JP4033168B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、鍋内の米に水を吸水させる吸水工程を有する炊飯器に関するものである。
一般に、おいしい飯を得るためには米に充分な水を含ませた後炊飯すればよいことが知られている。炊飯の際の吸水工程は、米の糊化温度(60〜70℃)以下の温度で米に水を吸わせる工程であり、予熱工程とも言うことができる。米は、精白米の状態では含水率が15%前後であるが、飽和状態まで吸水すると含水率約30%となる。一般的に、浸水温度が高いほど飽和状態に到達する時間は短く、水温5℃で2時間以上、水温20℃で約1時間、水温60℃で約20分である。飽和状態に吸水した米を炊飯すると、米粒の中心まで水分と熱が行きわたり、芯のない良好な食味のご飯が炊きあがる。
現在のマイコンにより制御を行う炊飯器では、この原理を応用して40〜50℃の高温で20分間の吸水工程を入れ、短時間で吸水させた後炊き上げるようになっており、鍋内を米の糊化温度より低い温度で一定時間吸水させた後に炊飯加熱を行うのである(例えば、特許文献1参照)。
また、炊飯量に応じて浸水時間を調整しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、複数の浸水時間を記憶しておき、状況に応じて使用者が選択できるようにしているものもある(例えば、特許文献3参照)。
特公昭59−24815号公報 特公昭63−46684号公報 特開平3−30731号公報
しかしながら、使用者の使い方としては、炊飯開始までにあらかじめ浸水させている場合が少なからずある。飽和状態まで浸水させた米をさらに高温浸水させた場合、米の表面の組織が崩れ、べちゃついたご飯になり、食味が劣ってしまう。つまり、使用者が食味をよくしようとした操作が逆に食味を落とす結果になる場合があるのである。このようなときには、使用者が炊飯器を操作して吸水工程のない、あるいは短縮されたコースを選べば解決されるが、その判断は使用者に任され、機器側から自動で最適に炊き上げることはできなかった。
また、飽和までの浸水時間は水温によって異なるが、使用者が日常の炊飯において水温とその最適浸水時間を判断することは困難であり、誰もが常に最適条件で最もおいしく炊き上げるということは難しかった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、使用者の炊飯前の準備状態に応じた最適な吸水工程を実行することで、使用者に負担をかけることなく、自動で常に良好な食味のご飯が得られる炊飯器を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、炊飯器本体と、前記炊飯器本体の内部に収納され米と水を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の重量を検知する鍋重量検知手段と一定の基準重量を記憶する基準重量記憶手段と、前記鍋重量検知手段が検出する鍋の重量と前記基準重量記憶手段に記憶された基準重量とを比較する重量比較手段と、前記重量比較手段が前記鍋重量検知手段により検出された鍋の重量の方が基準重量記憶手段に記憶された基準重量よりも重いと判定してから計時を開始し炊飯開始操作が行なわれるまでの時間を予備浸漬時間として測定する予備浸漬時間測定手段と、鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記予備浸漬時間測定手段からの出力と前記鍋温度検知手段からの出力を入力として炊飯開始時の米の吸水率を推定し前記加熱手段を制御する加熱制御手段とを備え、前記加熱制御手段は、炊飯開始時に米の吸水状態が所定の状態を満たしていると判断した場合にも、一定時間、所定温度にて前記鍋内の米に水を吸水させる吸水工程を実施するよう構成したものである。
これにより、使用者の炊飯前の準備状態に応じた最適な吸水工程を実行することで、使用者に負担をかけることなく、自動で常に良好な食味のご飯を得ることができる。
なお、この所定の最適な吸水状態については、鋭意研究の結果、独自に見出した事象に基づいている。すなわち、米の吸水状態とご飯の炊きあがりの食味に関する相関についてである。米の吸水において、飽和吸水率に達するまでの時間は水温が高いほど短いが、飽和吸水状態が長く続くと米の表面が崩れたり米が糊化し始めたりするため、炊飯した場合に食味が劣ってしまう。
また、ご飯のおいしさの要因である甘味となる還元糖は、浸漬水温が高く、時間が長いほど多く生成されるが、この状態が長く続くと、同様に米の表面が崩れたり米が糊化し始めたりするため、炊飯した場合の食味が劣るのである。これらの事象より、米の浸漬温度と時間の関係は、炊き上がりのご飯の触感と甘味、つまりおいしさと相関しているといえる。すなわち、良食味のご飯に炊きあげるための米の吸水状態の至適範囲が存在し、それは米の浸漬温度と時間の条件に置きかえることができるのである。
本発明の炊飯器は、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
第1の発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体の内部に収納され米と水を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の重量を検知する鍋重量検知手段と、一定の基準重量を記憶する基準重量記憶手段と、前記鍋重量検知手段が検出する鍋の重量と前記基準重量記憶手段に記憶された基準重量とを比較する重量比較手段と、前記重量比較手段が前記鍋重量検知手段により検出された鍋の重量の方が前記基準重量記憶手段に記憶された基準重量よりも重いと判定してから計時を開始し炊飯開始操作が行なわれるまでの時間を予備浸漬時間として測定する予備浸漬時間測定手段と、鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記予備浸漬時間測定手段からの出力と前記鍋温度検知手段からの出力を入力として炊飯開始時の米の吸水率を推定し前記加熱手段を制御する加熱制御手段とを備え、前記加熱制御手段は、炊飯開始時に米の吸水状態が所定の状態を満たしていると判断した場合にも、一定時間、所定温度にて前記鍋内の米に水を吸水させる吸水工程を実施するよう構成したものであり、通常の炊飯操作だけで、米と水の入った鍋を炊飯器本体にセットした時点から炊飯開始する時点までの時間を予備浸漬時間として計測し、加熱制御手段はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の時間を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。また、炊き上げ開始時の水温は所定の温度となり、予備浸漬時の水温ばらつきの影響をなくして、所定の水温から炊き上げを開始することができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、基準重量記憶手段に記憶する重量を、鍋単体の重量以上としたものであり、通常の炊飯操作だけで、米と水の入った鍋を炊飯器本体にセットした時点から炊飯開始する時点までの時間を予備浸漬時間として計測し、加熱制御手段はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の時間を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
の発明は、上記第1または2の発明において、加熱制御手段は、吸水工程終了時の米の吸水状態を所定の状態にするよう前記吸水工程の温度または時間を加減するようにしたものであり、使用者が炊飯の準備、つまり米を水に浸した時点から炊飯開始する時点までの予備浸漬時間を計測し、加熱制御手段はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の温度または時間を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
の発明は、上記第1〜のいずれか1つの発明において、加熱制御手段は、吸水工程において、時間と温度の組み合わせによる複数の工程パターンを有し、少なくとも予備浸漬時間測定手段からの出力より判断し、前記吸水工程終了時の米の吸水状態が所定の状態になる最適な1つの工程パターンを選択するようにしたものであり、使用者が炊飯の準備、つまり米を水に浸した時点から炊飯開始する時点までの予備浸漬時間を計測し、加熱制御手段はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の時間と温度を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
の発明は、上記第1〜のいずれか1つの発明において、予備浸漬時間測定手段からの出力状態を表示する表示手段を備えたものであり、使用者が炊飯の準備、つまり米を水に浸した時点からの経過時間を表示するので、使用者が予備浸漬時間を確認することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施例の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における炊飯器のシステム構成図を示すものである。
図1に示すように、炊飯器本体1は、内部に米と水を入れる鍋2を着脱自在に収納し、鍋2の底側面部に対向するように鍋2を加熱する加熱手段3を配置している。炊飯器本体1の上面開口部には、鍋2を着脱可能なように開閉自在な外蓋5を備えている。
また、鍋2の底面中央に外接して鍋2の重量を検出する鍋重量センサ6を配置し、鍋2がこの鍋重量センサ6上に搭載されることにより、鍋重量センサ6は、鍋2の重量に相当する電気信号を鍋重量検知手段7に出力し、鍋重量検知手段7は鍋2の重量Wを検知する。この鍋重量センサ6内には鍋2の底面に外接するように鍋温度検知手段を構成する鍋センサ4を配置している。基準重量記憶手段8は、鍋2の単体状態での鍋重量WKを基準重量W0として記憶している。
重量比較手段9は、鍋重量検知手段7が検知した鍋重量Wと基準重量記憶手段8に記憶された基準重量W0とを比較し、その結果を予備浸漬時間測定手段10に信号を出力する。
予備浸漬時間測定手段10は、重量比較手段9からの信号が、鍋重量検知手段7の検知した鍋重量Wの方が基準重量記憶手段8に記憶された基準重量W0よりも重いと判定した信号の場合、予備浸漬時間をリセットした後予備浸漬時間を測定開始する。
加熱制御手段11は予備浸漬時間測定手段10で予備浸漬時間を測定開始し炊飯開始操作が行われるまでの時間を予備浸漬時間として、この予備浸漬時間により加熱手段3を制御するよう構成している。
ここで、加熱制御手段11は、鍋2内の米に水を吸水させる吸水工程終了時の米の吸水状態を所定の状態にするよう少なくとも吸水工程の時間を加減するよう構成している。
上記構成において図2〜図5を参照しながら動作、作用を説明する。図2は本発明の実施の形態1における炊飯器の動作プログラムのフローチャートを示すものである。
図2に示すように、まず、炊飯器本体1に商用電源から電源を供給すると、ステップ21で鍋重量検知手段7は鍋重量センサ6からの電気信号を入力し鍋2の重量Wを検知して重量比較手段8に出力し、ステップ22に進む。
ステップ22では、重量比較手段9が鍋重量検知手段7から入力された鍋2の重量Wと基準重量記憶手段8に記憶された基準重量W0とを比較する。W≦W0の場合は、鍋2が空であるか鍋2が炊飯器本体1内に収納されていないと判断しステップ21に戻る。一方、W>W0の場合は、鍋2内に米と水が入れられたと判断し、ステップ23に進む。
ステップ23では、予備浸水時間測定手段10の予備浸水時間の測定値をリセットし、予備浸水時間を測定開始し、ステップ24に進む。
ステップ24では、炊飯器本体1に備えた炊飯開始スイッチ(図示せず)が操作されたかどうかを判定し、操作された場合は炊飯開始となり、ステップ25で予備浸水時間を測定終了する。そして、ステップ26で予備浸水時間を基に吸水工程条件を判定して加熱制御手段11により加熱手段3を制御して吸水工程を開始する。
ステップ24で炊飯開始スイッチが操作されなければ、ステップ24に戻り炊飯開始スイッチが操作されるのを待つ。
つぎに、吸水工程の条件について、図3、図4を用いて説明する。
図3は、精白米の浸漬の水温および時間における吸水率を示したものである。生米の飽和吸水率は30%前後であるが、水温5℃では2時間以上、20℃では約1時間、30℃では約40分、60℃では約20分で飽和状態に達する。また、水温が高いほど飽和吸水率は高くなっているが、これは水温が高い状態が長時間続くと米粒の表面の組織の吸水による膨張が促進されるためである。
それよりも高温の60℃になると、米粒表面の糊化が始まる。糊化とは、安定した構造をもつ生米のベータ澱粉に水分と約60℃以上の熱を加えると澱粉の結晶構造が崩れ、その間に水の分子が侵入して目の粗い網目構造のアルファ澱粉に変化することである。つまり、糊化が始まると吸水率がさらに高くなるのである。ここで、それぞれの浸水温度において飽和状態に吸水した米を炊飯すると、飽和吸水率が高くなるほど、かつ飽和状態に達してからの時間が長いほど粒の表面が崩れ、べちゃべちゃのご飯に炊き上がり、食味が劣る結果となった。
しかし、飽和吸水率が30%以下の場合は、長時間浸水しても粒の崩れは比較的少なく、食味の劣化は少なかった。以上より、吸水率が30%を超える場合には、組織の崩壊や糊化など、澱粉の吸水以外の現象が起こっていると考えられる。これらの結果から、粒の中まで火が通り、べたつきが少ない良食味のご飯に炊き上げるためには、吸水率が飽和状態まで達していて、かつ30%以下の吸水率であることが必要なのである。
また、図4は精白米の浸漬の水温および時間における還元糖量を示したものである。米の澱粉は加水分解されてグルコースなどの還元糖となり、これがご飯の甘み成分となる。つまり、還元糖の多いご飯ほど甘く食味が優れているということができる。澱粉の還元糖への分解は、アミラーゼ等の米自身に含まれている酵素の働きを介して起こるため、これら酵素の至適活性温度である40℃から60℃で吸水させた場合にもっとも米の甘みが引き出せるのである。
以上2つの結果より、粒がしっかりとして甘味のある良食味のご飯を炊き上げるための浸漬工程の条件は、炊き上げ直前に米の吸水率が飽和状態まで達しており、かつ吸水率30%以下、かつ水温が40〜60℃であることであるといえる。よって、予備浸漬時間測定手段10により測定された予備浸漬時間により、その不足分について吸水工程で吸水させることとなる。
つぎに、本実施の形態における炊飯器の炊飯工程を図5を用いて説明する。
図5は本実施の形態における炊飯器の炊飯工程を示す図である。図5に示すように、予備浸漬時間が30分、吸水工程開始時の鍋底温度が20℃であった場合、加熱制御手段7は浸漬工程が30分必要であると判断し、また、予備浸漬時間が30分間、鍋底温度が5℃であった場合には、浸漬工程が90分間必要であると判断し、加熱手段3がこれを実行した後炊き上げ工程に移行する。つづく炊き上げ工程では高火力で炊飯し、鍋センサ4が炊き上がり温度を検知した時点で鍋2内を均一になじませるむらし工程に移行し、むらし工程では所定時間を経過すると炊飯が終了する。以上一連の操作により、常に物性の良好なご飯を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、鍋重量検知手段7が鍋重量センサ6からの電気信号を入力して鍋2の重量Wを検知し、その重量が基準重量W0よりも重いと判定してから炊飯開始スイッチが操作されるまでの時間を浸漬時間として測定可能としたことにより、通常の炊飯操作だけで、米と水の入った鍋2を炊飯器本体1内にセットした時点から炊飯開始する時点までの時間を予備浸漬時間として計測し、加熱制御手段11はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の時間を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
なお、本実施の形態では、基準重量記憶手段8に記憶した基準重量W0を鍋2単体の重量WKと設定したが、鍋重量センサ6の検知精度や鍋重量検知手段7の精度を考慮して、鍋2単体の重量WKに一定の重量Aをプラスした値を基準重量W0として記憶することにより、機器の誤動作を防ぐことができる。
また、上記一定重量Aは、炊飯器本体1が炊飯可能な最低炊飯量の米の重量より重く、かつそのときの米と水の量を加えた量よりも軽い重量に設定すると、確実に米が浸水状態にあるので、正確な予備浸漬時間を計測することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における炊飯器のシステム構成図を示すものである。
図6に示すように、加熱制御手段51は予備浸漬時間測定手段10で予備浸漬時間を測定開始し炊飯開始操作が行われるまでの時間を予備浸漬時間として、この予備浸漬時間と鍋温度検知手段である鍋センサ4からの温度情報により加熱手段3を制御するよう構成している。
ここで、加熱制御手段51は、鍋2内の米に水を吸水させる吸水工程終了時の米の吸水状態を所定の状態にするよう少なくとも吸水工程の時間を加減するよう構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において図5および図7を参照しながら動作、作用を説明する。図7は、本実施の形態における炊飯器の動作プログラムのフローチャートである。なお、ステップ21からステップ25までの動作は、上記実施の形態1の動作と同一であるので、説明を省略する。
炊飯開始スイッチが操作され、ステップ25で予備浸水時間を測定終了した後、ステップ52で鍋センサ4からの鍋検知温度を入力し、米の予備浸漬温度とする。そして、ステップ53で予備浸水時間と米の予備浸漬温度を基に吸水工程条件を判定して加熱制御手段51により加熱手段3を制御して吸水工程を開始する。吸水工程以降については、上記実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
つぎに、本実施の形態における炊飯器の炊飯工程を図5を用いて説明する。
図5に示すように、予備浸漬時間が30分、吸水工程開始時の鍋底温度が20℃であった場合、加熱制御手段7は浸漬工程が30分必要であると判断し、また、予備浸漬時間が30分間、鍋底温度が5℃であった場合には、浸漬工程が90分間必要であると判断し、加熱手段3がこれを実行した後炊き上げ工程に移行する。つづく炊き上げ工程では高火力で炊飯し、鍋センサ4が炊き上がり温度を検知した時点で鍋内を均一になじませるむらし工程に移行し、むらし工程では所定時間を経過すると炊飯が終了する。以上一連の操作により、常に物性の良好なご飯を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、鍋重量検知手段7が鍋重量センサ6からの電気信号を入力し鍋2の重量Wを検知し、その重量が基準重量W0よりも重いと判定した後炊飯開始スイッチが操作されるまでの時間を浸漬時間として測定可能としたことにより、通常の炊飯操作だけで、米と水の入った鍋2を炊飯器本体1内にセットした時点から炊飯開始する時点までの時間を予備浸漬時間として計測し、加熱制御手段51はその予備浸漬時間と鍋温度測定手段4からの予備浸漬温度から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の時間を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間と水温に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
なお、本実施の形態では、鍋2の温度検知は炊飯開始スイッチを操作されたタイミングで行うようにしたが、予備浸漬時間測定開始時に鍋温度の測定を開始し、炊飯開始スイッチが操作されるまでの平均温度を浸水温度としてもよい。
(実施の形態3)
図6に示す加熱制御手段51は、吸水工程終了時の米の吸水状態を所定の状態にするよう吸水工程の温度と時間を加減するよう構成している。他の構成は上記実施の形態2と同じである。
上記構成において図7および図8を参照しながら動作、作用を説明する。図8は、本実施の形態における炊飯器の炊飯工程を示す図である。なお、図7にてステップ21からステップ25までの動作は、上記実施の形態2の動作と同一であるので、説明を省略する。
ステップ25で予備浸水時間を測定終了した後、ステップ52で鍋センサ4からの鍋検知温度を入力し、米の予備浸漬温度とする。そして、ステップ53で予備浸水時間と米の予備浸漬温度を基に吸水工程条件を判定して加熱制御手段51により加熱手段3を制御して吸水工程を開始する。
ここで、加熱制御手段51には、予め前述の実験データより時間と水温と吸水率に関する推定式を持たせておき、予備浸漬時間と予備浸漬温度から炊飯開始時の米の吸水率を推定する。炊飯開始と同時に始まる吸水工程では、加熱制御手段51は推定された吸水率と予備浸漬時間と鍋底温度から判断して、米の吸水率が飽和状態まで達し、かつ吸水率30%以下、かつ水温が40〜60℃になるように加熱手段3を制御し、この状態に達した時点で吸水工程を終了する。
すなわち、図8に示すように、予備浸漬時間が30分、鍋底温度が20℃であった場合、加熱制御手段51は浸漬工程が鍋底温度50℃で10分間必要であると判断し、また、予備浸漬時間が30分、鍋底温度が5℃であった場合には、浸漬工程が鍋底温度50℃で20分間必要であると判断し、加熱手段3がこれを実行した後炊き上げ工程に移行する。つづく炊き上げ工程では高火力で炊飯し、鍋センサ4が炊き上がり温度を検知した時点で鍋内を均一になじませるむらし工程に移行し、むらし工程では所定時間を経過すると炊飯が終了する。
以上一連の操作により、使用者に負担をかけることなく、米の吸水不足により芯のあるご飯になったり、浸水しすぎによりべちゃついたご飯になったりすることを防ぎ、かつ米に含まれる酵素を活性化し、甘味に優れたご飯を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、吸水工程終了時の米の吸水状態を所定の状態にするよう吸水工程の温度と時間を加減するようにしたので、使用者が炊飯の準備、つまり米を水に浸した時点から炊飯開始する時点までの予備浸漬時間を計測し、加熱制御手段51はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の温度と時間を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
なお、本実施の形態では、吸水工程終了時の米の吸水状態を所定の状態にすべく吸水工程の温度と時間を加減するようにしているが、吸水工程の温度を加減するようにしてもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
(実施の形態4)
図6に示す加熱制御手段51は、炊飯開始時に米の吸水状態が所定の状態を満たしている場合にも、所定温度にて吸水工程を実施するよう構成している。他の構成は上記実施の形態2または3と同じである。
上記構成において図9を参照しながら動作、作用を説明する。図9は、本実施の形態における炊飯器の炊飯工程を示す図である。なお、使用者が鍋2を炊飯器本体1内にセットし、炊飯開始スイッチを操作するまでの動作は上記実施の形態2または3と同じであり、説明を省略する。
上記実施の形態2または3における炊飯動作と同様に、加熱制御手段51が予備浸漬時間と予備浸漬温度から炊飯開始時の米の吸水率を推定するが、炊飯開始時の米の吸水率がすでに所定の条件に達していると判断された場合にも、加熱制御手段51は一定時間、水温が40〜60℃になるように加熱手段3を制御する。
すなわち、図9に示すように、予備浸漬時間が60分、鍋底温度が20℃であった場合、および予備浸漬時間が120分、鍋底温度が5℃であった場合には、いずれも米の吸水状態は飽和に達していると判断するが、どちらの場合においても加熱制御手段51は吸水工程を鍋底温度50℃で5分間実行するように加熱手段3を制御する。その後、炊き上げ工程とむらし工程に移行し、ご飯を炊き上げる。この操作により、予備浸水時の水温のばらつきの影響をなくし、予備浸漬の状態に関わらず、常に安定した食味のご飯を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、炊飯開始時に米の吸水状態が所定の状態を満たしている場合にも、所定温度にて吸水工程を実施するようにしたので、炊き上げ開始時の水温は所定の温度となり、予備浸漬時の水温ばらつきの影響をなくして、所定の水温から炊き上げを開始することができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
(実施の形態5)
図6に示す加熱制御手段51は、吸水工程において、時間と温度の組み合わせによる複数の工程パターンを有し、少なくとも予備浸漬時間測定手段10からの出力より判断し、吸水工程終了時の米の吸水状態が所定の状態になる最適な1つの工程パターンを選択するようにしている。他の構成は上記実施の形態3または4と同じである。
上記構成において動作、作用を説明する。なお、使用者が鍋2を炊飯器本体1内にセットし、炊飯開始スイッチを操作するまでの動作は上記実施の形態3または4と同じであり、説明を省略する。
上記実施の形態3または4における炊飯動作と同様に、加熱制御手段51が予備浸漬時間と予備浸漬温度から炊飯開始時の米の吸水率を推定するが、予め加熱制御手段51に、特に物性と甘味のバランスがとれた良好な食味のご飯が得られる吸水時間と温度の組み合わせの複数の工程パターンを持たせておき、炊飯開始時の吸水条件に最も適した吸水工程パターンをその中から選択して実行することにより、自動で常に触感と甘味のバランスの取れた良好な食味のご飯を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、加熱制御手段51は、吸水工程において、時間と温度の組み合わせによる複数の工程パターンを有し、少なくとも予備浸漬時間測定手段10からの出力より判断し、吸水工程終了時の米の吸水状態が所定の状態になる最適な1つの工程パターンを選択するようにしたので、使用者が炊飯の準備、つまり米を水に浸した時点から炊飯開始する時点までの予備浸漬時間を計測し、加熱制御手段51はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の時間と温度を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
(実施の形態6)
図10は、本発明の実施の形態6における炊飯器のシステム構成図を示すものである。
図10に示すように、炊飯器本体1は、内部に米と水を入れる鍋2を着脱自在に収納し、鍋2の底側面部に対向するように鍋2を加熱する加熱手段3を配置している。炊飯器本体1の上面開口部には、鍋2を着脱可能なように開閉自在な外蓋5を備えている。炊飯器本体1の上面開口部には、鍋2を着脱可能なように開閉自在な外蓋5を備えている。
外蓋5には、炊飯器の状態を使用者に知らせるための表示手段である液晶表示器62を搭載している。加熱制御手段61は予備浸漬時間測定手段10で予備浸漬時間を測定開始し炊飯開始操作が行われるまでの時間を予備浸漬時間として、この予備浸漬時間により加熱手段3を制御するとともに、予備浸漬時間測定手段10で予備浸漬時間を測定開始してからの経過時間を表示手段である液晶表示62に表示するよう構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作、作用を説明する。なお、基本的な動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。
本実施の形態においては、鍋重量検知手段7が鍋重量センサ6からの電気信号を入力し鍋2の重量Wを検知し、その重量が基準重量W0よりも重いと判定した後炊飯開始スイッチが操作されるまでの時間を浸漬時間として測定可能としたことにより、通常の炊飯操作だけで、米と水の入った鍋2を炊飯器本体1内にセットした時点から炊飯開始する時点までの時間を予備浸漬時間として計測し、加熱制御手段61はその予備浸漬時間から米の吸水状態を算出して、炊飯開始時から米の吸水状態の至適範囲に達するように吸水工程の時間を自動的に加減し、米が最適な吸水状態になるように調整するので、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができる。
さらに、使用者は液晶表示器62に表示された予備浸漬経過時間を確認することで、必要以上な予備浸漬を行うことなく、浸水しすぎによりべちゃついたご飯になるのを防ぐことができる。
さらに、予備浸漬時間が、一定時間以上になった場合に使用者に注意を促す表示を液晶表示器62に表示することで、浸水のしすぎを防止できる。この注意を促す表示は、炊飯器の状態を報知するブザー等の報知手段(図示せず)により、報知しても同様な効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態1〜6は、マイコンにより制御されるその他の方式の炊飯器においても実施可能であることはいうまでもない。
また、上記実施の形態1〜6における精白米の浸漬の水温および時間における吸水率および還元糖量とその結果から導き出せる所定の吸水条件は、精白米品種にコシヒカリを用いた一例であり、米の品種や状態によって適宜調整することができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、炊飯を開始するまでの米の予備浸漬時間に関係なく、米が最適な吸水状態で炊き上げることができ、自動で常に良食味のご飯を得ることができるので、鍋内の米に水を吸水させる吸水工程を有する炊飯器として有用である。
本発明の実施の形態1における炊飯器のシステム構成図 同炊飯器の動作プログラムのフローチャート 精白米の浸漬の水温および時間における吸水率を示す図 精白米の浸漬の水温および時間における還元糖量を示す図 同炊飯器の炊飯工程を示す図 本発明の実施の形態2における炊飯器のシステム構成図 同炊飯器の動作プログラムのフローチャート 本発明の実施の形態3における炊飯器の炊飯工程を示す図 本発明の実施の形態4における炊飯器の炊飯工程を示す図 本発明の実施の形態6における炊飯器のシステム構成図
符号の説明
1 炊飯器本体
2 鍋
3 加熱手段
4 鍋センサ(鍋温度検知手段)
7 鍋重量検知手段
8 基準重量記憶手段
9 重量比較手段
10 予備浸漬時間測定手段
11 加熱制御手段

Claims (5)

  1. 炊飯器本体と、前記炊飯器本体の内部に収納され米と水を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の重量を検知する鍋重量検知手段と、一定の基準重量を記憶する基準重量記憶手段と、前記鍋重量検知手段が検出する鍋の重量と前記基準重量記憶手段に記憶された基準重量とを比較する重量比較手段と、前記重量比較手段が前記鍋重量検知手段により検出された鍋の重量の方が前記基準重量記憶手段に記憶された基準重量よりも重いと判定してから計時を開始し炊飯開始操作が行なわれるまでの時間を予備浸漬時間として測定する予備浸漬時間測定手段と、鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記予備浸漬時間測定手段からの出力と前記鍋温度検知手段からの出力を入力として炊飯開始時の米の吸水率を推定し前記加熱手段を制御する加熱制御手段とを備え、前記加熱制御手段は、炊飯開始時に米の吸水状態が所定の状態を満たしていると判断した場合にも、一定時間、所定温度にて前記鍋内の米に水を吸水させる吸水工程を実施するよう構成した炊飯器。
  2. 基準重量記憶手段に記憶する重量を、鍋単体の重量以上とした請求項1記載の炊飯器。
  3. 加熱制御手段は、吸水工程終了時の米の吸水状態を所定の状態にするよう前記吸水工程の温度または時間を加減するようにした請求項1または2記載の炊飯器。
  4. 加熱制御手段は、吸水工程において、時間と温度の組み合わせによる複数の工程パターンを有し、少なくとも予備浸漬時間測定手段からの出力より判断し、前記吸水工程終了時の米の吸水状態が所定の状態になる最適な1つの工程パターンを選択するようにした請求項1〜のいずれか1項に記載の炊飯器。
  5. 予備浸漬時間測定手段からの出力状態を表示する表示手段を備えた請求項1〜のいずれか1項に記載の炊飯器。
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