JPH11272586A

JPH11272586A - ディスプレイ無線通信回路および方法

Info

Publication number: JPH11272586A
Application number: JP10073859A
Authority: JP
Inventors: Yukie Muroga; 幸栄室賀
Original assignee: Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1998-03-23
Filing date: 1998-03-23
Publication date: 1999-10-08

Abstract

(57)【要約】【課題】通信専用の入出力装置を必要としないディス
プレイ無線通信回路を提供する。【解決手段】送信用データを送信用画像データに変換
して表示する送信側装置Ａと、送信側装置Ａに表示され
た送信用画像データを取り込んで通信データに変換して
表示する受信側装置Ｂとを備え、受信側装置Ｂが通信デ
ータを返信用画像データに変換し、送信側装置Ａが受信
側装置Ｂで表示された返信用画像データを取り込み、返
信用データに変換し、送信用データと返信用データとを
比較することにより通信状態を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ無線
通信回路に関し、特に、通信専用の入出力装置を必要と
しないディスプレイ無線通信回路に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のコンピュータ装置において、無線
光通信術は１対１の通信に用いられている。例えば、特
開平７−９５１５７号公報には、液晶表示装置に発光ダ
イオードを設け、拡散シートにより赤外線を拡散させ、
広範囲の位置に無線光通信を可能にする技術が記載され
ている。

【０００３】図９は、従来の無線光通信装置の一例の構
成を示す概略図である。この装置は、発光ダイオード１
２０，導光板１１７，反射シート１１８，拡散シート１
１９からなり、コードレス光通信用に赤外線を発生する
発光ダイオード１２０は、その光を導光板１１７により
表示装置の内部を通過し、反射シート１１８に反射す
る。反射した光は、拡散シート１１９により広範囲に拡
散する。これにより光通信の受信できる範囲が広くな
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
以下のような問題があった。

【０００５】まず、液晶表示装置固有の導光板や、拡散
シートを使うため、ＣＲＴを使用する装置では送信が実
現できないという問題があった。

【０００６】また、通信手段として赤外線を使用するた
め、同時に複数のデータを受信できないため、同時に複
数の装置と通信できないという問題があった。

【０００７】さらに、赤外線通信は、複数のデータが含
まれている場合、期待する信号のみを抽出する手段を持
たないため、受信側に複数の赤外線が入った場合、正常
に通信できないという問題があった。

【０００８】またさらに、液晶装置内部に発光ダイオー
ドを設けているため、既存の装置では通信設備の増設が
困難であるという問題があった。

【０００９】そこで、本発明の目的は、上記問題点を解
決すべく、通信専用の入出力装置を必要としないディス
プレイ無線通信回路を提供することにある。

【００１０】また、本発明の他の目的は、上記問題点を
解決すべく、通信専用の入出力装置を必要としないディ
スプレイ無線通信方法を提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスプレイ無線通信装置は、複数の装置
間で無線通信を行う無線通信回路において、複数の装置
の各々が、データを表示するディスプレイと、データを
取り込む受像器とを備え、複数の装置のうち、送信側装
置が、送信用データを送信用画像データに変換し、送信
用画像データをディスプレイに表示し、複数の装置のう
ち、受信側装置が、送信側装置のディスプレイに表示さ
れた送信用画像データを通信用データとして受像器によ
り取り込み、通信用データを返信用画像データに変換し
た後、ディスプレイに表示し、送信側装置が、返信用画
像データを返信用データとして受像器により取り込み、
送信用データと受信用データとを比較することにより通
信状態の監視を行うことを特徴とする。

【００１２】また、送信用データを送信用画像データに
変換する送信データ変換器を備えるのが好ましい。

【００１３】さらに、送信データ変換器に接続され送信
用画像データを表示制御する表示コントローラを備える
のが好ましい。

【００１４】またさらに、表示コントローラの表示形式
を利用して、送信用データを送信用画像データへ変換す
るのが好ましい。

【００１５】また、送信データ変換器と表示コントロー
ラに接続され、送信用データと返信用データとにより通
信状態を監視する通信コントローラを備えるのが好まし
い。

【００１６】さらに、通信コントローラに接続され、受
像器の焦点調整を行う受信器コントローラを備えるのが
好ましい。

【００１７】またさらに、通信コントローラは、送信用
データと返信用データとの照合を行い、返信用データに
データの誤り，再送信要求がない場合は、送信データ変
換器に次に送る送信用データから送信用画像データを生
成させ、生成される送信用画像データには、送信受領を
示すデータを入れ、返信用データに誤り，再送信要求が
あった場合は、送信データ変換器に再度同じ送信用画像
データに再送を示すデータを入れ、送信用画像データを
再び表示させて通信状態の監視を行うのが好ましい。

【００１８】また、通信コントローラが、通信状態を監
視する際、通信の失敗が繰り返されたとき、送信データ
変換器の送信用データに対する送信用画像データの変換
率を切り替える変換率調整器を備えるのが好ましい。

【００１９】さらに、通信コントローラからの受信デー
タの同期をとるバックライトと、バックライトの制御を
行うバックライト制御器とを備えるのが好ましい。

【００２０】またさらに、送信用画像データの一部にデ
ータ転送開始を示す表示パターンを入れておき、これに
よりデータ転送開始を示すのが好ましい。

【００２１】また、受像器に接続され、受像器から送ら
れてくる画像データを受信データに復元する受信データ
復元器を備えるのが好ましい。

【００２２】さらに、受像器から受信した画像データを
各送信装置単位の画像に分割して、受信データ復元器に
送るデータ枠分割器を備えるのが好ましい。

【００２３】またさらに、受信データ復元器および受像
器に、複数回、同じ画像データから受信データの復号化
を行わせ、この複数のデータから冗長復号化を行う冗長
復号化器を備えるのが好ましい。

【００２４】また、本発明の無線通信方法は、装置間で
無線通信を行う無線通信方法において、送信するステッ
プと、受信するステップと、返信するステップとを含
み、送信するステップが、送信用データを送信用画像デ
ータに変換するステップと、送信用画像データを表示す
るステップとを含み、受信するステップが、送信用画像
データを通信用データとして取り込むステップと、通信
用データを返信用画像データに変換するステップと、返
信用画像データを表示するステップとを含み、返信する
ステップが、返信用画像データを返信用データとして取
り込むステップと、送信用データと返信用データとを比
較するステップとを含み、前記比較するステップにより
通信状態の監視を行うことを特徴とする。

【００２５】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について詳
細に説明する。

【００２６】図１は、本発明の実施の形態の全体構成を
示す斜視図である。この実施の形態では、送信側装置Ａ
と受信側装置Ｂとがあり、送信側装置Ａは、ディスプレ
イ４ａ，受像器５ａを有し、受信側装置Ｂは、ディスプ
レイ４ｂ，受像器５ｂを有する。送信側装置Ａは、送信
用データを送信用画像データに変換し、送信側装置Ａの
ディスプレイ４ａに表示する。受信側装置Ｂは、ディス
プレイ４ａに表示された送信用画像データを受信側装置
Ｂの受像器５ｂで取り込んで通信用データに変換する。
受信側装置Ｂは、受信状態を示すデータを返信用画像デ
ータに変換し、受信側装置Ｂのディスプレイ４ｂに表示
する。送信側装置Ａは、受信側装置Ｂのディスプレイ４
ｂの返信用画像データを送信側装置Ａの受像器５ａで取
り込み返信用データに変換し、通信状態を監視する。

【００２７】図２は、本発明の第１の実施例の構成を示
すブロック図である。本実施例では、送信用画像データ
を表示するディスプレイ４と受信用の受像器５とを有す
る。まず、送信データ変換器１は、送信用データを送信
用画像データに変換する。送信データ変換器１は、ＲＡ
Ｍ２と表示コントローラ３とに送信用画像データを送
る。表示コントローラ３は、ディスプレイ４に接続さ
れ、送信用画像データをディスプレイ４で表示する。受
信データ復元器６は、受像器５とＲＡＭ２とに接続さ
れ、受像器５から送られてくる返信用の画像データを返
信用データに復元しＲＡＭ２に送る。通信コントローラ
７は、ＲＡＭ２から返信用データを取り込み、通信状態
の監視を行う。

【００２８】次に、図２を参照して、本発明の第１の実
施例の動作について説明する。本実施例は、図１の本発
明の実施の形態に示すように、送信側装置Ａと受信側装
置Ｂとで構成されている。

【００２９】まず、送信側装置Ａのデータ送信の動作に
ついての説明から始める。送信データ変換器１は、送信
用データを送信用画像データに変換する。このとき、送
信側装置Ａと受信側装置Ｂとの間には同期信号が無いた
め送信用画像データの一部にデータ転送開始を示す表示
パターンを入れておき、このパターンがデータ転送開始
を示す。また、送信用データの送信用画像データへの変
換は、表示コントローラ３の表示形式を利用して変換す
る。例えば、表示コントローラ３が、１ドットにつき
赤，緑，青それぞれ８ビットで表現可能なら、通信用デ
ータ２４ビット毎に１ドット分の表示データに変換す
る。この変換は、表示コントローラ３の全ての表示形式
で可能で制限はない。送信データ変換器１は、送信用画
像データをＲＡＭ２と表示コントローラ３とに送る。表
示コントローラ３は、送信用画像データをディスプレイ
４に表示する。

【００３０】次に、受信側装置Ｂのデータ受信の動作に
ついて説明する。受像器５は送信側装置Ａのディスプレ
イ４の表示を取り込み、受信データ復元器６に送る。受
信データ復元器６は、受信した送信用画像データを通信
用データに復元し、ＲＡＭ２に送る。通信コントローラ
７は、受信した通信用データの中に送信を示すデータを
検出すると、送信データ変換器１に返信用の画像データ
を生成させる。送信データ変換器１は、返信用に生成し
た送信用画像データを表示コントローラ３に送る。表示
コントローラ３は、ディスプレイ４に返信用画像データ
を表示する。

【００３１】次に、返信の画像データを受け取る送信側
装置Ａの動作について説明する。受信データ復元器６
は、受像器５から返信用画像データを受け、受信用デー
タに変換する。受信データ復元器６は、受信用データを
ＲＡＭ２に書き込む。通信コントローラ７は、ＲＡＭ２
により受信用データの照合を行う。受信用データにデー
タの誤り，再送信要求がない場合は、通信コントローラ
７は、送信データ変換器１に次に送る送信用データから
送信用画像データを生成させる。このとき生成される送
信用画像データには、送信受領を示すデータを入れる。
受信用データに誤り，再送信要求があった場合は、通信
コントローラ７は、送信データ変換器１に再度同じ送信
用画像データに再送を示すデータを入れる。送信用画像
データを再び表示コントローラ３に送り、ディスプレイ
４で表示させる。

【００３２】図３は、本発明の第２の実施例の構成を示
すブロック図である。本実施例では、ＲＡＭ２に接続す
る冗長復号化器８と、通信コントローラ７と受像器５と
の間に設けられた受信器コントローラ９とをさらに有す
る。受信データ復元器６で生成される受信データは、受
像器５の焦点調整や、階調性精度によりデータの誤りが
多く発生するという問題がある。そのため、受信時に受
信器コントローラ９は、受像器５の焦点調整を行う。ま
た、冗長復号化器８は、受信データ復元器６および受像
器５に、複数回、同じ画像データから受信データの復号
化を行わせ、この複数のデータから冗長復号化を行う。
本実施例により、通信データの信頼性を上がり、これに
より、再通信の回数を減らし通信速度を向上できる。

【００３３】図４は、本発明の第３の実施例の構成を示
すブロック図である。本実施例では、通信コントローラ
７と送信データ変換器１との間に設けられた変換率調整
器１０を有する。受像器５は、受信画像の解像度や階調
性の特性に限界がある場合がある。そのため、ディスプ
レイ４の送信用画像データのパターンが細いために識別
できない、または、僅かな差の階調を識別できないため
に、正確に取り込めないという問題があった。本実施例
では、通信コントローラ７が通信状態を監視し、通信の
失敗が繰り返されたとき、変換率調整器１０により送信
データ変換器１の送信用データに対する送信用画像デー
タの変換率を切り替える。変換率の調整は、具体的には
次のように行われる。変化率の調整には、階調性および
表現画素数の変更がある。まず、階調性の変更は、次の
ように行われる。表示コントローラ３が、赤，緑，青の
３色素それぞれ８ビットでそれぞれ２５６階調を表現で
きる場合では、通信用データ２４ビットで１ドットの画
像データに変換するのが最も高効率だが、色素のビット
数を減らし階調性を減らさせる。これにより、階調性が
段階的になり、データ変化の認識が容易になる。表現画
素数の調整は、次のように行われる。上記の例の通り１
ドットで２４ビットの通信用データを表現するように変
換するのが最も高効率だが、通信用データを複数のドッ
トに変換させる。これにより、画像のパターン面積が増
加し識別が容易になる。本実施例により、低解像度や、
低階調の受像器でも通信が可能になる。

【００３４】図５は、本発明の第４の実施例の構成を示
すブロック図である。本実施例では、受像器５と受信デ
ータ復元器６との間に設けられたデータ枠分割器１１を
有する。受信データ復元器６は、同時に１つのディスプ
レイの送信用データしか復元できない。そのため、同時
に複数の装置間で通信が出来ないという問題があった。
本実施例は、受像器５から画像データをデータ枠分割器
１１に送る。データ枠分割器１１は、受信した画像デー
タを各送信装置単位の画像に分割して、受信データ復元
器６に送る。本実施例により、図６に示すように、同時
に複数の送信側装置と複数の受信側装置との間で通信が
出来る。

【００３５】図６は、本発明の第４の実施例による複数
の装置間の通信を示す概略図である。第１〜第３の送信
側装置が、ディスプレイ４ａ，受像器５ａを有し、第１
〜第３の受信側装置が、ディスプレイ４ｂ，受像器５ｂ
を有する。この構成により、第１〜第３の送信側装置の
ディスプレイ４ａから第１〜第３の受信側装置の受像器
５ｂに画像データが送られ、また、第１〜第３の受信側
装置のディスプレイ４ｂから第１〜第３の送信側装置の
受像器５ａに画像データが送られる。このようにして、
同時に複数の送信側装置と複数の受信側装置との間で通
信ができる。

【００３６】図７は、本発明の第５の実施例の構成を示
すブロック図である。本実施例では、バックライト１２
とバックライト制御器１３と液晶ディスプレイ１４とが
設けられている。送信データ変換器１が生成する送信用
画像データには、送信を開始することを示すデータパタ
ーンが入っているため、送信用データに無駄があった。
本実施例では、通信コントローラ７が、バックライト制
御器１３を介してバックライト１２を制御する。通信コ
ントローラ７は液晶ディスプレイ１４で送信データを表
示すると、バックライト１２を点滅させる。受信側装置
は、バックライト１２の点滅で送信用データの同期をと
る。本実施例により、送信用データの無駄をなくすこと
ができる。

【００３７】図８は、本発明の第６の実施例の構成を示
すブロック図である。図８を参照すると、通信コントロ
ーラ７，送信データ変換器１，受信データ復元器６をＣ
ＰＵ１５に置き換え、ＲＡＭ２をシステムＲＡＭ１６に
置き換えている。受信器コントローラ９と受像器５とは
受信装置１７内に納められ、ホストバス１９と増設スロ
ット１８とに接続する。本実施例により、既存の装置に
容易に増設できる。

【００３８】

【発明の効果】上述したように、本発明では、ディスプ
レイによるデータの転送、および、受像器によるデータ
の受信をする。従って、通信用ケーブルの接続なしに通
信可能になるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態の全体構成を示す斜視図で
ある。

【図２】本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図
である。

【図３】本発明の第２の実施例の構成を示すブロック図
である。

【図４】本発明の第３の実施例の構成を示すブロック図
である。

【図５】本発明の第４の実施例の構成を示す斜視図であ
る。

【図６】本発明の第４の実施例の複数の装置を使用する
場合の構成を示す斜視図である。

【図７】本発明の第５の実施例を示すブロック図であ
る。

【図８】本発明の第６の実施例の構成を示すブロック図
である。

【図９】従来例の構成を示す概略図である。

【符号の説明】

１送信データ変換器２ＲＡＭ３表示コントローラ４ディスプレイ４ａディスプレイ（発信側装置）４ｂディスプレイ（受信側装置）５受像器５ａ受像器（発信側装置）５ｂ受像器（受信側装置）６受信データ復元器７通信コントローラ８冗長復号化器９受信器コントローラ１０変換率調整器１１データ枠分割器１２バックライト１３バックライト制御器１４液晶ディスプレイ１５ＣＰＵ１６システムＲＡＭ１７受信装置１１７導光板１１８反射シート１１９拡散シート１２０発光ダイオード

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１１年３月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項５

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１１

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスプレイ無線通信装置は、複数の装置
間で無線通信を行う無線通信回路において、複数の装置
の各々が、データを表示するディスプレイと、データを
取り込む受像器と、通信状態を監視する通信コントロー
ラとを備え、複数の装置のうち、送信側装置が、送信用
データを送信用画像データに変換し、送信用画像データ
をディスプレイに表示し、複数の装置のうち、受信側装
置が、送信側装置のディスプレイに表示された送信用画
像データを通信用画像データとして受像器により取り込
み、通信用画像データを返信用画像データに変換した
後、ディスプレイに表示し、送信側装置が、返信用画像
データを返信用データとして受像器により取り込み、通
信コントローラにより送信用データと返信用データとを
比較することにより通信状態の監視を行い、通信専用の
入出力装置を必要としないで複数の装置の間で同時に通
信ができることを特徴とする。

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１５

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１５】また、通信コントローラは、送信データ変
換器と表示コントローラに接続され、送信用データと返
信用データとにより通信状態を監視するのが好ましい。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の装置間で無線通信を行う無線通信回
路において、前記複数の装置の各々が、データを表示するディスプレ
イと、データを取り込む受像器とを備え、前記複数の装置のうち、送信側装置が、送信用データを
送信用画像データに変換し、前記送信用画像データをデ
ィスプレイに表示し、前記複数の装置のうち、受信側装置が、前記送信側装置
のディスプレイに表示された送信用画像データを通信用
データとして受像器により取り込み、前記通信用データ
を返信用画像データに変換した後、ディスプレイに表示
し、前記送信側装置が、前記返信用画像データを返信用デー
タとして受像器により取り込み、前記送信用データと前
記返信用データとを比較することにより通信状態の監視
を行うことを特徴とするディスプレイ無線通信回路。
【請求項２】前記送信用データを前記送信用画像データ
に変換する送信データ変換器を備えることを特徴とす
る、請求項１に記載のディスプレイ無線通信装置。
【請求項３】前記送信データ変換器に接続され前記送信
用画像データを表示制御する表示コントローラを備える
ことを特徴とする、請求項２に記載のディスプレイ無線
通信装置。
【請求項４】前記表示コントローラの表示形式を利用し
て、前記送信用データを前記送信用画像データへ変換す
ることを特徴とする、請求項３に記載のディスプレイ無
線通信装置。
【請求項５】前記送信データ変換器と前記表示コントロ
ーラに接続され、前記送信用データと前記返信用データ
とにより通信状態を監視する通信コントローラを備える
ことを特徴とする、請求項３または４に記載のディスプ
レイ無線通信回路。
【請求項６】前記通信コントローラに接続され、前記受
像器の焦点調整を行う受信器コントローラを備えること
を特徴とする、請求項５に記載のディスプレイ無線通信
装置。
【請求項７】前記通信コントローラは、前記送信用デー
タと前記返信用データとの照合を行い、前記返信用デー
タにデータの誤り，再送信要求がない場合は、前記送信
データ変換器に次に送る送信用データから送信用画像デ
ータを生成させ、生成される送信用画像データには、送
信受領を示すデータを入れ、前記返信用データに誤り，
再送信要求があった場合は、前記送信データ変換器に再
度同じ送信用画像データに再送を示すデータを入れ、前
記送信用画像データを再び表示させて通信状態の監視を
行うことを特徴とする、請求項５または６に記載のディ
スプレイ無線通信装置。
【請求項８】前記通信コントローラが、通信状態を監視
する際、通信の失敗が繰り返されたとき、前記送信デー
タ変換器の送信用データに対する送信用画像データの変
換率を切り替える変換率調整器を備えることを特徴とす
る、請求項５〜７のいずれかに記載のディスプレイ無線
通信装置。
【請求項９】前記通信コントローラからの受信データの
同期をとるバックライトと、前記バックライトの制御を
行うバックライト制御器とを備えることを特徴とする、
請求項５〜８のいずれかに記載のディスプレイ無線通信
装置。
【請求項１０】前記送信用画像データの一部にデータ転
送開始を示す表示パターンを入れておき、これによりデ
ータ転送開始を示すことを特徴とする、請求項１〜９の
いずれかに記載のディスプレイ無線通信装置。
【請求項１１】前記受像器に接続され、前記受像器から
送られてくる画像データを受信データに復元する受信デ
ータ復元器を備えることを特徴とする、請求項１〜１０
のいずれかに記載のディスプレイ無線通信装置。
【請求項１２】前記受像器から受信した画像データを各
送信装置単位の画像に分割して、前記受信データ復元器
に送るデータ枠分割器を備えることを特徴とする、請求
項１１に記載のディスプレイ無線通信装置。
【請求項１３】前記受信データ復元器および前記受像器
に、複数回、同じ画像データから受信データの復号化を
行わせ、この複数のデータから冗長復号化を行う冗長復
号化器を備えることを特徴とする、請求項１１または１
２に記載のディスプレイ無線通信装置。
【請求項１４】装置間で無線通信を行う無線通信方法に
おいて、送信するステップと、受信するステップと、返信するス
テップとを含み、前記送信するステップが、送信用データを送信用画像データに変換するステップ
と、前記送信用画像データを表示するステップとを含み、前記受信するステップが、前記送信用画像データを通信用データとして取り込むス
テップと、前記通信用データを返信用画像データに変換するステッ
プと、前記返信用画像データを表示するステップとを含み、前記返信するステップが、前記返信用画像データを返信用データとして取り込むス
テップと、前記送信用データと前記返信用データとを比較するステ
ップとを含み、前記比較するステップにより通信状態の監視を行うこと
を特徴とするディスプレイ無線通信方法。