JP4034801B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、プリント配線基板を対向状態で機械的に嵌合させて電気接続を図るコネクタに関し、より具体的には、一方側のプリント配線基板上に取付けられるコネクタであって、ハウジングと電気コンタクトとの好適な装着方法によって、コネクタの嵌合時に電気コンタクトの弾力性が向上し電気コンタクトに撓みが発生しにくいコネクタに関するものである。
従来、この種のコネクタは、図6に示すように、それぞれ電気配線基板(図示せず)等に取付けられる2種のコネクタ101、201で一対を成し、どちらのコネクタも、ハウジング102,209と複数の電気コンタクト110,210とで構成されている。
図7(a)には図6に示されたコネクタのうち、一方のコネクタ101が図示されている。当該コネクタ101は、ハウジング102と複数の電気コンタクト110とで構成されている。
ハウジング102には、その両側壁部において、長手方向と垂直方向に延びた複数の区画壁103で仕切られた凹部(空間)104が設けられ、さらに、該凹部104には、その底部から前記区画壁103間に延びた突出部105が設けられている。2つの区画壁103の対向する壁面には、電気コンタクト110と係止するための溝部106がそれぞれ刻設されている。
図7(b)にはハウジング102の一方側の側壁部に装着される電気コンタクト110が図示されている。
電気コンタクト110は、第1垂直片111と第2垂直片112とを第1水平片114で連接し底面側に開口(開口部116)した略逆U字形状部118と、第2垂直片112と第3垂直片113とを第2水平片115で連接し底面と反対方向に開口(開口部117)した略U字形状部119とを有する。略逆U字形状部118と略U字形状部119とは、第2垂直片を共通に互いに連接されて略S字形状をなしている。
第1垂直片111は、第1水平片114が連接される端部と反対側の端部から略垂直方向に連接して延びた脚部123を有し、該脚部123とL字形状をなしている。脚部123は、通常、プリント配線基板(図示せず)上の所定のプリント配線と半だ等で接続され、それにより、プリント配線基板上にコネクタ101が固定される。また、第1垂直片111及び第2垂直片112の幅方向には、突起部120,121が突出形成されている。さらに、第3垂直片は、その先端部近傍で円弧状に形成されている。
なお、図7(c)にはハウジング102の他方側の側壁に装着される電気コンタクトが図示されており、その形状は図7(b)と同一である。また、図7(b)及び(c)の電気コンタクトは、各側壁部で装着されると、ハウジング102の底面107の長手軸を中心として対称的に配置される。
電気コンタクト110とハウジング102との装着に際しては、前記第1垂直片と第2垂直片の各突起部120,121が区画壁103の対向する壁面それぞれの溝部106に挿入されるとともに、ハウジング102の前記凹部104内の突出部105が開口部116から略逆U字形状部分118の内部に挿入される。
そして装着が完了すると、電気コンタクト110は、各垂直片の突起部120,121と、各溝部106との摩擦係止により固定され、略逆U字形状部分118の内部側でハウジング102の突出部105をその表面全体が接触した状態で収容する。なお、第3垂直片113及び第2水平片115は、ハウジング102との接触部を有さず所定形状で保持されている。
次に、図6に示したコネクタのうち、他方のコネクタ201について説明する。図8(a)には他方のコネクタ201が図示されている。当該コネクタ201は、略直方体形状のハウジング209を有し、該ハウジング209の両側部には、前記コネクタ101の両側部と対応するように、区画壁及び凹部が長手方向に形成され、図8(b)及び図8(c)に示された電気コンタクトが各側部の各凹部に配置されている。電気コンタクト210には、逆U字形状部分と該逆U字形状部分の一方の直線部の一端から略垂直方向に延びた脚部とが連接して形成され、逆U字形状部分の他方の直線部が自由端を有して相手方コネクタの電気コンタクトと接触するコンタクト部211として構成されている。また、脚部はプリント配線基板と半だ等で接続される。
当該コネクタ101とコネクタ201との嵌合は、コネクタ201のハウジング209をコネクタ101のハウジング102の凹部107に挿入して行われる。また、その際の電気的な接続は、電気コンタクト110の第3垂直片113の前記円弧状部と電気コンタクト210のコンタクト部211との弾性接触により確保される。
特開平10−162913号
しかし、上記各コネクタ101,201の各電気コンタクト110,210の接触点では、コネクタ101とコネクタ201の嵌合又は取外しの際に、嵌合の場合はコネクタの嵌合方向(ハウジング102の底部方向、以下、下方向という)及び各電気コンタクトの弾性押圧方向(横方向)の合力の影響を受け、取外しの場合は引抜き方向(ハウジング102の底部から垂直上方向、以下、上方向という)及び各電気コンタクトの弾性押圧方向(上下方向に対して垂直方向、以下、横方向という)の合力の影響を受ける。上下方向の外力の成分が過大になると、電気コンタクトは以下のような不利益な影響を受ける。
例えば、電気コンタクト110のU字形状部分119についてみると、下方成分の過大な外力に対しては、電気コンタクト110の第2水平片115の下方側にハウジング2の底部が形成されていないので、外力の大きさ及び電気コンタクト同士の接触点における摩擦力に応じて、水平片115は無制限に下方向へ沈み込んでしまう可能性がある。その結果、脚部123から第2垂直片112までの部分で、当該下方向への力の影響を受けて電気コンタクトに撓みが発生しやすくなる。
また、上方向成分の過大な外力に対しては、電気コンタクト110の第3垂直片113は、その外力の大きさ及び電気コンタクト同士の接触点における摩擦力に応じて無制限に上方向に浮き上がってしまう可能性がある。その結果、脚部123から第2垂直片115までの部分で、当該上方向への力の影響を受けて電気コンタクトに撓みが発生しやすくなる。
以上のように、電気コンタクトの嵌合又は取外しの際に電気コンタクトに撓みが発生することによって、電気コンタクト110の配置位置がずれたり、電気コンタクト10とハウジングとの固定箇所に過負荷を与えたりする原因となる。
本発明は、上記課題を解決するために創作されたものであり、コネクタ嵌合又は取外し時に電気コンタクト部に撓みが発生しにくい構造を有し、電気コンタクト部は高い弾力性を有するコネクタを提供することを目的とする。
(1)上述の目的を達成するため、本発明に係るコネクタは、長手方向に延びた両方の側壁において、長手方向と垂直方向に延びた区画壁で仕切られた凹部を1以上有するハウジングと、前記凹部内でハウジングと係止された1以上の電気コンタクトとを備えたコネクタであって、ハウジングが、その底部から前記区画壁間に延びた突出部を有し、電気コンタクトが、第1垂直片と第2垂直片とを第1水平片で連接し、前記底部に向けて垂直下方に開口した略U字状に形成されるとともに、第2垂直片と第3垂直片とを第2水平片で連接し、前記底部から垂直上方向に開口した略U字状に形成され、前記突出部が、第1垂直片、第2垂直片及び第1水平片で形成されたU字状部の区画内に収容され、前記第3垂直片が、前記底部と略垂直上方に外力が加えられた際に、前記区画壁と係止されるように構成されている。
(2)また、本発明のコネクタは、前記底部近傍から前記ハウジングの内方に延びる延出部が形成されていることが好ましい。
(3)さらに、本発明のコネクタは、前記延出部の自由端が、前記第2水平片の長手方向において、前記第2水平片の中央部まで延びていることが好ましい。
(4)さらに、本発明のコネクタは、前記第1垂直片のみが前記突出部と接触していることが好ましい。
(5)さらに、本発明のコネクタは、前記底部と略垂直上方に外力が加えられた際に、第2垂直片も区画壁と係止されることが好ましい。
(1)本発明は、第3垂直片が上方の、あるいは、少なくともその成分を有する外力が加えられた際に、区画壁と係止されるように構成されているので、電気コンタクトの弾性変形を制限し、電気コンタクトの撓みの発生を防止することができる。それにより、電気コンタクトとハウジングとの固定部に過負荷が付与されない。
(2)本発明は、ハウジングの底部近傍からハウジングの内方に延びる延出部が形成されているので、第3垂直片が下方の、あるいは、少なくともその成分を有する外力が加えられても、第2水平片が延出部と当接し移動が制限されて電気コンタクトの撓みの発生を防止することができる。
(3)本発明は、ハウジング底部の延出部の自由端が第2水平片の中央部までしか延びていないので、ハウジングの底面が電気コンタクトの収容部と挿通し、電気コンタクトを装着するための作業空間が広がる。
したがって、電気コンタクトをハウジングに装着又は取外する際にハウジングの底部側から電気コンタクトを固定したり、弾性変形させたりする作業が可能となって、電気コンタクトの装着又は取外し作業の作業性を向上させることができる。
(4)本発明は、電気コンタクトの第1垂直片のみがハウジングの突出部と接触しているので、第2及び第3垂直片と第1及び第2水平片からなる空中保持部分に負荷される外力に対して弾力性及び吸収性が大きくなり、よって、弾力性の高い電気コンタクトを形成することができる。
(5)本発明は、上方向の外力に対して第2垂直片もハウジングに係止できるので、さらに電気コンタクト部の弾性変形を制限することができ、その結果電気コンタクトの撓みの発生を防止することができる。
本発明の好ましい実施形態について実施例を挙げ、図面を参照して説明する。なお、本発明を示した図1ないし図5で用いた構成要素が、従来技術を示した図6ないし図8で用いた構成要素と同一であっても新たな符号を用いて説明する。
図1は、図6に示した従来技術と同様な機械的な接続構造を有するコネクタの実施形態であって、一方側のコネクタ1の斜視図を示している。なお、他方側のコネクタは図6のコネクタ201と同様な構造であるためここでは省略する。また、プリント配線基板との接続についても同様な構造であるためここでは省略する。
当該コネクタ1は、ハウジング2と1以上の電気コンタクト3とで構成され、ハウジング2に電気コンタクト3が装着されている。
ハウジング2には、その長手方向に延びた両方の側壁4において、前記長手方向と垂直な方向に延びた区画壁5が形成されており、当該区画壁5で仕切られた凹部6が長手方向に7個配列されている。また、区画壁5で仕切られた凹部6の底部からは、区画壁5間を所定位置まで延びる突出部12(図3及び4を参照)が形成されている。さらに、区画壁5の対向する壁面のそれぞれには、対称位置で高さ方向に延びた溝部16が形成されているとともに、後述する電気コンタクト3への外力に対して電気コンタクト3と係止する係止面を構成する段差部20が形成されている。
図2は、電気コンタクト3の拡大図を示している。電気コンタクト3の形状は、第1垂直片7と第2垂直片9とを第1水平片8で連接し、ハウジング2の底部に向けて略垂直下方に開口して形成された略逆U字形状部分と、第2垂直片9と第3垂直片11とを第2水平片10で連接し、ハウジング2の底部から略垂直上方向に開口して形成された略U字形状部分とで第2垂直片を共通に略S字形状に構成されている。第1垂直片7には幅方向の両側に突起13が形成され、第3垂直片11にはその先端部近傍が円弧状に形成されている。円弧状部の基端部近傍には円弧状部の幅よりも幅広に形成された突部14が形成され、第3垂直片11の幅方向両側部では、円弧状部の側面と突部14の側面との間に段差面18が形成されている。
続いて、図1及び図2を参照し、ハウジング2と電気コンタクト3との装着工程について説明する。ハウジング2と電気コンタクト3との装着の際には、まず、電気コンタクト3の第1垂直片7の前記突起13を前記区画壁5の壁面の溝部16に沿って所定位置まで挿入する。挿入後、電気コンタクト3は、前記突起13と前記溝部16との摩擦係止等によってハウジング2の凹部6の内部で固定される。
ハウジング2の凹部6内の突出部12は、第1垂直片7、第2垂直片9及び第1水平片8で形成された略逆U字状の区画内に収容されるが、第1垂直片7としか接触されない(図3及び図4参照)。電気コンタクト3がハウジング2に固定されると、前記区画壁5の壁面に形成された段差部20の係止面と、前記第3垂直片11の段差面18とは、対向配置される(図5参照)とともに、ハウジングの側壁4の頂面4’は、第1水平片8の頂面と略面一となるか、あるいは、若干高く位置する。
図3は、図1のW−Wの切断断面図を示しており、相手方コネクタとは未嵌合の態様図である。電気コンタクト3は、第1垂直片7の直線方向においてのみハウジング2の突出部12と接触し、第1水平片8、第2垂直片9、第2水平片10及び第3垂直片11は所定形状の原形を保ってハウジング2とは非接触で固定保持されている。これにより、2つの垂直片と2つの水平片とで電気コンタクト3の全体的な弾力性(バネ性)を高めている。
また、ハウジング2の突出部12の底部近傍からは、ハウジング2の内方(側壁4の対向方向)に向けて延出部17が延びており、ハウジング2の底部の一部をなしている。しかし、延出部17の自由端部は、第1水平片10の略中央部近傍までしか延びていないので、相手方コネクタを挿入するための凹部19は底部方向にも貫通している。
当該凹部19は貫通部を有するので、ハウジング2と電気コンタクト3とを装着する作業時にハウジング2の底面側から指や工具等を挿入して電気コンタクト3を固定したり、第3垂直片11や第2水平片10を弾性変形させたりすることができる空間が形成され、作業性の向上に役立つ。
図4は、図1のW−Wの切断断面図であって、相手方コネクタと嵌合された様態図である。相手方コネクタと嵌合する過程において、まず、電気コンタクト3の第3垂直片11の円弧状部が相手方コネクタの電気コンタクトに接触する。当該接触部では、当該接触部の摩擦力に起因した相手方コネクタの嵌合方向(下方向)の力と、該嵌合方向と略垂直方向(横方向)に円弧部を押圧する弾性力との合力が加わる。当該合力によって、第2垂直片9、第2水平片10及び第3垂直片11で形成されるU字形状部分は弾性変形しつつ、第2水平片10の下部はハウジング2の底部方向に移動する。図4に示されたように、相手方コネクタと完全に嵌合すると、第2水平片10の下部は前記延出部17と当接する。したがって、延出部17は電気コンタクト3の弾性変形及び移動を制限するストッパーとしての機能を有する。これにより、電気コンタクト3の前記接触部に所定以上の下方への力が加えられても電気コンタクトの接触部の前記挿入方向と逆方向(上方向)への摩擦力が大きくなるので、U字形状部分の弾性変形及び下方への移動は所定位置で制限され、電気コンタクト3の撓みは発生しにくくなる。
次に、嵌合したコネクタを取外す場合の当該コネクタ1の電気コンタクト3が弾性変形する態様を説明する。図4に示す状態から相手方コネクタを取外すには、上方向に相手方コネクタを引抜く工程が必要である。その工程において、第3垂直片11の円弧状部と相手方コネクタの電気コンタクト部との接触部には、当該接触部の摩擦力に起因した上方向の力と、横方向の円弧部の弾性復元力との合力が加わる。当該合力によって、第2垂直片9、第2水平片10及び第3垂直片11で形成されるU字形状部分は弾性的に相手方コネクタとの未嵌合状態まで復元しつつ、合力方向に移動する。なお、電気コンタクト同士の接触点における下方向の摩擦力が大きい場合、U字形状部分が復元しながらも相手方コネクタの電気コンタクトから上方向の力を受けて、U字形状部分は弾性変形しつつ上方向へ移動する。しかし、第3垂直片11の段差面18が、前記区画壁5の壁面に形成された段差部20の係止面21と当接又は係止され、U字形状部分の移動は制限されることとなる。そのため、段差部20の係止面21は、電気コンタクト3の移動を制限するストッパーとしての機能を有する。これにより、U字形状部分は所定以上の上方向への力が加えられても電気コンタクトの接触部の下方向への摩擦力が大きくなるので、U字形状部分の弾性変形及び上方への移動は所定位置で制限され、電気コンタクト3の撓みは発生しにくくなる。
図5は、ハウジングと電気コンタクトとの装着後における電気コンタクトの対向方向からみた図1に示されたAの範囲の部分拡大正面図を示している。電気コンタクト3は、第3垂直片11の突部14に形成された段差面18とハウジング2の区画壁5の段差部に形成された係止面21とが対向間隔を有して配置されている。上述したように、コネクタの嵌合状態で相手方コネクタの取外しにおいて上方向の外力を受けると、第3垂直片11が上方へ移動し、電気コンタクト側の段差面18とハウジング側の係止面21との距離が接近して当接し、電気コンタクト3の移動を制限する。
また、変形例として、第2垂直片9にも同様に幅方向に延びた突部14’を形成し、ハウジング側の区画壁5にも対応する段差部を形成して電気コンタクトの移動を制限することができる。この場合、第1垂直片及び第2垂直片とハウジングとの間に同時に2つの係止部が設けられるので、電気コンタクト3の上方向の移動及び弾性変形をさらに抑制することができる。
以上のように、本発明のコネクタは、電気コンタクト部の2つの垂直片と2つの水平片とから構成された部分がハウジングとの接触部を有さないので、電気コンタクト部の高い弾性力(バネ性)を維持する。
また、本発明は、過渡の外力に対する電気コンタクト部の弾性変形を抑制する点に着目し、電気コンタクト部とハウジングとの間に当接部又は係止部を設けて、コネクタの嵌合方向または取外し方向に所定以上の外力が加えられた際に、電気コンタクト部の弾性変形を制限している。それによって、電気コンタクトの撓みの発生を防止することが可能となり、電気コンタクト部とハウジングとの間に過負荷が付与されないコネクタを提供することができる。
図1は、プリント配線基板を対向状態で機械的に嵌合接続を図る一対のコネクタのうち、本発明による一方のコネクタを示した斜視図。 図2は、一方のコネクタの電気コンタクトの拡大斜視図。 図3は、コネクタが未嵌合状態のW−W’の切断断面図。 図4は、コネクタが嵌合状態のW−W’の切断断面図。 図5は、ハウジングと電気コンタクトとの装着後における電気コンタクトの対向方向からみた、図1にAで示された範囲の部分拡大正面図。 図6は、従来技術における一対のコネクタを装着する前の斜視図。 図7は、(a)が従来技術における一対のコネクタのうち、一方のコネクタの部分斜視図であり、(b)及び(c)が一方のコネクタ用電気コンタクトの斜視図。 図8は、(a)が従来技術における一対のコネクタのうち、他方のコネクタの部分斜視図であり、(b)及び(c)が他方のコネクタ用電気コンタクトの斜視図。
符号の説明
1・・・コネクタ
2・・・ハウジング
3・・・電気コンタクト
4・・・側壁部
5・・・区画壁
6・・・凹部
7・・・第1垂直片
8・・・第1水平片
9・・・第2垂直片
10・・第2水平片
11・・第3垂直片
12・・突出部
13・・突起
14・・突部
14’・・突部
16・・溝部
17・・延出部
18・・段差面
19・・凹部
20・・ハウジングの段差部
21・・係止面
101・・一方のコネクタ
102・・ハウジング
103・・区画壁
104・・凹部
105・・突出部
106・・溝部
107・・凹部
110・・電気コンタクト
111・・第1垂直片
112・・第2垂直片
113・・第3垂直片
114・・第1水平片
115・・第2水平片
116・・開口部
117・・開口部
118・・逆U字形状部分
119・・U字形状部分
120・・突起
121・・突起
123・・切片
201・・他方のコネクタ
209・・ハウジング
210・・電気コンタクト
211・・コンタクト部

Claims (5)

  1. 長手方向に延びた両方の側壁において、長手方向と垂直方向に延びた区画壁で仕切られた凹部を1以上有するハウジングと、前記凹部内でハウジングと係止された1以上の電気コンタクトとを備えたコネクタであって、
    ハウジングが、その底部から前記区画壁間に延びた突出部を有し、
    電気コンタクトが、第1垂直片と第2垂直片とを第1水平片で連接し、前記底部に向けて垂直下方に開口した略U字状に形成されるとともに、第2垂直片と第3垂直片とを第2水平片で連接し、前記底部から垂直上方向に開口した略U字状に形成され、
    前記突出部が、第1垂直片、第2垂直片及び第1水平片で形成されたU字状部の区画内に収容され、
    前記第3垂直片が、前記底部と略垂直上方に外力が加えられた際に、前記区画壁と係止されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記底部近傍から前記ハウジングの内方に延びる延出部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記延出部の自由端が、前記第2水平片の長手方向において、前記第2水平片の中央部まで延びていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1垂直片のみが前記突出部と接触していることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のコネクタ。
  5. さらに、前記底部と略垂直上方に外力が加えられた際に、第2垂直片も前記区画壁と係止されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコネクタ。
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