JP4033753B2 - 屈曲式トンネル掘削機 - Google Patents

屈曲式トンネル掘削機 Download PDF

Info

Publication number
JP4033753B2
JP4033753B2 JP2002310367A JP2002310367A JP4033753B2 JP 4033753 B2 JP4033753 B2 JP 4033753B2 JP 2002310367 A JP2002310367 A JP 2002310367A JP 2002310367 A JP2002310367 A JP 2002310367A JP 4033753 B2 JP4033753 B2 JP 4033753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
cutter
cutter head
bent
excavator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002310367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004143815A (ja
Inventor
泰治 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP2002310367A priority Critical patent/JP4033753B2/ja
Publication of JP2004143815A publication Critical patent/JP2004143815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4033753B2 publication Critical patent/JP4033753B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、胴部を折り曲げて湾曲状の円形断面トンネルや矩形断面トンネルを掘削可能な屈曲式トンネル掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
トンネルを掘削するトンネル掘削機において、上下左右に湾曲するトンネルを掘削するために、互いに屈曲可能に連結された前胴と後胴により掘削機本体を構成したものが、特許文献1に開示されている。また掘削機本体の前部に回転自在に配置されるカッタヘッドを掘削機本体に対して傾動して切羽面を傾斜させ、掘削方向を変えて湾曲状トンネルを掘削できるものが特許文献2に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特公平4−28880号公報(第1図)
【0004】
【特許文献2】
特開平8−60977号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1では、後胴の前端部に設けられた球面環状のシール面に、前胴後端部のシール部が外嵌されて摺動自在に連結されている。このため、前胴と後胴との屈曲角は、シール面上をシール部が摺動可能な範囲にかぎられるため、傾動範囲が狭く、小さい曲率半径のトンネルを掘削できないという問題があった。
【0006】
また特許文献2では、カッタヘッドがスキンプレートの前端部に干渉するため、大きい傾斜角をとることができず、掘削可能な湾曲状トンネルの範囲が限られるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決して、掘削機本体の屈曲角を十分に確保できて、曲率半径の小さいトンネルを掘削可能な屈曲式トンネル掘削機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、掘削機本体の前部にカッタヘッドを有し、直線状および湾曲状のトンネルを掘削可能な屈曲式トンネル掘削機において、掘削機本体を構成する前胴と後胴とを屈曲自在に連結するとともに少なくとも所定方向にのみ大きい屈曲角で屈曲可能な連結装置を設け、前記連結装置に、前胴の後端部と後胴の前端部の一方に設けられて外周面が球面状に形成された球面筒部と、他方に設けられて前記球面筒部に摺動自在に外嵌される摺接部と、後胴に対して前胴を傾動する屈曲用伸縮装置とを具備し、屈曲内側となる部位での前記一方から他方までの離間距離が、屈曲外側となる部位の離間距離より長くなる傾斜横断面に沿って、他方の胴部の端部を切断し、前記切断面の周縁部に沿って前記摺接部を設けたものである。
【0009】
上記構成によれば、球面筒部に外嵌する摺接部を、傾斜横断面に沿って切断された他方の胴部の切断面の周縁部に沿って設けたので、所定方向に傾動して一方の胴部の端部に規制されるまでの摺動ストロークを大きく確保することができ、前胴と後胴とを大きい屈曲角で折り曲げることができる。これにより、曲率半径が小さいトンネルであっても容易に掘削することができ、トンネル設計上の自由度を拡大することができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、屈曲用伸縮装置のうち、前胴と後胴とが直線状となる直進掘削姿勢で、屈曲外側の屈曲用伸縮装置が収縮状態で停止し、かつ屈曲内側の屈曲用伸縮装置が進展状態で停止するように構成したものである。
【0011】
上記構成によれば、傾動する屈曲外側の屈曲用伸縮装置を進展させ、屈曲内側の屈曲用伸縮装置を収縮させることにより、それぞれの屈曲用伸縮装置のストロークを大きく得ることができ、限られた胴部内空間で小さいストロークの小型の屈曲用伸縮装置であっても、前胴と後胴とを大きい屈曲角で折り曲げることができ、胴部内の空間を有効利用することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、カッタヘッドおよび該カッタヘッドを回転駆動するカッタ駆動装置とを、前胴にカッタ傾動軸受を介して傾動自在に支持するとともに、該カッタヘッドおよびカッタ駆動装置を傾動するカッタ傾動装置を設け、前胴の屈曲内側となるスキンプレートの前端部に、カッタヘッドとの干渉を回避する切欠部を形成したものである。
【0013】
上記構成によれば、切欠部によりスキンプレートに干渉することなくカッタヘッドを傾動させることができ、胴部の屈曲に加えて、さらに曲率半径の小さい湾曲状のトンネルを掘削することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係る屈曲式シールド掘進機の第1の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0015】
このシールド掘進機は、図6に示すように、シールド本体(掘削機本体)1を、カッタヘッド2を有する前胴(他方の胴部)3と後胴(一方の胴部)4とを連結装置5により鉛直方向の胴傾動軸S1を中心に傾動可能として曲進掘削可能に構成したものである。胴部を屈曲して曲進掘削し湾曲状のトンネルを形成するシールド掘進機は、従来では、後胴4に対して前胴3を全周方向にそれぞれ均一角度傾動させて胴部を屈曲可能に構成されるが、このシールド掘進機は、所定方向(ここでは掘進方向に向かって左側)に湾曲した曲率半径の小さいトンネルを掘削するためのもので、後胴4に対して前胴3を左側に大きい胴部屈曲角θLで屈曲して掘削することができるように構成されている。もちろん、掘進方向および姿勢の調整するために、前胴3を後胴4に対して全周囲に小さい調整屈曲角θSで屈曲可能に構成されている。
【0016】
以下詳細を説明する。図1〜図4に示すように、円筒状のシールド本体1の前部には円形断面のトンネルを掘削するカッタヘッド(掘削装置)2が回転自在に支持されており、このシールド本体1は、前胴3と後胴4が連結装置5を介して屈曲自在に連結されている。また前胴3の前部に、切羽崩壊土圧を支持する圧力室6aと、地上側に連通する大気室6bとを区画する圧力隔壁6が設けられ、圧力隔壁6の前胴軸心部にカッタ駆動軸7がカッタ軸受8を介して回転自在に支持されている。
【0017】
前記カッタヘッド2は、図2に示すように、カッタ駆動軸7の前端部に設けられてセンタービット9aを有するセンター部材9と、センター部材9から半径方向の所定角度ごとに突出されてカッタビット10aを有する複数(図では4本)のカッタスポーク10と、カッタスポーク10の外周端を連結するとともに先行ビット11aが設けられたリング部材11と、前記カッタスポーク10に内蔵された余掘り用ジャッキ12aにより先端側に出退自在なコピーカッタ12bと、前記カッタスポーク10から圧力室6a側に突出された複数の攪拌翼12cとが具備されている。
【0018】
カッタヘッド2を回転駆動するカッタ駆動装置13は、カッタ駆動軸7の大気室6b側に取り付けられたカッタ駆動ギヤ14と、カッタ駆動軸7に回転自在に外嵌されて油圧や電源などをカッタヘッド2に供給する継手部材15と、この継手部材15と圧力隔壁6の背面との間に連結された反力支持体16と、この反力支持体16に設けられてカッタ駆動ギヤ14に噛合するカッタ駆動ピニオン17を回転駆動する複数のカッタ駆動モータ18とで構成されている。
【0019】
また前記圧力隔壁6の下部には、スクリュ式排土装置19が貫設されている。前記後胴4の前部には、覆工体であるセグメント21を組立てるエレクタ装置22と、組立てられたセグメント21を反力受けとして押圧部材23aによりシールド本体1を推進する複数の推進ジャッキ23が設けられている。
【0020】
前記連結装置5は、後胴4のスキンプレート4aの前端部に設けられて外周面が球面状に形成された球面筒部(摺動受け部)31と、前胴3のスキンプレート3aの後端部に設けられて球面筒部31に摺動自在に外嵌されシールする摺接部32と、前胴3と後胴4との間に連結されて前胴3を傾動する複数の屈曲ジャッキ(屈曲用伸縮装置)33とで構成されている。また前胴3のスキンプレート3aの後端面3bは、図4に示す直進掘削姿勢で、後胴4のスキンプレート4aの前端部までの左側(屈曲内側)の離間距離Liが、右側(屈曲外側)の離間距離Loより大きくなる傾斜横断面Cに沿って切断されており、傾斜横断面Cは前胴軸心Ofに直交する横断面に対して左側前方から右側後方に傾斜することになる。そして摺接部32は、スキンプレート3aの後端の切断面内面に沿って設けられる。
【0021】
したがって、前胴3と後胴4とが直線状となる直進掘削姿勢では、図4に示すように、右側摺接部32Rが最後方となり、左側摺接部32Lで最前方となる。
これにより、左側摺接部32Lが球面筒部31の摺接限まで移動可能な摺動距離を大きくとることができ、屈曲ジャッキ33(33R,33L)により後胴4に対して前胴3を左側に従来の約2倍に相当する大きい胴部屈曲角θLで傾動させることができる。
【0022】
なお、図7に示すように、前胴(一方の胴部)3の後端部に球面筒部31を設け、後胴(他方の胴部)4の前端部に摺接部32を設けても良い。この場合、摺接部32が設けられる後胴4の前端部4bが、右前方から左後方に傾斜する傾斜面に沿って切断されることになる。
【0023】
また、前記屈曲ジャッキ33は周方向の一定間隔をあけて複数本が配設されており、従来のシールド掘進機のすべての屈曲ジャッキは、直進掘削姿勢では進展限と収縮限の中間位置に停止するようにストロークが設定されるが、本発明の屈曲ジャッキ33は、図4に示すように、直進掘削姿勢では(屈曲外側となる)右側屈曲ジャッキ33Rが収縮限側位置で停止され、また(屈曲内側となる)左側屈曲ジャッキ33Lが進展限側位置で停止されている。したがって、後胴4に対して前胴3を直進掘削姿勢から左側に屈曲させる時の右側屈曲ジャッキ33Rの進展ストロークと、左側屈曲ジャッキ33Lの収縮ストロークとをそれぞれ大きくとることができる。
【0024】
上記実施の形態によれば、前胴3の後端部3bを右側後方から左側前方に傾斜する傾斜横断面に沿って切除し、摺接部32の左側部位32Lを前方に位置させ、前胴3の右側を後方に伸張して摺接部32の右側部位32Rを後方に位置させることで、左側に屈曲させた場合の摺接部32の左側部位32Lおよび右側部位32Rの摺動距離を大きくとることができ、前胴3が後胴4に干渉することなく、大きい胴部屈曲角θLで前胴3を傾動させることができる。
【0025】
ところで、シールド掘進機は、所定の掘削区間を掘削するために掘削工事ごとに製造されるのが一般的であり、目的の掘削区間に小さい曲率半径のトンネルがある場合、本発明の構成を取り入れることにより、後胴4に対する前胴3の傾動角を大きくすることができて、小さい曲率半径のトンネルを容易に掘削することができる。
【0026】
また、前胴3と後胴4との間に連結される屈曲ジャッキ33を、直進掘削状態で、右側屈曲ジャッキ33Rを収縮限側位置で停止させ、左側屈曲ジャッキ33Lを進展限側位置で停止させるように構成することで、左側に屈曲させる場合の右側屈曲ジャッキ33Rの進展ストロークと、左側屈曲ジャッキ33Lの収縮ストロークとをそれぞれ大きくとることができる。これにより、スペースが限られた大気室6b内で、小さいストロークの小型の屈曲ジャッキ33であっても、後胴4に対して前胴3を大きい胴部屈曲角θLで傾動させることができ、大気室6bの空間を有効利用することができる。
【0027】
図8〜図10は、本発明に係る屈曲式シールド掘進機の第2の実施の形態を示す。このシールド掘進機は、カッタ傾動装置50を追加してカッタヘッド2を傾動可能に構成したもので、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
このカッタ傾動装置50は、カッタヘッド2およびカッタ駆動装置13を前胴2に傾動自在に支持するカッタ傾動軸受51と、カッタヘッド2およびカッタ駆動装置13を鉛直方向のカッタ傾動軸S2を中心に掘進方向左側に傾動させるカッタ傾動シリンダ52とで構成されている。
【0029】
すなわち、圧力隔壁6の軸心部に形成された開口部には、リング状のカッタ傾動軸受51を介してカッタ軸受8が所定範囲で傾動自在に支持されている。カッタ傾動軸受51は、カッタ軸受8の外周部に取り付けられたリング状の球面座と、圧力隔壁6に取り付けられて前記球面座に摺動自在に外嵌する摺接環とで構成されている。そして球面座側に反力支持体16が設けられており、また前胴3の部材と反力支持体16との間にカッタ傾動シリンダ52が設けられている。さらに、前胴3のスキンプレート3aの前端部は、カッタヘッド2を傾動させた時に、カッタヘッド2がスキンプレート3aに干渉しないように、前胴3のスキンプレート3aの左側部に切欠部53が形成され、カッタヘッド2に大きいカッタ傾動角θCを確保できるように構成されている。
【0030】
したがって、後胴4に対して前胴3を傾斜させるとともに、前記カッタ傾動シリンダ52により、反力支持体16を介してカッタ駆動装置13およびカッタヘッド2とをカッタ傾動軸受51を介して傾動させる。この時、前胴3のスキンプレート3aに形成された切欠部53により、カッタヘッド2とスキンプレート3aとの干渉が防止され、カッタヘッド2を大きい傾動角で傾斜させることができる。したがって、カッタヘッド2をカッタ傾動角θCで掘進方向に傾動させてカッタヘッド2の掘削面を湾曲中心側に向けることで、前胴と後胴4との胴部屈曲角θLによる作用効果に加えて、さらに曲率半径の小さいトンネルであってもスムーズに掘進させることができ、カッタヘッド2が前胴3のスキンプレート3aに干渉することもない。
【0031】
上記実施の形態では、円形断面のトンネルを掘削するシールド掘進機について説明したが、図12に示すように、矩形断面のトンネルを掘削するシールド掘進機であってもよい。
【0032】
なお、上記実施の形態では、胴部の屈曲構造として、前胴と後胴との間に連結した複数本の屈曲ジャッキのストロークを管理することにより、前胴を後胴に対して胴部傾動軸(屈曲中心)S1を中心として屈曲させたが、屈曲ジャッキのストロークを管理して、屈曲する内側の摺接部付近の任意の胴部傾動軸を中心に傾動させてもよく、この場合の摺動受け部は放物面となる。また胴部傾動軸(屈曲中心)S1に屈曲ピンを配置したものでもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、球面筒部に外嵌する摺接部を、傾斜横断面に沿って切断された他方の胴部の切断面の周縁部に沿って設けたので、所定方向に傾動して一方の胴部の端部に規制されるまでの摺動ストロークを大きく確保することができ、前胴と後胴とを大きい屈曲角で折り曲げることができる。これにより、曲率半径が小さいトンネルであっても容易に掘削することができ、トンネル設計上の自由度を拡大することができる。
【0034】
請求項2記載の発明によれば、傾動する屈曲外側の屈曲用伸縮装置を進展させ、屈曲内側の屈曲用伸縮装置を収縮させることにより、それぞれの屈曲用伸縮装置のストロークを大きく得ることができ、限られた胴部内空間で小さいストロークの小型の屈曲用伸縮装置であっても、前胴と後胴とを大きい屈曲角で折り曲げることができ、胴部内の空間を有効利用することができる。
【0035】
請求項3記載の発明によれば、切欠部によりスキンプレートに干渉することなくカッタヘッドを傾動させることができ、胴部の屈曲に加えて、さらに曲率半径の小さい湾曲状のトンネルを掘削することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシールド掘進機の実施の形態を示す側面断面図である。
【図2】同シールド掘進機の正面図である。
【図3】同シールド掘進機の背面図である。
【図4】同シールド掘進機の平面断面図である。
【図5】同シールド掘進機の屈曲状態を示す平面断面図である。
【図6】(a)は同シールド掘進機の直進掘削状態を示す概略平面図、(b)は曲進掘削状態を示す概略平面図である。
【図7】(a)は他の実施の形態のシールド掘進機の直進掘削状態を示す概略平面図、(b)は曲進掘削状態を示す概略平面図である。
【図8】(a)は本発明に係る第2の実施の形態のシールド掘進機の直進掘削状態を示す概略平面図、(b)は曲進掘削状態を示す概略平面図である。
【図9】同シールド掘進機の側面断面図である。
【図10】同シールド掘進機の平面断面図である。
【図11】同シールド掘進機の曲進掘削状態を示す平面断面図である。
【図12】他の実施の形態を示す矩形断面シールド掘進機を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
Of 前胴軸心
C 傾斜横断面
θL 胴部屈曲角
θC カッタ傾動角
1 シールド本体
2 カッタヘッド
3 前胴
3a スキンプレート
4 後胴
5 連結部
6 圧力隔壁
9 センター部材
11 カッタスポーク
12b コピーカッタ
13 カッタ駆動装置
18 カッタ駆動モータ
31 球面筒部
32 摺接部
32R 右側摺接部
32L 左側摺接部
33 屈曲ジャッキ
33R 右側屈曲ジャッキ
33L 左側屈曲ジャッキ
50 カッタ傾動装置
51 カッタ傾動軸受
52 カッタ傾動ジャッキ
53 切欠き部

Claims (3)

  1. 掘削機本体の前部に掘削装置を有し、直線状および湾曲状のトンネルを掘削可能な屈曲式トンネル掘削機において、
    掘削機本体を構成する前胴と後胴とを屈曲自在に連結するとともに少なくとも所定方向にのみ大きい屈曲角で屈曲可能な連結装置を設け、
    前記連結装置に、前胴の後端部と後胴の前端部の一方に設けられた摺動受け部と、他方に設けられて前記摺動受け部に摺動自在に外嵌される摺接部と、後胴に対して前胴を傾動する屈曲用伸縮装置とを具備し、
    前記他方の胴部の端部を、屈曲内側となる部位で前記一方の胴部から他方の胴部までの離間距離が、屈曲外側となる部位の離間距離より長くなる傾斜横断面に沿って切断し、
    前記切断面の周縁部に沿って前記摺接部を設けた
    ことを特徴とする屈曲式トンネル掘削機。
  2. 屈曲用伸縮装置のうち、前胴と後胴とが直線状となる直進掘削姿勢で、屈曲外側の屈曲用伸縮装置が収縮状態で停止し、かつ屈曲内側の屈曲用伸縮装置が進展状態で停止するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の屈曲式トンネル掘削機。
  3. 掘削装置を、カッタヘッドおよび該カッタヘッドを回転駆動するカッタ駆動装置とで構成し、
    前記カッタヘッドおよびカッタ駆動装置を、前胴にカッタ傾動軸受を介して傾動自在に支持するとともに、該カッタヘッドおよびカッタ駆動装置を傾動するカッタ傾動装置を設け、
    前胴の屈曲内側となるスキンプレートの前端部に、カッタヘッドとの干渉を回避する切欠部を形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の屈曲式トンネル掘削機。
JP2002310367A 2002-10-25 2002-10-25 屈曲式トンネル掘削機 Expired - Fee Related JP4033753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002310367A JP4033753B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 屈曲式トンネル掘削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002310367A JP4033753B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 屈曲式トンネル掘削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004143815A JP2004143815A (ja) 2004-05-20
JP4033753B2 true JP4033753B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=32455875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002310367A Expired - Fee Related JP4033753B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 屈曲式トンネル掘削機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4033753B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5198229B2 (ja) * 2008-11-21 2013-05-15 大成建設株式会社 曲線施工用トンネル掘削機及びそれを用いたトンネルの構築方法
CN104314581A (zh) * 2014-09-15 2015-01-28 上海盾构设计试验研究中心有限公司 用于矩形掘进机姿态调整的球形铰接纠偏装置
JP6081516B2 (ja) * 2015-04-28 2017-02-15 植村 誠 オープンシールド機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004143815A (ja) 2004-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4033753B2 (ja) 屈曲式トンネル掘削機
JP5198229B2 (ja) 曲線施工用トンネル掘削機及びそれを用いたトンネルの構築方法
JP3841625B2 (ja) 拡縮式トンネル掘削機の胴部構造
JP2017160716A (ja) 掘削具、掘削具を用いた掘削装置
JP4582419B2 (ja) シールド掘進機
JP3784241B2 (ja) シールド掘進機及びその仮推進方法
JP7458891B2 (ja) トンネル掘削装置
JP2802580B2 (ja) 急曲線用中折れシールド掘進機
JP2021193242A (ja) トンネル掘削機
JP3202195B2 (ja) 異形断面用分岐シールド掘進機
JP4390585B2 (ja) シールド掘削機
JP4347683B2 (ja) トンネル掘削機
JP4557847B2 (ja) シールド掘進機のテールシール装置
JP4467829B2 (ja) シールド掘進機のセグメント間隙調整装置
JPH083518Y2 (ja) トンネル掘削機
JPH11223085A (ja) シールド掘削機の推進方法
JP4366278B2 (ja) シールド掘進機
JP4179434B2 (ja) トンネル掘削機
JP2003286798A (ja) 多連シールド掘進機
JPH0631536B2 (ja) シールド掘進機
JPH08144689A (ja) シールド掘進機
JP2008303572A (ja) トンネル掘削機の推進方法及びこの方法に使用する反力支持装置
JPH0332620Y2 (ja)
JP2001241294A (ja) トンネル掘進機
JP2002147165A (ja) シールド掘削機及びシールド掘削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071023

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4033753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees