JP4050545B2 - 温室用外被フィルムの開閉装置及び温室 - Google Patents

温室用外被フィルムの開閉装置及び温室 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビニルフィルム、ポリオレフィン系フィルム、フッ素系フィルムなどのプラスチックフィルムを外被として用いる温室用外被フィルムの開閉装置及び該温室用外被フィルムの開閉装置を備えた温室に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記した各種プラスチックフィルムを外被として用いる温室は、通常、軽量なパイプ材を骨組み材として用い、これをアーチ状に配置してプラスチックフィルムを張設しており、外観上、略かまぼこ型をなしている。そして、この種のプラスチックフィルムは、強風等に煽られることによるばたつき等をできるだけ小さくするために、所定の張力をかけて設けられている。
【0003】
かかる温室において換気部材として開閉されるのは、温室の側面部を形成している部分のみである。側面部の下部には、設置面に対して固定配設される固定フィルム(固定張り)が設けられており、該固定張りに側面部下縁の一部が重なり合うように設けることで、側面部下縁の所定の範囲を自由端として、巻き取り軸を巻き付けて開閉可能としても、該巻き取り軸が重りの役割を果たすことも相俟って、閉鎖時における固定フィルムとの隙間を防ぐ手段を講じやすいことによる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、温室内の換気効率の点を考慮すると、換気用の開口は、側面ではなく、天井部に設けることが好ましい。ガラス温室の場合には、ガラス窓を天井付近に設けることが行われているが、プラスチックフィルムを外被として用いた温室の場合には、換気用の開口は、上記した理由から側面部のみに設けられているに過ぎない。
【0005】
プラスチックフィルムを外被として用いる温室において、仮に、天井部に換気用の開口を形成するに当たって、上記した側面部に形成する場合と同様に、その下縁(一方の端縁)に巻き取り軸を巻き付け、換気部材としてのプラスチックフィルムを巻き取り巻き戻しして開閉する構成とすると、重力により常に巻き戻し方向に付勢される側面部に設ける場合と異なり、プラスチックフィルムに張力をかけるための付勢手段が別途必要となる。このため、換気部材を構成するプラスチックフィルムの一方の端縁に巻き取り軸を取り付けた場合には、他方の端縁を常時引っ張る方向に付勢する手段を設ける必要が生じる。従って、かかる構造とした場合には、換気部材としてのプラスチックフィルムの一方の端縁側と他方の端縁側の両方に、外被を構成しているプラスチックフィルムとの間の隙間対策手段が必要となり、構造が複雑となる。
【0006】
また、通常、側面部のみを開閉可能に設けられるプラスチックフィルムを、さらに天井付近まで開口するような構成とすることも考えられる。この場合には、隙間対策手段としては、従来と同様に、側面部を開閉するプラスチックフィルムと固定張りとの間だけで済む。しかしながら、かかる構成では、側面部の下縁から順次巻き取り軸によってプラスチックフィルムが天井付近まで巻き取られることにより初めて天井付近が開口することになり、換気効率の優れた天井付近を最初に開口させるという操作ができないという問題がある。また、巻き取り軸によるプラスチックフィルムの巻き取り量及び巻き戻し量が多くなるため、プラスチックフィルムの開閉に時間がかかる。
【0007】
本発明は上記した点に鑑みなされたものであり、プラスチックフィルムを外被として用いていながら、換気効率を考慮して天井部等の任意部位に換気部材を形成することができ、当該換気部を形成している外被フィルムのみを最初に開閉したり、あるいは任意のタイミングで選択的に開閉したりすることが可能になると共に、換気部材を形成するプラスチックフィルムと他の部位との隙間対策手段を施す箇所が少なくて済み、さらに、換気部材としてのプラスチックフィルムの開閉時間が長くなることがなく、室内温度や天候等の変化に合わせて迅速に開閉可能な応答性に優れた温室用外被フィルムの開閉装置及び温室を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、温室の外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する温室用外被フィルムの開閉装置であって、
基端が固定された温室用外被フィルムの先端に連結される先導部材と、
前記温室用外被フィルムの基端と先端との間に設けられ、温室用外被フィルムをその中途部から巻回可能な中間巻き取り軸と、
前記先導部材を牽引し、温室用外被フィルムを展開する展開手段と
を具備し、
前記展開手段が、前記先導部材に連結される牽引ベルトと、該牽引ベルトを巻回するベルト巻き取り軸とを備えて構成され、
前記ベルト巻き取り軸の回転により牽引ベルトを巻回して温室用外被フィルムを展開する際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与するための制動機構が前記中間巻き取り軸に連結されて設けられ、
前記中間巻き取り軸が回転して温室用外被フィルムを巻き取る際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与する制動機構が前記ベルト巻き取り軸に連結されて設けられていることを特徴とする温室用外被フィルムの開閉装置を提供する。
請求項2記載の本発明では、前記各制動機構により発揮される制動力が、それぞれ5N・m〜20N・mの範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の温室用外被フィルムの開閉装置を提供する。
請求項3記載の本発明では、前記中間巻き取り軸及びベルト巻き取り軸のいずれか少なくとも一方に、逆転防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の温室用外被フィルムの開閉装置を提供する。
請求項4記載の本発明では、温室の天井部を挟んだ一方の側面部寄りに前記温室用外被フィルムの基端が固定されており、前記展開手段を構成するベルト巻き取り軸が、他方の側面部寄りに設けられ、前記温室用外被フィルムの動作により、温室の天井部を開閉可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の温室用外被フィルムの開閉装置を提供する。
請求項5記載の本発明では、温室の外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する温室用外被フィルムと、
請求項1〜4のいずれか1に記載の温室用外被フィルムの開閉装置と
を具備することを特徴とする温室を提供する。
請求項6記載の本発明では、温室の天井部を形成する外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する天井用の温室用外被フィルムと、
前記天井用の温室用外被フィルムの少なくとも一方の端部に隣接して配設され、温室の各側面部を形成する外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する側面用の温室用外被フィルムとを備えてなり、
前記天井用の温室用外被フィルムが、
基端が固定されて設けられ、
その先端に連結される先導部材と、
基端と先端との間に設けられ、中途部から巻回可能な中間巻き取り軸と、
前記先導部材を牽引して展開する展開手段とを具備し、
前記展開手段が、前記先導部材に連結される牽引ベルトと、該牽引ベルトを巻回するベルト巻き取り軸とを備えて構成され、
前記ベルト巻き取り軸の回転により牽引ベルトを巻回して温室用外被フィルムを展開する際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与するための制動機構が前記中間巻き取り軸に連結されて設けられ、
前記中間巻き取り軸が回転して温室用外被フィルムを巻き取る際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与する制動機構が前記ベルト巻き取り軸に連結されて設けられた温 室用外被フィルムの開閉装置により支持されていることを特徴とする温室を提供する。
請求項7記載の本発明では、前記各制動機構により発揮される制動力が、それぞれ5N・m〜20N・mの範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項6記載の温室を提供する。
請求項8記載の本発明では、前記中間巻き取り軸及びベルト巻き取り軸のいずれか少なくとも一方に、逆転防止手段が設けられていることを特徴とする請求項6又は7記載の温室を提供する。
【0009】
(作用)
本発明によれば、換気部材となる温室用外被フィルムの中途部に中間巻き取り軸が配設されている。従って、展開手段により先導部材が牽引されることにより、中間巻き取り軸に巻回された温室用外被フィルムが巻き戻され、換気部となる開口が閉じられていく。一方、中間巻き取り軸が上記と逆方向に回転することにより、温室用外被フィルムが該中間巻き取り軸に巻き取られ、換気部となる開口が開放されていく。この際、中間巻き取り軸が、温室用外被フィルムの基端と先端との間の中途部に設けられており、温室用外被フィルムにおける該中間巻き取り軸の前後に位置する部位が同時に巻き取り又は巻き戻されるため、換気部材としての温室用外被フィルムを速やかに開閉できる。また、換気部材としての温室用外被フィルムは、基端を任意の骨組み材等に固定して設けることができるため、換気部材として機能するかかる温室用外被フィルムの配設位置に拘わらず、基端側においては温室の外被を形成している他のフィルムとの間で隙間なく密閉的に設けることができ、温室の側面部を形成する側面フィルムとの間で隙間対策手段を施す必要がない。
従って、天井部を形成する温室用外被フィルムを換気部材として機能させる際に本発明は特に有効であり、また、従来の側面部を開閉する構造と組み合わせることにより、温室用外被フィルム全体を選択的に開閉できる温室を容易に提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1は本発明の一の実施形態にかかる温室用外被フィルムの開閉装置10を示す概略斜視図である。この図に示したように、本実施形態の温室用外被フィルムの開閉装置10は、先導部材11、中間巻き取り軸12、牽引ベルト13、ベルト巻き取り軸14を有して構成される。本実施形態においては、温室20の天井部Aが換気部として開口する構成となっており、符号21が該天井部Aを形成すると共に、換気部材として該天井部Aの開口を開閉する温室用外被フィルム(天井換気用フィルム)である。なお、図1においては省略しているが、温室の各側面部Bには、温室用外被フィルム(側面フィルム)が固定的にあるいは開閉可能に設けられる。
【0011】
上記した天井換気用フィルム21は、温室の一方の側面部Bとの境界付近に、長手方向に沿って配設された骨組みの一つであるフィルム保持フレーム30に、基端21aが固定されて配設される。フィルム保持フレーム30又は該フィルム保持フレーム30に併設された他のフレームには、一方の側面部Bを形成する側面フィルム(図示せず)の上端が固定されるため、天井換気用フィルム21の基端21aと側面フィルムとの間には隙間が形成されず、密閉的に設けられる。従って、天井換気用フィルム21を設けても、その基端21aに隣接する側面フィルムとの間で、隙間対策手段を施す必要がない。
【0012】
天井換気用フィルム21の他端(先端)21bには、先導部材11が固定される。先導部材11は、天井換気用フィルム21の先端を、開閉方向に直交する方向に沿って大きく蛇行させることなく牽引するために設けられるものであり、その構造は限定されるものではないが、本実施形態では、温室の長手方向に沿って配設されるパイプ材等の長尺な棒状部材を用いている。
【0013】
天井換気用フィルム21の基端21aと先導部材11が固定される先端21bとの間には、中間巻き取り軸12が設けられる。中間巻き取り軸12は、天井換気用フィルム21の開閉方向に略直交する方向に沿って、本実施形態では温室の長手方向に沿って設けられ、天井換気用フィルム21の中途部が巻き付けられている。従って、該中間巻き取り軸12が一方向(図1においてX方向)に回転した場合には、天井換気用フィルム21のうち、中間巻き取り軸12を挟んで両側に位置する部位が同時に巻き取られていき、他方向(図1においてY方向)に回転した場合には、中間巻き取り軸12を挟んで両側に位置する部位が同時に巻き戻されていく。なお、天井換気用フィルム21は、中間巻き取り軸12を挟んで両側に位置する部位が2枚に分割されていてもよいし、一枚物であってもよい。
【0014】
先導部材11には、長手方向に沿って所定間隔ごとに牽引ベルト13の一端13aが連結される。牽引ベルト13の他端13bは、他方の側面部C寄りに、長手方向に沿って設けられたベルト巻き取り軸14に連結される。従って、ベルト巻き取り軸14が一方向(図1においてX方向)に回転すると、牽引ベルト13はベルト巻き取り軸14から引き出されていき、他方向(図1においてY方向)に回転すると、牽引ベルト13はベルト巻き取り軸14に巻き付けられていく。なお、本実施形態では、上記した牽引ベルト13及びベルト巻き取り軸14により、本発明の展開手段を構成している。また、牽引ベルト13としては、図1に示したように所定の幅のある平ベルトを用いると、左右に巻きぶれが生じても円滑に重ね巻きされるため好ましいが、これに限定されるものではなく、ワイヤ部材やチェーン等を用いることも可能である。
【0015】
中間巻き取り軸12及びベルト巻き取り軸14は、いずれも制動機構12a,14aに支持されていることが好ましい。制動機構12a,14aは、天井換気用フィルム21に所定の張力を付与し、ばたつきを防止するために設けられ、かかる機能を果たすものであればどのような構造のものであってもよい。例えば、軸受け部回りに粘性液体が充填された回転ダンパや、バネやゴムの弾性力を利用した緩衝器などを用いることができる。また、本実施形態では、中間巻き取り軸12をX方向に回転させることによって、天井換気用フィルム21を巻き取り、牽引ベルト13がベルト巻き取り軸14から引き出され、ベルト巻き取り軸14をY方向に回転させることによって、牽引ベルト13を巻き取り、中間巻き取り軸12から天井換気用フィルム21を引き出させて展開する構成である。従って、中間巻き取り軸12に設ける制動機構12aは、X方向に回転する際には、制動力が機能しないようにワンウエイクラッチを介在させ、ベルト巻き取り軸14に設ける制動機構14aは、Y方向に回転する際に制動力が発揮しないようなワンウエイクラッチを介在させることが好ましい。これにより、中間巻き取り軸12をX方向に回転させた際には、ベルト巻き取り軸14がX方向に回転するため、該ベルト巻き取り軸14に連結された制動機構14aの制動力が機能し、ベルト巻き取り軸14をY方向に回転させた際には、中間巻き取り軸12がY方向に回転するため、該中間巻き取り軸12に連結された制動機構12aの制動力が機能する。
なお、制動機構12a,14aにより発揮される制動力は、5N・m〜20N・mの範囲となるように設定されていることが好ましい。この範囲を下回る場合には、天井換気用フィルム21の開閉動作時おける張力が不足してばたつきが生じやすく、この範囲を上回る場合には、張力が高すぎて天井換気用フィルム21に亀裂等を生じる恐れがある。より好ましい制動力は、8N・m〜15N・mの範囲である。
【0016】
中間巻き取り軸12及びベルト巻き取り軸14を回転動作させる駆動機構は、本実施形態では、各端部に連結された滑車部材12b,14bと、各滑車部材12b,14bに無端状に掛け回されたチェーン12c,14cとにより構成されている。すなわち、チェーン12c,14cを任意の方向に引き下ろすことにより、滑車部材12b,14bをX方向又はY方向に回転させて、中間巻き取り軸12又はベルト巻き取り軸14を回転駆動させる構造である。もちろん、これはあくまで一例であり、チェーンに代えてベルト部材を用いることもできるし、中間巻き取り軸12又はベルト巻き取り軸14に駆動伝達軸(図示せず)を連結し、これに操作ハンドルをさらに連結して駆動させる構造とすることもできる。また、手動ではなくモータを用いた電動式とすることもできる。但し、いずれの場合でも、中間巻き取り軸12は、天井換気用フィルム21の巻き取り又は巻き戻しに伴ってその位置が変化するため、本実施形態のように滑車部材12bが中間巻き取り軸12と共に移動する構成とするなど、中間巻き取り軸12の位置変化に追随して駆動力を伝達できる機構とする必要がある。
【0017】
次に、本実施形態にかかる温室用外被フィルムの開閉装置10の作用を説明する。まず、図1に示した状態から、天井換気用フィルム21を閉じる場合には、チェーン14cを操作してベルト巻き取り軸14をY方向に回転させる。これにより、牽引ベルト13がベルト巻き取り軸14に巻き取られていき、先導部材11がベルト巻き取り軸14に接近する方向に引っ張られ、中間巻き取り軸12に巻き付けられている天井換気用フィルム21が巻き戻されていき、展張されていく。この際、中間巻き取り軸12に連結された制動機構12aの制動力が機能するため、天井換気用フィルム21は所定の張力が付与された状態で巻き戻されていき、展張時におけるばたつきが抑制される。
【0018】
図2に示したように、先導部材11が、他方の側面部Cを形成している側面フィルムを支持するフィルム保持フレーム31付近に至ると、天井換気用フィルム21によって天井部Aに形成された開口が全て閉じられる。但し、天井換気用フィルム21に固定された先導部材11と他方の側面部Cを形成している側面フィルムとの間は、該天井換気用フィルム21の閉鎖時において隙間が生じないような隙間対策手段を施す必要がある。かかる隙間対策手段は任意であるが、例えば、先導部材11の閉鎖動作方向前端側に、先導部材11に庇状の突片11aを一体的に設け、この突片11aが他方の側面部Cの一部にオーバーラップする構造とすることにより、両者間に生じる隙間を被覆することができる。先導部材11がアルミニウム等の金属製や合成樹脂製である場合には、突片11aを一体成形して設けてもよいし、両者を別体に成形してネジ等により固定することもできる。また、金属等の硬質の部材に限らず、プラスチックフィルムを用いることも可能である。
【0019】
一方、天井換気用フィルム21を閉鎖状態から開放する場合には、チェーン12cを操作して中間巻き取り軸12をX方向に回転させる。これにより、該中間巻き取り軸12は、天井換気用フィルム21を、その中途部から巻き付けていく。この結果、該天井換気用フィルム21における中間巻き取り軸12を挟んだ部位の両方が一緒に巻き付けられるため、迅速に巻き付けられ、天井部Aに形成された開口を開放していく。従って、温室内において最も温度が高くなる領域である天井付近に溜まる熱を迅速に外部に排出でき、応答性に優れた換気機能を発揮させることができる。なお、ベルト巻き取り軸14には、X方向に回転する際に制動力を発揮する制動機構14bが設けられているため、牽引ベルト13を介して、天井換気用フィルム21には、中間巻き取り軸12に巻き取られていく間、先導部材11をベルト巻き取り軸14に引きつける方向に張力が加わる。従って、天井換気用フィルム21を巻き取る際におけるばたつきも抑制することができる。
【0020】
天井換気用フィルム21が中間巻き取り時12に全て巻き取られると、該中間巻き取り軸12は、一方の側面部Bとの境界であるフィルム保持フレーム30付近に至る。
【0021】
ここで、中間巻き取り軸12及びベルト巻き取り軸14は、本実施形態においては、上記した制動機構12a,14aに支持されており、天井換気用フィルム21の開閉時におけるばたつきが防止されるが、天井換気用フィルム21の閉鎖時や開閉途中で停止させた場合には、中間巻き取り軸12及びベルト巻き取り軸14のうちの少なくとも一方の逆転を防止する必要がある。かかる逆転防止手段としては、各滑車部材12b,14bとの連結部に設けられる各種ギアの組み合わせ等からなる減速機構(図示せず)のギア比を調整するなどして、該減速機構に担わせることも可能であるが、その場合には、滑車部材12b,14bを回転させる操作力との兼ね合いが問題となる。従って、逆転防止手段は、減速機構に担わせるのではなく、別途の機構として設けることが好ましく、本実施形態では、図3に示した逆転防止手段を採用している。
【0022】
この逆転防止手段は、中間巻き取り軸12の端部及び滑車部材12bの減速機構との間に配設した連結軸15の周囲に固定される外面角形の角形管部材16と、該角形管部材16に嵌合可能な角部を内周面に備えたジョイント管17と、該ジョイント管17に連結された係合パイプ17aとを備えて構成されている。すなわち、天井換気用フィルム21の開閉動作時には、係合パイプ17aを操作してジョイント管17を角形管部材16から離脱させておき、停止時においては、係合パイプ17aを任意の角度となるように上下に回動させた上で、ジョイント管17を角形管部材16に嵌合させ、該係合パイプ17aの端部等を任意の不動部に係止する構成である。これにより、減速機構に負荷をかけることなく、中間巻き取り軸12の逆転を防止できる。
【0023】
また、ジョイント管17の角形管部材16に対する離接操作を容易にするため、中間巻き取り軸12には固定環18を設けておき、該固定環18とジョイント管17との間に、ジョイント管17を常態において固定環18から離接する方向に付勢するコイルスプリング18a等の付勢手段を設けておくことが好ましい。そして、該固定環18とジョイント管17との間には両者を連結するリンク部材19を設けると共に、このリンク部材19を構成する各リンクの接続部に連結される線材19aと、該線材19aを引っ張ったり緩めたりする操作レバー19bを上記係合パイプ17aに付設する。これにより、操作レバー19bを一方に回動させた場合には、線材19aが緩み、コイルスプリング18aの弾性力によって、ジョイント管17が角形管部材16に接近していき嵌合する。一方、操作レバー19cを他方に回動させた場合には、線材19bが引っ張られ、リンク部材19の各リンクの接続部が手前に突出するため、ジョイント管17がコイルスプリング18の弾性力に抗して、固定環18に接近する方向にスライドし、角形管部材16の外周から離脱する。
【0024】
なお、このような逆転防止手段は、中間巻き取り軸12の各端部付近、及びベルト巻き取り軸14の各端部付近のうちのいずれか少なくとも1カ所に設けられればよいが、1カ所のみとする場合には中間巻き取り軸12に設けることが好ましい。
【0025】
図4は、本発明の他の実施形態を示す概念図であり、天井部Aを形成する外被フィルムを2分割し、一方の天井換気用フィルム51の先端51bと他方の天井換気用フィルム71の先端71bとが突き合わせられるようにし、両者を上記実施形態と同様の開閉装置40,60で支持する構成としたものである。すなわち、一方の天井換気用フィルム51を、先導部材41、中間巻き取り軸42、牽引ベルト43、ベルト巻き取り軸44を有する一方の開閉装置40により支持し、他方の天井換気用フィルム71を、先導部材61、中間巻き取り軸62、牽引ベルト63、ベルト巻き取り軸64を有する他方の開閉装置60により支持した構成である。
【0026】
この場合にも、一方の天井換気用フィルム51の基端51aは、一方の側面部Bを形成する側面フィルムとの間に隙間が形成されることなく固定され、他方の天井換気用フィルム71の基端71aは、他方の側面部Cを形成する側面フィルムとの間に隙間が形成されることなく固定される。従って、隙間対策手段としては、各先導部材41,61が突き合った際に、両者間の隙間を覆い隠す庇状の突片41aをいずれか少なくとも一方に設けるだけで済み、温室内で最も高温となる天井付近の熱を迅速に排出できるという上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
【0027】
なお、図4に示した態様では、一方の天井換気用フィルム51の先端51bが温室の天井部頂部を乗り越え、他方の側面部C寄りの位置で、他方の天井換気用フィルム71の先端71bと突き合わせられるようになっているが、この突き合わせ位置は限定されるものではない。
【0028】
本発明は、換気部材として機能させる外被フィルムの基端と先端との間に中間巻き取り軸を設け、該外被フィルムを中途から巻き付けていく構成としたことを特徴とする。このため、換気部材を構成する外被フィルムの基端を固定した状態で配置でき、プラスチックフィルムを外被として使用した温室において、換気用開口の形成位置の自由度を増すことができる。従って、上記各実施形態のように、温室の天井部Aに対応する外被フィルム(天井換気用フィルム21,51,71)を開閉可能な換気部材として構成することもできるし、天井部Aの頂部よりもいずれかの側面部B,Cに偏った位置のみに形成することもできる。さらに、上記実施形態では、天井部Aに対応する外被フィルムを一枚で形成するか(図1及び図2の天井換気用フィルム21)、あるいは二枚で形成している(図4の天井換気用フィルム51,71)が、もちろん、これらはあくまで一例であり、天井部Aに対応する外被フィルムを3分割以上で構成して、そのそれぞれに本発明を適用することもできる。また、天井部Aの一部、例えば、頂部付近のみを固定フィルム(固定張り)として、その両側又は片側を覆う外被フィルムに本発明を適用し、該固定張りの下方に先導部材が進入可能な構成とすることで、天井部Aを隙間無く閉鎖できる構造を容易に形成することもできる。但し、換気効率の点からは、頂部を固定張りで覆うのではなく、上記各実施形態のように、頂部も含めて開放し得る構成が好ましい。
【0029】
また、側面部B,Cのいずれかを形成する側面フィルムも含め、天井換気用フィルムと側面フィルムを実質的に一体物として取り扱うことで、本発明の開閉装置を用いて温室の略半分を覆う外被フィルムの全てを開閉可能な構成とすることもできる。さらには、側面部B,Cを形成する両方の側面フィルムと天井換気用フィルムとの全てを実質的に一体物として取り扱って本発明の開閉装置を適用することにより、温室を被覆する外被フィルムの全てを開閉可能な構成とすることもできる。但し、この場合には、天井付近を最初に開閉することができず、側面フィルムの下縁から順次開口していくことになるため、換気の迅速性を考慮すると上記各実施形態のように天井換気用フィルムを側面フィルムと切り離して別体にして本発明を適用する構成が好ましい。
【0030】
また、上記各実施形態のように天井部Aを形成する外被フィルム(天井換気用フィルム)を設けた場合には、側面部B,Cのみが開閉する従来の温室と比較して、換気効率の点で優れている。従って、側面部B,Cを構成する側面フィルムを開閉可能とするか否かは任意であり、該側面フィルムを開閉しない構成とすることもできるが、換気効率をさらに上げるために、該側面フィルムも開閉する構成とすることがより好ましい。これにより、天井部の迅速な開閉という機能を保持したまま、側面フィルムも併せて実質的に全面開放することができると共に、温室内の温度に応じて、各フィルムを選択的に開閉することにより、より細かな温度制御を行うことができる。なお、この場合の側面フィルムを開閉する手段は任意であり、例えば、従来と同様に、その下縁から巻き取り軸により巻き取り巻き戻しする手段を採用することができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、換気部材として機能させる温室用外被フィルムの基端と先端との間に中間巻き取り軸を設け、該外被フィルムを中途から巻き付けていくことができる構成である。このため、換気部材を構成する外被フィルムの基端を固定した状態で設けることができ、プラスチックフィルムを外被として用いていながら、従来と比較して余分な隙間対策手段を必要とせずに、換気効率を考慮して天井部等の任意部位に換気用開口を形成することができる。従って、例えば、天井部、側面部のそれぞれを覆う外被フィルムを、独立して動作する換気部材として構成することができ、天井部を覆う外被フィルムのみを最初に開閉したり、あるいは任意のタイミングで選択的に開閉したりすることが可能となり、温室内外の温度環境等に考慮したよりきめ細やかな換気制御を行うことができる。また、換気部材として機能させる外被フィルムの中途に中間巻き取り軸を配置した構成であるため、換気部材としての該外被フィルムの開閉時間が長くなることがなく、室内温度や天候等の変化に合わせて迅速に開閉可能で応答性に優れている。
【0032】
また、中間巻き取り軸及び展開手段を構成するベルト巻き取り軸に制動機構を設けることにより、換気部材として機能する温室用外被フィルムの開閉時においても所定の張力を付与でき、風等によるばたつきを防止でき、安定した開閉動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一の実施形態にかかる温室用外被フィルムの開閉装置を配置した温室を示す斜視図でる。
【図2】図2は、上記実施形態にかかる温室用外被フィルムの開閉装置の動作を説明するための図である。
【図3】図3は、上記実施形態で用いた逆転防止手段の構造を説明するための図である。
【図4】図4は、本発明の温室用外被フィルムの開閉装置を用いた温室の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10,40,60 温室用外被フィルムの開閉装置
11,41,61 先導部材
12,42,62 中間巻き取り軸
13,43,63 牽引ベルト
14,44,64 ベルト巻き取り軸
20 温室
21,51,71 天井換気用フィルム
A 天井部
B 一方の側面部
C 他方の側面部

Claims (8)

  1. 温室の外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する温室用外被フィルムの開閉装置であって、
    基端が固定された温室用外被フィルムの先端に連結される先導部材と、
    前記温室用外被フィルムの基端と先端との間に設けられ、温室用外被フィルムをその中途部から巻回可能な中間巻き取り軸と、
    前記先導部材を牽引し、温室用外被フィルムを展開する展開手段と
    を具備し、
    前記展開手段が、前記先導部材に連結される牽引ベルトと、該牽引ベルトを巻回するベルト巻き取り軸とを備えて構成され、
    前記ベルト巻き取り軸の回転により牽引ベルトを巻回して温室用外被フィルムを展開する際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与するための制動機構が前記中間巻き取り軸に連結されて設けられ、
    前記中間巻き取り軸が回転して温室用外被フィルムを巻き取る際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与する制動機構が前記ベルト巻き取り軸に連結されて設けられていることを特徴とする温室用外被フィルムの開閉装置。
  2. 前記各制動機構により発揮される制動力が、それぞれ5N・m〜20N・mの範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の温室用外被フィルムの開閉装置。
  3. 前記中間巻き取り軸及びベルト巻き取り軸のいずれか少なくとも一方に、逆転防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の温室用外被フィルムの開閉装置。
  4. 温室の天井部を挟んだ一方の側面部寄りに前記温室用外被フィルムの基端が固定されており、前記展開手段を構成するベルト巻き取り軸が、他方の側面部寄りに設けられ、前記温室用外被フィルムの動作により、温室の天井部を開閉可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の温室用外被フィルムの開閉装置。
  5. 温室の外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する温室用外被フィルムと、
    請求項1〜4のいずれか1に記載の温室用外被フィルムの開閉装置と
    を具備することを特徴とする温室。
  6. 温室の天井部を形成する外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する天井用の温室用外被フィルムと、
    前記天井用の温室用外被フィルムの少なくとも一方の端部に隣接して配設され、温室の各側面部を形成する外被を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材として機能する側面用の温室用外被フィルムとを備えてなり、
    前記天井用の温室用外被フィルムが、
    基端が固定されて設けられ、
    その先端に連結される先導部材と、
    基端と先端との間に設けられ、中途部から巻回可能な中間巻き取り軸と、
    前記先導部材を牽引して展開する展開手段とを具備し、
    前記展開手段が、前記先導部材に連結される牽引ベルトと、該牽引ベルトを巻回するベルト巻き取り軸とを備えて構成され、
    前記ベルト巻き取り軸の回転により牽引ベルトを巻回して温室用外被フィルムを展開する際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与するための制動機構が前記中間巻き取り軸に連結されて設けられ、
    前記中間巻き取り軸が回転して温室用外被フィルムを巻き取る際に、該温室用外被フィルムに所定の張力を付与する制動機構が前記ベルト巻き取り軸に連結されて設けられた温室用外被フィルムの開閉装置により支持されていることを特徴とする温室。
  7. 前記各制動機構により発揮される制動力が、それぞれ5N・m〜20N・mの範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項6記載の温室。
  8. 前記中間巻き取り軸及びベルト巻き取り軸のいずれか少なくとも一方に、逆転防止手段が設けられていることを特徴とする請求項6又は7記載の温室。
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