JP4034608B2 - 医療装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は体腔内における狭窄部位等を治療処置する医療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療分野においては細長の挿入部を有する内視鏡が広く採用されるようになった。
【0003】
また、内視鏡の挿入部での挿入が困難になるような細い管腔内に狭窄部ができた場合には、例えば特開平4−105660号に開示されているようにカテーテルを挿入し、その先端部にバルーン及び狭窄部に留置するためのステントを設けて、先端部を狭窄部に配置してカテーテルの中空部を介してバルーンに流体を供給してバルーンを膨張させることによりその外側に配置したステントを拡張させて狭窄部に留置させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来例はカテーテルの先端外周にバルーン及びステントを設けるため、狭窄部がカテーテルの外径程度となるような血管内の狭窄部のように細い管腔内部に対しては適用することが困難になる。
【0005】
また、挿入した場合に、拡張する前の先端部のステントの外径よりも狭い狭窄部であった場合には、狭窄部に配置することが困難になる。
【0006】
また、狭窄部を短時間に治療することができないし、複数箇所に狭窄部が存在する場合には適用しにくい。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、細径な部位に対しても適用できると共に、簡単な構成で狭窄部の拡張処置等が短時間に行うことのできる医療装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の医療装置は、生体の周囲で回転磁界を発生する磁界発生部と、外周部に螺旋状突起部設け該螺旋形状突起部と共に回転する磁石を有し、前記生体内に挿入されるカテーテルの内面に該螺旋形状突起部が接触し回転することで該カテーテルから離脱可能に支持される回転部材と、を備えることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0010】
第1の実施の形態:
図1ないし図14は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は医療装置の構成を示す構成図、図2は図1の回転処置部材の断面を示す断面図、図3は図1の医療装置の作用を説明する第1の図、図4は図1の医療装置の作用を説明する第2の図、図5は図1の医療装置の作用を説明する第3の図、図6は図1の医療装置の作用を説明する第4の図、図7は図1の医療装置の第1の変形例を説明する第1の図、図8は図1の医療装置の第1の変形例を説明する第2の図、図9は図1の医療装置の第2の変形例を説明する第1の図、図10は図1の医療装置の第2の変形例を説明する第2の図、図11は図1の医療装置の第3の変形例を説明する第1の図、図12は図1の医療装置の第3の変形例を説明する第2の図、図13は図1の医療装置の第3の変形例を説明する第3の図、図14は図1の医療装置の第4の変形例を説明する図である。
【0011】
図1に示すように、本実施の形態の医療装置1は、生体2内の細管例えば膵管3内に挿入されるカテーテル等の細管よりなる挿入処置具4と、生体2の外部に配置され、回転磁界を発生する磁界発生装置5とから構成される。
【0012】
この挿入処置具4は、可撓性を有する細長の挿入部6と、この挿入部6内に回転自在に配置された回転処置部材8とから構成される。
【0013】
また、磁界発生装置5は、生体2の周囲に例えばリング状に配置されるリング状部材における周方向の複数箇所(例えば60° の角度間隔でそれぞれが対向するように配置された6箇所)に取り付けられた電磁石9と、電磁石9にパルス状の駆動電流を供給する駆動装置10と、この駆動装置10による駆動電流のON/OFF等や、回転磁界の周期等の指示操作を行う操作部11とからなる。
【0014】
回転処置部材8は、本体部20はカプセル形状をなし、その外周面には螺旋状の螺旋突起部21が設けられている。この螺旋突起部21は、例えば左ネジ状で、かつ接触する組織等を損傷しないよう丸みを付けた形状をなしている。
【0015】
図2に示すように、回転処置部材8の本体部20の内部は長手軸を含む中心面22を境にN極及びS極に着磁された永久磁石で形成されており、磁界発生装置5が発生する回転磁界により本体部20が回転し、螺旋突起部21がその外周壁と接触することで回転処置部材8が長手軸方向に進退可能になっている。
【0016】
このような構成による本実施の形態の作用を、生体2内の細管例えば膵管3の狭窄部31ができている場合の処置例で説明する。
【0017】
まず、図示しないX線透視装置や体外式超音波診断装置等により、膵管3の狭窄部31の位置を描出できる状態にする。
【0018】
そして、図3に示すように、内視鏡41の図示しない処置具チャンネルを介して処置しようとする狭窄部31ができている膵管3内に挿入処置具4を先端側から挿入し、挿入処置具4の後端側を押す等して、挿入処置具4を先端を狭窄部31に近づけていく。
【0019】
そして、挿入処置具4を先端が狭窄部31にある程度近接した位置にきたら、図1に示すようにその外側に配置した磁界発生装置5により、操作部11の電源スイッチをONし、時計回り方向の回転磁界を印加する指示操作を行う。
【0020】
すると、図4に示すように回転処置部材8を形成する永久磁石が回転磁界と共に回転し、その回転により、螺旋突起部21が挿入処置具4内面に接触して回転することにより回転処置部材8が挿入処置具4の先端より飛び出し、さらに図5に示すように螺旋突起部21が膵管3の内壁に接触して回転することにより膵管3を推進移動し、螺旋突起部21が狭窄部31に到達すると、図6に示すように狭窄部31の内面に接触して回転することにより、狭窄部31を押し広げながら推進移動する。
【0021】
このようにして回転処置部材8が狭窄部31を通過して拡張処置が終了した場合には、回転磁界の向きを反対にして回転処置部材8を後退移動させる。
【0022】
また、1回の拡張処置では拡張が十分でない場合には、狭窄部31に対して回転処置部材8を複数回、往復移動することによって十分に拡張する処置ができる。
【0023】
また、複数箇所に狭窄部31が存在する場合には、1つの狭窄部31に対して上述したようにして回転処置部材8を通過させることにより拡張処置を行い、さらに回転処置部材8を回転することにより深部側に移動してより深部側に存在する次の狭窄部31に対して同様の拡張処置を行えば良い。
【0024】
このように本実施の形態によれば、簡単な構成でしかも膵管3等の細管内でも使用できるような小型にでき、拡張処置も簡単な操作で行うことができる効果がある。
【0025】
なお、回転処置部材8を挿入処置具4内に予め配置するとしたが、これに限らず、例えば挿入処置具4を内視鏡41の図示しない処置具チャンネルを介して膵管3等の細管に挿入させ、挿入処置具4を先端が狭窄部31にある程度近接した位置に配置した後、生体外にある挿入処置具4の基端より回転処置部材8を挿入処置具4に押し込み、ワイヤ等を用いて挿入処置具4内の回転処置部材8を押し込んで、回転処置部材8を挿入処置具4を先端近傍に位置させてから回転磁界により回転処置部材8を回転させるようにしてもよい。
【0026】
また、図7に示すように、挿入処置具4の先端内壁に回転処置部材8の螺旋突起部21が螺合するネジ部51を設け、回転処置部材8の螺旋突起部21をネジ部51に螺合した状態で挿入処置具4を膵管3等の細管に挿入してよく、螺旋突起部21をネジ部51に螺合させることで、回転処置部材8を脱落させることなく挿入処置具4の先端に配置させ、図8に示すように、回転磁界により回転処置部材8をネジ部51より離脱させることができ、より速く回転処置部材8により挿入処置具4の先端に近接している狭窄部31を処置することができる。
【0027】
さらにまた、図9に示すように、回転処置部材8の先端に糸部材61により細径化したステント62を配置し、回転処置部材8の螺旋突起部21をネジ部51に螺合した状態で挿入処置具4を膵管3等の細管に挿入し、狭窄部31にステント62を位置させた後に、回転磁界により回転処置部材8をネジ部51より突出させ、挿入処置具4の先端に一端が固定されたステント62の糸部材61を切ることで、図10に示すようにステント62を拡張させ、狭窄部31を処置するような構成としてもよい。
【0028】
また、図11に示すように、回転処置部材8を中空のカプセル形状の本体部20aより構成し、図12に示すように、中空の本体部20aを長手軸を含む中心面22を境にN極及びS極に着磁された永久磁石で構成してもよい。この場合、図13に示すように、回転磁界により回転処置部材8を狭窄部31に進退移動させることで拡張処置を行うことも可能であると共に、狭窄部31に回転処置部材8を配置することで中空の本体部20aがステント62の役割を果たすことが可能となる。
【0029】
さらに、図14に示すように、中空のカプセル形状の本体部20aを有する2つの回転処置部材8a,8bを用意し、一方の回転処置部材8aの螺旋突起部21を左ネジ状に、また他方の回転処置部材8bの螺旋突起部21を右ネジ状に形成することで、同一の回転磁界により双方を互いに接近させて拡張処置を行うことが可能となる。この場合も拡張処置を行うことも可能であると共に、狭窄部31に回転処置部材8a,8bを配置することで中空の本体部20aがステント62の役割を果たすことが可能となる。
【0030】
第2の実施の形態:
図15ないし図19は本発明の第2の実施の形態に係わり、図15は医療装置の要部の構成を示す構成図、図16は図15の医療装置の作用を説明する図、図17は図15の回転処置部材の第1の変形例を説明する図、図18は図15の回転処置部材の第2の変形例を説明する第1の図、図19は図15の回転処置部材の第2の変形例を説明する第2の図である。
【0031】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0032】
ところで、従来より、体腔内の所定部位に直接、薬品等を供給するドラッグ・デリバリー・システム(以下、DDS)においては、図20に示すように、着磁された体液で溶融可能なカプセル101内に薬品を充填させ、細径で可撓性を有する挿入器具102の先端内に設けた電磁石103にカプセル101を磁気的に接続させて、体腔内の所望の位置にカプセル101を位置させた後に電磁石103をオフすることで、図21に示すように、カプセル101を離脱し体腔内の所定部位に配置し、カプセル101を溶融させてカプセル101の薬品を所定部位に供給するものが提案されている。
【0033】
なお、このDDSにおいては、薬品だけでなく体腔内のpH等を検知するための各種センサ等を搭載したカプセル形状の医療センサ器具を所定部位に配置させて、所定部位の各種データを取得するものがある。
【0034】
しかし、このように挿入器具102の先端に電磁石等を配置する構成では、電磁石の配置だけではなく配線等を挿入器具102に行わなければならず、挿入器具102を細径化することがむずかしいという問題がある。
【0035】
そこで、第2の実施の形態では、挿入器具の細径化を図ることのできる医療装置について説明する。
【0036】
図15に示すように、本実施の形態の医療装置110は、カプセル形状の本体部121の前後に雄ネジ部122a,122bを有するpHセンサ等の各種センサを内蔵した回転処置部材123と、回転処置部材123の雄ネジ部122bと螺合する雌ネジ部124を先端内壁部に有する生体2内に挿入されるカテーテル等の細管よりなる挿入処置具4とを有し、図示はしないが、第1の実施の形態と同様に、生体2の外部に配置され、回転磁界を発生する磁界発生装置5を備えて構成される。
【0037】
なお、ここで、図示はしないが、例えば雄ネジ部122a,122bの少なくとも一方が、あるいは回転処置部材123の外壁部が、長手軸を含む中心面を境にN極及びS極に着磁された永久磁石で形成されている。
【0038】
そして、図16に示すように、挿入処置具4の先端を体腔内の所望の位置、例えば胃壁131に接近させて位置させる。この状態で、磁界発生装置5により、操作部11の電源スイッチをONし、時計回り方向の回転磁界を印加する指示操作を行う。
【0039】
すると、回転処置部材123が有する永久磁石が回転磁界と共に回転し、その回転により、雄ネジ部122bが雌ネジ部124より離脱すると共に、雄ネジ部122aが胃壁131にねじ込まれて固定され、挿入処置具4を体腔内より抜去することで、所望の部位に回転処置部材123を配置する。このように配置することで、本体部121内に設けられた各種センサにより体腔内データを取得することが可能となる。
【0040】
なお、図17に示すように、本体部121を電磁波を受け発熱するハイパーサーミア部材141より構成することで、所望の部位を加熱治療するハイパーサーミアを行う回転処置部材123aとすることも可能である。
【0041】
さらに、図18に示すように、回転処置部材123bを薬品151を充填させたカプセル本体部152と雄ネジ部122bとから構成し、カプセル形状の本体部152の先端キャップ部153を体液で溶融可能な材質で形成することで、回転処置部材123bを所望の位置に配置させた後、図19に示すように、先端キャップ部153が体液で溶融し、カプセル本体部152内の薬品151を所定部位に直接供給させることができる。
【0042】
このように本実施の形態では、体腔内の所定部位に直接、薬品、センサ等を供給するDDSにおいて、カプセル形状の本体部121に一体的に設けられた雄ネジ部122bを雌ネジ部124に螺合させ、所望位置に配置させた後に回転磁界により回転処置部材123を回転させて挿入処置具4より離脱させるので、挿入処置具4には先端内部に雌ネジ部124を形成するだけでよいので、構造が簡単で挿入処置具4の細径化を図る事が可能となる。
【0043】
なお、本実施の形態では、挿入処置具4には先端内部に雌ネジ部124を形成し、本体部121の雄ネジ部122を螺合させるとしたが、これに限らず、図示はしないが、例えば挿入処置具4には先端外周面に先端雄ネジ部を形成し、本体部121の雄ネジ部122の代わりに、内面に該先端雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を形成した円筒部材を設け、挿入処置具4と回転処置部材123とを接続するように構成してもよく、この場合も回転処置部材8が有する永久磁石が回転磁界と共に回転し、その回転により、先端雄ネジ部より雌ネジ部が離脱することで、本実施の形態と同様な作用・効果を得ることができる。
【0044】
[付記]
(付記項1) 生体内に挿入されるカプセル本体の外面に螺旋状部を形成し、中央付近にカプセル本体の前後を連通する中空部を形成したカプセル状医療装置と、前記カプセル状医療装置が挿入される生体内の周囲で回転磁界を発生する磁界発生部とを有する医療装置において、
前記磁界発生部が発生した磁界を受け、前記カプセル状医療装置が回転するように、カプセル状医療装置の少なくとも一部に永久磁石を配置したこと
ことを特徴とする医療装置。
【0045】
(付記項2) 前記カプセル状医療装置を少なくとも2個体内に挿入し、2個の螺旋部の螺旋方向を逆にすることで、2個の螺腹部が近づいたり離れたりして、狭窄部や縮小部の拡張治療などの医療行為を行えるようにした
ことを特徴とする付記項1に記載の医療装置。
【0046】
(付記項3) 体内に挿入されるカテーテルと、前記カテーテル先端部に設けられた支持部材に支持された医療行為を行うための回転部材と、カテーテルが挿入される生体内の周囲で回転磁界を発生する磁界発生部とを有する医療装置において、
前記磁界発生部が発生した磁界を受け、前記回転部材が前記支持部材から離脱可能に構成した
ことを特徴とする医療装置。
【0047】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、細径な部位に対しても適用できると共に、簡単な構成で狭窄部の拡張処置等が短時間に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る医療装置の構成を示す構成図
【図2】図1の回転処置部材の断面を示す断面図
【図3】図1の医療装置の作用を説明する第1の図
【図4】図1の医療装置の作用を説明する第2の図
【図5】図1の医療装置の作用を説明する第3の図
【図6】図1の医療装置の作用を説明する第4の図
【図7】図1の医療装置の第1の変形例を説明する第1の図
【図8】図1の医療装置の第1の変形例を説明する第2の図
【図9】図1の医療装置の第2の変形例を説明する第1の図
【図10】図1の医療装置の第2の変形例を説明する第2の図
【図11】図1の医療装置の第3の変形例を説明する第1の図
【図12】図1の医療装置の第3の変形例を説明する第2の図
【図13】図1の医療装置の第3の変形例を説明する第3の図
【図14】図1の医療装置の第4の変形例を説明する図
【図15】本発明の第2の実施の形態に係る医療装置の要部の構成を示す構成図
【図16】図15の医療装置の作用を説明する図
【図17】図15の回転処置部材の第1の変形例を説明する図
【図18】図15の回転処置部材の第2の変形例を説明する第1の図
【図19】図15の回転処置部材の第2の変形例を説明する第2の図
【図20】従来のDDSを実現する医療装置の要部の構成を示す構成図
【図21】図20の医療装置の作用を説明する図
【符号の説明】
1…医療装置
2…生体
3…膵管
4…挿入処置具
5…磁界発生装置
6…挿入部
8…回転処置部材
9…電磁石
10…駆動装置
11…操作部
20…本体部
21…螺旋突起部
31…狭窄部
41…内視鏡
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (8)

  1. 生体の周囲で回転磁界を発生する磁界発生部と、
    外周部に螺旋状突起部が設けられ、前記回転磁界を受け該螺旋形状突起部と共に回転する磁石を有し、前記生体内に挿入されるカテーテルの内面に該螺旋形状突起部が接触し回転することで該カテーテルから離脱可能に支持される回転部材と、
    を備えることを特徴とする医療装置。
  2. 前記回転部材は、前記螺旋形状突起部が前記カテーテルの内面に接触して回転することにより、前記カテーテル内を自走することを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  3. 前記螺旋状突起部は、前記回転部材の前後にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医療装置。
  4. 前記回転部材が少なくとも2個備えられ、
    第1の回転部材は、左ネジ状の前記螺旋状突起部を有し、
    第2の回転部材は、右ネジ状の前記螺旋状突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  5. 前記磁界発生部が、前記回転磁界の向きを変え、前記回転部材を進退移動させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の医療装置。
  6. 前記カテーテルは、前記回転部材の前記螺旋状突起部が螺合するネジ部を備えることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一つに記載の医療装置。
  7. 前記回転部材の前後を連通する中空部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の医療装置。
  8. 前記回転部材は、カプセル形状であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の医療装置。
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