JP4046561B2 - 金属缶用ラベル及び金属缶用ラベルが装着された金属缶 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属缶に接着される金属缶用ラベル及び金属缶用ラベルが装着された金属缶に関する。
【0002】
【従来の技術】
清涼飲料、ビール等の飲料を充填する飲料缶やガスを充填するスプレー缶などの金属缶には、缶胴部、缶底部及び缶蓋部から構成される3ピース缶と、缶底部及び缶胴部が一体成形された缶本体と缶蓋部とから構成される2ピース缶とがある。そして、近年、缶本体の首部分にネックイン加工を施すことによって複数の段部などを形成したものが多く利用されるようになってきている。
【0003】
このような2ピース缶や3ピース缶等の金属缶においては、商品名、製造業者名、デザイン、その他の外観装飾は、缶本体の胴部外周面に直接印刷されることによって施されるのが一般的である。しかし、印刷面となる金属缶(2ピース缶)の胴部外周面は、通常、円筒状に湾曲しているため、一般的なフィルム印刷に比べて印刷性が悪く、綺麗な仕上げ状態を得るのが困難である。特に、精密な工程が必要となる写真印刷等の多色印刷を行う場合には問題が多く、胴部外表面に直接印刷することで金属缶に優れた外観装飾を施そうとしても限界があった。
【0004】
このため、金属缶の缶胴部周面に金属缶用ラベルを装着して、優れた外観装飾を施すことが検討されている。このような金属缶用ラベルとして、図4に示すような、耐熱性を有する透明ラベル基材81上に印刷層82と、白色インキ層83と、熱接着型の接着剤層84とを順次積層した金属缶用ラベル8が検討されている。該金属缶用ラベル8では、金属缶自体の金属色を隠蔽するために、白色インキ層83が設けられている。
【0005】
金属缶を作製する過程には、通常、焼き付け工程があり、約1分半(焼き付け時間)で且つ210℃程度の温度(焼き付け温度)で焼き付けされ、その後、ネックイン加工が施されている。そのため、従来、金属缶用ラベルの白色インキ層を形成する樹脂として、ウレタンウレア系樹脂が用いられている。ウレタンウレア系樹脂は、ジイソシアネート等のポリイソシアネートと、ジオール等のポリオールとを反応させ、さらにジアミン等のアミン系伸長剤を反応させて、分子内にウレタン結合および尿素結合が形成されている樹脂であり、ウレタンウレア系樹脂自体は黄変を生じない。しかし、前記アミン系伸長剤は、通常、過剰に使用されるので、未反応のものが系内に残存しており、この残存しているアミン系伸長剤が、焼き付け工程の際の熱によって分解され、発色(黄変)する。また、ウレタンウレア系樹脂を含有する白色インキ層には、印刷適性の向上や、ポリエチレンテレフタレート等の基材との密着性を高めるために、通常、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が用いられている。しかし、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体も前記焼き付け工程で分解するため、黄変の原因となっている。
【0006】
このように、白色インキ層を設けて金属缶の缶本体の地色(金属色)を隠蔽しても、黄変により外観が損なわれるという問題が生じていた。そのため、優れた隠蔽性を発揮できるとともに、焼き付け工程を経ても良好な外観を呈している金属缶用ラベルが求められている。
【0007】
一方、白色インキ層を用いずに、耐熱性を有する接着剤に酸化チタン等の白色顔料を含有する白色接着剤層を用いることが考えられる。このような白色接着剤層では、接着剤等の成分は、すべて耐熱性を有する成分とすることができるので、黄変を防止することが可能である。しかし、接着力を維持するために白色顔料を高濃度で用いることができないので、良好な隠蔽性を得るためには、白色インキ層よりも厚く塗工することが必要である。そのため、耐ブロッキング性や金属缶のネックイン加工時の絞り加工適性が低下する。しかも、2度塗り等を行う場合は、設備面やコスト面などで不利となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、金属缶の缶本体に貼着した際の隠蔽性が良好で、しかも焼き付け工程を経ても良好な外観を呈し、さらに、耐ブロッキング性およびネックイン加工時の絞り加工適性が優れている金属缶用ラベル及び金属缶用ラベルが装着された金属缶を提供することにある。
本発明の他の目的は、さらに、コスト的にも有利な金属缶用ラベル及び金属缶用ラベルが装着された金属缶を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の層構成を有する金属缶用ラベルを用いると、金属缶の缶本体の地色の隠蔽性を向上させ、しかも焼き付け工程を経ても黄変が視認されず良好な外観を呈しており、さらに、優れた耐ブロッキング性およびネックイン加工時の絞り加工適性を発揮できることを見出し、本発明を完成させた。
【0010】
すなわち、本発明は、耐熱性ラベル基材と、ウレタンウレア系樹脂を樹脂の主成分として含有している耐熱性白色インキ層と、接着剤層とをこの順で有し、且つ印刷層を、耐熱性ラベル基材の外側、または耐熱性ラベル基材と耐熱性白色インキ層との間に有する金属缶用ラベルであって、前記印刷層と耐熱性白色インキ層との間に耐熱性ポリエステル系樹脂または耐熱性エポキシ系樹脂を樹脂の主成分として含有している耐変色性白色インキ層を有していることを特徴とする金属缶用ラベルを提供する。
【0011】
前記接着剤層は、白色に着色されていてもよい。
【0012】
本発明は、また、前記金属缶用ラベルが缶胴部周面に装着されている金属缶を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図面において、同一の部材や部分には同一の符号が付されている。
【0014】
図1は本発明の金属缶用ラベルの一例を部分的に示す概略断面図である。この金属缶用ラベル1は、耐熱性ラベル基材2上に、印刷層3、耐変色性白色インキ層5、耐熱性白色インキ層4、接着剤層6を、順次積層した構成を有している。すなわち、金属缶用ラベル1は、耐熱性ラベル基材2と、耐熱性白色インキ層4と、接着剤層6とをこの順で有し、且つ印刷層3を耐熱性ラベル基材2と耐熱性白色インキ層4との間に有しており、さらに、前記印刷層3と耐熱性白色インキ層4との間に耐変色性白色インキ層5を有している。
【0015】
また、図2は本発明の金属缶用ラベルの他の例を部分的に示す概略断面図である。この金属缶用ラベル11は、耐熱性ラベル基材21上に、印刷層31、耐変色性白色インキ層51、耐熱性白色インキ層41、白色に着色されている接着剤層(「白色接着剤層」と称する場合がある)61を、順次積層した構成を有している。すなわち、金属缶用ラベル11は、接着剤層が白色に着色されていること以外は、前記図1で示される金属缶用ラベル1と同様の構成を有している。
【0016】
このような金属缶用ラベル(1,11)は、図3で示されるように、缶コーヒーや缶ビール等の飲料缶やスプレー缶などの金属缶を構成する缶本体の胴部周面(缶胴部周面)に接着する外装用ラベルとして利用される。図3は、図1で示される金属缶用ラベル1が缶胴部周面に貼着されている金属缶を示す概略図である。図3において、7は金属缶、71は缶本体、72は缶胴部、73は缶底部である。
【0017】
図1で示される金属缶用ラベル1は、耐熱性白色インキ層4と印刷層3との間に耐変色性白色インキ層5を有しているので、耐熱性白色インキ層4および耐変色性白色インキ層5による隠蔽性(白色隠蔽性)を効果的に発揮することができる。また、図2で示される金属缶用ラベル11は、耐熱性白色インキ層41と印刷層31との間に耐変色性白色インキ層51を有し、且つ白色接着剤層61を有しているので、耐熱性白色インキ層41、耐変色性白色インキ層51および白色接着剤層61による隠蔽性(白色隠蔽性)を効果的に高いレベルで発揮することができる。
【0018】
しかも、本発明の金属缶用ラベルは、耐熱性白色インキ層の外側に耐変色性白色インキ層が形成されているので、該金属缶用ラベルを金属缶の缶胴部周面に貼着した後、焼き付け工程を経ても黄変が視認されず、例えば、耐熱性白色インキ層(4,41)が黄変したとしても、その黄変は耐変色性白色インキ層(5,51)により視認されにくくなっている。そのため、金属缶用ラベル(1,11)は、焼き付け工程を経ても良好な外観を呈している。なお、耐変色性白色インキ層(5,51)は、印刷層(3,31)と耐熱性白色インキ層(4,41)との間に形成されているので、印刷層(3,31)による文字やデザインなどを視認することができる。
【0019】
また、金属缶用ラベル1では耐熱性白色インキ層4、耐変色性白色インキ層5および接着剤層6による積層効果によって、一方、金属缶用ラベル11では、耐熱性白色インキ層41、耐変色性白色インキ層51および白色接着剤層61による積層効果によって、コシが強くなり、機械特性(貼付加工適性、ネックイン加工等の絞り加工適性など)が向上している。従って、金属缶用ラベル(1,11)を装着した金属缶に、ネックイン加工等のきびしい絞り加工を加えても、皺やボイドの発生を防止することができる。さらにまた、白色接着剤層61の厚みを極力薄くすることができるので、耐ブロッキング性の低下を抑制又は防止できる。
【0020】
このように、本発明の金属缶用ラベルは、優れた隠蔽性を発揮できるとともに焼き付け工程を経ても良好な外観を呈し、しかも良好な耐ブロッキング性を有しており、また優れた絞り加工適性を金属缶に付与することができる。さらにまた、耐熱性白色インキ層による隠蔽性が発揮されているので、耐変色性白色インキ層や白色に着色されている接着剤層の厚みを極力薄くすることが可能であり、コスト的にも優れている。しかも、グラビア印刷等の慣用の印刷方法により、印刷層、耐変色性白色インキ層、耐熱性白色インキ層を1つの印刷工程で形成することができ、耐変色性白色インキ層を形成するための新たな工程が必要でないので、製造作業性が良好である。また、この点からもコスト的に不利にならない。
【0021】
前記耐熱性ラベル基材(2,21)としては、缶本体に加熱接着する際の加熱温度ではほとんど収縮することのない(缶本体との接着により外観上は実質的に収縮しない)耐熱性合成樹脂フィルムを用いることができる。具体的には、缶本体の胴部に加熱接着する際の熱に耐え得る耐熱性を備えた透明な合成樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルフィルムやポリエステル系樹脂を積層したフィルムなどを使用できる。前記フィルムは無延伸フィルム、一軸若しくは二軸延伸フィルムの何れであってもよいが、延伸フィルム、特に二軸延伸フィルムを用いる場合が多い。耐熱性ラベル基材としては、特に寸法安定性に優れた二軸延伸ポリエステル系樹脂フィルムで形成されているのが好ましい。耐熱性ラベル基材(2,21)の厚みは、基材としての強度や耐熱性、ラベルとしたときの貼付作業性や外観等を損なわない範囲で適宜選択できるが、一般には5〜50μm程度、好ましくは9〜25μm程度である。
【0022】
前記印刷層(3,31)は、耐熱性ラベル基材(2,21)の表面などに、着色顔料を含有したインキを用いグラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷等の公知の印刷技術を利用して文字や模様等を形成したものであり、特に、ウレタン系樹脂成分を含む1液又は2液硬化型インキ等の耐熱性に富むインキを用いてグラビア印刷するのが望ましい。前記ウレタン系樹脂としては、ウレタン結合を有する樹脂であれば特に制限されないが、なかでも、耐熱性とともに印刷適性が優れているウレタン系樹脂(例えば、下記白色インキ層(4,41)で示されるようなウレタンウレア系樹脂など)を好適に用いることができる。印刷層(3,31)の厚みは、例えば0.5〜8μm程度、好ましくは1〜5μm程度である。
【0023】
なお、印刷層(3,31)は、図1や2で示されているように、耐熱性ラベル基材(2,21)と耐変色性白色インキ層(5,51)との間に形成されていることが好ましいが、耐熱性ラベル基材(2,21)の耐変色性白色インキ層(5,51)とは反対側の面に形成されていてもよく、また耐熱性ラベル基材(2,21)の両面に形成されていてもよい。このように、印刷層は、耐熱性ラベル基材の少なくとも一方の面に形成することができる。
【0024】
前記耐熱性白色インキ層(4,41)を形成する白色インキとしては、バインダー成分等として用いられている樹脂の主成分として耐熱性を有する樹脂を含有していれば、特に制限されないが、樹脂の主成分としてウレタンウレア系樹脂を含有していることが好ましい。前記ウレタンウレア系樹脂は、通常、ポリイソシアネート(ジイソシアネート等)と、ポリオール(ジオール等)とを反応させて得られるウレタン系プレポリマーを、アミン系伸長剤(ジアミン等)により鎖伸長して調製される。従って、ウレタンウレア系樹脂は、分子内にウレタン結合部位と尿素結合部位とを有している。このようなウレタンウレア系樹脂を含有する白色インキでは、樹脂として、ウレタンウレア系樹脂とともに、他の樹脂(例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体など)が用いられていてもよい。なお、白色インキには、白色顔料が含まれており、さらに、助剤(例えば、ブロッキング防止剤等のワックスなど)や添加剤などが適宜含まれていてもよい。また、前記白色顔料としては、特に制限されないが、特に隠蔽性の観点より、酸化チタンを好適に用いることができる。
【0025】
代表的な白色インキとしては、例えば、白色インキ中の固形分全量に対して、50〜80重量%(好ましくは70〜80重量%)の白色顔料、20〜50重量%(好ましくは20〜30重量%)の樹脂(耐熱性を有する樹脂を主成分とする樹脂)、5重量%以下(好ましくは3重量%以下)の助剤を含有する白色インキを例示できる。なお、白色インキには、通常、白色インキ全量に対して40〜50重量%の溶剤が含まれているが、該溶剤は塗工後の乾燥で除去される。従って、耐熱性白色インキ層には実質上溶剤が含まれていない。
【0026】
樹脂の主成分としてウレタンウレア系樹脂が用いられている場合、例えば、樹脂全量に対して50〜100重量%(好ましくは60〜80重量%)程度のウレタンウレア系樹脂を含有していることが好ましく、残部には主に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が含まれていることが望ましい。
【0027】
耐熱性白色インキ層(4,41)の厚みは、例えば1〜5μm程度、好ましくは1〜3μm程度である。
【0028】
耐熱性白色インキ層(4,41)は、前記印刷層(3,31)と同様の印刷方法(例えば、グラビア印刷、フレキソ印刷など)を利用して形成することができる。
【0029】
前記耐変色性白色インキ層(5,51)は、金属缶用ラベル(1,11)を金属缶の缶胴部周面に貼着後に、焼き付け工程を経ても、黄変等の変色が生じない又は生じにくい白色インキ層である。耐変色性白色インキ層(5,51)を形成する白色インキとしては、前記耐熱性白色インキ層(4,41)を形成する白色インキとは異なり、焼き付け時の熱により変色が生じる成分の割合が極めて少ない又は全くない白色インキ組成物(耐変色性白色インキ)から構成されている。
【0030】
具体的には、耐変色性白色インキ層(5,51)を形成する白色インキの樹脂としては、ポリエステル系樹脂や、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、アミノプラスト系樹脂、ウレタン系樹脂などの単体または混合物などが挙げられる。これらの中でも、耐熱性、密着性、加工性などの点で、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂が好ましい。
【0031】
このようなポリエステル系樹脂としては、公知の熱硬化型ポリエステル系樹脂であってもよいが、架橋剤により架橋されるポリエステル系樹脂が好適である。ポリエステル系樹脂を架橋するための架橋剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤、アミン系架橋剤などが挙げられ、イソシアネート系架橋剤を好適に用いることができる。
【0032】
なお、耐変色性白色インキ層(5,51)を形成する白色インキには、白色顔料が含まれており、さらに、添加剤などが適宜含まれていてもよい。また、前記白色顔料としては、特に制限されないが、前記耐熱性白色インキ層4と同様に、隠蔽性の観点より、酸化チタンを好適に用いることができる。
【0033】
耐変色性白色インキ層(5,51)を形成する白色インキとして、代表的な白色インキとしては、例えば、白色インキ中の固形分全量に対して、70重量%以下(好ましくは40〜60重量%)の白色顔料、30重量%以上(好ましくは40〜60重量%)の樹脂、5重量%以下(好ましくは3重量%以下)の架橋剤を含有する白色インキを例示できる。なお、白色インキには、通常、白色インキ全量に対して40〜70重量%の溶剤が含まれているが、該溶剤は塗工後の乾燥で除去される。従って、耐変色性白色インキ層には実質上溶剤が含まれていない。
【0034】
樹脂としてポリエステル系樹脂が用いられている場合、例えば、樹脂全量に対して50〜100重量%(好ましくは70〜90重量%)程度のポリエステル系樹脂と、残部の他の合成樹脂(エポキシ系樹脂など)とを含有していることが望ましい。
【0035】
耐変色性白色インキ層(5,51)の厚みは、例えば1〜5μm程度、好ましくは1〜3μm程度である。
【0036】
耐変色性白色インキ層(5,51)は、印刷層(3,31)や耐熱性白色インキ層(4,41)と同様の印刷方法(例えば、グラビア印刷、フレキソ印刷など)を利用して形成することができる。
【0037】
前記接着剤層6や白色接着剤層61は、金属缶の缶胴部周面と接触して缶胴部周面に対して接着性を発揮する接着剤層である。なお、白色接着剤層61は、接着剤(特に、下記に示されるような熱接着型樹脂を樹脂の主成分として含有する接着剤)と、白色顔料とを含む接着剤組成物により形成されている。前記白色顔料としては、特に制限されないが、前記耐熱性白色インキ層(4,41)や耐変色性白色インキ層(5,51)と同様に、隠蔽性の観点より、酸化チタンを好適に用いることができる。
【0038】
接着剤層6や白色接着剤層61中の接着剤は、接着性を発揮できる接着性樹脂を樹脂の主成分として含有する接着剤であり、なかでも、加熱により接着性を発揮できる樹脂(熱接着型樹脂)を樹脂の主成分として含有する接着剤が好ましい。このような熱接着型樹脂としては、例えば、ポリエステル系熱接着型樹脂や、エポキシ系熱接着型樹脂、フェノール系熱接着型樹脂、アミノプラスト系熱接着型樹脂、ウレタン系熱接着型樹脂などの熱硬化性樹脂等の単体または混合物などが挙げられる。これらの中でも、耐熱性、密着性、加工性などの点で、ポリエステル系熱接着型樹脂、エポキシ系熱接着型樹脂が好ましく、特に貼り付け作業性の点からポリエステル系熱接着型樹脂が好ましい。
【0039】
ポリエステル系熱接着型樹脂としては、公知の熱硬化型ポリエステル系樹脂であってもよいが、熱によって架橋剤(例えば、イソシアネート系架橋剤、アミン系架橋剤など)による架橋が進行して熱接着性を発現できるポリエステル系熱接着型樹脂が好適であり、特に、ポリエステル・イソシアネート系熱接着型樹脂が好ましい。このような架橋剤の割合としては、熱接着型樹脂全量に対して3重量%以下(好ましくは1重量%以下)であることが望ましい。
【0040】
樹脂としてポリエステル系熱接着型樹脂が用いられている場合、例えば、樹脂全量に対して50〜100重量%(好ましくは70〜90重量%)程度のポリエステル系熱接着型樹脂と、残部の他の合成樹脂(エポキシ系樹脂など)とを含有していることが望ましい。
【0041】
なお、白色接着剤層61を形成する接着剤組成物としては、例えば、固形分全量に対して、70重量%以下(好ましくは40〜60重量%)の白色顔料、30重量%以上(好ましくは40〜60重量%)の樹脂、5重量%以下(好ましくは3重量%以下)の架橋剤を含有する接着剤組成物を例示できる。
【0042】
接着剤層6を形成するための接着剤や、白色接着剤層61を形成するための接着剤組成物には、通常、接着剤又は接着剤組成物全量に対して40〜70重量%の溶剤が含まれているが、該溶剤は塗工後の乾燥で除去される。従って、接着剤層6又は白色接着剤層61には実質上溶剤が含まれていない。
【0043】
接着剤層6や白色接着剤層61の厚みは、例えば1〜15μm程度、好ましくは2〜10μm程度である。
【0044】
接着剤層6や白色接着剤層61は、公知乃至慣用のコーティング方法や印刷方法を用いて形成することができる。
【0045】
金属缶用ラベル(1,11)には、各層の間に、必要に応じて他の層(例えば、アンカーコート層やプライマーコート層など)を適宜設けることができる。
【0046】
本発明の金属缶用ラベルは、例えば、図1や2で示される金属缶用ラベル(1,11)の場合、公知乃至慣用の印刷方法を利用して、耐熱性ラベル基材(2,21)上に、印刷層(3,31)、耐変色性白色インキ層(5,51)、耐熱性白色インキ層(4,41)を順次形成し、さらに、耐熱性白色インキ層(4,41)上に、公知乃至慣用のコーティング方法や印刷方法を利用して接着剤層6や白色接着剤層61を形成することにより作製することができる。なお、耐変色性白色インキ層(5,51)を形成する耐変色性白色インキとして、白色接着剤層61に用いる組成物を使用してもよい。
【0047】
本発明の金属缶用ラベルの隠蔽性は、透過濃度計(伊原電子工業株式会社製の透過濃度測定機器「Ihac−T5(型番)」;ポータブル白黒透過濃度計)を用いて測定した透過濃度が、0.30以上(好ましくは0.35以上、さらに好ましくは0.40以上)であることが望ましい。
【0048】
本発明の金属缶は、前記金属缶用ラベルを、缶本体の缶胴部周面に装着させ、さらに必要に応じてオーバーコート層を形成することにより、作製することができる。具体的には、例えば、アルミニウム板を深絞りしごき加工成形することにより缶底部と筒状の缶胴部とが一体成形された缶本体を、例えば80〜180℃程度に加熱し、該缶本体の缶胴部の外周面に、接着剤層6や白色接着剤層61が接触するように、金属缶用ラベル(1,11)を巻き付け、圧着して接着させ、さらに、必要に応じてオーバーコート剤を塗布した後、必要に応じて接着剤層6や白色接着剤層61等の硬化を行うことにより、缶本体に装着することができる。
【0049】
次に、金属缶用ラベルが缶胴部周面に加熱接着された後の缶胴部の上部にネックイン加工を施し、径が1段ないし複数段に絞られたネックイン処理部を形成することができる。
【0050】
このようにしてネックイン加工が施された金属缶は、清涼飲料等の内容物を製造する工場に出荷され、そこで内容物を金属缶の内部に充填した後に、別に作成された缶蓋を、ネックイン処理部の端部に巻締め処理によって強固に一体化して、密閉状態の金属缶が構成される。缶蓋には、通常プルタブ等の飲み口形成用の加工が施されている。
【0051】
なお、金属缶の缶本体としては、前記アルミニウム板やスチール板の他、種々の金属板を用いて形成することができる。このような金属板は、表面処理が施されていてもよい。
【0052】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は実施例により何ら限定されるものではない。
【0053】
(耐熱性白色インキの調製例)
酸化チタン35重量部(固形分全量に対して74.5重量%)、ウレタンウレア系樹脂8重量部(固形分全量に対して17重量%)、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体3重量部(固形分全量に対して6.4重量%)、ブロッキング防止剤としてワックス1重量部(固形分全量に対して2.1重量%)を、溶剤53重量部中に混合・分散させて、耐熱性白色インキ(白色インキA)を調製した。
【0054】
(耐変色性白色インキの調製例)
酸化チタン25重量部(固形分全量に対して59.5重量%)、ポリエステル系樹脂13重量部(固形分全量に対して31.0重量%)、エポキシ系樹脂3重量部(固形分全量に対して7.14重量%)、イソシアネート系架橋剤1重量部(固形分全量に対して2.38重量%)を、溶剤58重量部中に混合・分散させて、耐変色性白色インキ(耐変色性白色インキA)を調製した。
【0055】
(白色に着色されている接着剤の調製例)
酸化チタン25重量部(固形分全量に対して59.5重量%)、熱接着型のポリエステル系樹脂13重量部(固形分全量に対して31.0重量%)、エポキシ系樹脂3重量部(固形分全量に対して7.14重量%)、イソシアネート系架橋剤1重量部(固形分全量に対して2.38重量%)を、溶剤58重量部中に混合・分散させて、白色に着色されている接着剤(白色接着剤A)を調製した。
【0056】
(透明接着剤の調製例)
熱接着型のポリエステル系樹脂19.35重量部(固形分全量に対して64.5重量%)、エポキシ系樹脂4.8重量部(固形分全量に対して16重量%)、イソシアネート系架橋剤2.55重量部(固形分全量に対して8.5重量%)を、溶剤70重量部中に混合・分散させて、着色されていない透明な接着剤(接着剤A)を調製した。
【0057】
(実施例1)
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの片面に、グラビア印刷により、グラビア印刷用カラーインキによる印刷層(厚み3μm)、耐変色性白色インキAによる耐変色性白色インキ層(厚み1.5μm)、白色インキAによる耐熱性白色インキ層(厚み1.5μm)を順次形成し、次いで、前記耐熱性白色インキ層上に、接着剤Aを3g/m2の膜厚で塗工して接着層(厚み2μm)を形成することにより、金属缶用ラベル(金属缶用ラベルA)を作製した。
【0058】
前記金属缶用ラベルAの透過濃度を、透過濃度計(伊原電子工業株式会社製の透過濃度測定機器「Ihac−T5(型番)」;ポータブル白黒透過濃度計)を用いて測定したところ、0.40であった。また、金属缶用ラベルAを重ねて90日間保存したところ、ブロッキングが生じていなかった。
【0059】
缶底部と缶胴部とが一体成形されたジルコニウム表面処理が施されたアルミニウム製の缶本体を130℃以上の温度に加熱し、その胴部を上記で得られた金属缶用ラベルAの接着層面に圧着させて、金属缶用ラベルを缶本体の缶胴部周面に貼り付けた。金属缶用ラベルを貼付後、オーバーコート剤として、アクリル系樹脂を主成分とする熱硬化性樹脂組成物を、金属缶用ラベル全面と、アルミニウム製の缶本体の缶胴部の上下方向における開放端部(露出端部)の全面及び缶フランジ部先端の部分とに、塗布した。オーバーコート剤の塗布後、缶の温度が210℃で1分間保持できるように加熱し、オーバーコート剤を硬化させるとともに、接着層を硬化させて、金属缶用ラベル、オーバーコート層が、この順で、アルミニウム製の缶本体の缶胴部に積層され、装着されたアルミニウム製の缶本体を作製した。
【0060】
その後、前記金属缶用ラベル及びオーバーコート層が積層されたアルミニウム製の缶本体の上部にネックイン加工を施し、金属缶を作製したところ、金属缶用ラベルに皺やボイドが生じていなかった。
【0061】
さらにまた、目視により黄変および金属缶の缶本体の地色の隠蔽性を観察したところ黄変は視認されず、また、金属缶用ラベルを通して金属缶の缶本体の地色も視認されず、良好な外観を呈しているとともに、隠蔽性が優れていた。
【0062】
(実施例2)
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの片面に、グラビア印刷により、グラビア印刷用カラーインキによる印刷層(厚み3μm)、耐変色性白色インキAによる耐変色性白色インキ層(厚み1.5μm)、白色インキAによる耐熱性白色インキ層(厚み1.5μm)を順次形成し、次いで、前記耐熱性白色インキ層上に、白色接着剤Aを7g/m2の膜厚で塗工して白色接着剤層(厚み5μm)を形成することにより、金属缶用ラベル(金属缶用ラベルB)を作製した。
【0063】
前記金属缶用ラベルBの透過濃度を実施例1と同様にして測定したところ0.41であった。また、金属缶用ラベルBを重ねて、その上から5kg/cm2の荷重をかけて40℃で24時間保管後に、ブロッキング状態を確認したところ、ブロッキングは生じていなかった。
【0064】
また、実施例1と同様にして金属缶用ラベルBを、ジルコニウム表面処理が施されたアルミニウム製の缶本体に装着し、その後、該アルミニウム製の缶本体の上部にネックイン加工を施し、金属缶を作製したところ、金属缶用ラベルに皺やボイド(うき)は全く生じていなかった。
【0065】
さらにまた、目視により黄変および金属缶の缶本体の地色の隠蔽性を観察したところ黄変は視認されず、また、金属缶用ラベルを通して金属缶の缶本体の地色も視認されず、良好な外観を呈しているとともに、隠蔽性が優れていた。
【0066】
(比較例1)
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの片面に、グラビア印刷により、グラビア印刷用カラーインキによる印刷層(厚み3μm)、白色インキAによる耐熱性白色インキ層(厚み1.5μm)を順次形成して、次いで、前記耐熱性白色インキ層上に、接着剤Aを3g/m2の膜厚で塗工して接着層(厚み2μm)を形成することにより、金属缶用ラベル(金属缶用ラベルC)を作製した。該金属缶用ラベルCの透過濃度を実施例1と同様にして測定したところ0.28であった。また、金属缶用ラベルCを重ねて、その上から5kg/cm2の荷重をかけて40℃で24時間保管後に、ブロッキング状態を確認したところ、ブロッキングは生じていなかった。
【0067】
また、実施例1と同様にして金属缶用ラベルCを、ジルコニウム表面処理が施されたアルミニウム製の缶本体に装着し、その後、該アルミニウム製の缶本体の上部にネックイン加工を施し、金属缶を作製した。該金属缶について、目視により黄変および金属缶の缶本体の地色の隠蔽性を観察したところ、黄変が観察され、しかも金属缶用ラベルを通して金属缶の缶本体の地色も若干視認され、良好な外観を呈しておらず、また隠蔽性が低かった。
【0068】
(比較例2)
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの片面に、グラビア印刷により、グラビア印刷用カラーインキによる印刷層(厚み3μm)を形成し、次いで、前記印刷層上に、白色接着剤Aを13g/m2の膜厚で塗工して白色接着剤層(厚み15μm)を形成することにより、金属缶用ラベル(金属缶用ラベルD)を作製した。該金属缶用ラベルDの透過濃度を実施例1と同様にして測定したところ0.39であった。また、金属缶用ラベルDを重ねて14日間保存したところ、ブロッキングが生じていることが確認された。
【0069】
また、実施例1と同様にして金属缶用ラベルDを、ジルコニウム表面処理が施されたアルミニウム製の缶本体に装着し、その後、該アルミニウム製の缶本体の上部にネックイン加工を施し、金属缶を作製したところ、金属缶用ラベルDに皺又はボイド(うき)が生じていた。さらにまた、目視により黄変および金属缶の缶本体の地色の隠蔽性を観察したところ、黄変は視認されなかったが、金属缶用ラベルを通して金属缶の缶本体の地色が若干視認され、隠蔽性が低く、この点から良好な外観を呈していなかった。
【0070】
なお、実施例1や2の金属缶用ラベルAやBと、比較例1や2の金属缶用ラベルCやD(特に、金属缶用ラベルD)と比較すると、同程度の隠蔽性を得るためには、金属缶用ラベルAやBでは、耐変色性白色インキ層及び白色に着色されている接着剤層の総厚みを低減することができ、この観点から、金属缶用ラベルAやBは、コスト的に有利であるといえる。
【0071】
【発明の効果】
本発明の金属缶用ラベルによれば、金属缶の缶本体に貼着した際の隠蔽性が良好で、しかも焼き付け工程を経ても優れた外観を呈しており、さらに、耐ブロッキング性およびネックイン加工時の絞り加工適性が優れている。さらに、コスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属缶用ラベルの一例を部分的に示す概略断面図である。
【図2】本発明の金属缶用ラベルの他の例を部分的に示す概略断面図である。
【図3】図1で示される金属缶用ラベル1が缶胴部周面に貼着されている金属缶を示す概略図である。
【図4】従来の金属缶用ラベルを部分的に示す概略断面図である。
【符号の説明】
1,11 金属缶用ラベル
2,21 耐熱性ラベル基材
3,31 印刷層
4,41 耐熱性白色インキ層
5,51 耐変色性白色インキ層
6 接着剤層
61 白色に着色されている接着剤層(白色接着剤層)
7 金属缶
71 缶本体
72 缶胴部
73 缶底部
Claims (3)
- 耐熱性ラベル基材と、ウレタンウレア系樹脂を樹脂の主成分として含有している耐熱性白色インキ層と、接着剤層とをこの順で有し、且つ印刷層を、耐熱性ラベル基材の外側、または耐熱性ラベル基材と耐熱性白色インキ層との間に有する金属缶用ラベルであって、前記印刷層と耐熱性白色インキ層との間に耐熱性ポリエステル系樹脂または耐熱性エポキシ系樹脂を樹脂の主成分として含有している耐変色性白色インキ層を有していることを特徴とする金属缶用ラベル。
- 接着剤層が白色に着色されている請求項1記載の金属缶用ラベル。
- 請求項1又は2に記載の金属缶用ラベルが缶胴部周面に装着されている金属缶。
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