JP4031723B2 - 設備管理システムおよび設備管理方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、設備管理システムおよび設備管理方法、特に、トンネル等の土木設備の土木設備管理システム、および、トンネル等の土木設備の検査方法を含む土木設備管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術においては、トンネル内の壁面の状態を検出手段により検出・記憶し、記憶した壁面状態から壁面の健全度を判定するトンネル壁面判定装置において、前記検出手段として壁面の状態を可視画像として撮影する可視画像撮影手段と赤外線画像として撮影する赤外線画像撮影手段とを併用し、可視画像を記憶する可視画像記憶手段と赤外線画像を記憶する赤外線画像記憶手段と、記憶した画像からひびを抽出するひび抽出手段と、記憶した画像から漏水を抽出する漏水抽出手段と、記憶した画像から剥離を抽出する剥離抽出手段と、抽出したひび、漏水および剥離の結果から壁面の健全度を判定する壁面判定手段とを有するものであった(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−259656号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、トンネル等の土木設備検査において収集した各種画像および音響データに基づき、表面におけるひび、漏水、剥離などの特徴を抽出し、経年劣化、健全度を判定し、今後実施するとしている内部詳細検査が必要な箇所の抽出が容易になることまでに留まっており、表面状態と実際に実施した内部詳細検査結果との関連を把握する等の的確な検査作業を行えないものであった。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるようにして設備検査を適切かつ容易に行える設備管理システムおよび設備管理方法を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る設備管理システムでは、所定の方向に延在する被検査領域としての表面について所定長にわたり連続して作成された表面画像データを含む表面検査データに前記所定の方向における位置データを関連付けした位置関連表面検査データを格納する設備検査結果管理手段と、前記設備検査結果管理手段に通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記端末装置で利用するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明による実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1は実施の形態1における機能構成を示すブロック図である。
【0008】
図1において、トンネル等の土木設備の表面検査に関し、カメラ・ビデオ等の撮影装置8による表面撮影にて収集した表面画像データを保存しておく機能を有する土木設備検査結果管理手段1が設けられ、スキャナ装置2は目視結果をスケッチした図面等を電子データに変換し、スケッチ図面データとして土木設備検査結果管理手段1に格納する。
ノートパソコン等を用いて構築される土木設備検査現場端末3が土木設備検査結果管理システム1内に保存された表面画像データおよびスケッチ図面データを送受信可能なローカルエリアネットワーク4に接続される。
土木設備検査現場端末3には、内部検査装置6が検査データ伝送装置7を介して接続される。
土木設備検査結果管理システム1のディスプレイモニタ5上には表面画像データ10が表示され、土木設備検査現場端末3のモニタ上には表示された表面画像データ20が表示される。
【0009】
動作について説明する。
まず、撮影装置8を用い、トンネル内の端部から、順次、予め定められた小区分単位で、予め定められた小区分毎にトンネル内を撮影し、土木設備検査結果管理システム1に格納する。
その場合、各小区分区間毎にエリア番号を付加する。また、横方向と縦方向の距離も付加する。
また、順番に格納されるので、土木設備検査結果管理手段1は連続した画像データとして取り扱えるような記憶の仕方をすることができる。
撮影が困難な場所は、予め定められた小区分単位にスケッチを行い、エリア番号を付加してスキャナ装置2から読み込み、土木設備検査結果管理手段1に格納する。
【0010】
次に、このシステムの動作について説明する。
上記に格納された画像データを、まずは、エリア設定13にエリア番号を入力し、画像取得釦14を操作することにより、土木設備検査結果管理システム1のディスプレイモニタ5に該当エリアを表示する。
表示される際には、表面画像10には、画面上において横方向および縦方向の座標が土木設備検査結果管理システム1により演算されて表示される。トンネルを例にとると横方向は進行方向の距離、縦方向は上下方向の距離である。
土木設備検査結果管理手段1は長大表面画像データを保存できる十分な記憶容量を有しており、表示画像をスクロールボタン11により進行方向にスクロールさせることにより、任意の場所の表面画像データを演算された座標と共に表示することができる。
また、座標データ表示部分12に座標データを入力することにより、任意の場所の表面画像データを表示することができる。
【0011】
この発明による実施の形態1によれば、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理する土木設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データを格納する設備検査結果管理手段1と、前記設備検査結果管理手段1にローカルエリアネットワーク4からなる通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する土木設備検査現場端末3からなる端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で利用するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるようにして設備検査を適切かつ容易に行える設備管理システムを得ることができる。
【0012】
また、この発明による実施の形態1によれば、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を土木設備検査現場端末3からなる端末装置で必要に応じ利用できるようにして設備検査を適切かつ容易に行える設備管理方法を得ることができる。
【0013】
実施の形態2.
この発明による実施の形態2を図1および図2に基づいて説明する。図1は実施の形態2における全体機能構成を示すブロック図である。図2は実施の形態2における部分機能構成を示すブロック図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成および方法以外の構成内容および方法内容については、先に説明した実施の形態1における構成および方法と同一の構成内容および方法内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
【0014】
図1において、土木設備検査端末3はローカルエリアネットワーク4を介して土木設備検査結果管理システム1の表面画像データを検査に必要な分だけ取り込む。
土木設備検査結果管理システム1から土木設備検査端末3への表面画像データの取り込み方法は、まず、土木設備検査端末3の小区分画像取込用画面表示20にローカルエリアネットワーク4を介して土木設備検査結果管理システム1の表面画像データをエリア番号を付加した小区分区間毎に表示させる。この時は、まだ小区分表面画像データを表示させているのみで、土木設備検査端末3上には格納されていない。また、小区分画像取込用画面20は、後述する検査用画面表示29とは異なるものである。
小区分画像取込用画面20は、検査に必要な小区分表面画像データを選択表示させるために、土木設備検査結果管理システム1の画面と同様に表示画像をスクロールボタン11により進行方向にスクロールさせることにより、任意の場所の表面画像データを演算された座標と共に表示することができる。
また、座標データ表示部分12に座標データを入力することにより、任意の場所の表面画像データを表示することができる。
このようにして検査に必要な小区分表面画像データを表示したときに、土木設備検査端末3の画面20上に設けた小区分画像取得釦15を操作することにより、検査に必要な小区分表面画像データを土木設備検査端末3上に格納する。
【0015】
土木設備検査結果管理手段1から土木設備検査端末3へ取り込んだ小区分表面画像データは、土木設備検査端末3の記憶装置において小区分表面画像データのエリア番号毎に記憶する。土木設備検査端末3の検査用画面29上において、小区分表面画像データを表示させるときは、このエリア番号により小区分表面画像データを呼び出して表示する。
【0016】
次に、図2を用いて説明する。
土木設備検査端末3の表示画面20上において、土木設備検査結果管理システム1より取り込んだ小区分表面画像データは、検査用画面29の表面画像データ表示部21に表示される。
表示する小区分表面画像データの選択は取り込んだ枚数に応じて表示される画像ナンバー釦22により呼び出しが可能である。
また、土木設備検査端末3へは、内部詳細検査装置6から内部検査データ伝送装置7を介して内部検査結果が取り込まれる。
そして、土木設備検査端末3の検査用画面29は内部詳細検査装置6による内部検査結果表示部分23を有する。
このように表面画像データ部分21と内部検査結果表示部分23から構成されているため、表面状態と内部状態を同時に確認することができる。
【0017】
内部詳細検査データは、次のようにして数値データとして表現する。
内部詳細検査方法には、打音検査,コアリング,電磁波レーダ法,超音波方など様々な方法があり、得られる検査データもそれぞれの検査方法毎に異なるものである。
例えば、打音検査ではトンネル壁面をハンマーで打撃することにより、その際に発する打撃音から検査員が経験を基に判断し、コンクリートの劣化状態を判断する。
打音検査の記録を残す際には、コンクリートの状態を、緊急に補修を要することを示すランクから健全までの5段階程度にて記録しているため、打音検査の結果を数値的に残すために検査員の判断により、1〜5の数値レベルとして、土木設備検査端末3の検査用画面29の内部検査結果表示部分23の内部詳細検査データ欄25へ、検査員が直接結果を入力することにより記憶させる。
また、ハンマー打撃音をマイクロフォンで音声データとして取り込み、打撃音の大きさを示す音圧レベルや音色を示す周波数データを内部詳細検査結果の数値データとすることができる。
また、コアリング,電磁波レーダ法,超音波法による内部詳細検査では、コンクリートの厚みやコンクリート内部の亀裂等の変状箇所までの表面からの距離を内部詳細検査の結果として数値データとして採用することができる。
【0018】
以上に示した内部詳細検査結果を数値データとして、土木設備検査端末3の検査用画面29の内部検査結果表示部分23の内部詳細検査データ欄25へ直接検査結果を入力することにより表示させることができる。
この際、打音検査等の内部詳細検査装置6の検査データを検査データ伝送装置7にて外部取り出し機構を設け、土木設備検査端末3とインタフェースを構築することで、土木設備検査端末3の画面上の内部検査結果表示部分23にリアルタイムで内部詳細検査結果24を表示することができる。
【0019】
内部詳細検査位置の画像上への位置決めは、検査員が土木設備検査端末3の検査用画面29における表面画像データ表示部分21上をポインティングツール26により、ポインティングすることにより設定し、画面上に表示する(例えば、27の位置)。
このため、内部詳細検査を実施した箇所を1ポイント毎に任意の位置に位置決めすることが可能である。また、土木設備検査端末3の画面における表面画像データ部分21は、予め横方法と縦方向に座標決めされている。
これは、土木設備検査端末3が小区分表面画像データを土木設備検査結果管理システム1から取り込む際に座標データを演算し、エリア番号毎に記憶しており、表面画像データ表示部分21上の表面画像データは、その4角の座標データを元に、縦横の長さを演算し、画面上の1画素当たりの縦横の長さを把握している。
また、土木設備検査端末3は表面画像データを構成する縦横の画素数を把握しているため、画素数と1画素当たりの縦横の長さにより、画像を構成する個々の画素の座標データを記憶することができる。
このことにより、検査員が画面上でポインティングした位置の座標データを自動的に認識することができ、内部詳細検査位置を1ポイント毎に座標データを数値管理することができる。
内部詳細検査を実施した箇所の座標データは、二次元データとして(x,y)形式で記憶される。これに、内部状態をレベルとして表現した一次元データ(z)の内部詳細検査データを紐付けて、(x,y,z)で表現される3次元空間でのデータとして記憶し、内部詳細検査データとして土木設備検査端末3内に格納することができる。
【0020】
この発明による実施の形態2によれば、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理する土木設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データを格納する土木設備検査結果管理手段1と、前記土木設備検査結果管理手段1にローカルエリアネットワーク4からなる通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する土木設備検査現場端末3からなる端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で利用するとともに、前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置は、前記土木設備検査結果管理手段1から取り込んだ表面画像データを含む表面検査データ上において、内部詳細検査結果を入力できる内部検査データ伝送装置7およびポインティングツール26からなる入力手段を有するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、表面画像データを含む表面検査データと内部検査データとを的確に関連付けるようにして設備検査を適切かつ容易に行える設備管理システムを得ることができる。
【0021】
また、この発明による実施の形態2によれば、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するとともに、前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置に表示された表面画像データを含む表面検査データ上において、前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で内部検査データ伝送装置7およびポインティングツール26からなる入力手段により内部詳細検査結果を入力できるようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、表面画像データを含む表面検査データと内部検査データとを的確に関連付けるようにして設備検査を適切かつ容易に行える設備管理方法を得ることができる。
【0022】
実施の形態3.
この発明による実施の形態3を図3に基づいて説明する。図3は実施の形態3における機能構成を示すブロック図である。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成および方法以外の構成内容および方法内容については、先に説明した実施の形態1および実施の形態2における構成および方法と同一の構成内容および方法内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
【0023】
図3において、土木設備検査端末3は、土木設備検査端末3内に取り込んだ小区分単位の表面画像データ21上に随時ポインティングにて検査位置を入力した内部詳細検査結果27において、その検査データ28とその座標データ29を整合させた状態にて保存する機構を有し、そのデータを外部に取り出すことが可能である。内部詳細検査データ28とその座標データ29がリンクされた土木設備検査端末3上の表面画像データ30の取り出しは、小区分単位の表面画像データ単位毎に画面上のスイッチにて簡単な操作で取り出すことができる。
土木設備検査端末3より取り出した内部詳細検査データ28とその座標データ29がリンクされた土木設備検査端末3上の表面画像データ30を、再び土木設備検査結果管理システム1の長大表面画像データ10の座標に座標データ29をリンクさせて格納することにより、土木設備検査結果管理システム1にて保存されている長大表面画像データ10の表示画像31において、内部詳細検査を実施した箇所については、表面画像データ10の上に内部詳細検査結果28を表示することができる。
【0024】
内部詳細検査方法には、打音検査、コアリング、電磁波レーダ法、超音波法など様々な方法があり、複数の方式にて実施した内部詳細検査結果28を得た内部検査方法とは異なる手法にて内部詳細検査を実施し、土木設備検査端末3内に取り込んだ小区分単位の表面画像データ21上に随時ポインティングにて検査位置を入力することにより、その内部詳細検査データ32とその座標データ29を整合させた状態にて保存する。
土木設備検査端末3より内部詳細検査データ32とその座標データ29がリンクされた表面画像データを取り出し、再び土木設備検査結果管理システム1の長大表面画像データ10の座標に座標データ29をリンクさせて格納する。
この際、内部詳細検査結果28とは別の階層として格納する。複数の階層を同時表示させることにより、異なる内部詳細検査結果を表面画像データ10上に同時に表示することが可能である。
以上により、表面情報と内部情報を容易に一元管理することができると同時に、複数の内部詳細結果を実施した箇所を長大画像の上で視覚的に容易に確認することができる。
【0025】
このように、実施の形態3では、土木設備検査結果管理システムより取り込んだ小区分単位の表面画像データとその画像上に現場にて随時入力した内部詳細検査結果とを同時に取り出し、再び土木設備検査結果管理システムへ格納することにより、表面情報と内部情報を一元管理することができるようにしたものである。
【0026】
この発明による実施の形態3によれば、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理する土木設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データを格納する土木設備検査結果管理手段1と、前記土木設備検査結果管理手段1にローカルエリアネットワーク4からなる通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する土木設備検査現場端末3からなる端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で利用するとともに、前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置は、前記土木設備検査結果管理手段1から取り込んだ表面画像データを含む表面検査データ上において、内部詳細検査結果を入力できる内部検査データ伝送装置7およびポインティングツール26からなる入力手段を有し、かつ、設備検査結果管理手段から取り込んだ表面画像データを含む表面検査データの一部と、前記端末装置において入力した内部詳細検査結果とを前記端末装置から取り出し、前記設備検査結果管理手段へ格納することにより、表面検査情報と内部検査情報を一元管理するするようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、表面画像データを含む表面検査データと内部検査データとを的確に関連付けでき、しかも、表面検査情報と内部検査情報を一元管理できて設備検査を適切かつ容易に行える設備管理システムを得ることができる。
【0027】
また、この発明による実施の形態3によれば、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するとともに、前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置に表示された表面画像データを含む表面検査データ上において、前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で内部検査データ伝送装置7およびポインティングツール26からなる入力手段により内部詳細検査結果を入力できるようにし、かつ、設備検査結果管理手段から取り込んだ表面画像データを含む表面検査データの一部と、前記端末装置において入力した内部詳細検査結果とを前記端末装置から同時に取り出し、前記設備検査結果管理手段へ格納することにより、表面検査情報と内部検査情報を一元管理するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、表面画像データを含む表面検査データと内部検査データとを的確に関連付けでき、しかも、表面検査情報と内部検査情報を一元管理できて設備検査を適切かつ容易に行える設備管理方法を得ることができる。
【0028】
実施の形態4.
この発明による実施の形態4を図4に基づいて説明する。図4は実施の形態4における機能構成を示すブロック図である。
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成および方法以外の構成内容および方法内容については、先に説明した実施の形態1ないし実施の形態3における構成および方法と同一の構成内容および方法内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
【0029】
この発明の実施の形態4について説明する。
実施の形態2および実施の形態3では、表面画像と内部検査結果とのリンク方法は、土木設備検査結果管理端末1の表示画面上にて随時ポインティングにて入力させる方法について述べたが、この実施の形態4では、予め位置データと紐付けされた電磁波レーダ等によるコンクリートの厚み等の内部詳細検査データ33を土木設備検査結果管理システム1の長大画像データ10の位置データ34とにおいて、電磁波レーダ等によるコンクリートの厚み等の内部詳細検査データ33における座標データと土木設備検査結果管理システム1の長大画像10の座標データを比較し、同じ座標にあるところの土木設備検査結果管理システム1の長大画像データ10と電磁波レーダ等によるコンクリートの厚み等の内部詳細検査データ33とを同時に画面上に表示することにより、表面画像とコンクリートの厚み等の内部詳細データを同時に画面表示させることが可能になり、ひび割れや漏水状態等の表面状態とコンクリートの厚み状態を見比べることにより、表面状態と内部状態を一元管理することができる。
図4に示すように、表面画像31上にコンクリートの厚み等の内部詳細検査データを等高線35等にて重ね描きにて表示させることにより、表面状態と内部状態を同時に把握することができ、土木設備における補修の必要性検討、および補修時期の判断検討を支援することが可能である。
【0030】
このように、実施の形態4では、表面画像と内部検査結果とのリンク方法において、請求項2記載の現場端末での表示画面上でのポインティングによる入力方法とは別に、予め位置データと紐付けされ関連付けされた電磁波レーダ等によるコンクリートの厚み等の内部検査データを表面画像の位置データとリンクさせることにより実現させるようにしたものである。
【0031】
この発明による実施の形態4によれば、実施の形態1から実施の形態3までのいずれかの構成内容において、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理する土木設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データを格納する土木設備検査結果管理手段1と、前記土木設備検査結果管理手段1にローカルエリアネットワーク4からなる通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する土木設備検査現場端末3からなる端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で利用するとともに、位置データと関連付けされた前記内部検査データの位置データと表面画像データを含む表面検査データの位置データとに基づき前記内部検査データと表面検査データとをリンクさせるするようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用でき、しかも、表面検査データと内部検査データとを的確にリンクできて、設備検査を適切かつ容易に行える設備管理システムを得ることができる。
【0032】
また、この発明による実施の形態4によれば、実施の形態1から実施の形態3までのいずれかの方法内容において、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するとともに、位置データと関連付けされた前記内部検査データの位置データと表面画像データを含む表面検査データの位置データとに基づき前記内部検査データと表面検査データとをリンクさせるするようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用でき、しかも、表面検査データと内部検査データとを的確にリンクできて、設備検査を適切かつ容易に行える設備管理方法を得ることができる。
【0033】
実施の形態5.
この発明による実施の形態5を図5に基づいて説明する。図5は実施の形態5における機能構成を示すブロック図である。
この実施の形態5において、ここで説明する特有の構成および方法以外の構成内容および方法内容については、先に説明した実施の形態1ないし実施の形態4における構成および方法と同一の構成内容および方法内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
【0034】
この発明の実施の形態5を図5に基づいて説明する。検査・補修スケジュールを立案・管理する土木設備検査・補修支援装置50をローカルエリアネットワーク4にて土木設備検査結果管理手段1と接続し、実施の形態1から実施の形態4までに説明した土木設備検査結果管理手段1の各種検査結果データベースを土木設備検査・補修支援装置50で共有できるシステムを構築することにより、各保守管理区内の検査・補修に関するデータを一元管理することができ、土木設備の表面・内部状態、それに対する検査実施状況および補修実施状況を一目で把握することが可能となる。
これにより、検査漏れ・補修漏れを無くすことができると共に、不要な検査・補修を防ぐことができ、各保守管理区内の検査・補修業務を効果的かつ効率的に遂行することに寄与することができる。
【0035】
更に、点在する保守管理区単位の管理システム51を広域ネットワーク52にて接続し、各保守管理区のデータを集中管理するセンター機能を本部機構に設け、本部機構にて全ての保守管理区のデータを一括管理する。
本部機構には、前記センター機能を遂行する土木設備中央管理システム53として、各保守管理区の統括的保守管理を行う土木設備検査・補修管理システム54、および土木設備全般の統括的財産管理を行う土木設備図面・台帳管理システム55を構築することにより、本部機構にて土木設備全般の保守管理、および財産管理を効率的かつ効果的に実現することが可能となる。
【0036】
この発明による実施の形態5によれば、実施の形態1から実施の形態4までのいずれかの構成内容において、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理する土木設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データを格納する土木設備検査結果管理手段1と、前記土木設備検査結果管理手段1にローカルエリアネットワーク4からなる通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する土木設備検査現場端末3からなる端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で利用するとともに、検査・補修スケジュールを立案・管理する土木設備検査・補修支援装置50を各保守管理区に設けられた前記土木設備検査結果管理手段1と接続して、前記土木設備検査結果管理手段1の各種検査結果データベースを前記土木設備検査・補修支援装置50において共有できるシステムを構成し、各保守管理区内の検査・補修に関するデータを一元管理するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、設備検査・補修支援装置において各種検査結果データベースを共有して設備検査を適切かつ容易に行える設備管理システムを得ることができる。
【0037】
また、この発明による実施の形態5によれば、実施の形態1から実施の形態4までのいずれかの構成内容において、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理する土木設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データを格納する土木設備検査結果管理手段1と、前記土木設備検査結果管理手段1にローカルエリアネットワーク4からなる通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する土木設備検査現場端末3からなる端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記土木設備検査現場端末3からなる端末装置で利用するとともに、複数の保守管理区単位にそれぞれ設けられた管理システム51をネットワークにて接続し、各保守管理区の管理データを集中管理する中央管理システム53を設け、前記中央管理システム53により前記複数の保守管理区のデータを一括管理するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、中央管理システムにより複数の保守管理区のデータを一括管理するようにして設備検査を適切かつ容易に行える設備管理システムを得ることができる。
【0038】
さらに、この発明による実施の形態5によれば、実施の形態1から実施の形態4までのいずれかの方法内容において、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するとともに、検査・補修スケジュールを立案・管理する土木設備検査・補修支援装置50を各保守管理区に設けられた前記設備検査結果管理手段と接続して、前記設備検査結果管理手段の各種検査結果データベースを前記設備検査・補修支援装置において共有できるようにして、各保守管理区内の検査・補修に関するデータを一元管理するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、設備検査・補修支援装置において各種検査結果データベースを共有して設備検査を適切かつ容易に行える設備管理方法を得ることができる。
【0039】
そして、この発明による実施の形態5によれば、実施の形態1から実施の形態4までのいずれかの方法内容において、トンネル延長方向等の所定の方向に被検査領域としてのトンネル内部表面が所定長にわたり延在するトンネル等の土木設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について撮像装置8により所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよびスケッチ図面をスキャナ2で読み取ることにより作成されたスケッチ図面データからなる表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向におけるエリア番号からなる位置データを紐付けし関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するとともに、複数の保守管理区単位にそれぞれ設けられた土木設備検査結果管理手段1,土木設備検査現場端末3および土木設備検査・補修支援装置50を含む管理システム51のデータを取り込む中央管理システム53により、複数の保守管理区の管理データを集中管理することによって、前記複数の保守管理区のデータを一括管理するようにしたので、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるとともに、中央管理システムにより複数の保守管理区のデータを一括管理するようにして設備検査を適切かつ容易に行える設備管理方法を得ることができる。
【0040】
以上のように、この発明による実施の形態では、トンネル等土木設備の表面画像の上に内部詳細検査結果を表示、および管理することを容易に実施できるように構成したので、表面状態と内部状態の関連を容易に把握でき、現地に出向かなくても事務所に居ながらにして、検査および補修の効率的かつ効果的な計画を立案することができる。
また、各保守管理区毎のデータを中央にて集中管理できるシステム構成としているため、中央にて土木設備全般としての統括的な保守管理、および財産管理が容易に可能となる。
【0041】
【発明の効果】
この発明によれば、設備の被検査領域について所定長にわたり連続して作成された表面検査データの一部を端末装置で必要に応じ利用できるようにして設備検査を適切かつ容易に行える効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における機能構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明による実施の形態2における機能構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明による実施の形態3における機能構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明による実施の形態4における機能構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明による実施の形態5における機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 土木設備検査結果管理システム、2 スキャナ装置、3 土木設備検査現場端末、4 ローカルエリアネットワーク、5 ディスプレイモニタ、6 内部検査装置、7 内部検査データ伝送装置、10 土木設備検査結果管理システム1に表示された画像データ、20 土木設備検査現場端末3のモニタ上に表示された画像データ。
Claims (14)
- 所定の方向に被検査領域としての表面が所定長にわたり延在する設備を検査し、その検査結果を管理する設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について所定長にわたり連続して作成された表面画像データを含む表面検査データに前記所定の方向における位置データを関連付けした位置関連表面検査データを格納する設備検査結果管理手段と、前記設備検査結果管理手段に通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記端末装置で利用するようにしたことを特徴とする設備管理システム。
- 所定の方向に被検査領域としての表面が所定長にわたり延在する設備を検査し、その検査結果を管理する設備管理システムにおいて、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよび表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向における位置データを関連付けした位置関連表面検査データを格納する設備検査結果管理手段と、前記設備検査結果管理手段に通信手段を介して接続され前記位置関連表面検査データを利用する端末装置とを備え、前記位置データに基づき前記表面検査データの一部を抽出して前記端末装置で利用するようにしたことを特徴とする設備管理システム。
- 前記端末装置は、前記設備検査結果管理手段から取り込んだ表面画像データを含む表面検査データ上において、内部詳細検査結果を入力できる入力手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の設備管理システム。
- 設備検査結果管理手段から取り込んだ表面画像データを含む表面検査データの一部と、前記端末装置において入力した内部詳細検査結果とを前記端末装置から取り出し、前記設備検査結果管理手段へ格納することにより、表面検査情報と内部検査情報を一元管理することを特徴とする請求項3に記載の設備管理システム。
- 位置データと関連付けされた前記内部検査データの位置データと表面画像データを含む表面検査データの位置データとに基づき前記内部検査データと表面検査データとをリンクさせることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の設備管理システム。
- 検査・補修スケジュールを立案・管理する設備検査・補修支援装置を各保守管理区に設けられた前記設備検査結果管理手段と接続して、前記設備検査結果管理手段の各種検査結果データベースを前記設備検査・補修支援装置において共有できるシステムを構成し、各保守管理区内の検査・補修に関するデータを一元管理することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の設備管理システム。
- 複数の保守管理区単位にそれぞれ設けられた管理システムをネットワークによって接続し、各保守管理区の管理データを集中管理する中央管理システムを設け、前記中央管理システムにより前記複数の保守管理区のデータを一括管理することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の設備管理システム。
- 所定の方向に被検査領域としての表面が所定長にわたり延在する設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について所定長にわたり連続して作成された表面画像データを含む表面検査データに前記所定の方向における位置データを関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するようにしたことを特徴とする設備管理方法。
- 所定の方向に被検査領域としての表面が所定長にわたり延在する設備を検査し、その検査結果を管理するにあたり、前記所定の方向に延在する被検査領域としての表面について所定長にわたり連続して作成された表面画像データおよび表面スケッチデータを含む表面検査データに前記所定の方向における位置データを関連付けした位置関連表面検査データの一部を前記位置データに基づき抽出して端末装置で表示し利用するようにしたことを特徴とする設備管理方法。
- 前記端末装置に表示された表面画像データを含む表面検査データ上において、前記端末装置により内部詳細検査結果を入力するようにしたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の設備管理方法。
- 設備検査結果管理手段から取り込んだ表面画像データを含む表面検査データの一部と、前記端末装置において入力した内部詳細検査結果とを前記端末装置から同時に取り出し、前記設備検査結果管理手段へ格納することにより、表面検査情報と内部検査情報を一元管理することを特徴とする請求項10に記載の設備管理方法。
- 位置データと関連付けされた前記内部検査データの位置データと表面画像データを含む表面検査データの位置データとに基づき前記内部検査データと表面検査データとをリンクさせることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の設備管理システム。
- 検査・補修スケジュールを立案・管理する設備検査・補修支援装置を各保守管理区に設けられた前記設備検査結果管理手段と接続して、前記設備検査結果管理手段の各種検査結果データベースを前記設備検査・補修支援装置において共有できるシステムを構成し、各保守管理区内の検査・補修に関するデータを一元管理することを特徴とする請求項8から請求項12までのいずれかに記載の設備管理方法。
- 複数の保守管理区単位にそれぞれ設けられた管理システムのデータを取り込む中央管理システムにより複数の保守管理区の管理データを集中管理することによって、前記複数の保守管理区のデータを一括管理することを特徴とする請求項8から請求項13までのいずれかに記載の設備管理方法。
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