JP4041993B2 - 表示装置、受光装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

表示装置、受光装置、通信システムおよび通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、表示画面を通して他の装置に情報を伝達する機能を備える表示装置、受光装置、通信システムおよび通信方法に関する。
従来より、バーコードや2次元コードなどを取り扱う技術が存在し、これらの技術は、主に物流管理などに利用されている。
2次元コードを用いた技術においては、様々なフォーマットが提案され、利用されている。ところが、これらの技術はいずれも印刷物などの静的物品を対象とした技術であることから、利用できる情報の容量は最大でも数Kバイト程度であり、大容量の情報を取り扱うことが困難である。そこで本出願人は、例えば特許文献1において、複数の2次元コードを順次動的に表示すると共に、これらを順次動的に検出するようにした技術を提案している。この技術によれば、大容量の情報伝達を実現する可能性もある。
特開2004−127272号公報
しかしながら、上記した特許文献1の技術では、他の情報処理装置との間の情報伝達方式に関し、例えば同文献の図7に示されているような概念的な内容が提案されているにすぎず、具体的な内容は明らかではなかった。このため、実際に他の情報処理装置との間で大容量の情報伝達を行うに際しては、必ずしも効率的かつ確実に情報伝達を行うことが可能になるという保証はなかった。
このように、従来の技術では、効率性を確保しつつ大容量の情報伝達を確実に行うことが困難であり、改善の余地があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、2次元コードの動的表示および検出を通じて、大容量の情報伝達を確実かつ効率的に行うことを可能とする表示装置、受光装置、通信システムおよび通信方法を提供することにある。
本発明の通信方法は、動画2次元コードを、データ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成し、表示装置において、上記データシンボルを時間軸に沿って表示画面に表示すると共に、このデータシンボルを1または複数回表示するごとに上記アンカーシンボルを表示画面に表示するものである。この場合、受光装置において、データシンボルおよびアンカーシンボルを受光手段により読み取ると共にそこからアンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて、受光手段における受光位置を特定するようにすることも可能であり、さらにこの受光位置の特定結果に基づいて、受光手段における受光位置の補正を行うようにすることも可能である。
本発明の表示装置は、動画像を表示可能な表示画面と、受光装置へのデータ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを生成する生成手段と、この生成手段により生成された動画2次元コードにおける上記データシンボルを時間軸に沿って上記表示画面に順次表示させると共に、このデータシンボルを1または複数回表示させるごとに上記アンカーシンボルを上記表示画面に表示させる表示制御手段とを備えたものである。
本発明の第1の受光装置は、表示装置の表示画面から、データ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを読み取る受光手段と、この受光手段によって読み取られた動画2次元コードから上記アンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて上記受光手段における受光位置を特定する特定手段とを備えると共に、この特定手段が、アンカーシンボルの欠落の有無を検出し、その検出結果に基づいて通信品質を判断するようにしたものである。ここで、「欠落の有無」とは文字通り、例えば上記の受光すべき位置からの位置ずれ等によりシンボルを読み取れず、欠落してしまったシンボルがあるかどうかという事実の他、その欠落の頻度を示す指標も含む意味である。また、「通信品質」とは、文字通り動画2次元コードを用いたデータ通信における品質を意味し、例えば上記のようにシンボルの欠落の頻度が高い場合には通信品質が低いと判断でき、逆にシンボルの欠落の頻度が低い場合には通信品質が高いと判断できる。この場合において、上記特定手段が、受光位置の特定結果に基づいて、上記受光手段における受光位置の補正を行うようにすることも可能である。
本発明の第2の受光装置は、表示装置の表示画面から、データ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを読み取る受光手段と、この受光手段によって読み取られた動画2次元コードから上記アンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて上記受光手段における受光位置を特定する特定手段とを備えると共に、上記表示装置において、データシンボルおよびアンカーシンボルの表示開始に先立ち、同期用フォーマットで表現された2次元コードである同期シンボルおよびヘッダ用フォーマットで表現された2次元コードであるヘッダシンボルを表示したときに、上記受光手段が、データシンボルおよびアンカーシンボルを読み取るのに先立ち、同期シンボルおよびヘッダシンボルを読み取ると共に、上記特定手段が、読み取ったヘッダシンボルに基づいて、それ以降表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数を特定するようにしたものである。ここで、「それ以降表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数」とは、伝達対象の1まとまりのコンテンツ情報を表す動画2次元コードに含まれるアンカーシンボルの総数を意味する。
本発明の通信システムは、表示装置が、動画像を表示可能な表示画面と、受光装置へのデータ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを生成する生成手段と、この生成手段により生成された動画2次元コードにおける上記データシンボルを時間軸に沿って上記表示画面に順次表示させると共に、このデータシンボルを1または複数回表示させるごとに上記アンカーシンボルを上記表示画面に表示させる表示制御手段とを備え、受光装置が、表示装置の表示画面から、上記データシンボルと上記アンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを読み取る受光手段と、この受光手段によって読み取られた動画2次元コードから上記アンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて上記受光手段における受光位置を特定する特定手段とを備えたものである。
本発明の通信方法では、動画2次元コードが、データシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される。また、表示装置において、このデータシンボルが時間軸に沿って表示画面に表示され、データシンボルが1または複数回表示されるごとに、アンカーシンボルが表示画面に表示される。
ここで、「動画2次元コード」とは、時間軸に沿って変化する一連の2次元コードからなるコード情報である。ここで、「2次元コード」とは、各時点において静止した内容をもつシンボルであって、所定のフォーマットに従って予めその構成や意味内容が規定されている。なお、バーコードは、2次元コードの特殊な一態様である。また、「シンボル」とは、例えば複数の表示エレメントを配置して構成される画像パターンである。通常は、各表示エレメントごとに例えば輝度や色等の光学的物理量を設定することにより、そのような画像パターンとしてのシンボルが形成される。ここで、「1または複数回」とは、必ずしも一定の回数を意味するものではなく、各アンカーシンボル間に表示されるデータシンボルの回数が互いに異なるようにしてもよい。また、「受光位置の補正」とは、シンボルの実際の受光位置が読み取り対象位置(例えば、すでに登録されている受光位置の座標など)に対してずれてしまっている場合に、例えば直近のシンボルの受光位置を、読み取り対象位置として新たに登録し直す処理などを意味する。読み取り対象位置からの位置ずれの程度がひどくなった場合、何ら対策を講じないと、シンボルを正確に読み取ることが困難となり、場合によってはシンボルを読み取れないことも有り得ることから、「受光位置の補正」を行うことは有意義である。
また、受光装置においてアンカーシンボルの欠落の有無を検出するようにした場合には、その検出結果に基づいて通信品質を判断することも可能である。さらに、アンカーシンボルが複数の基準エレメントを含むようにアンカー送信用フォーマットを構成した場合には、受光装置において、アンカーシンボルにおける基準エレメントの受光位置に基づいて、受光手段における受光位置が容易に特定される。ここで、「基準エレメント」とは、上記のように受光位置のずれを検出することを可能とする特定のエレメントを意味し、あらかじめシンボル内の所定の位置に設定されるようになっている。
またさらに、表示装置において、データシンボルおよびアンカーシンボルの表示開始に先立ち同期シンボルおよびヘッダシンボルを表示し、受光装置において、データシンボルおよびアンカーシンボルの読み取りに先立ち同期シンボルおよびヘッダシンボルを読み取るようにした場合には、受光装置において、読み取った同期シンボルに基づいて動画2次元コードによる通信の開始点および受光手段における受光位置の少なくとも一方を特定したり、読み取ったヘッダシンボルに基づいてそれ以降表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数や、データシンボルのデータタイプを検出することも可能となる。ここで、「データシンボルのデータタイプ」とは、例えば、テキストデータや画像データ、音声データなどといったデータシンボルに含まれるデータの種別を意味する。
本発明の表示装置では、データシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードが生成され、この生成された動画2次元コードにおけるデータシンボルが時間軸に沿って表示画面に順次表示され、データシンボルが1または複数回表示されるごとにアンカーシンボルが表示画面に表示される。
本発明の第1の受光装置では、表示装置の表示画面から、データシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードが読み取られ、この読み取られた動画2次元コードからアンカーシンボルが検出され、検出されたアンカーシンボルに基づいて受光手段における受光位置が特定される。また、アンカーシンボルの欠落の有無が検出され、その検出結果に基づいて通信品質が判断される。この場合、受光位置の特定結果に基づいて、受光手段における受光位置の補正を行うようにすることも可能である。
本発明の第2の受光装置では、表示装置の表示画面から、データシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードが読み取られ、この読み取られた動画2次元コードからアンカーシンボルが検出され、検出されたアンカーシンボルに基づいて受光手段における受光位置が特定される。また、表示装置において、データシンボルおよびアンカーシンボルの表示開始に先立ち、上記同期シンボルおよび上記ヘッダシンボルが表示されたときには、データシンボルおよびアンカーシンボルを読み取るのに先立ち、同期シンボルおよびヘッダシンボルが読み取られると共に、読み取ったヘッダシンボルに基づいて、それ以降表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数が特定される。
本発明の通信システムでは、表示装置において、データシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードが生成され、この生成された動画2次元コードにおけるデータシンボルが時間軸に沿って表示画面に順次表示され、データシンボルが1または複数回表示されるごとにアンカーシンボルが表示画面に 表示される。一方、受光装置においては、表示装置の表示画面からこれらの動画2次元コードが読み取られ、読み取られた動画2次元コードからアンカーシンボルが検出され、このアンカーシンボルに基づいて受光手段における受光位置が特定される。
本発明の通信方法によれば、動画2次元コードをデータシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成し、表示装置においてデータシンボルを1または複数回表示するごとにアンカーシンボルを表示するようにしたので、大容量の情報を確実かつ効率的に伝達する構成とすることが可能となる。特に、受光装置において、これらのシンボルを読み取ると共にそこからアンカーシンボルを検出し、このアンカーシンボルに基づいて受光手段における受光位置を特定するようにした場合には、各シンボルの受光位置を認識することが可能となる。さらにこの受光位置の特定結果に基づいて受光手段における受光位置の補正を行うようにした場合には、受光位置を認識するだけでなく読み取り対象位置を随時更新することもでき、より確実かつ効率的に情報伝達を行うことが可能となる。
本発明の表示装置によれば、データシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを生成し、このデータシンボルを1または複数回表示するごとにアンカーシンボルを表示するようにしたので、大容量の情報を確実かつ効率的に伝達する手段を確立することが可能となる。
本発明の第1の受光装置によれば、表示装置から動画2次元コードを読み取ってアンカーシンボルを検出し、このアンカーシンボルに基づいて受光手段における受光位置を特定するようにしたので、各シンボルの受光位置をより正確に認識することが可能となる。また、アンカーシンボルの欠落の有無を検出するようにしたので、その検出結果に基づいて通信品質を判断することも可能となる。特に、受光位置の特定結果に基づいて受光位置の補正を行うようにした場合には、受光位置を認識するだけでなく読み取り対象位置を随時更新することもでき、より確実かつ効率的に情報伝達を行うことが可能となる。
本発明の第2の受光装置によれば、表示装置から動画2次元コードを読み取ってアンカーシンボルを検出し、このアンカーシンボルに基づいて受光手段における受光位置を特定するようにしたので、各シンボルの受光位置をより正確に認識することが可能となる。また、表示装置において、データシンボルおよびアンカーシンボルの表示開始に先立ち、上記同期シンボルおよび上記ヘッダシンボルを表示したときに、データシンボルおよびアンカーシンボルを読み取るのに先立ち、同期シンボルおよびヘッダシンボルを読み取ると共に、読み取ったヘッダシンボルに基づいてそれ以降表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数を特定するようにしたので、この情報を検出することにより、その動画2次元コードが表す情報量を予め算出することが可能となる。
本発明の通信システムによれば、表示装置が、データシンボルとアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを生成し、データシンボルを1または複数回表示されるごとにアンカーシンボルを表示し、受光装置が、表示装置からこれらの動画2次元コードを読み取ってアンカーシンボルを検出し、このアンカーシンボルに基づいて受光手段における受光位置を特定するようにしたので、大容量の情報を表示装置から受光装置へ確実かつ効率的に伝達することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に実施の形態という。)について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムの全体構成を表すものである。この通信システムは、所定の図形や文字などの動画像を表示する機能を有する表示装置1と、所定の情報の入力機能を有する入力端末2とから構成される。ただし、これら表示装置1および入力端末2は、これらの機能を備えていれば、他の種類(例えばCD(Compact Disc;登録商標)プレーヤ、パーソナルコンピュータ等)の装置から構成されていてもよい。
表示装置1は、複数の各画素が全面に渡ってマトリクス状に配置された、例えば有機または無機のEL(ElectroLuminescence)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display)などから構成される発光部11を備える。また、この発光部11における各画素は、1つの発光素子を含む発光セルから構成され、各画素が発光動作機能を行うようになっている。このように各画素における発光動作を利用し、後述する動画2次元コードの表示を行うことにより、この発光部11を用いて情報を送信することが可能となる。
表示装置1は例えば、画面上に同時に複数のウィンドウ12A,12B,12Cを表示し、このウィンドウ内に所定の図形や文字などを表示するようになっている(この場合、ウィンドウ12Aには所定の図形を、ウィンドウ12B,12Cには所定の文字を表示している。)。
また、発光部11に表示されている各ウィンドウ12A〜12C内には、それぞれウィンドウの右下の隅にシンボル13A〜13Cが表示されている。これらのシンボル13A〜13Cは、例えば所定の領域内に複数の白または黒の表示エレメントが配置され、発光部11による1フレームごとにその白黒のパターンが切り換えられるようになっており、後述するように時間軸に沿って変化する2次元コードである動画2次元コードを構成する。なお、通常各表示エレメントは、複数の発光セルによって構成されている。また、これらのシンボル13A〜13Cは、入力端末2への送信対象の情報である種々のコンテンツデータ、例えばそれぞれそのウィンドウ12A〜12Cに表示されている図形や文字などに関する情報を表現したものであり、これらのシンボルが構成する動画2次元コードを用いて入力端末2へ送信することにより、これらのコンテンツデータを入力端末2と共有できるようになっている。
なお、図1においては、各シンボル13A〜13Cはそれぞれ、各ウィンドウ12A〜12Cの右下の隅に表示されているが、これに限られるものではなく、発光部11内の任意の位置に表示することが可能である。以下の図においても同様である。
入力端末2は、表示装置1と同様に例えば有機または無機のELディスプレイやLCDなどから構成される表示部21と、光を受光することが可能な受光部22と、これら入力端末本体と受光部22とを繋ぐコード23とを備える。また、この受光部22を利用して動画2次元コードを読み取ることにより、表示装置1からコンテンツデータを受信できるようになっている。なお、表示部21は所定の図形や文字などの動画像を表示する機能のみを有し、発光部11や受光部22のように動画2次元コードのシンボルを表示あるいは読み取る機能は有しない。
ここで、表示装置1および入力端末2は、本発明における「表示装置」および「受光装置」の一具体例に対応するものである。
図2は、図1の通信システムにおける動画2次元コードを用いた通信状況の一例を斜視図で表すものである。
図の様に、ユーザは例えば、表示装置1が備える発光部11に表示されているシンボル13Aの領域付近に入力端末2が備える受光部22を接近させることで、矢印Xで示したように、シンボル13Aを介してコンテンツデータを直感的に受信することができるようになっている。これにより、表示装置1と入力端末2との間で種々のコンテンツデータを容易に共有することが可能となる。具体的には、例えば、シンボル13Aを介して表示装置1から入力端末2へコンテンツデータを送信することにより、そのシンボル13Aが位置するウィンドウ12A内に表示されているコンテンツデータを、入力端末2の表示部21上で表示することが可能となる。
図3は、図1の表示装置1における機能構成の一例を表すものである。この表示装置1は、動画2次元コードを用いたコンテンツデータの送信機能を有する送信機能部110を備える。また、この送信機能部110に対する制御は、図示しない制御部が行う。
送信機能部110は、画像信号生成部111、シンボル生成部112、表示信号生成部113、発光制御部114および発光部11を有する。
画像信号生成部111は、例えば図示しないTVチューナやネットワーク接続部などから供給される種々のコンテンツデータDに基づいて、例えば1画面ごと(1フレームの表示ごと)に表示するための画像信号を生成する。このようにして生成した1画面ごとの画像信号は、シンボル生成部112および表示信号生成部113へ出力される。
シンボル生成部112は、画像信号生成部111から出力される1画面ごとの画像信号に基づいて、例えば、動画2次元コードを構成する1画面ごとのシンボルを生成する。具体的には、例えば、画像信号をシンボルごとのデータに分割し、これに動画2次元コードに含まれるヘッダ情報(後述するヘッダシンボルに含まれる情報)やCRC(Cyclic Redundancy Check)の算出値なども付加し、1画面ごとのシンボルを生成する。そして生成された1画面ごとのシンボルは、表示信号生成部113へ出力される。
なお、このようにして生成するシンボルは、1フレームごとに異なるシンボルのパターンであるとは限らず、数フレームに対して1つのシンボルのパターンであってもよい。この場合、数フレーム間は同じパターンのシンボルが表示されることになる。以下、1秒当たりのシンボルのパターン数を、「シンボル/秒」という単位で表すものとする。
表示信号生成部113は、画像信号生成部111から出力される1画面ごとの画像信号と、シンボル生成部112から出力される1画面ごとのシンボルとを合成し、発光部11において表示する1画面ごとの表示信号を生成する。このようにして生成された1画面ごとの表示信号は、発光制御部114へ出力される。
発光制御部114は、表示信号生成部113から出力される表示信号に基づいて、発光部11において表示信号に応じたコンテンツデータや動画2次元コードの各シンボルを表示するための駆動動作を行う。具体的には、例えば、一般的に用いられている線順次駆動動作の場合、この発光制御部114はゲートドライバおよびデータドライバなどから構成される。そして、ゲートドライバから発光部11へ1水平ライン分の各画素を選択する選択信号が供給されると共に、データドライバから発光部11の1水平ライン分の各画素へ表示信号が供給される。このような線順次駆動動作を発光部11の全水平ラインに渡って行うことにより、発光部11において表示信号に応じたコンテンツデータや動画2次元コードの各シンボルを表示することが可能となる。
発光部11は、上記のように例えば線順次駆動動作により表示信号に応じたコンテンツデータや動画2次元コードの各シンボルを表示する。このように、発光部11が種々のコンテンツデータ自体と共に、このコンテンツデータに基づいて生成された動画2次元コードの各シンボルを表示することにより、発光光線LWを介してコンテンツデータを入力端末2へ送信することが可能となる。
図4は、図1の入力端末2における機能構成の一例を表すものである。この入力端末2は、所定の図形や文字などの動画像を表示する機能のみを有する表示機能部210と、動画2次元コードを用いたコンテンツデータの受信機能を有する受信機能部220とを備える。また、これら表示機能部210および受信機能部220に対する制御は、図示しない制御部が行う。
表示機能部210は、画像信号生成部211、表示制御部214および表示部21を有する。一方、受信機能部220は、受光部22、受光制御部225、記憶部221、画像処理部222、デコード部223および情報取得部224を有する。
まず、表示機能部の各構成要素について説明する。
画像信号生成部211は、例えば図示しないTVチューナやネットワーク接続部などから供給される種々のコンテンツデータDに基づいて、例えば1画面ごとに表示するための画像信号を生成する。このようにして生成した1画面ごとの画像信号は、表示制御部214へ出力される。
表示制御部214は、画像信号生成部211から出力される1画面ごとの画像信号に基づいて、表示部21において画像信号に応じた図形や文字などの動画像を表示するための駆動動作を行う。この駆動動作は具体的には、表示装置1における発光制御部114と同様、例えば線順次駆動により行う。なお、この表示制御部214は、受信機能部220における受光制御部225との間においても、例えば制御信号などのやり取りを行う場合もある。
表示部21は、前述のように例えば、複数の画素が全面に渡ってマトリクス状に配置された、有機または無機のELディスプレイやLCDなどからなり、例えば線順次駆動動作により所定の図形や文字などの動画像を表示する。表示装置1の発光部11と異なるのは、この表示部21は所定の図形や文字などの動画像を表示する機能のみを有する点である。
次に、受信機能部の各構成要素について説明する。
受光制御部225は、受光部22において動画2次元コードを受光するための駆動動作を行う。
受光部22は、動画2次元コードを受光する機能を有する。具体的には例えば、表示装置1の発光部11において表示された動画2次元コードの各シンボルを受光光線LRとして受光するためのレンズや受光素子などから構成される。このようにして受光した受光信号は、記憶部221へ出力される。
記憶部221は、受光部22から出力される受光信号を1画面ごとの受光信号に再構成し、例えばSRAM(Static Random Access Memory)などから構成されるフレームメモリに格納して保持する。記憶部221において格納された1画面分の受光信号は、画像処理部222へ出力される。なお、この記憶部221はメモリ以外の記憶素子から構成されていてもよく、例えば受光信号のデータをアナログデータとして保持しておくことも可能である。
画像処理部222は、記憶部221から出力される1画面分の受光信号を画像処理する。具体的には、この1画面分の受光信号のデータから動画2次元コードの各シンボルを抽出する。シンボルの抽出方法としては、後述するように各シンボルの含まれるロゴマークや認識用エリアを検出することにより行う。このようにして画像処理し、抽出された動画2次元コードの各シンボルのデータは、デコード部223へ出力される。
デコード部223は、画像処理部222から出力される動画2次元コードの各シンボルのデータをデコードする。具体的にはまず、各シンボルのデータに基づいてCRCを実行する。シンボル内のデータにおいてエラー訂正の必要が生じた場合には、所定の処理により、シンボル内のデータのエラー訂正あるいはシンボル自体のデータのエラー訂正を行う。そしてこれらのデータをデコードしていくが、この際、もし同一のシンボルが重複して取得されていた場合には、この重複したデータを取得しないようにするか、あるいは削除する。このようにして各シンボルのデータをデコードし、デコードされたデータは、情報取得部224へ出力される。
情報取得部224は、デコード部から出力されるデコードデータを蓄積していき、その蓄積されたデコードデータに基づいて各シンボルに含まれるヘッダ情報やコンテンツデータを復元し、取得する。このようにして各シンボルから復元されたヘッダ情報やコンテンツデータは、制御部(図示せず)へ出力され、これらの情報に応じた処理が実行されるようになっている。具体的には、例えば前述のように、このコンテンツデータを送信した装置が表示しているコンテンツデータを、受信した装置上で表示するといった処理を実行することが可能となる。
次に、本実施の形態における動画2次元コードの構成の詳細を説明する。
図5は、動画2次元コードのシンボルの形状の一例を表すものである。この動画2次元コードのシンボル5は、4種類のシンボルの形状から構成されている。この図において、(A)は、同期シンボル51の形状、(B)は、ヘッダシンボル52の形状、(C)は、アンカーシンボル53の形状、(D)は、データシンボル54の形状を表している。
これらの4種類のシンボルはそれぞれ、以下の用途で使用される。つまり、同期シンボル51は、動画2次元コードにおける先頭のシンボルであること(つまり、動画2次元コードによるデータ通信の開始点であること)の認識用およびこれ以降の各シンボルの受光位置の特定用、ヘッダシンボル52はヘッダ情報を含み、これらヘッダ情報の認識用、アンカーシンボル53は各データシンボルの受光位置の特定および補正用、データシンボル54はデータ情報用である。
同期シンボル51の形状は、7×7=合計49ドットの白あるいは黒の表示エレメントが配置されたコード部511と、長方形形状の表示エレメントでありコード部511の下部に配置されたロゴマーク部512とから構成される。また、四隅の各4ドット分の領域はそれぞれ、後述する認識用エリアとなっている。よって、合計49ドットから構成されるコード部511から認識用エリアを除くと、49−4×4=33ドットとなる。一方、ロゴマーク部512は、この動画2次元コードの所定のロゴマークを表示したものである。
同期シンボル51は、その用途が動画2次元コードにおける先頭のシンボルであることの認識用およびこれ以降の各シンボルの受光位置の特定用のみであるので、シンボル全体として常に予め設定された固定パターンが配置されるようになっている。なお、この同期シンボル51の形状は、図5(A)に示した形状に限られず、先頭のシンボルであることが認識でき、各シンボルの受光位置が特定できれば、他の任意の形状にしてもよい。
ヘッダシンボル52の形状は、図5(A)に示した同期シンボル51の形状とは異なり、7×9=合計63ドットの白あるいは黒の表示エレメントが配置されたコード部521のみから構成される。また、コード部521内の各ドットは、シンボルごとに任意の白黒パターンが配置される。このコード部521には認識用エリアが存在しないので、その分のドット(4×4=16ドット)も任意のパターンとして使用することが可能であり、同期シンボル51と比べデータ容量が増加するようになっている。
アンカーシンボル53の形状は、図5(A)に示した同期のシンボル51の形状と同様、7×7=合計49ドットの白あるいは黒の表示エレメントが配置されたコード部531と、長方形形状でありコード部531の下部に配置されたロゴマーク部532とから構成される。ただ、コード部531内の各ドットは、認識用エリアを除いてシンボルごとに任意の白黒パターンが配置される。一方、ロゴマーク部532は、同期のシンボル51の形状と同様、常に固定のパターンが配置されるようになっている。以後、固定のパターンである認識用エリアおよびロゴマーク部532を、基準エレメントと称する。後述するようにこの基準エレメントは、アンカーシンボルであることの認識用および受光部22におけるシンボルの受光位置の特定用として利用される。
データシンボル54の形状は、図5(B)のヘッダシンボル52の形状と同様、7×9=合計63ドットの白あるいは黒の表示エレメントが配置されたコード部541のみから構成される。また、コード部541内の各ドットは、シンボルごとに任意の白黒パターンが配置され、やはり図5(B)のヘッダシンボル52の形状と同様、このコード部541には認識用エリアが存在せず、同期シンボル51およびアンカーシンボル53と比べデータ容量が増加している。
次に図6は、図5のシンボルにおける各ドットの構成および機能を表すものである。この図において、(A)はアンカーシンボル53、(B)はヘッダシンボル52およびデータシンボル54における各ドットの構成および機能を表したものである。
アンカーシンボル53のコード部531における四隅の各4ドット分の領域は、上記のようにそれぞれ認識用エリア533A〜533Dとなっている。よって、合計49ドットから構成されるコード部531の内、49−4×4=33ドットが、任意の白黒パターンとして利用できるようになっている。
また、この認識用エリア533A〜533Dを除いた33ドットの内、9ドット分はCRC用ビット534として、シンボル内のデータのエラー訂正に利用される。よって、最終的に任意のデータビット535として利用できるのは、33−9=24ドット分となる。なお、この24ドット分のデータビット535は、半分の12ドット分の正転データビット535Aと、残り半分の12ドット分の反転データビット535Bとから構成される。
一方、ヘッダシンボル52のコード部521およびデータシンボル54のコード部541は、合計63ドットの内、15ドット分はCRC用ビット522および542として、シンボル内のデータのエラー訂正に利用される。よって、任意のデータビット523および543として利用できるのは、63−15=48ドット分となる。なお、この48ドット分のデータビットは、半分の24ドット分の正転データビット523Aおよび543Aと、残り半分の24ドット分の反転データビット523Bおよび543Bとから構成される。
図7は、図5のシンボルにおけるデータ構成の一例を表すものである。この図において、(A)〜(D)は、それぞれ、(A)同期シンボル51、(B)ヘッダシンボル52、(C)アンカーシンボル53、(D)データシンボル54のコード部511,521,531,541内において認識用エリアを除いた領域のデータ構成の内訳を表したものである。なお、(A)〜(D)の認識用エリアを除いた領域は、前述のようにそれぞれ、33ビット、63ビット、33ビット、63ビットとなっている。
また、後述するように、動画2次元コードにおいて、(A)〜(D)はそれぞれ、2シンボル、4〜8シンボル、1シンボル、1〜16シンボルがひとまとまりの単位となっており、送受信におけるシンボル欠落(後述するシンボルエラー)防止のために、同期シンボル51およびヘッダシンボル52は常に同一のシンボルが2シンボルずつとなるように構成されている。
なお、アンカーシンボル53の欠落に関しては、このシンボルの用途はデータシンボル54の受光位置の補正のみなので、基本的には欠落しても問題はない。後述するようにこのアンカーシンボル53の欠落の有無や頻度により、通信品質を判断することも可能である。また、データシンボル54の欠落に関しては、後述するシンボルエラー訂正用データを用いて訂正するようになっており、それでも訂正ができなかった場合には、表示装置1に該当するシンボルを再送信させるようになっている。
図7(A)に示したように、同期シンボル51において認識用エリアを除いた33ビット分のデータ構成55は、このシンボルの用途が動画2次元コードにおける先頭のシンボルであることの認識用およびこれ以降の各シンボルの受光位置の特定用のみであるので、データ情報はなしとなっている。
また、図7(B)に示したように、ヘッダシンボル52においては認識用エリアが存在しないので、そのまま63ビット分のデータが利用可能であり、そのデータ構成56は以下のようになっている。つまり、4〜8シンボルについて共通に、63ビットの内、4ビット分はサブシンボルID561として、15ビット分は前述のようにCRC用ビット522として構成され、残りの44ビット分が任意のデータ領域として構成される。
また、この任意のデータ領域はさらに、最初の2シンボル内においては、20ビット分の全アンカーシンボル数562と、24ビット分のデータタイプ563とから構成される。一方、その後のシンボル内においては未定義となっており、データ領域は将来のフォーマットで規定するための領域であり、任意の使用は禁止となっている。
サブシンボルID561は、このヘッダシンボル52内におけるシンボルの順番(4ビット分あるので、最大で1〜8まで。)を示す識別子であり、これによりヘッダシンボル内の各シンボルを識別することが可能となる。また、CRC用ビット522は、CRCによるシンボル内のエラー訂正に利用されるものである。全アンカーシンボル数562は、動画2次元コードに含まれるアンカーシンボル53の総数を示すものであり、20ビット分あるので、1Mシンボルまで定義することが可能である。データタイプ563は、データシンボル54に含まれるデータの種別を示すものである。
次に、図7(C)に示したように、アンカーシンボル53において認識用エリアを除いた33ビット分のデータ構成57は、20ビット分はアンカーシンボルID571として、4ビット分はデータシンボルのサブシンボル数572として、残りの9ビット分が前述のようにCRC用ビット534として構成される。
アンカーシンボルID571は、前述の全アンカーシンボル数562によって定義された全アンカーシンボルの内の何番目かを示す識別子であり、このアンカーシンボルID571と、データシンボル54に含まれる4ビット分のサブシンボルID581とにより、動画2次元コードにおける各データシンボルを識別可能となる。また、各データシンボルの識別子を、アンカーシンボルID571とサブシンボルID581との2段構成を採用することにより、識別子を全データシンボルについての通し番号とする必要がなくなる。よって、サブシンボルID581のビット数を4ビット分のみに押さえ、任意のデータ情報のビット数をより多く確保することができ、送信できるデータ情報の総量が増加するので、データ情報を効率的に送信することが可能となる。なお、CRC用ビット534は、前述のようにCRCによるシンボル内のエラー訂正に利用されるものである。
データシンボルのサブシンボル数572は、1組の単位におけるデータシンボル(前述のように1〜16シンボル)に含まれるサブシンボル数であり、これによりデータシンボルに含まれるサブシンボル数を定義することができる。以下、この1組のデータシンボルの単位を、1セクタと称する。
図8は、動画2次元コードのシンボルの順序構成を表すものである。この図は、時間軸に沿ってシンボルの順序構成を模式的に表したものであり、同期シンボル51をSと、ヘッダシンボル52をHと、アンカーシンボル53をAと、データシンボル54をDとして示している。このフォーマットにおける動画2次元コードのシンボルは、前述のように時間軸に沿って動画2次元コードの最初から、2シンボルの同期シンボル、4〜8シンボルのヘッダシンボル、(1シンボルのアンカーシンボル、1セクタのデータシンボル)、(1シンボルのアンカーシンボル、1セクタのデータシンボル)、…という順序構成になっている。つまり、1シンボルのアンカーシンボルと1セクタのデータシンボルとが組みになって繰り返し構成されるようになっている。
このようなシンボルの順序構成となっているので、各アンカーシンボル53に含まれるデータシンボルのサブシンボル数572により、各セクタ単位のデータシンボル54のサブシンボル数を別個に設定することが可能となる。
次に、図7(D)に示したように、データシンボル54においては、図7(B)のヘッダシンボル52と同様、認識用エリアが存在しないので、そのまま63ビット分のデータが利用可能であり、そのデータ構成58は以下のようになっている。つまり、1〜16シンボルについて共通に、63ビットの内、4ビット分はサブシンボルID581として、44ビット分が任意のデータ情報として構成され、残りの15ビット分は前述のようにCRC用ビット542として構成される。
なお、図中の矢印583で示した2シンボルのように、4ビット分のサブシンボルIDを除いた59ビット分の領域は、シンボルエラー訂正用データ582として使用される場合もある。このシンボルエラー訂正用データ582は、動画2次元コードを用いたデータの送受信時にデータシンボル自体が欠落してしまったときに、このシンボルエラーを訂正する役割を担うデータである。よって、送受信時にデータシンボル自体の欠落が生じなかったときは、上記のようにデータシンボル54のデータ構成58は、全てのシンボルについて、サブシンボルID581、任意のデータ情報およびCRC用ビット542から構成される。
なお、このような構成の動画2次元コードにおいて利用可能な最大シンボル数は、前述のようにヘッダシンボル52に含まれる20ビットの全アンカーシンボル数562および各セクタのアンカーシンボル53に含まれるデータシンボルのサブシンボル数572から算出され、(2の20乗)×(2の4乗)=16Mシンボルである。また、利用可能な最大データ容量は、前述のように各データシンボル54には44ビット分の任意のデータ情報が確保されているので、上記のシンボルエラー訂正用データ582がないものとすると、16Mシンボル×44ビット=約738Mビット=約92Mバイトとなり、従来のバーコードや2次元コード(最大で約数Kバイト程度)と比べて、格段に大容量のデータを利用することが可能となる。
また、最大データ転送速度は、例えば、1フレームに対して1つのシンボルパターンとし、1秒当たりのシンボルのパターン数を、NTSC(National TV Standards Committee)方式を参照して60(シンボル/秒)とした場合、60(シンボル/秒)×44(ビット/シンボル)×(16/17)=約2485bps(ビット/秒)となる。なお、計算式中の(16/17)は、1セクタあたり最大で、17シンボルの内16シンボルのデータシンボル54が含まれている(残りの1シンボルは、アンカーシンボル53)ことを表すものである。
なお、本実施の形態における動画2次元コードのシンボルの形状およびデータ構成は、以上のような形態に限られるものではなく、他の形態から構成されていてもよい。
次に、以上のような構成の通信システムにおいて、動画2次元コードを用いたコンテンツデータの送信および受信動作を説明する。
図9は、図1の通信システムにおいて表示装置1が動画2次元コードを用いてコンテンツデータを送信する処理を表すものである。
まず、図示しないTVチューナやネットワーク接続部から供給された種々のコンテンツデータDに基づいて、画像信号生成部111が1画面分の画像信号を生成し、シンボル生成部112へ出力する。つまり、シンボル生成部112は、動画2次元コードにおける各シンボルを生成するためのコンテンツデータを取得する(ステップS101)。
次に、シンボル生成部112は、動画2次元コードに含むデータシンボル数を算出し、取得したコンテンツデータのデータを算出したデータシンボル数に応じて分割する(ステップS102)。データシンボル数の算出は、例えば、コンテンツデータのデータ容量と、その動画2次元コードのフォーマットに応じて算出される。具体的には、各データシンボルのデータ容量は44ビットであり、これらのデータ容量に基づいてデータシンボル数が算出される。
シンボル生成部112は、コンテンツデータに基づいて動画2次元コードに含まれるヘッダ情報を生成する(ステップS103)。また、シンボル生成部112はCRC用のデータなども算出し、これらヘッダ情報やCRC用のデータをコンテンツデータに付加し、1画面ごとのシンボルを生成する(ステップS104)。なお、このようにして生成するシンボルは、1フレームごとに異なるシンボルのパターンであるとは限らず、数フレームに対して1つのシンボルのパターンであってもよい。
次に、表示信号生成部113は、画像信号生成部111から出力される1画面ごとの画像信号と、シンボル生成部112から出力される1画面ごとのシンボルとを合成し、発光部11において表示する1画面ごとの表示信号を生成する(ステップS105)。
そして受発光制御部110および発光部11は、表示信号生成部113から出力される表示信号に基づいて、1フレーム分の図形や文字などの画像およびシンボル生成部112において生成された動画2次元コードの各シンボルを表示し、コンテンツデータを送信する(ステップS106)。このようにして、順次動画2次元コードのシンボルを表示していく。この動画2次元コードに含まれる全シンボルが表示完了するまではステップS104〜S106までの処理が繰り返され、表示完了した場合は、動画2次元コードを用いてコンテンツデータを送信する処理が終了となる(ステップS107)。
次に図10は、図1の通信システムにおいて入力端末2が動画2次元コードを用いてコンテンツデータを受信する処理を表すものである。
まず記憶部221は、受光部22が受光した受光信号を1画面ごとの受光信号に再構成し、フレームメモリに格納して保持する。つまり、まずこのようにして受光信号を読み取る。そして画像処理部222が画像処理して動画2次元コードのシンボルを抽出することにより、読み取ったシンボルが同期シンボル51かどうかを判断する。同期シンボル51の抽出は、まず図5(A)に示した同期シンボルの形状における長方形形状のロゴマーク部512をその長方形形状および縦横の長さ比などから検出し(ステップS201)、次にコード部511に含まれる認識用エリアをその形状から検出し(ステップS202)、最後に予め設定されているコード部511全体の形状を検出することにより行う。そしてこれらの形状に基づいて同期シンボル51かどうかを判断し(ステップS203)、読み取ったシンボルが同期シンボル51でなかった場合には、ステップS201へ戻り同期シンボルを読み取るまでこの処理を繰り返す。
読み取ったシンボルが同期シンボル51であった場合、画像処理部222はその抽出した同期シンボルの形状からシンボルの受光位置を特定する(ステップS204)。これによりシンボル内の各ドットに対する受光部22における受光位置の座標が定まり、入力端末2はこれらの受光位置の情報の登録(それ以降のシンボルの読み取り対象位置の登録)をする(ステップS205)。このようにして、入力端末2は各シンボルを確実に読み取ることが可能となる。また、同期シンボル51は動画2次元コードにおける最初のシンボルであるので、動画2次元コードによる通信の開始地点であることも把握することも可能となる。
次に、記憶部221および画像処理部222は、ステップS201と同様にして次のシンボルを読み取り、その抽出したシンボルをデコード部223へ出力する。そしてデコード部223は、デコード処理およびCRCの実行を行い、読み取ったシンボルがヘッダシンボル52であるかを判断する(ステップS206)。ヘッダシンボル52でなかった場合には、ヘッダシンボル52を読み取るまでこの処理を繰り返す。
読み取ったシンボルがヘッダシンボル52であった場合、ヘッダシンボル52に含まれるヘッダ情報(全アンカーシンボル数562およびデータタイプ563など)を取得する(ステップS207)。そして情報取得部224がこのヘッダ情報を取得することにより、これらの情報を把握することが可能となる。
次に記憶部221および画像処理部222は、ステップS201〜S202と同様にして次のシンボルを読み取り、図5(C)に示したアンカーシンボルの形状におけるロゴマーク部の検出(ステップS208)および認識用エリアの検出(ステップS209)により(つまり基準エレメントにより)、このシンボルがアンカーシンボル53であるかを判断する(ステップS210)。
アンカーシンボル53であった場合、画像処理部222は検出した基準エレメントの形状からそれ以降のデータシンボル54を受光する位置を特定し(ステップS211)、これによりシンボル内の各ドットに対する受光位置の座標が定まる。そして入力端末2は、登録されている受光位置の情報を更新することにより、受光位置の補正(それ以降のデータシンボルの読み取り対象位置の再登録)を行う(ステップS212)。
このようにして、入力端末2はセクタ単位の頻度でシンボルの受光位置を特定して補正し、より確実にデータシンボル54を読み取ることが可能となる。
一方、ステップS208〜S209において読み取ったシンボルがアンカーシンボル53ではなかった場合(前述のように、アンカーシンボル53は1セクタに対して1シンボルのみなので、読み取り時にシンボルを欠落してしまう場合が考えられる。)、あるいはデコード部223がアンカーシンボルであると認識できなかった場合には、シンボル位置の再確認を行わずにそのまま次の処理(データシンボル54の読み取り)へと進む。アンカーシンボル53の用途は各シンボルの受光位置の特定および補正のみであり、この位置の特定および補正はセクタ単位で行うので、たとえ1回くらいできなくても問題ないからである。また逆に、このアンカーシンボル53の欠落の有無や頻度により、この動画2次元コードを用いた通信の通信品質を判断することも可能である。
次にデータシンボル54を読み取り(ステップS213)、デコード部223がデコード処理およびCRCの実行を行う。そしてシンボル数の確認を行い、もし同一のシンボルを重複して読み取っていた場合には、重複したデータを削除する(ステップS214)。シンボルが重複しているかどうかは、例えば、アンカーシンボルID571やサブシンボルID581により判断される。
次に、1セクタのデータシンボル54の読み取りが終了したかどうかを判断する(ステップS215)。読み取りが終了していない場合には、ステップS213へ戻って次のデータシンボルを読み取る。読み取りが終了した場合において、シンボルエラー(読み取り時におけるデータシンボル54自体の欠落)が生じていたときには、このシンボルエラーの訂正を行う(ステップS216)。データシンボル54のシンボルエラーの訂正方法に関しては、まずはシンボルエラー訂正用データ582を用いて訂正し、それでも訂正ができなかった場合には、表示装置1に該当するデータシンボルを再送信させるようにする。
1セクタのデータシンボル54の読み取りが終了したかどうかは、サブシンボルID581およびセクタごとの各アンカーシンボルに含まれる、データシンボルのサブシンボル数572により判断される。
次に情報取得部224がデコードデータを蓄積していき(ステップS217)、情報取得部224が全シンボルを読み取り完了したかどうかを判断する(ステップS218)。読み取り完了していない場合にはステップS205へ戻り、次のセクタのアンカーシンボル53の受光信号を取得する。読み取り完了した場合には、情報取得部224がコンテンツデータを復元して取得し(ステップS219)、動画2次元コードを用いてコンテンツデータを受信する処理が終了となる。
以上のように、本実施の形態の表示装置、受光装置、通信システムおよび通信方法によれば、表示装置1が動画像の表示が可能な発光部11を備えると共に入力端末2が光の受光が可能な受光部22を備え、動画2次元コードをデータシンボル54とアンカーシンボル53とを含む複数シンボルから構成し、表示装置1が発光部11を利用してデータシンボル54を1または複数回表示するごと(1セクタごと)にアンカーシンボル53を表示するようにしたので、各データシンボルの識別子を、アンカーシンボルID571とサブシンボルID581との2段構成を採用することにより、識別子を全データシンボルについての通し番号とする必要がなく、大容量の情報を効率的に表示装置1から入力端末2へ伝達することが可能となる。
また、入力端末2が受光部22を利用してこれらのシンボルを読み取ると共にそこからアンカーシンボル53を検出し、このアンカーシンボルに基づいて受光部22における各シンボルの受光位置を特定し、さらに受光位置の補正を行うようにしたので、セクタ単位の頻度でシンボルの受光位置を補正することができ、大容量の情報を確実に伝達することが可能となる。
また、本実施の形態の表示装置、受光装置、通信システムおよび通信方法によれば、入力端末2においてアンカーシンボル53の欠落の有無を検出するようにしたので、この検出結果に基づいて、この動画2次元コードを用いた通信の通信品質を判断することが可能となる。
また、本実施の形態の表示装置、受光装置、通信システムおよび通信方法によれば、動画2次元コードがさらに、同期用フォーマットで表現された2次元コードである同期シンボル53と、ヘッダ用フォーマットで表現された2次元コードであるヘッダシンボル54とを含むように構成し、表示装置1が、データシンボル54およびアンカーシンボル53の表示開始に先立ち同期シンボル51およびヘッダシンボル52を表示し、入力端末2が、データシンボル54およびアンカーシンボル53の読み取りに先立ち同期シンボル51およびヘッダシンボル52を読み取るようにしたので、入力端末2は、同期シンボル51に基づいて、動画2次元コードによる通信の開始地点を特定することが可能となる。また、入力端末2は、予め設定された同期シンボル51の形状に基づいて、受光部22においてそれ以降受光される各シンボルの受光位置を特定することも可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の変形が可能である。例えば本実施の形態では、表示装置1がコンテンツデータの送信装置側で、入力端末2がコンテンツデータの受信装置側である例で説明してきたが、逆に動画2次元コードを用いたコンテンツデータの受信および送信機能を備えているのであれば、入力端末2を送信装置側、表示装置1を受信装置側として構成することも可能である。
また、本実施の形態における表示装置1が備える発光部11および入力端末2が備える受光部22は、前述のようにそれぞれ動画2次元コードの各シンボルを表示する機能および読み取る機能のみを有するように構成されているが、例えば以下に述べる変形例のように、発光部11および受光部22の代わりに(あるいはこれに加えて)、動画2次元コードの各シンボルの表示および読み取り機能を兼ねる受発光部を備え、動画2次元コードを用いたコンテンツデータの送受信機能を有するように構成することも可能である。
[変形例]
この場合、例えば図11に示したように、動画2次元コードを用いたコンテンツデータの送信機能を有する送信機能部34と、動画2次元コードを用いたコンテンツデータの受信機能を有する受信機能部35とを備え、上記の受発光部31およびこの受発光部31に対する駆動動作を行う受発光制御部310は、送信機能部34および受信機能部35についての共通部分となる。なお、これら送信機能部34および受信機能部35に対する制御は、図示しない制御部が行う。また、送信機能部34はその他に、画像信号生成部341、シンボル生成部342、表示信号生成部343を有し、受信機能部35はその他に、記憶部351、画像処理部352、デコード部353および情報取得部354を有する。
受発光部31における各画素は、1つの受発光素子を含む受発光セルから構成され、各画素が発光動作機能と受光動作機能とを併有するようになっている。また、受発光制御部310は、受発光部31に対して発光駆動動作を行うと共に、受光駆動動作をも行うようになっている。このように各画素における発光動作および受光動作を利用し、図のように発光光線LWおよび受光光線LRを介して動画2次元コードの表示および読み取りを行うようにした場合、この受発光部31を用いてコンテンツデータを送受信することが可能となる。
図12は、図11の受発光部31における受発光セルの配置構成の一例を断面図で模式的に表したものである。なお、図12の例では、受発光セルに含まれる受発光素子が有機EL素子であり、1対の透明基板の間に有機EL層が設けられている場合を示している。この図おいて、位置を表す符号であるi,jはある自然数を表す。
この受発光部31は、1対の透明基板311A,311Bと、これらの透明基板311A,311Bの間に配置され、隔壁312によって互いに分離された構造の複数の受発光セルCWR(CWRij)とを有する。また、この例では上記のように受発光セルCWRは受発光素子として有機EL素子を含む。なお、一般的な有機ELディスプレイにおけるその他の層については図示せず、省略している。
なお、受発光部31における受発光セルCWRの配置構成例の断面図はこれに限られるものではなく、他の配置構成でもよい。また、図12に示した断面図の例においては、受発光素子ELが有機EL素子から構成されている例で説明したが、この受発光素子は発光機能および受光機能を備える素子ならば他のものでもよく、また発光素子と受光素子を別個に備えるように構成してもよい。
図13は、図12における受発光セルCWRの回路構成を表すものである。
この受発光セルCWRには、発光駆動対象として受発光素子ELを選択するための発光用ゲート線Gと、受発光素子ELへ表示用のデータを供給するためのデータ供給線DWと、受発光素子ELに対する発光駆動と受光駆動とを切り換える切換線Sと、受発光素子ELから受光信号を読み取るためのデータ読取線DRとが、それぞれ1本ずつ接続された構成となっている。つまり、通常の発光素子を備える1画素分のセルと比べて、受光用の分だけゲート線およびデータ線が1本ずつ増加した構成となっている。また、受発光セルCWRは、1つの受発光素子ELと、キャパシタCと、抵抗Rと、発光用ゲート線Gから供給される選択信号に応じてデータ供給線DWとこのキャパシタCの一端との間を選択的に導通させる第1のスイッチSW1と、切換線Sから供給される切換信号に応じてこのキャパシタの他端と受発光素子ELの一端との間を選択的に導通させる第2のスイッチSW2と、同様に切換線Sから供給される切換信号に応じて受発光素子ELの一端とデータ読取線DRとの間を選択的に導通させる第3のスイッチSW3とを有し、受発光素子ELの他端は接地されている。抵抗Rの一端はデータ読取線DRに接続されており、抵抗Rの他端は接地、または負バイアス点(図示せず)に接続されている。
ここで、具体的に発光動作時および受光動作時における受発光セルについて簡単に説明しておく。発光動作および受光動作は、以下のような受発光素子ELの性質を利用して行う。つまり、この図の例において受発光素子として構成されている有機EL素子あるいはLED素子などは、順方向バイアス電圧を印可すると発光動作をするが、逆方向バイアス電圧を印加すると、受光して電流を発生する性質を有する。よってこの受発光素子ELは、発光動作および受光動作を同時に行うことはできず、両方の動作を行うには時分割で動作させる必要がある。
発光動作時には、上記のように発光用ゲート線Gから供給される選択信号および切換線Sから供給される切換信号に応じて第1のスイッチSW1および第2のスイッチSW2がオン状態かつ第3のスイッチSW3がオフ状態となると共に、受発光素子ELには順方向バイアス電圧が印加される。ここで、表示信号に応じた輝度の発光となるよう、データ供給線DWからI1の経路にてキャパシタCが充電され、それに基づいてI2の経路にて受発光素子ELに電流が流れ、発光動作を行うようになっている。
一方、受光動作時には、上記のように切換線Sから供給される切換信号に応じて第2のスイッチがオフ状態、第3のスイッチSW3がオン状態となると共にこの受発光素子ELに逆方向バイアス電圧が印加され、受発光素子ELにおいて受光した光量に応じた電流がI3の経路にてデータ読取線DRへ供給され、受光動作を行うようになっている。なお、発光動作および受光動作のいずれの動作も行っていない時には、第1のスイッチSW1、第2のスイッチSW2および第3のスイッチSW3のいずれのスイッチもオフ状態となっており、データ供給線DWおよびデータ読取線DRはそれぞれ、受発光素子ELとは切断されるようになっている。なお、データ読取線DRに接続されている抵抗Rは、上記のようにI3の経路でデータ読取線DRに供給された電流に基づいて抵抗Rの両端に電位差を生じさせ、これを受光信号として出力する機能を有する。
本変形例によれば、以上のように制御することで、受発光部31における各画素が発光動作および受光動作を行うことが可能となる。
なおこの場合には、前述のようにして検出したシンボルの受光位置の特定結果に基づいて、逆に表示装置1に対して動画2次元コードを表示する際の表示位置を決定するようにすることも可能である。
本発明の実施の形態に係る通信システムの全体構成を表すブロック図である。 図1の通信システムにおける動画2次元コードを用いた通信状況の一例を表す図である。 図1の表示装置における機能構成の一例を表すブロック図である。 図1の入力端末における機能構成の一例を表すブロック図である。 動画2次元コードのシンボルの形状の一例を表す模式図である。 図5のシンボルにおける各ドットの構成および機能を表す模式図である。 図5のシンボルにおけるデータ構成の一例を表す模式図である。 動画2次元コードのシンボルの順序構成を表す模式図である。 図1の通信システムにおいて表示装置が動画2次元コードを用いてコンテンツデータを送信する処理のタイミング図である。 図1の通信システムにおいて入力端末が動画2次元コードを用いてコンテンツデータを受信する処理のタイミング図である。 図1の表示装置および入力端末がコンテンツデータの送受信機能を有する場合の機能構成の一例を表すブロック図である。 図11の受発光部における受発光セルの配置構成の一例を模式的に表す断面図である。 図12における受発光セルの構成を表す回路図である。
符号の説明
1…表示装置、11…発光部、110,34…送信機能部、111,211,341…画像信号生成部、112,342…シンボル生成部、113,343…表示信号生成部、114…発光制御部、12…ウィンドウ、13…シンボル、2…入力端末、21…表示部、210…表示機能部、214…表示制御部、22…受光部、220,35…受信機能部、221,351…記憶部、222,352…画像処理部、223,353…デコード部、224,354…情報取得部、23…コード、31…受発光部、310…受発光制御部、311…透明基板、312…隔壁、5…動画2次元コードのシンボル、51…同期シンボル、52…ヘッダシンボル、53…アンカーシンボル、54…データシンボル、511,521,531,541…コード部、512,532…ロゴマーク部、533…認識用エリア、522,534,542…CRC用ビット、523,535,543…データビット、55…同期シンボルのデータ構成、56…ヘッダシンボルのデータ構成、561…サブシンボルID、562…全アンカーシンボル数、563…データタイプ、57…アンカーシンボルのデータ構成、571…アンカーシンボルID、572…データシンボルのサブシンボル数、58…データシンボルのデータ構成、581…サブシンボルID、582…シンボルエラー訂正用データ、D…コンテンツデータ、LW…発光光線、LR…受光光線、CWR…受発光セル、G…発光用ゲート線、S…切換線、DW…データ供給線、DR…データ読取線、EL…受発光素子、C…キャパシタ、R…抵抗、SW1…第1のスイッチ、SW2…第2のスイッチ、SW3…第3のスイッチ、I1,I2…表示信号電流路、I3…受光信号電流路。

Claims (25)

  1. 動画像の表示が可能な表示画面を備える表示装置と、光の受光が可能な受光手段を備える受光装置との間で時間軸に沿って変化する2次元コードである動画2次元コードを用いて行う通信方法であって、
    前記動画2次元コードを、データ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成し、
    前記表示装置において、前記データシンボルを時間軸に沿って前記表示画面に表示すると共に、前記データシンボルを1または複数回表示するごとに前記アンカーシンボルを前記表示画面に表示する
    ことを特徴とする通信方法。
  2. 前記受光装置において、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルを前記表示装置の表示画面から前記受光手段により読み取ると共にそこからアンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて、受光手段における受光位置を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記受光装置において、前記受光位置の特定結果に基づいて、前記受光手段における受光位置の補正を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信方法。
  4. 前記受光装置において、前記アンカーシンボルの欠落の有無を検出し、その検出結果に基づいて通信品質を判断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信方法。
  5. 前記アンカーシンボルが複数の基準エレメントを含むように前記アンカー送信用フォーマットを構成し、
    前記受光装置において、前記アンカーシンボルにおける基準エレメントの受光位置に基づいて、前記受光手段における受光位置を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信方法。
  6. 前記動画2次元コードがさらに、同期用フォーマットで表現された2次元コードである同期シンボルと、ヘッダ用フォーマットで表現された2次元コードであるヘッダシンボルとを含むように構成し、
    前記表示装置において、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルの表示開始に先立ち、前記同期シンボルおよび前記ヘッダシンボルを前記表示画面に表示し、
    前記受光装置において、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルの読み取りに先立ち、前記同期シンボルおよび前記ヘッダシンボルを前記受光手段により読み取る
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  7. 前記受光装置において、読み取った前記同期シンボルに基づいて、前記動画2次元コードによる通信の開始点および前記受光手段における受光位置の少なくとも一方を特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  8. 前記受光装置において、読み取った前記ヘッダシンボルに基づいて、それ以降前記表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数を特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  9. 前記受光装置において、読み取った前記ヘッダシンボルに基づいて、前記データシンボルのデータタイプをさらに特定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信方法。
  10. 時間軸に沿って変化する2次元コードである動画2次元コードを用いて受光装置との間で通信を行う表示装置であって、
    動画像を表示可能な表示画面と、
    受光装置へのデータ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された動画2次元コードにおける前記データシンボルを時間軸に沿って前記表示画面に順次表示させると共に、前記データシンボルを1または複数回表示させるごとに前記アンカーシンボルを前記表示画面に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  11. 前記生成手段は、
    同期用フォーマットで表現された2次元コードである同期シンボルと、
    ヘッダ用フォーマットで表現された2次元コードであるヘッダシンボルと
    をさらに含むように前記動画2次元コードを生成し、
    前記表示制御手段が、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルの表示開始に先立ち、前記同期シンボルおよび前記ヘッダシンボルを表示させる
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 時間軸に沿って変化する2次元コードである動画2次元コードを用いて、表示画面を備えた表示装置との間で通信を行う受光装置であって、
    前記表示装置の表示画面から、データ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを読み取る受光手段と、
    前記受光手段によって読み取られた動画2次元コードから前記アンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて前記受光手段における受光位置を特定するする特定手段と
    を備え
    前記特定手段は、前記アンカーシンボルの欠落の有無を検出し、その検出結果に基づいて通信品質を判断する
    ことを特徴とする受光装置。
  13. 前記特定手段は、前記受光位置の特定結果に基づいて、前記受光手段における受光位置の補正を行う
    ことを特徴とする請求項12に記載の受光装置。
  14. 前記表示装置において、前記アンカーシンボルが複数の基準エレメントを含むようにアンカー送信用フォーマットを構成したとき、
    前記特定手段は、前記アンカーシンボルにおける基準エレメントの受光位置に基づいて、前記受光手段における受光位置を特定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の受光装置。
  15. 前記表示装置において、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルの表示開始に先立ち、同期用フォーマットで表現された2次元コードである同期シンボルおよびヘッダ用フォーマットで表現された2次元コードであるヘッダシンボルを表示したとき、
    前記受光手段は、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルを読み取るのに先立ち、前記同期シンボルおよび前記ヘッダシンボルを読み取る
    ことを特徴とする請求項12に記載の受光装置。
  16. 前記特定手段は、読み取った前記同期シンボルに基づいて、前記動画2次元コードによる通信の開始点および前記受光手段における受光位置の少なくとも一方を特定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の受光装置。
  17. 前記特定手段は、読み取った前記ヘッダシンボルに基づいて、それ以降前記表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数を特定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の受光装置。
  18. 前記特定手段は、読み取った前記ヘッダシンボルに基づいて、前記データシンボルのデータタイプをさらに特定する
    ことを特徴とする請求項17に記載の受光装置。
  19. 時間軸に沿って変化する2次元コードである動画2次元コードを用いて、表示画面を備えた表示装置との間で通信を行う受光装置であって、
    前記表示装置の表示画面から、データ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを読み取る受光手段と、
    前記受光手段によって読み取られた動画2次元コードから前記アンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて前記受光手段における受光位置を特定するする特定手段と
    を備え、
    前記表示装置において、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルの表示開始に先立ち、同期用フォーマットで表現された2次元コードである同期シンボルおよびヘッダ用フォーマットで表現された2次元コードであるヘッダシンボルを表示したとき、
    前記受光手段は、前記データシンボルおよび前記アンカーシンボルを読み取るのに先立ち、前記同期シンボルおよび前記ヘッダシンボルを読み取り、
    前記特定手段は、読み取った前記ヘッダシンボルに基づいて、それ以降前記表示装置において表示されるアンカーシンボルの総数を特定する
    ことを特徴とする受光装置。
  20. 前記特定手段は、前記受光位置の特定結果に基づいて、前記受光手段における受光位置の補正を行う
    ことを特徴とする請求項19に記載の受光装置。
  21. 前記特定手段は、前記アンカーシンボルの欠落の有無を検出し、その検出結果に基づいて通信品質を判断する
    ことを特徴とする請求項19に記載の受光装置。
  22. 前記表示装置において、前記アンカーシンボルが複数の基準エレメントを含むようにアンカー送信用フォーマットを構成したとき、
    前記特定手段は、前記アンカーシンボルにおける基準エレメントの受光位置に基づいて、前記受光手段における受光位置を特定する
    ことを特徴とする請求項19に記載の受光装置。
  23. 前記特定手段は、読み取った前記同期シンボルに基づいて、前記動画2次元コードによる通信の開始点および前記受光手段における受光位置の少なくとも一方を特定する
    ことを特徴とする請求項19に記載の受光装置。
  24. 前記特定手段は、読み取った前記ヘッダシンボルに基づいて、前記データシンボルのデータタイプをさらに特定する
    ことを特徴とする請求項19に記載の受光装置。
  25. 時間軸に沿って変化する2次元コードである動画2次元コードを用いて通信を行う表示装置および受光装置から構成された通信システムであって、
    前記表示装置が、
    動画像を表示可能な表示画面と、
    前記受光装置へのデータ送信用フォーマットで表現された2次元コードであるデータシンボルと、アンカー送信用フォーマットで表現された2次元コードであるアンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された動画2次元コードにおける前記データシンボルを時間軸に沿って前記表示画面に順次表示させると共に、前記データシンボルを1または複数回表示させるごとに前記アンカーシンボルを前記表示画面に表示させる表示制御手段と
    を備え、
    前記受光装置が、
    前記表示装置の表示画面から、前記データシンボルと前記アンカーシンボルとを含む複数シンボルから構成される動画2次元コードを読み取る受光手段と、
    前記受光手段によって読み取られた動画2次元コードから前記アンカーシンボルを検出し、この検出したアンカーシンボルに基づいて前記受光手段における受光位置を特定する特定手段と
    を備える
    ことを特徴とする通信システム。
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