JP4038391B2 - スポーツ用シューズのソール構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スポーツ用シューズのソール構造に関し、詳細には、硬質弾性部材製の上下部プレートとそれらの間に配置された硬質弾性部材製の波形プレートとからなるソール構造に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
各種スポーツに使用されるスポーツ用シューズのソール構造として、波形シートを有するものが提案されている(特開平11−203号公報参照)。このソール構造は、波形状の合わせ面をそれぞれ有する軟質弾性部材製の上下部ミッドソールと、これらの合わせ面に挟持された波形シートとから構成されている。
【0003】
この場合には、軟質弾性部材製の上下部ミッドソールにより着地時のクッション性が確保されるとともに、着地後の横振れが波形シートにより防止されて走行安定性が確保されるようになっている。
【0004】
しかしながら、このようなソール構造においては、上下部ミッドソールをほぼソール面全体に行き渡らせる必要があり、また十分なクッション性を得るためには、上下部ミッドソールの厚みをある程度確保する必要がある。このため、従来のソール構造では、軽量化が容易ではなかった。
【0005】
そこで、ミッドソールに幅方向のクッションホールを形成することにより、ミッドソールのクッション性を向上させるとともに、ミッドソールの軽量化を図ったものが提案されている。この場合、ミッドソールの軽量化をさらに進めるために、クッションホールの径を大きくした場合には、ミッドソールのクッションホール形成部分がへたりやすくなって、長期間の使用中にミッドソールのクッション性が逆に低下することになる。
【0006】
その一方、ミッドソールを上下方向に貫通する通気孔をミッドソールに形成することにより、シューズの通気性を確保してシューズ内部の蒸れを防止するようにした通気構造も各種提案されている。
【0007】
ところが、この場合には、通気孔が一般に小径の孔から構成されるため、長期間の使用中にミッドソールがへたりを起こした場合には、通気孔が塞がれて通気性が低下する場合があった。
【0008】
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、走行安定性を確保でき、軽量化を実現できるとともに、クッション性を維持できるスポーツ用シューズのソール構造を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、シューズの通気性を維持できるスポーツ用シューズのソール構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るスポーツ用シューズのソール構造は、シューズの少なくとも踵部分に配置され、シューズの前後方向に進む波形状を有しかつ当該波形状の上側凸面および下側凸面の各稜線がシューズの踵部分の幅方向全体にわたって延びている硬質弾性部材製の波形プレートと、波形プレートの上側に配設され、下面が波形プレートの波形状の上側凸面に固定されて波形プレートとの間で空洞を形成するとともに、上面がシューズの甲被部に固定される硬質弾性部材製の上部プレートと、波形プレートの下側に配設され、上面が波形プレートの波形状の下側凸面に固定されて波形プレートとの間で空洞を形成する硬質弾性部材製の下部プレートとを備えている。
【0010】
この場合には、硬質弾性部材製の波形プレートがシューズの少なくとも踵部分に設けられるので、シューズの踵部分から着地した際に、シューズが左右方向に過度に変形して過回内や過回外といった横振れを起こすのを防止でき、これにより、走行安定性を確保できる。
【0011】
また、この場合には、ミッドソールに相当するものが設けられておらず、波形プレートとこれが固着される上下部プレートとの間には、複数の空洞が形成されている。これにより、ソール構造を軽量化できる。
【0012】
さらに、この場合には、軟質弾性部材製のミッドソールを用いずに、硬質弾性部材製の波形プレートおよび上下部プレートの間に複数の空洞を形成するようにしたので、空洞の形状を維持でき、クッション性を維持できる。
【0013】
これに対して、従来のソール構造においては、ミッドソールが一般に樹脂の発泡体から構成されているため、長期間の使用中にミッドソールが経年変形を生じたり、へたりを起こしたりすることがあり、その結果、クッション性が低下する場合があるが、請求項1の発明では、このようなミッドソールを用いずに、硬質弾性部材製の波形プレートおよび上下部プレートを用いるようにしたので、長期間の使用後でも経年変形やへたりが起こりにくく、これにより、クッション性を維持できる。
【0014】
請求項2の発明においては、シューズの甲被部の側面に固着するための巻き上げ部が上部プレートの幅方向両側縁部に形成されている。この巻き上げ部により、ソール構造体をシューズの甲被部に強固に固着できるようになる。
【0015】
請求項3の発明では、下部プレートの下面にアウトソール部材が設けられている。
【0016】
請求項4の発明においては、波形プレートの上側凸面が、連結部材を介して上部プレートの下面に固定されている。この連結部材は、硬質弾性部材および軟質弾性部材のいずれでもよく、硬質弾性部材の場合には、波形プレートをより強固に上部プレートに固定でき、また軟質弾性部材の場合には、着地時のクッション性を向上できる。
【0017】
請求項5の発明においては、波形プレートの下側凸面が、連結部材を介して下部プレートの上面に固定されている。請求項4の発明と同様に、この連結部材は、硬質弾性部材および軟質弾性部材のいずれでもよく、硬質弾性部材の場合には、波形プレートをより強固に下部プレートに固定でき、また軟質弾性部材の場合には、着地時のクッション性を向上できる。
【0018】
請求項6の発明においては、クッション性を有する軟質弾性部材が上部プレートの上面に設けられている。この場合には、当該軟質弾性部材がシューズのインソールとして機能し得るので、シューズ着用時の足当たり感を向上できる。
【0019】
請求項7の発明においては、クッション性を有する軟質弾性部材が下部プレートの上面に設けられている。この場合には、着地時のクッション性を向上できる。
【0020】
請求項8の発明においては、波形プレートがシューズの踵部分から中足部分をへて前足部分まで延設されている。これにより、シューズの踵部分のみならず前足部分においても着地時の横振れを防止できるようになるとともに、シューズ全体にわたってミッドソールのない構造を実現でき、ソール構造の一層の軽量化が可能になる。さらに、シューズ全体にわたってクッション性を維持できる。
【0021】
請求項9の発明においては、上部プレートが、波形プレートの空洞およびシューズ内部空間を連通する通気孔を有している。この場合には、通気孔が硬質弾性部材製の上部プレートに形成されるので、長期間の使用後でも通気孔が塞がるおそれはなく、これにより、通気性を維持できる。
【0022】
請求項10の発明では、波形プレートが繊維強化プラスチックから構成されている。また請求項11の発明では、波形プレートと、上部プレートまたは下部プレートの少なくともいずれか一方とが繊維強化プラスチックから構成されている。各プレートを繊維強化プラスチック製とすることにより、各プレートのへたりを防止でき、耐久性を向上できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施態様によるソール構造が採用されたスポーツ用シューズの側面図、図2は図1のソール構造の側面拡大図である。
【0024】
これらの図に示すように、スポーツ用シューズ1の靴底は、シューズの踵部分Aから中足部分(土踏まず部分)Bをへて前足部分Cにかけて延設され、甲被部2の下部が固着される硬質弾性部材製の上部プレート3と、上部プレート3の下方においてシューズの踵部分Aおよび前足部分Cにそれぞれ配設された硬質弾性部材製の下部プレート4,5と、上部プレート3および下部プレート4,5間に挿入され、シューズ前後方向に進む波形状を有する硬質弾性部材製の波形プレート6と、下部プレート4,5の下面にそれぞれ設けられ、路面と直接接地するアウトソール部材7とから構成されている。
【0025】
上部プレート3は、図3および図4に示すように、甲被部2の底面が取り付けられるベース面(上面)30と、その両側縁部から上方に立ち上がり、甲被部2の側面下部に取り付けられる左右一対の巻き上げ部3aとを有している。この巻き上げ部3aにより、ソール構造体がシューズの甲被部2に強固に固着されるようになっている。
【0026】
下部プレート4,5はいずれも概略板状の部材である。下部プレート4はシューズの主に踵部分Aに配置されており、図3および図4に示すように、その中央部に開口4aを有している。下部プレート5は、シューズの主に前足部分Cに配置されている。
【0027】
波形プレート6は、シューズの踵部分Aから前足部分Cにかけて波形状を有している。波形プレート6の波形状の上側凸面6aは、上部プレート3の下面31に接着されており、該波形状の下側凸面6bは、下部プレート4,5の各上面40,50に接着されている。なお、波形プレート6および上下部プレート3,4,5の一部は、樹脂成形時に一体成形するようにしてもよい。
【0028】
このような構成により、波形プレート6と上部プレート3および下部プレート4,5との間には、より詳細には、波形プレート6の下側凹面と上部プレート3の下面31との間、および波形プレート6の上側凹面と下部プレート4,5の各上面40,50との間には、クッションホールとして機能し得る複数の空洞(凹部空間)9が形成されている。
【0029】
また波形プレート6には、シューズの中足部分Bにおいて二層構造のシャンク部60が設けられている。このシャンク部60は、紡錘状の穴60aを介して2枚の波形プレート6が紡錘形状に連結されることにより構成されている。このようなシャンク部60を中足部分Bに設けることにより、ソールの屈曲時にソールが中足部分Bで屈曲変形しにくくなっており、その結果、ソールの前足部分Cの屈曲性を向上できる。
【0030】
上下部プレート3,4,5および波形プレート6は、比較的弾性に富む素材である熱可塑性ポリウレタン(TPU)やポリアミドエラストマー(PAE)、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂あるいはエポキシ樹脂等や不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂から構成されている。なお、上下部プレート3,4,5および波形プレート6として、たとえば炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等を強化用繊維とし、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂をマトリックス樹脂とした繊維強化プラスチック(FRP)を用いるようにしてもよい。この場合には、各プレートがへたりにくくなるので、耐久性を向上できる。
【0031】
また上部プレート3には、図4に示すように、上部プレート3を上下方向に貫通する複数の通気孔30aが形成されている。各通気孔30aは、波形プレート6の凹部空間9とシューズ内部の空間とを連通している。
【0032】
この場合には、硬質弾性部材製の波形プレート6がシューズの踵部分Aに設けられるので、シューズの踵部分Aから着地した際に、シューズが左右方向に過度に変形して過回内や過回外といった横振れを起こすのを防止でき、これにより、走行安定性を確保できる。さらに本実施態様では、波形プレート6がシューズの踵部分Aから中足部分Bをへて前足部分Cにまで延設されているので、シューズの踵部分Aのみならず前足部分Cにおいても着地時の横振れを防止できるようになり、走行安定性をより向上できる。
【0033】
また、この場合には、シューズ全体にわたってミッドソールに相当するものが設けられておらず、波形プレート6とこれが固着される上下部プレート4,5との間には、複数の凹部空間9が形成されている。これにより、ソール構造を一層軽量化できる。
【0034】
さらに、この場合には、軟質弾性部材製のミッドソールを用いずに、硬質弾性部材製の波形プレート6および上下部プレート4,5の間に複数の凹部空間9を形成するようにしたので、凹部空間9の形状を維持でき、これにより、シューズ全体にわたってクッション性を維持できる。
【0035】
これに対して、従来のソール構造においては、ミッドソールが一般に樹脂の発泡体から構成されているため、長期間の使用中にミッドソールが経年変形を生じたり、へたりを起こしたりすることがあり、その結果、クッション性が低下する場合があるが、本実施態様では、このようなミッドソールを用いずに、硬質弾性部材製の波形プレートおよび上下部プレートを用いるようにしたので、長期間の使用後でも経年変形やへたりが起こりにくく、これにより、クッション性を維持できる。
【0036】
また、この場合には、通気孔30aが硬質弾性部材製の上部プレート3に形成されるので、長期間の使用後でも通気孔30aが塞がるおそれはなく、これにより、通気性を維持できる。
【0037】
次に、図5は、本発明の他の実施態様によるソール構造の側面拡大部分図である。図5において、前記実施態様と同一符号は同一または相当部分を示している。前記実施態様では、波形プレート6が上部プレート3および下部プレート4,5に直接接着された例を示したが、この図5の実施態様では、波形プレート6の上側凸面6aが、連結部材10を介して上部プレート3の下面31に固定されており、波形プレート6の下側凸面6bが、連結部材11を介して下部プレート4の上面40に固定されている。
【0038】
連結部材10,11は、硬質弾性部材および軟質弾性部材のいずれでもよく、硬質弾性部材の場合には、波形プレート6をより強固に上部プレート3および下部プレート4,5に固定でき、軟質弾性部材の場合には、着地時のクッション性を向上できるようになる。なお、これらの連結部材10,11のいずれか一方を省略することも可能である。
【0039】
次に、図6は、本発明のさらに他の実施態様によるソール構造の側面拡大部分図である。図6において、前記実施態様および前記他の実施態様と同一符号は同一または相当部分を示している。
【0040】
この図6の実施態様では、クッション性を有する軟質弾性部材12が上部プレート3のベース面30に設けられている。この場合には、軟質弾性部材12がシューズのインソールとして機能し得るので、シューズ着用時の足当たり感を向上できる。
【0041】
下部プレート4の上面40には、クッション性を有する軟質弾性部材13が設けられており、この軟質弾性部材13により、着地時のクッション性を向上できる。
【0042】
軟質弾性部材12,13としては、たとえば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性合成樹脂の発泡体やポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂の発泡体、ブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材の発泡体、ラバーまたはエラストマーなどが用いられる。
【0043】
また、この場合には、波形プレート6の形状が前記実施態様および前記他の実施態様のものと異なっている。図6に示すように、波形プレート6は、二層構造部61を有している。二層構造部61は、紡錘状の穴61aを介して2枚の波形プレート6が紡錘形状に連結されることにより構成されている。このような二層構造部61を設けることにより、軟質弾性部材13が波形プレート6と全面で接触するようになり、軟質弾性部材13によるクッション作用を向上できる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、シューズの少なくとも踵部分に配置される硬質弾性部材製の波形プレートと、その上側および下側にそれぞれ配置される硬質弾性部材製の上部プレートおよび下部プレートとからソール構造を構成するようにしたので、波形プレートによりシューズの横振れを防止して走行安定性を確保できるとともに、波形プレートと上下部プレートの間に複数の空洞(凹部空間)が形成されることにより、ソール構造を軽量化できるばかりでなく、空洞の形状を維持できることにより、クッション性を維持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるソール構造が採用されたスポーツ用シューズの側面図である。
【図2】図1のソール構造の側面拡大図である。
【図3】図2のIII-III 線断面図である。
【図4】図2のIV-IV 線断面図である。
【図5】本発明の他の実施態様によるソール構造の側面拡大部分図である。
【図6】本発明のさらに他の実施態様によるソール構造の側面拡大部分図である。
【符号の説明】
1: スポーツ用シューズ
2: 甲被部
3: 上部プレート
3a: 巻き上げ部
30: ベース面(上面)
30a: 通気孔
31: 下面
4: 下部プレート
40: 上面
5: 下部プレート
50: 上面
6: 波形プレート
6a: 上側凸面
6b: 下側凸面
7: アウトソール部材
9: 凹部空間(空洞)
10,11: 連結部材
12,13: 軟質弾性部材
A: 踵部位
B: 中足部位
C: 前足部位
Claims (11)
- スポーツ用シューズのソール構造において、
シューズの少なくとも踵部分に配置され、シューズの前後方向に進む波形状を有しかつ前記波形状の上側凸面および下側凸面の各稜線がシューズの踵部分の幅方向全体にわたって延びている硬質弾性部材製の波形プレートと、
前記波形プレートの上側に配設されるとともに、その下面が前記波形プレートの前記波形状の前記上側凸面に固定されて前記波形プレートとの間で空洞を形成しかつ、その上面がシューズの甲被部に固定される硬質弾性部材製の上部プレートと、
前記波形プレートの下側に配設され、その上面が前記波形プレートの前記波形状の前記下側凸面に固定されて前記波形プレートとの間で空洞を形成する硬質弾性部材製の下部プレートと、
を備えたスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記上部プレートの幅方向両側縁部には、上方に立ち上がる巻き上げ部が形成されており、前記巻き上げ部がシューズの甲被部の側面に固着されるようになっている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記下部プレートの下面には、アウトソール部材が設けられている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記波形プレートの前記上側凸面は、連結部材を介して前記上部プレートの前記下面に固定されている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記波形プレートの前記下側凸面は、連結部材を介して前記下部プレートの前記上面に固定されている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記上部プレートの前記上面には、クッション性を有する軟質弾性部材が設けられている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記下部プレートの前記上面には、クッション性を有する軟質弾性部材が設けられている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記波形プレートが、シューズの踵部分から中足部分をへて前足部分まで延設されている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記上部プレートが、前記波形プレートの前記空洞およびシューズ内部空間を連通する通気孔を有している、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記波形プレートが繊維強化プラスチックから構成されている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。 - 請求項1において、
前記波形プレートと、前記上部プレートまたは前記下部プレートの少なくともいずれか一方とが繊維強化プラスチックから構成されている、
ことを特徴とするスポーツ用シューズのソール構造。
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