JP4036032B2 - 配線ダクトシステム用のプラグ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺中空のケース内部に導体を保持し、ケースの開口部を介してプラグをケース内部に挿入・装着して導体に接触させる配線ダクトシステムに用いられるプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンセント等の電気機器が取付けられる配線ダクトシステムが使用されている。これは、例えば、情報ラック等に配設したり、図19に示すように吊具Haにて単体で配設される配線ダクトDにコンセント等が形成された電気機器のプラグ3’を挿入,装着して使用するものである。
【0003】
配線ダクトは、図6乃至図8に示すように、ケース1と導体保持部材5と導体21とで主体が構成される。ケース1は長尺中空のもので、その長手方向には開口部10が形成してある。ケース1の内部には、導体保持部材5を介して長尺の一対の導体21が保持してあり、開口部10より配線ダクトの内部にプラグを所定の向きで挿入して、プラグの一対の栓刃を配線ダクトの導体21に接触させてプラグの電気機器に通電を行うものである。
【0004】
プラグは、プラグ本体と、該プラグ本体より突設されて上記配線ダクトに挿入される挿入部とで主体が構成される。そして、挿入部には、配線ダクトに係止される一対の係止部と導体21に接触する一対の栓刃とが設けられる。
【0005】
係止部は、挿入部から互いに反対方向に突設される一対の板状をしたもので、開口部10の幅よりも幅狭に形成してあると共に、一対の係止部の両先端部間の長さは、開口部10の幅よりも幅広に形成してあり、これによって、係止部は所定の向きで(即ちその長手方向を配線ダクトの長手方向に合わせて)開口部10よりケース1内部に挿入され、更にプラグを90°回転することで開口部10の周縁の内壁面に係止されるものである。そしてこの時、即ち配線ダクトに挿入したプラグを90°回転して係止した状態で、一対の栓刃がそれぞれ一対の導体21に接触してプラグに通電が行われるものである。そして更に、プラグに配線ダクトの開口部10端縁に係止された状態に位置決めする位置決め部を突没自在に設けて、前記状態を保持するものであった。
【0006】
上記のような従来のプラグにあっては、位置決め部を操作する操作部はプラグの一面にしか形成していないため、複数のプラグを配線ダクトに密接して取付ける際、操作部が隣接するプラグに面して互いに隣接するプラグ間に指等を挿入しなければならず、操作部を操作し難いか又は操作できないものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、突没自在に設けた位置決め部の操作性が良い配線ダクトシステム用のプラグを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る配線ダクトシステム用のプラグは、長尺中空のケース1に長手方向に開口部10を形成し、ケース1内部に長尺の導体21を保持すると共に、前記開口部10よりケース1内部にプラグ3を所定の向きで挿入してプラグ3を90°回転させて装着状態とした時に該プラグ3の栓刃35を前記導体21に接触させる配線ダクトシステム用のプラグ3であって、突没自在でケース1の開口部10端縁に係止される位置決め部37と、該位置決め部37に連動して突没方向にスライド自在で外側面38aがプラグ3の半部側面をほぼ覆うスライド体38とを設け、スライド体38の前記外側面38aをプラグ3の装着状態において配線ダクトDの開口部10の長手方向のいずれか一方を向く面とその両側面とからなる断面略コ字状又は略U字状に形成して該外側面38aに操作部39を形成したことを特徴とするものである。このような構成とすることで、複数のプラグ3を配線ダクトDに密接して取付ける際、隣接するプラグ3の間に指等を挿入しなくても操作部39を摘まんで操作することができて、スライド体38の操作性が向上するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本発明の配線ダクトシステム用のプラグ(以下プラグという)は、例えば、図18に示すように情報ラック等のラックRaに配設したり、図19に示すように吊具Haにて単体で配設したりする配線ダクトシステムにおいて、配線ダクトDにコンセントが形成されたような電気機器のプラグを挿入,装着するものである。以下、配線ダクトとプラグについて説明する。
【0010】
配線ダクトは、図6乃至図8に示すように、ケース1と導体21とで主体が構成され、前記導体21はケース1内部に取付けられる導体保持部材5によって保持される。
【0011】
ケース1は、図6に示すように、長尺の板状をした奥壁部11と、奥壁部11の両側端縁(即ち長手方向の端縁)から該奥壁部11に略垂直に延設される一対の対向する側壁部12と、両側壁部12の手前側の端縁(即ち奥壁部11と反対側の端縁)から互いに対向する側壁部12の端縁に向けて該側壁部12に略垂直に(即ち奥壁部11に略平行に)延設される一対の前壁部13とからなり、両前壁部13の端縁13a間がケース1の内部と外部とを連通する開口部10となる断面略矩形状をした長尺中空のものである。このケース1は金属で形成されるもので、また、開口部10は図6(c)からも分かるようにケース1の長手方向に形成される。ケース1の奥壁部11には、導体保持部材5を取付けるための後述する締結部材6が挿通される貫通孔14が形成してあり、ケース1の内壁面1a(本実施形態では特に奥壁部11の内壁面)に導体保持部材5が取付けられる。
【0012】
導体保持部材5は、図7に示すように、ケース1の内壁面1aに取付けられる背板部51と、該背板部51より連設される導体取付片部52と、該導体取付片部52より連設される嵌込片部55とで主体が構成される合成樹脂製のものである。
【0013】
背板部51は、ケース1の奥壁部11よりも幅(即ち短手方向の長さ)が狭く長手方向の長さが奥壁部11とほぼ同じ長さの板状をしたもので、一方の面が奥壁部11の内壁面1aに取着される取着面51aとなる。また、背板部51の前記取着面51aと反対側の面はアース導体取着面51bとなっていて後述するアース導体22が取着される。また、背板部51には、奥壁部11の内壁面1aに取着された際に奥壁部11の上記貫通孔14に連通するように取着面51aからアース導体取着面51bにかけて貫通孔50が形成してある。
【0014】
アース導体22は、図7に示すように、後述する導体21とは別体の導通部材で、背板部51より幅狭で長尺の薄板状をしたものである。このアース導体22は、アース導体取着面51bに当接した状態でアース導体取着面51bに形成してあるアース導体係止片51cによって背板部51に取着,保持されるのであるが、この時、上述したケース1の貫通孔14及び背板部51の貫通孔50に連通するように貫通孔22aが形成してある。これらの連通する貫通孔には、後述するが、締結部材6が挿通されてケース1に締結されると共に、ケース1とアース導体22との導通を補助する導通補助部材23が配設される。
【0015】
導体保持部材5の背板部51からは、導体取付片部52が連設される。導体取付片部52は、図7に示すように、背板部51の両側端縁(即ち長手方向の端縁)から背板部51に略垂直に連設される幅がケース1の側壁部12の幅の略半分の長尺の板状をしたものである。この導体取付片部52には、背板部51と反対側の端縁と、この端縁より幾分か背板部51側に位置する部分とに導体係止片53及び背リブ54が突設される。
【0016】
導体係止片53は、図7に示すように、導体保持部材5がケース1内部に取付けられた際にケース1の中心方向に導体取付片部52より略垂直に突設され、背リブ54は前記導体係止片53が突設される部位より反対方向に、即ち、ケース1の側壁部12の方向に向けて導体取付片部52より略垂直に突設される。ここで、背板部51側の導体係止片53,背リブ54をそれぞれ導体係止片53a,背リブ54aとすると共に、導体取付片部52の端縁側(即ちケース1に取付けられた際の開口部10側)のものを導体係止片53b,背リブ54bとする。
【0017】
導体係止片53a,53bには、側面に対向する導体係止片53b,53aに向けて凸部が形成してあり、導体21を係止片53a,53bの先端間より基部へ向けて嵌入して前記凸部を乗り越えさせて該導体21を係止,保持するものである。また、背リブ54a,54bは、導体保持部材5がケース1内部に取付けられた際に先端部が側壁部12の内壁面に当接するもので、これにより、導体21が後述するプラグ3の栓刃35によって外方へ向けて圧接された際に背リブ54によって支持されるものである。そして、背リブ54bの先端部からは嵌込片部55が連設される。
【0018】
嵌込片部55は、図7に示すように、開口部10側の背リブ54bの先端部から導体取付片部52と略平行に開口部10側に向けて連設される当接面部56と、当接面部56の開口部10側の端縁から導体係止片53及び背リブ54と略平行に導体係止片53側に向けて連設される嵌込腕部57とからなる。
【0019】
当接面部56は、導体保持部材5がケース1内部に取付けられる際に側壁部12の内壁面に当接するもので、これにより、上述した背リブ54と同様に導体21が外方へ向けて圧接された際に支持することができて、導体保持部材5を強固に固定することができる。また、嵌込腕部57は、導体保持部材5がケース1内部に取付けられる際に前壁部13に沿って配置され、前壁部13のケース1内方に向けて屈曲された先端部13aと側壁部12との間に嵌め込まれるもので、これにより、導体保持部材5をケース1に強固に固定することができる。また、嵌込腕部57と開口部10側の背リブ54bとの間は、後述するプラグ3の係止部34や給電部材7の係合部73が挿入される挿入溝58となるものである。
【0020】
また、導体保持部材5には、上述した導体21及びアース導体22を取付けるのに加えて、導通補助部材23を背板部51の貫通孔50に配設するものである。背板部51の貫通孔50の内径は、ケース1の貫通孔14及びアース導体22の貫通孔22aの内径よりも大径に形成してある。導通補助部材23は、貫通孔22aとほぼ同形同大に(即ち略同径に)形成すると共に、内径がケース1の貫通孔14及びアース導体22の貫通孔22aの内径と略同径の孔部23aを形成した環状のものである。そして、この導通補助部材23を背板部51の貫通孔50に嵌合して配設するものである。このように、導通補助部材23を配設して当接面積を大きくすることで、ケース1とアース導体22との導通を補助してより良い導通を得ることができて、導体保持部材5を不導体である合成樹脂で形成してもケース1とアース導体22との導通をより確実に得ることができるので、本実施形態のように金属製のケース1と合成樹脂製の導体保持部材5とを別々に形成して安価に製造することが可能となる。
【0021】
このような導体保持部材5のケース1への取付けについて説明する。導体保持部材5は、導体21とアース導体22と導通補助部材23とを取付けてケース1内部に挿入し、背板部51の取着面51aをケース1の奥壁部11の内壁面1aに当接させると共に、嵌込腕部57を前壁部13の先端部13aと側壁部12との間に嵌め込み、ケース1の貫通孔14とアース導体22の貫通孔22aと背板部51の貫通孔50(即ち導通補助部材23の孔部23a)とを連通させる。そして、これらの連通する貫通孔14と貫通孔22aと孔部23aとに締結部材6を挿通してケース1に締結するものである(図8参照)。
【0022】
締結部材6は、連通する貫通孔14,22aと孔部23aとに挿通される軸部61と、軸部61の両端部に形成される係止部62とからなる。係止部62は、外径が上記貫通孔14,22aの径より大径の円形フランジ状をしたもので、アース導体22に当接係止される係止部62aと、ケース1の奥壁部11の外壁面1bに当接係止される係止部62bとからなる。本実施形態では、図8に示すように、締結部材6には予めアース導体22に当接係止される係止部62aのみが形成してあると共に、軸部61は、連通する貫通孔14,孔部23a,貫通孔22aの連通方向の孔深さ、即ちケース1の奥壁部11の外壁面1bとアース導体22の背板部51に取着されない側の面との距離よりも長く形成してあり、ケース1内部側より上記連通する貫通孔14,孔部23a,貫通孔22aに挿通すると共に係止部62aをアース導体22に当接させ、この状態で軸部61のケース1の外壁面1bよりも外方に突出する部分をかしめて係止部62bを形成するものである。なお、締結部材6については、このようにかしめて係止部62を形成するもの(リベットを含む)以外に、別体の係止部62を軸部61に取着するものであってもよい。
【0023】
このように締結部材6によってアース導体22と導体保持部材5と導通補助部材23とケース1とを締結し、導体保持部材5をケース1の内部に取付けるものである。また、本実施形態では、締結部材6の係止部62のうち、アース導体22に当接係止される係止部62aの外径を導通補助部材23の外径と略同径に形成してあるため、この締結部材6にてアース導体22と導体保持部材5と導通補助部材23とケース1とを締結した際に導通補助部材23の全面に亘って締結力が作用することとなって、導通補助部材23を確実に固定することができる。
【0024】
以上のように配線ダクトが構成されるのであるが、本実施形態においては、より電気的な安全性を確保するための構造がとられているものである。これは、開口部10側の導体係止片53bの先端部と、該導体係止片53bと対向する側の開口部10の端縁とを結ぶ線よりも、前記導体係止片53bに保持される導体21が前記導体係止片53b側の側壁部12寄りに位置するように導体係止片53bを形成するものである。このようにすることで、図9に示すようにφ1mmの試験針を開口部10からケース1内部に挿入しても、上記のように形成した導体係止片53bによって試験針が導体21に接触するのが阻止され、図20に示す従来例のように試験針が導体21に接触,通電して感電してしまうのをより確実に防止するものであり、例えばIEC規格のような規格にも適合することが可能となる。
【0025】
このような配線ダクトに挿入,装着されるプラグ3について説明する。
【0026】
プラグ3は、図2に示すように、プラグ本体31と、プラグ本体31より突設される挿入部32と、プラグ本体31にスライド自在に設けられるスライド体38とで主体が構成される。
【0027】
プラグ本体31は略箱状をしたもので、本実施形態においては、一方の略半部(例えば図2(a)や図2(c)における右側半部)に後述するスライド体38がスライド自在に設けられる。また、プラグ本体31には、その一面(以下、正面という)に挿入部32が突設されると共に、前記正面と反対側の面(以下、背面という)にコンセント部33が形成される。なお、本実施形態においては、プラグ3は前記コンセント部33が形成された電気機器として使用されるが、特にコンセント部が形成されたものに限定されない。
【0028】
挿入部32は、開口部10よりケース1内部に挿入されるように前記開口部10の幅(即ち両前壁部13の対向する先端部13a間の距離)よりも若干小径の柱状に形成してあり、プラグ3がケース1に装着された際にプラグ3のうちこの挿入部32のみがケース1内部に位置するものである。この挿入部32は、所定の向きで開口部10よりケース1内部に挿入され、この時に挿入部32の先端部が配線ダクトのアース導体22に近接すると共に、プラグ本体31が配線ダクトの前壁部13の外壁面に近接又は当接する。
【0029】
挿入部32には、プラグ3がケース1に挿入,装着された際に奥行き方向(即ち開口部10から奥壁部11へ向かう方向)において配線ダクトの挿入溝58と導体21とが位置する部分に係止部34と栓刃35とがそれぞれ設けてある。
【0030】
係止部34は、図2に示すように、挿入部32から略垂直に互いに反対方向に突設される一対の板状をしたもので、図2(a)に示すように正面視において略矩形状をしたプラグ本体3の短手方向に向けて突設される。係止部34の幅(即ち図2(a)や(c)における左右方向の長さ)は、開口部10の幅よりも幅狭に形成してあり、また、一対の係止部34の両先端部間の長さ(即ち図2(a)における上下方向の長さ)は、開口部10の幅よりも幅広で且つ挿入溝58の幅(即ち導体保持部材5の対向する当接面部56間の距離)よりも若干幅狭に形成してある。これによって係止部34は、その長手方向を配線ダクトの長手方向に合わせ(これを所定の向きという)、開口部10よりケース1内部に挿入可能となると共に、更にプラグ3を90°回転して係止部34を挿入溝58に挿入させてケース1の前壁部13の内壁面に当接係止することで配線ダクトからの抜け止めが可能となる。
【0031】
栓刃35は、挿入部32から略垂直に互いに反対方向に突設される一対の薄い金属板で、図2(a)に示すように、上記係止部34と同様に正面視において略矩形状をしたプラグ本体31の短手方向に向けて突設される。一対の栓刃35の両先端部間の長さ(即ち図2(a)における上下方向の長さ)は、配線ダクトの一対の導体21間の距離とほぼ同じか又は若干長く形成してあり、プラグ3がケース1に挿入,装着された状態で一対の栓刃35が配線ダクトの一対の導体21にそれぞれ当接して栓刃35と導体21とが導通されるものである。これによって栓刃35も係止部34と同様に、開口部10よりケース1内部に挿入可能となると共に、プラグ3を90°回転して栓刃35を導体21に接触させることが可能となる。
【0032】
また、挿入部32の先端部からは接地ピン36が突設してあり、プラグ3がケース1内部に挿入,装着された際にこの接地ピン36が上記配線ダクトのアース導体22と接触して接地される。この接地ピン36は挿入部32に対して突出する方向に付勢した状態で突没自在に設けてもよい。
【0033】
次に、スライド体38について説明する。スライド体38は、プラグ本体31の略半部の側面部に設けられる断面略U字状の略半筒状をしたものである。スライド体38の形状は特に限定されず、断面略コ字状でもよく、断面略U字状又はコ字状のように三方向を向くもののように複数の方向を向くものが好ましい。これは、スライド体38の外面を指で押さえたり摘まんだりして操作する操作部39とするのであるが、この操作部39が複数の方向に面するようにするためである。このようにすることで、複数のプラグ3を配線ダクトに密接して取付ける際、例えば本実施形態とは異なって一面にしか操作部39を形成していないプラグ3を取付けた場合には、操作部39が隣接するプラグ3に面してしまうと互いに隣接するプラグ3間に指等を挿入しなければならず、操作部39を操作し難い又は操作できないものであったが、本実施形態のようにすることで、隣接するプラグ3に面しない方向に操作部39を面するようにすることができて、スライド体38の操作性が向上するものである。
【0034】
そして、スライド体38には位置決め部37が形成される。位置決め部37は、スライド体38の操作部39より上方に突出するように設けられるもので、誘導部としての傾斜面37aが形成してある。スライド体38は、プラグ本体31の背面から正面へ向かう方向に付勢された状態(以下、基準状態という)から背面方向にスライド自在にプラグ本体31に設けられるが、前記基準状態において位置決め部37がプラグ本体31の正面より突出すると共に、スライド体38がスライドした状態において位置決め部37がプラグ本体31の正面より突出しないように形成される。これによって位置決め部37がプラグ本体31に対して突没自在となるものである。
【0035】
スライド体38をプラグ本体31にスライド自在に設けることについて説明する。図3と図4とにプラグ本体31を構成するケーシング部31aと機器部31bとをそれぞれ示し、図5にスライド体38の斜視図を示す。
【0036】
スライド体38の内壁面には、図5に示すように、間にばねが位置する一対のガイド部38cが突設してあり、このものにあってはガイド部38cの上部に位置決め部37が一体に形成してある。ガイド部38cには、突出面に凸部38dが突設してあると共に、側面に凹条38eが形成してある。
【0037】
プラグ本体31のケーシング部31aには、図3に示すように、前記凹条38eに嵌入される突部Tが形成してあると共に、ばねの端部が嵌入されるばね用凹部Hが形成してある。
【0038】
機器部31bには挿入部32等が形成されるものであり、この機器部31bをケーシング部31aの図3中Aに示す部分に取付けると共に、ばねの下端部を上記ばね用凹部Hに嵌入し、一対のガイド部38cの間に前記ばねが挿入され且つ、ケーシング部31aの突部Tが凹条38eに嵌入されるようにスライド体38をケーシング部31aの図3中Aに示す部分に配設するものである。このようにすることで、上述したようにスライド体38をプラグ本体31の背面から正面へ向かう方向にばねにて付勢した状態(即ち上記基準状態)で配設することができる。この時、スライド体38の凸部38dが機器部31bの上壁の端部Sに当接してばね付勢による移動が規制されている。そしてまた、前記基準状態から位置決め部37を押したり操作部39を指で摘まんで操作することで、スライド体38をスライドさせて位置決め部37がプラグ本体31の正面より突出しない状態にすることができる。
【0039】
次に、プラグ3の配線ダクトへの挿入,装着について説明する。プラグ3は、係止部34を上述したように長手方向に合わせて配線ダクトに対して所定の向きにして挿入部32をケース1内部に挿入していく。そして、挿入部32の先端部がアース導体22に当接(又は近接)すると共に係止部34が配線ダクトの挿入溝58と同じ奥行き深さに位置した状態で(図1(a)参照)、プラグ3を90°回転させて(図1(b)及び図1(c)参照)、係止部34を挿入溝58に挿入させてケース1の前壁部13の内壁面に当接係止させる。そして、この間に位置決め部37は、図1(a)に示すように配線ダクトの外部にある状態から図1(c)に示すように配線ダクトの開口部10の端縁に係止される状態となるのであるが、これは位置決め部37に誘導部としての傾斜面37aが設けてあるため、プラグ3を回転するに伴ってケース1の前壁部13の開口部10と反対側の端縁が傾斜面37aを押して位置決め部37及びスライド体38がスライドし、位置決め部37がプラグ本体31の正面より突出しない状態となって前壁部13の外壁面を摺動して開口部10に嵌り込み、スライド体38及び位置決め部37がばねの付勢力によって上記基準状態に戻って開口部10に係止されるものである。
【0040】
また、プラグ3を配線ダクトより取外すには、操作部39を指で摘まんでスライド体38をスライドさせ、位置決め部37がプラグ本体31の正面より突出しない状態としてプラグ3を挿入,装着時とは逆向きに90°回転させて挿入部32を配線ダクトより引抜くものである。
【0041】
以上のような構成によれば、プラグ3に突没自在で開口部10の端縁に係止される位置決め部37を設けたことで、配線ダクトに挿入,装着したプラグ3が配線ダクトから抜け落ちるのを防止することができ、また、位置決め部37に連動して突没方向にスライド自在なスライド体38を設けたことで、スライド体38をスライドさせることで位置決め部37による係止を解除することができ、またこの時、スライド体38の外側面を断面略U字状の半筒側面状に形成して該外側面に操作部39を形成したことで、操作部39を指で押したり摘まんだりして容易にスライド体38をスライドさせることができ、特に断面略U字状のように互いに反対方向に面するように形成してあることで操作部39を指で摘まんでスライド体38をスライドさせながらプラグ3を回転させることが可能となる。
【0042】
また、導体21を保持する導体保持部材5をケース1とは別体に合成樹脂で形成することで、金属製のケース1と合成樹脂製の導体保持部材5とを別々に形成できて安価に製造することが可能となり、また、導体保持部材5にアース導体22を取着すると共に導体保持部材5にケース1とアース導体22との導通を補助する導通補助部材23を設けることでプラグ3の接地が確実に図られるものであり、またこの時、ケース1と導体保持部材5とアース導体22とに連通する貫通孔14,50,22aを形成し、締結部材6の軸部61を前記連通する貫通孔14,50,22aに挿通して両端部の係止部62a,62bにてアース導体22及びケース1の外壁面1bを係止することで、これらのアース導体22と導体保持部材5と導通補助部材23とケース1とを容易に締結することが可能となる。
【0043】
また、導体保持部材5の貫通孔50の内径をアース導体22の貫通孔22a及びケース1の貫通孔14の内径よりも大径に形成し、導通補助部材23の外径を導体保持部材5の貫通孔50の内径と略同径に形成し、導通補助部材23に内径がアース導体22の貫通孔22a及びケース1の貫通孔14の内径と略同径の孔部23aを形成し、導体保持部材5の貫通孔50に導通補助部材23を嵌合するようにしたことで、容易に導通補助部材23を配設することが可能となる。
【0044】
ところで、このような配線ダクトシステムにおいては、通常はケース1の端部に導体21に通電するための給電部材7を取付けるものであり、以下、図10乃至図17に基づいて説明する。
【0045】
給電部材7は、図10に示すように、配線ダクトの端部近傍に取付けられるもので、図11に示すように本体部71とカバー部77とで主体が構成される。なお図10中のECは、ケース1の端部(但し給電部材が取付けられない端部)に取付けられるエンドキャップであり、図17にその形状を示す。
【0046】
本体部71は、図12に示すようなもので、略半部がケース1の内部に挿入される(図10参照)。本体部71には、電極部72,係合部73,端子部74,押え部75と、後述する電源コード挟持部8が設けられる。電極部72は、本体部71をケース1に取付けた際に配線ダクトの一対の導体21にそれぞれ接触するよう一対設けられる。係合部73は、本体部71をケース1に取付ける際に配線ダクトの挿入溝58に挿入係合され、これにより本体部71がケース1から抜け落ちるのが防止される。端子部74は、ケース1に挿入されない部分に一対設けられ、配線ダクトに給電するための外部からの電源コードの導線が接続される。押え部75は、ケース1内部に挿入された本体部71に固着具76によって取付けられるもので、固着具76を締付けてケース1の前壁部13の外壁面に圧接し、この押え部75と係合部73とで配線ダクトを挟着して本体部71を固定するものである。また、本体部71には電源コード挟持部8が設けられる。
【0047】
電源コード挟持部8は、図12に示すように、可動体Mと、該可動体Mに進退可能に連結される固定体Fとで構成され、ボルトB及びナットNからなる固着具Kにて可動体Mを固定体Fに対して連結するものである。
【0048】
可動体Mと固定体Fとは、対向する面にて当接するもので、図中の82は可動体Mの固定体Fに対する当接面、92は固定体Fの可動体Mに対する当接面を示す。可動体Mと固定体Fの当接面82,92には、それぞれ電源コードを挟持する挟持凹部81,91が形成される。挟持凹部81,91は、側方視において略円弧状に形成してあり、可動体Mを固定体Fに対して固着具Kで連結した際に電源コードが挟持凹部81,91にて挟持されるものである。このようにすることで、可動体Mと固定体Fとを進退可能に連結するので電源コードを挟持したり外したりする際に可動体Mを固定体Fから引き離すことで容易に作業を行うことができ、また、可動体Mと固定体Fとを互いに当接面82,92で当接した状態で固着具Kにて固着して電源コードを挟持凹部81,91で挟持するため、電源コードを安定した保持力で給電部材7に固定することが可能となる。
【0049】
次に、電源コード挟持部8の他例について図13乃至図15に基づいて説明する。このものにあっては、図12に示す上例のものと比較して、可動体Mに複数の挟持凹部81を形成した点で異なるものであり、以下に説明する。
【0050】
本例の可動体Mは、その当接面82の一方の略半部となる面を基準面部82aとすると共に、他方の略半部を前記基準面部82aから突出する段差面部82bとし、また、固定体Fの当接面92は、前記可動体Mの段差面部82bと基準面部82aとにそれぞれ対応する基面部92aと該基面部92aから突出する突面部92bとで形成してある。可動体Mの基準面部82aと段差面部82bには、大きさ(即ち凹設深さ)が異なる挟持凹部81a,81bがそれぞれ形成してある。
【0051】
このものにあっては、図14に示すように、可動体Mの段差面部82bと基準面部82aとが固定体Fの基面部92aと突面部92bとにそれぞれ当接するように可動体Mを固定体Fに対して固着具Kにて連結したり、あるいは図15に示すように、可動体Mの基準面部82aが固定体Fの突面部92bに当接するように連結したりできるように選択的に当接可能としてある。
【0052】
このようにすることで、可動体Mの挟持凹部81aと固定体Fの挟持凹部91とで電源コードを挟持したり、あるいは挟持凹部81aとは異なる凹設深さの挟持凹部81bと挟持凹部91とで電源コードCを挟持できて、簡単な構成で異径の電源コードCが挟持可能となるものである。
【0053】
次に、電源コード挟持部8の更に他例について図16に基づいて説明する。このものにあっては、図13乃至図15に示す上例と比較して、可動体Mの互いに反対側を向く一対の当接面82c,82dにそれぞれ異なる挟持凹部81c,81dを形成した点で異なるものである。
【0054】
本例の可動体Mは、一方の面に第一の当接面82cを形成すると共に、前記当接面82の反対側の面に第二の当接面82dを形成し、これらの当接面82c,82dを選択的に固定体Fの当接面92に当接可能としたもので、第一の当接面82cと第二の当接面82dとには、それぞれ当接面82からの凹設深さが異なる挟持凹部81c,81dが形成してある。
【0055】
このものにあっては、図16(b)に示すように、可動体Mの第二の当接面82dが固定体Fの基面部92aと当接するように可動体Mを固定体Fに対して固着具Kにて連結したり、あるいは図16(c)に示すように、可動体Mの第一の当接面82cが固定体Fの基面部92aと当接するように連結するものである。
【0056】
このようにすることで、可動体Mの挟持凹部81cと固定体Fの挟持凹部91とで電源コードを挟持したり、あるいは挟持凹部81cとは異なる凹設深さの挟持凹部81dと挟持凹部91とで電源コードCを挟持できて、簡単な構成で異径の電源コードCが挟持可能となるものである。
【0057】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、長尺中空のケースに長手方向に開口部を形成し、ケース内部に長尺の導体を保持すると共に、前記開口部よりケース内部にプラグを所定の向きで挿入してプラグを90°回転させて装着状態とした時に該プラグの栓刃を前記導体に接触させる配線ダクトシステム用のプラグであって、突没自在でケースの開口部端縁に係止される位置決め部と、該位置決め部に連動して突没方向にスライド自在で外側面がプラグの半部側面をほぼ覆うスライド体とを設け、スライド体の前記外側面をプラグの装着状態において配線ダクトの開口部の長手方向のいずれか一方を向く面とその両側面とからなる断面略コ字状又は略U字状に形成して該外側面に操作部を形成したので、複数のプラグを配線ダクトに密接して取付ける際、隣接するプラグの間に指等を挿入しなくても操作部を摘まんで操作することができて、スライド体の操作性が向上して、操作部を指で摘まんでスライド体をスライドさせながらプラグを回転させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)はプラグを配線ダクトに挿入して係止していない状態を示す配線ダクトの長手方向から見た図であり、(b)はプラグを配線ダクトに挿入して係止した状態を示す配線ダクトの長手方向から見た図であり、(c)は(b)の状態において反対側から見た図である。
【図2】同上におけるプラグを示し、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は下側面図であり、(d)は右側面図であり、(e)は上側面図であり、(f)は背面図である。
【図3】同上におけるプラグのケーシング部を示し、(a)は正面図であり、(b)は断面図である。
【図4】同上におけるプラグの機器部を示し、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は下側面図である。
【図5】同上におけるプラグのスライド体の斜視図である。
【図6】同上における配線ダクトを示し、(a)はケースの奥壁部側から見た図であり、(b)はケースの側壁部側から見た図であり、(c)はケースの開口部側から見た図であり、(d)は長手方向から見た図である。
【図7】同上における配線ダクトの拡大断面図である。
【図8】同上における配線ダクトの分解斜視図である。
【図9】同上において配線ダクトの開口部より試験針を導体に向けて挿入した状態を示す図である。
【図10】同上の配線ダクトシステムの一部省略全体図である。
【図11】同上における給電部材を示し、(a)は上側面図であり、(b)は導体保持部材を設けていない側から見た図であり、(c)は正面図であり、(d)は導体保持部材を設けた側から見た図であり、(e)は下側面図である。
【図12】同上における給電部材の本体部を示し、(a)は上側面図であり、(b)は導体保持部材を設けていない側から見た図であり、(c)は正面図であり、(d)は導体保持部材を設けた側から見た図であり、(e)は下側面図である。
【図13】給電部材の他例を示し、(a)は上側面図であり、(b)は導体保持部材を設けていない側から見た図であり、(c)は正面図であり、(d)は導体保持部材を設けた側から見た図であり、(e)は下側面図である。
【図14】同上において可動体の段差面部と基準面部とが固定体の基面部と突面部とにそれぞれ当接するように連結した状態を示し、(a)は側面図であり、(b)は長手方向から見た図である。
【図15】同上において可動体の基準面部が固定体の突面部に当接するように連結した状態を示し、(a)は側面図であり、(b)は長手方向から見た図である。
【図16】同上の給電部材の更に他例を示し、(a)は側面図であり、(b)は可動体の第二の当接面が固定体の基面部と当接するように連結した状態を長手方向から見た図であり、(c)は可動体の第一の当接面が固定体の基面部と当接するように連結した状態を長手方向から見た図である。
【図17】エンドキャップを示し、(a)は上側面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は正面図であり、(d)は右側面図であり、(e)は背面図であり、(f)は下側面図である。
【図18】配線ダクトを情報ラックに用いた例を示す斜視図である。
【図19】配線ダクトを吊具で吊った例を示す斜視図である。
【図20】同上において配線ダクトの開口部より試験針を導体に向けて挿入した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース
10 開口部
21 導体
3 プラグ
37 位置決め部
38 スライド体
39 操作部

Claims (1)

  1. 長尺中空のケースに長手方向に開口部を形成し、ケース内部に長尺の導体を保持すると共に、前記開口部よりケース内部にプラグを所定の向きで挿入してプラグを90°回転させて装着状態とした時に該プラグの栓刃を前記導体に接触させる配線ダクトシステム用のプラグであって、突没自在でケースの開口部端縁に係止される位置決め部と、該位置決め部に連動して突没方向にスライド自在で外側面がプラグの半部側面をほぼ覆うスライド体とを設け、スライド体の前記外側面をプラグの装着状態において配線ダクトの開口部の長手方向のいずれか一方を向く面とその両側面とからなる断面略コ字状又は略U字状に形成して該外側面に操作部を形成したことを特徴とする配線ダクトシステム用のプラグ。
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