JP4048867B2 - 自動車排ガス浄化用助触媒 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、三元触媒あるいはNOx 吸蔵還元型触媒など、自動車から排出される排ガスを浄化する排ガス浄化用触媒に用いられる助触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の環境保全対策の一つとして、自動車などに用いられている排ガス浄化用触媒の浄化活性をさらに高めることが求められている。自動車の排ガス浄化用触媒においては、高温耐久後に浄化活性が低下するという不具合があり、その耐久性の向上が重要な課題となっている。
【0003】
また排ガス中の有害成分中では、NOx が最も浄化しにくい成分であり、NOx の還元浄化活性の向上も重要な課題である。この課題を達成するものとして、例えば特開平10−225636号公報あるいは特開平11−226404号公報などに開示されたNOx 吸蔵還元型触媒が知られ、通常は酸素過剰のリーン雰囲気の排ガスを流してNOx を吸蔵し、間欠的に還元成分過剰のリッチ雰囲気の排ガスを流す(リッチスパイク)ことで放出されたNOx を還元浄化する空燃比制御下にて用いられている。
【0004】
特開平10−225636号公報には、ZrO2などの担体に少なくともRhを担持した第1粉末と、 Al2O3などの担体に少なくともPtとNOx 吸蔵材を担持した第2粉末とを混在させてなり、第1粉末の近傍に炭化水素吸着材を設けた排ガス浄化用触媒が記載されている。RhはPtと分離担持されているので、Rhの近接によりPtの酸化能が低下する不具合が防止される。またZrO2にRhを担持した第1粉末は、排ガス中の炭化水素と水蒸気から水蒸気改質反応によってH2を生成する助触媒として作用する。リッチ雰囲気では、排ガス中の炭化水素(HC)がHC吸着材に吸着され、リーン雰囲気ではHC吸着材からHCが放出され近傍に存在する第1粉末の助触媒作用によってH2が生成する。このH2によってNOx を還元浄化することができ、またNOx 吸蔵材の硫酸塩あるいは亜硫酸塩からのSOx の脱離性が向上するため硫黄被毒が抑制されるので、高いNOx 浄化活性が発現される。
【0005】
しかし第1粉末に主として用いられるZrO2は、 Al2O3などと比較して耐熱性が低く、使用時の熱により比表面積が減少し、これにより担持されているRhの分散性が低下して浄化性能が低下するという不具合がある。そこで特開平11−226404号公報には、アルカリ土類金属及び希土類元素の少なくとも一方で安定化されたZrO2にRhを担持している。これにより高温耐久後もRhの分散性が向上し、耐久性が向上する。
【0006】
一方、三元触媒においては、排ガスの雰囲気変動を緩和してストイキ雰囲気とするために、酸素吸蔵放出能を有するCeO2などの助触媒が用いられている。NOx 吸蔵還元型触媒においても、高速走行時などには一般にストイキ近傍の空燃比に制御されるので、担体中にCeO2などを含むことが望ましい。しかしCeO2は耐熱性が低く高温時にシンタリングするという不具合があり、それによって担持されている貴金属も粒成長して活性が低下するという問題がある。
【0007】
そこでCeO2にZrO2の一部又は全部が固溶したCeO2−ZrO2複合酸化物を担体とすることが行われている。ZrO2の一部又は全部が固溶したCeO2−ZrO2複合酸化物は耐熱性に優れているので、上記した不具合が回避され高温耐久後も高い酸素吸蔵放出能が発現される。またCeO2−ZrO2固溶体にRhを担持すれば、水蒸気改質反応によりH2が生成するので、三元触媒又はNOx 吸蔵還元型触媒に用いることでNOx の還元浄化活性が向上する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところがCeO2−ZrO2複合酸化物にRhを担持した助触媒では、CeO2が塩基性酸化物であるために、高温のリーン雰囲気の排ガスに曝された場合にRhと担体との固相反応により、Rhのエピタキシャル成長による難還元性酸化物の生成、あるいはCeO2によるRhの被覆などが生じ、Rhの活性が低下するという不具合があった。またCeO2−ZrO2複合酸化物は耐熱性に優れているといえども、高温域におけるある程度のシンタリングが避けられない。したがって担持されているRhに粒成長が生じ、活性点の減少によってH2の生成量が低下するという不具合もあった。
【0009】
さらに、この助触媒は Al2O3などにPtを担持した三元触媒、あるいは Al2O3などにPtとNOx 吸蔵材を担持したNOx 吸蔵還元型触媒などと混合して用いられるが、高温耐久時に助触媒中のRhが Al2O3中に固溶して失活する場合もあった。
【0010】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、Rhと担体の固相反応を抑制し、耐久性を向上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の排ガス浄化用助触媒の特徴は、少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物を理論空燃比(ストイキ)相当の雰囲気下又は還元雰囲気下で熱処理した後にRhを担持してなることにある。この場合、熱処理温度は 700〜1100℃であることが望ましい。
【0012】
またもう一つの発明の排ガス浄化用助触媒の特徴は、少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物とこの複合酸化物に担持されたRhとよりなる触媒を、ストイキ相当の雰囲気下又は還元雰囲気下において 600〜1000℃で熱処理してなることにある。
【0013】
上記した二つの助触媒において、複合酸化物には、少なくとも 700℃以上の温度でCeO2及びZrO2と固相反応しない酸化物を少なくとも一種含むことが望ましく、この酸化物は Al2O3であることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の助触媒は、Rhの担持前あるいはRhの担持後に、少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物をストイキ相当の雰囲気下又は還元雰囲気下で熱処理している。この熱処理によって複合酸化物には適度のシンタリングが生じ、高温耐久試験前後の比表面積の変化量が小さくなる。したがってRhの粒成長による活性の低下が抑制される。さらにこの熱処理によって複合酸化物表面の化学的性質が変化し、それがRhと複合酸化物表面との相互作用にも影響すると考えられる。そのため、Rhと複合酸化物との固相反応が抑制され、高温耐久後にも高い水蒸気改質反応活性と酸素吸蔵放出能が発現される。
【0015】
複合酸化物内部あるいは表面の化学的性質の変化が生じる理由は現状では明らかではないが、ストイキもしくは還元雰囲気下での処理により複合酸化物表面の固体酸塩基性が変化したこと、あるいは複合酸化物中のセリウムカチオンとジルコニウムカチオンの少なくとも一部が規則配列した規則相が生成したことに起因するものと推察される。
【0016】
少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物としては、CeO2にZrO2の一部又は全部が固溶したCeO2−ZrO2固溶体が好ましく用いられる。ZrO2の固溶度は高いほど好ましい。
【0017】
なお固溶度とは、次(1)式から算出される値をいう。
【0018】
固溶度(%)=S×x/Sz ・・(1)
Sc :固溶体形成を意図して配合されたCeの総モル量
Sz :固溶体形成を意図して配合されたZrの総モル量
S :S=Sc +Sz
x :X線回折から求める格子定数から次(2)式によって算出されるCeO2に固溶しているZrO2の濃度(%)
x=( 5.423−a)
a :格子定数
CeO2−ZrO2固溶体におけるCeとZrの比率は、Ce/Zr原子比が 0.5/ 9.5〜8/2であることが好ましい。
【0019】
また少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物よりなる担体には、少なくとも 700℃以上の温度でCeO2及びZrO2と固相反応しない酸化物を含むことが望ましい。このような酸化物を含むことで、その酸化物とCeO2−ZrO2固溶体とが互いの障壁として作用するために、高温時におけるシンタリングがさらに抑制される。
【0020】
少なくとも 700℃以上の温度でCeO2及びZrO2と固相反応しない酸化物としては、 Al2O3,TiO2,SiO2などが例示される。中でも、比表面積が大きく耐熱性も高い Al2O3が特に望ましい。この酸化物の含有量は、この酸化物の金属をMとしたとき、原子比でM/(Ce+Zr)=1/20〜5/1の範囲が好ましく、1/5〜3/1の範囲が特に好ましい。金属Mがこの範囲より少ないと比表面積が低くなり、金属Mがこの範囲より多くなるとCeO2量とZrO2量が相対的に減少する結果、酸素吸蔵放出能及び水蒸気改質反応活性が低くなってしまう。
【0021】
CeO2及びZrO2と固相反応しない酸化物が Al2O3である場合には、さらに希土類元素酸化物を含むことが望ましい。この希土類元素酸化物としては、La,Nd,Sm,Prなどの酸化物が例示されるが、 La2O3が最も好ましい。
【0022】
なお希土類元素酸化物を含む場合には、希土類元素原子数とAl原子数の合計を前記金属Mの原子数とし、CeO2とZrO2を含む複合酸化物との組成比を上述の原子比範囲とすればよい。
【0023】
これらの複合酸化物は、少なくともCeイオンとZrイオンを含み、必要に応じてAlイオンなどを含む水溶液から、共沈法によって前駆体を沈殿させ、それを焼成することで製造することができる。
【0024】
少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物よりなる担体に担持されるRhの担持量は、0.05〜 1.0重量%の範囲とするのが好ましい。担持量が下限値より少ないと水蒸気改質反応が困難となり、上限値より多く担持しても活性が飽和するとともに過剰のRhが無駄となってしまう。
【0025】
Rhを担持しない状態でストイキ相当の雰囲気下又は還元雰囲気下にて熱処理する場合には、熱処理温度は 700℃以上とするのが好ましい。 700℃未満では熱処理時間が長大となり、しかも 600℃未満では熱処理したことによる効果の発現が困難となる。熱処理温度が高ければ高いほど高温耐久後にも高い水蒸気改質反応活性が発現されるが、シンタリングが進行し過ぎると比表面積の低下によって活性が低下するので、熱処理温度は1100℃以下とすることが望ましい。
【0026】
またRhを担持した状態でストイキ相当の雰囲気下又は還元雰囲気下にて熱処理する場合には、熱処理温度は 600〜1000℃とすることが望ましい。 600℃未満では熱処理したことによる効果の発現が困難となり、1000℃を超えると担体のシンタリングによってRhに粒成長が生じ、活性が低下してしまう。
【0027】
上記熱処理における処理時間は、処理温度によって異なるが、5分〜5時間程度で十分である。また雰囲気は、酸化雰囲気では効果が得られないので、ストイキ相当の雰囲気下又は還元雰囲気下とする。還元雰囲気の還元性の程度は特に制限されない。
【0028】
本発明の助触媒は、単独でも排ガス浄化用触媒として用いることができるが、 Al2O3などにPtを担持した触媒と混合して三元触媒として用いる、あるいは Al2O3などにPtとNOx 吸蔵材を担持した触媒と混合してNOx 吸蔵還元型触媒として用いることができる。少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物よりなる担体により酸素吸蔵放出能が発現されるため、雰囲気変動を緩和することができ浄化活性が向上する。そして本発明の助触媒では高温耐久後にも高い水蒸気改質反応活性が発現されるので、生成したH2によってNOx 浄化率がさらに高まるとともにNOx 吸蔵材の硫黄被毒を高度に抑制することができる。
【0029】
また本発明の助触媒は、三元触媒あるいはNOx 吸蔵還元型触媒の担体としてそのまま用いることも可能である。
【0030】
【実施例】
以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明する。
【0031】
(実施例1)
硝酸アルミニウム9水和物、硝酸セリウム6水和物、及びオキシ硝酸ジルコニルのそれぞれ所定量を純水中に溶解した混合水溶液を調製し、激しく撹拌しながら各塩の硝酸根の合計中和当量の 1.2倍モルのアンモニア水溶液を加え、共沈法により前駆体を得た。この前駆体を 150℃で乾燥した後、大気中にて 300℃で3時間乾燥し、 500℃で1時間焼成しさらに 700℃で5時間焼成して複合酸化物を得た。複合酸化物中の各成分のモル比は、 Al2O3/CeO2/ZrO2= 1.0/ 0.9/ 1.1である。
【0032】
得られた複合酸化物を、H2を5%含むN2からなる還元雰囲気の気流中にて、1000℃で5時間熱処理した。その後、所定濃度の硝酸ロジウム水溶液の所定量を含浸させ、乾燥後、大気中 300℃で3時間焼成してRhを担持した。Rhの担持量は、複合酸化物 100gに対して 0.3gである。
【0033】
(実施例2)
実施例1と同様に調製された複合酸化物を、H2を5%含むN2からなる還元雰囲気の気流中にて、 800℃で5時間熱処理したこと以外は実施例1と同様にして、実施例2の助触媒を調製した。
【0034】
(実施例3)
実施例1と同様に調製された複合酸化物を、H2を5%含むN2からなる還元雰囲気の気流中にて、 700℃で5時間熱処理したこと以外は実施例1と同様にして、実施例3の助触媒を調製した。
【0035】
(実施例4)
実施例1と同様に調製された複合酸化物に、所定濃度の硝酸ロジウム水溶液の所定量を含浸させ、乾燥後、大気中 300℃で3時間焼成してRhを担持した。Rhの担持量は、複合酸化物 100gに対して 0.3gである。
【0036】
次に、Rhを担持した複合酸化物を、H2を5%含むN2からなる還元雰囲気の気流中にて、1000℃で5時間熱処理し、実施例4の助触媒を調製した。
【0037】
(実施例5)
硝酸アルミニウム9水和物を用いなかったこと以外は実施例1と同様にしてCeO2−ZrO2複合酸化物を調製し、このCeO2−ZrO2複合酸化物を用いたこと以外は実施例1と同様にして実施例5の助触媒を調製した。
【0038】
(比較例1)
H2を5%含むN2からなる還元雰囲気下での熱処理を行わなかったこと以外は実施例4と同様にして、比較例1の助触媒を調製した。
【0039】
(比較例2)
還元雰囲気下での熱処理に代えて、大気中にて1000℃で5時間熱処理したこと以外は実施例1と同様にして、比較例2の助触媒を調製した。
【0040】
<試験・評価>
先ず、各助触媒を大気中にて 900℃で5時間保持する耐久試験を行った。以下の試験は、この耐久試験後の各助触媒について行った。
【0041】
各助触媒を評価装置にそれぞれ1g配置し、λ=0.96〜1.04まで変化させた各モデルガスを流通させて、各モデルガスについてそれぞれNO浄化率,CO浄化率及びC3H6浄化率を測定した。測定条件は、触媒床温度 450℃,モデルガス流量7L/min.であり、モデルガス中の H2O濃度は5%一定とした。
【0042】
得られた各浄化率から、横軸にλを、縦軸に浄化率をとってグラフ化し、実施例1,2及び比較例1の助触媒の浄化曲線をそれぞれ図1〜3に示す。そしてNO浄化曲線とCO浄化曲線が交差する点、及びNO浄化曲線とC3H6浄化曲線が交差する点の浄化率をそれぞれ読み取って、得られた値(クロス浄化率)を浄化特性の指標とした。またλ=0.96におけるC3H6浄化率及びNO浄化率を水蒸気改質反応特性の指標とした。それぞれの結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
実施例1,実施例4の助触媒は、比較例1に比べてクロス浄化率が高いことがわかる。これは還元雰囲気で熱処理した効果であることが明らかである。また実施例1と実施例4はほとんど同等のクロス浄化率を示していることから、Rhの担持前後に関わらず熱処理の効果が発現されていることがわかる。しかしNO−C3H6のクロス浄化率は実施例1の方が実施例4より高いことから、Rhの担持前に熱処理するのが好ましいこともわかる。さらに実施例1〜3のクロス浄化率の比較から、熱処理温度は 700〜1000℃の間に最適値があると考えられる。
【0045】
また実施例1と比較例1の比較から、実施例1の助触媒の方が高いクロス浄化率を示し、また比較例2の助触媒は比較例1よりクロス浄化率が低いことから、酸化雰囲気である大気中での熱処理は逆効果である。すなわち熱処理は、大気中で行っても意味がなく、還元雰囲気で行うことが必要であることが明らかである。
【0046】
さらに実施例1と実施例5の比較から、担体として用いる複合酸化物中にCeO2及びZrO2に加えて Al2O3を含むことで耐熱性が向上し、触媒特性が改善されることがわかる。
【0047】
一方、λ=0.96での浄化率を見ると、実施例1〜4の助触媒は各比較例に比べてC3H6浄化率が高く、かつNO浄化率もそれに追従するように向上している。これから、各実施例の助触媒では、C3H6の水蒸気改質反応によって生成したH2がNOの浄化に寄与したと推察される。またC3H6浄化率は実施例1及び実施例4の助触媒が特に高く、熱処理温度が高いほど耐久試験後の水蒸気改質反応活性が向上することが明らかであり、1000℃での熱処理が特に好ましいことがわかる。
【0048】
【発明の効果】
すなわち本発明の助触媒によれば、高温耐久後も高い水蒸気改質反応活性を示す。したがって三元触媒あるいはNOx 吸蔵還元型触媒に用いることで、生成したH2によってNOx の浄化活性が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の助触媒の耐久試験後における浄化プロファイルを示すグラフである。
【図2】本発明の第2の実施例の助触媒の耐久試験後における浄化プロファイルを示すグラフである。
【図3】比較例1の助触媒の耐久試験後における浄化プロファイルを示すグラフである。
Claims (6)
- 少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物を理論空燃比相当の雰囲気下又は還元雰囲気下で熱処理した後にRhを担持してなることを特徴とする自動車排ガス浄化用助触媒。
- 前記熱処理の温度は 700〜1100℃である請求項1に記載の自動車排ガス浄化用助触媒。
- 少なくともCeO2とZrO2を含む複合酸化物と該複合酸化物に担持されたRhとよりなる触媒を、理論空燃比相当の雰囲気下又は還元雰囲気下において 600〜1000℃で熱処理してなることを特徴とする自動車排ガス浄化用触媒。
- 前記複合酸化物には、少なくとも 700℃以上の温度でCeO2及びZrO2と固相反応しない酸化物を少なくとも一種含む請求項1又は請求項3に記載の自動車排ガス浄化用助触媒。
- CeO2及びZrO2と固相反応しない前記酸化物は Al2O3である請求項4に記載の自動車排ガス浄化用助触媒。
- 理論空燃比よりも還元剤過剰な雰囲気でも炭化水素を水蒸気改質反応により除去できる請求項1又は請求項3に記載の自動車排ガス浄化用助触媒
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