JP4040981B2 - 横編機を用いた編成方法と編成プログラム - Google Patents

横編機を用いた編成方法と編成プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の利用分野】
この発明は横編機を用いたニット衣類の編成に関し、特に襟ぐりの編成に関する。この発明はまた、上記の編成を行うための編成プログラムに関する。
【0002】
【従来技術】
出願人は、前身頃での襟ぐりの編成に際して、前身頃を襟ぐりの左右に分割して編成し例えば左前身頃から編成し、この時襟ぐり部の編目と右前身頃の編目とを針床上に固定して、編成中の左前身頃を編成に連れて襟ぐりから遠ざかる方向に移動させることを提案した(特許2538421)。この場合、右前身頃を編成する際には、襟ぐり部の編目と左前身頃の編目とを針床上に固定して、編成中の右前身頃を襟ぐりから遠ざかる方向に移動させる。これとは別に出願人は、袖付きの衣類を実質上シームレスで編成する方法を開発し、特に袖の編目を身頃の編目に接合するための編成方法を提案した(例えば特許3010483)。しかしながらこの後、編成中の前身頃(左前身頃または右前身頃)を襟ぐりから遠ざかる向きに移動させると、編成条件が悪化することを見出した。
【0003】
【発明の課題】
この発明の基本的課題は、襟ぐりの左右の前身頃の編成時に、編目に引き下げ力が適切に働くようにして、良好な編成条件で深い襟ぐりを編成できるようにすることにある(請求の範囲第1〜10項)。
請求の範囲第2,4,7,9項の発明での追加の課題は、そのための具体的な手法を提供することにある。
請求の範囲第3〜5項,8〜10項の発明での追加の課題は、襟ぐりの形成と同時に左右の袖等の一対の筒体を、身頃に接合できるようにすることにある。
請求の範囲第5,10項の発明での追加の課題は、襟ぐりの形成と同時に袖等の筒体を身頃に接合するための、具体的な手法を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】
この発明の編成方法では、少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在な横編機を用いて、
a) 前身頃の編地を襟ぐりの形成箇所まで編成した後に、右前身頃及び左前身頃の一方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成し、
b) かつ増目の形成に応じて、右前身頃及び左前身頃の他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記一方の前身頃から遠ざかる向きへ移動させ、
c) 次いで同様にして、前記他方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成し、
d) かつ増目の形成に応じて、前記一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記他方の前身頃の編目から遠ざけて、襟ぐりを備えた前身頃を編成する。
好ましくは、前記a),c)の編成は少なくとも第1の針床を用いて行い、前記b)の移動は、他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記一方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行い、前記d)の移動は、一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記他方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行う。
また好ましくは、前記b),d)では前身頃の編成で形成した増目も、編成中の前身頃から遠ざかる方向に移動させる。
【0005】
なおこの明細書において、増目は掛け目(空き針にフックすること)やいわゆる割り増しなどにより行い、例えば左前身頃や右前身頃を所定コース編成する毎に行うのが好ましい。また「針床上に左右の方向に関してほぼ固定して」とは、襟ぐり側への増目の形成区間で、編成中の左前身頃や右前身頃を針床の長手方向(左右方向)に関して、実質的に移動させないことを意味する。例えば増目の数に対して、編成中の左前身頃や右前身頃の左右移動が編目の数に換算して30%以下の区間があれば、「ほぼ固定」したことになる。好ましくは襟ぐり側に10目以上増目する間に、編成中の左前身頃や右前身頃が、編目の数に換算して3目以下しか左右に移動しない区間があれば、「ほぼ固定」したことになる。より好ましくは、上記の条件で、編成中の左前身頃や右前見の左右移動が2目以下、最も好ましくは1目以下の区間があれば、「ほぼ固定」したことになる。
【0006】
またこの発明の編成方法は、少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在な横編機を用いて、
左右の一対の筒体と前後の身頃からなる筒体とを編成した後、前身頃を襟ぐりを中心とした一方の前身頃と他方の前身頃とに分割して編成し、かつ少なくとも一方の筒体の前部を一方の前身頃に、少なくとも他方の筒体の前部を他方の前身頃に接合する方法において、
e) 一方の前身頃を編成しながら、該一方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも一方の筒体の前部の編目を該一方の前身頃の編目に接合し、
f) 前記e)と並行してかつ前記e)での増目の形成に応じて、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを、第2の針床を前記他方側へラッキングして前記他方側へ移動させ、
g) 次いで、他方の前身頃を編成しながら、他方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも他方の筒体の前部の編目を該他方の前身頃の編目に接合し、
h) 前記g)と並行してかつ前記g)での増目の形成に応じて、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを、第2の針床を前記一方側へラッキングして前記一方側へ移動させることを特徴とする。左右の筒体は、例えば左右の袖やベストの場合のアームホールの周囲の短い筒状の編地の意味である。
また好ましくは、前記f),h)では前身頃の編成で形成した増目も、編成中の前身頃から遠ざかる方向に移動させる。
【0007】
好ましくは、前記f)では、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングし、かつ前記h)では、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングする。
【0008】
特に好ましくは、前記f)では、形成した増目と襟ぐりと他方の前身頃と他方の筒体と後身頃と一方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも他方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングし、
さらに前記h)では、形成した増目と襟ぐりと一方の前身頃と一方の筒体と後身頃と他方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも一方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングする。
【0009】
またこの発明は、少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在なコンピュータ内蔵の横編機での、コンピュータに読み込まれて、該コンピュータにより前記横編機を制御することにより、襟ぐりを備えた前身頃を前記横編機により編成するための編成プログラムであって、
a) 前記横編機に前身頃の編地を襟ぐりの形成箇所まで編成させた後に、右前身頃及び左前身頃の一方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成するための命令と、
b) かつ増目の形成に応じて、右前身頃及び左前身頃の他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記一方の前身頃から遠ざかる向きへ移動させるための命令と、
c) 次いで、前記他方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成するための命令と、
d) かつ増目の形成に応じて、前記一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記他方の前身頃の編目から遠ざけるための命令とを備えて、前記各命令を前記コンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする。
また好ましくは、前記b),d)では前身頃の編成で形成した増目も、編成中の前身頃から遠ざかる方向に移動させる。
【0010】
好ましくは、前記a),c)の命令では、前記編成を少なくとも第1の針床を用いて行い、
前記b)の命令では、前記移動を他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記一方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行い、
前記d)の命令では、前記移動を、一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記他方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行う。
【0011】
またこの発明の編成プログラムは、少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在なコンピュータ内蔵の横編機での、コンピュータに読み込まれて、該コンピュータにより前記横編機を制御することにより、襟ぐり付きの身頃に左右一対の筒体を接合した衣類を前記横編機により編成するためのプログラムで、
e) 一方の前身頃を編成しながら、該一方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも一方の筒体の前部の編目を該一方の前身頃の編目に接合するための命令と、
f) 前記e)と並行してかつ前記e)での増目の形成に応じて、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを、第2の針床を前記他方側へラッキングして前記他方側へ移動させるための命令と、
g) 次いで、他方の前身頃を編成しながら、他方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも他方の筒体の前部の編目を該他方の前身頃の編目に接合するための命令と、
h) 前記g)と並行してかつ前記g)での増目の形成に応じて、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを、第2の針床を前記一方側へラッキングして前記一方側へ移動させるための命令、
とを備えて、前記各命令を前記コンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする。
また好ましくは、前記f),h)では前身頃の編成で形成した増目も、編成中の前身頃から遠ざかる方向に移動させる。
【0012】
好ましくは、前記f)では、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングし、かつ前記h)では、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングする。
特に好ましくは、前記f)では、形成した増目と襟ぐりと他方の前身頃と他方の筒体と後身頃と一方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも他方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングし、
さらに前記h)では、形成した増目と襟ぐりと一方の前身頃と一方の筒体と後身頃と他方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも一方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングする。
【0013】
【発明の作用と効果】
この発明では、襟ぐりの左右で、左右一方の前身頃を増目しながら編成する際に、襟ぐりと他方の前身頃とを、編成中の一方の前身頃から遠ざかる方向に移動させる。このため増目を襟ぐりと一方の前身頃との間で係止できる。そして編成中の一方の前身頃自体は、増目編成の間は針床上にほぼ固定されて基本的に左右に移動させる必要がないため、編成中の一方の前身頃のウェールは、引き下げローラ等からほぼ鉛直に伸び、編成中の一方の前身頃の編目に適切な引き下げ力が働き、編成が容易になる。なお編成中の一方の前身頃を、左右に僅かに、例えば増目の数の30%以下の目数分だけ移動させることを排除するものではない。一方の前身頃を編成すると、同様にして他方の前身頃を編成し、この際には襟ぐりと一方の前身頃の編成で形成した増目と一方の前身頃とを、他方の前身頃から遠ざかる方向に移動させながら、他方の前身頃を編成する。編成条件が良好になると、襟ぐりの両側の前身頃をより多数コース編成し、より多数の増目を設けることができる。このためより深い襟ぐりを編成でき、衣類の付加価値が増す(請求の範囲第1〜10項)。
【0014】
好ましくは、編成する側の左右一方の前身頃は、少なくとも第1の針床を用いて行い、編成しない側の前身頃の編目や襟ぐりの編目などの移動は、これらの編目を第2の針床に係止してラッキングすることで行い、ラッキングは増目の数に比例したピッチで行い、例えば増目の2倍のピッチだけラッキングする(請求の範囲第2,4,7,9項)。
【0015】
両筒体を身頃に接合する場合、編地全体を1つの筒と考える。なおこの明細書で一方の筒体とは、襟ぐりの一方の側で編成する一方の前身頃側の袖等の筒体である。また他方の筒体とは、他方の前身頃側の袖等の筒体である。一方の前身頃での増目に応じて、一方の前身頃以外の前編地を他方の側へ移動させる。同様に他方の前身頃での増目に応じて、他方の前身頃以外の前編地を他方の側へ移動させる。
【0016】
編成中の前身頃以外の前編地を移動させることにより、増目を係止するための針を設けることができ、かつ筒体の編目が編成中の前身頃の編目に寄って来る。これに応じて、筒体の編目を前身頃の編目に接合する。全体としての編地がなす筒体に着目すると、編成中の前身頃は移動せず、他の部分が移動して増目を形成する針を用意し、かつ筒体と編成中の前身頃の接合が行われることになる。このようにすると、襟ぐりの外側で編成中の前身頃は基本的にラッキングしないので、編成条件は良好で、多数コース編成して多数の増目を設け、深い襟ぐりを設けることができる。そしてこれと同時に筒体の接合ができる(請求の範囲第3〜5項,8〜10項)。
【0017】
ここで形成した増目を含めて、編成中の前身頃以外の前身頃を第2の針床に係止し、かつ編成していない側の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねるように第2の針床に係止すると、編地を簡単に第2の針床に係止してラッキングできる(請求の範囲第5,9項)。
【0018】
この発明の編成プログラムは、ディスク等の媒体に記憶しても良く、通信回線を介して横編機やニットデザイン装置などに供給しても良い。編成プログラムは最終的に横編機で使用するが、例えばニットデザイン装置にサブルーチンのようにして記憶させても良い。
【0019】
【実施例】
図1〜図18に、3つの実施例を示す。用いる横編機は、前後一対の前針床と後針床とを備え、例えば後針床が前針床に対して左右にラッキング自在で、前針床と後針床との間で編目の目移しができるものである。実施例では、前針床を第1の針床とし、後針床を第2の針床とする。このような横編機は周知で、これ以外に前針床と後針床とをそれぞれ2枚ずつ設けた横編機も周知である。この場合には2枚の前針床が全体として例えば第1の針床となり、2枚の後針床が全体として例えば第2の針床となる。横編機自体の構成は周知なので説明を省略する。左右は前身頃の中央にある襟ぐりを中心に示し、原則として左前身頃や左袖のある側を一方の側、右前身頃や右袖のある側を他方の側と呼ぶ。各実施例では、図示の便宜上、編地各部の編目の数を実際よりも少なく表示する。また内外は、襟ぐり側を内側、身頃から見て袖側を外側、袖から見て編幅の外側を外側とする。
【0020】
図1に、実施例で編成する編地の要部をしめすと、2aは前身頃で、襟ぐり下部10aの左右両側に左前身頃5aと右前身頃15aとがあり、襟ぐり12の左右両側で、前身頃2aを左前身頃5aと右前身頃15aとに分けて編成し、この編成の間、例えば2コース編成する毎に襟ぐり側で1目掛け目等により増目する。この結果、襟ぐりの左右に増目部20,21が生じる。左前身頃5aと右前身頃15aの編成後に、襟ぐりの周囲に襟22を編成し、襟22のウェール方向は左前身頃5aや右前身頃15aのウェール方向とは直交する。そしてXは襟下がりを示し、襟下がりXを大きくするには増目部20,21での増目の数を大きくする必要がある。図1の編地自体は公知である。
【0021】
図2に、図1の編地を従来法で編成する際の、針床への編地の係止状態を示す。鎖線で示した1は前後の針床で、左前身頃5aを編成する場合、増目部20で増目を行うと共に、左前身頃5aを図2の右側にラッキングし、襟ぐり下部10aを係止する針と左前身頃5aを係止する針との間に、増目を係止する針を用意する。なお左前身頃5aの編成の間、右前身頃15aの編目や襟ぐり下部10aの編目、並びに形成済みの増目は針床位置に係止されたままで編成を行わず、休止状態に置かれる。
【0022】
周知のように、編地には横編機の下部に設けた引き下げローラ等により、引き下げ力が加えられる。これによって編目が針から浮き上がることが防止され、編成を良好に行うためには、適切な引き下げ力が加わることが重要である。引き下げ力は編地の下部に加えられ、ウェールに沿って針に係止した編目まで伝えられる。図2に引き下げ力が加わる向きを白抜き矢印で示すと、編成中の左前身頃5aは右側に移動しているためウェール方向が斜めを向いており、適切な引き下げ力が加わりにくい。そして左前身頃5aに適切に引き下げ力を加えることができないので編成条件が悪化し、これに伴って増目部20に設けることができる増目の数も制限され、襟下がりを深くできなくなる。
【0023】
図3に実施例での襟ぐりの編成のフローチャートを示す。なお図3の編成プログラムは前編地のみから成る編地で、後編地や左右の両袖を考慮しない場合の編成である。公知のようにして前編地を編成し、襟ぐり部の編成を開始すると(ステップ1)、例えば左前身頃側から襟ぐり部の編成を行うものとして、右前身頃と襟ぐりの編目とを後針床へ目移しする(ステップ2)。続いて左前身頃を襟ぐり側に増目しながら編成し、増目に応じて後針床を左前身頃とは反対側へ、即ち左前身頃から遠ざかる方向へ、ラッキングする(ステップ3)。次いで例えば前編地全体を前針床へ目移しして、後針床のラッキングを解消した後、左前身頃と襟ぐりとを後針床へ目移しする(ステップ4)。この後、ステップ3と同様にして右前身頃を編成し、右前身頃の襟ぐり側に増目しながら、増目に応じて後針床を左前身頃側へラッキングする(ステップ5)。
【0024】
図4,図5に、図3の編成プログラムによる主な編成コースを示す。各図は下から上へと読むものとし、左側の番号は編成コースの順番を示し、矢印は目移しの向きを示し、0Pはラッキングがないことを、L1PやL3P等は後針床を左側に1ピッチあるいは3ピッチラッキングしたことを示している。同様にR2PやR4P等は、後針床を右側に2ピッチあるいは4ピッチラッキングしていることを示す。さらにknitはニット編成を行うことを示す。なおこれらの記号は、他の図でも同様である。
【0025】
図4のコース1は襟ぐり編成の開始時の姿を示し、中央の□は襟ぐりの編目で、以下休止状態に置かれる。左右の○は左前身頃や右前身頃の編目で、コース2で左前身頃を除き、襟ぐりの編目と右前身頃の編目を後針床に目移しする。コース3で、後針床を1ピッチ左へラッキングして、後針床の針Wを空針とし、次に前針床の針bから針Wまでニットし、後針床の空針Wにフックして増目し、前針床の針Wから針bまでニットする。このように、左前身頃を例えば2コース編成する毎に、左前身頃の襟ぐり側に1目掛け目により増目し、増目の都度右前身頃側に1ピッチラッキングする。この結果、図4のコース6までに、左前身頃は例えば8コース編成され、これに応じて4目増目が形成されている。図4のコース7で全編目を前針床へ目移しし、図5のコース9で右前身頃を除く編目を後針床に目移しする。以下左前身頃の編成と同様にして、例えば右前身頃を2コース編成する毎に、右前身頃の襟ぐり側に1目掛け目により増目し、増目毎に後針床を1ピッチ右移動して右前身頃から遠ざけ、コース13まで右前身頃を編成する。この間に右前身頃は例えば8コース編成され、右前身頃の襟ぐり側には4目の増目が形成され、後針床は4ピッチ右ラッキングしている。そしてコース14で全編目を前針床へ目移しすると、コース15に示すように、襟ぐりの左右に4目の増目がなされ、右前身頃と左前身頃との編成が終了する。コース15において、各編目は襟ぐり下部の編目や増目も含めて休止状態で針に係止されているので、この後、例えば図1の襟22のように襟を編成する。
【0026】
図6〜図11に、前編地と後編地とを1つの筒体として編成し、左右の袖をそれぞれ1つの筒体として編成し、これらをシームレスに接合して1着の衣類とする実施例を示す。図6において、2aは前身頃、2bは後身頃、10aは襟ぐり下部で、5aは左前身頃、15aは右前身頃、10bは後肩部、12は襟ぐりである。6a,6bはそれぞれ前裾と後裾、4aは左前袖、4bは左後袖、14aは右前袖、14bは右後袖、7a,17aは前袖口、7b,17bは後袖口である。前身頃2aと後身頃2bは1つの筒として編成され、左前袖4aと左後袖4bも1つの筒として編成され、右前袖14aと右後袖14bも1つの筒として編成され、点A,Q,a,qと点M,U,m,u以降において、左右両袖と身頃とを合体して1つの筒体として編成する。そして左前袖4aの線Q−Rを前身頃2aの線A−Cに接合し、右前袖14aの線q−rを前身頃2aの線a−cと接合する。また左後袖4bの線U−Vが後身頃2bの線M−Oと接合され、右後袖14bの線u−vが後身頃2bの線m−oと接合される。また左前身頃5aや右前身頃15aの編成において、台形K−J−C−B,k−j−c−bの部分は、徐々に編幅を狭めながら、編幅から外れた編目を針に係止したまま休止状態に置いて編成する。ここまでの編成自体は公知である。
【0027】
実施例に関係する部分は、図6に示す編成領域30の部分である。ここで左右の前袖4a,14aの線R−T,r−tと後袖4b、14bの線X−V,x−vは、左前身頃5aの線C〜Fや右前身頃15aの線c〜fと接合される。このようにして前後の袖の編目を左右の前身頃に接合する。また左前身頃5aの線F−Gの編目は、後肩部10bの線O−Pの編目よりも目数が多い。線F−Gの編目は、点Fが点Oに接合されるように線O−Pの編目と接合される。点G付近の残る編目は、外側の編目から内側への編目の順でかつ左右を反転して、後針床に目移しされる。例えば残った編目の内で最も外側の編目(点F寄りの編目)が、後針床では点Pの編目を係止した針の外側に、次の編目がその外側に来る順で目移しされ、最も内側の点Gの編目は最も外側に目移しされる。右前身頃15aの線f−gの編目も同様に処理され、一部の編目(点fから始まる編目)は後肩部10bのo−pの編目と接合され、残る編目は左右を反転して点pの外側に並ぶように後針床へ目移しされる。
【0028】
図7,図8に、第2の実施例での編成方法を示す。図7のBは後針床を、Fは前針床を示し、4a,4b等の符号は図6の編地の各パーツを示す。図6の編成領域30の手前まで編成した状態が図7−Aや図8のステップ11である。この時、前後の身頃と左右の両袖とで全体として1つの筒体を構成している。ここから左後袖4bを左前袖4aの外側へ目移しし、右前袖14aを右後袖14bの外側へと目移しする(図7−B,図8−ステップ12)。
【0029】
続いて左前身頃を除き、右前身頃や襟ぐり,左前袖,左後袖を後針床へ目移しする(図8−ステップ13)。続いて左前袖,左後袖の順に左前身頃に左袖を接合し、同時に左前身頃の襟ぐり側に、例えば左前身頃を2コース編成する毎に、1目増目し、これに応じて後針床を右前身頃側へラッキングする。ラッキングのピッチは、増目の数の2倍である(図7−C,図8−ステップ14)。続いて右前身頃と襟ぐりを右前針床へ目移しし(図8−ステップ15)、編地を反時計回りに循環移動させ、左前身頃を後針床へ、右の前後の袖を前針床へ目移しする(図8−ステップ16)。これが図7−D,図7−Eの状態で、図10のコース10〜15でこの処理を行う。
【0030】
図8のステップ17で右前身頃を残して、前編地を後針床へ目移しする(図7−F,図10コース16)。続いて図8のステップ18で、ステップ14と同様に右前身頃を編成し、この間に右前袖と右後袖を右前身頃に接合し、右前身頃を2コース編成する毎に例えば1目襟ぐり側に増目し、これに応じて後針床を左前身頃側に2ピッチずつラッキングする。この状態が図7−Fの状態で、図10のコース17〜図11のコース20でこの編成を行う。
【0031】
この後、襟ぐりを前針床へ目移しし(図7−G、図8−ステップ19)、後針床を左前身頃側へラッキングさせながら左前身頃5aの編目を前針床へ移し、右前身頃15aの編目を一部後針床側へ移動することにより、前編地や後編地を全体として時計回りに移動し、襟ぐり下部10aを中心に左右対称に前後の針床に係止する(図7−H,図8−ステップ20,図11のコース22〜27)。この後、後編地の後肩部10bを編成して、左右の前身頃5a,15aを後肩部10bへ接合すると、図6の編地が編成される(図7−I,図8−ステップ21,図11コース28)。
【0032】
図9〜図11に、図7,図8の編成方法での主な編成コースを示す。針への符号は1本置きに付し、符号のある針はその符号で、符号のない針は左側の針の符号に「右」を付して示す。例えばコース1で後針床で最も右側の編目は針r右にある。図9のコース1は、襟ぐりの編成を開始する直前の係止状態を示し、コース1〜コース2の間に後針床を右へ13ピッチラッキングしながら、左後袖を前針床へ目移しし、右前袖を後針床へ目移しする。袖の目移しは編目の順序あるいは隣接関係を保つように行い、例えばコース1で後針床の針r右にある左後袖の編目を、前針床の針sに目移しし、左前袖の針rの編目と隣接していたことが保たれる。同様に左後袖の針o右の編目は前針床の針vに移され、後身頃の最外側の編目と隣接していたことが保たれる。同様に右前袖の目移しでは、右後袖の針M右の編目と隣接していた右前袖の針Mの編目が後針床の針L右に移され、右前身頃の針Qの編目と隣接していた針Pの編目が、コース2で後針床の針I右へ目移しされる。これは、左後袖を後針床の最も外側の編目から前針床に目移しし、右前袖を前針床の最も外側の編目から後針床に目移しすることで達成される。
【0033】
図9のコース3で後針床をさらに右側に1ピッチラッキングし、左前身頃の編目を除く、前針床の全ての編目を後針床へ目移しする。続いてコース4で左前身頃を例えば1コースニットする。コース5では後針床を2ピッチ左へラッキングした後、後針床の針bに掛け目して増目し、次いで左前身頃を1コースニットすると共に、左前袖の最も身頃側の編目(針hの編目)を左前身頃の最も袖側の編目(針nの編目)に重ね目して1目接合する。
【0034】
以下同様にして、コース6からコース8にかけて、左前身頃を2コース編成する毎に襟ぐり側に1目増目し、左袖の編目を左前袖から左後袖の順で、あるいは左前身頃側の編目から後身頃側の編目への順で、左前身頃に1目ずつ重ねて接合する編成を繰り返す。この間に、1目増目し、1目接合する毎に、後針床を右へ2ピッチずつラッキングする。この結果図9のコース8で、左前袖と左後袖の接合が終了し、左前身頃の襟ぐり側に例えば8目の増目が形成されている。増目を形成する都度、後針床は左側に2ピッチずつラッキングされるので、後針床のラッキング状態は右14ピッチから左2ピッチへと変化している。そしてラッキングにより、左袖の編目が左前身頃側に移動してくるので、これを利用して左前袖を左前身頃に接合する。
【0035】
図9のコース9で、右前袖を除き、前編地を前針床へ目移しする。続いて図10のコース10〜コース15で、左前身頃の編目を、外側の編目から内側の編目への順に、後針床へ目移しし、右前袖の編地を、内側の編目から外側の編目への順に、前針床へ目移しする。コース16で、右前身頃を除き、襟ぐりの編目,左前身頃側に形成した増目、右前袖の編目、並びに右後袖の編目を、後針床へ目移しする。
【0036】
続いてコース17で、右前身頃を例えば1コース編成する。コース18では、後針床を2ピッチ右へラッキングし、右前身頃の襟ぐり部側の空針に掛け目して増目し、再度右前身頃を1コース編成すると共に、右前袖の編目を1目右前身頃に接合する。以下同様にして、右前身頃を2コース編成する毎に、右前身頃の襟ぐり部側に1目掛け目して増目し、右袖の編目を1目右前身頃に接合する。このようにして、図11のコース20までで、右前身頃の編成と、右袖の接合を完了する。
【0037】
コース21で、増目を含む襟ぐり部の編目を前針床へ目移しする。目移し後の状態をコース22に示す。続いてコース23からコース27で、後針床を右側にラッキングしながら、右前身頃の編目を、外側の編目から内側の編目への順で、後針床へ目移しし、左前身頃側の増目や左前身頃の編目を、内側の編目から外側の編目への順で、前針床へ目移しする。このようにして、後針床のラッキングと目移しとを利用して、編地全体を時計方向に循環移動させ、左右対称に前後の針床に係止する。次いで左右の前身頃と後編地とを接合しながら、後肩部を編成する(コース28)。この後適宜に、図1に示した襟22等を編成する。
【0038】
図12〜図18に第3の実施例を示す。図12に編地のパターンを示すと、図6のパターンとの相違点は、突き出し部9,19を後袖に設けたことである。これに伴って左右の袖の線R−W,r−wが左右の前身頃の線C−F,c−fに接合され、左右の前身頃の線F−G,f−gが突き出し部9,19の線X−Z,x−zに接合される。そして突き出し部9,19の線V−Y,v−yがそれぞれ後肩部10bの線O−P,o−pに接合される。32は、この実施例で行う編成領域である。突き出し部9,19を設けたことにより、衣類のシルエットは例えば図13に示すように変化し、突き出し部9の一方の側面が左前身頃5aの上部と接合され、突き出し部9の他方の側面が後肩部10bに接合される。このことは右側の突き出し部19にとっても同様である。なお18は肩ラインである。
【0039】
図14,15に、編成領域32の編成方法を示す。編成領域32の手前まで編成し、次いで線R−Sと線C−Dを,線r−sと線c−dとを接合する(図14−A,図15のステップ31,図16のコース1)。続いてステップ32で、左前身頃を残して、前編地を後針床へ目移しする。そして左前袖のうち未接合の線S−Tの部分を左前身頃の線D−Eへ接合し、これと同時に左前身頃の襟ぐり部側に増目し、後針床を左へラッキングする(図14−B)。ステップ33では右前身頃を残して、前編地を後針床へ目移しし、右前袖を右前身頃へ接合する。これと同時に、右前身頃の襟ぐり側に増目しながら、右前身頃を編成して、後針床を右側へラッキングする(図14−C)。ステップ34で、前身頃を前針床へ目移しする(図14−D)。ステップ35では、突き出し部9,19と後肩部10bを編成しながら、左前身頃の線F−Gを突き出し部9の線X−Zと接合し、突き出し部9の線V−Yを後肩部の線O−Pと接合する。右前身頃の線f−gを突き出し部19の線x−zと接合し、突き出し部19の線v−yを後肩部のo−pと接合する(図14−E)。
【0040】
図16〜図18に、主な編成コースを示す。図16のコース1の状態からコース2で、左前身頃を残し、前編地を後針床へ目移しする。この目移しは後針床の対向する針への目移しで、第2の実施例よりも目移しが簡単である。コース3以降で、例えば左前身頃を2コース編成する毎に、左前袖の編目を左前身頃へ接合し、これと同時に左前身頃の襟ぐり側に1目掛け目等により増目し、1目接合し1目増目する毎に、後針床を左側へ2ピッチずつラッキングする。このようにして左前身頃側の増目を終了し、左前袖の接合が終了した状態をコース6に示す。
【0041】
コース7で、全編地を前針床に係止するように目移しし、コース8で後針床のラッキングを解消し、コース9で右前身頃を除き前編地を後針床へ目移しし、コース10〜14で、例えば右前身頃を2コース編成する毎に、右前袖を1目右前身頃に接合し、右前身頃の襟ぐり側に1目掛け目等で増目する。そして増目や接合の都度、後針床を右方向に2ピッチずつラッキングする。コース14で、全編地を前針床へ目移しし、図18のコース15にラッキング解消後の係止状態を示す。
【0042】
コース16で後編地を後針床へ目移しして、前編地と後編地とを分離し、コース17に目移し後の状態を示す。この後突き出し部9,19の編成と、後肩部10bの編成を行い、その間に左前身頃のF−Gの編地を突き出し部9のX−Zの編目に接合し、突き出し部9のV−Yの編目を後肩部10bのO−Pの編目に接合する。同様にして右前身頃のf−gの編目を突き出し部19のx−zの編目に接合し、突き出し部19のv−yの編目を後肩部10bのo−pの編目に接合する。これによって右前身頃や左前身頃の編目は接合されて針床から外され、後肩部の編幅が徐々に減少する。図12のパターンの編成が終わった状態が、図18のコース20である。これらによって、前身頃2aの点g,h,i,j,k,K,J,I,H,Gと、突き出し部9の点Z,Y、後身頃2bの点P,p、及び突き出し部19の点y,zを結ぶように、環状に襟の形成部が編成される。そこでこの環(線g−h−i−j−k−K−J−I−H−G−Z−Y−P−p−y−z−g)に沿って襟編地を所望のコース数だけ周回編成して、編成を終了する。
【0043】
実施例では、編成中の前編地から、襟ぐり部や編成しない側の前身頃や袖等を遠ざけるため、これらの編地を後針床(第2の針床)に係止してラッキングした。しかしながらこれらの編地は、ラッキング時に後針床に係止されれば良く、それ以外の場合は前針床(第1の針床)に係止されていても良い。例えば、編成しない側の前身頃や襟ぐり部等の編目を前針床から後針床へ移して、後針床をラッキングし、その後、後針床から前針床へ再度目移しする。するとこれらの編地を前針床に係止して、編成中の前身頃から遠ざけることができる。またリブ編みや裏編みの場合などに、編成する前身頃を後針床で編成し、襟ぐりや他方の前身頃を遠ざける際に、前針床に移して、襟ぐりや他方の前身頃と分離しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例で編成する編地の要部を示す平面図。
【図2】図2は図1の編地を従来法で編成する際の、編地の針床への係止状態を模式的に示す図。
【図3】図3は図1の編地の襟ぐりを編成する際の編成プログラムを示すフローチャート。
【図4】図4は実施例で図1の編地の襟ぐりを編成する際の編成コース図。
【図5】図5は図4に続く襟ぐりの編成コース図。
【図6】図6は第2の実施例で編成する編地のパターンを示す図。
【図7】図7は第2の実施例での襟ぐりの編成と両袖の身頃への接合の編成方法の概要を示す図。
【図8】 図8は図7の編成方法を実行するための編成プログラムを示すフローチャート。
【図9】図9は図7の編成方法に基づく編成コース図。
【図10】図10は図9に続く編成コース図。
【図11】図11は図10に続く編成コース図。
【図12】図12は第3の実施例で編成する編地のパターンを示す図。
【図13】図13は第3の実施例で編成する編地の後部左半部を示す図。
【図14】図14は第3の実施例での襟ぐりの編成と両袖の身頃への接合の編成方法の概要を示す図。
【図15】図15は図14の編成方法を実行するための編成プログラムを示すフローチャート。
【図16】図16は図14の編成方法に基づく編成コース図。
【図17】図17は図16に続く編成コース図。
【図18】図18は図17に続く編成コース図。
【符号の説明】
1 針床
2a 前身頃
2b 後身頃
5a 左前身頃
5b 左後身頃
15a 右前身頃
15b 右後身頃
10a 襟ぐり下部
10b 後肩部
12 襟ぐり
9,19 突き出し部
18 肩ライン
20,21 増目部
22 襟
4a 左前袖
4b 左後袖
14a 右前袖
14b 右後袖
7a,17a 前袖口
7b,17b 後袖口
30,32 編成領域

Claims (10)

  1. 少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在な横編機を用いて、
    a) 前身頃の編地を襟ぐりの形成箇所まで編成した後に、右前身頃及び左前身頃の一方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成し、
    b) かつ増目の形成に応じて、右前身頃及び左前身頃の他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記一方の前身頃から遠ざかる向きへ移動させ、
    c) 次いで同様にして、前記他方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成し、
    d) かつ増目の形成に応じて、前記一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記他方の前身頃の編目から遠ざけて、
    襟ぐりを備えた前身頃を編成する、横編機を用いた編成方法。
  2. 前記a),c)の編成は少なくとも第1の針床を用いて行い、前記b)の移動は、他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記一方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行い、前記d)の移動は、一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記他方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行うことを特徴とする、請求の範囲第1項の横編機を用いた編成方法。
  3. 少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在な横編機を用いて、
    左右の一対の筒体と前後の身頃からなる筒体とを編成した後、前身頃を襟ぐりを中心とした一方の前身頃と他方の前身頃とに分割して編成し、かつ少なくとも一方の筒体の前部を一方の前身頃に、少なくとも他方の筒体の前部を他方の前身頃に接合する方法において、
    e) 一方の前身頃を編成しながら、該一方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも一方の筒体の前部の編目を該一方の前身頃の編目に接合し、
    f) 前記e)と並行してかつ前記e)での増目の形成に応じて、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを、第2の針床を前記他方側へラッキングして前記他方側へ移動させ、
    g) 次いで、他方の前身頃を編成しながら、他方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも他方の筒体の前部の編目を該他方の前身頃の編目に接合し、
    h) 前記g)と並行してかつ前記g)での増目の形成に応じて、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを、第2の針床を前記一方側へラッキングして前記一方側へ移動させることを特徴とする、横編機を用いた編成方法。
  4. 前記f)では、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングし、かつ前記h)では、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングすることを特徴とする、請求の範囲第3項の横編機を用いた編成方法。
  5. 前記f)では、形成した増目と襟ぐりと他方の前身頃と他方の筒体と後身頃と一方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも他方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングし、
    さらに前記h)では、形成した増目と襟ぐりと一方の前身頃と一方の筒体と後身頃と他方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも一方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングする、
    ことを特徴とする、請求の範囲第4項の横編機を用いた編成方法。
  6. 少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在なコンピュータ内蔵の横編機での、コンピュータに読み込まれて、該コンピュータにより前記横編機を制御することにより、襟ぐりを備えた前身頃を前記横編機により編成するための編成プログラムであって、
    a) 前記横編機に前身頃の編地を襟ぐりの形成箇所まで編成させた後に、右前身頃及び左前身頃の一方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成するための命令と、
    b) かつ増目の形成に応じて、右前身頃及び左前身頃の他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記一方の前身頃から遠ざかる向きへ移動させるための命令と、
    c) 次いで、前記他方の前身頃を針床上に左右の方向に関してほぼ固定して襟ぐり側に順次増目を形成しながら編成するための命令と、
    d) かつ増目の形成に応じて、前記一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを、前記他方の前身頃の編目から遠ざけるための命令とを備えて、前記各命令を前記コンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする編成プログラム。
  7. 前記a),c)の命令では、前記編成を少なくとも第1の針床を用いて行い、
    前記b)の命令では、前記移動を他方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記一方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行い、
    前記d)の命令では、前記移動を、一方の前身頃の編目と襟ぐりの編目とを第2の針床に係止して、前記他方の前身頃から遠ざかる方向へ、増目の数に比例したピッチでラッキングすることにより行う、ようにしたことを特徴とする、請求の範囲第6項の編成プログラム。
  8. 少なくとも1枚の第1の針床と、少なくとも1枚の第2の針床とを備え、少なくとも該第2の針床が左右にラッキング自在で、第1の針床と第2の針床間で編目の目移しが自在なコンピュータ内蔵の横編機での、コンピュータに読み込まれて、該コンピュータにより前記横編機を制御することにより、襟ぐり付きの身頃に左右一対の筒体を接合した衣類を前記横編機により編成するための編成プログラムであって、
    e) 一方の前身頃を編成しながら、該一方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも一方の筒体の前部の編目を該一方の前身頃の編目に接合するための命令と、
    f) 前記e)と並行してかつ前記e)での増目の形成に応じて、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを、第2の針床を前記他方側へラッキングして前記他方側へ移動させるための命令と、
    g) 次いで、他方の前身頃を編成しながら、他方の前身頃の襟ぐり側で順次増目を形成すると共に、少なくとも他方の筒体の前部の編目を該他方の前身頃の編目に接合するための命令と、
    h) 前記g)と並行してかつ前記g)での増目の形成に応じて、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを、第2の針床を前記一方側へラッキングして前記一方側へ移動させるための命令、
    とを備えて、前記各命令を前記コンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする、編成プログラム。
  9. 前記f)では、襟ぐりと他方の前身頃と、他方の筒体と、後身頃と、一方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングし、かつ前記h)では、襟ぐりと一方の前身頃と、一方の筒体と、後身頃と、他方の筒体とを第2の針床に係止して、前記増目の数に比例したピッチでラッキングするようにしたことを特徴とする、請求の範囲第8項の編成プログラム。
  10. 前記f)では、形成した増目と襟ぐりと他方の前身頃と他方の筒体と後身頃と一方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも他方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングし、
    さらに前記h)では、形成した増目と襟ぐりと一方の前身頃と一方の筒体と後身頃と他方の筒体とを第2の針床に係止すると共に、少なくとも一方の前身頃と襟ぐりを後身頃に重ねて第2の針床に係止してラッキングするようにしたことを特徴とする、請求の範囲第9項の編成プログラム。
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