止部52a を係止させると共に、前段のパン部材50b を奥行き方向に押し込み、順次、第1段のパン部材50を係止、押込作業して、複数のパン部材50、50a …を連結したドレインパン45をケーシング10のガイド部44、44a 内に挿入して稼働状態に設定する。
【0024】
【発明の効果】
要するに本発明は、天板2の中央に設けた開口部3内に調理器本体4の上部を位置させ、該調理器本体4におけるケーシング10の上面開口部に鉄板 13 を配置し、該鉄板 13 の外周縁とケーシング 10 との間に形成された排気口 12 に、スリット 27 27a …を有する排気口カバー 12a 12b を設け、上記鉄板 13 における排気口カバー 12a 12b に隣接する位置に屑落下口 26 を設けたので、鉄板13を加熱したバーナー11の燃焼ガスは排気口12から排気され、調理カス等は屑落下口26から落下させることが出来、又ケーシング10の中間部にバーナー11を配置すると共に、屑落下口26及び排気口カバー12a 、12b の下方で且つバーナー11より下方にダストトレー47を抜出し自在に設けたので、落下させた調理カス等をダストトレー47に回収し取出すことが出来る。
又、ダストトレー 47 におけるトレー部材 55 の抜出し方向の後方の立側壁 56 の上端から後方への傾斜板 57 を設けて、該傾斜板 57 を屑落下口 26 より内方にして排気口 12 に対しバーナー 11 より下方に位置させ、且つ傾斜板 57 を反射板 58 としたので、ダストトレー 47 に設けた反射板 58 は屑落下口 26 より内方でバーナー 11 より下方となるため、排気される燃焼ガスや落下屑で反射能を低減させることがない。
又、傾斜板 57 を反射板 58 として、その角度を、上記屑落下口 26 及び上記スリット 27 27a …から傾斜板 57 を目視するとバーナー 11 の炎が映る様に設定したので、反射板58は屑落下口26及び排気口12のスリット27、27a …より内方側(中央寄り)となるため、反射板58を利用した炎の視認方向は傾斜し、天板2の外側からでも楽な姿勢で炎を視認することが出来、更に、抜出し自在なダストトレー47に反射板58を設けることにより、反射板58の着脱、清掃を容易に行うことが出来る。
【0025】
トレー部材55の手前の立側壁56a に傾斜板57a を設けたので、トレー部材55の前後端は同一形状と成り、手前側の傾斜板57a が把手60となってダストトレー47の出入を容易に行うことが出来る。
又、図9(c) の実施例に示す様に、トレー部材55の手前の立側壁56a に設けた傾斜板57a の先端に垂下板59a を設けることにより、垂下板59a も把手60として利用すると、ダストトレー47の出入作業を更に容易化することが出来る。
【0026】
ケーシング 10 の底部にしてダストトレー 47 の下方にドレインパン45を、ダストトレー47と同方向に抜出し自在に設けたので、通路側に位置する長手方向一側からドレインパン45とダストトレー47の抜出し操作を容易に行うことが出来、両者共に清掃が必要なドレインパン45とダストトレー47の抜出し方向を長手方向とすることにより、客席側に面する両側面を抜出し構成が不要な同一構成として、コストダウンを図ることが出来る。
【0027】
鉄板 13 の外周縁と調理器本体4のケーシング 10 の内面との隙間であって、排気口 12 を設けない隙間にチューブパッキン 21 21a を圧入したので、鉄板 13 の外周とケーシング 10 の隙間をチューブパッキン 21 21a で閉鎖してカス屑等の残留を防止して衛生面を向上させることが出来たり、閉鎖部材はチューブパッキン 21 21a と成すことにより、隙間なく圧入嵌入させたり、一本状で着脱を容易に行うことが出来、又チューブパッキン 21 21a の下に、ケーシング 10 の内面に固定した、チューブパッキン 21 21a の上端位置を鉄板 13 の上端位置に一致させる支持板 20 を設けたので、チューブパッキン 21 21a の上端位置と鉄板 13 の上端位置を容易に一致させて圧入し取付けることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉄板焼き器の平面図である。
【図2】図1の鉄板焼き器において、鉄板下方等の構造を示す平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】鉄板載置部の拡大断面図である。
【図6】図1のB−B断面図である。
【図7】ドレインパンのパン部材の長さ関係を示す図である。
【図8】ドレインパンの構成を示す図である。
【図9】反射板付ダストトレーの構成を示す図である。
【図10】反射板を使用した炎の視認状態を示す図である。
【符号の説明】
2 天板
4 調理器本体
10 ケーシング
11 バーナー
12 排気口
12a 排気口カバー
13 鉄板
20 支持板
21、21a チューブパッキン
26 屑落下口
27、27a … スリット
45 ドレインパン
47 ダストトレー
55 トレー部材
56、56a 立側壁
57、57a 傾斜板
58 反射板

Claims (4)

  1. 天板の中央に設けた開口部内に調理器本体の上部を位置させ、該調理器本体におけるケーシングの上面開口部に鉄板を配置し、該鉄板の外周縁とケーシングとの間に形成された排気口に、スリットを有する排気口カバーを設け、上記鉄板における排気口カバーに隣接する位置に屑落下口を設け、ケーシングの中間部にバーナーを配置すると共に、屑落下口及び排気口カバーの下方で且つバーナーより下方にダストトレーを抜出し自在に設け、ダストトレーにおけるトレー部材の抜出し方向の後方の立側壁の上端から後方への傾斜板を設けて、該傾斜板を屑落下口より内方にして排気口に対しバーナーより下方に位置させ、且つ傾斜板を反射板として、その角度を、上記屑落下口及び上記スリットから傾斜板を目視する下方傾斜状態の目線でバーナーの炎が映る様に設定したことを特徴とする鉄板焼き器
  2. トレー部材の手前の立側壁に傾斜板を設けたことを特徴とする請求項1記載の鉄板焼き器
  3. ケーシングの底部にしてダストトレーの下方にドレインパンを、ダストトレーと同方向に抜出し自在に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の鉄板焼き器
  4. 鉄板の外周縁と調理器本体のケーシングの内面との隙間であって、排気口を設けない隙間にチューブパッキンを圧入し、該チューブパッキンの下に、ケーシングの内面に固定した、チューブパッキンの上端位置を鉄板の上端位置に一致させる支持板を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の鉄板焼き器
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