JP4051653B2 - 部材連結構造及びその連結方法並びに傘立て - Google Patents

部材連結構造及びその連結方法並びに傘立て Download PDF

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、組み立ての容易な部材連結構造及びその連結方法に関するものである。更に、具体的なものとして、組み立て可能な傘立てに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋼板製、アルミニューム製、ステンレス製等の部材を方形形状に連結して組み立てる時は、当該連結部に於いて強度を得る手段として、該部分が剛体と成るように柱状体のものが形成されるようにする手段があるが、その手段として別体の強度のある部材を溶接したり、ビス、ピン等の連結手段を使用して剛性の生じる連結をしたりするものが知られている。
【0003】
図7の(イ)は、別体の柱状体を配設し、その露出面側からビス等で締め付け、その後、別途コーナー部材等のカバー部材Aを装着してビス頭等を隠ぺいしている。
【0004】
また、図7(ロ)は、L字型の金具を両側壁間に取り付け、ビス等で連結後、上記同様にコーナー部材Bを装着し、ビス頭等を隠ぺいしている。
更に、図7(ハ)は、柱状体に適宜係止手段を設け、その係止手段により両側壁を連結している。
【0005】
また、図7(ニ)は、側壁側に突起を形成し、その突起を柱状体に嵌合させることにより、両側壁を連結している。
更に、図7(ホ)は、柱状体の側壁を内側に延ばし該延出部を利用して両側壁を連結している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来より知られている連結手段は、各板状体或いは枠組体等の縁部に配設した連結手段により当該部分を連結しているが、それらを連結する場合、係合、嵌合、螺合、重合等の様々な連結手段が採用されている。それらの連結部を強固とするためには、上記の通り別体の部材を使用したり、別途ビス等の連結手段を必要とし、別部材を取り付ける作業とか、そのための締め付け工具も必要であり施工上問題があった。
更に、完成後は、ビス等の連結手段が表面に露出するので、図7(イ)(ロ)に示すカバー体A、B等により、それらを隠ぺいしていたので、上記同様に施工時間がかかり、別の工具も必要とし、カバー部材等を別途用意する必要もあり極めて不便なものであった。
【0007】
また、図7(ハ)(ニ)に示すような連結方法は、側壁との連結が強固でなく、連結強度上問題が有った。
更に、図7(ホ)に示すように、ビス等を使用する位置を、表面側に露出しない隠れた部位で連結する場合もあるが、そのような部位は連結しにくい箇所であり、その連結に手間がかかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために成されたもので、連結が簡単に出来、その連結部が表面に露出せず、連結部がコーナーの隅部のみと成るので分かりにくく、且つ強固に連結することの出来る部材連結構造及びその組み立て方法を提供するものである。
【0009】
その具体的手段として、上桟部材及び下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した一方の連結部材と、他の上・下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した他方の連結部材とを直交する隅部に配設し、該両連結部材の一方の片となる基板部の端部相互及び他方の片となる端部相互を各々連結部材の内側において嵌合することにより該連結部を剛性のある柱状体としてなる部材連結構造を特徴とする。
【0010】
また、連結部を一方は連結凹部、他方を該連結凹部に嵌合する膨出状突起とした部材連結構造を特徴とする。
【0011】
更に、上桟部材及び下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した一方の連結部材と、他の上・下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した他方の連結部材とを直交する隅部で連結する方法において、両者のいずれか一方の連結部材を他方の連結部材の上方部或いは下方部より両者の連結部材の一方の片相互及び他方の片相互の各々の嵌合部にスライドさせて連結する部材の連結方法を特徴とする。
【0012】
また、連結部を一方は連結凹部、他方を該連結凹部に嵌合する膨出状突起とした部材の連結方法を特徴とする。
【0013】
更に、上桟部材及び下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した一方の連結部材と、他の上・下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した他方の連結部材とを直交する隅部に配設し、該両連結部材の一方の片となる基板部の端部相互及び他方の片となる端部相互を各々連結部材の内側において嵌合することにより該連結部を剛性のある柱状体とし、上記上・下桟部材及び連結部材とによって矩形の枠組体を形成し、各々対向する上桟部材間の空間に傘を所定位置に配置するための仕切り部材を配置した傘立てを特徴とする。
【0014】
また、連結部材の一方の片となる基板部の下方に形成した開口部に、可撓性のある挿入部と該挿入部から突出したテーパー状突起を有する脚の該突起を嵌合することにより柱状体の下端脚としてなる傘立てを特徴とする。
【0015】
更に、枠組体の上桟部材の内側に突起及び溝を形成し、該突起及び溝により傘の仕切り部材を係止取り付けした傘立てを特徴とする。
【0016】
また、各々対向する下桟部材間の空間に傘の先端部を支持する仕切りのある水溜め皿部を配置した傘立てを特徴とする。
【0017】
更に、枠組体の上桟部材と下桟部材との間に補強桟部材を設け、該補強桟部材に傘の仕切り部材を取り付けた傘立てを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の部材連結構造及びその組み立て方法を、傘立ての実施例に沿って以下に説明する。
【実施例】
図1は、傘立て1の実施例を示している。
傘立て1は、立方体に組み立てられるもので、上桟部材2、下桟部材3、該両桟部材2、3の端部に形成された連結部材4、5とより成る枠部材6と、同じく上桟部材7、下桟部材8、該両桟部材7、8の端部に形成された連結部材9、10とより成る枠部材11より成り、該枠部材6、11を連結することによって連結部材を剛性のある柱状体と成るように形成し、その内側に仕切り部材12を取り付けたことを特徴とする傘立て1である。
【0019】
枠部材6の上桟部材2は、図2の側面図の断面に示すように、アルミニュームの押出し成形より成る軽量で剛性の有る方形状の中空管で、その内側には仕切り部材12を載置するための突起13を形成している。突起13の上部には、該仕切り部材12を係止する係止溝14を形成している。
【0020】
また、中空管の空間部には、連結部材4、5を取り付けるためのネジ受け孔15を形成する。連結部材4、5側からネジ16を挿入し、該ネジ受け孔15に螺合することにより、連結部材4、5を取り付ける。
【0021】
枠部材6の下桟部材3は、同じく図2の側面図の断面に示すように、方形状のアルミニュームの押出し成形より成る中空管で、その内側には水溜め皿部17を載置するための突起18を形成している。
また、中空管の空間部には、連結部材4、5を取り付けるためのネジ受け孔19を形成する。連結部材4、5側からネジ20を挿入し、該ネジ受け孔19に螺合することにより、連結部材4、5を取り付ける。
【0022】
上記上桟部材2と下桟部材3との間の適宜位置に補強桟部材21を取り付けることも可能である。該補強桟部材21はアルミニュームの押出し成形より成る剛性の有る方形状の中空管で、中空管の空間部には、連結部材4、5と取り付けるネジ受け孔22、22を形成する。連結部材4、5側からネジ16を挿入し、該ネジ受け孔22、22に螺合することにより、連結部材4、5に取り付ける。
【0023】
また、補強桟部材21は、補強の他に、仕切り部材23を載置する部材として兼用することも出来る。この場合は上記上桟部材2と同様に、その内側の下部には下部に位置する仕切り部材23を載置するための突起24を形成する。突起24の上部には、該仕切り部材23を係止する係止溝25を形成する。
【0024】
枠部材11は、上記枠部材6と同様の形状を有し、その上桟部材7は、図3の側面図に示す断面のように、上桟部材2と同形状のアルミニュームの押出し成形より成る剛性の有る方形状の中空管で、その内側には仕切り部材12を載置するための突起26を形成する。突起26の上部には、係止溝27を形成する。
【0025】
また、中空管の空間部には、連結部材9、10を取り付けるためのネジ受け孔28を形成する。連結部材9、10側からネジ16を挿入し、該ネジ受け孔28に螺合することにより、連結部材9、10を取り付ける。
【0026】
枠部材11の下桟部材8は、同じく図3の側面図に示す断面のように、下桟部材3と同形状のアルミニュームの押出し成形より成る方形状の中空管で、その内側には水溜め皿部17を載置するための突起29を形成する。
また、中空管の空間部には、連結部材9、10を取り付けるためのネジ受け孔30を形成する。連結部材9、10側からネジ20を挿入し、該ネジ受け孔30に螺合することにより、連結部材9、10を取り付ける。
【0027】
上記上桟部材7と下桟部材8との間の適宜位置に、補強桟部材21と同形状のアルミニュームの押出し成形より成る補強桟部材31を取り付けることも可能である。該補強桟部材31は剛性の有る方形状の中空管より成り、中空管の空間部には、連結部材9、10と取り付けるネジ受け孔32、32を形成する。連結部材9、10側からネジ16を挿入し、該ネジ受け孔32、32に螺合することにより、連結部材9、10に取り付ける。
【0028】
また、該補強桟部材31は、補強の他に、仕切り部材23を載置する部材を兼用することも出来る。この場合は上記上桟部材7と同様に、その内側の下部には下部に位置する仕切り部材23を載置するための突起33を形成する。突起33の上部には、該仕切り部材23を係止する溝34を形成する。
【0029】
連結部材4、5は、アルミニュームの押出し成形より成る軽量で剛性の有る断面L字形状とし、基板部35は、上桟部材2及び下桟部材3或いは補強桟部材21と直交して結合する。基板部35側から上記ネジ16、20を桟部材2、3、21のネジ受け孔15、19、22に螺合することにより、結合することに成る。
【0030】
他方、該基板部35と直交する突出部36は、外方へ突出形成する。湾曲状に突出させることも可能である。
基板部35の先端部には、外方に開口した溝を有する連結凹部37を形成し、突出部36の先端部には、同様に外方に開口した溝を有する連結凹部38を形成する。上記連結凹部37、38は、膨出状の筒状態とされ、該筒状態の一部を切欠して開口溝を形成した形状としている。
【0031】
連結部材9、10は、鋼板製、アルミニューム製、ステンレス製等の剛性の有る断面L字形状とし、基板部39は、上桟部材7及び下桟部材8或いは補強桟部材31と直交して結合する。基板部39側から上記ネジ16、20を桟部材7、8、31のネジ受け孔28、30、32に螺合することにより、結合することに成る。
【0032】
他方、該基板部39と直交する突出部40は、外方へ突出形成する。湾曲状に突出させることも可能である。
基板部39の先端部には、外方に突出した膨出状突起41を形成し、突出部40の先端部には、外方に突出した膨出状突起42を形成する。
上記膨出状突起41、42は、枠部材6と枠部材11との連結時に、隣接する枠部材6、11の各々連結凹部37、38に対向する位置に形成され、該連結凹部37、38の凹部内側空間と膨出状突起41、42の外形形状とはほぼ同一形状とする。
【0033】
上記連結凹部37、38と膨出状突起41、42は、剛体より形成しているので、その連結は上方或いは下方より挿入する嵌合連結と成る。上記連結により、箱型形状の部材連結構造体を形成することが出来る。
該連結部材4、5、9、10及び連結凹部37、38と膨出状突起41、42は剛性のある部材より形成し、且つ上記連結部は対角線の位置で強固に嵌合されることに成るので、結合した状態では、全体が剛体の柱状体を形成する。その結果、四隅の柱状体と該柱状体間を連結する桟部材とより成る箱型部材連結構造を形成する。
【0034】
柱状体が形成される上端部は、図5に示すように、蓋体43を被覆する。該蓋体43は、その裏面側に形成した脚を連結部材4、5、9、10で囲まれた空間44に挿入することにより、取り付けることが出来る。
他方、柱の下端部は、図3に示すように、その下方部より脚45を挿入する。脚45は、ベース板46、合成樹脂製等の可撓性のある立ち上がり挿入部47及び嵌合部48とより形成している。該嵌合部48は立ち上がり挿入部47よりさらに立ち上がり、可撓性のあるテーパー状突起を形成し、連結部材4、5、9、10の基板部35、39側に形成した開口部49に嵌合することによって固定する。
図3(ニ)に示すように、上記脚45にナット部を構成し、脚45側から下桟部材3、或いは下桟部材8へ向けてネジにより螺合することにより、脚45の取り付けと同時に桟部材の連結を行うことも可能である。
また、枠部材の位置する連結部材に開口部を形成しておくことにより、該開口部を利用して適宜手段により枠部材と連結部材とを連結することも可能である。
【0035】
上記各々の基板部35、39に嵌合部48を係止することにより、脚45が固定すると同時に、連結部材相互の上下方向のズレを防止することが出来る。
また、上記箱体を解体するときは、該脚45のいずれかの嵌合部48を内側に押すことにより、その可撓性により嵌合が外れ、連結部材相互の嵌合状態を外すことが可能と成る。
【0036】
図4は仕切り部材12の平面図を示し、格子状に連結した縦横の枠材50より形成している。該枠材50はその断面形状を折り曲げた山型形状とし、その頂部を上部に位置して形成している。
上記仕切り部材12は、上桟部材2、7の突起13、26上に載置することになるが、その係合のために、上桟部材2、7と接する枠材50に突起51を適数個形成する。該突起51は、上桟部材2、7に形成された溝14、27に係合することに成る。
上記突起51は、上桟部材2、7の何れかに接する側の枠材50のみに設けるだけでも良い。
上記実施例では上桟部材2のみに係合している。
上記上桟部材2の長さは、2倍、3倍等することも可能であり、それに応じて、仕切り部材12を2個或いは3個並べることに成る。その時には隣接する外周側の枠材50相互が対向位置に配設されることに成り、突起51の形成により枠材50間に隙間を生じるので、この短手側の突起51は割愛されている。
【0037】
図5は仕切り部材12を枠部材6、11によって形成した箱体部材連結構造に取り付けた状態を示している。
上記縦横の枠材50によって形成された空間52に傘を挿入することに成る。
【0038】
下桟部材3、8の突起18、29には、水溜め皿部材17を載置するが、該水溜め皿部材17は、周辺部を立ち上げると同時に上記仕切り部材12の縦横の枠材50と同様の位置に突起53を設けて仕切りを形成し、傘の先端部のズレを防止している。
【0039】
補強桟部材21、31は、補強の他に図6に示すように、仕切り部材23を載置する部材を兼用することが出来る。この場合は上記上桟部材2と同様に、その下部の突起24、33に仕切り部材23を載置固定する。
この仕切り部材23により、より安定した状態で傘を所定区画の空間内に立てることが可能と成る。
【0040】
上記のように、本発明の部材連結構造を用いた傘立てであれば、組み立てが容易でありながら軽量で剛性の高いものが得られる。
従って、在庫としてストックする場合に、組み立て以前の状態で保管することが可能であり、部品の共通化と合わせ管理が容易と成る。
【0041】
【発明の効果】
上記構成より成る本発明は、板状体或いは枠組体より成る部材相互を、該部材の両端部に形成したL字型の剛体を、隣接するL字型剛体と連結することにより、当該連結部は、対角線の位置での連結と成り、四角形の4隅の全てが剛体と成り剛性のある柱状体とすることが出来、強度のある部材連結構造を得ることが可能と成った。
【0042】
また、相互の連結は、連結凹部と、該連結凹部に嵌合する膨出状突起とによる上下方向からの嵌合と成るため、当該連結部が目だつことが無く、その連結部を隠ぺいする必要が無く、綺麗な連結部を得ることが可能である。
【0043】
更に、L字型連結部材相互の抜け止めを可撓性のある部材による係合手段によって行っているので、係合が簡単に行え、両部材が外れることがない。一方、上記可撓性のある部材を外方より押圧することにより、連結部材相互の連結状態を解除することが出来、部材連結構造を解体することが出来る。
【0044】
従って、部材連結構造を組み立てるまでは部品の平板状の状態で梱包、運搬することが出来、取り扱いが容易と成った。また、解体して分別廃棄することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部材連結構造の斜視図。
【図2】(イ)本発明の枠部材の平面図。
(ロ)本発明の枠部材の正面図。
【図3】(イ)本発明の枠部材の平面図。
(ロ)本発明の枠部材の正面図。
(ハ)本発明の枠部材の一部断面側面図。
(ニ)脚部分の断面図。
【図4】(イ)本発明の仕切り部材の平面図。
(ロ)本発明の仕切り部材の正面図。
(ハ)本発明の仕切り部材の側面図。
【図5】本発明の仕切り部材を枠部材に取り付けた平面図。
【図6】(イ)本発明の枠部材の正面断面図。
(ロ)本発明の枠部材の正面断面図。
(ハ)本発明の枠部材の平面図。
【図7】(イ)コーナー部材の従来例の断面図。
(ロ)コーナー部材の従来例の断面図。
(ハ)コーナー部材の従来例の断面図。
(ニ)コーナー部材の従来例の断面図。
(ホ)コーナー部材の従来例の断面図。
【符号の説明】
A・・・支柱
B・・・溝
C・・・支持アーム
D・・・基板
E・・・締付ネジ
1・・・傘立て
2・・・上桟部材
3・・・下桟部材
4、5・・・連結部材
6・・・枠部材
7・・・上桟部材
8・・・下桟部材
9、10・・・連結部材
11・・枠部材
12・・仕切り部材
13・・突起
14・・係止溝
15・・ネジ受け孔
16・・ネジ
17・・水溜め皿部
18・・突起
19・・ネジ受け孔
20・・ネジ
21・・補強桟部材
22・・ネジ受け孔
23・・仕切り部材
24・・突起
25・・係止溝
26・・突起
27・・係止溝
28・・ネジ受け孔
29・・突起
30・・ネジ受け孔
31・・補強桟部材
32・・ネジ受け孔
33・・突起
34・・溝
35・・基板部
36・・突出部
37、38・・連結凹部
39・・基板部
40・・突出部
41、42・・膨出状突起
43・・蓋体
44・・空間
45・・脚
46・・ベース板
47・・立ち上がり挿入部
48・・嵌合部
49・・開口部
50・・枠材
51・・突起
52・・空間
53・・突起

Claims (9)

  1. 上桟部材及び下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した一方の連結部材と、他の上・下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した他方の連結部材とを直交する隅部に配設し、該両連結部材の一方の片となる基板部の端部相互及び他方の片となる端部相互を各々連結部材の内側において嵌合することにより該連結部を剛性のある柱状体としてなることを特徴とする部材連結構造。
  2. 連結部を一方は連結凹部、他方を該連結凹部に嵌合する膨出状突起としたことを特徴とする請求項1に記載の部材連結構造。
  3. 上桟部材及び下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した一方の連結部材と、他の上・下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した他方の連結部材とを直交する隅部で連結する方法において、両者のいずれか一方の連結部材を他方の連結部材の上方部或いは下方部より両者の連結部材の一方の片相互及び他方の片相互の各々の嵌合部にスライドさせて連結することを特徴とする部材の連結方法。
  4. 連結部を一方は連結凹部、他方を該連結凹部に嵌合する膨出状突起としたことを特徴とする請求項3に記載の部材の連結方法。
  5. 上桟部材及び下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した一方の連結部材と、他の上・下桟部材とその各々の両端部に接して直交するL字状型の連結部材とを該連結部材の一方の片となる基板部側からビス螺合した他方の連結部材とを直交する隅部に配設し、該両連結部材の一方の片となる基板部の端部相互及び他方の片となる端部相互を各々連結部材の内側において嵌合することにより該連結部を剛性のある柱状体とし、上記上・下桟部材及び連結部材とによって矩形の枠組体を形成し、各々対向する上桟部材間の空間に傘を所定位置に配置するための仕切り部材を配置したことを特徴とする傘立て。
  6. 連結部材の一方の片となる基板部の下方に形成した開口部に、可撓性のある挿入部と該挿入部から突出したテーパー状突起を有する脚の該突起を嵌合することにより柱状体の下端脚としてなることを特徴とする請求項5に記載の傘立て。
  7. 枠組体の上桟部材の内側に突起及び溝を形成し、該突起及び溝により傘の仕切り部材を係止取り付けしたことを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載の傘立て。
  8. 各々対向する下桟部材間の空間に傘の先端部を支持する仕切りのある水溜め皿部を配置したことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1に記載の傘立て。
  9. 枠組体の上桟部材と下桟部材との間に補強桟部材を設け、該補強桟部材に傘の仕切り部材を取り付けたことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1に記載の傘立て。
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