JP4052737B2 - パイプ材、棒材等の交差連結具 - Google Patents

パイプ材、棒材等の交差連結具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパイプ材、棒材夫々の相互を角度自在、スライド自在にして交差状に連結固定する場合に使用され、例えば車椅子における車椅子使用者の頭部を支持する頭部支持装置を構成する支柱バー部材を車椅子のハンドルに、また頭部を支える枕部分を任位置に設定調整できるようにした支柱ポスト部材を支柱バー部材に夫々連結固定するものとしたパイプ材、棒材等の交差連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種のパイプ材、棒材等を任意の角度で交差させて連結する交差連結具が多数提案されている。例えば夫々のパイプ材、棒材等の被連結部材P1,P2夫々を握持する基本的にはU字形を呈する一対のクランプ金具を相互に角度自在、揺動自在にして連結したものであり、建築足場における支柱材、梁材等となるパイプ材相互を、各種工作物における棒材相互を夫々に交差連結するのに使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
こうした従来から提案されている交差連結具は、重量的にかさばるパイプ材、棒材等を交差連結すべく耐荷重性が考慮されているためにそれ自体の重量も相当にあり、また交差連結時の安定性を考慮して締付工具等によってしっかりと締結連結されるものとなっている。そのためにかなりに大型のものとなって体裁が悪く、また非力な者には取り扱いが面倒であるばかりでなく、締付工具等がない場合にはその連結角度、位置等を変更すべく緩めることも極めて困難であった。
【0004】
一方、本発明者は車椅子その他の各種の福祉用具の試作、改良等に永年に亙って携わっているところ、車椅子を使用する身体障害者等にあっては自分自身の身体各部を支えること自体が困難な者もおり、特に起き上がり時において頭部を支持する姿勢になるとき自身で頭部を十分に支えられずに頭部がふらつくことが多く、そのために車椅子用の頭部支持装置を提案しているものである。この頭部支持装置は、車椅子のフレームである例えばハンドル部分に取り付けられるパイプ材製の支柱バーと、この支柱バーに取り付けられるパイプ材製の支柱ポストと、この支柱ポストに揺動自在、スライド自在にして取り付けられる枕部材とから構成したものであり、ハンドルと支柱バーとを、また支柱バーと支柱ポストとを交差連結する交差連結手段を組込み使用するものとしたのである。ところがこの交差連結手段として上記したクランプ具から成る交差連結具を使用した場合には、上述したように大型で邪魔になり、その取り扱いが面倒であることと相俟ち、車椅子使用者によって夫々の頭部位置が異なることに対応した取付位置の変更調整が困難なものであった。
【0005】
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えば車椅子使用者におけるその頭部を支持する頭部支持装置においてのパイプ材相互等の交差連結を極めて簡単な機構でありながら確実に固定でき、しかも角度調整、前後左右のスライド位置調整等の操作は非力な者でも簡単に行なえて取扱いが容易であるものとでき、また頭部支持装置の構成部品としてのみならず、この種のパイプ材、棒材等の交差連結用の汎用性ある部材としても利用できるパイプ材、棒材等の交差連結具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため本発明にあっては、相互に交差連結されるパイプ材、棒材等の被連結部材P1,P2夫々に、この被連結部材P1,P2外周面に当接する当接保護材6を介在させて装着されるグリップ状の狭持部材1と、この狭持部材1相互間に挿通されて狭持部材1相互を連結して被連結部材P1,P2夫々を締め付ける締結部材10と、締め付けられる狭持部材1相互の当接部分相互間に介在されて、狭持部材1夫々を離反傾向に弾発付勢させる分離付与手段20とを備えているものである。
狭持部材1は、被連結部材P1,P2外周面に当接する当接部2の端部に被連結部材P1,P2側方に位置して相対峙状になっている左右の狭持片3を連設し、この狭持片3夫々にはボルト挿通孔4を開穿すると共に、狭持片3外側面に凹凸波形状の滑り止め部5を形成して構成することができる。
当接保護材6は、被連結部材P1,P2外周面に当接する湾曲状の外周面を有していて、狭持部材1における相対峙した左右の狭持片3夫々の基部部分である当接部2側夫々に位置されて被連結部材P1,P2外周面との間で対状に配置されるようにしてある。
【0007】
以上のように構成された本発明に係るパイプ材、棒材等の交差連結具にあっては、パイプ材、棒材等の被連結部材P1,P2夫々に装着してある狭持部材1相互を締結部材10によって締結することで被連結部材P1,P2相互を所定の交差角度、連結位置で交差状に締結させる。
締結部材10による狭持部材1夫々に対する締め付けは、狭持部材1における被連結部材P1,P2側方で相対峙している狭持片3相互を近接させて被連結部材P1,P2を強く締め付け、被連結部材P1,P2と狭持部材1との相対的な取付位置を設定し固定する。と同時に、組合せられる狭持部材1夫々において当接されている狭持片3の滑り止め部5相互を噛み合わせ、狭持部材1相互間での回転位相を阻止させて設定された締結状態を維持し、被連結部材P1,P2相互の締結角度を安定した状態で維持する。
狭持部材1相互を当接締結させる狭持片3相互間に介在した分離付与手段20は、締結部材10による締結力の解除時に狭持片3夫々を離反させ、狭持部材1夫々の相対的な回転を円滑にさせて連結角度、更には連結位置のスライド等の再調整を自在に行なわせる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態を説明すると、図において示される符号1は相互に交差するパイプ材、棒材等の被連結部材P1,P2夫々を狭持するようにして装着される基本的にはU字形に形成されているグリップ状の狭持部材であり、この狭持部材1が一対で組合せられて2本の被連結部材P1,P2相互を任意の角度、位置でスライドさせて連結するようになっている。
【0009】
狭持部材1自体は図示のように、被連結部材P1,P2外周面に当接するよう湾曲している当接部2の端部に被連結部材P1,P2側方に位置して相対峙状になっている左右の狭持片3を連設し、この狭持片3夫々にはボルト挿通孔4を開穿すると共に、狭持片3外側面に凹凸波形状の滑り止め部5を形成したものである。ボルト挿通孔4の周縁部分は狭持片3内方側に僅かに窪んでいて、他の狭持部材1と組合せられたときにその狭持部材1における狭持片3との間で後述するスプリングワッシャの如き分離付与手段20が収納される空隙が形成されるものとしてある。また滑り止め部5自体は狭持片3外側面にボルト挿通孔4を中心として放射状の凹凸形状に形成されており、同様に組合せられる他の狭持部材1との狭持片3外側面相互が当接されるときにその凹凸部分夫々が相互に噛み合うようにしてある。なお当接部2自体の形状は被連結部材P1,P2自体の外形に沿うものとなっており、図示のように湾曲している場合に限らず、場合によっては角型となっている被連結部材P1,P2の外形状に対応して矩形状、三角形状その他のものとして形成されることもある。
【0010】
図示にあって狭持片3周縁部分が内方に折曲されることで形成された補強縁によって狭持片3自体が補強されるように考慮してあり、ボルト挿通孔4は図示のように円形状にして開穿される場合に限らず、場合によっては後述する締結部材10の締め付けボルト11の空転を阻止するように角根状に形成したボルトに嵌まり合うように矩形状に形成されることもある。
【0011】
更に狭持部材1内部には狭持する被連結部材P1,P2外周面に当接する湾曲状の外周面を有する、例えば丸パイプ材、円形棒材製の当接保護材6を介装させてある。すなわち狭持部材1における相対峙した狭持片3の基部部分である当接部2側夫々に位置させてその内部に当接保護材6を被連結部材P1,P2外周面との間に介装されるようにして当接保護材6が対状に配置されるのである。この当接保護材6自体は必要があれば狭持部材1内部で溶接によって固着されることもあるが、通常はフリーな回転が可能な状態で挿入されているものとして、狭持片3による相互の締め付け時に被連結部材P1,P2外周面で転動するようにしてきっちりとした締め付け圧着ができるようにしておくのである。そして図2に示すようにその圧着時には狭持片3夫々がほぼ平行状になるように、異なることがある被連結部材P1,P2の径との対応性、接触良好性等を考慮して当接保護材6自体はその径が適宜に変更選定されるものとしてある。
【0012】
なおこの当接保護材6は狭持部材1と被連結部材P1,P2との狭持片3基部部分での空隙内に装入されるものとなっていればよく、狭持部材1に対して分離可能なものとしてあるも、狭持部材1と組合せられたものとなっているもいずれであってもよいものである。ただ狭持部材1と一体状に組合せられるものとするとき、図示を省略したが例えば狭持片3における折曲部分の両側からピン状に突設した突部相互間に当接保護材6を挟み込むように、あるいは軸状に支持するようにしておくことは好ましく、当接保護材6を介在させての狭持部材1の被連結部材P1,P2に対する狭持装着を極めて容易にすることができる。
【0013】
また狭持片3外側面相互を当接させた状態で組合せられる狭持部材1相互を締め付け連結する締結部材10が別に用意されており、この締結部材10は狭持部材1における狭持片3の合致するボルト挿通孔4夫々にいずれか一方の狭持部材1側から挿通される締め付けボルト11と、いずれか他方の狭持部材1側から突出された締め付けボルト11端部にねじ止めされるナット15とを備えて成り、被連結部材P1,P2夫々に装着した一対の狭持部材1夫々を締め付けるものである。図示にあっては締結操作の容易性、簡便性等が得られるように、締め付けボルト11の頭部には締め付けボルト11自体のネジ棒部分を僅かにでもスライドさせるよう押圧彎曲面を有する揺動自在な締め付けハンドル12を装備したものとしてあり、またナット15自体はキャップが被せられていることで手指による直接の回動操作等が容易となるようにしてある。なお締め付けボルト11における頭部、ナット15夫々が当接する狭持部材1における狭持片3の外側面にはワッシャ16が介在されるようにしてある。
【0014】
更に狭持部材1相互が組合せられるときの狭持片3外側面相互間の空隙内には、狭持部材1夫々を離反傾向に弾発付勢する分離付与手段20が装着されている。図示にあっての分離付与手段20は、締結部材10における締め付けボルト11が挿通されるようにして、僅かに撓みが形成されている適数枚のスプリングワッシャから成るものとしてあり、締結部材10によって締め付けられて当接している狭持片3相互が締結部材10による締め付けの解放によって離反し、狭持部材1夫々が自在に相互の連結角度の変更が行なえるものとしてある。なおこの分離付与手段20自体は図示のように撓みのあるスプリングワッシャとする場合に限らず、コイルスプリングとしたり、板バネとしたりすることも可能である。
【0015】
次にこれの使用の一例を説明すると、図1、図2に示すように相互に交差連結すべき被連結部材P1,P2夫々に狭持部材1を狭持装着すると共に、狭持部材1夫々における狭持片3外側面相互を分離付与手段20を介装させて当接し、締結部材10によって締結するのであり、その締結に際しては狭持片3におけるボルト挿通孔4、分離付与手段20夫々に挿通した締め付けボルト11にナット15をねじ止めするのである。このとき被連結部材P1,P2夫々においての締結角度、締結位置等を適宜に設定するように被連結部材P1,P2夫々の交差角度、締結位置等をスライド調整するのである。また設定後にその位置、角度等を変更する場合には、締結部材10による締め付け力を解除して狭持片3相互を僅かに離反した状態として狭持部材1相互による角度調整、狭持部材1内部での被連結部材P1,P2夫々の揺動更にはスライドその他によって最適な位置に再度調整すればよいものである。
【0016】
また本発明に係る交差連結具は種々な用途に利用でき、例えば図3に示すように車椅子Cにおける車椅子使用者の頭部を支持する頭部支持装置Hにおける構成部材として組み込み使用することができる。すなわち車椅子Cにおけるフレーム例えばハンドルFに、支柱バーB、支柱ポストP、枕部材L等から成る頭部支持装置Hを装着するものとするとき、いずれも端部が閉塞されて抜け止め処理が施されているパイプ材にて形成されているハンドルFと支柱バーBとを、また支柱バーBと支柱ポストPとを一対の狭持部材1、締結部材10、分離付与手段20等によって交差連結するのである。このとき特に車椅子使用者にあってはその障害状況等によって車椅子Cに乗るときに頭部位置が種々に異なるのであり、夫々の連結位置における狭持部材1相互の交差角度、支持バーB、支持ポストP等の支持長さその他を無段階に調整できることで、その異なる頭部位置夫々に円滑、速やかに対応設定できるものである。なお不要時には適当な位置に退避するように装着位置を変更したり、必要があれば分解したりすることができる。
【0017】
またこの使用例は、図示のように頭部支持装置Hの構成部材としてのものに限らず、種々な態様のものとして使用できるのは勿論であり、例えば枕部材Lをテーブル板に変更することができるものである。更にこのような車椅子Cの関連部材・装置に限らず、一般的な各種の被連結部材P1,P2の交差連結にも使用できるものである。
【0018】
なお以上の実施の形態においては、2本の被連結部材P1,P2相互を交差連結する場合のものとして説明したが、3本以上の被連結部材P1,P2を交差連結するものとしても構成使用でき、その場合には3個以上の狭持部材1を組合せるものとすればよいものである。また狭持片3においての滑り止め部5は相互に当接する狭持片3夫々における当接部分に形成されていれば足り、狭持片3におけるすべての外側面に形成される必要はないものである。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されており、これがために、パイプ材、棒材等の各種の被連結部材P1,P2相互を極めて簡単な機構でありながら確実に交差連結して固定できると共に、角度調整、前後左右のスライド位置調整等を容易に行なうことができ、またその操作は非力な者でも簡単に行なうことができるから取扱いも容易なものである。また例えば車椅子Cにおける車椅子使用者の頭部を支持するものとする頭部支持装置Hの構成部品としてのみならず、この種のパイプ材、棒材等の交差連結用のものとして汎用性ある部材としても各種の方面に利用できるものである。
【0020】
すなわちこれは本発明において、相互に交差連結される被連結部材P1,P2夫々に、この被連結部材P1,P2外周面に当接する当接保護材6を介在させて装着されるグリップ状の狭持部材1と、この狭持部材1相互間に挿通されて狭持部材1相互を連結して被連結部材P1,P2夫々を締め付ける締結部材10と、締め付けられる狭持部材1相互の当接部分相互間に介在されて、狭持部材1夫々を離反傾向に弾発付勢させる分離付与手段20とを備えたものとしたからであり、これによってパイプ材、棒材等の相互の交差連結、その交差連結角度、位置等の調整の自在性、スライド性等が得られ、取り扱いも容易なものである。
【0021】
また狭持部材1は、被連結部材P1,P2外周面に当接する当接部2の端部に被連結部材P1,P2側方に位置して相対峙状になっている左右の狭持片3を連設し、この狭持片3夫々にはボルト挿通孔4を開穿すると共に、狭持片3外側面に凹凸波形状の滑り止め部5を形成したから、相互に当接している狭持片3によって組合せられる狭持部材1相互を締結部材10によって締結するとき、狭持部材1相互を回転位相させることなくしっかりと固定できるのである。そのため、交差連結させる被連結部材P1,P2相互の交差角度が変動せず、常時安定した状態で維持されるのであり、例えば車椅子C使用者の頭部を支持する頭部支持装置Hの構成部材として使用した場合に、その頭部を安定した状態でしっかりと支持できるのである。
【0022】
更に狭持部材1には、被連結部材P1,P2外周面に当接する湾曲状の外周面を有していて、狭持部材1の狭持片3夫々の基部部分である当接部2側夫々に位置されて被連結部材P1,P2外周面との間で対状に配置される当接保護材6を設けてあるから、締結部材10によって狭持部材1相互を締結するとき、当接保護材6が狭持部材1自体の端縁、例えば狭持片3自体を補強するために縁部が折曲されていることで形成される補強縁等が被連結部材P1,P2外周面に食い込み状に圧入するのを阻止して被連結部材P1,P2外表面の損傷を防止することができる。そればかりでなく当接保護材6が被連結部材P1,P2側面に強く圧着して確実に狭持固定すると共に、被連結部材P1,P2の径等に大小があって異なることがあっても、当接保護材6がこれを柔軟に吸収するようにして対応するのであり、狭持部材1自体を使用する上での汎用性を増大させることができる。
【0023】
また狭持部材1夫々を離反傾向に弾発付勢させる分離付与手段20を、締結部材10によって締め付けられる狭持部材1相互の当接部分相互間に介在してあるから、締結部材10による締結力を解除したときには、狭持部材1夫々の狭持片3相互を簡単に離反することができる。そのために狭持部材1相互間の相対的な回転揺動を簡単に行なうことができるばかりでなく、狭持部材1による狭持力を緩めるから、被連結部材P1,P2相互の交差角度の変更のみならず、被連結部材P1,P2自体の回転、スライドによる位置変更等をも簡単に行なうことができ、例えば頭部支持装置Hにおける枕部材Lの微妙な位置決め設定等を極めて容易に変更調整できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】同じく使用状態の断面図である。
【図3】同じく車椅子における使用者の頭部を支持する頭部支持装置の構成部材として使用した例の斜視図である。
【符号の説明】
P1,P2…被連結部材
B…支持バー C…車椅子
F…ハンドル H…頭部支持装置
L…枕部材 P…支柱ポスト
1…狭持部材 2…当接部
3…狭持片 4…ボルト挿通孔
5…滑り止め部 6…当接保護材
10…締結部材 11…締め付けボルト
12…締め付けハンドル 15…ナット
16…ワッシャ
20…分離付与手段

Claims (3)

  1. 相互に交差連結されるパイプ材、棒材等の被連結部材夫々に、この被連結部材外周面に当接する当接保護材を介在させて装着されるグリップ状の狭持部材と、この狭持部材相互間に挿通されて狭持部材相互を連結して被連結部材夫々を締め付ける締結部材と、締め付けられる狭持部材相互の当接部分相互間に介在されて、狭持部材夫々を離反傾向に弾発付勢させる分離付与手段とを備えていることを特徴とするパイプ材、棒材等の交差連結具。
  2. 狭持部材は、被連結部材外周面に当接する当接部の端部に被連結部材側方に位置して相対峙状になっている左右の狭持片を連設し、この狭持片夫々にはボルト挿通孔を開穿すると共に、狭持片外側面に凹凸波形状の滑り止め部を形成してある請求項1記載のパイプ材、棒材等の交差連結具。
  3. 当接保護材は、被連結部材外周面に当接する湾曲状の外周面を有していて、狭持部材における相対峙した左右の狭持片夫々の基部部分である当接部側夫々に位置されて被連結部材外周面との間で対状に配置されるようにしてある請求項1または2記載のパイプ材、棒材等の交差連結具。
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