JP4047508B2 - 中仕切り容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヨーグルトや牛乳等の乳製品や食料品等の冷蔵保管が必要な食品が収容されたカップや瓶等の保管や運搬や搬送等に使用される中仕切り容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、乳製品や食料品等の冷蔵保管が必要な食品が収容されたカップや瓶等が収容される仕切り部材を有するとともに、通風性を高めるために、仕切り部材に通気孔を形成した中仕切り容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の中仕切り容器は、仕切り部材の一部に、空気の流れを邪魔する壁が形成されており、従って、通気性が悪く、冷蔵保管での冷却に時間がかかったり、或いは、中仕切り容器に収容されているカップや瓶等の冷却状態にバラツキが生ずるという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、上述した従来の中仕切り容器が有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、格子状リブで形成された底部と通気窓が形成された側壁と中仕切り部材とを有する中仕切り容器であって、中仕切り部材が、底部の一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板と、底部のもう一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板と、底部の一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板と、底部のもう一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板と、底部の一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板と底部のもう一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板との交叉部に形成された交叉板部と、水平連結板と底部の格子状リブとの間に形成された垂直連結板とから構成されているとともに、水平連結板及び交叉板部には、格子状リブで形成された底部の上方及び下方からの空気の流れを遮断しないように、通気窓が形成されており、また、側壁には、該側壁と相対する端部縦板に形成された通気窓に重なるように通気窓が形成されており、更に、側壁に対して垂直方向の空気の流れが、側壁に形成された通気窓、該通気窓と重なるように、端部縦板に形成された通気窓、垂直連結板の上部に形成され、且つ、水平連結板に形成された通気窓に連通する切り欠き部、及び、交叉板部を囲むように配置された垂直連結板の上部に形成され、且つ、交叉板部に形成された通気窓に連通する切り欠き部を通して流れ、側壁、端部縦板及び垂直連結板が、側壁に対して垂直方向の空気の流れ遮断しないように構成したものであり、第2には、底部の周辺に、2重の棒状リブ枠が形成されているものである。
【0006】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0007】
中仕切り容器は、底部1と、底部1の長辺部1aから外側に傾斜して延設された、相対する長側壁2a、2bと、底部1の短辺部1bから外側に傾斜して延設された、相対する短側壁2c、2dとを有する容器本体Cと、容器本体C内に形成された仕切り部材Pとから構成されている。
【0008】
相対する長側壁2a、2b及び相対する短側壁2c、2dの上端からは、水平方向に外側に延在するフランジ3が、容器本体Cの開口部を囲むように形成されている。2eは、長側壁2a、2b側に位置するフランジ3の下方で、長側壁2a、2bの端部を除いて形成された水平リブであり、2fは、短辺側及び長側壁2a、2bの両端部付近に位置するフランジ3の下方で、短側壁2c、2d及び長側壁2a、2bの両端部付近に形成された水平リブである。
【0009】
p1は、フランジ3から底部1に向かって、長側壁2a、2bの一方の隅部寄りの内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器本体Cの略半分の深さを有している。c1は、ポケットp1と適当な間隙を置いて或いはポケットp1に隣接して、ポケットp1より、容器本体Cの中央部寄りの長側壁2a、2bの外壁に形成された支脚であり、支脚c1は、底部1付近まで延びるように形成されている。上記のポケットp1の内幅は、上記の支脚c1の外幅より広く形成されている。以下、このような、幅広のポケットp1と幅狭の支脚c1との組み合わせを幅広ポケット・支脚部S1と称する。
【0010】
c2は、長側壁2a、2bのもう一方の隅部寄りの外壁に形成された、上述した支脚c1より、幅広の支脚であり、支脚c2は、底部1付近まで延びるように形成されている。p2は、支脚c2と適当な間隙を置いて或いは支脚c2に隣接して、支脚c2より、容器本体Cの中央部寄りの長側壁2a、2bの内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器本体Cの略半分の深さを有しており、該ポケットp2は、幅広ポケット・支脚部S1のポケットp1の内幅より狭い内幅を有している。以下、このような、幅広の支脚c2と幅狭のポケットp2との組み合わせを幅広支脚・ポケット部S2と称する。
【0011】
幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c1の外幅は、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c1が、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2に挿入できるように構成されている。また、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c2の外幅は、幅広ポケット・支脚部S1の幅広ポケットp1の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c2が、幅広ポケット・支脚部S1の幅広のポケットp1に挿入できるように構成されている。
【0012】
上述した幅広ポケット・支脚部S1は、相対する長側壁2a、2bの一方の隅部付近に、互いに対向して配置されており、また、相対する長側壁2a、2bのもう一方の隅部付近には、互いに対向するように、幅広支脚・ポケット部S2が配置されている。
【0013】
相対する短側壁2c、2dのうち、一方の短側壁2cの隅部付近の外壁には、底部1付近まで延びる支脚c3が形成されている。また、支脚c3の容器本体Cの中央部寄りの短側壁2cの内壁には縦長の凹部からなるポケットp3が形成されている。このような、支脚c3とポケットp3との組み合わせを、短側壁側支脚・ポケット部S3と称する。同様に、相対する短側壁2c、2dのうち、もう一方の短側壁2dの隅部付近の内壁には縦長の凹部からなるポケットp4が形成されている。また、ポケットp4の容器本体Cの中央部寄りの短側壁2dの外壁には、底部1付近まで延びる支脚c4が形成されている。このような、支脚c4とポケットp4との組み合わせを、短側壁側支脚・ポケット部S4と称する。上記の短側壁側支脚・ポケット部S3、S4を構成する支脚c3、c4は同じ形状に形成されており、また、ポケットp3、p4も同じ形状に構成されている。そして、短側壁2c、2dに沿った容器本体Cの中心線を挟んで、短側壁側支脚・ポケット部S3のポケットp3と短側壁側支脚・ポケット部S4の支脚c4が、また、短側壁側支脚・ポケット部S3の支脚c3と短側壁側支脚・ポケット部S4のポケットp4が、線対称に配設されている。
【0014】
下に位置する容器本体Cと上に位置する容器本体Cとが、同じ向きになるように、即ち、下に位置する容器本体Cの幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器本体Cの幅広ポケット・支脚部S1が位置し、また、下に位置する容器本体Cの幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器本体Cの幅広支脚・ポケット部S2が位置するように、更に、下に位置する容器本体Cの短辺側支脚・ポケット部S3の上方に、上に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S3が位置し、更にまた、下に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S4の上方に、上に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S4が位置するように容器本体Cを積み重ねると、上に位置する容器本体Cの合計8本の支脚c1、c2、c3、c4が、下に位置する容器本体Cのフランジ3に載置されるので、下に位置する容器本体Cの上に、上に位置する容器本体Cがスタッキングされることになる。
【0015】
また、スタッキング状態から、上に位置する容器本体Cを、平面的に、180度回転させて、下に位置する容器本体Cと上に位置する容器本体Cとが、異なる向きになるように、即ち、下に位置する容器本体Cの幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器本体Cの幅広支脚・ポケット部S2が位置し、また、下に位置する容器本体Cの幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器本体Cの幅広ポケット・支脚部S1が位置し、更に、上に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S3の上方に、下に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S4が位置し、更にまた、上に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S4の上方に、下に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S3が位置するように配置すると、下に位置する容器本体Cの幅広ポケット・支脚部S1の幅広のポケットp1に、上に位置する容器本体Cの幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c2が、また、下に位置する幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2に、上に位置する幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c1が、更に、下に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S3のポケットp3に、上に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S4の支脚c4が、更にまた、下に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S4のポケットp4に、上に位置する容器本体Cの短側壁側支脚・ポケット部S3の支脚c3が、それぞれ挿入されることになり、従って、上に位置する容器本体Cの略半分が、下に位置する容器本体Cの内部に嵌め込まれてネスティングされることになる。
【0016】
なお、上述した、長側壁2a、2b及び短側壁2c、2dに配設された幅広ポケット・支脚部S1、幅広支脚・ポケット部S2及び短側壁側支脚・ポケット部S3、S4の配置は、上述した配置に限定されるものではなく、下に位置する容器本体Cと上に位置する容器本体Cとが、同じ向きに積み重ねられた際には、下に位置する容器本体Cの開口部に形成されたフランジ上に、上に位置する容器本体Cの支脚が載置されて、上に位置する容器本体Cが、下に位置する容器本体Cに嵌め込まれないように積み重ねられる、所謂、スタッキングされ、また、スタッキング状態から、上に位置する容器本体Cを、平面的に、180度回転させることにより、上に位置する容器本体Cの支脚が、下に位置する容器本体Cのポケットに挿入されて、上に位置する容器本体Cが、下に位置する容器本体Cに嵌め込まれる、所謂、ネスティングされるような配置であればどのような配置でもよい。
【0017】
なお、容器本体Cに、幅広ポケット・支脚部S1や幅広支脚・ポケット部S2や短辺側支脚・ポケット部S3、S4を設け、容器本体Cを、ネスティング及びスタッキング可能に構成することなく、通常の箱型容器に形成することもできる。
【0018】
底部1は、長辺部1aに平行に、所定の間隔で形成された長辺リブ1cと、短辺部1bに平行に、所定の間隔で形成された短辺リブ1dとから格子状に形成されており、また、長側壁2a、2bと短側壁2c、2dには、適当数の通気窓2gが形成されている。
【0019】
次に、仕切り部材Pについて説明する。
【0020】
10は、底部1の長辺部1a上に、長側壁2a、2bと略平行に、所定の間隔を置いて立設された長辺側の端部縦板であり、本実施例においては、長辺部1aに沿って、それぞれ、3個の長辺側の端部縦板10が形成されている。11は、短側壁2c、2dと略平行に、底部1の短辺部1b上の略中央に立設された短辺側の端部縦板である。長辺側の端部縦板10と短辺側の端部縦板11とは、同じ高さに形成されており、本実施例においては、容器本体Cの略半分の高さに形成されている。
【0021】
12は、相対する長辺側の端部縦板10同士を、その上端で連結する短側壁2c、2dに沿った水平連結板であり、13は、相対する短辺側の端部縦板11を連結する長側壁2a、2bに沿った水平連結板である。短側壁2c、2dに沿った水平連結板12と長側壁2a、2bに沿った水平連結板13との交叉板部14は、その平面形状が略菱形に形成されている。そして、短側壁2c、2dに沿った水平連結板12と長側壁2a、2bに沿った水平連結板13と交叉板部14とにより、底部1と略平行な板状の仕切り天板P’が形成されている。水平連結板12、13と、水平連結板12、13の下方に位置する底部1を形成する長辺リブ1cと短辺リブ1dとは、垂直連結板15で連結されている。
【0022】
交叉板部14には、適当数の通気窓14aが形成されており、また、水平連結板12、13にも、適当数の通気窓12a、13aが形成されている。更に、長辺側の端部縦板10及び短辺側の端部縦板11にも、それぞれ、通気窓10a、11aが形成されている。
【0023】
底部1の周辺を形成する長辺部1aに一番近い長辺リブ1cと水平連結板12と間に形成された垂直連結板15aの上部には、水平連結板12に形成された通気窓12aに連通する切り欠き部15a’が形成されている。また、底部1の周辺を形成する短辺部1bに一番近い短辺リブ1dと水平連結板13と間に形成された垂直連結板15bの上部には、水平連結板13に形成された通気窓13aに連通する切り欠き部15b’が形成されている。更に、底部1の周辺を形成する長辺部1aから2番目に位置する長辺リブ1cと水平連結板12と間に形成された垂直連結板15cには、下方が開放された切り欠き部15c’が形成されている。また更に、交叉板部14を囲むように配置された4つの垂直連結板15dの上部には、交叉板部14に形成された通気窓14aに連通する切り欠き部15d’が、それぞれ、形成されている。
【0024】
上述したように、長側壁2a、2bと短側壁2c、2dには、適当数の通気窓2gが形成されているが、少なくとも、長側壁2a、2bには、長辺側の端部縦板10に形成された通気窓10aに重なるように、通気窓2gが形成されており、また、同様に、少なくとも、短側壁2c、2dにも、短辺側の端部縦板11に形成された通気窓11aに重なるように、通気窓2gが形成されている。
【0025】
長側壁2a、2b、短側壁2c、2d、水平連結板12、13及び交叉板部14とにより囲まれた空間部に、冷蔵保管が必要な食品が収容されたカップや瓶Bが収容されるように構成されている。
【0026】
底部1は、長辺部1aに平行に、所定の間隔で形成された長辺リブ1cと、短辺部1bに平行に、所定の間隔で形成された短辺リブ1dとにより格子状に形成されているので、底部1の下方及び上方からの空気の流れが、底部1により遮断されるようなことがない。また、水平連結板12、13及び交叉板部14には、それぞれ、通気窓12a、13a、14aが形成されているので、底部1の下方及び上方からの空気の流れが、水平連結板12、13及び交叉板部14により遮断されるようなことがない。
【0027】
また、長側壁2a、2bに対して垂直方向の空気の流れは、長側壁2a、2bに形成された通気窓2g、長辺側の端部縦板10に形成された通気窓10a、底部1の周辺を形成する長辺部1aに一番近い長辺リブ1cと水平連結板12と間に形成された垂直連結板15aの上部に形成され、且つ、水平連結板12に形成された通気窓12aに連通する切り欠き部15a’、及び、交叉板部14を囲むように配置された4つの垂直連結板15dの上部に形成され、且つ、交叉板部14に形成された通気窓14aに連通する切り欠き部15d’を通過して流れるので、長側壁2a、2bに対して垂直方向の空気の流れは、一方の長側壁2aからもう一方の長側壁2bに向かって遮断されることなく流れることができる。
【0028】
更に、短側壁2c、2dに対して垂直方向の空気の流れは、短側壁2c、2dに形成された通気窓2g、短辺側の端部縦板11に形成された通気窓11a、底部1の周辺を形成する短辺部1bに一番近い短辺リブ1dと水平連結板13と間に形成された垂直連結板15bの上部に形成され、且つ、水平連結板13に形成された通気窓13aに連通する切り欠き部15b’、及び、交叉板部14を囲むように配置された4つの垂直連結板15dの上部に形成され、且つ、交叉板部14に形成された通気窓14aに連通する切り欠き部15d’を通過して流れるので、短側壁2c、2dに対して垂直方向の空気の流れは、一方の短側壁2cからもう一方の短側壁2dに向かって遮断されることなく流れることができる。
【0029】
上述したように、長側壁2a、2bに対して垂直方向の空気の流れ、短側壁2c、2dに対して垂直方向の空気の流れ及び底部1に対して上下方向の空気の流れは、いずれも、仕切り部材Pにより遮断されることがないので、冷蔵保管が必要な食品が収容されたカップや瓶Bの冷却効率が向上し、従って、カップや瓶Bの冷却時間の短縮化が実現できるとともに、カップや瓶Bを均一に冷却することができる。
【0030】
また、底部1の周辺を形成する長辺部1aと短辺部1bとに一番近い長辺リブ1cと短辺リブ1dとには、下方が開放された切り欠きが形成されておらず、長辺リブ1cと短辺リブ1dとは連続した棒状のリブとして形成されているので、底部1の周辺には、長辺部1aと短辺部1b及び長辺リブ1cと短辺リブ1dとの2重の棒状リブ枠が形成されている。従って、底部1の十分な強度が確保できるとともに、中仕切り容器が、ローラーコンベヤやベルトコンベヤ等の搬送装置により搬送される場合にも、十分な耐久性が確保できる。
【0031】
更に、中仕切り容器には、幅広ポケット・支脚部S1、幅広支脚・ポケット部S2、短側壁側支脚・ポケット部S3、S4が形成されているとともに、中仕切り部材Pの高さは、容器本体Cの略半分或いは半分以下の高さに形成されているので、中仕切り容器のネスティングの際に、中仕切り部材Pがネスティングの邪魔になるようなことがない。
【0032】
上述した実施例には、平面形状が長方形の中仕切り容器が示されているが、平面形状を正方形に形成することも、また、円形状や楕円形状に形成することもできる。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0034】
中仕切り部材を、底部の周辺に形成された端部縦板と、該端部縦板を連結する水平連結板と、交叉板部と、水平連結板と底部の格子状リブとの間に形成された垂直連結板とにより構成するとともに、前記端部縦板、水平連結板、交叉板部及び垂直連結板に、通気窓或いは切り欠き部を形成したので、側壁に対して垂直方向の空気の流れ及び底部に対して上下方向の空気の流れが、いずれも、仕切り部材により遮断されることがないので、冷蔵保管が必要な食品が収容されたカップや瓶等の冷却効率が向上し、従って、カップや瓶等の冷却時間の短縮化が実現できるとともに、カップや瓶等を均一に冷却することができる。
【0035】
底部の周辺に、2重の棒状リブ枠を形成したので、底部の十分な強度が確保できるとともに、中仕切り容器が、ローラーコンベヤやベルトコンベヤ等の搬送装置により搬送される場合にも、十分な耐久性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の中仕切り容器の斜視図である。
【図2】図2は同じく本発明の中仕切り容器の下方から見た斜視図である。
【図3】図3は長側壁と短側壁とが省略された本発明の中仕切り容器の斜視図である。
【図4】図4は本発明の中仕切り容器の平面図である。
【図5】図5は図4のI−I線に沿った垂直断面図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・容器本体
P・・・・・・・・・中仕切り部材
1・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・側壁
10、11・・・・・端部縦板
12、13・・・・・水平連結板
14・・・・・・・・交叉板部
15・・・・・・・・垂直連結板
Claims (2)
- 格子状リブで形成された底部と通気窓が形成された側壁と中仕切り部材とを有する中仕切り容器であって、中仕切り部材が、底部の一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板と、底部のもう一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板と、底部の一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板と、底部のもう一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板と、底部の一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板と底部のもう一方の相対する辺部に立設された相対する端部縦板の上端を連結する水平連結板との交叉部に形成された交叉板部と、水平連結板と底部の格子状リブとの間に形成された垂直連結板とから構成されているとともに、水平連結板及び交叉板部には、格子状リブで形成された底部の上方及び下方からの空気の流れを遮断しないように、通気窓が形成されており、また、側壁には、該側壁と相対する端部縦板に形成された通気窓に重なるように通気窓が形成されており、更に、側壁に対して垂直方向の空気の流れが、側壁に形成された通気窓、該通気窓と重なるように、端部縦板に形成された通気窓、垂直連結板の上部に形成され、且つ、水平連結板に形成された通気窓に連通する切り欠き部、及び、交叉板部を囲むように配置された垂直連結板の上部に形成され、且つ、交叉板部に形成された通気窓に連通する切り欠き部を通して流れ、側壁、端部縦板及び垂直連結板が、側壁に対して垂直方向の空気の流れ遮断しないように構成されていることを特徴とする中仕切り容器。
- 底部の周辺には、2重の棒状リブ枠が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中仕切り容器。
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