JP4031447B2 - オフセット調整可能な差動増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、増幅器に関するものである。とりわけ、本発明は、オフセット調整可能な差動増幅器に関するものである。
差動増幅器には多くの用途がある。例えば、差動増幅器は、一般に、電子機器に広く使われている演算増幅器に用いられる。差動増幅器は、メモリ・セル・アレイ内におけるメモリ・セルの論理状態を検知するために利用することも可能である。
差動増幅器のオフセット・エラーは、差動増幅器の性能を制限する可能性がある。例えば、差動増幅器を利用して、抵抗性メモリ・セル(resistive memory cell)の抵抗を検知することが可能である。差動増幅器のオフセット・エラーによって、抵抗性メモリ・セルの抵抗状態の検知に対する信頼性が損なわれる可能性がある。
図1には、オフセット・エラーを含む典型的な差動増幅器100が示されている。差動増幅器100には、第1の入力トランジスタ110、第2の入力トランジスタ120、第1の出力トランジスタ130、及び、第2の出力トランジスタ140を含むことが可能である。
差動増幅器100の出力信号VOは、一般に、第1の入力V+と第2の入力V−との差と線形的関係を有している。出力信号VOには、一般に、オフセット・エラーVOFFが含まれている。出力信号は、VO=A(V+ − V−)+VOFFで表わすことが可能であり、ここで、Aは差動増幅器100の利得である。
差動増幅器のオフセット・エラーは、物理的設計、または、差動増幅器のプロセス変動によって生じる可能性がある。回路デバイスのしきい値、デバイス・サイズの不整合、及び、回路デバイスの動作条件が、全て、オフセット・エラーの可能性のある原因である。集積回路製造工程に付随する物理的サイズの変動およびプロセス変動は、オフセット・エラーの原因である。処理エラーは、差動増幅器を含むCMOS演算増幅器におけるオフセット・エラーの主な原因である。
オフセット・エラーを最小限に抑えるために利用されてきた技法には、トランジスタの寸法形状(サイジング)及び物理的な回路要素レイアウトを操作することが含まれる。もう1つの技法には、スィッチト・キャパシタ回路の利用が含まれる。これらの技法は、両方とも、特別な製造処理ステップを必要とする。
本発明の目的は、差動増幅器に関連したオフセット・エラーを低減するための装置及び方法を提供することにある。本発明のもう1つの目的は、線形のオフセット・エラー調整を施し、正または負の補正によってオフセット・エラーを低減する装置及び方法を提供することにある。本発明のもう1つの目的は、頑強で、温度に影響されにくく、製造または実施が簡単なこうした装置及び方法を提供することにある。
本発明には、差動増幅器に関連したオフセット・エラーを低減するための装置及び方法が含まれる。本発明の差動増幅器は、MRAMのセンス増幅器に用いるために適合させることができる。
本発明の第1の実施態様には、オフセット調整可能な差動増幅器が含まれる。オフセット調整可能な差動増幅器には、第1の差動入力を受信する第1の差動トランジスタと、第2の差動入力を受信する第2の差動トランジスタが含まれる。差動増幅器出力には、第1の差動入力と第2の差動入力との差に比例した振幅を有する信号が含まれる。第1の差動トランジスタには、複数の第1のサブ差動トランジスタが含まれる。各第1のサブ差動トランジスタには、調整可能なバック・ゲート・バイアスがかけられる。第1のサブ差動トランジスタのそれぞれの調整可能なバック・ゲート・バイアスに制御回路要素を接続することによって、差動増幅器出力のオフセット・エラーを低減することが可能である。
本発明の他の態様及び利点については、本発明の原理を例示した添付の図面と併せて検討すれば、下記の詳細な説明から明らかになるであろう。
図面に例示されているように、本発明は、差動増幅器に関連したオフセット・エラーを低減するための装置及び方法によって具現化される。この装置及び方法によれば、一般に線形のオフセット・エラー調整が施され、正または負の補正によってオフセット・エラーが低減する。この装置及び方法は、頑強で、一般に、温度に影響されにくい。
図2には、本発明の実施態様の1つによるオフセット低減回路要素を含むオフセット差動増幅器200が示されている。オフセット差動増幅器200には、第1の差動入力(V+)を受信する第1の差動トランジスタ210が含まれている。第2の差動トランジスタ220は、第2の差動入力(V−)を受信する。差動増幅器出力(OUTPUT)には、一般に、第1の差動入力(V+)と第2の差動入力(V−)との差に比例した信号振幅を有する信号が含まれる。
第1の差動トランジスタ210には、複数の第1のサブ差動トランジスタ212、214、216を含めることが可能である。各第1のサブ差動トランジスタ212、214、216には、調整可能なバック・ゲート・バイアスがかかっている。
第1のサブ差動トランジスタ212、214、216のそれぞれの調整可能なバック・ゲート・バイアスに、オフセット調整制御回路要素250を接続して、差動増幅器出力(OUTPUT)のオフセット・エラーを低減することが可能である。
一般に、第1のサブ差動トランジスタ212、214、216のそれぞれは、他の第1のサブ差動トランジスタ212、214、216のそれぞれとは異なる物理的寸法を有する。1実施態様は、第1のサブ差動トランジスタ212、214、216の物理的寸法が漸増する(すなわち、次第に大きくなる)ように構成された第1のサブ差動トランジスタ212、214、216を含む。すなわち、各第1のサブ差動トランジスタ212、214、216は、第1のサブ差動トランジスタ212、214、216の他の1つよりも大きくなるよう所定の比率で物理的にスケーリングが施される。例えば、各第1のサブ差動トランジスタ212、214、216の物理的寸法を、別の第1のサブ差動トランジスタ212、214、216の物理的寸法の約2倍にすることができる。他の例には、各第1のサブ差動トランジスタ212、214、216が、別の第1のサブ差動トランジスタ212、214、216の物理的寸法の約10倍であるものもある。
出力(OUTPUT)は、第1の出力トランジスタ230と第2の出力トランジスタ240の組み合わせにより生成される。前述のように、出力(OUTPUT)には、VO=A(V+ − V−)+VOFFで表わすことが可能な信号が含まれている。第1のサブ差動トランジスタ212、214、216のバック・ゲート・バイアス制御を調整して、VOFFを最小限に抑えることが可能である。バック・ゲート・バイアス制御の調整方法に関する詳細については、後述することにする。
もちろん、図2は、本発明の1実施態様のうちの単なる一例にすぎない。他の同等の実施態様には、NMOS差動入力トランジスタ及びPMOS出力トランジスタを含めることも可能である。他の同等の実施態様には、4つ以上または2つ以下の第1のサブ差動トランジスタを含めることが可能である。
図3には、バック・ゲート・バイアス調整が施されるトランジスタを含む基板300が示されている。基板300には、PMOSトランジスタ310及びNMOSトランジスタ320が含まれており、バック・ゲート制御端子(B)312、322に電圧を印加すると、トランジスタ310、320のそれぞれにバック・ゲート・バイアスがかかるようになっている。バック・ゲート制御端子(B)に印加される電圧にバイアスをかけて、トランジスタ310、320のそれぞれを流れる電流に影響を及ぼすことが可能である。
大部分のトランジスタと同様、トランジスタ310、320のゲート(G)313、323に電圧電位を印加して、トランジスタ310、320のチャネル314、324に電荷を集積し、トランジスタ310、320に電流を流すことが可能である。流れる電流の大きさは、一般に、印加される電圧電位の大きさによって決まる。
トランジスタ310、320のバック・ゲート(B)312、322(またはバルク)に電圧電位を印加して、トランジスタ310、320のチャネル314、324によって集積される電荷にさらなる制御を加え、これによって、トランジスタ310、320によって流される電流にさらなる制御を加えることも可能である。
本発明の各実施態様は、一般に、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタのどちらでも実施できるので、PMOSトランジスタ310及びNMOSトランジスタ320の両方を開示している。一般に、開示した実施態様には、Nウェル・バック・ゲート・バイアス・トランジスタが含まれている。もちろん、同等の実施態様には、Pウェル・バック・ゲート・バイアス・トランジスタを含めることが可能である。
図4には、本発明のもう1つの実施態様によるオフセット調整制御回路要素450を含む差動増幅器400が示されている。この実施態様の第2の差動トランジスタ420には、調整可能なバック・ゲート・バイアスがかかっている。第2の差動トランジスタ420のバック・ゲート・バイアスによって、第1の差動トランジスタ210とは逆方向の出力オフセット調整が施される。
オフセット調整制御回路要素450には、第2の差動トランジスタ420のバック・ゲート・バイアスを調整するための追加回路要素が含まれている。オフセット調整制御回路要素450の詳細については、後述することにする。
図5には、本発明のもう1つの実施態様によるオフセット調整制御回路要素550を含む差動増幅器500が示されている。この実施態様のオフセット調整可能な差動増幅器には、複数の第2のサブ差動トランジスタ522、524を含む、第2の差動トランジスタ520が含まれている。この実施態様に含まれる第2のサブ差動トランジスタは2つだけである。しかし、さらに多くの第2のサブ差動トランジスタを含むことができるのは明白である。各第2のサブ差動トランジスタ522、524には、差動増幅器500のオフセット調整を施すための調整可能なバック・ゲート・バイアスがかかっている。
オフセット制御回路要素550には、差動増幅器出力(OUTPUT)のオフセット・エラーを低減するため、第2のサブ差動トランジスタ522、524のそれぞれに加えられる調整可能なバック・ゲート・バイアスへの接続が含まれている。オフセット調整制御回路要素550の詳細については、後述することにする。
第2のサブ差動トランジスタ522、524のそれぞれは、他の第2のサブ差動トランジスタのそれぞれとは異なる物理的寸法を有することが可能である。第2のサブ差動トランジスタには、物理的寸法が漸増する第2のサブ差動トランジスタが含まれる。例えば、物理的寸法が漸増する第2のサブ差動トランジスタは、それぞれ、それに先行する第2のサブ差動トランジスタの物理的寸法の約2倍とすることが可能である。別の例には、物理的寸法が漸増する第2のサブ差動トランジスタが、それぞれ、それに先行する第2のサブ差動トランジスタの物理的寸法の約10倍のものもある。
図6には、本発明のもう1つの実施態様によるオフセット低減制御回路要素650を含む差動増幅器600が示されている。この実施態様には、バック・ゲート・バイアス制御を含まない第1の差動入力トランジスタ610と、図5の第2の差動入力トランジスタ520と同じ第2の差動入力トランジスタ520が含まれている。
図7には、本発明の実施態様の1つによる差動入力トランジスタ720のサブ差動増幅器トランジスタ722、724、726の物理的寸法が示されている。サブ差動増幅器トランジスタ722、724、726の物理的寸法は、サブ差動増幅器トランジスタ722、724、726の隣に示されている。この物理的寸法は、対応するトランジスタのチャネル幅対チャネル長の比を表わす。例えば、第1のサブ差動増幅器トランジスタ722のチャネル幅対チャネル長の比は、2/10である。第2のサブ差動増幅器トランジスタ724のチャネル幅対チャネル長の比は、2/1である。第3のサブ差動増幅器トランジスタ726のチャネル幅対チャネル長の比は、20/1である。第1のサブ差動増幅器トランジスタ722のオフセット調整感度は、極めて精密であると表わすことが可能である。第2のサブ差動増幅器トランジスタ724のオフセット調整感度は、精密であると表わすことが可能である。第3のサブ差動増幅器トランジスタ726のオフセット調整感度は、粗いと表わすことが可能である。各サブ差動増幅器トランジスタ722、724、726の感度は、サブ差動増幅器トランジスタ722、724、726のチャネル幅とチャネル長の比に比例する。
オフセット低減回路要素750の実施態様の1つには、サブ差動増幅器トランジスタ722、724、726の極めて精密な、精密な、及び、粗いバック・ゲート・バイアス調整が含まれている。
図8には、本発明の実施態様の1つによるオフセット調整コントローラ800が示されている。一般に、オフセット調整コントローラ800は、単一のサブ差動増幅器トランジスタのバック・ゲート・バイアスに接続可能である。すなわち、複数のサブ差動増幅器トランジスタの場合、オフセット調整コントローラ800は、複数のサブ差動増幅器トランジスタのそれぞれのバック・ゲートに接続可能である。
図8のオフセット調整コントローラ800には、サブ差動増幅器トランジスタの1つの分離されたウェル(井戸)のためのバック・ゲート・バイアス電圧を発生するためにプログラム可能な分圧器が含まれている。分圧器は、動作電位(VDD)源と基準電位(GND)源の間に接続されている。
分圧器は、上方のトランジスタ810及び下方のトランジスタ820と、ドレイン・ソース経路抵抗が異なる4つの中間部のトランジスタ830、840、850、860によって形成されている。異なる組合せの中間部のトランジスタ830、840、850、860をオンにすると、VDDとGND間の電圧降下が変化し、その結果、VBGbiasの電圧電位が設定される。分圧器による電圧降下が、対応するサブ差動増幅器トランジスタのバック・ゲートに加えられる。
通常の動作モード中、中間トランジスタ830、840、850、860は、ラッチ872、874、876、878の第1のグループに記憶されている第1の数に応じてオンまたはオフになる。図8の実施態様には、2ものさまざまなレベルによってバック・ゲート・バイアス電圧を制御するオフセット調整コントローラ800が含まれている。制御線S0、S1、S2、S3によって、分圧器内に、中間トランジスタ830、840、850、860のうちのどれが組み込まれるかが決まる。
上方のトランジスタ810は、バック・ゲート・バイアス回路に対する電力の制御に利用可能である。下方のトランジスタ820は、2つ以上のバック・ゲート・バイアス回路から1つの回路を選択するのに利用可能である。バック・ゲート・バイアス回路は、対をなして動作し、共通のグループをなすラッチ回路872、874、876、878を共用することが可能である。第1のバック・ゲート・バイアス回路は、第1の方向におけるオフセットの調整に利用可能であり、第2のバック・ゲート・バイアス回路は、第2の(逆の)方向におけるオフセットの調整に利用可能である。下方のトランジスタ820がオフの場合、VBGbiasの電圧電位は、一般に、VDDの電圧電位に等しい。下方のトランジスタ820がオンの場合、VBGbiasの電圧電位は、一般に、分圧器によって設定される。
図9には、抵抗性交差点メモリ・セル(RMEM)、及び、本発明の1実施態様によるオフセット低減回路要素を含む差動増幅器が示されている。演算増幅器905には、前述の差動増幅器200、400、500を含めることができる。抵抗性交差点メモリ(resistive cross-point memory)・セルには、抵抗性交差点メモリ・セル内に記憶される論理状態によって決まる抵抗が含まれている。出力SENSEは、センス電圧を印加し、結果生じる電流を検知することによって、交差点メモリ・セルRMEMの論理状態を検知することが可能である。
演算増幅器905の第1の入力V+に、センス電圧VAが印加される。結果生じる二次センス電圧VA’が、交差点メモリ・セルRMEMの両端間に発生する。このセンス電圧も、デフォルトでは、RSで表示された交差点アレイ内の他の交差点メモリ・セルの全ての両端間に印加される。
メモリ・セル・アレイ内の単一メモリ・セルの抵抗状態の検知は信頼できない可能性がある。一般に、アレイ内の全てのメモリ・セルが、多くの並列経路を介して互いに結合される。1つの交差点における抵抗は、一般に、列内の他の行のメモリ・セルの抵抗と並列をなす交差点の抵抗に等しい(メモリ・セル・アレイは、交差点抵抗回路網として特徴づけることができる)。検知されるメモリ・セルが、保持されている磁化のために異なる抵抗を有する場合は、わずかな電圧差が生じる場合がある。このわずかな電圧差によって、寄生または「スニーク・パス」電流が生じる場合がある。寄生電流は、一般に、センス電流より大きく、従って、センス電流を不明瞭にする場合がある。従って、寄生電流は、抵抗の検知を妨げる場合がある。
理想的には、センス電圧VAと二次センス電圧VA’は同じである。センス電圧VAと二次センス電圧VA’の差によって、抵抗性メモリ・セル・アレイの選択されていない抵抗性メモリ・セル(非選択抵抗性メモリ・セル)に電流(「スニーク・パス」電流)が流れることになる。RSは、抵抗性メモリ・セル・アレイの非選択メモリ・セルの抵抗を表している。非選択メモリ・セルに電流が流れると、センス電圧VAのため、SENSE出力で検出される電流にエラーが生じ、従って、交差点メモリ・セルRMEMの抵抗状態の検出に誤差が導入されることになる。
演算増幅器905内の差動増幅器のオフセット・エラーによって、センス電圧VA及び二次センス電圧VA’が偏移(偏位)する。本発明を利用して、演算増幅器905内における差動増幅器のオフセット・エラーを低減することが可能である。従って、本発明を利用して、非選択抵抗性メモリ・セルを流れる電流を減少させることによって、抵抗性メモリ・セルの性能を向上させることが可能である。
下記の表には、図9の抵抗性交差点メモリ・セル(RMEM)、及び、オフセット低減回路要素を含む差動増幅器について、図7に示すような極めて精密な、精密な、及び、粗いバック・ゲート・バイアス調整の実際にシミュレートした感度が提示されている。差動増幅器のシミュレーションには、3.3Vの電源電圧VDD、3.2〜3.3Vのバック・ゲート電圧範囲、0.5VのVA値、1メガオームのRMEM値、及び、1キロオームのRS値が含まれる。
Figure 0004031447
この表には、図7のサブ差動増幅器トランジスタ及び図8のオフセット・コントローラによる、図9の抵抗性交差点メモリ・セル及び差動増幅器に関するオフセット調整の範囲及び最小ステップ・サイズが示されている。この実施態様の場合、粗いオフセット制御は、19.6mVの範囲で、最小オフセット制御ステップ・サイズが1.22mVである。この実施態様の場合、精密なオフセット制御は、1.51mVの範囲で、最小オフセット制御ステップ・サイズが95μVである。この実施態様の場合、極めて精密なオフセット制御は、170μVの範囲で、最小オフセット制御ステップ・サイズが1.1μVである。
バック・ゲート・バイアス・コントローラ(例えば、オフセット調整コントローラ800)におけるラッチ(例えば、図8のラッチ872、874、876、878)の状態は、センス増幅器の較正動作中に設定される。一般に、較正中、テスト条件を満たすまで、センス増幅器(差動増幅器)のオフセットは変化される。テスト条件が満たされると、テスト条件を満たすオフセット設定が、バック・ゲート・バイアス・コントローラによって保持される。すなわち、オフセット設定状態が、バック・ゲート・バイアス・コントローラのラッチ(例えば、図8のラッチ872、874、876、878)によって保持される。
テスト条件には、VA/RMEMに等しい目標センス電流が得られるまで、センス増幅器オフセットを調整することを含めることが可能である。目標センス電流が得られると、バック・ゲート・コントローラのラッチの設定が維持される。
最適な較正を決定するのに必要な時間は、いくつかの較正範囲を取り入れることによって最小限に抑えることが可能である。例えば、前述の粗い、精密な、及び、極めて精密な較正範囲を利用して、最適なオフセット調整を決定することが可能である。粗い較正調整を利用すれば、較正範囲を素早く限定することが可能である。精密な及び極めて精密な較正調整を利用すると、最適な較正点を求めることが可能である。検知されるメモリのサイズは、較正中におけるオフセット調整制御の精度によって制限される。従って、頑強で、極めて精密な較正によれば、そのような構成を用いない場合に可能であるメモリ・アレイよりもサイズの大きいメモリ・アレイを適正に検知することが可能になる。
図10には、抵抗性メモリ・セルとして用いることが可能な磁気トンネル接合1000の1実施態様が示されている。磁気トンネル接合1000には、ピン止め層1034、センス層1032、及び、絶縁トンネル障壁1036が含まれている。
ピン止め層1034は、磁化配向が固定されており、対象とする範囲における印加磁界の存在下において回転しない。センス層1032は、2つの方向のいずれかへ配向可能な磁化を有する。センス層1032の第1の磁化配向は、ピン止め層1034の固定された磁化と同じ方向である。センス層1032の第2の磁化配向は、ピン止め層1034の固定された磁化と逆方向である。
磁気トンネル接合1000両端間の抵抗は、ピン止め層1034の磁化配向に対するセンス層1032の磁化配向に従って大きさが変わる。一般に、センス層1032の磁化配向がピン止め層1034と逆方向であれば、磁気トンネル接合1000両端間の抵抗は大きくなる。センス層1032の磁化配向がピン止め層1034と同じ方向であれば、磁気トンネル接合1000両端間の抵抗は小さくなる。
磁化トンネル接合の抵抗状態は、検知された抵抗と所定の抵抗しきい値を比較し、その比較に基づいて磁気トンネル接合の状態を判定することによって求められる。すなわち、検知された抵抗が所定のしきい値未満であれば、磁気トンネル接合の状態は第1の状態である。検知された抵抗が所定のしきい値を超えると、磁気トンネル接合の状態は第2の状態である。
磁気トンネル接合のセンス層と基準層の磁化が同じ方向の場合、磁気トンネル接合の配向は、「平行」であるということができる。磁気トンネル接合のセンス層と基準層の磁化が逆方向の場合、磁気トンネル接合の配向は、「逆平行」であるということができる。平行と逆平行の2つの配向は、抵抗が小さな磁気トンネル接合状態、または、抵抗が大きな磁気トンネル接合状態に対応付けることができる。
絶縁トンネル障壁1036によって、基準層1034とセンス層1032との間に量子力学的トンネル効果を生じさせることが可能になる。トンネル効果は、電子スピンに依存しており、磁気トンネル接合1000の抵抗は、基準層1034とセンス層1032の磁化方向の相対的配向の関数になる。磁界の存在は、基準層1034及びセンス層1032の磁化配向を確立することによって検出することができる。
磁気トンネル接合1000の磁化配向が平行であれば、磁気トンネル接合1000の抵抗は、第1の値(R)になり、磁気トンネル接合1000の磁化配向が逆平行であれば、磁気トンネル接合1000の抵抗は、第2の値(R+デルタ(Δ))になる。
絶縁トンネル障壁1036は、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化タンタル、窒化珪素、窒化アルミニウム、または、酸化マグネシウムから製作することが可能である。センサ層1032は、強磁性材料から製作することが可能である。
図11には、本発明の実施態様の1つによる抵抗性交差点メモリ・セル・アレイ1110が示されている。交差点メモリ・セル・アレイ1110は、交差点メモリ・システムの一部をなすことが可能である。各抵抗性交差点メモリ・セルには、MRAMメモリ・セルを含めることが可能である。一般に、行デコーダ1120及び列デコーダ1130によって、メモリ・セルが選択される。選択されたメモリ・セルの論理状態は、センス増幅器1140によって検知することが可能である。
図12には、本発明の実施態様の1つによる抵抗性交差点メモリ・セル・アレイを含む計算システム1200が示されている。計算システム1200には、中央処理装置1210が含まれている。計算システム1200には、さらに、交差点メモリ・セル・アレイ1230が含まれている。中央処理装置1210は、交差点メモリ・セル・アレイ1230内にデータを記憶し、交差点メモリ・セル・アレイ1230内のデータにアクセスすることが可能である。一般に、行デコーダ1260及び列デコーダ1240によって、検知すべきメモリ・セルが選択される。複数の抵抗性交差点メモリ・セル・センサ1250を、交差点メモリ・セルのそれぞれに電気的に接続することができる。各抵抗性交差点メモリには、MRAMメモリ・セルを含めることが可能である。
図13には、本発明の実施態様の1つによる差動増幅器のオフセット・エラーを低減する方法に含まれるステップが示されている。
第1のステップ1310には、粗い較正調整が含まれる。(前述したように)粗較正状態が較正テスト基準を満たすまで、粗較正レジスタの状態を変化させることが可能である。粗調整は、最初は、センス増幅器の動作に関する一般的な知識に基づいて設定することが可能である。
第2のステップ1320には、精密な較正調整が含まれる。精密較正を実施するためのプロセスは、粗較正を実施するためのプロセスに類似している。しかし、精密較正に対応するサブ差動増幅器トランジスタ(一般に、第2のサブ差動増幅器トランジスタ)のバック・ゲート・バイアスは、精密ステップ制御を利用して、オフセットを制御するため、精密較正コントローラによって変化させられる。精密調整もまた、最初は、センス増幅器の動作に関する一般的な知識に基づいて設定することが可能である。
第3のステップ1330には、極めて精密な較正調整が含まれる。極精密較正を実施するためのプロセスは、精密較正を実施するためのプロセスに類似している。しかし、極精密較正に対応するサブ差動増幅器トランジスタ(一般に、第3のサブ差動増幅器トランジスタ)のバック・ゲート・バイアスは、極精密ステップ制御を利用して、オフセットを制御するため、極精密較正コントローラによって変化させられる。極精密調整もまた、最初は、センス増幅器の動作に関する一般的な知識に基づいて設定することが可能である。
第4のステップ1340には、メモリ・セル・アレイ内のメモリ・セルの行及び列アドレスを選択するステップと、対応する選択メモリ・セルの第1のセンス(検知)動作を実施するステップが含まれる。
第5のステップ1350には、センス動作を完了する前に実施される較正テストが含まれる。センス電流が所定の範囲内の場合、センス動作は成功である。センス電流が所定の範囲内になければ、極精密較正の状態(設定)を変更して、センス動作が繰り返される。
第6のステップ1360には、センス動作を完了するステップと、選択メモリ・セルから検知されたデータを生成するステップが含まれる。検知されたデータは、メモリ・セル・アレイの出力に転送される。次に、新しいアドレスについて、センス動作を繰り返すことが可能になる。粗及び精密較正設定は、一般に、そのままであり、新しいアドレスは、新しいアドレスに対応するメモリ・セルを検知するのに、極精密較正調整だけしか必要としない場合があるという点に留意されたい。
本発明は、オフセット調整可能な差動増幅器を含む。オフセット調整可能な差動増幅器は、第1の差動入力を受ける第1の差動トランジスタ(210)と、第2の差動入力を受ける第2の差動トランジスタ(220)を備える。差動増幅器の出力は、第1の差動入力と第2の差動入力との差に比例した振幅を有する。第1の差動トランジスタ(210)は、複数の第1のサブ差動トランジスタ(212,214,216)を備える。第1のサブ差動トランジスタ(212,214,216)の各々には、調整可能なバック・ゲート・バイアスが印加される。制御回路(250)を、第1のサブ差動トランジスタ(212,214,216)の各々の調整可能なバック・ゲート・バイアスに接続して、差動増幅器の出力のオフセット・エラーを小さくすることができる。
本発明の特定の実施態様について図示し説明したが、本発明は、そのように図示及び説明した部分の特定の形態または構成に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲による制限しか受けない。
オフセットを有する差動増幅器を示す図である。 本発明の実施態様の1つによるオフセット低減回路要素を含む差動増幅器を示す図である。 バック・ゲート・バイアス調整が施されるトランジスタを含む基板を示す図である。 本発明のもう1つの実施態様によるオフセット低減回路要素を含む差動増幅器を示す図である。 本発明のもう1つの実施態様によるオフセット低減回路要素を含む差動増幅器を示す図である。 本発明のもう1つの実施態様によるオフセット低減回路要素を含む差動増幅器を示す図である。 本発明の実施態様の1つによる差動トランジスタのサブ差動増幅器トランジスタの物理的な大きさを示す図である。 本発明の実施態様の1つによるオフセット調整コントローラを示す図である。 抵抗性交差点メモリ・セル、及び、本発明の実施態様の1つによるオフセット低減回路要素を含む差動増幅器を示す図である。 抵抗性交差点メモリ・セルの一例を示す図である。 本発明の実施態様の1つによる抵抗性交差点メモリ・セル・アレイを示す図である。 本発明の実施態様の1つによる抵抗性交差点メモリ・セル・アレイを含む計算システムを示す図である。 本発明の実施態様の1つによる差動増幅器のオフセット・エラー低減方法に含まれるステップを示す図である。
符号の説明
210 第1の差動トランジスタ
212、214、216 第1のサブ差動トランジスタ
220、420、520 第2の差動トランジスタ
250、550 制御回路要素
522、524 第2のサブ差動トランジスタ

Claims (10)

  1. 第1の差動入力を受信する第1の差動回路と、
    第2の差動入力を受信する第2の差動回路と、
    前記第1の差動入力と前記第2の差動入力との差に比例した振幅を有する差動増幅器出力と、
    制御回路要
    を備え、
    前記第1の差動回路、複数の第1のサブ差動トランジスタを有し該第1のサブ差動トランジスタのゲートは前記第1の差動入力を受信し、該第1のサブ差動トランジスタの各々に、調整可能なバック・ゲート・バイアスがかけられ、前記複数の第1のサブ差動トランジスタの各々が異なるオフセット調整感度を提供し、
    前記制御回路要素が、前記第1のサブ差動トランジスタのそれぞれの前記調整可能なバック・ゲート・バイアスに接続されて、前記差動増幅器出力のオフセット・エラーを低減することからなる、オフセット調整可能な差動増幅器。
  2. 前記第1のサブ差動トランジスタ(212、214、216)のそれぞれが、他の第1のサブ差動トランジスタのそれぞれとは異なる物理的寸法を有することからなる、請求項1に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  3. 前記第1のサブ差動トランジスタ(212、214、216)に、物理的寸法が漸増する第1のサブ差動トランジスタが含まれる、請求項2に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  4. 前記物理的寸法が漸増する第1のサブ差動トランジスタのそれぞれが、それに先行する第1のサブ差動トランジスタの物理的寸法の約2倍の寸法を有する、請求項3に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  5. 前記物理的寸法が漸増する第1のサブ差動トランジスタのそれぞれが、それに先行する第1のサブ差動トランジスタの物理的寸法の約10倍の寸法を有する、請求項3に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  6. 前記第2の差動回路に、調整可能なバック・ゲート・バイアスがかけられる、請求項1に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  7. 前記第2の差動回路が、
    複数の第2のサブ差動トランジスタ(522、524)であって、それぞれに、調整可能なバック・ゲート・バイアスがかけられることからなる、複数の第2のサブ差動トランジスタを備え、
    前記制御回路要素(550)が、前記第2のサブ差動トランジスタのそれぞれの前記調整可能なバック・ゲート・バイアスに接続されて、前記差動増幅器出力のオフセット・エラーを低減することからなる、請求項1に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  8. 前記第2のサブ差動トランジスタのそれぞれが、他の第2のサブ差動トランジスタのそれぞれとは異なる物理的寸法を有する、請求項7に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  9. 前記第2のサブ差動トランジスタに、物理的寸法が漸増する第2のサブ差動トランジスタが含まれる、請求項8に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
  10. 前記物理的寸法が漸増する第2のサブ差動トランジスタのそれぞれが、それに先行する第2のサブ差動トランジスタの物理的寸法の約2倍の寸法を有する、請求項9に記載のオフセット調整可能な差動増幅器。
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