JP4628827B2 - 遠隔制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔制御システムに関する。本発明の遠隔制御システムは、例えば双方向映像通信機能を有する携帯電話などの通信装置によって構成されるものであり、被制御装置の制御のための操作が容易であることを特徴とする。
近年、動画を含む映像を扱うことができる携帯電話の普及が急速に進んでいる。双方向映像通信機能であるテレビ電話などの機能を有する携帯電話も広く使われ始めている。このような状況で、例えば、外出先から、自宅のAV機器を遠隔制御し、それらの機器に蓄積された映像を見る手段が求められている。
電話機を用いた遠隔制御の方法として、電話機の操作用キーを押下した際に発生するDTMF(Dual Tone Multi Frequency)を用いる方法が、下記の特許文献1に記載されている。DTMFは、高音系4種類と低音系4種類からそれぞれ1音ずつ組合せ、16種類の状態を表現できる。
特開2002−247225
しかしながら、DTMFによる16種類の情報では、多くの対象機器を制御するには不十分であるという問題があった。このDTMFを複数回送信することにより、送信可能な情報を増やすことは可能であるが、操作が複雑で、長時間を時間を要し、実際的でないという問題があった。また、通信中のエラーなどにより正確に情報を送信できないという問題があった。更に、DTMFを用いた場合、送信音の確認だけでは、送信者自身が、何を送信したかを把握できないという問題があった。
本発明は、大量の情報を送信することができ、多くの対象機器に対して短時間で遠隔制御を行うことができる遠隔制御システムを提供することを目的とする。
本発明の遠隔制御システムは、
遠隔制御通信装置と、映像再生装置被制御装置を含む被制御側機器とを含む遠隔制御システムにおいて、
上記遠隔制御通信装置が上記映像再生装置を制御するための制御用送信映像情報を生成して送信し、
上記遠隔制御通信装置が、上記制御用送信映像を表示する映像表示手段を有し、
上記被制御側機器が、上記制御用送信映像情報を解析して制御情報を抽出し、抽出された制御情報に基づいて制御を行い、
上記被制御側機器が、上記制御情報により上記映像再生装置で再生された映像を上記遠隔制御通信装置に送信し、
上記遠隔制御通信装置が、上記制御用送信映像と、上記被制御側機器から送信された映像を合成し、上記映像表示手段で表示させる手段をさらに含み、
上記遠隔制御通信装置が利用者による操作に応じて上記制御用送信映像を生成するものであり、
上記制御用送信映像が、制御情報の内容を象徴する図形、又は制御情報の内容を示す文字列を含む
ことを特徴とする。
この発明によれば、制御用情報として映像を用いるため、大量の情報を送信することができ、多くの対象機器に対して短時間で遠隔制御を行うことができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の遠隔制御システムの構成を示す図である。このシステムは、遠隔制御用通信装置2と、被制御側通信装置4と、被制御装置8を含む。被制御装置8は、例えばDVDやVTRなどの映像蓄積再生装置である。
遠隔制御用通信装置2は、テレビ電話機能付き携帯電話としても用いられ撮像手段としてカメラ12と、液晶表示部(LCD)14と、マイク16、スピーカ18、及びキー入力部20を有する。
カメラ12は、例えばテレビ電話の際に撮像のために用いられる。
LCD14は、テレビ電話の際、通信相手から送られた映像を表示するのに用いられるほか、後述のように遠隔制御を行う際、被制御装置8から送信された映像を表示するのにも用いられる。
LCD14の表示画面は、図示のように、受信映像表示領域22と、制御用送信映像表示領域24と、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)映像表示領域26とを含む。
制御用送信映像表示領域24は、受信映像表示領域22に比して、小さい領域となっており、制御用送信映像を縮小表示している。例えば、大きさの比は、1/4程度である。
マイク16は、例えばテレビ電話の際音声を入力するために用いられる。
スピーカ18は、例えばテレビ電話の際、音声を出力するために用いられる。
キー入力部20は、例えばテレビ電話のための操作に用いられるほか、後述のように、遠隔制御のための制御用送信映像の送信のために用いられる。
図1において、遠隔制御用通信装置2と、被制御側通信装置4は、例えば電話回線網を介してテレビ電話のための通信が可能なように接続されている。詳細な図示は省略するが、被制御側通信装置4と、それに接続された被制御装置8とは、被制御装置8の映像と音声の出力が、被制御側通信装置4に入力されるように接続されている。また、被制御側通信装置4は、赤外線を使って、被制御装置8を遠隔制御する。
なお、この赤外線による遠隔制御は、通常、家庭内などで、被制御装置8に赤外線信号を送って行われる制御と同様に行われる。
図1に示す例では、1台の被制御側通信装置4に対して1台の被制御装置(8)が設けられているが、1台の被制御側通信装置4に対して複数台の被制御装置が設けられるようにしても良い。
実施の形態1の情報の流れを説明する。
遠隔制御用通信装置2は、制御用送信映像30を被制御側通信装置4に対して、矢印32で示すように送信する。
制御用送信映像30の内容の詳細は、例えば後述のように、被制御装置8に対し「再生開始」を指示する制御用送信映像である。
被制御側通信装置4は、制御用送信映像30を解析して得られる制御情報をもとに、被制御装置8に対して、赤外線を使って、矢印34に示すように、動作指示、例えば「再生開始」の指示を出す。
被制御装置8は、この動作指示に基く動作をし、その結果の出力データ、例えば再生された映像及び音声のデータを、矢印36に示すように送信する。
被制御側通信装置4は、被制御装置8から受け取った映像及び音声のデータを、矢印38で示すように、遠隔制御用装置2に送信する。
ここまでの一連の情報の流れにより、遠隔制御用通信装置2では、制御用送信映像30の送信の操作をすることによりLCD14で出力映像40が表示され、スピーカ18から対応する音声が出力される。これにより、あたかも、遠隔制御用通信装置2自体に当該映像及び音声データが保存されており、再生のための操作に応じて再生されたかのように、被制御装置8に蓄積された映像及び音声を視聴することができる。
尚、図1のシステムでは、被制御側通信装置4と被制御装置8が、別個の装置となっているが、これらの装置が一体であっても良い。本願では、被制御装置8と被制御側通信装置4を総称して被制御側機器と言う。
また、図1では、被制御側通信装置4が、制御用送信映像30を解析し、被制御装置8に動作指示を出しているが、この解析処理を被制御装置8で行うこととしても良い。
制御用送信映像30は、キー入力部20の操作キーによって選択し得るものであり、例えば、後述の操作方法を示す画面の通り、例えば、数字キーのうちの「1」キーは「再生」、「3」キーは「停止」、「5」キーは「決定」、「7」は「巻戻し」、「9」キーは、「早送り」を指示するためのキーとして用いられる。
図2は、実施の形態1の遠隔制御用通信装置の構成図である。図2において、図1と同じ符号は同一の部材を示す。遠隔制御用通信装置は、図1に示すのと同じ部材のほか、利用者操作検出部52と、制御用送信映像生成処理部54と、上書き処理部56と、映像符号化処理部58と、音声符号化処理部62と、多重処理部64と、通信処理部66と、分離処理部68と、映像復号処理部70と、GUI映像生成処理部72と、映像表示処理部74と、音声復号処理部76と、全体制御部78とを有する。
利用者操作検出部52は、キー入力部20の操作による利用者の操作を検出する。
制御用送信映像生成処理部54は、利用者操作検出部52で検出した利用者の操作が、制御用送信映像の送信を指示するものである場合、制御用送信映像を生成する。
上書き処理部56は、カメラ12からの映像と制御用送信映像生成処理部54からの映像を選択乃至上書きして、その結果得られる映像を出力する。
映像符号化処理部58は、上書き処理部56の出力を符号化して、送信に適した符号化映像信号を生成する。
音声符号化処理部62は、マイク16から入力された音声を符号化して、送信に適した符号化音声信号を生成する。
多重処理部64は、映像符号化処理部58からの符号化映像信号と、音声符号化処理部62からの符号化音声信号とを多重化する。
通信処理部66は、多重処理部64の出力を図1の被制御側通信装置4に向けて送信するとともに、図1の被制御側通信装置4からの信号を受信する。
分離処理部68は、通信処理部66で受信された信号を映像信号と音声信号に分離する。
映像復号処理部70は、分離処理部68からの映像信号を復号化する。
GUI映像生成処理部72は、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)のための映像を生成する。
映像表示処理部74は、上書き処理部56の出力、映像復号処理部70の出力、UI映像生成処理部72の出力を合成して、合成の結果得られた映像をLCD14に表示させる。
音声復号処理部76は、分離処理部68からの音声信号を復号化して、スピーカ18から出力する。
全体制御部78は、遠隔制御用通信装置2の全体を制御する。
遠隔制御用通信装置がテレビ電話のために用いられるときは、上書き処理部56はカメラ12からの映像をそのまま出力し、上書き処理部56からの映像は、映像符号化処理部58で符号化処理を受け、多重処理部64に供給される。一方、マイク16から入力された音声は、音声符号化処理部62にて符号化され、多重処理部64に供給され、映像と多重化される。多重化された映像データ及び音声データは、通信処理部66を経て、被制御側通信装置4に送信される。
テレビ電話の相手からの多重化された映像データ及び音声データは通信処理部66を介して分離処理部68に入力され、分離処理部68にて、映像データと音声信号に分離され、映像データは、映像復号処理部70に供給され、音声データは音声復号処理部76に供給される。映像復号処理部70で、映像データが復号され、復号化による得られた映像信号が映像表示処理部74に入力されて、映像が表示される。音声復号処理部76における復号により得られた音声信号は、スピーカ18に供給され、スピーカ18から音声が出力される。これらの処理の全体の流れは、全体制御部78において、制御される。
遠隔制御を行う場合の動作は以下の通りである。
遠隔制御のため利用者がキー入力部20の操作を行うと、操作されたキーが利用者操作検出部52で検出され、検出結果に基づいて、制御用送信映像生成処理部54で、制御用送信映像30が生成される。この映像は、上書き処理部56で、カメラ12からの映像に対して上書きされる。即ち、制御用送信映像生成処理部54から制御用送信映像が供給されると、上書き処理部56では、カメラ12から映像の代わりに、制御用送信映像生成処理部54からの映像を出力する。
尚、上書き処理部56は、カメラの映像に対して上書き処理を行うものであっても良く、カメラからの映像と、制御用送信映像生成処理部54が生成する映像を受け、いずれかを選択して出力する切換手段を有し、カメラからの映像の代わりに制御用送信映像を選択して出力するものであっても良い。
制御用送信映像30は、映像符号化処理部58において、符号化処理を受け、多重処理部64において、音声と多重化される。その後、通信処理部66を経て、被制御側通信装置4に送信される。
なお、マイク16から入力された音声は、音声符号化処理部62にて符号化され、多重処理部64で映像と多重化されが、制御用送信映像の送信の際(制御用送信映像が上書き処理部56、映像符号化処理部58を経て多重処理部64に供給されているとき)には、マイク16から入力された音は、受信側で無視されるため、実際にマイク16から入力されたデータを用いて多重化を行ってもよく、無音データなど、意味のない音声データを用いて多重化を行っても良い。
被制御側通信装置4から信号が送信されると、この信号は、通信処理部66を経て、分離処理部68に入力され、分離処理部68にて、映像データと音声データに分離され、映像データは、映像復号処理部70に供給され、音声データは音声復号処理部76に供給される。映像復号処理部70で、映像データが復号され、復号により得られた映像信号が、映像表示処理部74に入力されて、映像の表示が行われる。
映像表示処理部74には、映像復号処理部70のみならず、上書き処理部56及びGUI映像生成処理部72が接続されており、これらから供給された映像が合成され、LDC14に表示される。GUI映像生成処理部72は、操作のための映像データを表すものである。
音声復号処理部76における復号化により得られた音声信号は、スピーカ18に供給され、音声が出力される。ここでの音声とは、広く、音を意味するものであり、人の声に限らず、音楽などを含む。
これらの処理の全体の流れは、全体制御部78において、制御される。
次に図3を参照して、実施の形態1で用いられる制御用送信映像30について説明する。制御用送信映像は、上記のように、図1のLCD14の表示画面の制御用送信映像表示領域24に表示されるものであり、例えば図3(a)に示すように、最も下に位置する第1の部分201と、中央に位置する第2の部分202と、最も上に位置する第3の部分203とを有する。
図示の例では、第1の部分201と第3の部分203は同一の内容のものであり、白又は黒の単位セルを二次元のマトリクス状に配列したものであり、各セルにより1ビットの情報が表わされる。例えば、白が第1の値、例えば「0」を表し、黒が第2の値、例えば「1」を表わす。
このように、映像が第1の値を表す部分と第2の値を表す部分との組み合わせである場合、被制御側通信装置における解析処理が簡単であると言う効果が得られる。
制御用送信映像30の第2の部分202は、動作の内容を示す「再生」という文字列と、それを象徴する三角形の記号を含む。
図3(b)は、第1の部分201を拡大した図である。図3(b)に示されるように、第1の部分201の2行のマトリクスから成り、上側の行205は被制御装置情報を示し、下側の行は、動作情報を示す。
各行は、白又は黒の単位セルを10個並べたものである。以下の説明では、各単位セルを「ビット」と呼ぶことがある。
被制御装置情報とは、被制御装置が複数ある場合に、そのうちの制御対象として選択されるべき装置を表す情報である。動作情報は、選択された機能乃至動作を表す情報である。
図3(c)は、被制御装置情報を示す行205のみを取出して、その詳細を示す図である。被制御装置情報を示す行205は、8ビットの情報部207と、2ビットのパリティ部206から成る。
2ビットのパリティ部206は、情報部207の偶数番目のビットの群に対する1ビットのパリティと、奇数番目のビットの群に対する1ビットのパリティとから成る。
図3(d)は、動作指示情報を示す行204のみを取出して、その詳細を示す図である。動作指示情報を示す行204は、8ビットの情報部209と、2ビットのパリティ部211から成る。
2ビットのパリティ部206は、情報部209の偶数番目のビットの群に対する1ビットのパリティと、奇数番目のビットの群に対する1ビットのパリティとから成る。
情報部209は、6ビットの動作の種別を表わす部分210と、その繰返しの回数を示す繰り返し回数部208から成る。
図示の例では、回数部208は、「0」となっているが、この場合の「0」は、0回の繰り返しを意味する。言いかえると、1回目の操作であることを意味する。即ち、ここでの繰り返し回数は、1回目のとき「0」である。
上記の繰返し回数に関して、図4を用いて、更に詳しく説明する。図4において、「再生」を指示するためのキーを押下した状態での制御用送信映像30は、図4(a)に示される映像となり、繰り返し回数部208は「00」となる。次に、「早送り」を指示するためのキーを押下した場合、制御用送信映像30は、図4(b)に示されるようになり、繰り返し回数部208はやはり「00」となる。再度「早送り」を指示するためのキーを押下した場合、制御用送信映像30は、図4(c)に示される映像になり、繰り返し回数部208は「01」、即ち十進数の「1」を表すものとなる。三度目に「早送り」を指示するためのキーを押下した場合、制御用送信映像30は、図4(d)に示される映像になり、繰り返し回数部208は「10」、即ち十進数の「2」を表すものとなる。
このように、図において、「早送り」の繰返し回数が、繰返し回数部208に示されていることがわかる。「早送り」キーを3回押した場合、「早送り」の指示が3度送られるが、仮に、1度目や、2度目の指示の送信に十分な時間が得られなかった場合にも、この繰返し回数を付与した制御情報を送信することにより、被制御装置8に対して、確実に、「早送り」の指示を送信できる。
なお、「早送り」を指示するためのキーを繰り返して押下した場合には、早送りの速度が段階的に高くされる。例えば、1回目の押下により、3倍となり、2回目の押下により6倍となり、3回目の押下により9倍となる。繰り返し回数を付加した制御情報を送信することにより、一つの制御情報の送信が失敗しても、次の制御情報が送信されれば、最終的には被制御装置所望の早送り速度で動作させることができる。2回目の「早送り」の指示の送信が失敗しても、3回目の「早送り」の指示が送信されれば被制御装置では、9倍速での早送りが指示されていることを知ることができる。
上記のように、「早送り」を指示するためのキーが繰り返し操作されると、繰り返しの度に制御用送信映像の内容が変化する。言い換えると、制御用送信映像は複数回のキー操作を表わすものとなる。
同様に例えば「音量増加」を指示するためのキー(図示しない)が繰り返し押されると、その場合も繰り返し回数が制御用送信映像に含まれるので、何回目かのキー操作に基く制御用送信映像の送信または受信に失敗しても次のキー操作に基く制御用送信映像の送信、受信に成功すれば、適切に被制御装置を制御することができる。
一方、「再生」を指示するためのキーの場合は、繰り返し操作された場合には、制御用送信映像の内容は変化しない。
図3に示した通り、制御用送信映像30における第1の部分201と第3の部分203は、白黒の単位セルによりビット情報を示しているため、その制御情報の取得は、複雑な処理が必要なく、比較的容易となる。また、図3に示した通り、制御用送信映像30は、40個の白黒の単位セルを有しており、ひとつの映像により40ビットの情報を送信することができる。このように、映像の場合、音であるDTMFによる方式に比して、圧倒的に、多くの情報を送れることになる。
実施の形態1の制御用送信映像30の遠隔制御用通信装置2での表示に関して、更に詳しく説明をする。制御用送信映像30は、図2を参照して説明したように、映像表示処理部74により、他の映像と合成されてLCD14に表示される。図1及び図3に示したように、制御用送信映像30は、その制御の内容を象徴する図形、及びその制御の内容を表わす文字列を含む。そのため、図1に示す通り、制御用送信映像30を、LCDに表示することにより、利用者が、現在送信している制御用送信映像30の動作指示の内容を容易に把握することができる。尚、これらの制御用送信映像を表示する仕組みは、通常のテレビ電話でも用いられるものであり、カメラ映像に対して、制御用送信映像30を、上書き処理部56により上書きする構成とすることにより、テレビ電話による制御用送信映像の表示機能と、遠隔制御時の制御用送信映像を表示する手段を、同一のものとすることが可能となり、装置の大規模化を防ぐことができる。
次に、実施の形態1の制御用送信映像30が冗長性を持つことによる作用を説明する。制御用送信映像30は、図3に示した通り、第1の部分201と、第3の部分203の2箇所に同じ情報が表されている。また、第1の部分201でも情報は、パリティビットを有するものであり、誤りの検出などが可能となっている。これらの冗長性により、通信によりエラーが混入した場合にも、正しい情報の送信が可能となる。
次に図2のGUI映像生成処理部72から出力される映像について説明する。
GUI映像生成処理部72は、上記のように、ユーザに操作方法を示すための映像を生成して出力するものであり、GUI映像生成処理部72から出力される映像は、他の映像と合成されてLCD14の表示画面に表示される。GUI映像には、図1に示すように「メニュー」や「切断」のためのボタン(GUIボタン)や、遠隔制御のための操作方法(各キーと動作乃至機能の関係)の表示が含まれる。図5(a)乃至(c)は、操作方法を示す映像の例を示す。図5(a)の映像301、図5(b)の映像302、図5(c)の映像303は、ともに、操作キーの番号と、それに対応する機能(各操作キーを押下することにより指示される機能乃至動作)を示す。この映像を、制御用送信映像30を送信しないとき(従って制御用送信映像用映像24が表示されないとき)に、制御用送信映像の表示領域24(図1)に順次表示することにより、利用者に操作方法を示すことができる。
尚、操作方法を示す映像を、表示領域24に表示するための構成として、GUI映像生成処理部72から出力される映像を、上書き処理部56に入力することも可能である。この場合、この映像は、被制御装置8にも送信されることになるが、制御情報を含まないため、問題とはならない。
なお、上記の例では、単位セルが白又は黒であるが、本発明は、白、黒の組み合わせに限定されず、互いに異なる色(色相、輝度、彩度のいずれかが異なる色)を組合せて用いれば良い。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2の遠隔制御システムで用いられる遠隔制御通信装置を示す。図6の遠隔制御通信装置は、図2の遠隔制御通信装置と同様であるが、上書き処理部56と、映像表示処理部74の間に縮小手段82が設けられている点で異なる。この縮小手段82は、上書き処理部56を介して供給される、制御用送信映像を縮小するものである。
また、実施の形態2においては、実施の形態1において示した白黒の単位セルのマトリクスによるビット情報の表示の代わりに、細い縞模様の映像により、ビット情報を表現している。
図7(a)は、実施の形態2における制御用送信映像の図である。図7(b)は、その一部251の詳細図である。図7(b)において、横向きの縞模様の矩形の領域252は、「0」を意味し、縦向きの縞模様の矩形の領域253は、「1」を意味する。また、周囲の領域254は、ビット情報を持たない領域である。領域252、253の縞模様は、高周波の映像信号で構成されるものであり、所定の率で縮小して表示した場合、領域252、領域253、領域254が同一に見えるようになっている。図7(a)は、その様子を示しており、所定以下のサイズで表示した場合、これらの情報領域の情報は、利用者に感知されなくなる。このようにすることにより、利用者は認識する必要のない情報にわずらわされることがない。
上記の例では、横縞模様の部分と縦縞模様の部分の組み合わせが用いられているが、横と縦に限定されず、第1の方向に延びた線からなる縞模様の部分と、第1の方向とは異なる第2の方向に延びた線から成る縞模様の部分の組み合わせであれば良い。また、縞模様に限らず、互いに異なる模様の部分を組合せて用いても良い。要するに、第1の特徴の部分と第2の特徴の部分との組み合わせであれば良い。
なお、上記の実施の形態では、表示画面内に制御用送信映像表示領域が一つだけ設けられているが、2つ以上の制御用送信映像表示領域を設け、それぞれに同一または異なる制御用送信映像を表示しても良い。異なる制御用送信映像を表示する場合、それぞれの制御用送信映像は、互いに異なるキー操作にそれぞれ対応するものとしても良い。
こうすることで、制御用情報を迅速に送信することができる。
この発明の実施の形態1の遠隔制御のシステム構成図である。 この発明の実施の形態1の遠隔制御システムの遠隔制御用通信装置の構成図である。 (a)乃至(d)は、この発明の実施の形態1の制御用送信映像の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、この発明の実施の形態1の繰返し操作に伴う制御用送信映像の変化を示す図である。 (a)乃至(c)は、この発明の実施の形態1の操作方法を示すGUI映像の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2の遠隔制御システムの遠隔制御用通信装置の構成図である。 (a)及び(b)は、この発明の実施の形態2の制御用送信映像の説明図である。る。
符号の説明
2 遠隔制御用通信装置、 4 被制御側通信装置、 8 被制御装置、 22 受信映像表示領域、 24 制御用送信映像表示領域、 30 制御用送信映像。

Claims (8)

  1. 遠隔制御通信装置と、映像再生装置を含む被制御側機器とを含む遠隔制御システムにおいて、
    上記遠隔制御通信装置が上記映像再生装置を制御するための制御用送信映像情報を生成して送信し、
    上記遠隔制御通信装置が、上記制御用送信映像を表示する映像表示手段を有し、
    上記被制御側機器が、上記制御用送信映像情報を解析して制御情報を抽出し、抽出された制御情報に基づいて制御を行い、
    上記被制御側機器が、上記制御情報により上記映像再生装置で再生された映像を上記遠隔制御通信装置に送信し、
    上記遠隔制御通信装置が、上記制御用送信映像と、上記被制御側機器から送信された映像を合成し、上記映像表示手段で表示させる手段をさらに含み、
    上記遠隔制御通信装置が利用者による操作に応じて上記制御用送信映像を生成するものであり、
    上記制御用送信映像が、制御情報の内容を象徴する図形、又は制御情報の内容を示す文字列を含む
    ことを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 記制御用送信映像は、第1の特徴を有する部分と、第2の特徴を有する部分の組み合わせで構成された映像を含み、
    上記第1の特徴を有する部分が第1の色を有する部分であり、
    上記第2の特徴を有する部分が第2の色を有する部分である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 記制御用送信映像は、第1の特徴を有する部分と、第2の特徴を有する部分の組み合わせで構成された映像を含み、
    上記第1の特徴を有する部分が、第1の方向に延びた複数の線から成る縞模様部分であり、
    上記第2の特徴を有する部分が、上記第1の方向とは異なる第2の方向に延びた複数の線から成る縞模様部分である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  4. 記制御用送信映像は、第1の特徴を有する部分と、第2の特徴を有する部分の組み合わせで構成された映像を含み、
    上記遠隔制御通信装置が、
    上記制御用送信映像を縮小する手段をさらに有し、
    上記表示させる手段は、上記縮小された制御用送信映像と、上記被制御側機器から送信された映像を合成し、上記映像表示手段で表示させ、
    上記映像表示手段には、上記縮小された制御用送信映像が表示され、上記縮小された制御用送信映像において、上記第1の特徴を有する部分と上記第2の特徴を有する部分が同じに見える
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  5. 記遠隔制御通信装置は、
    遠隔制御のための操作方法を示す映像を生成する手段をさらに有し、
    上記制御用送信映像を上記映像表示手段で表示するとき以外のときに、上記操作方法を示す映像を上記制御用送信映像の代わりに上記映像表示手段で表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  6. 記制御用送信映像は、上記映像表示手段の単一の画面内に表示され、利用者による複数回のキー操作を表わす部分を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  7. 用者による複数のキー操作にそれぞれ対応する複数の制御用送信映像が上記映像表示手段の単一の画面内に複数個表示される
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  8. 上記遠隔制御通信装置が、キー入力部を有し、上記キー入力部の操作に応じて上記制御用送信映像を生成することを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
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