JP4045753B2 - パネル取付用電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御盤等に装着されるタイマ、温度調節器等のパネル取付用電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パネル取付用電子機器としてのタイマ30の場合、図10に示すように、その機器本体30Aの前面部には操作・表示部38が設けてある。また、その機器本体30Aの後面部には端子台31が設けてある。そして、この端子台31には、図11に示す端子カバー32が着脱可能に装着してある。
【0003】
すなわち、端子カバー32は、そのカバー本体32Aの両側の上下に片部33を有しており、この端子カバー32を、その片部33を外にして端子台31に被せて、図12に示すように端子カバー32が機器本体30Aの後面部に取付けてある。
【0004】
この場合、端子カバー32の外形寸法は、機器本体30Aの外形寸法より大きくなっており、パネルカット37の寸法より大きくなっている。
【0005】
そして、タイマ30は制御盤の制御パネル36に取付けられるものである。すなわち、この制御パネル36にはタイマ30を取付けるための四角形状のパネルカット37が形成してある。そして、このパネルカット37の寸法は、タイマ30の機器本体30Aの外形寸法よりやや大きくしてある。
【0006】
そして、端子カバー32が装着されていないタイマ30を、その機器本体30Aの後端部側から制御パネル36のパネルカット37に挿入して、操作・表示部38の周部38Aの後面部のストッパ面部39を制御パネル36に当接させて、例えばタイマ30の機器本体30Aに押え部材(図示せず)を装着して、この押え部材と操作・表示部38の周部38Aとで制御パネル36を挟み込むようにして、タイマ30を制御パネル36に取付け、その後に、端子カバー32を機器本体30Aの後面部に取付けることで、タイマ30が制御パネル36に取付けてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のタイマ(パネル取付用電子機器)30にあっては、端子カバー32の外形寸法がパネルカット37に対応する機器本体30Aの外形寸法より大きいために、制御パネル36にタイマ30を取付ける場合、端子カバー32をタイマ30の機器本体30Aから一度外し、タイマ30を制御パネル36に装着した状態で再び端子カバー32を機器本体30Aに取付ける必要があり、その組立が容易でないという問題点があったし、また、タイマ30の端子台31に配線を施す場合に、端子カバー32を機器本体30Aから完全に外すために、この端子カバー32が紛失するという問題点があった。
【0008】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、端子台に端子カバーを装着した状態の機器本体を、この端子カバー側から制御パネルのパネルカットに挿入して制御パネルに取付けることができて、その組立が容易になる端子カバー構造を備えたパネル取付用電子機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係るパネル取付用電子機器は、前部に操作・表示部を設け、後部に端子台を設けて機器本体を構成し、機器本体を制御パネルに設けられたパネルカットに挿入した状態で、制御パネルに取付けられるように構成し、且つ、機器本体の後部に設けた端子台を覆うカバーを備えてなるパネル取付用電子機器であって、端子カバーの外形寸法をパネルカットに対応した機器本体の外形寸法に同じかもしくは小さくしており、且つ、端子カバーの一方の端部の両側に一方のカバー側係合部を設けると共に、他方の端部に他方のカバー側係合部を設け、又、機器本体の端子台の一方に端部の両側に一方の本体側係合部を設けると共に、他方の端部の両側に他方の本体側係合部を設けて、端子カバーにおける端子台に対する枢支部を構成しており、枢支部が、一方のカバー側係合部を一方の本体側係合部にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合されて構成されると共に、他方のカバー側係合部を他方の本体側係合部にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させて構成され、さらに、枢支部は、一方のカバー側係合部を、内側から一方の本体側係合部にそれぞれ回転可能にかつ着脱可能に係合させて構成されると共に、他方のカバー側係合部を、内側から他方の本体側係合部にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させて構成した。
【0010】
パネル取付用電子機器とは、例えば制御盤の制御パネルに装着されるタイマ、温度調節器等の電子機器であり、パネルカットとは、制御パネルに形成された電子機器取付用の開口であり、端子カバーとは、機器本体の端部の端子台を覆うフィンガープロテクタである。
【0011】
かかる構成により、端子台に端子カバーを装着した状態のパネル取付用電子機器を、この端子カバー側から制御パネルのパネルカットに挿入して、パネル取付用電子機器を制御パネルに取付けることができる。
【0012】
このように、パネル取付用電子機器を制御パネルに取付ける場合に、端子カバーを一旦外す必要がなくなり、パネル取付用電子機器の制御パネルへの取付けが容易になる。
【0014】
枢支部は、端子カバーに設けた支承用突起と、端子台に設けられ且つ支承用突起が回転可能に且つ着脱可能に係合する支承用孔部とで構成される。
【0015】
また、かかる構成により、端子カバーが枢支部を支点にして開閉でき、完全に機器本体の端子台から端子カバーを外さずに配線できるために、この端子カバーが紛失することがなくなる。また、端子カバーが付いた状態で端子台への配線が困難な場合には機器本体から端子カバーを完全に外して配線することができる。
【0019】
また、かかる構成により、端子台に配線する場合、端子カバーを、その一方のカバー側係合部と本体側係合部との係合部(支承用突起)で構成される枢支部を支点にして開くか、または、端子カバーを、その他方のカバー側係合部と本体側係合部との係合部(支承用突起)で構成される枢支部を支点にして開くかして行うことができる。
【0020】
このように、端子カバーを開閉でき、完全に機器本体から端子カバーを外さずに配線できるために、この端子カバーが紛失することがなくなる。また、端子カバーが付いた状態で端子台への配線が困難な場合には機器本体から端子カバーを完全に外して配線することができる。
【0021】
また、本発明に係るパネル取付用電子機器は、上記したパネル取付用電子機器において、端子カバーに、この端子カバーを端子台に取付けた際に、端子台に接続されたコードを押えるコード押え部を設けた。
【0022】
かかる構成により、端子カバーを開いた状態で端子台に配線を施し、端子カバーを閉じて端子カバーで端子台を覆うことで、端子カバーに設けたコード押え部が配線のコードを押えて、コードが妄りに動くことを規制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は本発明に係るパネル取付用電子機器の正面側からの斜視図、図2は同パネル取付用電子機器の後面側からの斜視図、図3は同パネル取付用電子機器において端子カバーを下側に開いた状態の斜視図、図4は同パネル取付用電子機器において端子カバーを上側に開いた状態の斜視図、図5の(1)は端子カバーの裏側からの斜視図、図5の(2)は支承用突起の斜視図である。なお、説明の便宜上、図面において前後、左右及び上下を図示のように設定する。
【0025】
パネル取付用電子機器としてのタイマのような電子機器Aは機器本体1と端子カバー5とを備えており、この機器本体1は、ケース2にタイマ機能を保有する電子部品を搭載した基板(いずれも図示せず)等を内蔵し、且つ前部に操作・表示部4を設け、その後部に端子台3を設けて構成してある。そして、端子台3には端子カバー5が着脱可能に且つ開閉可能に取付けてある。
【0026】
ケース2の後面部は端子台3の一部を構成している。すなわち、後面部には、図3に示すように上下2段にわたって端子台部6、7と、端子台部6、7に挟まれたアダプタ取付部18とが形成してある。
【0027】
上段の端子台部6は、複数の端子取付部8を左右方向に並べて構成してあり、これらの端子取付部8は、左右方向に沿う隔壁部9と複数の仕切り部10とにより区画されている。そして、端子取付部8には、図9に示すように電子部品を搭載した基板に接続される端子部11Aと、この端子部11Aに螺装された端子ねじ11Bとが設けてある。
【0028】
そして、上段の端子台部6の仕切り部10のうち、両端(左、右端)に位置する仕切り部10A、10Bは、ケース2の左、右側面部2C、2Dとほぼ同一平面内に位置させてあり、また、上段の端子台部6の複数の仕切り部10の上縁部10aはケース2の上面部2Eとほぼ同一平面内に位置させてある。
【0029】
そして、上段の端子台部6の両端(左、右端)の仕切り部10A、10Bは、その角部10bに寄せて一方の本体側係合部である上側支承孔部12が設けてある。
【0030】
また、下段の端子台部7は、上記した上段の端子台部6を逆(下向き)にした構成であり、複数の端子取付部8−1が、左右方向に沿う隔壁部9−1と複数の仕切り部10−1とにより区画されていて、端子取付部8−1には、電子部品を搭載した基板に接続される端子部11Aと、この端子部11Aに螺装された端子ねじ11Bとが設けてある。
【0031】
そして、下段の端子台部7の仕切り部10−1にうち、両端(左、右端)に位置する仕切り部10A−1、10B−1は、ケース2の左、右側面部2C、2Dとほぼ同一平面内に位置させてあり、また、下段の端子台部7の複数の仕切り部10−1の上縁部10a−1はケース2の下面部2Fとほぼ同一平面内に位置させてある。
【0032】
そして、下段の端子台部7の両端(左、右端)の仕切り部10A−1、10B−1には、その角部10b−1に寄せて他方の本体側係合部である下側支承孔部12−1が設けてある。
【0033】
端子カバー5は、図5の(1)に示すようにケース2の四角形状の後面部の大きさ、すなわち後述するパネルカットに対応する機器本体1の外形寸法(四角形状)よりやや小さい四角形状で板状のカバー本体5Aを有しており、このカバー本体5Aの面部には、複数の工具挿入用孔部13が上下及び中間の3段にわたって形成してある。
【0034】
また、カバー本体5Aの裏面部5aには、その上、下縁部5b、5cに近付けて凸条からなるコード押え部14、14−1が所定の間隔をおいて一直線状に形成してあり、また、裏面部5aの中央に位置させてコード押え部14−2が形成してある。
【0035】
そして、カバー本体5Aの左、右側縁部5d、5eの上部には、裏面部5aに対して直角に上側取付片部15、16が形成してあり、これらの上側取付片部15、16のそれぞれの外面には一方のカバー側係合部である上側支承用突起17が設けてある。また、カバー本体5Aの左、右側縁部5d、5eの下部には、裏面部5aに対して直角に下側取付片部15−1、16−1が形成してあり、これらの下側取付片部15−1、16−1のそれぞれの外面には他方のカバー側係合部である下側支承用突起17−1が設けてある。
【0036】
そして、端子カバー5は、その上側支承用突起17を上段の端子台部6の両端の仕切り部10A、10Bの上側支承孔部12にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させ、また、その下側支承用突起17−1を下段の端子台部7の両端の仕切り部10A、10Bの下側支承孔部12−1にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させて、機器本体1の端子台3に開閉可能に取付けてある。そして、上側支承用突起17と上側支承孔部12とで上側の枢支部を、下側支承用突起17−1と下側支承孔部12−1とで下側の枢支部をそれぞれ構成している。
【0037】
この場合、端子カバー5に設けたコード押え部14、14−1は、端子取付部8、8−1の仕切り部10A、10B、10A−1、10B−1間に、コード押え部14−2はアダプタ取付部18にそれぞれ位置するようになり、端子カバー5に設けた上、下段の複数の工具挿入用孔部13は、端子取付部8、8−1に対向し、端子カバー5に設けた中段の複数の工具挿入用孔部13は、アダプタ取付部18に対向するようになる。
【0038】
そして、機器本体1の前部には操作・表示部4が設けてあるが、この操作・表示部4の周部4Aは機器本体1のケース2より大きくしてあって、すなわちパネルカット寸法より大きくしてあって、この周部4Aの後面部がストッパ面部19になっている。
【0039】
上記のように構成された電子機器Aは、図6乃至図9に示すように制御盤20に装着してある。
【0040】
すなわち、制御盤20は、ボックス21に横開きが可能になるように制御パネル22がヒンジ(図示せず)を介して取付けてある。そして、この制御パネル22には電子機器Aを取付けるための四角形状のパネルカット23が形成してある。そして、このパネルカット23の寸法(高さH×幅B)は、電子機器Aの機器本体1のケース2の寸法、すなわちパネルカット23に対応する機器本体1の外形寸法(高さh×幅b)よりやや大きくしてある。
【0041】
そして、端子台3に端子カバー5を装着した状態の電子機器Aを、この端子カバー5側から制御パネル22のパネルカット23に挿入して、操作・表示部4の周部4Aの後面部のストッパ面部19を制御パネル22に当接させて、例えば電子機器Aの機器本体1に押え部材(図示せず)を装着して、この押え部材と操作・表示部4の周部4Aとで制御パネル22を挟み込むようにして、電子機器Aが制御パネル22に取付けてある。
【0042】
そして、端子台3の各端子取付部8、8−1の端子部11Aにはコード(配線)24が接続される。このコード24の接続は、図3に示すように端子カバー5を、その下側支承用突起17−1を支点にして下方に開くか、または、図4に示すように端子カバー5を、その上側支承用突起17を支点にして上方に開くかして行われる。
【0043】
すなわち、端子カバー5を下方に開く場合には、左右の上側支承用突起17を上側支承孔部12から外して、下側支承用突起17−1を支点にして下方に開く。また、端子カバー5を上方に開く場合には、左右の下側支承用突起17−1を下側支承孔部12−1から外して、上側支承用突起17を支点にして上方に開く。
【0044】
そして、端子台3の各端子取付部8、8−1の端子部11Aに螺装された端子ねじ11Bでコード24の端末の接続金具(図示せず)を締め付けて、コード24が各端子取付部8、8−1に取付けられる。
【0045】
そして、端子カバー5を下方に開いた状態から、または端子カバー5を上方に開いた状態から端子カバー5を閉じて、左右の上側支承用突起17を上側支承孔部12に係合するか、または左右の下側支承用突起17−1を下側支承孔部12−1に係合して、端子カバー5で端子台3を覆う。
【0046】
この場合、端子カバー5に設けたコード押え部14、14−1がコード24を押えて、コード24が妄りに動くことを規制する。
【0047】
また、端子カバー5が付いた状態で端子台3への配線が困難な場合には機器本体1から端子カバー5を完全に外して配線する。
【0048】
上記したように、本実施の形態によれば、機器本体1の端部の端子台3を覆う端子カバー5の外形寸法を、パネルカット23に対応する機器本体1の外形寸法より小さくしてあるために、端子台3に端子カバー5を装着した状態の電子機器Aを、この端子カバー5側から制御パネル22のパネルカット23に挿入して、電子機器Aを制御パネル22に取付けることができる。
【0049】
このように、電子機器Aを制御パネル22に取付ける場合に、端子カバー5を一旦外す必要がなくなり、電子機器Aの制御パネル22への取付けが容易になる。
【0050】
また、本実施の形態によれば、端子カバー5の上端部の両側に上側支承用突起17を設けると共に、下端部の両側に下側支承用突起17−1を設け、機器本体1の端子台3の上端部の両側に上側支承用孔部12を設けると共に、下端部の両側に下側支承用孔部12−1を設け、上側支承用突起17を上側支承用孔部12にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させ、下側支承用突起17−1を下側支承用孔部12−1にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させて、端子カバー5を端子台3に取付けるようにしたことにより、端子台3に配線する場合、端子カバー5を、その上側支承用突起17を支点にして開くか、または、端子カバー5を、その下側支承用突起17−1を支点にして開くかして行うことができる。
【0051】
このように、端子カバー5が開閉でき、完全に機器本体1から端子カバー5を外さずに配線できるために、この端子カバー5が紛失することがなくなる。また、端子カバー5が付いた状態で端子台3への配線が困難な場合には機器本体1から端子カバー5を完全に外して配線することができる。
【0052】
また、本実施の形態によれば、端子カバー5を開いた状態で端子台3に配線を施し、端子カバー5を閉じて端子カバー5で端子台3を覆うことで、端子カバー5に設けたコード押え部14、14−1がコード24を押えて、コード24が妄りに動くことを規制することができる。
【0053】
なお、上記した本実施の形態では、機器本体1の端部の端子台3を覆う端子カバー5の外形寸法をパネルカット23に対応する機器本体1の外形寸法より小さくしたが、パネルカット23に端子カバー5が挿入できる同じ寸法にしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るパネル取付用電子機器によれば、端子台に端子カバーを装着した状態のパネル取付用電子機器を、この端子カバー側から制御パネルのパネルカットに挿入して、パネル取付用電子機器を制御パネルに取付けることができて、パネル取付用電子機器を制御パネルに取付ける場合に、端子カバーを一旦外す必要がなくなり、パネル取付用電子機器の制御パネルへの取付けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパネル取付用電子機器の正面側からの斜視図である。
【図2】 同パネル取付用電子機器の後面側からの斜視図である。
【図3】 同パネル取付用電子機器において端子カバーを下側に開いた状態の斜視図である。
【図4】 同パネル取付用電子機器において端子カバーを上側に開いた状態の斜視図である。
【図5】 (1)は端子カバーの裏側からの斜視図である。
(2)は支承用突起の斜視図である。
【図6】 制御盤の斜視図である。
【図7】 同制御盤における制御パネルの裏面部における機器搭載の説明図である。
【図8】 同制御パネルのパネルカットの説明図である。
【図9】 同制御パネルにパネル取付用電子機器を取付けた状態の側面図である。
【図10】 従来のパネル取付用電子機器(タイマ)の後面側からの斜視図である。
【図11】 従来の端子カバーの斜視図である。
【図12】 従来のパネル取付用電子機器(タイマ)の後面に端子カバーを取付けた状態の斜視図である。
【図13】 制御パネルに従来のパネル取付用電子機器を取付けた状態の側面図である。
【符号の説明】
A 電子機器(パネル取付用電子機器)
1 機器本体
2 ケース
3 端子台
4 操作・表示部
5 端子カバー
5A カバー本体
6 端子台部
7 端子台部
8 端子取付部
9 隔壁部
10 仕切り部
10A 仕切り部
10B 仕切り部
10b 角部
8−1 端子取付部
9−1 隔壁部
10−1 仕切り部
10A−1 仕切り部
10B−1 仕切り部
10b−1 角部
11A 端子部
11B 端子ねじ
12 上側支承孔部(一方の本体側係合部)(枢支部)
12−1 下側支承孔部(他方の本体側係合部)(枢支部)
13 工具挿入用孔部
14 コード押え部
14−1 コード押え部
14−2 コード押え部
15 上側取付片部
16 上側取付片部
15−1 下側取付片部
16−1 下側取付片部
17 上側支承用突起(一方のカバー側係合部)(枢支部)
17−1 下側支承用突起(他方のカバー側係合部)(枢支部)
18 アダプタ取付部
19 ストッパ面部
20 制御盤
21 ボックス
22 制御パネル
23 パネルカット
24 コード(配線)
Claims (3)
- 前部に操作・表示部を設け、後部に端子台を設けて機器本体を構成し、前記機器本体を制御パネルに設けられたパネルカットに挿入した状態で、前記制御パネルに取付けられるように構成し、且つ、前記機器本体の後部に設けた前記端子台を覆うカバーを備えてなるパネル取付用電子機器であって、
前記端子カバーの外形寸法を前記パネルカットに対応した前記機器本体の外形寸法に同じかもしくは小さくしており、
且つ、前記端子カバーの一方の端部の両側に一方のカバー側係合部を設けると共に、他方の端部に他方のカバー側係合部を設け、又、前記機器本体の前記端子台の一方に端部の両側に一方の本体側係合部を設けると共に、他方の端部の両側に他方の本体側係合部を設けて、前記端子カバーにおける前記端子台に対する枢支部を構成しており、
前記枢支部が、前記一方のカバー側係合部を前記一方の本体側係合部にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合されて構成されると共に、前記他方のカバー側係合部を前記他方の本体側係合部にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させて構成され、
さらに、前記枢支部は、前記一方のカバー側係合部を、内側から前記一方の本体側係合部にそれぞれ回転可能にかつ着脱可能に係合させて構成されると共に、前記他方のカバー側係合部を、内側から前記他方の本体側係合部にそれぞれ回転可能に且つ着脱可能に係合させて構成したことを特徴とするパネル取付用電子機器。 - 前記一方及び他方のカバー側係合部が、前記端子カバーに設けた支承用突起であり、前記一方及び他方の本体側係合部が、前記端子台に設けられ且つ前記支承用突起が回転可能に且つ着脱可能に係合する支承用孔部である請求項1に記載のパネル取付用電子機器。
- 前記端子カバーに、この端子カバーを前記端子台に取付けた際に、前記端子台に接続されたコードを押えるコード押え部を設けた請求項1又は請求項2に記載のパネル取付用電子機器。
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