JP4052106B2 - シャッタースラット用緩衝材とその取付方法及び取外し方法 - Google Patents

シャッタースラット用緩衝材とその取付方法及び取外し方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッターカーテンを構成するシャッタースラットの連結部分に装着されるシャッタースラット用緩衝材とその取付方法及び取外し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物などの開口部に設置されるシャッター装置を構成するシャッターカーテンは、左右に長尺な短冊状のシャッタースラットを上下の長辺部分にて互いに連結されて構成される。そして、各シャッタースラットは、互いの連結部分で可動可能とされ、例えば開口部の上方に配置されるシャッターケースなどの収納部内にて、シャフトなどの軸体に巻き取られ収納が行われる。
【0003】
このような、シャッタースラットは、巻き取られる際に、連結部分が可動することで軸体に沿い、かつ渦巻き状となって重なるが、この巻き取り時に、内側面となるシャッタースラットの一方の面には、連結部分が突出していることから、先に巻き取られているシャッタースラットの表面、すなわち化粧面に連結部分が接触し、巻回状態となる。このことから、各シャッタースラットの化粧面は、他のシャッタースラットの連結部分によって傷がついたり、変形を起こしたり、化粧面に塗装が施されている場合には、その塗膜が剥離したり、外観を損ねるおそれがある。
【0004】
また、シャッターカーテンを巻き取る際に、その巻き取りが進むにつれて軸体に近い巻回部分ほどシャッタースラット自体の重さが径方向にかかり、この巻回部分においてスラット同士の巻締めが発生し、このことからも、傷や変形が起こったり、この巻締め時の軋み音など騒音が発生するおそれがあった。
【0005】
そこで、下記特許文献1に開示されているようなシャッタースラットの構造、すなわち、シャッタースラットの巻き取り時に内側面となる一方の面にゴムや合成樹脂などの軟質材を被覆した突起を設けた構造が従来開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−247550号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシャッタースラットの構造では、各シャッタースラットの形状が、一般的なシャッタースラットに比べて、特殊な形状となり容易に製造できない。
また、各シャッタースラットの一方の面に突起が形成されていることから、シャッターカーテンとして建物開口などを閉鎖した状態でシャッターカーテン一面に突起が表出し、シャッターカーテンとしての意匠性が損なわれるおそれがある。
さらに、上記した従来技術では、シャッタースラットに形成された突起に軟質材を被覆させる施工が煩雑であり、簡素な構成で、シャッタースラットに対して容易に取り付け、及び取外しを行うことを可能とする構造が望まれていた。
【0008】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、シャッターカーテンを繰り出す際や巻き取り収納する際などの動作中や、巻回状態となった停止中の際に、各シャッタースラット同士で傷や変形を起こすことや、シャッターとしての外観を損ねることを抑止するシャッタースラット用緩衝材を得ることを目的としている。さらに、本発明は、シャッタースラットに対し、簡単に取り付けることを可能とするシャッタースラット用緩衝材を得るとともに、その取り付け、取外しを容易とし、メンテナンス性を向上させるシャッタースラット用緩衝材の取付方法及び取外し方法を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載のシャッタースラット用緩衝材29は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部11に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられるシャッタースラット用緩衝材29であって、
前記一方の連結部9と略同形状の一側に開口32を有する断面略C字形状に形成され、前記一方の連結部9の外側面9cを覆う弾性を備えた合成樹脂製部材よりなり、その外側面における前記一方の連結部の先端縁近傍に位置し、該先端縁から離脱する方向に延出し、前記開口の一方の縁部に略並列して、突出形成される指掛け片33を有するることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載のシャッタースラット用緩衝材は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部11に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられるシャッタースラット用緩衝材29であって、
前記一方の連結部9と略同形状の一側に開口32を有する断面略C字形状に形成され、前記一方の連結部9の外側面9cを覆う弾性を備えた合成樹脂製の本体31と、
該本体31の外側面31aにおける前記一方の連結部9の先端縁9d近傍に位置し、該先端縁9dから離脱する方向に延出し、前記開口32の一方の縁部32aに略並列して、突出形成される指掛け片33と、
前記本体31の外側面31aにおける中途位置に突出形成され、前記長辺部7aに沿う溝部36を備えた係合片35と、
を具備することを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のシャッタースラット用緩衝材は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に、該一方の面8との間に凹溝部15を有して突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部11に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられるシャッタースラット用緩衝材29であって、
前記一方の連結部9と略同形状の一側に開口32を有する断面略C字形状に形成され、前記一方の連結部9の外側面9cを覆う弾性を備えた合成樹脂製の本体31と、
該本体31の外側面31aにおける前記一方の連結部9の先端縁9d近傍に位置し、該先端縁9dから離脱する方向に延出し、前記開口32の一方の縁部32aに略並列して、突出形成される指掛け片33と、
前記本体31の外側面31aにおける中途位置に突出形成され、前記長辺部7aに沿う溝部36を備えた係合片35と、
前記本体31の端縁32bに形成され、前記凹溝部15に嵌入され、該凹溝部15内にて係合する係合突条37と、
を具備することを特徴とする。
【0012】
このような構成のシャッタースラット用緩衝材29によれば、シャッターカーテン3を巻き取り、巻回した状態では、内側面側に連結部9,11が突出するが、各シャッタースラット1の一方の連結部9の外側面9cにシャッタースラット用緩衝材29が被覆するように設けられることから、先に巻き取られているシャッタースラット1の表面には一方の連結部9が直接接触することなく、その外側を覆う合成樹脂製のシャッタースラット用緩衝材29が接触することとなり、すなわち金属同士が接触しないことから、順次巻き取られるシャッタースラット1には接触による傷や塗装面の剥離などの発生が抑止される。
【0013】
また、従来のようなシャッタースラット1の一方の面8に突出した部分がなく、一方の連結部9の外側面9cを覆っているのみであることから、シャッターカーテン3として構成された状態での外観を損ねることが抑止される。
さらに、従来のような一方の面8に突出部分を備えたシャッタースラット1ではなく、シャッタースラット1自体の連結部9の外側面9cに取り付けられる構成であることから、断面略C字形状の連結部を備えた他の形状のシャッタースラットであっても、本発明のシャッタースラット用緩衝材29を適用でき、すなわち汎用性を得ることが可能となる。
【0014】
請求項4記載のシャッタースラット用緩衝材の取付方法は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられる請求項1記載のシャッタースラット用緩衝材29の取付方法であって、
前記一方の連結部9と略同形状の一側に開口32を有する断面略C字形状に形成され、弾性を備えた合成樹脂製部材よりなるシャッタースラット用緩衝材29を、前記シャッタースラット1の一方の連結部9に対し、前記開口32を前記一方の連結部外側面9cに当接させるとともに、該一方の連結部9の長手方向に直交する方向となる外側面31aの外方より押圧して、該一方の連結部9に装着させることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載のシャッタースラット用緩衝材の取付方法は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられる請求項2記載のシャッタースラット用緩衝材29の取付方法であって、
前記本体31を、前記シャッタースラット1の一方の連結部9に対し、前記開口32を前記一方の連結部外側面9cに当接させるとともに、該一方の連結部9cの長手方向に直交する方向となる外側面31aの外方より押圧して、該一方の連結部9に装着させることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載のシャッタースラット用緩衝材の取付方法は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられる請求項3記載のシャッタースラット用緩衝材29の取付方法であって、
前記本体31を、前記シャッタースラット1の一方の連結部9に対し、前記開口32を前記一方の連結部外側面9cに当接させるとともに、該一方の連結部9の長手方向に直交する方向となる外側面31aの外方より押圧して、前記係合突条37を前記凹溝部15内に嵌入させ、前記一方の連結部9に装着させることを特徴とする。
【0017】
このようなシャッタースラット用緩衝材の取付方法によれば、シャッタースラット1に対し、一方の連結部9の外側面9cからシャッタースラット用緩衝材本体29の外側面31aを押圧するのみで取り付けることができ、簡単に取り付けることが可能であり、また、シャッタースラット1の外側面9cから取り付けられることから、シャッターカーテン1として組み立てられた状態であっても容易に取り付けることが可能である。
【0018】
請求項7記載のシャッタースラット用緩衝材の取外し方法は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられる請求項2記載のシャッタースラット用緩衝材29の取外し方法であって、
前記指掛け片33に指42を掛け、前記本体31の開口32を押し広げるように押圧し、前記係合片35の溝部3に係止治具41を掛け、該係止治具41にて前記係合片35を前記一方の連結部9の外側面9cから離反する方向に移動させるとともに、前記係止治具41の移動方向と略同方向となるように前記指掛け片33を押圧し、前記一方の連結部9より離脱させることを特徴とする。
【0019】
請求項8記載のシャッタースラット用緩衝材の取外し方法は、短冊状のスラット本体7の各長辺部7a,7bに形成される連結部9,11にて可動可能に連結されるシャッタースラット1における、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体7の一方の面8に突出し、隣接する他のシャッタースラット1の連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部9に取り付けられる請求項3記載のシャッタースラット用緩衝材の取外し方法であって、
前記指掛け片33に指42を掛け、前記本体31の開口32を押し広げるように押圧し、前記係合片35の溝部36に係止治具41を掛け、該係止治具41にて前記係合片35を前記一方の連結部9の外側面9cから離反する方向に移動させながら、前記凹溝部15内の係合突条37を引き抜くとともに、前記係止治具41の移動方向と略同方向となるように前記指掛け片33を押圧し、前記一方の連結部9より離脱させることを特徴とする。
【0020】
このようなシャッタースラット用緩衝材の取外し方法によれば、係止治具41を用い係合片35と指掛け片33の双方を同時に押圧操作させることで、容易にシャッタースラット1の一方の連結部9から離脱させることができる。
【0021】
そして、上記のようなシャッタースラット用緩衝材の取付方法及び取外し方法によれば、シャッタースラット1に対するシャッタースラット用緩衝材29の取り付け及び取外しが容易であることから、メンテナンス性が向上することとなり、交換作業等の作業性が向上することとなる。特に、シャッタースラット用緩衝材29のシャッタースラット1に対する取り付け/取外しの方向がシャッタースラット1の一方の面8の板面に直交する方向や板面に沿う方向等のシャッタースラット1の一方の連結部9の外側面9cから離反する方向であることから、シャッタースラット1がシャッターカーテン3として組み立てられた後に施工を行うことが可能であり、このことからも既存のシャッターカーテン3に対してシャッタースラット用緩衝材29を現場にて取り付け及び取外しを行うことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるシャッタースラット用緩衝材の実施の形態を示す斜視図、図2は同シャッタースラット用緩衝材をシャッタースラットに取り付けた状態の側面図である。
【0023】
始めに、本発明のシャッタースラット用緩衝材29が用いられるシャッタースラット1、及びこのシャッタースラット1にて構成されるシャッターカーテン3にて説明する。
シャッタースラット1より構成されるシャッターカーテン3は、本実施の形態では、例えば建物の開口の上縁に配設されるシャッターボックス(図示せず)内に水平に配設される巻取軸5に巻き取られることで収納され、このシャッターカーテン3が昇降することで建物開口の開閉が行われる。
【0024】
巻取軸5は、例えば中空パイプ状に形成され、図4に示すように、その外周面に吊元部材を介してシャッターカーテン3が連結され、シャッターカーテン3が巻回されるようになっている。
なお、吊元部材は、シャッターカーテン3を構成するシャッタースラット1と別構造の板状部材としてもよく、また、シャッタースラット1自体を巻取軸5にボルトなどの締結固定部材25にて固定することで吊元部材としても良く、本実施の形態では、図5に示すように、後述するシャッタースラット1自体を吊元部材として用いる。なお、図示しないが、巻取軸5の直径によっては、シャッタースラット1の中途部分を折曲して、巻取軸5の外周面に沿うように形成し、吊元部材として構成しても良い。
【0025】
本実施の形態におけるシャッターカーテン3は、図2に示すように、鋼板などの金属製板材が用いられ、平板状で左右に長尺な短冊状に形成されるシャッタースラット1が、上下の長辺部7a,7b同士を連結した構成とされる。
【0026】
シャッタースラット1は、図1,2に示すように、平板状のスラット本体7と、このスラット本体7の上下縁に形成され他のシャッタースラット1と連結するための連結部としての係合部9,11とで構成される。各係合部9,11は、スラット本体7の下縁となる一方の長辺部としての下長辺部7aに一体的に形成される一方の連結部としての第一の係合部9と、スラット本体7の上縁となる他方の長辺部としての上長辺部7bに一体的に形成される他方の連結部としての第二の係合部11とでなる。
【0027】
第一の係合部9は、シャッターカーテン3として巻き取られる際に内側面となるスラット本体7の一方の面としての裏面8に突出し、このスラット本体7の下長辺部7aに沿って形成される。この第一の係合部9は、下長辺部7aを兼ねる一方の開口縁部9aと、一方の開口縁部9aと対向する他方の開口縁部9bとを有する奥拡がりな断面略C字状に形成される。他方の開口縁部9bには、一方の開口縁部9aより内方に向かって屈曲部12を介して係合縁13が延設される。そして、隣接する他のシャッタースラット1、すなわち下方に位置するシャッタースラット1に向いてスリット状に開口する。
【0028】
なお、スラット本体7の下長辺部7aに位置する第一の係合部9の外側面9cとスラット本体7の裏面8との間には、間隙を備え、図1,2に示すように上方が開口する凹溝部15が形成され、本実施の形態では奥拡がりに形成され、この奥方が拡幅部15aとされる。
【0029】
第二の係合部11は、スラット本体7の上長辺部7bに沿い、スラット本体7の裏面8側にスラット本体8の板面に対して斜め上方に延出して形成される。この第二の係合部11は、本実施の形態では、図2に示すように、スラット本体7に対して斜めに延出するとともに、断面略w字状の波形に形成され、またその先端縁11aがスラット本体7の裏面8側に鋭角に折り返され略鉛直方向に延び略V字状に折曲形成される。
【0030】
そして、この第二の係合部11は、隣接する他のシャッタースラット1、すなわち上方に位置するシャッタースラット1の第一の係合部9の内側に嵌入し、先端縁11aが前記第一の係合部9内にて屈曲部12に上方から当接し係合縁13と係合しあう。
【0031】
なお、この第二の係合部11の波状形成部分は、図2に示すように、第一の係合部9に嵌入されスラット1同士が連結状態となった際に、第一の係合部9の一方の開口縁部9aの外側面に対応した湾曲面となり、各スラット1が上下に連なって連結した状態となると各スラット本体7表面が略面一になる。
【0032】
また、シャッタースラット1には、図3(a)に示すように、シャッタースラット1の長手方向端縁部分における第一の係合部9のシャッタースラット11端縁から長手方向所定距離の位置に、シャッタースラット1の長手方向に直交して第一の係合部9の係合縁13側略半部に達する切込み19が形成され、また、図3(a)に示すように、第二の係合部11を上記切込み19に対応する位置からシャッタースラット1の長手方向端縁までを略矩形状に切欠き、第二の係合部11に当接端縁21が形成される。
【0033】
これら切込み19と当接端縁21は、各シャッタースラット1を第一,第二の係合部9,11同士で連結した状態で、長手方向に互いに抜け落ちないようにする規制手段とされる。
【0034】
すなわち、各シャッタースラット1を各係合部9,11にて連結した後に、予め形成される上記切込み19の位置から第一の係合部9の端縁までを、切込み19の深さの位置でスラット本体7の裏面8側に工具などを用いてかしめるように折曲し、図3(b)の破線で示すように、略C字状の第一の係合部9を中途で折り曲げ歪曲形成し、この切込み19により形成された片状部分17を第一の係合部9内方に突出させ、この切込み端縁23に、隣接して連結された他のシャッタースラット1の第二の係合部11の当接端縁21を対向させる。これにより第二の係合部11の両端は、第一の係合部9の両端に設けられた各切込み端縁23の間に配置されることとなり、第一の係合部9に対して第二の係合部11が長手方向のスライド移動を規制され、すなわち連結された各シャッタースラット1が互いに長手方向に抜け落ちることがなくなる。
【0035】
次に、上記したシャッタースラット1に取り付けられる本発明のシャッタースラット用緩衝材としてのカバー29について説明する。
カバー29は、合成樹脂製部材よりなり、好ましくは、耐衝撃性,耐摩耗性に優れた高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)などの弾性を有する硬質な合成樹脂材が好適に用いられる。このカバー29は、シャッタースラット1の一方の係合部の外側面を被覆するように設けられる。本実施の形態のカバー29は、シャッタースラット1の下縁に位置する断面略C字形状の第一の係合部9の外側面9cを被覆する。
【0036】
このカバー29は、図1,2に示すように、本体31と、指掛け片33と、係合片35と、係合突条37とで構成され、本実施の形態では、これらが一体に形成されている。
本体31は、スラット本体7の一方の連結部である第一の係合部9と略同形状とされ、この第一の係合部9の外側面9cの外形状と同等の内側面を有した一側に開口32を有する断面略C字状に形成されている。
【0037】
指掛け片33は、本体31の開口32の一方の縁部32aに略並列し、この本体31の外側面31aに突設されている。カバー29として第一の係合部9に取り付けた状態で、この係合部9の先端縁9d近傍に位置し、この先端縁9dから離脱する方向に延出して、スラット本体7の裏面8と略平行となって第二の係合部11とは反対の方向に突出する。
【0038】
係合片35は、本体31の外側面31aにおける中途位置に突出形成されている。この係合片35は、中途が略L字状に形成されて本体外側面31aに対して突出し、この外側面31aとで溝部36が形成されている。この溝部36は、カバー29を係合部9に取り付けた状態でスラット本体7の裏面8に対して略直交する外方向となるとともに、前記長辺部7aに沿う溝となって形成される。
【0039】
係合突条37は、本体31の端縁としての開口32の他方の縁部32bに形成されている。本実施の形態では、先端が略ヘ字状に外方へ屈曲形成され本体31の湾曲形状から変向した形状となっている。そして、スラット本体7の第一の係合部9に取り付けた状態で、この第一の係合部9と裏面8とで形成される凹溝部15内に嵌入するとともに、奥拡がりなこの凹溝部15内の拡幅部15aで係合状態となる。
なお、このカバー29は、シャッタースラット1と略同等の長さ、或いはやや短く形成されている。
【0040】
そして、このカバー29は、各シャッタースラット1同士を各係合部9,11にて連結しシャッターカーテン3となった後、或いは、各係合部9,11にて連結する以前に、各シャッタースラット1の第一の係合部9に取り付けられる。この第一の係合部9に取り付けられた状態は、図2に示すように、係合突条37が、スラット本体7の裏面8と、第一の係合部9の外側面9cとの間の凹溝部15に嵌入しており、スラット本体7の裏面8と第一の係合部9の外側面9cとの間隙に位置し、第一の係合部9の外側面9c全体を覆う。
【0041】
また、このカバー29が第一の係合部9に取り付けられている状態での各シャッタースラット1同士の連結状態は、図2及び図4に示すように、各第一の係合部9の外側面9cを覆い、指掛け片33が下方に延び、係合片35が裏面8より離反する方向の突出するような方向となる。
【0042】
次に、上記構成のシャッタースラット用緩衝材であるカバー29のシャッタースラット1への取付手順及び取外し手順について説明する。
予め、各シャッタースラット1は第一、第二の係合部9,11にて連結されシャターカーテン3として構成しておく。
【0043】
まず、図6(a)に示すように、シャッタースラット1の裏面8側より、第一の係合部9に対して、本体31の開口32を係合部外側面9cに沿わせた状態で当接させる。
【0044】
次に、図6(b)に示すように、本体31の外側31aから係合部9の長手方向に直交する方向で、カバー29自体の弾性に抗して外方より押圧させる。この押圧操作によりカバー29は開口32が押し広げられる。
【0045】
図6(c)に示すように、押圧を続けることで、本体開口32より係合部9がカバー29内に進入するようになり、カバー29の係合突条37が凹溝部15内に嵌入する。
そして、図6(d)に示すように、シャッタースラット1の係合部9の外側面9cがカバー29に覆われて装着され、取り付けが完了する。
【0046】
なお、装着されたカバー29は、上述した第一の係合部9の両端近傍に予め形成されている各切込み19間に配置される。
【0047】
次に、シャッタースラット1に装着されているカバー29を取り外す手順について説明する。
なお、カバー29を取り外す際に、係止治具41を用いる。この係止治具は、本実施の形態では、例えば、マイナスドライバーなどの工具を係止治具として用いる。
【0048】
まず、図7(a)に示すように、係合部9に装着状態のカバー29に対して、カバー29の指掛け片33に指42を掛け、開口32を拡げるようにスラット本体7の裏面8側から第二の係合部11側に押圧する。
同時に、図7(b)に示すように、マイナスドライバー41の先端41aを溝部36に差し込み、この溝部36に掛けた状態で係合片35をスラット本体7の裏面8に沿わせ、第一の係合部9の外側面9cから離反する方向となる第二の係合部11の方向に移動させる。
【0049】
そして、凹溝部15内の係合突条37を引き抜き、かつカバー29自体の弾性に抗して開口32を押し広げ、これら指42とマイナスドライバー41との略同方向の押圧移動により、図7(c)に示すように、係合部9よりカバー29を離脱させる。これにより、図7(d)に示すように、取外しが完了となる。
【0050】
なお、マイナスドライバー41などの係止治具を用いずに、指掛け片33のみを押圧しても、カバー29の本体31が係合部9の外側面に沿って周方向に滑り、このことから、カバー29の係合突条37が凹溝部15内方向へ移動しようとすることで、この係合部9からは脱落することがない。
【0051】
従ってこのように構成されたシャッタースラット用緩衝材であるカバー29にによれば、シャッターカーテン3を巻き取り、巻回した状態では、内側面側(裏面8側)に各係合部9,11が図5に示すように突出するが、各シャッタースラット1の第一の係合部9の外側面9cにカバー29が被覆するように設けられることから、先に巻き取られているシャッタースラット1の表面には第一の係合部9が直接接触することなく、その外側を覆うカバー29が接触することとなり、すなわち金属同士が接触しないことから、順次巻き取られるシャッタースラット1は接触による傷や塗装面の剥離などの発生が抑止される。
【0052】
また、シャッターカーテン3が、収納部に収納される際や収納部から繰り出される際などの動作中に、収納部内で巻き締めなどが起きても、先に巻き取られているシャッタースラット1の表面に対しては、第一の係合部9の外側面9cにカバー29が被覆されていることから、上記同様にシャッタースラット1同士の接触による傷や変形、さらには軋み音などの騒音が発生することも抑止される。
【0053】
さらに、従来のようなシャッタースラットの裏面に突出した部分がなく、第一の係合部9の外側面9cを覆っているのみであることから、シャッターカーテン3として構成された状態での外観を損ねることが抑止される。特に、シャッタースラット1が着色されている場合などに、このカバー29を同色の着色樹脂材で構成させることで違和感のない、意匠性の統一したシャッターカーテン3を得ることが可能となる。
【0054】
また、従来のような裏面に突出部分を備えたシャッタースラットではなく、シャッタースラット自体の係合部(連結部)の外側面に取り付けられる構成であることから、上記したような形状の係合部(連結部)9を備えた他の形状のシャッタースラットであっても、本発明のシャッタースラット用緩衝材(カバー)29を適用でき、すなわち汎用性を得ることが可能となる。
【0055】
さらに、上記構成のカバー29(シャッタースラット用緩衝材)によれば、シャッタースラット1に対し、係合部9の外側面から押圧するのみで取り付けることができ、簡単に取り付けることが可能であり、また、シャッターカーテン3として組み立てられた状態であっても容易に取り付けることが可能である。
【0056】
また、シャッタースラット1からの取外しについても、係止治具41を用い係合片35と指掛け片33の双方を同時に押圧操作させることで、容易にシャッタースラット1の係合部9から離脱させることができる。
【0057】
そして、上記のように、シャッタースラット9に対するカバー29の取り付け及び取外しが容易であることから、メンテナンス性が向上することとなり、交換作業等の作業性が向上することとなる。特に、カバー29のシャッタースラット1に対する取り付け/取外しの方向がシャッタースラット裏面8の板面に直交する方向や板面に沿う方向であることから、シャッタースラット1がシャッターカーテン3として組み立てられた後に施工を行うことが可能であり、このことからも既存のシャッターカーテン3に対してカバー29を施工現場にて取り付け及び取外しを行うことが可能となる。
【0058】
また、カバー29をシャッタースラット1と略同等の長さとして構成したので、カバー29の長手方向両端が、シャッターカーテン3の両縁を案内支持するガイドレール(図示せず)内に位置することとなり、このことから、シャッターカーテン3の裏面として、ガイドレールの開口溝の一側に摺接する部分が、カバー29と接触することとなり、シャッターカーテン3開閉時の摺接音などを低減させることが可能となる。また、シャッターカーテン3で建物開口を閉鎖状態とした所謂全閉状態とした際における強風などによる揺れや煽りが発生しても、各スラット1の裏面側では、振動音(風振音)等が軽減され、すなわち、シャッターカーテン3の閉鎖状態における騒音も低減できることとなる。
【0059】
なお、上述した実施の形態では、シャッタースラット1の下縁を第一の係合部9とし上縁を第二の係合部11として、第一の係合部9にカバー29を設ける構成とした例について述べたが、シャッタースラット1の上縁を第一の係合部とし、ここにカバーを設ける構成としてもよく、また、シャッタースラット1の連結方向を上下ではなく、左右方向や水平方向など、その他の方向としてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によるシャッタースラット用緩衝材では、シャッターカーテンを巻き取り、巻回した状態では、内側面側に連結部が突出するが、各シャッタースラットの一方の連結部の外側面にシャッタースラット用緩衝材が被覆するように設けられることから、先に巻き取られているシャッタースラットの表面には一方の連結部が直接接触することなく、その外側を覆うシャッタースラット用緩衝材が接触することとなり、すなわち金属同士が接触しないことから、順次巻き取られるシャッタースラットは接触による傷や塗装面の剥離などの発生が抑止される。
【0061】
また、シャッターカーテンが、収納部に収納される際や収納部から繰り出される際などの動作中に、収納部内で巻き締めなどが起きても、先に巻き取られているシャッタースラットの表面に対しては、一方の連結部の外側面にシャッタースラット用緩衝材が被覆されていることから、上記同様にシャッタースラット同士の接触による傷や変形、さらには軋み音などの騒音が発生することも抑止される。
【0062】
さらに、従来のようなシャッタースラットの裏面に突出した部分がなく、一方の連結部の外側面を覆っているのみであることから、シャッターカーテンとして構成された状態での外観を損ねることが抑止される。特に、シャッタースラットが着色されている場合などに、このシャッタースラット用緩衝材をシャッタスラットと略同色の着色樹脂材で構成させることで違和感のない、意匠性の統一したシャッターカーテンを得ることが可能となる。
【0063】
また、従来のような裏面に突出部分を備えたシャッタースラットではなく、シャッタースラット自体の連結部の外側面に取り付けられる構成であることから、断面略C字形状の連結部を備えた他の形状のシャッタースラットであっても、本発明のシャッタースラット用緩衝材を適用でき、すなわち汎用性を得ることが可能となる。
【0064】
さらに、本発明のシャッタースラット用緩衝材の取付方法によれば、シャッタースラットに対し、連結部の外側面から押圧するのみで取り付けることができ、簡単に取り付けることが可能であり、また、シャッターカーテンとして組み立てられた状態であっても容易に取り付けることが可能である。
【0065】
また、本発明のシャッタースラット用緩衝材の取外し方法によれば、係止治具を用い係合片と指掛け片の双方を同時に押圧操作させることで、容易にシャッタースラットの連結部から離脱させることができる。
【0066】
そして、上記のように、シャッタースラットに対するシャッタースラット用緩衝材の取り付け及び取外しが容易であることから、メンテナンス性が向上することとなり、交換作業等の作業性が向上することとなる。特に、シャッタースラット用緩衝材のシャッタースラットに対する取り付け/取外しの方向がシャッタースラット裏面の板面に直交する方向や板面に沿う方向であることから、シャッタースラットがシャッターカーテンとして組み立てられた後に施工を行うことが可能であり、このことからも既存のシャッターカーテンに対してシャッタースラット用緩衝材を施工現場にて取り付け及び取外しを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッタースラット用緩衝材の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同シャッタースラット用緩衝材をシャッタースラットに取り付けた状態でのシャッターカーテンの側面図である。
【図3】同シャッタースラット用緩衝材をシャッタースラットに取り付けた状態の背面図を(a)に側面図を(b)に示した図である。
【図4】同シャッタースラット用緩衝材をシャッタースラットに取り付けた状態でのシャッターカーテンの巻き取り状態を示す側面図である。
【図5】同シャッタースラット用緩衝材をシャッタースラットに取り付けた状態でのシャッターカーテンの巻き取り状態を示す側面図である。
【図6】同シャッタースラット用緩衝材をシャッタースラットに取り付ける手順を示す側面図である。
【図7】同シャッタースラット用緩衝材をシャッタースラットより取り外す手順を示す側面図である。
【符号の説明】
1…シャッタースラット
7…スラット本体
7a,7b…長辺部
8…一方の面(裏面)
9…一方の連結部(第一の係合部)
9c…外側面
9d…先端縁
11…他方の連結部(第二の係合部)
15…凹溝部
29…シャッタースラット用緩衝材(カバー)
31…本体
31a…外側面
32…開口
32a…一方の縁部
32b…端縁(他方の縁部)
33…指掛け片
35…係合片
36…溝部
37…係合突条

Claims (8)

  1. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられるシャッタースラット用緩衝材であって、
    前記一方の連結部と略同形状の一側に開口を有する断面略C字形状に形成され、前記一方の連結部の外側面を覆う弾性を備えた合成樹脂製部材よりなり、その外側面における前記一方の連結部の先端縁近傍に位置し、該先端縁から離脱する方向に延出し、前記開口の一方の縁部に略並列して、突出形成される指掛け片を有することを特徴とするシャッタースラット用緩衝材。
  2. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられるシャッタースラット用緩衝材であって、
    前記一方の連結部と略同形状の一側に開口を有する断面略C字形状に形成され、前記一方の連結部の外側面を覆う弾性を備えた合成樹脂製の本体と、
    該本体の外側面における前記一方の連結部の先端縁近傍に位置し、該先端縁から離脱する方向に延出し、前記開口の一方の縁部に略並列して、突出形成される指掛け片と、
    前記本体の外側面における中途位置に突出形成され、前記長辺部に沿う溝部を備えた係合片と、
    を具備することを特徴とするシャッタースラット用緩衝材。
  3. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に、該一方の面との間に凹溝部を有して突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられるシャッタースラット用緩衝材であって、
    前記一方の連結部と略同形状の一側に開口を有する断面略C字形状に形成され、前記一方の連結部の外側面を覆う弾性を備えた合成樹脂製の本体と、
    該本体の外側面における前記一方の連結部の先端縁近傍に位置し、該先端縁から離脱する方向に延出し、前記開口の一方の縁部に略並列して、突出形成される指掛け片と、
    前記本体の外側面における中途位置に突出形成され、前記長辺部に沿う溝部を備えた係合片と、
    前記本体の端縁に形成され、前記凹溝部に嵌入され、該凹溝部内にて係合する係合突条と、
    を具備することを特徴とするシャッタースラット用緩衝材。
  4. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられる請求項1記載のシャッタースラット用緩衝材の取付方法であって、
    前記一方の連結部と略同形状の一側に開口を有する断面略C字形状に形成され、弾性を備えた合成樹脂製部材よりなるシャッタースラット用緩衝材を、前記シャッタースラットの一方の連結部に対し、前記開口を前記一方の連結部外側面に当接させるとともに、該一方の連結部の長手方向に直交する方向となる外側面の外方より押圧して、該一方の連結部に装着させることを特徴とするシャッタースラット用緩衝材の取付方法。
  5. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられる請求項2記載のシャッタースラット用緩衝材の取付方法であって、
    前記本体を、前記シャッタースラットの一方の連結部に対し、前記開口を前記一方の連結部外側面に当接させるとともに、該一方の連結部の長手方向に直交する方向となる外側面の外方より押圧して、該一方の連結部に装着させることを特徴とするシャッタースラット用緩衝材の取付方法。
  6. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられる請求項3記載のシャッタースラット用緩衝材の取付方法であって、
    前記本体を、前記シャッタースラットの一方の連結部に対し、前記開口を前記一方の連結部外側面に当接させるとともに、該一方の連結部の長手方向に直交する方向となる外側面の外方より押圧して、前記係合突条を前記凹溝部内に嵌入させ、前記一方の連結部に装着させることを特徴とするシャッタースラット用緩衝材の取付方法。
  7. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられる請求項2記載のシャッタースラット用緩衝材の取外し方法であって、
    前記指掛け片に指を掛け、前記本体の開口を押し広げるように押圧し、前記係合片の溝部に係止治具を掛け、該係止治具にて前記係合片を前記一方の連結部の外側面から離反する方向に移動させるとともに、前記係止治具の移動方向と略同方向となるように前記指掛け片を押圧し、前記一方の連結部より離脱させることを特徴とするシャッタースラット用緩衝材の取外し方法。
  8. 短冊状のスラット本体の各長辺部に形成される連結部にて可動可能に連結されるシャッタースラットにおける、巻き取り時に内側面となる前記スラット本体の一方の面に突出し、隣接する他のシャッタースラットの連結部に対し、その外側を覆って連結となる断面略C字形状の一方の連結部に取り付けられる請求項3記載のシャッタースラット用緩衝材の取外し方法であって、
    前記指掛け片に指を掛け、前記本体の開口を押し広げるように押圧し、前記係合片の溝部に係止治具を掛け、該係止治具にて前記係合片を前記一方の連結部の外側面から離反する方向に移動させながら、前記凹溝部内の係合突条を引き抜くとともに、前記係止治具の移動方向と略同方向となるように前記指掛け片を押圧し、前記一方の連結部より離脱させることを特徴とするシャッタースラット用緩衝材の取外し方法。
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